JP2020515051A - 熱電焼結体および熱電素子 - Google Patents

熱電焼結体および熱電素子 Download PDF

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Abstract

実施例による熱電素子は、第1基板;前記第1基板上に配置される第1電極部;前記第1電極部上に配置される熱電半導体;前記熱電半導体上に配置される第2電極部;及び前記第2電極部上に配置される第2基板を含み、前記第2基板は、第1面;及び前記第1面と対向する第2面を含み、前記第1面には前記第2電極部が配置され、前記第2面には前記第2電極部の少なくとも一つが延びて形成されるターミナル電極部が配置され、前記第2基板は、前記ターミナル電極部と前記第2電極部との間に形成される。【選択図】図1

Description

実施例は、熱電素子に関する。
熱電現象は、材料内部の電子(electron)と正孔(hole)の移動によって発生する現象であり、熱と電気の間の直接的なエネルギー変換を意味する。
熱電素子は、熱電現象を用いる素子を総称し、P型熱電材料とN型熱電材料を金属電極の間に接合させてPN接合対を形成する構造を有する。
熱電素子は、電気抵抗の温度変化を用いる素子、温度差によって起電力が発生する現象であるゼーベック効果を用いる素子、電流による吸熱または発熱が発生する現象であるペルチェ効果を用いる素子などに区分することができる。
熱電素子は、家電製品、電子部品、通信用部品などに多様に適用されている。例えば、熱電素子は、冷却用装置、温熱用装置、発電用装置などに適用され得る。これによって、熱電素子の熱電性能に対する要求はさらに高くなっている。
このような熱電素子は、配線電極、すなわち、ターミナルワイヤを介して電流の供給を受けることができ、例えば、上部または下部基板上に配線電極を熱電素子の電極層と連結することができる。
しかし、熱電素子が小型化されるほど配線電極と電極層との連結不良が増加され得る。
このような、不良の問題を解消するために配線電極の代わりに基板にターミナルパッド部分を広く形成して、外部回路とはんだ付けで接続する方法が用いられることもある。しかし、このような場合は、外部基板を広く形成する必要があるため、素子の総面積が広くなって、面積に対して性能が低くなるという問題点がある。
また、このような問題点を解決するために、ターミナルワイヤの代わりに下部基板上にポスト(post、金属柱)を配置した後、配線電極を介して外部電源と熱電素子をワイヤボンディングする方法が用いられることもある。
しかし、このような場合でも、下部基板が上部基板より広く形成する必要があるため、面積に対して性能が低くなるという問題点がある。
また、このような問題点を解決するために、上部基板上の配線電極を介して外部電源と熱電素子をワイヤボンディングすることができるが、この場合、吸熱部として作用する部分に配線電極が配置されるので、電流の供給に応じて発生する可能性がある熱または配線電極で発生する熱によって吸熱部の性能が低下するという問題点が発生することがある。
したがって、上記のような問題点を解決することができる新しい構造の熱電素子が要求される。
実施例は、ターミナルワイヤボンディング不良を防止することができ、向上した効率を有しながら小型化を実現することができる熱電素子を提供しようとする。
実施例による熱電素子は、第1基板;前記第1基板上に配置される第1電極部;前記第1電極部上に配置される熱電半導体;前記熱電半導体上に配置される第2電極部;及び前記第2電極部上に配置される第2基板を含み、前記第2基板は、第1面;及び前記第1面と対向する第2面を含み、前記第1面には前記第2電極部が配置され、前記第2面には前記第2電極部の少なくとも一つが延びて形成されるターミナル電極部が配置され、前記第2基板は、前記ターミナル電極部と前記第2電極部との間に形成される。
実施例による熱電素子は、ターミナル電極部から第2電極部方向に移動する熱を減少させることができる。
詳しくは、配線電極が配置されるターミナル電極部で発生する熱は、前記第2電極部方向に移動され得るが、実施例による熱電素子は、貫通孔及び貫通孔内部に充填されるバッファ部材によって前記ターミナル電極部と前記第2電極部を離隔させることによって、前記第2電極部方向に移動される熱量を減少させることができる。
したがって、前記熱によって冷却部として作用する第2基板で冷却性能が低下することを減少させることができる。
また、実施例による熱電素子は、ターミナル電極部が配置される領域の厚さを第2電極部が配置される領域の厚さより大きくすることができる。また、前記ターミナル電極部が配置される領域の熱伝導性を前記第2電極部が配置される領域の熱伝導性より低くすることができる。また、前記ターミナル電極部が配置される領域から垂直方向に移動される熱伝導を減少させることができる。
これによって、ターミナル電極部が配置される領域の段差部によってターミナル電極部と配線電極をボンディングするとき、フレームとの段差による機械的衝撃を緩和することができるので、熱電素子の信頼性を向上させることができる。
また、垂直方向への熱伝達を減少させて、ターミナル電極及び配線電極で発生する熱が第2電極部方向に移動される熱量を減少させることができる。
実施例による熱電素子の一断面図を示した図である。 第1実施例による熱電素子の下部基板の一平面図を示した図である。 第1実施例による熱電素子の上部基板の一平面図を示した図である。 図3のA領域を拡大して示した拡大図である。 第1実施例による熱電素子の一部分の断面図を示した図である。 第1実施例による熱電素子の一部分の断面図を示した図である。 第2実施例による熱電素子の上部基板の一平面図を示した図である。 図7のB領域を拡大して示した拡大図である。 第2実施例による熱電素子の一部分の断面図を示した図である。 第2実施例による熱電素子の一部分の断面図を示した図である。 第3実施例による熱電素子の一部分の断面図を示した図である。 第3実施例による熱電素子の一部分の断面図を示した図である。 従来の熱電素子の一部分の断面図を示した図である。 積層構造の熱電脚を示した図である。 積層構造の熱電脚を示した図である。 積層構造の熱電脚を示した図である。 実施例による熱電脚用焼結体を製造するための工程フローチャートを示した図である。
