JP2000072285A - 検出装置及び画像形成装置 - Google Patents

検出装置及び画像形成装置

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JP2000072285A
JP2000072285A JP10244565A JP24456598A JP2000072285A JP 2000072285 A JP2000072285 A JP 2000072285A JP 10244565 A JP10244565 A JP 10244565A JP 24456598 A JP24456598 A JP 24456598A JP 2000072285 A JP2000072285 A JP 2000072285A
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Japan
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light
sheet
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light emitting
detected
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JP10244565A
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English (en)
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Kiyobumi Nakane
清文 中根
Takeshi Setoriyama
武 世取山
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 反射型フォトセンサによって被検出部材を検
出する構成において、反射部材とフォトセンサとの位置
関係、位置精度を厳密にしなくても被検出部材を確実に
検出することが可能な検出装置及びこれを備えた画像形
成装置を提供する。 【解決手段】 発光部材からの光を反射部材17で反射
し、該反射光を受光部材で受光することにより被検出部
材の有無を検出する検出装置において、発光部材と受光
部材とを有するフォトセンサ18と、被検出部材の状態に
より位置を変化可能な反射部材17と、前記フォトセンサ
18と反射部材17との間に少なくとも1つの遮光部材19を
設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は反射型フォトセンサ
によって被検出部材を検出する検出装置及びこれを備え
てシートを検出可能な画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機やプリンタ等の画像形成装置は搬
送するシートの位置を検出装置で検出し、シートの搬送
タイミングや画像形成タイミング等を行っている。この
ようなシート検出装置としては、発光部材と受光部材と
を有する反射型フォトセンサを用いたものが多い。
【0003】図4にシート検出装置の一例として、シー
トに形成した画像を定着する定着装置の位置をシートが
通過したか否かを検出する構成を示す。図4において、
シートSは定着ローラ50と加圧ローラ51のニップ部を通
過する際に熱及び圧力が印加されてシートに転写された
トナー像が定着し、その後図示しない排出ローラによっ
て装置外へ排出される。このとき、シート検出装置によ
ってシートが定着装置を通過したことを検出するように
している。
【0004】そのために、シート搬送経路に突出したレ
バー52を回転可能に設けると共に、該レバー52と一体的
に回転するセンサフラグ53を設け、このセンサフラグ53
に反射部材が設けてあり、レバー52の回転に伴って反射
部材が反射型フォトセンサ54の発光領域外と発光領域内
とを移動するように構成している。
【0005】そして、シートSがレバー52を回転させな
いときは(シートがレバー52の位置にないとき)は反射
部材がフォトセンサ54の発光領域外にあり、シート先端
がレバー52を回転させると反射部材がフォトセンサ54の
発光領域内に移動し、フォトセンサの発光部材からの光
を反射部材が反射し、受光部材で受光することによって
シートの有無を検出するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記シート検出構成に
あっては、反射部材をフォトセンサ54の発光領域内にお
いて、シートSを検出する位置と、検出しない位置の二
つの位置をもたせることは困難である。また、反射型フ
