JP2000070228A - 非接触式眼圧計 - Google Patents

非接触式眼圧計

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JP2000070228A
JP2000070228A JP10241491A JP24149198A JP2000070228A JP 2000070228 A JP2000070228 A JP 2000070228A JP 10241491 A JP10241491 A JP 10241491A JP 24149198 A JP24149198 A JP 24149198A JP 2000070228 A JP2000070228 A JP 2000070228A
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pressure
intraocular pressure
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solenoid
cornea
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Tetsuyuki Miwa
三輪哲之
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Nidek Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 測定に必要とする流体の吐出圧力を最適に
し、被検眼への負担をより少なくして測定を行う。 【解決手段】 被検眼に向けて流体を噴出する流体噴出
手段と、噴出された流体による角膜の変形状態を検出す
る変形検出手段と、前記変形検出手段による角膜変形の
検出に基づいて眼圧値を得る眼圧演算手段と、該眼圧演
算手段により得られる眼圧値を補正する眼圧補正手段
と、該眼圧補正手段によって眼圧値を補正するための補
正情報を入力する入力手段と、入力された補正情報に基
づいて前記流体噴出手段により噴出される流体の最大圧
力を変化させる圧力可変手段と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検眼に向けて圧
縮流体を吹き付け、被検眼角膜の変形状態を検出するこ
とに基づいて眼圧を測定する非接触式眼圧計に関する。
【0002】
【従来技術】この種の非接触式眼圧計としては、流体噴
出機構からの圧縮空気を被検眼角膜に吹き付け、角膜が
圧平された時の検出時間もしくは角膜が圧平されたとき
の空気の吐出圧を直接又は間接に得て、これを眼圧値P
eに換算するようにしたものが知られている。眼圧値Pe
は角膜圧平の検出時間や吐出圧の関数として得る換算式
により求めるようになっている。
【0003】このようにして眼圧換算式により得られる
眼圧値Peは、装置毎の個体差を考慮していない値であ
るので、さらに個々の装置では眼圧値Peを補正する。
その補正は、例えば、下記の式により行う。
【0004】PE=Pe*A+B A,Bは圧平型接触式眼圧計による臨床結果、もしくは
既知の眼圧値を持つ人工模型眼との相関によって決定さ
れる補正定数であり、装置毎に設定されている。
【0005】ところで、流体噴出機構により角膜に向け
て吹き付ける空気の最大吐出圧P(U)は眼圧の測定レン
ジを満たす必要があるが、従来装置においては、上記式
の補正定数AとBの設定範囲を考慮して測定可能な最大
吐出圧P(U)を固定値として発生するようにしていた。
【0006】すなわち、例えば、上記式により設定され
た補正定数下で測定したい測定レンジの上限の眼圧値を
30mmHgとしたときに、A=0.8〜1.2、B=
−3〜+3の範囲で定数の設定が行えるとすると、眼圧
値Pe換算での必要な最大吐出圧Pemは、変更して設定
され得る定数の下限を考慮し、下限の定数であるA=
0.8、B=−3のとき、Pem=41.25(mmH
g)となる。この最大吐出圧Pemが固定値として得られ
るように流体噴出機構を動作させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
定められた最大吐出圧Pemは、設定され得る最下限の補
正定数により決めているので、補正の必要がない場合や
補正の幅の最も上限では、余分な吐出圧の空気が測定時
に吹付けられることになり、必ずしも最適な空気を被検