本発明は多様な変更が可能であり、多様な実施例を有し得るので、特定実施例を図面に例示して説明しようとする。しかし、これは本発明を特定の実施形態に対して限定しようとすることではなく、本発明の思想および技術範囲に含まれるすべての変更、均等物ないし代替物を含むものと理解されるべきである。
第2、第1などのように序数を含む用語は多様な構成要素を説明するために使用され得るが、前記構成要素は前記用語によって限定されない。前記用語は一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的だけで使用される。例えば、本発明の技術的範囲を逸脱せずに第2構成要素は第1構成要素に命名されることができ、類似するように第1構成要素も第2構成要素に命名され得る。および/またはという用語は複数の関連して記載された項目の組合せまたは複数の関連して記載された項目のうちいずれかの項目を含む。
ある構成要素が他の構成要素に「連結されて」いるとか「接続されて」いると言及された際には、その他の構成要素に直接的に連結されているか、または接続されていることもあるが、中間に他の構成要素が存在することもあると理解されるべきである。一方、ある構成要素が他の構成要素に「直接繋がれて」いるとか「直接接続されて」いると言及された際には、中間に他の構成要素が存在しないことと理解されるべきである。
本出願で使用された用語は単なる特定の実施例を説明するために使用されたものであり、本発明を限定しようとする意図ではない。単数の表現は文脈上で明白に異なるように意味しない限り、複数の表現を含む。本出願で、「含む」または「有する」などの用語は明細書上に記載された特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品またはこれらを組み合わせたものが存在することを指定しようとすることであって、一つまたはその以上の他の特徴や数字、段階、動作、構成要素、部品またはこれらを組み合わせたものなどの存在または付加可能性を予め排除しないことと理解されるべきである。
異なるように定義されない限り、技術的や科学的な用語を含んでここで使用されるすべての用語は本発明が属する技術分野の通常の知識を有有する者によって一般に理解されるものと同一の意味を有している。一般に使用される事前に定義されているような用語は関連技術の文脈上で有する意味と一致する意味を有するものと解釈されるべきであり、本出願において明白に定義しない限り、理想的であるか過度に形式的な意味と解釈されない。
以下、添付された図面を参照して実施例を詳しく説明するが、図面符号に関係なく同一であったり対応する構成要素は同一の参照番号を付与し、これに対する重複説明は省略することにする。
図1は、実施例に含まれる熱電素子の一断面を示した図である。
図1を参照すれば、熱電素子100は、第1基板110、第2基板120、第1電極部210、第2電極部220及び熱電半導体300を含むことができる。また、前記熱電半導体300は、第1熱電半導体310及び第2熱電半導体320を含むことができる。前記第1基板110は、下部基板であり得、前記第2基板120は、前記第1基板110上に配置される上部基板であり得る。
前記第1電極部210は、前記第1基板110と前記第1熱電半導体310及び前記第2熱電半導体320の下部底面との間に配置され得る。前記第2電極部220は、前記第2基板120と前記第1熱電半導体310及び前記第2熱電半導体320の上部底面との間に配置され得る。
これによって、複数の前記第1熱電半導体310及び複数の前記第2熱電半導体320は、前記第1電極部210及び前記第2電極部220によって電気的に連結され得る。前記第1電極部210と前記第2電極部220との間に配置され、互いに電気的に連結される一対の前記第1熱電半導体310及び前記第2熱電半導体320は、単位セルを形成することができる。
例えば、配線を介して前記第1電極部210及び前記第2電極部220に電圧を印加すると、ペルチェ効果によって前記第1熱電半導体310から前記第2熱電半導体320に電流の流れる基板は、熱を吸収して冷却部として作用し、前記第2熱電半導体320から前記第1熱電半導体310に電流の流れる基板は、加熱されて発熱部として作用することができる。
例えば、前記第1基板110は、発熱部として作用され得、前記第2基板120は、冷却部として作用され得る。
前記第1熱電半導体310及び前記第2熱電半導体320は、それぞれP型熱電脚及びN型熱電脚を含むことができる。例えば、前記第1熱電半導体310は、P型熱電脚を含むことができ、前記第2熱電半導体320は、N型熱電脚を含むことができる。
詳しくは、前記第1熱電半導体310及び前記第2熱電半導体320は、ビスマス(Bi)およびチタニウム(Ti)を主原料として含むビスムステルルライド(Bi−Te)系熱電脚であり得る。
例えば、前記第1熱電半導体310は、全体重量100wt%に対してアンチモン(Sb)、ニッケル(Ni)、アルミニウム(Al)、銅(Cu)、銀(Ag)、鉛(Pb)、ホウ素(B)、ガリウム(Ga)、テルル(Te)、ビスマス(Bi)およびインジウム(In)の少なくとも一つを含むビスムステルルライド(Bi−Te)系主原料物質99wt%ないし99.999wt%とBiまたはTeを含む混合物0.001wt%ないし1wt%を含む熱電脚であり得る。例えば、主原料物質がBi−Sb−Teであり、BiまたはTeを全体重量の0.001wt%ないし1wt%でさらに含むことができる。
前記第2熱電半導体320は、全体重量100wt%に対してセレン(Se)、ニッケル(Ni)、アルミニウム(Al)、銅(Cu)、銀(Ag)、鉛(Pb)、ホウ素(B)、ガリウム(Ga)、テルル(Te)、ビスマス(Bi)およびインジウム(In)の少なくとも一つを含むビスムステルルライド(Bi−Te)系主原料物質99wt%ないし99.999wt%とBiまたはTeを含む混合物0.001wt%ないし1wt%を含む熱電脚であり得る。例えば、主原料物質がBi−Se−Teであり、BiまたはTeを全体重量の0.001wt%ないし1wt%でさらに含むことができる。
