JP2000067965A - レシーバ等のコネクタ - Google Patents

レシーバ等のコネクタ

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JP2000067965A
JP2000067965A JP10257550A JP25755098A JP2000067965A JP 2000067965 A JP2000067965 A JP 2000067965A JP 10257550 A JP10257550 A JP 10257550A JP 25755098 A JP25755098 A JP 25755098A JP 2000067965 A JP2000067965 A JP 2000067965A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント配線板に実装し、レシーバ等を押し
込めばワンタッチで端子をコンタクトに圧接でき、レシ
ーバ等の品質を確保しながら組み付け作業の自動化、コ
スト低減、製品の量産化及び接続性能の品質向上を図る
コネクタを提供する。 【解決手段】 背面に端子51を有するレシーバ等50
を背面側でプリント配線板Pに接続するコネクタであっ
て、絶縁材料で形成されたハウジング10と、ハウジン
グに固定され周縁から正面側に立ち上がってレシーバ等
の側壁52に圧接する縦壁22を有するホルダ20と、
ハウジングに設けられレシーバ等の端子に圧接する接点
31a、32aを有すると共にハウジングの背面側に導
出された脚部31b、32bを有するコンタクト31、
32とを備え、コンタクトの少なくとも接点及びこれを
弾性的に支持する支持部31c、32cがレシーバ等の
各端子について複数ずつ設けられているレシーバ等のコ
ネクタ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レシーバ(スピー
カ)、マイク、バイブレーターで例示される機器(以
下、レシーバ等という)であって、背面に端子を有する
ものをプリント配線板に電気的且つ機械的に接続するた
めのコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子部品をプリント配線板に実
装する方法として、例えば両者の接続箇所にフラックス
及びハンダを置き、これをリフロー炉で加熱してハンダ
を溶融することにより電子部品をプリント配線板にボン
ドする、いわゆるリフローハンダ付けによる実装方法が
広く採用されている。しかし、レシーバ等をリフローハ
ンダ付けによりプリント配線板に実装すると、高温に晒
されてコーンが影響を受け、音質の特性が変わってしま
い、所望の製品品質を得ることができない。
【0003】そのため従来、例えば図8(a)に示すよ
うに、レシーバ等(イ)の端子に接続されたハーネス
(ロ)を、一対のプラグコネクタ(ハ)及びリセプタク
ルコネクタ(ニ)を介してプリント配線板に接続すると
いう、いわゆるリードワイヤ型の接続構造が採用されて
いた。この接続構造によれば、例えばリセプタクルコネ
クタ(ニ)をリフローハンダ付けの段階でプリント配線
板に実装しておき、次工程でレシーバ等(イ)をプリン
ト配線板等に仮止めし、そのハーネス(ロ)の先端に取
り付けたプラグコネクタ(ハ)をプリント配線板上のリ
セプタクルコネクタ(ニ)に接続すれば、レシーバ等
(イ)を高温に晒すことなくプリント配線板に電気的且
つ機械的に接続することができる。
【0004】また、図8(b)に示すように、いわゆる
バネ型の接続構造が知られている。これはレシーバ等
(イ)の背面の端子に、例えば導電性の板状片を「く」
字形に折曲げてなるバネ部材(ホ)の一端を固定してお
き、このレシーバ等(イ)を正面側で製品のケーシング
に仮止めし、次いでケーシングにプリント配線板を取り
付ければ、バネ部材(ホ)が縮装された状態でレシーバ
等(イ)及びバネ部材(ホ)がケーシングとプリント配
線板とに挟持されるようにしたものである。こうすれ
ば、縮装されたバネ部材(ホ)の復元力により挟持力が