眼に吹き付けるとは限らなかった。
【0008】本発明は、上記従来技術に鑑み、測定に必
要とする流体の吐出圧力を最適にし、被検眼への負担を
より少なくして測定が行える非接触式眼圧計を提供する
ことを技術課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とす
る。
【0010】(1) 被検眼角膜を変形させるために被
検眼に向けて流体を噴出する流体噴出手段と、噴出され
た流体による角膜の変形状態を検出する変形検出手段を
備え、被検眼の眼圧を測定する非接触式眼圧計におい
て、前記変形検出手段による角膜変形の検出に基づいて
眼圧値を得る眼圧演算手段と、該眼圧演算手段により得
られる眼圧値を補正する眼圧補正手段と、該眼圧補正手
段によって眼圧値を補正するための補正情報を入力する
入力手段と、入力された補正情報に基づいて前記流体噴
出手段により噴出される流体の最大圧力を変化させる圧
力可変手段と、を備えることを特徴とする。
【0011】(2) (1)の非接触式眼圧計におい
て、前記流体噴出手段はシリンダ内の流体を圧縮するピ
ストンと該ピストンを駆動するソレノイドを備え、前記
圧力可変手段は前記ソレノイドの駆動時間又は駆動速度
の少なくとも一方を変化させることを特徴とする。
【0012】(3) (2)の非接触式眼圧計におい
て、前記ソレノイドの駆動時間の変化とは、ソレノイド
へ印加エネルギを供給するコンデンサの充電時間、ソレ
ノイドへの印加エネルギの供給時間又はその通電時間を
変化させることを特徴とする。
【0013】(4) (2)の非接触式眼圧計におい
て、前記ソレノイドの駆動速度の変化とは、ソレノイド
へ印加エネルギを供給するコンデンサへの静電容量、又
はソレノイド3への印加エネルギの量を変化させること
を特徴とする。
【0014】(5) (1)の非接触式眼圧計におい
て、さらに前記流体噴出手段による流体の圧力を検出す
る圧力検出手段を備え、前記眼圧演算手段は前記変形検
出手段により角膜が所定の状態になったことが検出され
たときの前記圧力検出手段による検出圧力から眼圧値を
得ることを特徴とする。
【0015】(6) (1)の非接触式眼圧計におい
て、前記眼圧補正手段は前記眼圧演算手段によって得ら
れる眼圧値Peから、PE=Pe*A+Bの補正式によっ
て補正された眼圧値PEを求める手段であり、前記入力
手段は前記補正式のA、Bを補正定数として入力する手
段であることを特徴とする。
【0016】(7) (6)の非接触式眼圧計におい
て、前記入力手段により入力する補正定数A、Bは、圧
平型接触式眼圧計による臨床結果の値、又は既知の眼圧
値を持つ人工模型眼の値との相関を取るようにして決定
されることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明に係る非接触式眼圧
計の流体噴出機構の概略図、角膜の変形状態を検出する
検出光学系の概略図及び制御系の要部を示した図であ
る。
【0018】<流体噴出機構>図1において、流体圧
(吐出圧)はシリンダ1内の空気をソレノイド3により
駆動されるピストン2で押圧することにより、空気圧縮
室11で圧縮されて発生する。圧縮された空気はノズル
6を通り、被検眼Eの角膜に向けて噴出される。7は透
明なガラス板で、ノズル6を保持するとともに、観察光
やアライメント光を透過させる。また、ガラス板7は空
気圧縮室11の側壁となっている。9はノズル6の背面
に設けられた透明なガラス板で、空気圧縮室11の後壁
を構成するとともに、観察光やアライメント光を透過さ
せる。ガラス板9の背後には、観察・アライメントのた
めの光学系8が配置される。12は空気圧縮室11の圧
力を検出する圧力センサである。13はエア抜き穴であ
り、エア抜き穴13によりピストン2に初速が付くまで
の間の抵抗が減少され、圧力の立ち上がり時において時
間にほぼ比例的な圧力変化を得ることができる。
【0019】<角膜変形検出光学系>50は角膜Eの変
形状態検出用の光源で、近赤外光を発する。コリメータ
レンズ51を通り、略平行光束になった検出光は角膜E
に向けて照射される。角膜Eで反射された光は受光レン
ズ52で集光されてピンホール板55を通過後、光検出
器56に入射する。光検出器56は、角膜Eが所定の状
態(偏平状態)に変形したときに最大光量が得られる位
置に配置されている。
【0020】<制御系>図1において、20は装置全体