ォトセンサを使用するに当たり、反射部材を検出するた
めには、反射部材の反射率が高い方が有利である。しか
し、逆に両者の位置精度によっては反射率が高いと、僅
かな光を受けても反射してしまうため、検出してはなら
ないときにシート有りと検出してしまう誤検出が発生す
る可能性があり、そのために反射部材の反射率を上げる
ことは難しかった。
【0007】そこで、例えば定着装置に配設される定着
ローラと加圧ローラに挟持搬送されるシートの有無を検
出する場合、画像形成装置側に設けられる反射型フォト
センサ54に対し、定着装置側のセンサフラグ53が有する
反射部材は、前記フォトセンサ54に対して検出されると
きにはフォトセンサ54の発光領域内に確実に進入し、検
出されないときには確実にフォトセンサ54の発光領域外
に待避させる必要があった。そのために正確なシート検
出を行なうには前記フォトセンサ54とセンサフラグ53の
反射部材とが正確な位置関係、高い位置精度を保つ必要
があり、部材位置に多くの制約があった。また、前記フ
ォトセンサ54の感度のばらつき、又は位置関係のばらつ
きによりフォトセンサ54の出力信号が乱れ、本体装置が
誤動作を起こすおそれもあった。
【0008】本発明は上記課題を解決するものであり、
その目的は、反射型フォトセンサによって被検出部材を
検出する構成において、反射部材とフォトセンサとの位
置関係、位置精度を厳密にしなくても被検出部材を確実
に検出することが可能な検出装置及びこれを備えた画像
形成装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る代表的な構成は、発光部材からの光を反
射部材で反射し、該反射光を受光部材で受光することに
より被検出部材の有無を検出する検出装置において、発
光部材と受光部材とを有するフォトセンサと、被検出部
材の状態により位置を変化可能な反射部材と、前記フォ
トセンサと反射部材との間に少なくとも1つの遮光部材
を設けたことを特徴とする。
【0010】上記構成にあっては、フォトセンサと反射
部材との間に遮光部材を配置することにより、反射部材
をフォトセンサの検出範囲外に退避させなくてもフォト
センサの光を反射部材で反射させないようにすることが
可能となり、フォトセンサと反射部材との位置関係にマ
ージンを増やすことができ、部品精度のばらつきによる
出力の乱れを防止することができる。このため組立を容
易にして安価に検出装置を提供することができ、またこ
れを画像形成装置のシート検出に用いることにより、シ
ートの誤検出を確実に防止し得る低コストの画像形成装
置を提供することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に本発明の一実施形態に係る検
出装置及びこれを備えた画像形成装置について図面を参
照して説明する。
【0012】〔第1実施形態〕第1実施形態として反射
型フォトセンサをシート検出装置として備えた画像形成
装置の図1及び図2に示す。尚、図1はシート検出装置
の構成説明図であり、図2は画像形成装置の全体模式説
明図である。
【0013】まず、図2を参照して画像形成装置Aの全
体構成について概略説明する。本実施形態で例示する画
像形成装置はレーザービームプリンタであり、カセット
1に収納したシートSを給送ローラ2、分離ローラ対3
で一枚ずつ分離給送すると共に、搬送ローラ対4で搬送
パス5に沿って搬送し、レジストローラ対6で斜行を矯
正して画像形成動作と同期するようにして画像形成手段
7へと搬送する。尚、画像形成手段7は電子写真方式に
よって画像形成するものであり、レーザースキャナ8で
画像情報に応じた光照射をすることによって感光体ドラ
ム9に露光を行い、その露光に応じてトナー現像したト
ナー像を転写ローラ10に転写バイアスを印加して搬送さ
れるシートSに転写するものである。
【0014】そして、トナー像が転写されたシートSを
定着手段11へ搬送し、前記トナー像を定着した後に排出
ローラ12によって装置上部の排出部13へ排出するもので
ある。
【0015】前記画像形成装置にあっては、レジストロ
ーラ対6の上流側及び定着手段11の下流側等にシート検
出装置Bが設けてあり、シートSが前記検出装置Bの位
置を通過したか否かを検出し、シート搬送タイミングと
画像形成タイミングとの同期をとるようにしてある。
【0016】ここで、前記検出装置Bの構成について、
定着手段11の下流側に設けた検出装置の例で説明する。
【0017】図1に示すように、定着手段11は定着ロー
ラ11aと加圧ローラ11bとからなり、それぞれのローラ
11a,11bは中空のアルミ芯金の周囲にシリコンゴムを
