JPH05282329A - 鉄管製造ラインにおける品質履歴管理方法 - Google Patents

鉄管製造ラインにおける品質履歴管理方法

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JPH05282329A
JPH05282329A JP7807792A JP7807792A JPH05282329A JP H05282329 A JPH05282329 A JP H05282329A JP 7807792 A JP7807792 A JP 7807792A JP 7807792 A JP7807792 A JP 7807792A JP H05282329 A JPH05282329 A JP H05282329A
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吉行 木虎
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直宏 森
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鉄管製造ラインを完全自動化することがで
き、しかもオフラインしていない途中のワークの品質デ
ータを見たり、統計処理を行うことができる鉄管製造ラ
インにおける品質履歴管理方法を提供することを目的と
する。 【構成】 個別シーケンサPLCとラインホストコンピ
ュータL−HCPUを接続するネットワークLPHにホ
ストシーケンサHPLCを接続し、個別シーケンサPL
CからホストシーケンサHPLCへはネットワークLP
Hを介してブロードキャスト通信で品質データがある旨
を送信し、これを検出したホストシーケンサHPLCは
メッセージ通信でネットワークLPHを介して該当の個
別シーケンサPLCから品質データを受信してメモリM
2に退避させる。ラインホストコンピュータL−HCP
Uはメッセージ通信でネットワークLPHを介してホス
トシーケンサHPLCのメモリM2から品質データを読
み出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鉄管製造ラインで製造中
に収集される製品ごとの品質データの処理に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】鉄管を加工情報に従って加工または検査
し、加工処理または検査処理が終了するたびに搬送装置
によって次段の加工設備に自動搬入する従来の製造ライ
ンは、図7に示すように構成されている。
【0003】ワークWを受け入れる第1のステーション
ST1に隣接してST2〜ST8………で表される多く
のステーションが設けられている。例えば、第2のステ
ーションST2,第3のステーションST3の加工処理
を受け持っている設備1での加工が完了すると、図8
(a)(b)に示すように第1の搬送装置C1が第2の
ステーションST2と第3のステーションST3のワー
クを同時に持ち上げて、次に図9(a)(b)と図10
(a)(b)に示すように第1の搬送装置C1を移動さ
せて1ピッチ搬送して、第2のステーションST2のワ
ークを第4のステーションST4に搬出し、第3のステ
ーションST3のワークを第5のステーションST5に
搬出する。なお、この1ピッチ搬送に際しては、第4の
ステーションST4,第5のステーションST5の加工
処理を受け持っている設備2から第6のステーションS
T6,第7のステーションST7の加工処理を受け持っ
ている設備3への第2の搬送装置C2による1ピッチ搬
送が完了していることが必要である。以下同様に、設備
3の第3の搬送装置C3による1ピッチ搬送が完了して
いることが必要である。設備1の加工装置と第1の搬送
装置C1は第1の個別シーケンサPLC1によって管理
されており、同様に設備2の加工装置と第2の搬送装置
C2は第2の個別シーケンサPLC2によって管理さ
れ、設備3の加工装置と第3の搬送装置C3は第3の個
別シーケンサPLC3によって管理され、第1,第2,
第3の個別シーケンサPLC1,PLC2,PLC3は
ネットワークLを介して中央のラインホストコンピュー
タL−HCPUと接続されている。ラインホストコンピ
ュータL−HCPUは第1,第2,第3の個別シーケン
サPLC1,PLC2,PLC3,………を介して各ワ
ークのトラッキングデータ〔各ワークの位置と加工情報
で、具体的にはワークの品種情報と加工ツールの自動交