高まると共に、バネ部材(ホ)の他端がプリント配線板
の導体等に圧接し、これによってレシーバ等(イ)を高
温に晒すことなくプリント配線板に電気的且つ機械的に
接続できることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、リードワイヤ
型の接続構造では、レシーバ等(イ)とは別途にハーネ
ス(ロ)、プラグコネクタ(ハ)及びリセプタクルコネ
クタ(ニ)が必要となる。しかも、レシーバ等(イ)の
組み付け工程では、レシーバ等(イ)にハーネス(ロ)
を取り付け、これらをプリント配線板等に取り付け、プ
ラグコネクタ(ハ)をリセプタクルコネクタ(ニ)に接
続するという一連の作業を要するが、これらの作業は手
作業によるしかなく、自動化は困難である。従ってコス
トが高くつくと共に量産が難しい。
【0006】また、バネ型の接続構造では、レシーバ等
(イ)の端子に、薄いバネ部材(ホ)が片持ち状態で固
定されているので、レシーバ等(イ)のケーシングへの
仮止め時やケーシングにプリント配線板を取り付ける際
にバネ部材(ホ)に他の部材が当たると、その外力によ
りバネ部材(ホ)が変形しやすく、そうなるとレシーバ
等(イ)とプリント配線板との接続不良等が生じる。し
かも、レシーバ等(イ)におけるバネ部材(ホ)の取り
付け位置の精度、並びにケーシング及びプリント配線板
の寸法精度を高く維持しなければ、各部材の相対位置が
ずれてレシーバ等(イ)とプリント配線板との接続不良
等をきたすおそれが大きい。このような理由から、レシ
ーバ等(イ)のプリント配線板との接続性能を確保する
ことが困難である。
【0007】本発明はこのような点に着目してなされた
ものであり、その目的とするところは、コンタクトをプ
リント配線板にリフローハンダ付け等することで実装で
き、且つレシーバ等を押し込めばワンタッチで端子をコ
ンタクトに圧接でき、これによってレシーバ等の品質を
確保しながら、工程の簡略化による組み付け作業の自動
化、コスト低減、製品の量産化、及び接続性能の品質向
上を一挙に実現できるコネクタを提供することにある。
【0008】その場合、レシーバ等をコネクタに装着し
て使用すると、レシーバ等の振動によりコンタクトと端
子の相対位置がずれて接触が損なわれるおそれがある。
そこで、この課題については更に、端子に対し個別に圧
接するコンタクト部分を複数とすることにより相対位置
のずれによるコンタクトと端子の接触不良を防止するこ
と、またレシーバ等の回り方向のガタを小さくすること
により相対位置のずれによるコンタクトと端子の接触不
良を防止することを目的としている。
【0009】また、コネクタにおけるコンタクトの配置
を工夫して、コネクタのプリント配線板への実装強度を
高めることも更なる目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1のレシーバ等のコネクタは、背面に端子を
有するレシーバ等を背面側でプリント配線板に電気的且
つ機械的に接続するためのコネクタであって、絶縁材料
で形成されたハウジングと、このハウジングに固定さ
れ、周縁から正面側に立ち上がってレシーバ等の側壁に
圧接する縦壁を有するホルダと、上記ハウジングに設け
られ、レシーバ等の端子に圧接する接点を有すると共に
ハウジングの背面側に導出された脚部を有するコンタク
トとを備え、上記コンタクトの少なくとも接点及びこれ
を弾性的に支持する支持部がレシーバ等の各端子につい
て複数ずつ設けられていることを特徴としている。
【0011】このコネクタは、コンタクトの脚部をプリ
ント配線板の導体等にリフローハンダ付け等すれば、プ
リント配線板に実装される。そして、レシーバ等をホル
ダに押し込むと、ホルダの縦壁が拡開してレシーバ等を
受け入れ、レシーバ等の側壁に圧接すると共にレシーバ
等の端子がコンタクトの接点に圧接し、これでレシーバ
等がプリント配線板に電気的且つ機械的に接続される。
その場合、コンタクトのプリント配線板への実装、及び
レシーバ等のホルダへの押し込みは簡略な工程であり、
