JP2000066705A - 製造情報管理方法 - Google Patents

製造情報管理方法

Info

Publication number
JP2000066705A
JP2000066705A JP23475498A JP23475498A JP2000066705A JP 2000066705 A JP2000066705 A JP 2000066705A JP 23475498 A JP23475498 A JP 23475498A JP 23475498 A JP23475498 A JP 23475498A JP 2000066705 A JP2000066705 A JP 2000066705A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
data
manufacturing
information
works
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP23475498A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3738569B2 (ja
Inventor
Yasuo Koto
康男 小藤
Takayuki Omura
隆幸 尾村
Tatsuya Ninagawa
達也 蜷川
Takayuki Rikihisa
孝行 力久
Hiroshi Fujiwara
寛 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP23475498A priority Critical patent/JP3738569B2/ja
Publication of JP2000066705A publication Critical patent/JP2000066705A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3738569B2 publication Critical patent/JP3738569B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • Control By Computers (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の製造工程を移動するワークを追跡管理し
ながら製造情報を収集しワーク毎に保存管理する方法を
提供する。 【解決手段】複数のワークの詳細な製造情報を各ワーク
毎に保存管理するための大容量の保存管理手段と、この
保存管理手段に比べて記憶容量は小さいがワークの近傍
に位置して各ワークに対応する小容量のワークデータを
保持し得る複数の追跡管理手段とを通信可能に配置し、
各追跡管理手段により前記小容量のワークデータをワー
クの移動とともに追跡管理し、ワークが各工程を通過す
る際に取得した詳細な製造情報を該ワークのワークデー
タと紐付けた上で保存管理手段に格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の製造工程を
有する製造ラインにおける製造情報管理方法に関するも
のであり、製品の品質の確保と安定化、品質トラブルへ
の対応の迅速化のために利用されるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、製品の品質トラブルに対応するた
めに、資材情報と加工情報をリンクして収集し、部材起
因トラブルに対応する製造履歴収集システムが特開平4
−266012号に開示されているが、このシステム
は、半導体装置の製造工程における単一工程のみを対象
工程とし、また、部材起因トラブルのみを対象トラブル
とするものであった。
【0003】また、特開平5−282329号には鉄管
製造ラインにおける品質履歴管理方法として、ホストシ
ーケンサを介して品質データを収集する手法が提案され
ているが、ここに開示されたホストシーケンサは単なる
データバッファであった。さらに、特開平6−6810
1号には生産履歴情報作成・物流管理方式として、絶対
時刻・製品番号とともに生産情報を収集し、アフター管
理・物流管理に利用することが提案されており、この方
式では製品番号とともに生産情報が複数工程分収集でき
るが、前工程の生産情報を利用して自工程の条件を変更
するなどの収集データの活用機能が欠如していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、複数工程を
またがるワークのワークデータトラッキング、ワーク製
造情報トレーサビリティを実現することを課題とするも
のである。また、工程毎のワークの流し方(1個ずつ/
複数個並行/パレットなどに複数個積載してパレット毎
/複数パレット並行など)に対応して、ワーク製造情報
をワークの流し方の単位で管理すること、さらに、使用
材料・部品起因の品質トラブルだけでなく、途中工程で
の設備設定値・設備周辺環境状況・放置時間などの製造
条件起因や、設備稼働状態などの設備起因の品質トラブ
ルにも対応可能とすることを課題とする。また、ワーク
の自工程への到着時点で、そのワークの前工程までの製
造情報が参照でき、それに応じて自工程の条件を変更で
きるようにすることを課題とする。さらに、製造条件
(材料・部品・設定値など)と製造結果(検査結果な
ど)とを対比して、品質確保・安定化のための製造条件
を標準化することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記の
課題を解決するために、複数の製造工程を通過する複数
のワークの製造情報を収集して各ワーク毎に保存管理す
る方法であって、複数のワークの詳細な製造情報を各ワ
ーク毎に保存管理するための大容量の保存管理手段と、
この保存管理手段に比べて記憶容量は小さいがワークの
近傍に位置して各ワークに対応する小容量のワークデー
タを保持し得る複数の追跡管理手段とを通信可能に配置
し、各追跡管理手段により前記小容量のワークデータを
ワークの移動とともに追跡管理し、ワークが各工程を通
過する際に取得した詳細な製造情報を該ワークのワーク
データと紐付けた上で保存管理手段に格納することを特
徴とするものである(請求項1)。
【0006】ここで、前記追跡管理手段としては、各製
造工程において設備動作の制御を行う設備動作制御手段
そのものを用いると共に、設備動作の制御を行わない一
時蓄積手段をワークデータを一時蓄積しておくために設
け、工程間を複数ワークがまとめて移動する際に、複数
のワークデータを一時蓄積手段の間でまとめて転送する
ことが好ましい(請求項2)。
【0007】追跡管理手段から保存管理手段に送信され
て保存管理されるべき詳細な製造条件情報群はひとまと
めにしてその情報群を管理する新規番号を付加するとと
もに、同じ製造条件で製造される複数のワークのワーク
データ内には同じ番号を製造条件番号として付加する
(請求項3)。同様に、ワーク毎の検査結果情報群をひ
とまとめにして、ワーク固有の識別番号であるワーク番
号を含むワークデータを付加して収集管理する(請求項
4)。保存管理手段では詳細製造情報群と詳細検査結果
情報群をワーク番号またはワークデータと紐付けして収
集し保存管理する(請求項9)。さらに、製造条件また
は検査規格の基準マスタデータを有し、ワーク毎に基準
マスタデータと収集した実績データとの相違を求める
(請求項10)。
【0008】ワークデータは、複数の工程における複数
の検査装置での検査判定結果群を示す複数のフラグで構
成されるワーク状態データ、及び複数の工程における複
数の設備の稼働状況又は複数の作業の作業状況を示す複
数のフラグで構成される設備稼働状態データを含み、こ
れらのフラグはワークが移動するにつれて順次記録して
いくようにする(請求項5、請求項6)。
【0009】複数のワークがパレットに積載されてパレ
ット単位で同じ処理をされる場合又はパレット単位で仕
掛り状態でラインオフされて放置される場合には、複数
のワークデータと積載されたパレット番号とを紐付け管