前記第1熱電半導体310及び前記第2熱電半導体320は、バルク型または積層型に形成され得る。一般に、バルク型第1熱電半導体310またはバルク型第2熱電半導体320は、熱電素材を熱処理してインゴット(ingot)を製造し、インゴットを粉碎して篩分けして熱電脚用粉末を獲得した後、これを焼結し、焼結体をカッティングする過程を介して得ることができる。
積層型第1熱電半導体310または積層型第2熱電半導体320は、シート形状の基材上に熱電素材を含むペーストを塗布して単位部材を形成した後、単位部材を積層してカッティングする過程を介して得ることができる。
このとき、一対の第1熱電半導体310及び第2熱電半導体320は、同じ形状および体積を有するか、または互いに異なる形状および体積を有し得る。例えば、第1熱電半導体310と第2熱電半導体320の電気伝導特性が互いに異なるので、第2熱電半導体320の高さまたは断面積を第1熱電半導体310の高さまたは断面積と異なるように形成することもできる。
本発明の一実施例による熱電素子の性能は、ゼーベック指数で示すことができる。ゼーベック指数ZTは、式1のように示すことができる。
Figure 2020515051
ここで、αはゼーベック係数[V/K]であり、σは電気伝導度[S/m]であり、α2σはパワー因子(Power Factor、[W/mK])である。そして、Tは温度であり、kは熱伝導度[W/mK]である。kはa・cp・ρに示すことができ、aは熱拡散度[cm/S]であり、cpは比熱[J/gK]であり、ρは密度[g/cm]である。
熱電素子のゼーベック指数を得るために、Zメートルを用いてZ値(V/K)を測定し、測定したZ値を用いてゼーベック指数ZTを計算することができる。
ここで、前記第1基板110と前記第1熱電半導体310及び前記第2熱電半導体320との間に配置される前記第1電極部210、そして前記第2基板12と前記第1熱電半導体310及び前記第2熱電半導体320との間に配置される前記第2電極部220は、銅(Cu)、銀(Ag)およびニッケル(Ni)の少なくとも一つを含み、0.01mmないし0.3mmの厚さを有し得る。
前記第1電極部210または前記第2電極部220の厚さが0.01mm未満の場合、電極として機能が低下して電気伝導性能が低くなり得、0.3mmを超過する場合、抵抗の増加によって伝導効率が低くなり得る。
そして、互いに対向する前記第1基板110と前記第2基板120は、絶縁基板または金属基板であり得る。
絶縁基板は、アルミナ基板または柔軟性を有する高分子樹脂基板であり得る。柔軟性を有する高分子樹脂基板は、ポリイミド(PI)、ポリスチレン(PS)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、シクロオレフィンコポリマー(COC)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、レジン(resin)のような高透過性プラスチックなどの多様な絶縁性樹脂材を含むことができる。
金属基板は、Cu、Cu合金またはCu−Al合金を含むことができ、その厚さは0.1mmないし0.5mmであり得る。金属基板の厚さが0.1mm未満であるか、または0.5mmを超過する場合、放熱特性または熱伝導率が過度に高くなり得るので、熱電素子の信頼性が低下し得る。
また、前記第1基板110と前記第2基板120が金属基板の場合、前記第1基板110と前記第1電極部210との間および前記第2基板120と前記第2電極部220との間には、それぞれ誘電体層170がさらに配置され得る。
前記誘電体層170は、5〜10W/Kの熱伝導度を有する素材を含み、0.01mmないし0.15mmの厚さに形成され得る。前記誘電体層170の厚さが0.01mm未満の場合、絶縁効率または耐電圧特性が低下し得、0.15mmを超過する場合、熱伝導度が低くなって放熱効率が低下し得る。
このとき、前記第1基板110と前記第2基板120のサイズは、異なるように形成されることもある。例えば、前記第1基板110と前記第2基板120のうち一つの体積、厚さまたは面積は、他の一つの体積、厚さまたは面積より大きく形成され得る。これによって、熱電素子の吸熱性能または放熱性能を高めることができる。
また、前記第1基板110と前記第2基板120の少なくとも一つの表面には、放熱パターン、例えば、凹凸パターンが形成されることもある。これによって、熱電素子の放熱性能を高めることができる。凹凸パターンが第1熱電半導体310または第2熱電半導体320と接触する面に形成される場合、熱電脚と基板との間の接合特性も向上し得る。
以下、図2ないし図6を参照して、第1実施例による熱電素子を説明する。詳しくは、図2ないし図4は、第1実施例による熱電素子で第1基板110及び第2基板120の平面図を示した図であり、図5及び図6は、第1実施例による熱電素子の断面図を示した図である。
図2を参照すれば、前記第1基板110には、複数の第1電極部210が配置され得る。前記第1電極部210は、前記第1基板110の一面上にパターンを有しながら配置され得る。すなわち、前記第1基板110の一面上には、互いに離隔する複数の第1電極パターンが配置され得る。
前記複数の第1電極パターンには、先に説明した前記第1熱電半導体310及び/または前記第2熱電半導体320が配置され得る。
前記第1基板110は、前記第2熱電半導体320から前記第1熱電半導体310に電流が流れる基板であって発熱部として作用する基板であり得る。
図3を参照すれば、前記第2基板120には、複数の第2電極部220が配置され得る。前記第2電極部220は、前記第2基板120の一面上にパターンを有しながら配置され得る。すなわち、前記第2基板120の一面上には、互いに離隔する複数の第2電極パターンが配置され得る。
前記複数の第2電極パターンには、先に説明した前記第1熱電半導体310及び/または前記第2熱電半導体320が配置され得る。
前記第2基板120は、前記第1熱電半導体310から前記第2熱電半導体320に電流が流れる基板であって冷却部として作用する基板であり得る。
図5及び図6を参照すれば、前記第2基板120は、第1面121及び第2面122を含むことができる。詳しくは、前記第2基板120は、前記第1面121及び前記第1面121と反対の前記第2面122を含むことができる。詳しくは、前記第2基板120は、前記第1面121及び前記第1面121と対向する第2面122を含むことができる。