を制御する制御回路であり、圧力センサ12からの出力
信号は圧力検出処理回路21を介して制御回路20に入
力され、また、光検出器56からの出力信号は信号検出
処理回路22を介して制御回路20に入力される。制御
回路20は入力される各出力信号に基づき、所定の演算
処理を行って眼圧値を求める(後述する)。
【0021】24はソレノイド3を駆動させる駆動回路
であり、ソレノイド3を駆動するための印加エネルギを
供給するコンデンサを備える。27はスイッチ部であ
り、眼圧の測定レンジ(30mmHg,60mmHg)
を切換えるスイッチや、眼圧値補正用の定数の値(後述
する)を入力するスイッチを持つ。25はメモリであ
り、圧力センサ12で検出される経時的な圧力変化のデ
ータ、スイッチ部27により設定入力される眼圧値補正
用の定数の値、等を記憶する。26は観察用モニタ36
の表示回路であり、表示回路26を介してモニタ36に
表示する種々の情報が制御回路20の制御により表示さ
れる。モニタ36には、観察・アライメント用の光学系
8を構成するテレビカメラにより撮像される被検眼の前
眼部像が表示される。28は測定開始スイッチである。
【0022】以上のような構成の装置において、本発明
に係る動作を説明する。まず、測定動作について簡単に
説明する。検者はモニタ36に表示される被検眼の前眼
部像及びアライメント輝点を観察し、装置と被検眼を所
定の位置関係にアライメントする。アライメント完了
後、検者が測定開始スイッチ28を押すと(又は制御回
路20が観察・アライメント光学系8からの検出信号に
基づき測定開始信号を自動的に発し)、制御回路20は
駆動回路24を介してソレノイド3を駆動する。ピスト
ン2はシリンダ1内の空気を圧縮し、ノズル6から圧縮
された空気を被検眼角膜Eに吹きつける。圧縮空気の吹
きつけにより角膜Eは徐々に変形し、検出光源50によ
る角膜反射光は角膜Eが扁平状態に達したとき、光検出
器56に最大光量が入射される。圧力センサ12、光検
出器56からの出力信号は、各々検出処理回路21、2
2で処理されて制御回路20に入力される。
【0023】制御回路20は入力される各出力信号に基
づき、角膜Eが偏平されたときの流体噴出機構による空
気の吐出圧Pを得て(この圧力Pは直接的に得ても良い
し、又は時間を測定することによって間接的に求める事
もできる)、眼圧値Peを、 Pe=f(P) ……(式1) の吐出圧Pの関数として表される換算式により求める。
ここで得られる眼圧値は、装置個々の個体差を考慮せず
に求められる値であるので、制御回路20はさらに下記
の補正式により補正した眼圧値PEを求める。 PE=Pe*A+B ……(式2)
【0024】式2において、A,Bは眼圧値を補正する
目的で設定される補正定数であり、A=0.8〜1.
2、B=−3〜+3の範囲で定数の設定が行えるように
なっている。初期状態ではA=1.0,B=0に設定さ
れている。このようにして得られる眼圧の測定結果が、
圧平型接触式眼圧計による臨床結果(もしくは既知の眼
圧値を持つ人工模型眼による測定結果が、その人工模型
眼の値)に対して相関が悪いときは、補正定数A,Bを
変更することにより、装置個々の個体差を取り除いた測
定結果が得られるように補正する。
【0025】式2における補正定数A,Bを変更設定す
るときは、次のようにする。スイッチ部27が持つスイ
ッチにより、補正定数A,Bの変更用の画面をモニタ3
6上に呼び出し、補正定数A,Bをそれぞれ所望する値
に変更設定する。これらの値は、測定結果と圧平型接触
式眼圧計による多数の臨床結果の値、又は既知の複数の
眼圧値を持つ人工模型眼の値との相関が取れるように変
更する。補正定数A,Bの変更用の画面を閉じると、メ
モリ25に記憶されている眼圧値補正用の定数の値が書
き換えられる。
【0026】上記式2の補正定数が変更されると、制御
回路20はノズル6から噴出する圧縮流体の吐出圧を変
更された補正定数A、Bに応じて変化させるように、ソ
レノイド3の駆動を制御する。
【0027】このときの流体噴出機構による吐出圧の制
御について説明する。ここでは眼圧の測定レンジが30
mmHgに設定されているものとし、前述のようにA=
0.8〜1.2、B=−3〜+3の範囲で定数の設定が
行えるとする。このとき設定される各定数において測定
に必要な最大吐出圧Pem(式1による眼圧値Pe換算で
の値)を求めると、その関係は図2に例示するようにな