自動化が可能であるので、コストが低減されると共に製
品の量産化が促進される。また、従来のバネ部材のよう
に容易に変形する部材がないので、レシーバ等のプリン
ト配線板との接続性能が安定的に得られる。しかもコン
タクト自体の寸法管理と、そのプリント配線板への実装
とを確実に行えば、レシーバ等のプリント配線板との接
続性能が安定的に得られる。
【0012】また、振動によりコンタクトと端子の相対
位置が多少ずれても、各端子に対し個別に圧接するコン
タクトの接点が複数あるので、端子にいずれかの接点が
圧接する率が高くなり、コンタクトと端子の接触不良が
防止され、コンタクトの信頼性が高まる。
【0013】請求項2のレシーバ等のコネクタは、背面
に端子を有するレシーバ等を背面側でプリント配線板に
電気的且つ機械的に接続するためのコネクタであって、
絶縁材料で形成されたハウジングと、このハウジングに
固定され、周縁から正面側に立ち上がってレシーバ等の
側壁に圧接する縦壁を有するホルダと、上記ハウジング
に設けられ、レシーバ等の端子に圧接する接点を有する
と共にハウジングの背面側に導出された脚部を有するコ
ンタクトとを備え、上記ハウジング又はホルダに、レシ
ーバ等と嵌合してレシーバ等がホルダの縦壁に沿って回
ることを規制する嵌合部を設けたことを特徴としてい
る。
【0014】このコネクタは、コンタクトの脚部をプリ
ント配線板の導体等にリフローハンダ付け等すれば、プ
リント配線板に実装される。そして、レシーバ等をホル
ダに押し込むと、ホルダの縦壁が拡開してレシーバ等を
受け入れ、レシーバ等の側壁に圧接すると共にレシーバ
等の端子がコンタクトの接点に圧接し、これでレシーバ
等がプリント配線板に電気的且つ機械的に接続される。
その場合、コンタクトのプリント配線板への実装、及び
レシーバ等のホルダへの押し込みは簡略な工程であり、
自動化が可能であるので、コストが低減されると共に製
品の量産化が促進される。また、従来のバネ部材のよう
に容易に変形する部材がないので、レシーバ等のプリン
ト配線板との接続性能が安定的に得られる。しかもコン
タクト自体の寸法管理と、そのプリント配線板への実装
とを確実に行えば、レシーバ等のプリント配線板との接
続性能が安定的に得られる。
【0015】また、振動によりレシーバ等がホルダの縦
壁に沿って回り、コンタクトと端子の相対位置が多少ず
れても、嵌合部がレシーバ等と嵌合して上記回動が規制
されるから、コンタクトと端子の接触が保たれ、接触不
良が防止されてコンタクトの信頼性が高まる。その場
合、ホルダの縦壁に嵌合部を設けることに較べれば、レ
シーバ等のホルダへの押し込みが完了する前にレシーバ
等を回して嵌合可能な位置へ容易に補正できるので、組
み付け作業性が優れている。
【0016】請求項3のレシーバ等のコネクタは、請求
項1又は2の構成において、コンタクトの脚部の外端
が、平面視でハウジング央部に関してほぼ点対称の位置
関係となるようにハウジングの側方に導出されている。
【0017】このようにすれば、脚部外端を結ぶ線がハ
ウジング央部を通ることになるので、レシーバ等のホル
ダへの押し込み及び引き抜きの際に、脚部にかかる曲げ
応力等が最小に抑えられる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1〜図3は実施形態に係るレシ
ーバ等のコネクタを示す。ここで例示したレシーバ等
は、例えば携帯電話機に内蔵されるダイナミック方式の
レシーバ(スピーカ)である。図4に示すように、この
レシーバ等50は略円盤状に形成されており、背面に端
子51、51を有している。そして、レシーバ等50の
側壁52には、図4(b)のように平面視でみてほぼ対
向する位置に2つの突起53、53が形成されている。
【0019】この実施形態のコネクタは、ハウジング1
0と、このハウジング10に固定されたホルダ20と、
上記ハウジング10においてレシーバ等50の2つの端
子51、51にそれぞれ対応して設けられたコンタクト
31、32とを備えている。
【0020】上記ハウジング10は、例えば耐熱性樹脂