形成し、その表面に離型層を形成したものであり、内部
にハロゲンヒータ11cを設けたものである。尚、加圧ロ
ーラ11bは加圧部材11dによって定着ローラ11aへ圧接
され、ニップを形成し、該ニップ部をシートSが通過す
る際に熱及び圧力が印加されてシートSに転写されたト
ナー像が定着するものである。
【0018】そして、前記ニップ部の下流側には軸14を
中心に回動可能なフラグレバー15がシート搬送経路に突
出しており、前記ニップ部を通過したシート先端が前記
フラグレバー15を押し上げることによって回転可能とな
っている。このフラグレバー15にはセンサフラグ16が一
体化されており、レバー15と一体的に回転するようにな
っている。そして、センサフラグ16の端部には反射部材
17が一体的に取り付けられており、この反射部材17の移
動領域に反射型フォトセンサ18が位置するように設けら
れている。
【0019】前記フォトセンサ18は図示しない発光部材
と受光部材とからなり、発光部材からの光が前記反射部
材17によって反射して受光部材で検出されることによっ
てシートSを検出する。そして、前記反射部材17と装置
本体に配設された前記フォトセンサ18との間には、図1
(a) に示すように、遮光部材19が設けられている。この
遮光部材19はフォトセンサ18の端部から図1(a) の矢印
a方向に対して3mm、矢印b方向へは0mmの位置に端部
が位置するように配設されている。そして、本実施形態
に係るフォトセンサ18の検出可能領域は、発光部材の発
光面から5mm〜10mmである。従って、前記遮光部材19が
配設された位置(フォトセンサ18の端部から3mm)はフ
ォトセンサ18の検出可能領域外であるため、発光領域G
に遮光部材19をおいてもこれを検出することはない。
【0020】更に、反射部材17は定着手段11をシートS
が搬送されていないときは装置本体に配設されたフォト
センサ18に対し、該センサ18の発光領域G内であって遮
光部材19の背部に入る領域に位置するように設けられて
いる。このため、シートSが定着手段11を通過した位置
にないときは、反射部材17がフォトセンサ18の発光領域
G内にあったとしても、発光部材からの光は遮光部材19
によって遮光され、反射部材17で反射しないためにフォ
トセンサ18は「シート無し」を検出する。
【0021】一方、シートが定着手段11を通過すると、
シート先端がフラグレバー15を押し上げるためにセンサ
フラグ16が図1(b) の矢印c方向へ回転する。これによ
り、反射部材17は遮光部材19の背部から出てフォトセン
サ18の発光部材と対向するようになる(図1(a) の破線
に示す状態)。このため、発光部材からの光は反射部材
17で反射して受光部材で受光され、「シート有り」を検
出する。
【0022】前述のように、装置本体に配設されるフォ
トセンサ18と定着手段11に配設される反射部材17との間
に遮光部材19を設けることにより、フォトセンサ18の発
光領域Gの内外を問わず定着手段11を通過する被検出部
材であるシートSを確実に検出することができ、且つフ
ォトセンサ18と反射部材17との位置を自由に関係付ける
ことができて両者の位置関係の自由度を増すことができ
る。よって、部品精度のばらつきがあったとしても、ま
た組付精度にばらつきがあったとしてもシートSを確実
に検出することができるため、コストダウンを図りつつ
精度の高い画像形成装置Aを提供することができる。
【0023】〔第2実施形態〕前述した第1実施形態で
は遮光部材19を反射部材17の移動方向と平行な面になる
ように設けた例を示したが、図3に示すように、遮光部
材19を反射部材17の移動方向と垂直な面になるように構
成してよい。尚、図3に示す遮光部材19の配設位置は、
フォトセンサ18の端部から図3(a) の矢印a方向に対し
て3mm、矢印b方向へは0mmの位置に端部が位置するよ
うに構成されている。このように構成しても、反射部材
17は定着手段11をシートSが搬送されていないときは装
置本体に配設されたフォトセンサ18に対し、該センサ18
の発光領域G内であるが、遮光部材19によって光が遮ら
れる領域に位置するように設けることにより、前述した
第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0024】〔他の実施形態〕前述した実施形態では遮
光部材19を一個設けた例を示したが、前記遮光部材19は
複数個設けるようにしてもよい。
【0025】また、前述した実施形態では検出装置Bに
よって定着手段11を通過したシートSを検出する例を示
したが、この検出装置Bはレジストローラ対6の上流側
所定位置を通過するシートSを検出するための検出装