る。ここでの最大吐出圧Pemは補正定数A=1.0、B
=0を基準にしたものであり、補正定数がA=1.2、
B=+3に設定された場合には、30mmHg相当の吐
出圧の空気を吹付けるためには、式1による眼圧値換算
でPem=22.5mmHgの吐出圧があれば足りる。一
方、補正定数がA=0.8、B=−3に設定された場合
には、Pem=41.25mmHgの吐出圧が必要とな
る。
【0028】このような関係から、制御回路20はA=
1.0、B=0のときを基準にして、各定数の設定に応
じて変化するPemの値に基づいて、流体噴出機構による
最大吐出圧を制御する。この制御は、以下に示す2つの
方法で行うことができる。第1の方法は、ソレノイド3
を駆動する駆動時間を基準にして制御する方法であり、
図3はこの方法による圧力変化の制御状態を模式的に示
したものである。ソレノイド3の駆動時間を制御する方
法としては、駆動回路24を構成して印加エネルギを供
給するコンデンサの充電時間や、ソレノイド3への印加
電圧の供給時間又は通電時間をスイッチ制御する等があ
る。制御回路20は、A=1.0、B=0のときのPem
=30mmHgにおけるソレノイド3の駆動時間を基準
にして、補正定数の設定により変化する最大吐出圧Pem
を得るために必要な駆動時間を算出し、この時間に基づ
いてソレノイド3の駆動を制御する。すなわち、図3に
示すように、Pem=30mmHgにおけるソレノイド3
の駆動時間t0を、t1やt2のように変化させること
により、その圧力曲線Pt0がPt1、Pt2のように変化し
て最大吐出圧を変化させることができる。これにより、
補正定数の設定を変更した場合でも、常に補正後の30
mmHgの測定レンジをカバーしつつ、余分な空気の吹
き付けを抑えた最適な最大吐出圧での測定が行える。こ
のように時間を基準にして制御を行う場合には、細かな
時間の設定が可能となり、最大圧力の制御も細かく行う
ことができる。
【0029】第2の方法は、ソレノイド3の駆動速度を
制御する方法であり、図4はこの方法による圧力変化の
制御状態を模式的に示したものである。ソレノイド3の
駆動速度の制御としては、駆動回路24を構成するコン
デンサへの静電容量を変化させたり、ソレノイド3への
印加エネルギ(通電電流又は印加電圧)の量を制御する
等がある。例えば、制御回路20は、A=1.0、B=
0のときのPem=30mmHgにおけるソレノイド3へ
の印加エネルギを基準にして、補正定数の設定により変
化するPemの値を得るために必要な印加エネルギを算出
し、ソレノイド3へ供給する印加エネルギを変化させ
る。図4に示すように、Pem=30mmHgが得られる
圧力曲線P0の印加エネルギに対して、その印加エネル
ギを変化させることにより圧力曲線をP1やP2のよう
に変化させ、最大吐出圧も変化させることができるの
で、余分な空気の吹き付けを抑えた測定が行える。な
お、この方法の制御の場合は、先の時間制御の場合と比
べ細かな制御は行いにくいが、圧力の立ち上がりが供給
するエネルギ量によって異なるため、最大吐出圧のみな
らず全体的な圧力の低減効果を得ることができる。
【0030】以上のように最大吐出圧の制御については
2つの方法を説明したが、この2つの方法を組み合わせ
るとより吐出圧の理想的な制御を行うことができる。例
えば、本形態の装置では高眼圧の被検眼を測定できるよ
うに測定レンジを30mmHgから60mmHgに切換
えることができるようになっているが、60mmHgの
測定レンジの設定で第1の方法であるソレノイド3の駆
動時間を制御する方法により必要な圧力を得るようにす
ると、とくに高眼圧を測定する場合、測定に要する時間
(角膜が偏平されるまでに要する時間)が長くなりす
ぎ、瞬き、微動の影響を受けやすくなり測定の信頼性を
欠く。また、長時間ソレノイドを動かすため、充分なシ
リンダ容積が必要となり駆動時間による細かな圧力制御
が難しくなる。このような場合は、より短時間で高い圧
力が得られる上記第2の方法を採用する。
【0031】一方、30mmHgの測定レンジの設定で
は低眼圧を測定するため、測定に要する時間が短く、最
大圧力もより少なくてすむため、第1の方法を採用す
る。
【0032】こうすることにより、眼圧に応じて被検眼
への負担を軽減した測定を行うことができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
測定に必要とする流体の吐出圧力を最適にし、余分な流
体の吹き付けを抑えることができる。このため被検眼へ
の負担をより少なくした測定が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】非接触眼圧計の流体噴出機構、角膜変形検出光
学系の概略図及び制御系の要部構成図である。
【図2】補正定数と最大吐出圧の関係を例示した図であ
る。
【図3】最大吐出圧の制御をソレノイドの駆動時間で行
ったときの圧力変化の状態を模式的に示した図である。
【図4】最大吐出圧の制御をソレノイドへの印加エネル
ギで行ったときの圧力変化の状態を模式的に示した図で
ある。
【符号の説明】
1 シリンダ 2 ピストン 3 ソレノイド 20 制御回路 24 駆動回路 25 メモリ 27 スイッチ部 50 光源 51 コリメータレンズ 52 受光レンズ 55 ピンホール板 56 光検出器

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検眼角膜を変形させるために被検眼に
    向けて流体を噴出する流体噴出手段と、噴出された流体
    による角膜の変形状態を検出する変形検出手段を備え、
    被検眼の眼圧を測定する非接触式眼圧計において、前記
    変形検出手段による角膜変形の検出に基づいて眼圧値を
    得る眼圧演算手段と、該眼圧演算手段により得られる眼
    圧値を補正する眼圧補正手段と、該眼圧補正手段によっ
    て眼圧値を補正するための補正情報を入力する入力手段
    と、入力された補正情報に基づいて前記流体噴出手段に
    より噴出される流体の最大圧力を変化させる圧力可変手
    段と、を備えることを特徴とする非接触式眼圧計。
  2. 【請求項2】 請求項1の非接触式眼圧計において、前
    記流体噴出手段はシリンダ内の流体を圧縮するピストン
    と該ピストンを駆動するソレノイドを備え、前記圧力可
    変手段は前記ソレノイドの駆動時間又は駆動速度の少な
    くとも一方を変化させることを特徴とする非接触式眼圧
    計。
  3. 【請求項3】 請求項2の非接触式眼圧計において、前
    記ソレノイドの駆動時間の変化とは、ソレノイドへ印加
    エネルギを供給するコンデンサの充電時間、ソレノイド
    への印加エネルギの供給時間又はその通電時間を変化さ
    せることを特徴とする非接触式眼圧計。
  4. 【請求項4】 請求項2の非接触式眼圧計において、前
    記ソレノイドの駆動速度の変化とは、ソレノイドへ印加
    エネルギを供給するコンデンサへの静電容量、又はソレ
    ノイド3への印加エネルギの量を変化させることを特徴
    とする非接触式眼圧計。
  5. 【請求項5】 請求項1の非接触式眼圧計において、さ
    らに前記流体噴出手段による流体の圧力を検出する圧力
    検出手段を備え、前記眼圧演算手段は前記変形検出手段
    により角膜が所定の状態になったことが検出されたとき
    の前記圧力検出手段による検出圧力から眼圧値を得るこ
    とを特徴とする非接触式眼圧計。
  6. 【請求項6】 請求項1の非接触式眼圧計において、前
    記眼圧補正手段は前記眼圧演算手段によって得られる眼
    圧値Peから、PE=Pe*A+Bの補正式によって補正
    された眼圧値PEを求める手段であり、前記入力手段は
    前記補正式のA、Bを補正定数として入力する手段であ
    ることを特徴とする非接触式眼圧計。
  7. 【請求項7】 請求項6の非接触式眼圧計において、前
    記入力手段により入力する補正定数A、Bは、圧平型接
    触式眼圧計による臨床結果の値、又は既知の眼圧値を持
    つ人工模型眼の値との相関を取るようにして決定される
    ことを特徴とする非接触式眼圧計。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101348942B1 (ko) * 2012-03-23 2014-01-09 주식회사 휴비츠 안압 측정 장치 및 안압 산출 방법
JP2020044106A (ja) * 2018-09-19 2020-03-26 株式会社トプコン 眼圧測定装置

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