のような絶縁材料で形成され、環状に形成されている。
また、ホルダ20は、例えばリン青銅のようにハンダ付
け可能な金属の薄板を絞り加工等することで形成されて
おり、ハウジング10の背面側(図2(a)では向かっ
て下側に相当する)に配置された基板21と、この基板
21の周縁から正面側(図2(a)では向かって上側に
相当する)に立ち上がってレシーバ等50の側壁52に
圧接する縦壁22とを備えている。ホルダ20の基板2
1には通孔23が形成され、この通孔23に、ハウジン
グ10の背面に突出して形成されたリベット部11が嵌
合することでホルダ20がハウジング10に固定されて
いる。上記ホルダ20の縦壁22は2枚あり、基板21
の周縁においてほぼ対向する2箇所で立ち上がってい
る。そして、縦壁22には窓部24が開口されており、
これによって縦壁22が弾性変形しやすくすると共に、
レシーバ等50の突起53を受け入れるようにしてい
る。この場合、窓部24は突起53に対して縦横に充分
に大きく形成されている。縦壁22は背面側から正面側
に向かって内側に傾斜していて、拡開したときの弾性復
元力を高めるようになっている。また、縦壁22の正面
側の先端は外側に傾斜していて、レシーバ等50を押し
込むときに受け入れやすくなるようにしている。さら
に、基板21には背面側に突出するリブ25が形成され
ている。また、上記コンタクト31、32は、例えばリ
ン青銅のようにハンダ付け可能な金属の薄板を打ち抜く
ことで形成されており、図2(c)に示すように、上記
ハウジング10に圧入され、接点31a、32aがハウ
ジング10の正面側に出てレシーバ等50の端子51、
51に圧接するようになっており、また脚部31b、3
2bがハウジング10の背面側に導出されている。さら
に、ハウジング10の内縁には凹部12が凹陥して形成
されており、レシーバ等50の背面との間に空間部を確
保するようになっている。
【0021】上記コンタクト31、32の少なくとも接
点31a、32a及びこれを弾性的に支持する支持部3
1c、32cは、レシーバ等50の各端子51について
複数ずつ設けられている。これを上側のコンタクト31
で説明すると、この実施形態では完全に独立したコンタ
クト31を複数設けており、その数を2本としている。
その場合、数を3本以上としてもよい。また、このよう
に独立したコンタクト31を複数設けずに、1本の脚部
31bから複数の支持部31c、31cを分岐させ、こ
の各支持部31cに接点31aをそれぞれ設けるように
してもよい。要は、接点31aが、対応する支持部31
cにそれぞれ弾性的に支持されることで個別に弾性変形
するように構成すればよい。1本の脚部31bから複数
の支持部31cを分岐させたときには、コンタクト31
のハウジング10への圧入工程が1つの工程で済むと共
に、コンタクト31において脚部31bのプリント配線
板Pへの接地面が面一に揃い、いわゆるコプラナリティ
ーが安定して得られるという利点がある。以上の説明は
下側のコンタクト32についても全く同じである。
【0022】上記ハウジング10には、レシーバ等50
と嵌合してレシーバ等50がホルダ20の縦壁22に沿
って回ることを規制する嵌合部14が設けられている。
すなわち、図1〜図3及び図6に示すように、ハウジン
グ10の周縁部には正面側に立ち上がる突起よりなる嵌
合部14が形成され、レシーバ等50の背面には穴より
なる嵌合部54が凹陥して形成されていて、レシーバ等
50をホルダ20に押し込むと上記ハウジング10の嵌
合部14がレシーバ等50の嵌合部54に嵌合するよう
になっている。ここでは更に、嵌合部14のまわりのハ
ウジング10を凹陥して形成すると共に、嵌合部54の
まわりのレシーバ等50を突出して形成し、このハウジ
ング10の凹陥形成部にレシーバ等50の突出形成部を
嵌合するようにしているが、この構成を採用するか否か
は任意である。なお、この実施形態で例示したものとは
逆に、レシーバ等50に背面側に立ち上がる突起よりな
る嵌合部を形成し、ハウジング10の正面に穴よりなる