理しておいて、詳細製造情報または仕掛り情報はパレッ
ト単位で収集する(請求項7)。そのほか、生産量管理
または自動棚卸し管理のためのワークの計数結果はワー
クデータを利用して分類集計する(請求項8)。
【0010】
【発明の実施の形態】(実施例1)図1は本発明を適用
されるシステムの概要を示すブロック図である。図中、
Hは詳細製造情報の保存管理手段であり、大容量の記憶
装置(例えば固定ディスク装置や光磁気ディスク装置な
ど)を備える汎用のコンピュータで構成されている。こ
の保存管理手段Hは、複数のデータベースを含んでお
り、例えば生産計画を格納するための計画データベース
DB1、生産量実績情報を格納するための生産実績デー
タベースDB2、棚卸し情報を格納するための棚卸し実
績データベースDB3、各工程から収集した製造条件情
報を格納するための製造条件実績データベースDB4、
製造条件実績値と比較するための製造条件基準値を格納
するための製造条件基準マスタデータベースDB5、各
工程から収集した検査結果情報を格納するための検査結
果データベースDB6、検査計測実績値と比較するため
の検査計測基準値を格納するための検査規格基準マスタ
データベースDB7、バッチ製造情報やオフライン仕掛
り情報を格納するためのロット履歴データベースDB
8、生産仕掛りデータベースDB9を少なくとも含んで
構成されている。
【0011】また、保存管理手段Hは、製造条件実績デ
ータベースDB4及び検査結果データベースDB6に格
納される製造条件実績値や検査計測実績値を各工程から
自動収集するための通信インターフェイス手段や、これ
らを手動で入力するための画面入力手段を備えている。
この画面入力手段は、さらに、製造条件基準マスタデー
タベースDB5及び検査規格基準マスタデータベースD
B7に格納される基準値を手動設定するためにも使用さ
れる。これらの基準値は自動設定される場合もある。
【0012】さらに、保存管理手段Hは、製造条件実績
データベースDB4に格納された製造条件実績値と、検
査結果データベースDB6に格納された検査計測実績値
とを対比して原因系(製造条件)と結果系(検査計測
値)の関連を解析するための解析支援手段を備えてい
る。
【0013】次に、S1,S2,…,Si,…,Skは
設備動作制御手段であり、複数の工程の各々を実行する
ための設備に付帯されて、その動作を制御するために使
用される簡易なハードウェアであり、データ保存量は小
さいがリアルタイム処理ができる手段である。例えば、
PLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)が
この用途には最も適しているが、必ずしもPLCに限定
されるものではない。設備動作制御手段は本来は設備の
動作を制御するために使用されるものであるが、小容量
のメモリと簡単なデータ通信手段(シリアル通信手段な
ど)を備えているので、このメモリに必要最小限のワー
クデータを格納しておき、各ワークの移動に伴ってワー
クデータの追跡(トラッキング)管理をリアルタイムで
行うものである。
【0014】ここで、制御動作制御手段のメモリに格納
される「必要最小限」のワークデータとは、ワークの種
類・前工程でのロット・前工程までの製造履歴・現在の
状態といった自工程で必要となる情報を保存管理手段H
に問い合わせるためと、自工程で新たに収集する大量の
詳細製造情報がどのワークの情報かを識別できるように
するために、最低でも必要となるデータ量を指す。実施
例では、ワークデータは、計画番号、ロット番号、製造
条件番号、ワーク状態データ、設備稼働状態データ、ワ
ーク番号(ワーク固有の識別番号)で構成される。この
ワークデータの詳細については後述する。
【0015】次に、Mは一時蓄積手段であり、設備動作
の制御機能は有していないが、製造工程の途中で設備か
ら一時的に離れて待機状態となっているワークについ
て、設備動作制御手段がそれまで保持していたワークデ
ータを一時的に蓄積しておくために使用される中規模の
メモリであり、ワークが再び設備に投入されると、一時
蓄積手段のデータは再び設備動作制御手段のメモリに戻
されるものである。なお、一時蓄積手段から保存管理手
段Hに対してはバッチ製造情報、オフライン仕掛り情報
が収集され管理される。
【0016】W1,W2,W3,…,Wnは複数のワー
ク(製造される対象物品)である。d1,d2,d3,
…,dnは複数のワークデータであり、個々のワークに
それぞれ対応している。実施例では、ワークとして樹脂
成型品の板材を製造する場合について説明する。この場
合、製造工程は、材料の投入、混合、混練、押出、養
生、塗装、乾燥、梱包という複数の工程から成り、これ
ら複数の工程の各々はさらに多数の小さな工程を含む。
また、製造条件は、代表的なものだけでも、混合時間、
攪拌羽根回転数・負荷電流、押出速度、押出圧力、冷却
循環水温度、金型締まり状態、引取比率、シート厚、シ
ート切断長、養生庫温度、塗布量・液圧・液温、乾燥温
度/湿度など非常に多数であり、検査項目は、板厚、直
線度、目地間ピッチ、含水率(乾燥前・乾燥後)、裏面
状態、色調検査など多数である。実際には、ここに例示
したものよりも遥かに多数の製造条件、検査項目が存在
し、このほか、使用材料、設備稼働状況などが各ワーク
の製造情報に含まれる。
【0017】このように、保存管理手段Hにより管理さ
れる製造情報は、非常に詳細で大量なものであるが、複
数の製造工程を移動するワークの移動に伴って設備動作
制御手段により追跡管理されるワークデータは必要最小
限のデータ量となっており、このワークデータと紐付け
て大量の詳細製造情報を収集するものである。すなわ
ち、複数の製造工程にまたがってワークが移動する際
に、各工程の各ポイントで使用材料・製造条件・検査結
果・設備稼働状況などのそのワークの詳細製造情報を収
集して、収集した使用材料・製造条件・検査結果・設備
稼働状況などの各ワークの詳細製造情報を各ワークデー
タと紐付けた上で、(ワークデータ追跡管理手段として
の)設備動作制御手段とは別の大量データ保存容量を持
つ保存管理手段で管理することで、ワークの使用材料・
部品、製造履歴、検査結果、出荷後のクレーム状況など
に関する一連の詳細製造情報を各ワーク毎に保存管理
し、各ワークの製造条件と製造結果とを対比管理できる
ようにしたのが本発明の製造情報管理方法の特徴であ
る。
【0018】
【表1】
【0019】表1は本実施例で用いるワークデータの説
明図であり、ワークデータの取り得る値、ワークデータ
の発生時点、発生単位、ワークデータの意味と紐付けら
れる情報を示している。本実施例では、追跡管理するワ
ークデータ内に、計画番号、ロット番号、製造条件番
号、ワーク状態データ、設備稼働状態データ、及びワー
ク番号を持たせている。このうち、計画番号は、ワーク
の種類(品種・品番・品名など)及び生産予定日及び生
産予定量の計画などの情報群の管理番号として生産計画
立案時点に決定された番号であり、生産計画単位毎に1
〜9999の値を割り当てている。次に、ロット番号
は、自工程の製造ロット(材料ロット・パレット積載作
業の場合はパレット番号など)を示す番号として、材料
投入時点、パレット積載時点に決定され、材料ロット
毎、パレット毎に1〜9999の値を割り当てている。
次に、製造条件番号は、使用材料・使用部品・使用工具
(金型・刃物など)・設備設定値・設備周辺環境状況・
放置時間などの情報群の管理番号として製造条件情報収
集時点に決定され、情報収集毎に1〜30000の値を
割り当てている。これらの計画番号、ロット番号、製造
条件番号はサイクリックに使用されるが、日付とともに
管理するので番号が一巡しても識別は可能である。次
に、ワーク状態データは、自工程の製造状態判定結果
(検査結果判定情報など)を前工程までのものに加えて
記録することで、複数工程を移動してきた際の一連の製
造状態判定結果情報群としたものであり、各検査工程の
検査結果判定時点に発生する1ビットの情報を検査項目
数分集めたビットパターンデータである。このワーク状
態データの詳細については後述するが、要するに、検査
結果がOK(良好)であるかNG(不良)であるかに応