換に必要な段取替え情報など〕を管理しており、ライン
ホストコンピュータL−HCPUはワークの搬送状態に
応じて各設備にそのワークのトラッキングデータを第
1,第2,第3の個別シーケンサPLC1,PLC2,
PLC3,………にサービスしている。 この例ではワ
ークWを加工処理する場合を例に挙げて説明している
が、設備1,設備2,設備3,………の内の幾つかがワ
ークWを検査する検査工程であることもある。
【0004】各設備での品質履歴を管理するためには、
従来では下記(1)〜(3)の何れかの方法が採用され
ている。 (1) 各設備に帳票を備えておいて、担当している加
工処理または検査処理が完了するたびにそれぞれの設備
のオペレータがその帳票に順に結果を手書きする。
【0005】(2) 各ワークに帳票を添付して製造
し、各設備での加工処理または検査処理が完了するたび
にそれぞれの設備のオペレータがその帳票に結果を手書
きし、ワークがラインオフすると記入済みの帳票を回収
して保管する。
【0006】(3) 各ワークに電気的な記憶装置であ
るデータキャリアを添付して製造し、各設備での加工処
理または検査処理が完了するたびにデータキャリアに結
果を自動で書き込み、ワークがラインオフするとデータ
キャリアの内容を読み出してを回収して保管する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この(3)の
方法ではオペレータによる帳票への手書き作業を不要と
して製造ラインを完全自動化できるけれども、オフライ
ンするまでは個別の品質データを見たり、統計処理を行
えない問題がある。
【0008】本発明は製造ラインを完全自動化すること
ができ、しかもオフラインしていない途中のワークの品
質データを見たり、統計処理を行うことができる鉄管製
造ラインにおける品質履歴管理方法を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の鉄管製造ライン
における品質履歴管理方法は、製造ラインに並べられた
各設備を運転制御またはワークを検査する個別シーケン
サが出力する品質データを、ラインホストコンピュータ
に転送して各ワークごとの品質履歴データに編集するに
際して、各個別シーケンサとラインホストコンピュータ
を接続するネットワークにホストシーケンサを接続し、
個別シーケンサは品質データが発生するたびに、その品
質データにその工程コードと製品固有コードのインデッ
クスを付加して、前記ネットワークに品質データがある
旨をブロードキャスト通信で送信し、ホストシーケンサ
は前記ネットワークに品質データがある旨のブロードキ
ャスト通信の発生を監視し、品質データがある旨のブロ
ードキャスト通信の発生を検出したホストシーケンサ
は、その信号に該当する個別シーケンサの前記インデッ
クスが付加された品質データをメッセージ通信で受信
し、受信したインデックス付の品質データをメモリに退
避させ、ラインホストコンピュータは定期的にホストシ
ーケンサを監視してホストシーケンサのメモリに退避し
ている必要な前記インデックス付の品質データをメッセ
ージ通信で読み出して、読み取った品質データをそのイ
ンデックスに基づいて製品ごとの品質履歴データに編集
してデータベースに格納することを特徴とする。
【0010】
【作用】この構成によると、ワークのトラッキングデー
タの授受に使用しているネットワークを利用して、品質
データを迅速にラインホストコンピュータのデータベー
スに格納できる。
【0011】個別シーケンサとラインホストコンピュー
タを接続するネットワークにホストシーケンサを接続
し、それぞれの個別シーケンサからの品質データをホス
トシーケンサに一次的に保管し、ホストシーケンサに保
管された品質データは、適当な時期にラインホストコン
ピュータが吸い上げた後にデータベース処理して各ワー
クごとの品質履歴データとして保管する。
【0012】個別シーケンサとホストシーケンサとライ
ンホストコンピュータの間の通信はブロードキャスト通
信とメッセージ通信の組み合わせで、具体的には、個別
シーケンサからホストシーケンサへはネットワークを介
してブロードキャスト通信で品質データがある旨を送信
し、これを検出したホストシーケンサはメッセージ通信
でネットワークを介して該当の個別シーケンサから品質
データを受信してメモリに退避させる。ラインホストコ
ンピュータはメッセージ通信でネットワークを介してホ