嵌合部を凹陥して形成してもよいし、これらを組み合わ
せてもよい。また、嵌合部14、54の形状、数は限定
されるものではなく、レシーバ等50をホルダ20に押
し込むと嵌合して、レシーバ等50がホルダ20の縦壁
22に沿って回ることを規制するものであればよい。さ
らに、嵌合部14をホルダ20の基板21に設けてもよ
い。また、嵌合部14の先端を面取りすれば、レシーバ
等50の嵌合部54へ嵌合するときにガイドとして機能
するので作業性がよくなる。
【0023】図1に示すように、上記コンタクト31、
32の脚部31b、32bの外端は、平面視でハウジン
グ央部に関してほぼ点対称の位置関係となるようにハウ
ジング10の側方に導出されている。すなわち、平面視
において、コンタクト31、32の接点31a、32a
はハウジング央部を間においてほぼ対向した位置関係で
ハウジング周縁部に配置されており、上側のコンタクト
31の脚部31bの外端はハウジング央部との距離が次
第に離れるように右方へ延びており、また下側のコンタ
クト32の脚部32bの外端もハウジング央部との距離
が次第に離れるように左方へ延びている。
【0024】従って、上記実施形態のコネクタは、コン
タクト31、32の脚部31b、32bをプリント配線
板Pの導体等にリフローハンダ付け等すれば、プリント
配線板Pに実装される。そして、次工程でレシーバ等5
0をホルダ20に押し込むと、ホルダ20の縦壁22が
拡開してレシーバ等50を受け入れ、レシーバ等50の
側壁52に圧接すると共にレシーバ等50の端子51、
51がコンタクト31、32の接点31a、32aに圧
接し、これでレシーバ等50がワンタッチでプリント配
線板Pに電気的且つ機械的に接続される。その場合、コ
ンタクト31、32のプリント配線板Pへの実装、及び
レシーバ等50のホルダ20への押し込みは簡略な工程
であり、自動化が可能であるので、コストが低減される
と共に製品の量産化が促進される。また、従来のバネ部
材のように容易に変形する部材がないので、レシーバ等
50のプリント配線板Pとの接続性能が安定的に得られ
る。しかもコンタクト自体の寸法管理と、そのプリント
配線板Pへの実装とを確実に行えば、レシーバ等50の
プリント配線板Pとの接続性能が安定的に得られる。こ
のため、レシーバ等50の品質を確保しながら、工程の
簡略化による組み付け作業の自動化、コスト低減、製品
の量産化、及び接続性能の品質向上を一挙に実現でき
る。
【0025】また、上記コンタクト31、32の少なく
とも接点31a、32a及びこれを弾性的に支持する支
持部31c、32cをレシーバ等50の各端子51につ
いて複数ずつ設けたので、振動によりコンタクト31、
32と端子51、51の相対位置が多少ずれても、各端
子51に対し個別に圧接する接点31a、32aがそれ
ぞれ複数あるので、端子51にいずれかの接点31a、
32aが圧接する率が高くなり、端子51とコンタクト
31、32の接触不良が防止され、コンタクト31、3
2の信頼性が高まる。
【0026】さらに、上記ハウジング10に、レシーバ
等50と嵌合してレシーバ等50がホルダ20の縦壁2
2に沿って回ることを規制する嵌合部14を設けたの
で、振動によりレシーバ等50が縦壁22に沿って回
り、コンタクト31、32と端子51、51の相対位置
が多少ずれても、嵌合部14がレシーバ等50の嵌合部
54に嵌合して上記回動が規制されるから、端子51、
51と接点31a、32aとの接触が保たれ、接触不良
が防止されてコンタクト31、32の信頼性が高まる。
その場合、ホルダ20の縦壁22に嵌合部を設けること
に較べれば、レシーバ等50のホルダ20への押し込み
が完了する前にレシーバ等50を縦壁22に沿って回し
て嵌合可能な位置へ容易に補正できるので、組み付け作
業性が優れている。しかも、曲面をもち、絞り加工等で
成形される縦壁22に嵌合構造としての開口等を精度よ
く加工することは難しいが、ハウジング10又はホルダ
20の基板21であれば嵌合部14を精度よく加工でき
るので、回動規制の機能を実効あるものにすることがで
