JP2000068564A - ペルチェ素子 - Google Patents

ペルチェ素子

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JP2000068564A
JP2000068564A JP10231941A JP23194198A JP2000068564A JP 2000068564 A JP2000068564 A JP 2000068564A JP 10231941 A JP10231941 A JP 10231941A JP 23194198 A JP23194198 A JP 23194198A JP 2000068564 A JP2000068564 A JP 2000068564A
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substrate
type thermoelectric
thermoelectric material
groove
slit
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English (en)
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Hiroyuki Kajiya
裕之 梶屋
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱歪みによる基板の反りの発生が抑制された
伝熱効率の高いペルチェ素子を提供する。 【解決手段】 第1基板15aと第2基板15bとの間
に複数のP型熱電材料3および複数のN型熱電材料4が
交互に配列されている。第1基板15aは、金属電極8
aとの接合部を除く箇所に設けられた複数のスリット状
溝6aで複数の基板要素16aに分割されている。第2
基板15bは、金属電極8bとの接合部を除く箇所に設
けられた複数のスリット状溝6bで複数の基板要素16
bに分割されている。第1基板15aの複数の基板要素
16aは、P型熱電材料3およびN型熱電材料4に接合
される金属電極8aにより互いに連結され、第2基板1
5bの複数の基板要素16bは、P型熱電材料3および
N型熱電材料4に接合される金属電極8bにより互いに
連結されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱および冷却操
作に用いられるペルチェ素子に関する。
【0002】
【従来の技術】異種の導体または半導体を接触させて電
流を流したときに接点でジュール熱以外に熱の発生また
は吸収が起こる現象がペルチェ効果として知られてい
る。このペルチェ効果による熱の吸収は、冷却作用とし
て冷蔵庫から半導体冷却装置まで広範囲な機器に応用さ
れている。
【0003】図8は従来のペルチェ素子の断面図、図9
は図8のペルチェ素子の詳細な構成を示す一部拡大断面
図である。
【0004】図8に示すように、ペルチェ素子2は、対
向するように配置された第1基板10aおよび第2基板
10bを備える。第1基板10aと第2基板10bとの
間に複数のP型熱電材料3および複数のN型熱電材料4
が交互に配列されている。複数のP型熱電材料3および
複数のN型熱電材料4は、複数の金属電極8a,8bに
より直列に接続されている。
【0005】P型熱電材料3およびN型熱電材料4の一
面は金属電極8aを介して第1基板10aに接合されて
いる。また、P型熱電材料3およびN型熱電材料4の他
面は金属電極8bを介して第2基板10bに接合されて
いる。第1基板10aおよび第2基板10bの外側の面
には、熱源等の第1伝熱体13aおよび放熱装置等の第
2伝熱体13bがそれぞれ接合されている。
【0006】図9に示すように、第1基板10aおよび
第2基板10bの対向する面には金属層12がそれぞれ
形成されている。P型熱電材料3の両面は半田9によっ
てそれぞれ金属電極8a,8bに接合されている。同様
に、N型熱電材料4の両面は半田9によってそれぞれ金
属電極8a,8bに接合されている。また、金属電極8
aは半田9によって第1基板10aに接合されている。
同様に、金属電極8bは半田9によって第2基板10b
に接合されている。
【0007】P型熱電材料およびN型熱電材料として
は、例えばBi−Te系が用いられている。代表的なP
型熱電材料は(Bi0.25Sb0.752 Te3 、代表的な
N型熱電材料はBi2 (Te0.95Se0.053 である。
【0008】このようなペルチェ素子2に通電すると、
P型熱電材料3およびN型熱電材料4に熱の移動が起こ
り、第1基板10aと第2基板10bとの間に温度差が
発生し、第1基板10aおよび第2基板10bの一方が
吸熱側となり、他方が放熱側となる。そのため、第1伝
熱体13aおよび第2伝熱体13bを冷却または加熱す
ることが可能となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来の
ペルチェ素子2では、通電時に、それぞれの部材の熱膨
張率差および温度分布により、第1基板10aおよび第