また、前記第2基板120上には、熱電素子チップ800が配置され得る。または、前記第2基板上には別途の基板がさらに配置され、前記別途の基板上には熱電素子チップ800が実装され得る。すなわち、前記第2基板120上には熱電素子チップマウント基板が配置され得る。
図3ないし図6を参照すれば、第1実施例による熱電素子は、ターミナル電極部400を含むことができる。前記ターミナル電極部400は、外部の配線と連結される電極であり得る。詳しくは、前記ターミナル電極部400は、外部フレーム600上に配置される供給部510から配線電極500を介して電圧が印加される領域であり得る。
前記ターミナル電極部400は、前記第2電極部220の少なくとも一つの第2電極部220から一方向、例えば、側面方向に延びて配置され得る。詳しくは、前記ターミナル電極部400は、前記第2電極部220と接触して配置され得る。詳しくは、前記ターミナル電極部400は、前記第2電極部220と一体に形成され得る。詳しくは、前記ターミナル電極部400は、前記第2電極部200と同じ物質で形成され得る。
すなわち、前記第2電極部220は、熱電半導体が配置される領域であり、前記ターミナル電極部400には熱電半導体が配置されない領域であり得る。
前記ターミナル電極部400は、前記第2基板120の端領域に配置され得る。詳しくは、前記ターミナル電極部400は、前記第2基板120の角領域に配置され得る。
図3ないし6を参照すれば、前記ターミナル電極部400は、前記第2電極部220から一方向に延び、前記ターミナル電極部400は、前記第2基板120の第1面121及び第2面122上に配置され得る。
前記第2基板120には孔が形成され得る。詳しくは、前記第2基板120には連結孔CHが形成され得る。詳しくは、前記連結孔CHは、前記ターミナル電極部400と前記第2電極部220が接触される領域と重畳される領域上に形成され得る。
前記ターミナル電極部400は、前記連結孔CHを介して前記第2基板120の第1面121から前記第2面122に延びることができる。すなわち、前記ターミナル電極部400は、前記第2基板120の前記第1面121及び前記第2面122に配置され、前記第1面121及び前記第2面122に配置される前記ターミナル電極部400は、前記連結孔CHに配置されるターミナル電極部400によって連結され得る。
また、前記第2基板120には貫通孔Hが形成され得る。詳しくは、前記貫通孔Hは、前記ターミナル電極部400と前記第2電極部220との間に配置され得る。詳しくは、前記貫通孔Hは、前記ターミナル電極部400と接触する前記第2電極部220以外の他の第2電極部220と前記ターミナル電極部400との間に形成され得る。
前記貫通孔Hは、前記ターミナル電極部400及び前記ターミナル電極部400と接触する前記第2電極部220の側面に沿って延びて形成され得る。前記貫通孔Hは、前記第2基板120の一側面から他側面方向に延びて形成され得る。
前記貫通孔Hの幅Wは、前記ターミナル電極部400と最も隣接した前記第2電極部220との間の距離Dと異なることがある。詳しくは、前記貫通孔Hの幅Wは、前記ターミナル電極部400と前記ターミナル電極部400と接触する前記第2電極部220以外の他の第2電極部220との間の距離Dより小さいことがある。
詳しくは、前記貫通孔Hの幅Wと前記ターミナル電極部400と最も隣接した前記第2電極部220との間の距離Dの比は、0.4:1ないし0.6:1であり得る。すなわち、前記貫通孔Hの幅Wのサイズは、前記ターミナル電極部400と最も隣接した前記第2電極部220との間の距離Dのサイズに対して約40%ないし60%であり得る。
前記貫通孔Hの幅Wが前記ターミナル電極部400と最も隣接した前記第2電極部220との間の距離Dのサイズに対して約40%未満の場合、前記ターミナル電極部400が配置される領域から前記第2電極部220方向に伝達される熱によって冷却性能が低下し得る。また、前記貫通孔Hの幅Wが前記ターミナル電極部400と最も隣接した前記第2電極部220との間の距離Dのサイズに対して約60%を超過する場合、前記第2基板120の強度が低下し得る。
前記貫通孔Hによって前記ターミナル電極部400で発生する熱が前記ターミナル電極部400と隣接した前記第2電極部220方向に伝達されることを減少させることができる。すなわち、前記配線電極500が配置されるターミナル電極部400で発生する熱は、前記第2電極部220方向に移動され得るが、実施例による熱電素子は、前記貫通孔Hによって前記ターミナル電極部400と前記第2電極部220を離隔させることによって、前記第2電極部220方向に移動される熱量を減少させることができる。
したがって、前記熱によって冷却部として作用する第2基板で冷却性能が低下することを減少させることができる。
一方、図6を参照すれば、前記貫通孔Hにはバッファ部材700が配置され得る。例えば、前記貫通孔Hには樹脂物質またはポリマー物質を含むバッファ部材700が配置され得る。
例えば、前記バッファ部材700は、熱伝導度が低い物質を含むことができる。例えば、前記バッファ部材700は、ポリイミドまたはパリレン(Parylene)などの熱伝導度が低い物質を含むことができる。
前記バッファ部材700は、前記貫通孔Hの内部に配置され得る。前記バッファ部材700は、前記貫通孔Hの内部に充填され得る。前記バッファ部材700は、前記貫通孔Hの内部を埋めながら配置され得る。
前記バッファ部材700は、前記貫通孔Hの内部に配置されて、前記貫通孔Hが形成された前記第2基板120の強度低下を防止することができる。また、前記バッファ部材700は、前記第2基板120でターミナル電極部400によって基板の温度変化が最も大きい領域で発生する可能性のある第2基板の収縮または膨張による応力を緩和させて、熱電素子の全体的な信頼性を向上させることができる。
以下、図7ないし図10を参照して、第2実施例による熱電素子を説明する。第2実施例による熱電素子に対する説明においては、先に説明した第1実施例による熱電素子と同一または類似の説明については説明を省略して同じ構成に対しては同じ図面符号を付与する。
図7ないし図10を参照すれば、第2実施例による熱電素子は、連結孔CHが形成されないことがある。
前記第2基板120は、前記第1面121、前記第2面122及び前記第3面123を含むことができる。