じて1又は0のデータを記録したものである。次に、設
備稼働状態データは、ワーク通過時点の各設備のタクト
・異常発生状況などの稼働・作業状態判定結果情報を作
業毎、設備毎の処理完了時点において記録したものであ
る。この設備稼働状態データの詳細についても後述する
が、要するに、作業異常の有無、設備異常の有無に応じ
て1又は0のデータを記録したものであり、そのデータ
長は作業項目数、設備台数に応じて決まる。次に、ワー
ク番号は、ワーク固有の識別番号であり、材料・部品か
らワークが生成された時点でワーク生成毎に1〜300
00の値を割り当てている。このワーク番号はサイクリ
ックに使用されるが、日付・ロットとともに管理するの
で番号が一巡しても識別は可能である。
【0020】以上のように、ワークデータはメモリ使用
量を必要最小限に抑えることのできるデータ構成であ
り、ワークが多数の工程を移動しても各ワークの移動と
ともにワークデータをリアルタイムに追跡管理すること
ができる。そして、このワークデータをキーとして、大
容量の保存管理手段と設備動作制御手段とが交信するこ
とにより、移動するワークの直ぐ近傍に位置する設備動
作制御手段がその場で取得した情報を保存管理手段に吸
い上げて保存管理することができ、また、設備動作制御
手段がその場で必要とする詳細な製造情報を保存管理手
段Hから引き出して使用することができる。例えば、追
跡管理するワークデータ内のロット番号または製造条件
番号またはワーク状態データまたは設備稼働状態データ
で保存管理手段に問い合わせることで、そのワークの前
工程までの製造ロットまたは製造条件または製造結果ま
たは設備稼働状態の詳細情報を検索して、設備動作制御
手段までダウンロードできるようにすることにより、対
象ワークの前工程までの詳細製造情報が作業場所で参照
でき、それに応じた自工程の作業ができる。
【0021】この動作の一例を図2に示す。この例で
は、設備動作制御手段が自工程に到達したワークの製造
条件番号から詳細な製造条件情報を保存管理手段に問い
合わせる場合の動作を示している。まず、設備動作制御
手段によりワークデータ内の製造条件番号を取得する。
次に、設備動作制御手段は保存管理手段に対する自己の
ステータスデータのうち、製造条件を要求するためのフ
ラグをONにする。このフラグを検出して、保存管理手
段は設備動作制御手段から製造条件番号を読み取る動作
を行い、読み取った製造条件番号を検索キーとして、詳
細な製造条件情報を検索する。そして、検索した製造条
件情報を保存管理手段から設備動作制御手段に送信す
る。すべての製造条件情報の送信を完了すると、保存管
理手段は設備動作制御手段に対する自己のステータスデ
ータのうち製造条件送信完了フラグをONにする。この
フラグを検出して、設備動作制御手段は保存管理手段に
対するステータスデータのうち、製造条件を要求するた
めのフラグをOFFに戻す。このフラグを検出して、保
存管理手段は設備動作制御手段に対する自己のステータ
スデータのうち、製造条件送信完了フラグをOFFに戻
す。以上により一連の交信動作が終了し、設備動作制御
手段は自工程で必要とする詳細な製造条件情報を取得す
ることができる。
【0022】(実施例2)図3は複数のワークデータを
工程間通信ネットワークにより一括転送できるようにし
た実施例である。図中、工程1、工程2は大工程であ
り、それぞれ小さな工程を複数含んで構成されている。
これらの複数の工程において設備の動作を制御するため
の設備動作制御手段が大工程毎に複数個設けられてお
り、大工程内をワークを移動する間、各ワークのワーク
データはこれらの複数の設備動作制御手段により追跡管
理される。このワークデータを追跡管理する設備動作制
御手段とは別に、設備動作制御を行わないワークデータ
一時蓄積手段を大工程毎に設けており、大工程間を複数
ワークがまとめて移動する際、例えばパレットに積載し
て移動する際などに、複数のワークデータを一時蓄積手
段の間でまとめて転送する。これにより、複数ワークの
同時移動の際にもワークデータの追跡管理ができるよう
になる。
【0023】図4はワークデータの流れを一例として示
している。図示された例では、工程1,2,…,Kによ
り番号1〜853のワークが製造されつつあり、各ワー
クに対応するワークデータ1〜853が発生している。
工程1はN1個の設備1−1、1−2、…、1−N1を
含み、これらの設備の動作を制御する設備動作制御手段
により、ワーク番号801〜853のワークデータが追
跡管理されている。工程1を終了したワークは、パレッ
ト上に積載されており、一時蓄積手段により、ワーク番
号715〜800のワークデータが一時蓄積されて、工
程2への投入を待っている。工程2はN2個の設備2−
1、2−2、…、2−N2を含み、これらの設備の動作
を制御する設備動作制御手段により、ワーク番号551
〜714のワークデータが追跡管理されている。工程2
を終了したワークは、パレット上に積載されており、一
時蓄積手段により、ワーク番号28〜550のワークデ
ータが一時蓄積されて、工程Kへの投入を待っている。
工程KはNK個の設備K−1、K−2、…、K−NKを
含み、これらの設備の動作を制御する設備動作制御手段
により、ワーク番号27〜1のワークデータが追跡管理
されている。
【0024】このように、設備動作の制御を行わない一
時蓄積手段を大工程間に設け、大工程間を複数ワークが
まとめて移動する際に、複数のワークデータを一時蓄積
手段の間でまとめて転送することにより、複数ワークの
同時移動の際にもワークデータの追跡管理ができる。
【0025】(実施例3)図5は製造条件情報を製造条
件番号付きで収集する実施例の概要を示している。この
実施例では、収集した使用材料・使用部品・使用工具
(金型・刃物など)・設備設定値・設備周辺環境状況・
放置時間などの製造条件情報群をひとまとめにして、そ
の情報群を管理する新規番号(図示された例では製造条
件No.=100)を付加するとともに、その番号を、
通過中のワークのワークデータ内の製造条件番号部にも
付加するようにし、ワーク固有の識別番号であるワーク
番号とともにワークデータを追跡管理するようにしたも
のである。このようにすれば、製造条件情報群として
は、製造条件No.100のひとまとまりを保存してお
くだけで良い。図示された例では、製造条件No.10
0で製造されたワークは、同じ製造条件No.100を
持つワークを検索することで、ワークNo.1000〜
1097であることが分かる。
【0026】なお、本実施例において、製造条件情報群
をひとまとめにして、その情報群を管理する新規番号を
付加するタイミングは、任意に変更可能なある周期毎、
または、製造条件に変動があったときとすることが好ま
しい。そのタイミングで設備動作制御手段から保存管理
手段に対して製造条件番号、収集時刻に続けて、製造条
件情報群が送信される。保存管理手段では、受信された
情報を製造条件番号を検索キーとして製造条件情報群を
検索できるような形態で保存管理するものである。
【0027】(実施例4)図6は検査結果情報をワーク
データ付きで収集する実施例の処理の流れを示してい
る。本実施例では、ワーク毎の検査結果情報群をひとま
とめにして、ワーク固有の識別番号であるワーク番号を
含むワークデータを付加して保存管理手段により収集管
理することで、ワークとそのワークの検査結果情報群が
紐付けできるようにしたことを特徴とするものである。
設備動作制御手段は検査装置から検査完了フラグを受信
すると、検査結果情報群を検査装置から読み取り、その
とき該検査装置において検査対象となっていたワークの
ワークデータを取得し、検査結果情報群にワークデータ
を付加する。次に、設備動作制御手段は保存管理手段に
対するステータスデータのうち検査結果情報読取要求フ
ラグをONにする。保存管理手段はこのフラグを検知し
て、設備動作制御手段から検査結果情報を読み取る。読
み取られた検査結果情報にはワークデータが付加されて
いる。検査結果情報の読み取りを完了すると、保存管理
手段は設備動作制御手段に対するステータスデータのう