2基板10bに反りが生じるとともに、P型熱電材料3
およびN型熱電材料4に歪みが生じる。その結果、第1
基板10aと第1伝熱体13aとの接合面14aおよび
第2基板10bと第2伝熱体13bとの接合面14bで
剥離が生じて伝熱面積が低下する。また、P型熱電材料
3およびN型熱電材料4に応力が作用して寿命が低下す
る。
【0010】本発明の目的は、熱歪みによる基板の反り
の発生が抑制された伝熱効率の高いペルチェ素子を提供
することである。
【0011】
【課題を解決するための手段および発明の効果】第1の
発明に係るペルチェ素子は、対向するように配置された
一対の基板と、一対の基板間に交互に配列されたP型熱
電材料およびN型熱電材料と、P型熱電材料およびN型
熱電材料を接続するとともに一対の基板の対向する面に
それぞれ接合された複数の電極層とを備え、一対の基板
のうち少なくとも一方の基板の電極層との接合部を除く
部分に溝部が設けられたものである。
【0012】本発明に係るペルチェ素子においては、一
対の基板のうち少なくとも一方の基板に溝部が設けられ
ているので、吸熱側と放熱側との温度差により基板に熱
歪みが生じても、その熱歪みが溝部で分断または緩和さ
れる。それにより、基板内での熱歪みの累積量が低減さ
れ、基板の反りの発生が抑制される。したがって、基板
とそれに接合される伝熱体との接合面で剥離が生じず、
伝熱面積が低下することがない。また、基板の反りによ
る応力が電極層を介してP型熱電材料およびN型熱電材
料に作用することもないので、寿命の低下が防止され
る。その結果、伝熱効率が高く、長寿命のペルチェ素子
が実現される。
【0013】第2の発明に係るペルチェ素子は、第1の
発明に係るペルチェ素子の構成において、溝部はスリッ
ト状溝であり、少なくとも一方の基板は、スリット状溝
で複数の部分に分割されたものである。
【0014】この場合、少なくとも一方の基板がスリッ
ト状溝で複数の部分に分割されているので、基板の各部
で発生する熱歪みがスリット状溝で完全に分断され、基
板内で累積されない。したがって、基板の反りの発生が
十分に抑制される。
【0015】第3の発明に係るペルチェ素子は、第1の
発明に係るペルチェ素子の構成において、溝部はスリッ
ト状溝であり、少なくとも一方の基板は、スリット状溝
で複数の部分に分割されかつ複数の部分がスリット状溝
を除く箇所で互いに連結されたものである。
【0016】この場合、少なくとも一方の基板がスリッ
ト状溝で複数の部分に分割されているので、基板の各部
で発生する熱歪みがスリット状溝で分断され、基板内で
累積されない。したがって、基板の反り量が低減され
る。また、複数の部分がスリット状溝を除く箇所で互い
に連結されているので、取り扱い性が良好であり、ペル
チェ素子の製造が容易になる。
【0017】第4の発明に係るペルチェ素子は、第1の
発明に係るペルチェ素子の構成において、溝部は凹溝で
あるものである。
【0018】この場合、少なくとも一方の基板に凹溝が
設けられているので、基板の各部で発生する熱歪みが凹
溝で緩和され、基板内で累積される熱歪みの量が低減さ
れる。したがって、基板の反り量が低減される。また、
各基板が複数の部分に分割されず、一体に構成されてい
るので、取り扱い性が良好であり、ペルチェ素子の製造
が容易になる。
【0019】第5の発明に係るペルチェ素子は、第1〜
第4のいずれかの発明に係るペルチェ素子の構成におい
て、一対の基板の各々に溝部が設けられ、一対の基板の
各々に設けられた溝部は互いに異なる位置に配置された
ものである。
【0020】この場合、一対の基板の異なる位置に溝部
が設けられているので、ペルチェ素子の形状が保持され
る。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は第1の実施例におけるペル
チェ素子の断面図、図2(a),(b)は図1のペルチ
ェ素子のそれぞれの平面図および底面図である。
【0022】図1に示すように、ペルチェ素子100
は、対向するように配置されたセラミックスからなる第
1基板15aおよびセラミックスからなる第2基板15
bを備える。第1基板15aと第2基板15bとの間に
複数のP型熱電材料3および複数のN型熱電材料4が交
互に配列されている。複数のP型熱電材料3およびN型
熱電材料4は、複数の金属電極8a,8bにより直列に
接続されている。各金属電極8aは隣接する一対のP型
熱電材料3およびN型熱電材料4を接続し、各金属電極
8bは各金属電極8aに対してずれた位置の一対のN型
熱電材料4およびP型熱電材料3を接続している。
【0023】P型熱電材料3およびN型熱電材料4の一
面は金属電極8aを介して第1基板15aに接合されて
いる。また、P型熱電材料3およびN型熱電材料4の他
面は金属電極8bを介して第2基板15bに接合されて
いる。
【0024】第1基板15aは、金属電極8aとの接合
部を除く箇所に設けられた複数のスリット状溝6aで複
数の基板要素16aに分割されている。また、第2基板
15bは、金属電極8bとの接合部を除く箇所に設けら
れた複数のスリット状溝6bで複数の基板要素16bに
分割されている。