ストシーケンサのメモリから品質データを読み出す。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図6に基づい
て説明する。なお、図7〜図10と同様の作用をなすもの
には、同一の符号を付けて説明する。
【0014】本発明の鉄管製造ラインにおける品質履歴
管理方法を実施する施設は、通信系統が図1に示すよう
に構成されている。ここでは設備1〜設備3の個別シー
ケンサPLC1〜PLC3とラインホストコンピュータ
L−HCPUがトラッキングデータの授受を実施するの
に使用している同じ光ファイバーネットワークLPH
に、ホストシーケンサHPLCが接続されている。
【0015】個別シーケンサPLC1〜PLC3に品質
データが発生した場合には、図2に示すような手順でホ
ストシーケンサHPLCのメモリに品質データが格納さ
れる。
【0016】ここでは、個別シーケンサPLC3に品質
データが発生した場合を例に挙げて説明する。個別シー
ケンサPLC3が#1で設備3での作業が完了を検出す
ると、その完了した作業の品質データを自己の品質管理
受け渡しエリアM1に書き込む。そして#3では#2で
品質管理受け渡しエリアM1に書き込んだ品質データの
工程NoとワークWの固有Noのインデックスを付け
て、“品質データ 有り”の信号を光ファイバーネット
ワークLPHにブロードキャスト通信で送信する。
【0017】ここで云うブロードキャスト通信とは、一
つの通信ライン上のすべての相手に対して一斉に通信す
る方法である。光ファイバーネットワークLPHを監視
しているホストシーケンサHPLCは、#4で“品質デ
ータ 有り”の信号の発生を検出し、その検出した“品
質データ 有り”の信号のインデックスを参照して、メ
ッセージ通信で光ファイバーネットワークLPHを介し
て、ここでは個別シーケンサPLC3の品質管理受け渡
しエリアM1の品質データを吸い上げてメモリM2に格
納する。
【0018】ここで云うメッセージ通信とは、一つの通
信ライン上で送受信する相手を特定して通信する方法で
ある。そしてホストシーケンサHPLCは、#5で光フ
ァイバーネットワークLPHを介してメッセージ通信
で、ここでは個別シーケンサPLC3に品質データの
“受け取り完了”を出力する。
【0019】個別シーケンサPLC3は、#6でホスト
シーケンサHPLCからの“受け取り完了”のメッセー
ジ通信を検出して、#7を実行する。#7では#3と#
6の検出出力をリセットして#1よりも前の初期状態に
復帰する。
【0020】ホストシーケンサHPLCでの内部では、
図3に示すフローチャートに従って品質データが管理さ
れている。ここでは1個の品質データが32ワードで形成
され、メモリM2の1ページが 128ワードである。第0
ページは特定メモリブロックとして使用され、第1ペー
ジから以降のメモリブロックに品質データが順に格納さ
れる。何ページのメモリブロックまで格納が完了してい
るかは図4に示すように蓄積ポインタP1によって管理
されている。
【0021】ホストシーケンサHPLCは#4で個別シ
ーケンサから品質データを吸い上げるごとに順にメモリ
M2の特定のメモリブロックの第0ページに品質データ
を詰める。#9では第0ページに4個の品質データが溜
ったかどうかを判定し、4個の品質データが第0ページ
に溜った場合には#10を実行し、第0ページに格納した
4個の品質データを蓄積ポインタP1で指定されるブロ
ックアドレスのメモリブロックに転送して格納する。#
11では蓄積ポインタP1をインクリメントする。
【0022】ホストシーケンサHPLCのメモリM2の
内容は、光ファイバーネットワークLPHを介してライ
ンホストコンピュータL−HCPUが定期的に必要なデ
ータを吸い上げる。具体的には、ラインホストコンピュ
ータL−HCPUがメモリM2の何ページのメモリブロ
ックまでのデータの吸い上げが完了しているかは、図4
に示すように吸い上げ完了ポインタP2で管理されてい
る。
【0023】ラインホストコンピュータL−HCPUが
ホストシーケンサHPLCを管理するタイミングになれ
ば、ラインホストコンピュータL−HCPUは図5に示
すフローチャートを実行する。
【0024】#12ではメッセージ通信でホストシーケン
サHPLCのメモリM2の蓄積ポインタP1の値と吸い
上げ完了ポインタP2の値を読み込む。#13では#12で
読み取った蓄積ポインタ値と吸い上げ完了ポインタ値を
比較して、蓄積ポインタ値が吸い上げ完了ポインタ値よ
