JP2000070217A - 内視鏡の湾曲部 - Google Patents
内視鏡の湾曲部Info
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- JP2000070217A JP2000070217A JP10248032A JP24803298A JP2000070217A JP 2000070217 A JP2000070217 A JP 2000070217A JP 10248032 A JP10248032 A JP 10248032A JP 24803298 A JP24803298 A JP 24803298A JP 2000070217 A JP2000070217 A JP 2000070217A
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- bending
- operation wire
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- curving
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Abstract
ワイヤが磨耗しない耐久性のよい内視鏡の湾曲部を提供
すること。 【解決手段】湾曲管の先端近傍に設けられている少なく
とも一つのワイヤガイド18のワイヤ通過孔19を、最
大湾曲角を得る操作ワイヤ16Uが牽引された時に内部
を通る操作ワイヤ16と触れない位置に形成した。
Description
関する。
がリベット等で回動自在に連結されて屈曲自在な湾曲管
が形成され、各節輪の内周部に設けられたワイヤガイド
のワイヤ通過孔に操作ワイヤが進退自在に挿通されてい
る。
で四本配置されていて、各操作ワイヤの先端が湾曲管の
先端部分に連結されており、湾曲管は牽引された操作ワ
イヤの方向に湾曲する。
来の内視鏡の湾曲部の先端部分の真っ直ぐな状態を示し
ており、操作ワイヤ16は、最先端の節輪11aの内周
部に突設されたワイヤ係止ピン15に先端が係止されて
いる。
周部に取り付けられたワイヤガイド18のワイヤ通過孔
19に通されており、図8に示されるように、各ワイヤ
ガイド18のワイヤ通過孔19のほぼ中心位置を操作ワ
イヤ16が通るように設定されている。
は、図9に示されるように、操作ワイヤ16が牽引され
て湾曲部が湾曲すると、ワイヤ通過孔19の壁面に操作
ワイヤ16が擦り付けられる。
先端近傍の位置では、ワイヤ通過孔19に擦り付けられ
る部分で操作ワイヤ16に大きな力が加わり、特に最大
湾曲角を得る操作ワイヤ16が牽引された時にはその力
が非常に大きいので、操作ワイヤ16が磨耗して破損し
てしまう場合がある。
との摩擦によって操作ワイヤが磨耗しない耐久性のよい
内視鏡の湾曲部を提供することを目的とする。
め、本発明の内視鏡の湾曲部は、複数の節輪が回動自在
に連結されて屈曲自在な湾曲管が形成され、上記湾曲管
を湾曲させるために上記湾曲管の先端部分に先端が係止
されて遠隔的に牽引操作される複数の操作ワイヤが、上
記各節輪の内周部に設けられたワイヤガイドのワイヤ通
過孔に進退自在に通された内視鏡の湾曲部において、上
記湾曲管の先端近傍に設けられている少なくとも一つの
ワイヤガイドのワイヤ通過孔を、最大湾曲角を得る操作
ワイヤが牽引された時に内部を通る操作ワイヤと触れな
い位置に形成したことを特徴とする。
牽引された時に上記ワイヤガイドのワイヤ通過孔に触れ
ない操作ワイヤが、上記最大湾曲角を得る操作ワイヤ自
体であってもよい。
が牽引された時に上記ワイヤガイドのワイヤ通過孔に触
れない操作ワイヤが、上記最大湾曲角を得る湾曲方向に
対して略垂直方向に上記湾曲部を湾曲させるためのもの
であってもよい。
湾曲方向に対して略垂直方向に上記湾曲管を湾曲させる
ための操作ワイヤの先端が、その後方のワイヤガイドの
配列の延長線上から位置をずらして上記湾曲管に取り付
けられていてもよい。
態を説明する。図2は、内視鏡の挿入部の先端付近を示
しており、図示されていない挿入部可撓管の先端に湾曲
部10が連結され、対物光学系2等を内蔵した先端部本
体1が湾曲部10の先端に連結されている。
は、イメージガイドファイババンドル3の入射端面が配
置されている。ただし、それに代えて固体撮像素子の撮
像面を配置してもよい。4は処置具挿通チャンネルであ
る。この他に、図示されていない照明用ライトガイドフ
ァイババンドルの射出端等も配置されている。
えば10〜20個程度)の節輪11をリベット12で回
動自在に連結し、その外周を網状管13で被覆して、さ
らにその外周を弾力性のあるゴム材等からなる外皮チュ
ーブ14で被覆して形成されている。
ト12は、180°対称の位置に一対ずつ設けられてい
るが、各節輪11の前側と後側とではリベット12によ
る連結位置が90°ずらされている。
おいて、上下方向と左右方向とに交互に屈曲自在であ
り、湾曲管全体としては、360°あらゆる方向に自由
に屈曲することができる。
輪11aの内周面には、湾曲方向の上下左右の四方向に
相当する90°間隔の位置に、ワイヤ係止ピン15が内
方に向けて突設されている。
れていない操作部から牽引操作される四本の操作ワイヤ
16の先端が、ワイヤ係止ピン15に係止されている。
具体的には、操作ワイヤ16はワイヤ係止ピン15に貫
通して穿設された孔に通され、その孔を通らない大きさ
の先端ストッパ17が各操作ワイヤ16の先端に固着さ
れている。
部から操作ワイヤ16を牽引すると、先端ストッパ17
がワイヤ係止ピン15にぶつかってそのワイヤ係止ピン
15が操作ワイヤ16に引っ張られ、牽引された操作ワ
イヤ16の位置する方向に湾曲部10が湾曲する。な
お、各操作ワイヤ16の先端をワイヤ係止ピン15に固
定してもよい。
側において各操作ワイヤ16の最大牽引量を調整して設
定されるが、例えば上方向には180°、その他の方向