ち検査結果情報読取完了フラグをONにする。設備動作
制御手段はこのフラグを検知して、保存管理手段に対す
る読取要求フラグをOFFに戻す。保存管理手段はこの
フラグを検知して、読取完了フラグをOFFに戻す。以
上により一連の交信動作が終了し、保存管理手段は検査
結果情報群をワークデータと共に収集することができ
る。
【0028】なお、実施例3と実施例4を同時に実施す
れば、保存管理手段は製造条件情報群と検査結果情報群
をワークデータと関連させて収集管理することができ、
後述するように、原因系のデータ(製造条件情報群)と
結果系のデータ(検査結果情報群)を対比させて、その
関連を解析することが可能となるものである。
【0029】(実施例5)図7は、ワークデータ内のワ
ーク状態データに検査結果判定情報を付加する実施態様
を一例として示している。この例では、ワークデータ内
のワーク状態データとして、複数の工程における複数の
検査装置での検査判定結果群を示す複数のフラグを設
け、検査装置毎の判定結果フラグを全工程分記録するよ
うにしたものである。フラグの個数は検査項目数に応じ
て決めるものであり、各検査項目毎に、検査済みか否か
を記録するためのフラグと、検査結果がNG(不良)で
あったか否かを記録するためのフラグを有している。図
示された検査項目(ワークの有・無、板幅の良・否、含
水率の良・否等)は例示であり、これらに限定されるも
のでないことは言うまでもない。
【0030】(実施例6)図8は、ワークデータ内の設
備稼働状態データに稼働状態判定情報を付加する実施態
様を一例として示している。この例では、ワークデータ
内の設備稼働状態データとして、複数の工程における複
数の設備の稼働状況を示すフラグ、あるいは複数の工程
における複数の作業の作業状況を示すフラグを設け、設
備毎・作業毎のそのワークの通過時の稼働・作業状況フ
ラグを全工程分記録するようにしたものである。フラグ
の個数は作業項目数・設備台数に応じて決めるものであ
り、各項目毎に、作業済みか否かを記録するためのフラ
グと、作業状況がNG(不良)であったか否かあるいは
設備異常の有無を記録するためのフラグを有している。
図示された作業項目(材料投入作業不良、養生キャップ
取付け不良等)や、設備異常項目(ミキサー異常、押出
機異常、搬送コンベア異常、…等々)は例示であり、こ
れらに限定されるものでないことは言うまでもない。
【0031】(実施例7)図9はパレット単位で製造情
報や仕掛り情報を収集する実施態様の概要を示してい
る。複数のワークがパレットなどに積載されてパレット
単位で同じ処理をされる場合に、複数のワークデータと
積載されたパレット番号とを紐付け管理しておいて、詳
細製造情報はパレット単位で収集するようにしたもので
ある。図示された例では、1枚のパレットに1〜66の
ワークが積載されており、各ワークはワークデータとし
て、それぞれ計画番号、配合ロット番号、押出条件番
号、ワーク番号、ワーク状態データ、設備稼働状態デー
タを有している。これらの一連のワークデータは、積載
されたパレットのパレット番号と紐付け管理されてお
り、そのパレット番号と対応付けて詳細製造情報が収集
保存管理されている。詳細製造情報としては、養生庫の
養生パターン、乾燥時間などが例示として図示されてい
るが、これらに限定されるものではない。
【0032】また、同様の手法で工程間オフライン仕掛
り情報をパレット単位で収集することもできる。すなわ
ち、複数のワークがパレットなどに積載されてパレット
単位で仕掛り状態でラインオフされて放置される場合
に、複数のワークデータと積載されたパレット番号とを
紐付け管理しておいて、そのパレットのラインオフ場所
・ラインオフ時刻・次工程への投入(再ラインイン)場
所・投入時刻・放置場所・放置時間などの情報をパレッ
ト単位で収集し保存管理するものである。
【0033】(実施例8)
【表2】
【0034】表2はワークデータを利用して生産量管理
を行う実施態様の概要を示している。この例では、日毎
/勤務直毎/工程毎/設備毎/品番毎/パレット毎など
に生産量(良品/不良品/保留品など)を計数して管理
する場合に、追跡管理しているワークデータの計数場所
の通過数を、計画番号毎/ロット番号毎/ワーク状態デ
ータ毎に積み重ねることで、個数を分類集計できるよう
にするものである。例えば、不良品が無いと仮定した場
合、ワーク番号を日毎に計数して、本日最後のワーク番
号から本日最初のワーク番号を差し引いて1を足せば、
本日のトータル生産数が算出できる。このうち、不良品
の数については、ワーク状態データから検査項目毎の要
因別不良数が分かり、設備稼働状態データから作業項目
毎・設備毎の要因別不良数が分かるから、これらをトー
タル生産数から差し引けば良品の生産数が分かる。ま
た、計画番号を集計すれば、計画単位毎の通過数が分か
り、投入実績、生産実績、消費展開が把握できる。ロッ
ト番号を集計すれば、ロット毎の通過数が分かり、パレ
ット毎の投入・生産実績、材料ロット毎の生産実績など
が把握できる。さらに、製造条件番号を集計すれば、製
造条件毎の通過数が分かり、要因別不良数との相関を取
れば、製造条件による品質への影響を分析できる。
【0035】また、工程内あるいは工程外の仕掛り品置
場などの特定の範囲に存在するワークデータを用いて、
その範囲内のワークデータ個数を計画番号毎に集計する
ことで、必要なときにその瞬間の場所毎の数量を把握し
て自動棚卸し管理ができる。すなわち、ワークの種類
(品種・品番・品名)毎に工程内のワーク数、仕掛り状
態のワーク数を把握することができる。
【0036】(実施例9)本実施例は上述の実施例3と
実施例4を併用したものであり、さらに、ワークデータ
をキーに製造条件情報群と検査結果情報群を紐付けする
ものである。すなわち、ワーク固有の識別番号であるワ
ーク番号とともにワークデータを追跡管理して、詳細製
造情報をワーク番号またはワークデータと紐付けして収
集しておくことで、ワーク番号をキーにして、そのワー
クの全工程分の詳細製造条件情報群と詳細検査結果情報
群とが参照できるようにするものである。これにより、
各製造情報が各検査結果にどう影響するかを解析しやす
くなる。
【0037】(実施例10)本実施例は、保存管理手段
において、ワークの種類(品種・品番・品名)/設備/
工具(金型・刃物など)/検査装置/時期(季節など)
毎の製造条件基準マスタデータと検査規格基準マスタデ
ータとを持たせたことを特徴とするものである。また、
ワーク毎の製造条件の基準マスタデータと収集した実績
データとの相違と、検査結果の基準マスタデータと収集
した実績データとの相違とを対比できるようにしたこと
を特徴とする。これにより、実績データと基準データと
の相違がどのように品質に影響するかの相関性を把握で
き、また、製造作業の標準化により品質を安定化できる
ものである。
【0038】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、データ保存量
は小さいがリアルタイム処理ができる追跡管理手段と、
リアルタイム性は低いが大量データ保存ができる保存管
理手段との併用により、追跡管理がワークの移動と正確
に一致してリアルタイムに実施でき、且つ、各ワークそ
のものの正確な大量詳細製造情報が収集管理できる。ま
た、各工程の各ポイントで収集する詳細製造情報がワー
クデータと紐付いているので、ワークデータをキーにし
てそのワークの全工程の履歴が明確に分かり、設備トラ
ブル等でのワーク移動の異常時でもワークデータの修正
がその場でできる。
【0039】また、ワークデータとして計画番号を持た
せれば、ワークが移動してきた時点で、そのワークの種
類・計画内容を把握して、対応する作業ができる。さら
に、ワークデータとしてロット番号、製造条件番号、ワ
ーク状態データを持たせれば、前工程までの製造ロッ
ト、製造条件、製造結果が参照でき、それに応じた自工
程の作業ができる。さらにまた、ワークデータとして、
製造条件番号、設備稼働状態データを持たせれば、製造
条件、設備の稼働状況が及ぼす品質への影響が把握でき
る。
【0040】請求項2の発明によれば、大工程間でワー