りも大きければ#14以降を実行する。
【0025】#14ではホストシーケンサHPLCのメモ
リM2の前記吸い上げ完了ポインタ値で指定されるメモ
リブロックの内容をメッセージ通信で読み込んで、#15
ではラインホストコンピュータL−HCPUのテーブル
に格納する。なお、#14を実行するたびにホストシーケ
ンサHPLCでは吸い上げ完了ポインタP2をインクリ
メントしている。
【0026】具体的には、#14で読み込んだ4個のそれ
ぞれのデータは、図6に示すように格納される。例え
ば、ワークWの固有Noが“ 100 ”で工程Noが“設
備2”とインデックスの付いた品質データは、図6に示
すようにそのインデックスで特定される行列位置J1に
格納される。
【0027】#16ではラインホストコンピュータL−H
CPUのテーブルに格納されている各固有Noごとに全
ての設備での品質データが揃っているかどうかを判定す
る。例えば、固有Noが“ 200 ”のワークWのように
全ての設備での品質データが揃った場合には、#17を実
行し、全ての設備での品質データが揃った固有No“20
0 ”のワークWの品質データをラインホストコンピュ
ータL−HCPUのさらに上位のエリアホストコンピュ
ータE−HCPUに転送してラインホストコンピュータ
L−HCPUのテーブルから消去する。
【0028】このように、個別シーケンサPLC1〜P
LC3が発生する品質データを発生順にホストシーケン
サHPLCに吸い上げてからラインホストコンピュータ
L−HCPUに転送しているため、ラインホストコンピ
ュータL−HCPUに障害が発生してダウンした場合で
あっても、ホストシーケンサHPLCのメモリM2に書
き込める間は個別シーケンサPLC1〜PLC3を継続
して運転できる。また、ラインホストコンピュータL−
HCPUは、ホストシーケンサHPLCのメモリM2に
蓄積されたデータをバッチ処理することで個別シーケン
サPLC1〜PLC3からデータを収集してワークWご
との品質履歴管理用のデータベースを作ることができ、
ラインホストコンピュータL−HCPUの負荷を低減で
きる。
【0029】さらに、個別シーケンサPLC1〜PLC
3からホストシーケンサHPLCへは“品質データ 有
り”をブロードキャスト通信で送信し、ホストシーケン
サHPLCが個別シーケンサPLC1〜PLC3の品質
データを吸い上げる場合はメッセージ通信で行うため、
下記の理由で拡張性に優れている。
【0030】具体的には、一台のホストシーケンサHP
LCでは能力が不足して第1,第2のホストシーケンサ
HPLC1,HPLC2で個別シーケンサPLC1〜P
LC3を管理する場合には、個別シーケンサPLC1〜
PLC3からホストシーケンサHPLCへ“品質データ
有り”をメッセージ通信で送信する場合には、個別シ
ーケンサPLC1〜PLC3のソフトウエアに変更を加
えてデータの送り先が第1ホストシーケンサHPLC1
か第2のホストシーケンサHPLC2を指定する変更作
業が必要であるが、本発明のように個別シーケンサPL
C1〜PLC3からホストシーケンサHPLCへブロー
ドキャスト通信で“品質データ 有り”を送信する場合
には、第1,第2のホストシーケンサHPLC1,HP
LC2のソフトウエアに変更を加えて監視する個別シー
ケンサを指定する変更作業だけで、個別シーケンサPL
C1〜PLC3のソフトウエアの一切の変更を必要とし
ないため、個別シーケンサの個別プログラムを標準化で
き、拡張性に優れている。
【0031】さらに、光ファイバーネットワークLPH
を介して品質データをラインホストコンピュータL−H
CPUに収集しているため、ワークWが未だオフライン
していなくても、ラインホストコンピュータL−HCP
Uを操作して品質データを見たり、統計処理を行うこと
ができる。
【0032】上記の実施例では、エリアホストコンピュ
ータE−HCPUがラインホストコンピュータL−HC
PUから1本のワークWの品質データを吸い上げたとき
にデータベース化したが、ラインホストコンピュータL
−HCPUにおいてデータベース化することもできる。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明の鉄管製造ラインに
おける品質履歴管理方法によると、製造ラインに並べら
れた各設備を運転制御またはワークを検査する個別シー
ケンサが出力する品質データを、ラインホストコンピュ
ータに転送して各ワークごとの品質履歴データに編集す