【0025】この場合、第1基板15aの複数の基板要
素16aは、P型熱電材料3およびN型熱電材料4に接
合される金属電極8aにより互いに連結され、第2基板
15bの複数の基板要素16bは、P型熱電材料3およ
びN型熱電材料4に接合される金属電極8bにより互い
に連結されている。これにより、ペルチェ素子100の
形状が保持される。
【0026】P型熱電材料3およびN型熱電材料4と金
属電極8a,8bとの接合部の詳細な構成は図9に示し
た構成と同様である。また、金属電極8a,8bと第1
基板10aおよび第2基板10bとの接合部の詳細な構
成も図9に示した構成と同様である。
【0027】第1基板15aおよび第2基板15bの外
側の面には、熱源等の第1伝熱体13aおよび放熱装置
等の第2伝熱体13bがそれぞれ接合される。
【0028】図2(a)に示すように、第1基板15a
は複数のスリット状溝6aにより格子状に切断され、複
数の正方形状の基板要素16aに分割されている。ま
た、図2(b)に示すように、第2基板15bは複数の
スリット状溝6bにより平行に切断され、複数の長方形
状の基板要素16bに分割されている。
【0029】このようなペルチェ素子100に通電する
と、P型熱電材料3およびN型熱電材料4に熱の移動が
起こり、第1基板15aと第2基板15bとの間に温度
差が発生し、第1基板15aおよび第2基板15bの一
方が吸熱側となり、他方が放熱側となる。本実施例で
は、第1基板15aが吸熱側となり、第2基板15bが
放熱側となるものとする。これにより、第1伝熱体13
aを冷却し、第2伝熱体13bを加熱することが可能と
なる。
【0030】この場合、吸熱側と放熱側との温度差によ
り第1基板15aおよび第2基板15bに熱歪みが発生
しても、第1基板15aおよび第2基板15bの各部で
発生する熱歪みがスリット状溝6aで完全に分断され、
第1基板15a内および第2基板15b内で累積されな
い。そのため、第1基板15aおよび第2基板15bの
反りの発生が十分に抑制される。
【0031】したがって、第1基板15aと第1伝熱体
13aとの接合面および第2基板15bと第2伝熱体1
3bとの接合面で剥離が生じず、伝熱面積が低下しな
い。また、第1基板15aおよび第2基板15bの反り
による応力が金属電極8a,8bを介してP型熱電材料
3およびN型熱電材料4に作用することもないので、寿
命の低下が防止される。その結果、伝熱効率が高く、長
寿命のペルチェ素子100が実現される。
【0032】図3(a)は本発明の第2の実施例におけ
るペルチェ素子のそれぞれ平面図および底面図である。
【0033】図3(a)に示すように、第1基板15a
はスリット状溝6aにより十字状に切断され、複数の正
方形状の基板要素16aに分割されている。また、図3
(b)に示すように、第2基板15bにはスリット状溝
が設けられていない。本実施例のペルチェ素子100の
他の部分の構成は、図1に示したペルチェ素子100の
構成と同様である。
【0034】本実施例のペルチェ素子100において
は、第1基板15aが複数のスリット状溝6aで複数の
基板要素16aに分割されているので、第1基板15a
の反りの発生が十分に抑制される。それにより、第1基
板15aと第1伝熱体13a(図1参照)との接合面で
の剥離が生じず、かつ第1基板15aの反りによる応力
が金属電極8a,8bを介してP型熱電材料3およびN
型熱電材料4に作用しない。また、第1基板15aの反
りによる応力がP型熱電材料3、N型熱電材料4および
金属電極8a,8bを介して第2基板15bに作用する
こともないので、第2基板15bの反り量も低減され
る。さらに、第2基板15bが分割されずに一体的に形
成されているので、取り扱い性が良好であり、製造も容
易になる。
【0035】図4(a)は本発明に第3の実施例におけ
るペルチェ素子のそれぞれ平面図および底面図である。
【0036】図4(a)に示すように、第1基板15a
は、複数のスリット状溝6aにより格子状に切断され、
複数の正方形の基板要素16aに分割されている。ま
た、図4(b)に示すように、第2基板15bは、複数
のスリット状溝6bにより十字状に切断され、複数の正
方形の基板要素16bに分割されている。図4のペルチ
ェ素子100の他の部分の構成は、図1に示したペルチ
ェ素子100の構成と同様である。
【0037】本実施例のペルチェ素子100において
は、第1基板15aおよび第2基板15bがそれぞれ複
数のスリット状溝6a,6bで複数の基板要素16a,
16bに分割されているので、第1基板15aおよび第
2基板15bの反りの発生が十分に抑制される。
【0038】図5(a)は本発明の第4の実施例におけ
るペルチェ素子のそれぞれ平面図および底面図である。
【0039】図5(a)に示すように、第1基板15a
は、複数のスリット状溝6aにより切断され、中央部の
大きな正方形状の基板要素16aおよび周辺部の小さな
正方形状の複数の基板要素16aに分割されている。ま
た、図5(b)に示すように、第2基板15bにはスリ
ット状溝は設けられていない。図5のペルチェ素子10