クデータを一括転送するための一時蓄積手段を有するこ
とにより、ワークがいったんまとめてラインオフされる
ような大工程間の複数ワーク同時移動時にもワークデー
タを正確に追跡管理できる。また、複数ワークがパレッ
トなどにまとめて積載されるような場合にも複数のワー
クデータを一時蓄積手段により蓄積管理できる。
【0041】請求項3の発明によれば、製造条件はワー
ク個々には変動しない場合もあるため、同じ製造条件な
らば詳細な製造条件情報群を全ワーク分も保存しなくて
良い点に着目し、詳細な製造条件情報群をひとまとめに
してその情報群を管理する製造条件番号を付加するよう
にしたので、ワーク毎の製造条件情報群の保存を効率化
できる。また、同じ製造条件でどのワークが製造された
かを検索し易いという利点もある。
【0042】請求項4の発明によれば、ワーク毎の検査
結果情報を、ワークデータをキーにして紐付けできるの
で、ワーク毎に製造条件情報と検査結果情報を対比する
作業が容易に行える。請求項5の発明によれば、ワーク
の複数工程を通しての検査結果履歴がその場で分かると
いう利点があり、このフラグの組み合わせで、良品/不
良品の自動選別も可能になる。
【0043】請求項6の発明によれば、ワーク通過時の
複数工程を通しての設備の稼働状況履歴がその場で分か
るという利点があり、設備の稼働状況が及ぼす品質への
影響を把握しやすいという効果がある。請求項7の発明
によれば、複数のワークがパレット単位で処理または放
置される場合に、パレット単位で製造情報や仕掛り情報
を収集するようにしたので、製造情報保存や仕掛り情報
保存の効率化が可能になる。また、あるワークの品質ト
ラブル検出時にそのワークと同じパレット上で同じ製造
条件で処理されたワークあるいは同じ放置状態にされて
いたワークが検索しやすいという利点もある。
【0044】請求項8の発明によれば、生産量管理ある
いは棚卸し管理のためのワーク数の計数にワークデータ
を利用したことにより、単なる総数の計数のみならず分
類して集計できるので、生産量管理工数あるいは棚卸し
工数を大幅に削減できる。請求項9の発明によれば、収
集される詳細製造情報群と検査結果情報群が、ワーク番
号やワークデータと紐付いているので、それらをキーに
して、そのワークの全工程の製造履歴・検査履歴が明確
に分かるという利点があり、また、各製造情報が各検査
結果にどのように影響するかが分かり易い。
【0045】請求項10の発明によれば、実績データと
基準データとの相違がどのように品質に影響するかの相
関性を把握でき、また、製造作業の標準化で品質を安定
化できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用されるシステムの概要を示すブロ
ック図である。
【図2】図1のシステムにおける設備動作制御手段から
保存管理手段への製造条件情報参照の動作を示すフロー
チャートである。
【図3】複数のワークデータを工程間通信ネットワーク
により一括転送できるようにした請求項2の実施例を示
す説明図である。
【図4】図3の実施例におけるワークデータの流れを一
例として示す説明図である。
【図5】製造条件情報を製造条件番号付きで収集する請
求項3の実施例の概要を示す説明図である。
【図6】検査結果情報をワークデータ付きで収集する請
求項4の実施例の処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図7】ワークデータ内のワーク状態データに検査結果
判定情報を付加する請求項5の実施例を示す説明図であ
る。
【図8】ワークデータ内の設備稼働状態データに稼働状
態判定情報を付加する請求項6の実施例を示す説明図で
ある。
【図9】パレット単位で製造情報や仕掛り情報を収集す
る請求項7の実施例を示す説明図である。
【符号の説明】
H 保存管理手段 M 一次蓄積手段 S1,S2,…,Sk 設備動作制御手段(追跡管理
手段) d1,d2,…,dn ワークデータ W1,W2,…,Wn ワーク
【手続補正書】
【提出日】平成10年12月18日(1998.12.
18)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項9
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】追跡管理手段から保存管理手段に送信され
て保存管理されるべき詳細な製造条件情報群はひとまと
めにしてその情報群を管理する新規番号を付加するとと
もに、同じ製造条件で製造される複数のワークのワーク
データ内には同じ番号を製造条件番号として付加する
(請求項3)。同様に、ワーク毎の検査結果情報群をひ
とまとめにして、ワーク固有の識別番号であるワーク番
号を含むワークデータを付加して収集管理する(請求項
4)。保存管理手段では詳細製造条件情報群と詳細検査
結果情報群をワーク番号またはワークデータと紐付けし
て収集し保存管理する(請求項9)。さらに、製造条件
または検査規格の基準マスタデータを有し、ワーク毎に
基準マスタデータと収集した実績データとの相違を求め
る(請求項10)。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】ここで、設備動作制御手段のメモリに格納
される「必要最小限」のワークデータとは、ワークの種
類・前工程でのロット・前工程までの製造履歴・現在の
状態といった自工程で必要となる情報を保存管理手段H
に問い合わせるためと、自工程で新たに収集する大量の
詳細製造情報がどのワークの情報かを識別できるように
するために、最低でも必要となるデータ量を指す。実施
例では、ワークデータは、計画番号、ロット番号、製造
条件番号、ワーク状態データ、設備稼働状態データ、ワ
ーク番号(ワーク固有の識別番号)で構成される。この
ワークデータの詳細については後述する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】(実施例9)本実施例は上述の実施例3と
実施例4を併用したものであり、さらに、ワークデータ
をキーに製造条件情報群と検査結果情報群を紐付けする
ものである。すなわち、ワーク固有の識別番号であるワ
ーク番号とともにワークデータを追跡管理して、詳細製
造情報をワーク番号またはワークデータと紐付けして収
集しておくことで、ワーク番号をキーにして、そのワー
クの全工程分の詳細製造条件情報群と詳細検査結果情報
群とが参照できるようにするものである。これにより、
各製造条件情報が各検査結果にどう影響するかを解析し
やすくなる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】請求項8の発明によれば、生産量管理ある
いは棚卸し管理のためのワーク数の計数にワークデータ
を利用したことにより、単なる総数の計数のみならず分
類して集計できるので、生産量管理工数あるいは棚卸し
工数を大幅に削減できる。請求項9の発明によれば、収
集される詳細製造条件情報群と検査結果情報群が、ワー
ク番号やワークデータと紐付いているので、それらをキ
ーにして、そのワークの全工程の製造履歴・検査履歴が
明確に分かるという利点があり、また、各製造条件情報
が各検査結果にどのように影響するかが分かり易い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 蜷川 達也 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 力久 孝行 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 藤原 寛 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 Fターム(参考) 3C042 RH01 RH05 5B049 BB07 CC21 CC23 CC27 CC34 DD05 EE05 EE56 EE59 FF09 GG04 GG07 5H215 AA06 BB20 CC07 CC09 CX01 CX05 GG02 GG05 GG09 HH03