るに際して、各個別シーケンサとラインホストコンピュ
ータを接続するネットワークにホストシーケンサを接続
し、個別シーケンサは品質データが発生するたびに、そ
の品質データにその工程コードと製品固有コードのイン
デックスを付加して、前記ネットワークに品質データが
ある旨をブロードキャスト通信で送信し、ホストシーケ
ンサは前記ネットワークに品質データがある旨のブロー
ドキャスト通信の発生を監視し、品質データがある旨の
ブロードキャスト通信の発生を検出したホストシーケン
サは、その信号に該当する個別シーケンサの前記インデ
ックスが付加された品質データをメッセージ通信で受信
し、受信したインデックス付の品質データをメモリに退
避させ、ラインホストコンピュータは定期的にホストシ
ーケンサを監視してホストシーケンサのメモリに退避し
ている必要な前記インデックス付の品質データをメッセ
ージ通信で読み出して、読み取った品質データをそのイ
ンデックスに基づいて製品ごとの品質履歴データに編集
してデータベースに格納するため、ホストシーケンサに
保管された品質データを、適当な時期にラインホストコ
ンピュータが吸い上げたて処理できるため、ラインホス
トコンピュータの負荷を低減できる。
【0034】また、個別シーケンサとホストシーケンサ
とラインホストコンピュータの間の通信はブロードキャ
スト通信とメッセージ通信の組み合わせであるため、能
力が不足してホストシーケンサの台数を増設する場合で
あっても、ホストシーケンサのソウトウエアの変更だけ
で対応することができ、個別シーケンサのソフトウエア
の一切の変更を必要としないため、個別シーケンサの個
別プログラムを標準化でき、拡張性に優れている。
【0035】さらに、ネットワークの通信ラインを介し
て品質データをラインホストコンピュータに収集してい
るため、ワークWが未だオフラインしていなくても、ラ
インホストコンピュータを操作して品質データを見た
り、統計処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の品質履歴管理方法を実施する鉄管製造
ラインの構成図である。
【図2】同製造ラインの個別シーケンサからホストシー
ケンサへのブロードキャスト通信時のフローチャート図
である。
【図3】ホストシーケンサのフローチャート図である。
【図4】ホストシーケンサのメモリブロックの説明図で
ある。
【図5】ラインホストコンピュータのフローチャート図
である。
【図6】ラインホストコンピュータに格納中の品質デー
タの説明図である。
【図7】鉄管製造ラインの構成図である。
【図8】特定加工設備の搬送装置が搬送開始直後の上昇
状態の平面図とその側面図である。
【図9】特定加工設備の搬送装置が前進した状態の平面
図とその側面図である。
【図10】特定加工設備の搬送装置が降下して搬出終了直
後の平面図とその側面図である。
【符号の説明】
PLC1,PLC2,PLC3 第1,第2,第3の
個別シーケンサ L−HCPU ラインホストコンピュータ LPH 光ファイバーネットワーク HPLC ホストシーケンサ M2 ホストシーケンサのメモリ
【手続補正書】
【提出日】平成4年6月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の鉄管製造ライン
における品質履歴管理方法は、製造ラインに並べられた
各設備を運転制御またはワークを検査する個別シーケン
サが出力する品質データを、ラインホストコンピュータ
に転送して各ワークごとの品質履歴データに編集するに
際して、各個別シーケンサとラインホストコンピュータ
を接続するネットワークにホストシーケンサを接続し、
個別シーケンサは品質データが発生するたびに、その品
質データにその工程コードと製品固有コードのインデッ
クスを付加して、前記ネットワークに品質データがある
旨をブロードキャスト通信で送信し、ホストシーケンサ
は前記ネットワークに品質データがある旨のブロードキ
ャスト通信の発生を監視し、品質データがある旨のブロ
ードキャスト通信の発生を検出したホストシーケンサ
は、その信号に該当する個別シーケンサの前記インデッ
クスが付加された品質データをメッセージ通信で受信
し、受信したインデックス付の品質データをメモリに退
避させ、ホストシーケンサは退避メモリアドレスとライ
ンホストコンピュータの読み出し完了アドレスのアドレ
ス値を保持し、ラインホストコンピュータは定期的にホ