置、或いは搬送部のジャム検出する検出装置、更には排
出部の排出検出装置等としても用いることができること
は当然である。
【0026】更に、前述したシート検出装置を備えた画
像形成装置も電子写真方式のレーザープリンタに限定す
る必要はなく、インクジェット記録方式や熱転写記録方
式のプリンタ、或いは複写機やファクシミリ装置等にも
用いることができる。
【0027】更に、シート検出以外にも反射型フォトセ
ンサによって被検出部材を検出する場合にも好適に用い
ることが可能である。
【0028】
【発明の効果】本発明は前述のように構成したために、
フォトセンサと反射部材との間に遮光部材を配置するこ
とにより、反射部材をフォトセンサの検出範囲外に退避
させなくてもフォトセンサの光を反射部材で反射させな
いようにすることが可能となり、フォトセンサと反射部
材との位置関係にマージンを増やすことができ、部品精
度のばらつきによる出力の乱れを防止することができ
る。このため組立を容易にして安価に検出装置を提供す
ることができ、またこれを画像形成装置のシート検出に
用いることにより、シートの誤検出を確実に防止し得る
低コストの画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シート検出装置の構成説明図である。
【図2】画像形成装置の全体模式説明図である。
【図3】シート検出装置の他例の構成説明図である。
【図4】従来の反射型フォトセンサを用いたシート検出
構成の説明図である。
【符号の説明】
A …画像形成装置 B …検出装置 G …発光領域 S …シート 1 …カセット 2 …給送ローラ 3 …分離ローラ対 4 …搬送ローラ対 5 …搬送パス 6 …レジストローラ対 7 …画像形成手段 8 …レーザースキャナ 9 …感光体ドラム 10 …転写ローラ 11 …定着手段 11a …定着ローラ 11b …加圧ローラ 11c …ハロゲンヒータ 11d …加圧部材 12 …排出ローラ 13 …排出部 14 …軸 15 …フラグレバー 16 …センサフラグ 17 …反射部材 18 …フォトセンサ 19 …遮光部材
フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA12 BB24 CC02 DD03 FF02 FF44 JJ15 2H072 AA16 AA22 3F048 AA02 AA05 BA05 BB09 CC01 DA06 DB15 DB17 DC14

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光部材からの光を反射部材で反射し、
    該反射光を受光部材で受光することにより被検出部材の
    有無を検出する検出装置において、 発光部材と受光部材とを有するフォトセンサと、 被検出部材の状態により位置を変化可能な反射部材と、 前記フォトセンサと反射部材との間に少なくとも1つの
    遮光部材を設けたことを特徴とする検出装置。
  2. 【請求項2】 前記遮光部材は前記フォトセンサの検出
    可能領域外に設けられていることを特徴とする請求項1
    記載の検出装置。
  3. 【請求項3】 シートを搬送して画像を形成する画像形
    成装置において、 シートが所定位置を通過したときに反射部材の位置を変
    化させ、該反射部材からの反射光を検出してシートの有
    無を検出する検出装置として、請求項1又は請求項2記
    載の検出装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP10244565A 1998-08-31 1998-08-31 検出装置及び画像形成装置 Pending JP2000072285A (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5040277U (ja) * 1973-08-08 1975-04-24
JPS5539908U (ja) * 1978-09-04 1980-03-14
JPH04116048A (ja) * 1990-09-03 1992-04-16 Canon Inc シート材検知装置
JPH07209079A (ja) * 1994-01-10 1995-08-11 Omron Corp 光学装置

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Date Code Title Description
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Effective date: 20031216