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の製造工程を通過する複数のワー
    クの製造情報を収集して各ワーク毎に保存管理する方法
    であって、 複数のワークの詳細な製造情報を各ワーク毎に保存管理
    するための大容量の保存管理手段と、この保存管理手段
    に比べて記憶容量は小さいがワークの近傍に位置して各
    ワークに対応する小容量のワークデータを保持し得る複
    数の追跡管理手段とを通信可能に配置し、 各追跡管理手段により前記小容量のワークデータをワー
    クの移動とともに追跡管理し、ワークが各工程を通過す
    る際に取得した詳細な製造情報を該ワークのワークデー
    タと紐付けた上で保存管理手段に格納することを特徴と
    する製造情報管理方法。
  2. 【請求項2】 各製造工程において設備動作の制御を
    行う設備動作制御手段を前記追跡管理手段として用いて
    ワークデータを各工程内で追跡管理し、複数ワークがま
    とめて移動する大工程毎にワークデータを一時蓄積して
    おくための一時蓄積手段を設け、大工程間を複数ワーク
    がまとめて移動する際に、複数のワークデータを一時蓄
    積手段の間でまとめて転送することを特徴とする請求項
    1記載の製造情報管理方法。
  3. 【請求項3】 追跡管理手段から保存管理手段に送信
    されて保存管理されるべき詳細な製造条件情報群をひと
    まとめにしてその情報群を管理する新規番号を付加する
    とともに、同じ製造条件で製造される複数のワークのワ
    ークデータ内に同じ番号を製造条件番号として付加する
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の製造情報管
    理方法。
  4. 【請求項4】 ワーク毎の検査結果情報群をひとまと
    めにして、ワーク固有の識別番号であるワーク番号を含
    むワークデータを付加して収集管理するようにしたこと
    を特徴とする請求項1記載の製造情報管理方法。
  5. 【請求項5】 ワークデータは、複数の工程における
    複数の検査装置での検査判定結果群を示す複数のフラグ
    で構成されるワーク状態データを含み、ワークが各工程
    の検査装置を通過するたびに検査装置毎の判定結果フラ
    グを順次記録するようにしたことを特徴とする請求項1
    記載の製造情報管理方法。
  6. 【請求項6】 ワークデータは、複数の工程における
    複数の設備の稼働状況又は複数の作業の作業状況を示す
    複数のフラグで構成される設備稼働状態データを含み、
    ワークが各設備、各作業を通過するたびに設備の稼働状
    況・作業状況を示すフラグを順次記録するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1記載の製造情報管理方法。
  7. 【請求項7】 複数のワークがパレットに積載されて
    パレット単位で同じ処理をされる場合又はパレット単位
    で仕掛り状態でラインオフされて放置される場合に、複
    数のワークデータと積載されたパレット番号とを紐付け
    管理しておいて、詳細製造情報又は仕掛り情報はパレッ
    ト単位で収集するようにしたことを特徴とする請求項1
    記載の製造情報管理方法。
  8. 【請求項8】 生産量管理または自動棚卸し管理のた
    めのワークの計数結果をワークデータを利用して分類集
    計することを特徴とする請求項1記載の製造情報管理方
    法。
  9. 【請求項9】 追跡管理手段ではワーク固有の識別番
    号であるワーク番号とともにワークデータを追跡管理
    し、保存管理手段では詳細製造情報群と詳細検査結果情
    報群をワーク番号またはワークデータと紐付けして収集
    し保存管理するようにしたことを特徴とする請求項3又
    は4に記載の製造情報管理方法。
  10. 【請求項10】 保存管理手段は製造条件または検査
    規格の基準マスタデータを有し、ワーク毎に基準マスタ
    データと収集した実績データとの相違を求めるようにし
    たことを特徴とする請求項1記載の製造情報管理方法。
JP23475498A 1998-08-20 1998-08-20 製造情報管理方法 Expired - Fee Related JP3738569B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23475498A JP3738569B2 (ja) 1998-08-20 1998-08-20 製造情報管理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23475498A JP3738569B2 (ja) 1998-08-20 1998-08-20 製造情報管理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000066705A true JP2000066705A (ja) 2000-03-03
JP3738569B2 JP3738569B2 (ja) 2006-01-25