ストシーケンサが保持しているアドレス値を監視してア
ドレス値が一致するまでホストシーケンサのメモリに退
避している必要な前記インデックス付の品質データをメ
ッセージ通信で読み出して、読み出すたびに読み取った
品質データをそのインデックスに基づいて製品ごとの品
質履歴データに編集してデータベースに格納することを
特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明によると、製造ライ
ンに並べられた各設備を運転制御またはワークを検査す
る個別シーケンサが出力する品質データを、ラインホス
トコンピュータに転送して各ワークごとの品質履歴デー
タに編集するに際して、各個別シーケンサとラインホス
トコンピュータを接続するネットワークにホストシーケ
ンサを接続し、個別シーケンサは品質データが発生する
たびに、その品質データにその工程コードと製品固有コ
ードのインデックスを付加して、前記ネットワークに品
質データがある旨をブロードキャスト通信で送信し、ホ
ストシーケンサは前記ネットワークに品質データがある
旨のブロードキャスト通信の発生を監視し、品質データ
がある旨のブロードキャスト通信の発生を検出したホス
トシーケンサは、その信号に該当する個別シーケンサの
前記インデックスが付加された品質データをメッセージ
通信で受信し、受信したインデックス付の品質データを
メモリに退避させ、ホストシーケンサは退避メモリアド
レスとラインホストコンピュータの読み出し完了アドレ
スのアドレス値を保持し、ラインホストコンピュータは
定期的にホストシーケンサが保持しているアドレス値を
監視してアドレス値が一致するまでホストシーケンサの
メモリに退避している必要な前記インデックス付の品質
データをメッセージ通信で読み出して、読み出すたびに
読み取った品質データをそのインデックスに基づいて製
品ごとの品質履歴データに編集してデータベースに格納
するため、ホストシーケンサに保管された品質データ
を、適当な時期にラインホストコンピュータが吸い上げ
て処理できるため、ラインホストコンピュータの負荷を
低減できる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】さらに、ネットワークの通信ラインを介し
て品質データをラインホストコンピュータに収集してい
るため、ワークWが未だオフラインしていなくても、ラ
インホストコンピュータを操作して品質データを見た
り、統計処理を行うことができる。ラインホストコンピ
ュータの能力が不足した場合でも、ホストシーケンサの
メモリ退避アドレスと読み出しアドレスをホストシーケ
ンサのメモリ内で持つことで、ラインホストコンピュー
タの台数を増やすだけでホストシーケンサのプログラム
変更が必要ないものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製造ラインに並べられた各設備を運転制
    御またはワークを検査する個別シーケンサが出力する品
    質データを、ラインホストコンピュータに転送して各ワ
    ークごとの品質履歴データに編集するに際して、各個別
    シーケンサとラインホストコンピュータを接続するネッ
    トワークにホストシーケンサを接続し、個別シーケンサ
    は品質データが発生するたびに、その品質データにその
    工程コードと製品固有コードのインデックスを付加し
    て、前記ネットワークに品質データがある旨をブロード
    キャスト通信で送信し、ホストシーケンサは前記ネット
    ワークに品質データがある旨のブロードキャスト通信の
    発生を監視し、品質データがある旨のブロードキャスト
    通信の発生を検出したホストシーケンサは、その信号に
    該当する個別シーケンサの前記インデックスが付加され
    た品質データをメッセージ通信で受信し、受信したイン
    デックス付の品質データをメモリに退避させ、ラインホ
    ストコンピュータは定期的にホストシーケンサを監視し
    てホストシーケンサのメモリに退避している必要な前記
    インデックス付の品質データをメッセージ通信で読み出
    して、読み取った品質データをそのインデックスに基づ
    いて製品ごとの品質履歴データに編集してデータベース
    に格納する鉄管製造ラインにおける品質履歴管理方法。
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