には各々120°であり、湾曲部10としての最大湾曲
角度は上方向湾曲によって得られる。
周面には、上下左右の湾曲方向に該当する90°間隔の
位置に、ワイヤガイド18が内方に向けて突設されてい
て、各ワイヤガイド18に貫通して穿設されたワイヤ通
過孔19に操作ワイヤ16が軸線方向に進退自在に緩く
挿通されている。
操作ワイヤ16Uの先端部分付近を示しており、最先端
に位置するワイヤガイド18のワイヤ通過孔19だけが
他に比べて外寄りに位置をずらして穿設されている。
ての方向のものについて、図3の右端側に示されるワイ
ヤ通過孔19と同様に、湾曲部10が真っ直ぐなときに
操作ワイヤ16が中心軸位置を通るように構成されてお
り、上方向の最先端のワイヤ通過孔19だけが、図4に
も示されるように外寄りに位置をずらして形成されてい
る。
の操作ワイヤ16Uが牽引されて湾曲部10が上方向に
湾曲されると、図1に示されるように、操作ワイヤ16
Uは最先端のワイヤ通過孔19の内周面には触れること
なく、それより後方のワイヤ通過孔19の内周面に接触
する。その結果、操作ワイヤ16Uがワイヤ通過孔19
との接触による大きな磨耗を生じない。
態の湾曲部10の先端付近の真っ直ぐな状態と上方向に
湾曲した状態とを示しており、この実施の形態の湾曲部
10では、図5に示されるように、左右方向のワイヤ係
止ピン15L,15Rが下側寄りに位置をずらして取り
付けられている。その他の点は上述の第1の実施の形態
と同じである。
曲角度が得られる上方向に湾曲部10が湾曲されたとき
に左右方向の操作ワイヤ16L,16Rが最先端のワイ
ヤ通過孔19に触れないので、左右方向の操作ワイヤ1
6L,16Rにおいても、ワイヤ通過孔19との接触に
よる大きな磨耗を生じない。
るものではなく、湾曲管の先端近傍に設けられている少
なくとも一つのワイヤガイド18のワイヤ通過孔19
が、最大湾曲角を得る操作ワイヤ16Uが牽引された時
に、内部を通る操作ワイヤ16と触れない位置に形成さ
れていればよい。
けられているワイヤガイドのワイヤ通過孔を、最大湾曲
角を得る操作ワイヤが牽引された時に内部の操作ワイヤ
と触れない位置に形成したことにより、ワイヤガイドと
の摩擦による操作ワイヤの磨耗が大幅に小さくなり、優
れた耐久性を得ることができる。
湾曲した状態の部分拡大側面断面図である。
端側の部分の側面断面図である。
な状態の部分拡大側面断面図である。
正面断面図である。
な状態の部分拡大側面断面図である。
湾曲した状態の部分拡大側面断面図である。
断面図である。
大側面断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】複数の節輪が回動自在に連結されて屈曲自
在な湾曲管が形成され、上記湾曲管を湾曲させるために
上記湾曲管の先端部分に先端が係止されて遠隔的に牽引
操作される複数の操作ワイヤが、上記各節輪の内周部に
設けられたワイヤガイドのワイヤ通過孔に進退自在に通
された内視鏡の湾曲部において、 上記湾曲管の先端近傍に設けられている少なくとも一つ
のワイヤガイドのワイヤ通過孔を、最大湾曲角を得る操
作ワイヤが牽引された時に内部を通る操作ワイヤと触れ
ない位置に形成したことを特徴とする内視鏡の湾曲部。 - 【請求項2】上記最大湾曲角を得る操作ワイヤが牽引さ
れた時に上記ワイヤガイドのワイヤ通過孔に触れない操
作ワイヤが、上記最大湾曲角を得る操作ワイヤ自体であ
る請求項1記載の内視鏡の湾曲部。 - 【請求項3】上記最大湾曲角を得る操作ワイヤが牽引さ
れた時に上記ワイヤガイドのワイヤ通過孔に触れない操
作ワイヤが、上記最大湾曲角を得る湾曲方向に対して略
垂直方向に上記湾曲部を湾曲させるためのものである請
求項1記載の内視鏡の湾曲部。 - 【請求項4】上記最大湾曲角を得る湾曲方向に対して略
垂直方向に上記湾曲管を湾曲させるための操作ワイヤの
先端が、その後方のワイヤガイドの配列の延長線上から
位置をずらして上記湾曲管に取り付けられている請求項
3記載の内視鏡の湾曲部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24803298A JP4223594B2 (ja) | 1998-09-02 | 1998-09-02 | 内視鏡の湾曲部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP24803298A JP4223594B2 (ja) | 1998-09-02 | 1998-09-02 | 内視鏡の湾曲部 |
Publications (2)
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JP4223594B2 JP4223594B2 (ja) | 2009-02-12 |
Family
ID=17172194
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24803298A Expired - Lifetime JP4223594B2 (ja) | 1998-09-02 | 1998-09-02 | 内視鏡の湾曲部 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006006402A (ja) * | 2004-06-22 | 2006-01-12 | Fujinon Corp | 内視鏡 |
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-
1998
- 1998-09-02 JP JP24803298A patent/JP4223594B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP4223594B2 (ja) | 2009-02-12 |
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