きる。
【0027】また、コンタクト31、32の脚部31
b、32bの外端が、平面視でハウジング央部に関して
ほぼ点対称の位置関係となるようにハウジング10の側
方に導出されているので、脚部31b、32bの外端を
結ぶ線がハウジング央部を通ることになる。そのため、
レシーバ等50のホルダ20への押し込み及び引き抜き
の際に、脚部31b、32bにかかる曲げ応力等が最小
に抑えられ、コンタクト31、32又はハンダの破損等
による接続不良を有効に防止することができる。
【0028】しかも、このような脚部31b、32bの
外端の配置は、ノイズ対策に有利となることがある。す
なわち、図7はコネクタを携帯電話機Tに内蔵されるプ
リント配線板Pに実装した例を示すが、レシーバ等を耳
に当てるため、コネクタはプリント配線板Pの長手方向
一端における幅方向のほぼ中央付近に実装される。その
場合、レイアウト上、コネクタの近くにアンテナAが取
り付けられることから、このアンテナAと脚部31b、
32bとの間でノイズが授受される危険性が高い。その
ときには、同図(b)に示すように脚部31’b、3
2’bの外端が、平面視でハウジング央部を通る線に関
してほぼ線対称の位置関係となるようにハウジング10
の側方に導出した比較例では、上側のコンタクトの脚部
31’bの外端がアンテナAに近くなってノイズ授受の
危険性が高くなるが、上記実施形態に係るコネクタのよ
うに脚部31b、32bの外端が、平面視でハウジング
央部に関してほぼ点対称の位置関係となるようにハウジ
ング10の側方に導出したときには、上側のコンタクト
の脚部31bの外端をアンテナAから充分に離すことが
でき、ノイズ授受の危険性を大幅に低減することができ
る。
【0029】ここで上記ホルダ20の材質は特に限定さ
れるものではなく、本発明はホルダ20を例えば樹脂等
で形成した実施形態を含み、そうしたときでも以上の作
用及び効果を得ることができるが、上記実施形態のよう
にホルダ20を、ハンダ付け可能な金属で形成したとき
には、金属は例えば樹脂等に較べて弾性係数が大きいの
で、ホルダ20の縦壁22がレシーバ等50の側壁52
に強く圧接し、レシーバ等50のコネクタへの接続力が
強くなる。また、ホルダ20を例えばリブ25において
プリント配線板Pにハンダ付けすれば、コネクタのプリ
ント配線板Pへの接続力が強くなる。
【0030】また、本発明はホルダ20の縦壁22とレ
シーバ等50の側壁52とに係合関係を一切設けない実
施形態を含み、そうしたときでもレシーバ等50は圧接
力により縦壁22に保持されるが、上記実施形態のよう
に縦壁22に、レシーバ等50の側壁52に遊嵌する窓
部24を形成したときには、レシーバ等50がコネクタ
から外れることを確実に防止することができる。
【0031】さらに、本発明はハウジング10及びホル
ダ20をレシーバ等50の背面に密着させた実施形態を
含むが、上記実施形態のようにハウジング10の凹部1
2により、レシーバ等50の背面との間に空間部を確保
するように形成したときには、例えばレシーバ等50の
背圧が低減されるので、レシーバ等50の作動がスムー
ズとなり、例えば音質の向上等が得られる。
【0032】加えて、実施形態ではホルダ20の基板2
1をハウジング10の背面側に配置したので、基板21
の形状をほぼ平板状に形成できることになり、ホルダ2
0の絞り加工が容易となる。
【0033】以上の実施形態はあくまで例示であり、本
発明はこれによって限定されるものではない。例えば、
ホルダ20のハウジング10への固定はリベット止めに
限定されず、例えばネジ止め、同時成形で固定してもよ
い。ホルダ20の縦壁22は2枚としたが、3枚以上で
あってもよく、逆に2枚以上に分割せずに基板21の周
縁の周方向に一連に形成してもよい。縦壁22を、背面
側から正面側に向かって内側に、そして外側にと傾斜さ
せて形成したが、こうしない実施形態も含む。基板21
にリブ25を形成することも任意である。コンタクト3
1、32の材質はハンダ付け可能な金属であればよく、
またハウジング10に圧入する以外に、ハウジング10
に同時成形することで組み込んでもよい。レシーバ等5
0の背面との間に空間部を確保する構造としては、ハウ
ジング10に凹部を凹陥形成した実施形態、ホルダ20
に凹部を凹陥形成した実施形態、ハウジング10及びホ
ルダ20に凹部を凹陥形成した実施形態が含まれる。ま
た、本発明はレシーバ等50の背面との間に空間部を形
成しない実施形態を含む。本発明は、例えば基板21又
は縦壁22の一部など、ホルダ20の一部のみがハウジ
ング10の背面側に配置された実施形態、ホルダ20の
一部がハウジング10の側方に張り出した実施形態、ホ
ルダ全体がハウジング10の正面側に配置された実施形
態を含む。ハウジング10は環状である必要はなく、単
なる平面状であってよい。また、ホルダ20が基板21
を備えなくてもよく、縦壁22のみを備えるものであっ
てもよい。縦壁22をレシーバ等50の側壁52に遊嵌
させる構成としては、上記実施形態のように縦壁22に
窓部24を、レシーバ等50の側壁52に突起53をそ
れぞれ形成してもよいが、例えば縦壁22に突起を、レ
シーバ等50の側壁52に凹部をそれぞれ形成してもよ
いし、これらを組み合わせてもよい。また、上記縦壁及
びレシーバ等の側壁に窓部及び突起を全く設けない実施
形態も含む。さらに、レシーバ等にはレシーバ(スピー
カ)以外に例えばマイク、バイブレーターで例示される
機器が含まれる。レシーバ等としては種々の形状のもの
が対象となり、ある程度の厚みがあって側壁52を有す
るものになる。その場合、端子の数は2つとは限らな
い。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1のレシー
バ等のコネクタは、プリント配線板にリフローハンダ付
け等により実装でき、且つレシーバ等を押し込めばワン
タッチでプリント配線板に電気的且つ機械的に接続でき
るので、レシーバ等をほぼ室温環境に置いて品質を確保
することができると共に、レシーバ等の組み付け作業が
コネクタの実装及びレシーバ等の押し込みとなって工程
が簡略化され、それによって組み付け作業の自動化を実
現することができ、これと部品点数の減少によりコスト
を低減することができ、且つ製品を量産化することがで
き、さらにケーシング等の寸法精度に影響されることな
く接続性能の品質を向上させることができる。そして、
振動によりコンタクトと端子の相対位置が多少ずれて
も、各端子に対し個別に圧接するコンタクトの接点が複
数あるので、端子にいずれかの接点が圧接する率が高く
なり、コンタクトと端子の接触不良を防止してコンタク
トの信頼性を高めることができる。
【0035】請求項2のレシーバ等のコネクタは、プリ
ント配線板にリフローハンダ付け等により実装でき、且
つレシーバ等を押し込めばワンタッチでプリント配線板
に電気的且つ機械的に接続できるので、レシーバ等をほ
ぼ室温環境に置いて品質を確保することができると共
に、レシーバ等の組み付け作業がコネクタの実装及びレ
シーバ等の押し込みとなって工程が簡略化され、それに
よって組み付け作業の自動化を実現することができ、こ
れと部品点数の減少によりコストを低減することがで
き、且つ製品を量産化することができ、さらにケーシン
グ等の寸法精度に影響されることなく接続性能の品質を
向上させることができる。そして、振動によりレシーバ
等がホルダの縦壁に沿って回り、コンタクトと端子の相
対位置が多少ずれても、嵌合部がレシーバ等に嵌合して
上記回動が規制されるから、コンタクトと端子の接触が
保たれ、コンタクトと端子の接触不良を防止してコンタ
クトの信頼性を高めることができる。その場合、ホルダ
の縦壁に嵌合部を設けることに較べれば、レシーバ等の
ホルダへの押し込みが完了する前にレシーバ等を回して
嵌合可能な位置へ容易に補正できるので、組み付け作業
性を向上させることができる。
【0036】請求項3のようにすれば、コネクタのプリ
ント配線板への実装強度を高めることができるので、レ
シーバ等のホルダへの押し込み及び引き抜きの際に、コ
ンタクトの脚部にかかる曲げ応力等を最小に抑え、コン