0の他の部分の構成は、図1に示したペルチェ素子10
0の構成と同様である。
【0040】本実施例のペルチェ素子100において
は、第1基板15aが熱歪みの影響の大きい周辺部で細
かく分割されているので、第1基板15aの反りの発生
がさらに抑制される。また、第2基板15bが分割され
ずに一体的に形成されているので、取り扱い性が良好で
あり、製造も容易になる。
【0041】上記の第1〜第4の実施例では、第1基板
15aおよび第2基板15bに溝部としてスリット状溝
6aが設けられているが、図6に示すように、スリット
状溝6aの代わりに溝部として凹溝7を設けてもよい。
この場合、第1基板15aまたは第2基板15bの各部
で発生する熱歪みが凹溝7で緩和され、第1基板15a
または第2基板15bで累積される熱歪みの量が低減さ
れる。したがって、第1基板15aおよび第2基板15
bの反り量が低減される。
【0042】この場合、第1基板15aおよび第2基板
15bが分割されずに一体的に形成されているので、取
り扱い性が良好となり、製造が容易になる。
【0043】また、上記の第1〜第4の実施例では、第
1基板15aおよび第2基板15bのうち少なくとも一
方がスリット状溝6a,6bで複数の基板要素16a,
16bに分割されているが、複数の基板要素が一部の箇
所で互いに連結されていてもよい。
【0044】図7は複数の基板要素が一部の箇所で互い
に連結されたペルチェ素子の平面図である。図7のペル
チェ素子100においては、第1基板15aに図5
(a)に示した第1基板15aのスリット状溝6aとほ
ぼ同じパターンでスリット状溝17aが形成され、かつ
複数の基板要素16aが一部の箇所で互いに連結されて
いる。
【0045】この場合、第1基板15aがスリット状溝
17aで複数の基板要素16aに分割されているので、
第1基板15aの各部で発生する熱歪みがスリット状溝
17aで分断され、第1基板15a内で累積されない。
したがって、第1基板15aの反り量が低減される。ま
た、複数の基板要素16aがスリット状溝17aを除く
箇所で互いに連結されているので、取り扱い性が良好と
なり、製造が容易になる。
【0046】なお、ペルチェ素子100において第1基
板15aおよび第2基板15bの溝部の位置および本数
は上記実施例に限定されない。ただし、ペルチェ素子1
00の形状を保持するために、第1基板15aの溝部お
よび第2基板15bの溝部を異なる位置に設けることが
好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるペルチェ素子の
断面図である。
【図2】図1のペルチェ素子の平面図および底面図であ
る。
【図3】本発明の第2の実施例におけるペルチェ素子の
平面図および底面図である。
【図4】本発明の第3の実施例におけるペルチェ素子の
平面図および底面図である。
【図5】本発明の第4の実施例におけるペルチェ素子の
平面図および底面図である。
【図6】凹溝が形成された第1基板の断面図である。
【図7】複数の基板要素が一部の箇所で互いに連結され
たペルチェ素子の平面図である。
【図8】従来のペルチェ素子の断面図である。
【図9】図8のペルチェ素子の詳細な構成を示す一部拡
大断面図である。
【符号の説明】
3 P型熱電材料 4 N型熱電材料 6a スリット状溝 6b スリット状溝 7 凹溝 8a 金属電極 8b 金属電極 15a 第1基板 15b 第2基板 16a 基板要素 16b 基板要素 17a スリット状溝 100 ペルチェ素子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向するように配置された一対の基板
    と、 前記一対の基板間に交互に配列されたP型熱電材料およ
    びN型熱電材料と、 前記P型熱電材料および前記N型熱電材料を接続すると
    ともに前記一対の基板の対向する面にそれぞれ接合され
    た複数の電極層とを備え、 前記一対の基板のうち少なくとも一方の基板の前記電極
    層との接合部を除く部分に溝部が設けられたことを特徴
    とするペルチェ素子。
  2. 【請求項2】 前記溝部はスリット状溝であり、前記少
    なくとも一方の基板は、前記スリット状溝で複数の部分
    に分割されたことを特徴とする請求項1記載のペルチェ
    素子。
  3. 【請求項3】 前記溝部はスリット状溝であり、前記少
    なくとも一方の基板は、前記スリット状溝で複数の部分
    に分割されかつ前記複数の部分がスリット状溝を除く箇
    所で互いに連結されていることを特徴とする請求項1記
    載のペルチェ素子。
  4. 【請求項4】 前記溝部は凹溝であることを特徴とする
    請求項1記載のペルチェ素子。
  5. 【請求項5】 前記一対の基板の各々に前記溝部が設け
    られ、前記一対の基板の各々に設けられた前記溝部は互
    いに異なる位置に配置されたことを特徴とする請求項1
    〜4のいずれかに記載のペルチェ素子。
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