Family

ID=16975839

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23475498A Expired - Fee Related JP3738569B2 (ja) 1998-08-20 1998-08-20 製造情報管理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3738569B2 (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002063240A (ja) * 2000-06-06 2002-02-28 Mori Seiki Co Ltd 生産管理システム
JP2002229621A (ja) * 2001-01-31 2002-08-16 Toshiba Corp ハードウェア管理装置
JP2004192120A (ja) * 2002-12-09 2004-07-08 Misawa Homes Co Ltd 木質様成型品製造ライン点検管理システム及びそのシステムに使用される点検管理シート
JP2004334365A (ja) * 2003-05-01 2004-11-25 Ntn Corp 機械要素商品の品質管理方法
JP2005050340A (ja) * 2004-07-26 2005-02-24 Ntn Corp 機械要素商品の品質管理方法
JP2005050339A (ja) * 2004-07-26 2005-02-24 Ntn Corp 機械要素商品の品質管理方法
JP2006053670A (ja) * 2004-08-10 2006-02-23 Ntn Corp 航空・宇宙用機械要素商品の品質管理方法および航空・宇宙用軸受
JP2007148495A (ja) * 2005-11-24 2007-06-14 Wako Filter Technology Kk トレーサビリティシステム
JP2008059284A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Ricoh Co Ltd 製品の生産システム及び製品の生産方法
JP4500876B1 (ja) * 2009-01-20 2010-07-14 シャープ株式会社 生産管理システム
JP2015026124A (ja) * 2013-07-24 2015-02-05 株式会社デンソー 生産管理装置、生産管理プログラム、および、生産管理方法
JP2020016918A (ja) * 2018-07-23 2020-01-30 Necソリューションイノベータ株式会社 カウント装置、カウント方法及びプログラム
US11061380B2 (en) 2017-12-26 2021-07-13 Canon Kabushiki Kaisha Production management system and production management method
JP2021174227A (ja) * 2020-04-24 2021-11-01 武州工業株式会社 生産情報管理方法、生産情報管理システム、及び、生産方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101677980B1 (ko) * 2015-01-12 2016-11-21 한국원자력연구원 배치 공정에 있어서 물질 이송 장치 및 그 제어 방법

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62235116A (ja) * 1986-04-03 1987-10-15 Hitachi Ltd 分散トラツキング方式
JPH03249014A (ja) * 1990-02-23 1991-11-07 Matsushita Electric Works Ltd 生産ラインにおけるトラッキング方法
JPH0528163A (ja) * 1991-07-19 1993-02-05 Hitachi Ltd 情報収集システムの分散トラツキング方法
JPH05257945A (ja) * 1992-03-11 1993-10-08 Nec Yamaguchi Ltd 半導体装置の製造管理方法
JPH05282329A (ja) * 1992-04-01 1993-10-29 Kubota Corp 鉄管製造ラインにおける品質履歴管理方法
JPH0668101A (ja) * 1992-08-20 1994-03-11 Hitachi Metals Ltd 生産履歴情報作成・物流管理方式
JPH06106463A (ja) * 1992-09-25 1994-04-19 Matsushita Electric Works Ltd 生産管理方法
JPH06155252A (ja) * 1992-11-16 1994-06-03 Nissan Motor Co Ltd 物品生産工程の品質管理システム
JPH06223078A (ja) * 1993-01-22 1994-08-12 Honda Motor Co Ltd 製造経歴管理システム
JPH09160982A (ja) * 1995-12-13 1997-06-20 Fuji Xerox Co Ltd 品質管理方法および品質管理システム
JPH1034499A (ja) * 1996-07-23 1998-02-10 Hitachi Ltd 設備能力情報の取得方法および生産管理システム