タクト又はハンダの破損等による接続不良を有効に防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るコネクタの正面図である。
【図2】(a)は上記コネクタの底面図、(b)は図1
におけるB−B線断面図、(c)は図1におけるC−C
線断面図である。
【図3】上記コネクタの右側面図である。
【図4】レシーバ等を示し、(a)は底面図、(b)は
背面図、(c)は右側面図である。
【図5】上記コネクタにレシーバ等を装着したときの断
面図を示し、(a)、(b)は図2の(b)、(c)に
それぞれ対応する。
【図6】上記コネクタ及びレシーバ等の嵌合部を示す右
側面における拡大断面図であり、(a)は嵌合前、
(b)は嵌合後を示す。
【図7】(a)は上記コネクタを実装した携帯電話のプ
リント配線板を示す正面図、(b)は比較例を示す相当
図である。
【図8】従来例を示し、(a)はリードワイヤ型の接続
構造を備えたレシーバ等、(b)はバネ型の接続構造を
備えたレシーバ等をそれぞれ示す斜視図である。
【符号の説明】
10 ハウジング 14 嵌合部 20 ホルダ 21 基板 22 縦壁 31 コンタクト 31a 接点 31b 脚部 31c 支持部 32 コンタクト 32a 接点 32b 脚部 32c 支持部 50 レシーバ等 51 端子 52 側壁 54 嵌合部 P プリント配線板
フロントページの続き Fターム(参考) 5E023 AA04 AA16 BB16 BB22 DD23 DD26 DD28 EE10 GG07 HH01 HH04 HH08 HH15 HH16 HH18 HH21 5E077 BB23 BB28 BB31 CC22 CC26 DD01 DD14 JJ12 JJ14 JJ15 JJ24

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背面に端子を有するレシーバ等を背面側
    でプリント配線板に電気的且つ機械的に接続するための
    コネクタであって、絶縁材料で形成されたハウジング
    と、このハウジングに固定され、周縁から正面側に立ち
    上がってレシーバ等の側壁に圧接する縦壁を有するホル
    ダと、上記ハウジングに設けられ、レシーバ等の端子に
    圧接する接点を有すると共にハウジングの背面側に導出
    された脚部を有するコンタクトとを備え、上記コンタク
    トの少なくとも接点及びこれを弾性的に支持する支持部
    がレシーバ等の各端子について複数ずつ設けられている
    ことを特徴とするレシーバ等のコネクタ。
  2. 【請求項2】 背面に端子を有するレシーバ等を背面側
    でプリント配線板に電気的且つ機械的に接続するための
    コネクタであって、絶縁材料で形成されたハウジング
    と、このハウジングに固定され、周縁から正面側に立ち
    上がってレシーバ等の側壁に圧接する縦壁を有するホル
    ダと、上記ハウジングに設けられ、レシーバ等の端子に
    圧接する接点を有すると共にハウジングの背面側に導出
    された脚部を有するコンタクトとを備え、上記ハウジン
    グ又はホルダに、レシーバ等と嵌合してレシーバ等がホ
    ルダの縦壁に沿って回ることを規制する嵌合部を設けた
    ことを特徴とするレシーバ等のコネクタ。
  3. 【請求項3】 コンタクトの脚部の外端が、平面視でハ
    ウジング央部に関してほぼ点対称の位置関係となるよう
    にハウジングの側方に導出されている請求項1又は2に
    記載のレシーバ等のコネクタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2002091526A1 (fr) * 2001-05-02 2002-11-14 Shin-Etsu Polymer Co., Ltd. Adaptateur a contact mecanique

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