前記第3面123は、前記第1面121、前記第2面122を連結する面であり得る。前記第3面123は、前記第2基板120の側面であり得る。
前記ターミナル電極部400は、前記第2基板120の第1面121から前記3面123及び前記第2面122に延びて配置され得る。すなわち、前記ターミナル電極部400は、前記第2基板120の第1面121から前記第3面123を介して前記第2面122に延びて配置され得る。
これによって、前記第2基板120に前記ターミナル電極部を連結するための別途の連結孔を形成する工程を省略することができる。これによって、前記連結孔によって前記第2基板120の強度が低下することを防止することができるので、熱電素子の全体的な信頼性を向上させることができ、工程効率を向上させることができる。
以下、実施例および比較例による熱電素子を介して本発明をさらに詳細に説明する。このような実施例は、本発明をさらに詳細に説明するために例示で提示したものに過ぎない。したがって、本発明がこのような実施例に限定されるものではない。
実施例1
第2基板上に第2電極部とターミナル電極を配置し、前記第2電極部と前記ターミナル電極との間に貫通孔を形成して熱電素子を製造した後、前記ターミナル電極と配線電極を連結して電圧を印加した後、前記第2電極部に移動される熱伝達量を測定した。
実施例2
前記貫通孔にポリイミドを充填したという点を除いて実施例1と同様に熱電素子を製造した後、前記ターミナル電極と配線電極を連結して電圧を印加した後、前記第2電極部に移動される熱伝達量を測定した。
比較例1
貫通孔を形成しなかったという点を除いて実施例1と同様に熱電素子を製造した後、前記ターミナル電極と配線電極を連結して電圧を印加した後、前記第2電極部に移動される熱伝達量を測定した。
Figure 2020515051
表1を参照すれば、実施例1及び実施例2による熱電素子の場合ターミナル電極部から第2電極部に伝達される熱が比較例1による熱電素子に比べて小さいことが分かる。
詳しくは、実施例1及び実施例2による熱電素子の場合、ターミナル電極部から第2電極部に伝達される熱が比較例1による熱電素子に対して約5%未満であることが分かる。
すなわち、実施例による熱電素子は、前記貫通孔及び前記貫通孔に充填されるバッファ部材によって前記ターミナル電極部から前記第2電極部方向に移動される熱を減少させることができることが分かる。
以下、図11及び図12を参照して、第3実施例による熱電素子を説明する。第3実施例による熱電素子に対する説明においては、先に説明した第1、2実施例による熱電素子と同一または類似の説明については説明を省略して同じ構成に対しては同じ図面符号を付与する。
図11及び図12を参照すれば、第3実施例による熱電素子は、第2基板120の厚さが領域ごとに互いに異なり得る。
詳しくは、前記第2基板120は、第1領域1A及び第2領域2Aを含むことができる。前記第1領域1Aは、前記第2電極部220が配置される領域であり得る。詳しくは、前記第1領域1Aは、前記熱電半導体310、320が配置された前記第2電極部220が配置される領域と定義することができる。
前記第2領域2Aは、ターミナル電極部400が配置される領域であり得る。詳しくは、前記第2領域2Aは、前記熱電半導体310、320が配置されないターミナル電極部400が配置される領域と定義することができる。
前記第1領域1A及び前記第2領域2Aは、互いに接触して配置され得る。前記第1領域1A及び前記第2領域2Aは、同一物質を含むことができる。前記第1領域1A及び前記第2領域2Aは、一体に形成され得る。
前記第1領域1Aの厚さと前記第2領域2Aの厚さは、互いに異なり得る。詳しくは、前記第1領域1Aの厚さは、前記第2領域2Aの厚さより小さいことがある。すなわち、前記第2領域2Aの厚さは、前記第1領域1Aの厚さより大きいことがある。
すなわち、前記ターミナル電極部400が配置される前記第2領域2Aの厚さが前記第2電極部220が配置される前記第1領域1Aの厚さより厚いことがある。
前記第2領域2Aは、段差部125を含むことができる。前記段差部125によって前記第1領域1Aと前記第2領域2Aは、段差を有することができる。前記段差部125によって前記第2領域2Aの厚さは、前記第1領域1Aの厚さより大きいことがある。
前記熱電素子チップ800の高さh1は、前記段差部125の高さh2以下であり得る。すなわち、前記熱電素子チップ800の高さh1は、前記段差部125の高さh2と同じかまたは小さいことがある。このとき、前記熱電素子チップ800の高さh1は、前記第1領域1Aで前記第2基板と対向する前記熱電素子チップ800の一面から前記一面と反対される他面までの距離と定義することができ、前記段差部125の高さは、前記第2領域2Aで前記第2基板と対向する前記段差部125の一面から前記一面と反対される他面までの距離と定義することができる。
これによって、前記熱電素子チップ800と前記段差部125の段差を減少させて、熱電素子を他のモジュールと結合するとき容易に結合することができる。
前記第2領域2Aの厚さT2は、前記第1領域1Aの厚さT1に対して約0.5倍ないし約3倍ほど大きいことがある。詳しくは、前記第2領域2Aの厚さT2は、前記第1領域1Aの厚さT1に対して約1.5倍ないし約3倍ほど大きいことがある。
前記第2領域2Aの厚さT2が前記第1領域1Aの厚さT1に対して約0.5倍未満のサイズを有する場合、前記配線電極500及びターミナル電極部400で発生する垂直方向への熱伝達を効果的に減少させることができない。また、前記第2領域2Aの厚さT2が前記第1領域1Aの厚さT1に対して約3倍を超過するサイズを有する場合、工程効效率が低下し得る。
前記第1領域1Aと前記第2領域2Aは、互いに異なる熱伝導性を有することができる。詳しくは、前記第2領域2Aの熱伝導性は、前記第1領域1Aの熱伝導性より小さいことがある。
また、前記第2領域2Aは、異方的な熱伝導度を有することができる。また、前記第2領域2Aでの垂直的熱伝導率が約30%以下であり得る。すなわち、前記第2領域2Aは、垂直方向への熱伝導率を減少させることができる。
例えば、前記第2領域2Aは、セラミックス物質を含むことができる。詳しくは、前記第2領域2Aは、ボロンナイトライド(BN)物質を含むことができる。前記セラミックス物質は、前記第2領域2Aの全体に配置されるかまたは前記第2領域2Aの段差部125にのみ配置され得る。
第3実施例による熱電素子は、ターミナル電極部が配置される領域の厚さを第2電極部が配置される領域の厚さより大きくすることができる。また、前記ターミナル電極部が配置される領域の熱伝導性を前記第2電極部が配置される領域の熱伝導性より低くすることができる。また、前記ターミナル電極部が配置される領域から垂直方向に移動される熱伝達を減少させることができる。
これによって、ターミナル電極部が配置される領域の段差部によってターミナル電極部と配線電極をボンディングするとき、フレームとの段差による機械的衝撃を緩和することができるので、熱電素子の信頼性を向上させることができる。
また、垂直方向への熱伝達を減少させて、ターミナル電極及び配線電極で発生する熱が第2電極部方向に移動される熱量を減少させることができる。
以下、実施例および比較例による熱電素子を介して本発明をさらに詳細に説明する。このような実施例は、本発明をさらに詳細に説明するために例示で提示したものに過ぎない。したがって、本発明がこのような実施例に限定されるものではない。
実施例3
第2基板上に段差部を形成し、段差部が配置されない領域には、第2電極部を配置して段差部が配置された領域にターミナル電極を配置して熱電素子を製造した後、前記ターミナル電極と配線電極を連結して電圧を印加した後、前記第2電極部に移動される熱伝達量を測定した。
比較例2
段差部を形成しなかったという点を除いて実施例1と同様に熱電素子を製造した後、前記ターミナル電極と配線電極を連結して電圧を印加した後、前記第2電極部に移動される熱伝達量を測定した。
Figure 2020515051
表2を参照すれば、実施例3による熱電素子の場合ターミナル電極部から第2電極部に伝達される熱が比較例2による熱電素子に比べて小さいことが分かる。
詳しくは、実施例3による熱電素子の場合ターミナル電極部から第2電極部に伝達される熱が比較例2による熱電素子に対して約3%未満であることが分かる。
すなわち、実施例による熱電素子は、前記段差部によって前記ターミナル電極部から前記第2電極部方向に移動される熱を減少させることができることが分かる。
一方、最近では熱電素子を小型化する傾向であり、光通信用レーザーモジュールなど熱電素子がモジュールの中央領域に配置する場合、小型化された熱電素子の場合、配線電極、すなわち、ターミナル電極と熱電素子の電極層連結が困難であり得る。すなわち、ターミナル電極までワイヤボンディングをするには、各種部品が実装されており、ワイヤボンディングが容易ではない。
このために、従来には図13のように下部基板上にポスト900、すなわち、金属柱を配置し、外部電源と熱電素子の電極層を連結した。しかし、下部基板の面積が上部基板より大きくなり、広くなった下部基板に熱電半導体が配置されることがないので、小型化に不利であり、面積に比べて効率が減少され得る。
一方、実施例による熱電素子は、ターミナルワイヤボンディング不良を防止することができ、向上した効率を有しながら小型化された熱電素子を実現することができる。
すなわち、実施例による熱電素子は、ターミナル電極部から第2電極部方向に移動する熱を減少させることができる。
詳しくは、配線電極が配置されるターミナル電極部で発生する熱は、前記第2電極部方向に移動され得るが、実施例による熱電素子は、貫通孔及び貫通孔内部に充填されるバッファ部材によって前記ターミナル電極部と前記第2電極部を離隔させることによって、前記第2電極部方向に移動される熱量を減少させることができる。
したがって、前記熱によって冷却部として作用する第2基板で冷却性能が低下することを減少させることができる。
また、実施例による熱電素子は、ターミナル電極部が配置される領域の厚さを第2電極部が配置される領域の厚さより大きくすることができる。また、前記ターミナル電極部が配置される領域の熱伝導性を前記第2電極部が配置される領域の熱伝導性より低くすることができる。また、前記ターミナル電極部が配置される領域で垂直方向に移動される熱伝達を減少させることができる。
これによって、ターミナル電極部が配置される領域の段差部によってターミナル電極部と配線電極をボンディングするとき、フレームとの段差による機械的衝撃を緩和することができるので、熱電素子の信頼性を向上させることができる。
また、垂直方向への熱伝達を減少させて、ターミナル電極及び配線電極で発生する熱が第2電極部方向に移動される熱量を減少させることができる。
したがって、実施例による熱電素子は、小型化を実現しながら、下部基板ではない上部基板でワイヤボンディングされるので、ボンディング領域に追加の熱電半導体を配置することができ、熱電効率を向上させることができる。また、実施例による熱電素子は、ワイヤボンディングの段差が減少されて、ボンディング不良を減少させ、向上した信頼性を有することができる。
一方、先に説明した実施例による熱電素子の熱電脚は、積層型構造を有することもできる。例えば、P型熱電脚またはN型熱電脚は、シート状の基材に半導体物質が塗布された複数の構造物を積層した後、これを切断する方法で形成され得る。これによって、材料の損失を防ぎ、電気伝導特性を向上させることができる 。
図14は、積層型構造の熱電脚を製造する方法を示す。
図14を参照すれば、半導体物質を含む材料をペースト形に製作した後、シート、フィルムなどの基材1110上に塗布して半導体層1120を形成する。これによって、一つの単位部材1100が形成され得る。
複数の単位部材1100a、1100b、1100cを積層して積層構造物1200を形成し、これを切断すれば単位熱電脚1300を得ることができる。
このように、単位熱電脚1300は、基材1110上に半導体層1120が形成された単位部材1100が複数に積層された構造物によって形成され得る。
ここで、基材1110上にペーストを塗布する工程は、多様な方法で行われ得る。例えば、テープキャスティング(Tape casting)方法で行われ得る。テープキャスティング方法は、微細な半導体物質の粉末を水系または非水系溶媒(solvent)、結合剤(Binder)、可塑剤(plasticizer)、分散剤(dispersant)、消泡剤(defoamer)及び界面活性剤のうち選択される少なくとも一つと混合してスラーリ(slurry)形に製造した後、動く刃(blade)または動く基材の上で成形する方法である。このとき、基材1110は、10μm〜100μm厚さのフィルム、シートなどであり得、塗布される半導体物質としては、上述したバルク型素子を製造するP型熱電材料またはN型熱電材料がそのまま適用され得る。
単位部材1100を複数の層にアラインして積層する工程は、50℃〜250℃の温度で圧着する方法で行われることがあり、積層される単位部材110の数は、例えば、2〜50個であり得る。以後、所望の形状とサイズに切断されることができ、焼結工程が追加され得る。
このように製造される単位熱電脚1300は、厚さ、形状及びサイズの均一性を確保することができ、薄型化が有利であり、材料の損失を減らすことができる。
単位熱電脚1300は、円柱状、多角柱状、楕円形柱状などであり得、図14dで例示したような形状に切断されることもある。
一方、積層型構造の熱電脚を製造するために、単位部材1100の一表面に伝導性層をさらに形成することもできる。
図15は、図14の積層構造物内の単位部材の間に形成される伝導性層を例示する。
図15を参照すれば、伝導性層Cは、半導体層1120が形成される基材1110の反対面に形成され得、基材1110の表面の一部が露出するようにパターン化され得る。
図15は、本発明の実施例による伝導性層Cの多様な変形例を示す。図15a及び図15bに示されたように、閉鎖型開口パターンc1、c2を含むメッシュタイプ構造または図15c及び図15dに示されたように、開放型開口パターンc3、c4を含むラインタイプ構造などに多様に変形され得る。
このような伝導性層Cは、単位部材の積層型構造に形成される単位熱電脚内の単位部材の間の接着力を高めることができ、単位部材間の熱伝導度を低めて、電気伝導度は向上させることができる。伝導性層Cは、金属物質、例えば、Cu、Ag、Niなどが適用され得る。
一方、単位熱電脚1300は、図16に示したことと同じ方向に切断されることもある。このような構造によると、垂直方向の熱伝導効率を低めると共に電気伝導特性を向上させることができて、冷却効率を高めることができる。
一方、先に説明した実施例による熱電脚は、ゾーンメルティング(zone melting)方式または粉末焼結方式に従って製作され得る。ゾーンメルティング方式によると、熱電素材を利用してインゴット(ingot)を製造した後、インゴットに熱をゆっくり加えて、単一の方向に粒子が再配列されるように精製し、ゆっくりと冷却させる方法で熱電脚を得る。粉末焼結方式によると、熱電材料を用いてインゴットを製造した後、インゴットを粉砕して篩分けして熱電脚用粉末を獲得し、これを焼結する過程を介して熱電脚を得る。
図17は、本発明の一実施例による熱電脚用焼結体を製造する方法を示すフローチャートである。
図17を参照すれば、熱電素材を熱処理して、インゴット(ingot)を製造する(S100)。熱電素材は、Bi、Te及びSeを含むことができる。例えば、熱電素材は、BiTe3−ySe(0.1<y<0.4)を含むことができる。一方、Biの蒸気圧力は、768℃で10Paであり、Teの蒸気圧力は、769℃で104Paであり、Seの蒸気圧力は、685℃で105Paである。したがって、一般的な溶融温度600〜800℃でTeとSeの蒸気圧力が高いので、揮発性が大きい。したがって、熱電脚を製作するとき、Te及びSeの少なくとも一つの揮発を考慮して秤量することができる。すなわち、Te及びSeの少なくとも一つを1ないし10重量部でさらに含ませることができる。例えば、N型脚を製作するとき、BiTe3−ySe(0.1<y<0.4)100重量部に対して1ないし10重量部のTe及びSeをさらに含ませることもできる。
次に、インゴットを粉碎する(S110)。このとき、インゴットは、メルトスピニング(melt spinning)技法によって粉砕され得る。これによって、板状フレークの熱電素材が得られ得る。
次に、板状フレークの熱電素材をドーピング用添加剤と共にミーリング(milling)する(S120)。このために、例えば、スーパーミキサー(Super Mixer)、ボールミル(ball mill)、アトリッションミル(attrition mill)、3ロールミル(3roll mill)などが用いられ得る。ここで、ドーピング用添加剤は、CuおよびBiを含むことができる。このとき、Bi、Teおよび Seを含む熱電素材は99.4ないし99.98wt%、Cuは0.01ないし0.1wt%、そしてBiは0.01ないし0.5wt%の組成比、望ましくは、Bi、TeおよびSeを含む熱電素材は99.48ないし99.98wt%、Cuは0.01ないし0.07wt%、そして、Biは0.01ないし0.45wt%の組成比、さらに望ましくは、Bi、TeおよびSeを含む熱電素材は99.67ないし99.98wt%、Cuは0.01ないし0.03wt%、そして、Biは、0.01ないし0.30wt%の組成比で添加された後、ミーリングされ得る。
次に、篩分け(sieving)を介して熱電脚用粉末を得る(S130)。但し、篩分け工程は、必要に応じて追加されることであって、本発明の実施例では必要不可欠な工程ではない。このとき、熱電脚用粉末は、例えば、マイクロ単位の粒子サイズを有することができる。
次に、熱電脚用粉末を焼結する(S140)。焼結過程を介して得られた焼結体を切断して熱電脚を製作することができる。焼結は、例えば、放電プラズマ焼結(SPS、Spark Plasma Sintering)装備を用いて400ないし550℃、35ないし60MPa条件で1ないし30分間焼結されるか、または、ホットプレス(Hot−press)装備を用いて400ないし550℃、180ないし250MPa条件で1ないし60分間焼結され得る。
このとき、熱電脚用粉末は、非晶質リボンと共に焼結され得る。熱電脚用粉末が非晶質リボンと共に焼結されると、電気伝導度が高くなるので、高い熱電性能を得ることができる。このとき、非晶質リボンは、Fe系非晶質リボンであり得る。
一例として、非晶質リボンは、熱電脚が上部電極と接合するための面及び下部電極と接合するための面に配置された後、焼結され得る。これによって、上部電極または下部電極方向に電気伝導度が高くなることができる。このために、下部非晶質リボン、熱電脚用粉末及び上部非晶質リボンがモールド内に順に配置された後、焼結され得る。このとき、下部非晶質リボン及び上部非晶質リボン上には、それぞれ表面処理層が形成されることもある。表面処理層は、メッキ法、スパッタリング法、蒸着法などによって形成される薄膜であって、半導体材料である熱電脚用粉末と反応しても性能の変化がほとんどないニッケルなどが使用され得る。
他の例として、非晶質リボンは、熱電脚の側面に配置された後、焼結されることもある。これによって、熱電脚の側面に沿って電気伝導度が高くなることができる。このために、非晶質リボンがモールドの壁面を囲むように配置された後、熱電脚用粉末を満たし、焼結することができる。
本発明の実施例による熱電素子は、発電用装置、冷却用装置、温熱用装置などに適用され得る。具体的には、本発明の実施例による熱電素子は、主に光通信モジュール、センサー、医療機器、測定器機、航空宇宙産業、冷蔵庫、チラー(chiller)、自動車通風シート、カップホルダー、洗濯機、乾燥器、ワインセラー、浄水器、センサー用電源供給装置、サーモパイル(thermopile)などに適用され得る。
ここで、本発明の実施例による熱電素子が医療機器に適用される例として、PCR(PolymeraSe Chain Reaction)機器がある。PCR機器は、DNAを増幅してDNAの塩基配列を決めるための装備であり、精緻な温度制御が要求され、熱循環(thermal cycle)が必要な器機である。このために、ペルチェ効果に基づく熱電素子が適用され得る。
本発明の実施例による熱電素子が医療機器に適用される他の例として、光検出器がある。ここで、光検出器は、赤外線/紫外線検出器は、CCD(Charge Coupled Device)センサー、X−ray検出器、TTRS(Thermoelectric Thermal Reference Source)などがある。光検出器の冷却(cooling)のためにペルチェ効果に基づく熱電素子が適用され得る。これにより、光検出器内部の温度上昇による波長変化、出力低下および解像力の低下などを防止することができる。
本発明の実施例による熱電素子が医療機器に適用されるまた他の例として、免疫分析(immunoassay)の分野、インビトロ診断(In vitro Diagnostics)の分野、温度制御および冷却システム(general temperature control and cooling systems)、物理治療の分野、液状チラーシステム、血液/プラズマ温度制御の分野などがある。これによって、精密な温度制御が可能である。
本発明の実施例による熱電素子が医療機器に適用されるまた他の例として、人工心臓がある。これによって、人工心臓に電源を供給することができる。
本発明の実施例による熱電素子が航空宇宙産業に適用される例として、星追跡システム、熱イミジングカメラ、赤外線/紫外線検出器、CCDセンサー、ハッブル宇宙望遠鏡、TTRSなどがある。これによって、イメージセンサーの温度を維持することができる。
本発明の実施例による熱電素子が航空宇宙産業に適用される他の例として、冷却装置、ヒーター、発電装置などがある。
この他にも、本発明の実施例による熱電素子は、その他の産業分野に発電、冷却および温熱のために適用され得る。
以上、本発明の望ましい実施例を参照して説明したが、該当の技術分野の熟練された当業者は下記の特許請求の範囲に記載された本発明の思想および領域から外れない範囲内で本発明を多様に修正および変更させることができることを理解することができるであろう。

Claims (10)

  1. 第1基板;
    前記第1基板上に配置される第1電極部;
    前記第1電極部上に配置される熱電半導体;
    前記熱電半導体上に配置される第2電極部;及び
    前記第2電極部上に配置される第2基板を含み、
    前記第2基板は、
    第1面;及び
    前記第1面と対向する第2面を含み、
    前記第1面には、前記第2電極部が配置され、
    前記第2面には、前記第2電極部の少なくとも一つが延びて形成されるターミナル電極部が配置され、
    前記第2基板は、前記ターミナル電極部と前記第2電極部との間に形成される貫通孔を含む。
  2. 前記ターミナル電極部は、前記第2電極部の少なくとも一つが前記第2基板の側面に沿って延びて配置される、請求項1に記載の熱電素子。
  3. 前記第2基板は、前記ターミナル電極部を形成するための連結孔をさらに含む、請求項1に記載の熱電素子。
  4. 前記第1面及び前記第2面を連結する第3面をさらに含み、
    前記ターミナル電極部は、前記第1面から前記第3面及び前記第2面方向に延びて配置される、請求項1に記載の熱電素子。
  5. 前記貫通孔の幅のサイズは、前記ターミナル電極部と前記ターミナル電極部と最も隣接した前記第2電極部との間の距離のサイズに対して40%ないし60%である、請求項1に記載の熱電素子。
  6. 前記貫通孔には、バッファ部材が配置され、
    前記バッファ部材は、ポリイミドまたはパリレンを含む、請求項1に記載の熱電素子。
  7. 第1基板;
    前記第1基板上に配置される第1電極部;
    前記第1電極部上に配置される熱電半導体;
    前記熱電半導体上に配置される第2電極部;及び
    前記第2電極部上に配置される第2基板を含み、
    前記第2基板は、
    第1面;及び
    前記第1面に対向する第2面を含み、
    前記第1面には、前記第2電極部が配置され、
    前記第2面には、前記第2電極部の少なくとも一つが延びて形成されるターミナル電極部が配置され、
    前記第2基板は、前記第2電極部が配置される第1領域及び前記ターミナル電極部が配置される第2領域を含み、
    前記第2領域の厚さは、前記第1領域の厚さより大きい熱電素子。
  8. 前記第2領域の熱伝導性は、前記第1領域の熱伝導性より低い、請求項7に記載の熱電素子。
  9. 前記第2領域は、異方的な熱伝導度を有する、請求項7に記載の熱電素子。
  10. 前記第2領域の厚さは、前記第1領域の厚さに対して1.5ないし3倍である、請求項7に記載の熱電素子。



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