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62235116A (ja) * 1986-04-03 1987-10-15 Hitachi Ltd 分散トラツキング方式
JPH03249014A (ja) * 1990-02-23 1991-11-07 Matsushita Electric Works Ltd 生産ラインにおけるトラッキング方法
JPH0528163A (ja) * 1991-07-19 1993-02-05 Hitachi Ltd 情報収集システムの分散トラツキング方法
JPH05257945A (ja) * 1992-03-11 1993-10-08 Nec Yamaguchi Ltd 半導体装置の製造管理方法
JPH05282329A (ja) * 1992-04-01 1993-10-29 Kubota Corp 鉄管製造ラインにおける品質履歴管理方法
JPH0668101A (ja) * 1992-08-20 1994-03-11 Hitachi Metals Ltd 生産履歴情報作成・物流管理方式
JPH06106463A (ja) * 1992-09-25 1994-04-19 Matsushita Electric Works Ltd 生産管理方法
JPH06155252A (ja) * 1992-11-16 1994-06-03 Nissan Motor Co Ltd 物品生産工程の品質管理システム
JPH06223078A (ja) * 1993-01-22 1994-08-12 Honda Motor Co Ltd 製造経歴管理システム
JPH09160982A (ja) * 1995-12-13 1997-06-20 Fuji Xerox Co Ltd 品質管理方法および品質管理システム
JPH1034499A (ja) * 1996-07-23 1998-02-10 Hitachi Ltd 設備能力情報の取得方法および生産管理システム

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002063240A (ja) * 2000-06-06 2002-02-28 Mori Seiki Co Ltd 生産管理システム
US7210028B2 (en) 2001-01-31 2007-04-24 Kabushiki Kaisha Toshiba Hardware management apparatus
JP2002229621A (ja) * 2001-01-31 2002-08-16 Toshiba Corp ハードウェア管理装置
JP2004192120A (ja) * 2002-12-09 2004-07-08 Misawa Homes Co Ltd 木質様成型品製造ライン点検管理システム及びそのシステムに使用される点検管理シート
JP2004334365A (ja) * 2003-05-01 2004-11-25 Ntn Corp 機械要素商品の品質管理方法
JP4480501B2 (ja) * 2004-07-26 2010-06-16 Ntn株式会社 機械要素商品の品質管理方法
JP2005050339A (ja) * 2004-07-26 2005-02-24 Ntn Corp 機械要素商品の品質管理方法
JP2005050340A (ja) * 2004-07-26 2005-02-24 Ntn Corp 機械要素商品の品質管理方法
JP2006053670A (ja) * 2004-08-10 2006-02-23 Ntn Corp 航空・宇宙用機械要素商品の品質管理方法および航空・宇宙用軸受
US7946486B2 (en) 2004-08-10 2011-05-24 Ntn Corporation Quality management method for aerospace machine element product and aerospace bearing
JP4667216B2 (ja) * 2005-11-24 2011-04-06 和興フィルタテクノロジー株式会社 トレーサビリティシステム
JP2007148495A (ja) * 2005-11-24 2007-06-14 Wako Filter Technology Kk トレーサビリティシステム
JP2008059284A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Ricoh Co Ltd 製品の生産システム及び製品の生産方法
JP2010170178A (ja) * 2009-01-20 2010-08-05 Sharp Corp 生産管理システム
WO2010084685A1 (ja) * 2009-01-20 2010-07-29 シャープ株式会社 生産管理システム
JP4500876B1 (ja) * 2009-01-20 2010-07-14 シャープ株式会社 生産管理システム
JP2015026124A (ja) * 2013-07-24 2015-02-05 株式会社デンソー 生産管理装置、生産管理プログラム、および、生産管理方法
US11061380B2 (en) 2017-12-26 2021-07-13 Canon Kabushiki Kaisha Production management system and production management method
JP2020016918A (ja) * 2018-07-23 2020-01-30 Necソリューションイノベータ株式会社 カウント装置、カウント方法及びプログラム
JP2021174227A (ja) * 2020-04-24 2021-11-01 武州工業株式会社 生産情報管理方法、生産情報管理システム、及び、生産方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3738569B2 (ja) 2006-01-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000066705A (ja) 製造情報管理方法
US7818085B1 (en) System for controlling the processing of an integrated circuit chip assembly line
US6061640A (en) Method of and apparatus for extracting abnormal factors in a processing operation
TWI258804B (en) Model generating device and model generating method for the relation between the process and the quality
Ro et al. Multi-criteria operational control rules in flexible manufacturing systems (FMSs)
CN109240238A (zh) 基于agv的多工位自动抽检和返产的方法
CN101833307A (zh) 塑、橡胶产品工艺操作与管理的自动化整合系统与方法
WO2024001595A1 (zh) 一种用于晶圆切割后晶粒外观的检测方法
Mohamed Flexible Manufacturing Systems: Planning Issues and Solutions
JP2007115134A (ja) 作業実績収集システム
US7031791B1 (en) Method and system for a reject management protocol within a back-end integrated circuit manufacturing process
Grzelak et al. Application of linear regression for evaluation of production processes effectiveness
JPH1034499A (ja) 設備能力情報の取得方法および生産管理システム
US7045387B1 (en) Method of performing back-end manufacturing of an integrated circuit device
US20240210927A1 (en) Visualization system
US6931298B1 (en) Integrated back-end integrated circuit manufacturing assembly
JP4647809B2 (ja) 生産管理システム
KR20010062659A (ko) 반도체 장치 제조 라인의 레퍼런스 웨이퍼의 관리 방법 및시스템 및 기록 매체
JP3710534B2 (ja) 工程制御方法
JPH0735655A (ja) プラントプロセス監視装置
KR102102591B1 (ko) 스마트팩토리를 구현하는 시스템
US20090006436A1 (en) Automated yield analysis system
KR100438771B1 (ko) 반도체 장치용 원부자재 품질 보증 및 공정 연계 시스템
WO2006106729A1 (ja) 処理管理システム
CN111401578A (zh) 设备点检管理方法及装置、计算机可读存储介质

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050328

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051011

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051024

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081111

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091111

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091111

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101111

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111111

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121111

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121111

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131111

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees