JP2970715B2 - 製造ラインにおけるトラッキング制御方法 - Google Patents

製造ラインにおけるトラッキング制御方法

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JP2970715B2 JP4183292A JP4183292A JP2970715B2 JP 2970715 B2 JP2970715 B2 JP 2970715B2 JP 4183292 A JP4183292 A JP 4183292A JP 4183292 A JP4183292 A JP 4183292A JP 2970715 B2 JP2970715 B2 JP 2970715B2
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  • General Factory Administration (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は製造ラインにおけるトラ
ッキング制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】加工途中の鉄管を加工情報に従って加工
し、加工処理が終了するたびに搬送装置によって次段の
加工設備に自動搬入して自動加工処理するに際して、従
来の生産ラインは図7に示すように構成されている。
【0003】ワークWを受け入れる第1のステーション
ST1に隣接してST2〜ST8………で表される多く
のステーションが設けられている。例えば、第2のステ
ーションST2,第3のステーションST3の加工処理
を受け持っている設備1での加工が完了すると、第1の
搬送装置C1が第2のステーションST2と第3のステ
ーションST3のワークを同時に持ち上げて1ピッチ搬
送して、第3のステーションST3のワークを第4のス
テーションST4に搬出し、第2のステーションST2
のワークを第3のステーションST3に搬出する。な
お、この1ピッチ搬送に際しては、第4のステーション
ST4,第5のステーションST5の加工処理を受け持
っている設備2から第6のステーションST6,第7の
ステーションST7の加工処理を受け持っている設備3
への第2の搬送装置C2による1ピッチ搬送が完了して
いることが必要である。以下同様に、設備3の第3の搬
送装置C3による1ピッチ搬送が完了していることが必
要である。設備1の加工装置と第1の搬送装置C1は第
1の制御コントローラPLC1によって管理されてお
り、同様に設備2の加工装置と第2の搬送装置C2は第
2の制御コントローラPLC2によって管理され、設備
3の加工装置と第3の搬送装置C3は第3の制御コント
ローラPLC3によって管理され、第1,第2,第3の
制御コントローラPLC1,PLC2,PLC3は通信
回線Lを介して中央のホストコンピュータHと接続され
ている。ホストコンピュータHは第1,第2,第3の制
御コントローラPLC1,PLC2,PLC3,………
を介して各ワークのトラッキングデータ〔各ワークの位
置と加工情報で、具体的にはワークの品種情報と加工ツ
ールの自動交換に必要な段取替え情報など〕を管理して
おり、ホストコンピュータHはワークの搬送状態に応じ
て各設備にそのワークのトラッキングデータを第1,第
2,第3の制御コントローラPLC1,PLC2,PL
C3,………にサービスしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、管理する設備が多くなった場合にはホストコンピ
ュータHとしては高い処理能力を要求され、しかも、1
ワーク当りの各工程のサイクルタイムが短い場合にはホ
ストコンピュータHで一元管理することは難しく、サイ
クルタイムが1分以下の場合には20個程度の管理が最
大と思われる。
【0005】また、ホストコンピュータHにトラッキン
グデータの伝達や設備の作業開始/完了信号が集中する
ため、有線伝達の場合には配線が煩雑になり、ネットワ
ーク伝達の場合にはネットワークの処理能力が問題とな
る。
【0006】本発明は各設備ごとにトラッキングデータ
を管理してホストコンピュータを省くとともに、短いサ
イクルタイムに対応することができ、生産ラインが非常
停止した場合であっても単純な操作で再起動できるトラ
ッキング制御方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の製造ラインにお
けるトラッキング制御方法は、指示された加工情報に従
ってワークを加工し、加工処理が終了するたびに搬送装
置によって次段の加工設備にワークを自動搬入して加工
するに際して、ネットワークで接続した各加工設備ごと
の制御コントローラによって搬入されたワークに関する
トラッキングデータを管理し、特定の加工設備において
加工の終了したワークの搬出実行に先立って、前記特定
の加工設備の前段の加工設備の制御コントローラと前記
特定の加工設備の後段の加工設備の制御コントローラに
対して、前記ネットワークとは別に用意されこの特定の
加工設備に隣接する前段と後段の加工設備の制御コント
ローラの相互間を接続している専用の通信回線を介して
搬出リクエストを出力し、前段の加工設備の制御コント
ローラから搬出可能を受信するとともに後段の加工設備
の制御コントローラから搬入可能を受信した状態を検出
して前記特定の加工設備の制御コントローラが後段の制
御コントローラに自動搬入するワークのトラッキングデ
ータを前記ネットワークのメッセージ通信で転送し、こ
の転送完了の直後に前記特定の加工設備の制御コントロ
ーラが自己の管理している搬送装置に搬出を指示するこ
とを特徴とする。
【0008】
【作用】この構成によると、ネットワークで接続した各
加工設備ごとの制御コントローラによって搬入されたワ
ークのトラッキングデータを管理し、前段の加工設備と
後段の加工設備に搬出/搬入リクエストを出力して、前
段の加工設備からワークを搬出可能で後段の加工設備へ
ワークを搬出可能な状態を検出するのを待って、後段の
加工設備へワークを搬出するに際して、ネットワークの
メッセージ通信で自動搬入するワークのトラッキングデ
ータを転送し、それに次いで後段の加工設備へワークを
搬出する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の製造ラインにおけるトラッキ
ング制御方法を図1〜図6に示す具体的な実施例に基づ
いて説明する。
【0010】なお、図7と同様の作用をなすものには、
同一の符号を付けて説明する。図1に示した鉄管加工ラ
インでは、設備1を管理する制御コントローラPLC1
と設備2を管理する制御コントローラPLC2とは従来
例に見られたようなホストコンピュータHを介さずにネ
ットワークNを介して相互間の通信ができるように接続
されている。さらに、制御コントローラPLC1と制御
コントローラPLC2との間は、高速通信できるように
相互間が専用の通信回線PIO1 でも接続されている。
同様に、ネットワークNには設備3を管理する制御コン
トローラPLC3が接続されており、この制御コントロ
ーラPLC2と制御コントローラPLC3の間も高速通
信できるように相互間が専用の通信回線PIO2 で接続
されている。
【0011】制御コントローラPLC1には、第2のス
テーションST2に保持されているワークのトラッキン
グデータを記憶保持するエリアM12と第3のステーショ
ンST3に保持されているワークのトラッキングデータ
を記憶保持するエリアM13および次段の設備2の第4の
ステーションST4に保持されているワークのトラッキ
ングデータを記憶保持するエリアM14が設けられてい
る。
【0012】制御コントローラPLC2には、第4のス
テーションST4に保持されているワークのトラッキン
グデータを記憶保持するエリアM24と第5のステーショ
ンST5に保持されているワークのトラッキングデータ
を記憶保持するエリアM25および次段の設備3の第6の
ステーションST6に保持されているワークのトラッキ
ングデータを記憶保持するエリアM26が設けられてい
る。
【0013】制御コントローラPLC3には、第6のス
テーションST6に保持されているワークのトラッキン
グデータを記憶保持するエリアM36と第7のステーショ
ンST7に保持されているワークのトラッキングデータ
を記憶保持するエリアM37および次段の設備4の第8の
ステーションST8に保持されているワークのトラッキ
ングデータを記憶保持するエリアM38が設けられてい
る。
【0014】図1および図3(a)に示すように、設備
3の第6のステーションST6にワークが無い状態から
以降の動作を例に挙げて設備2の制御方法を説明する。
なお、図3(b)は図3(a)に示す平面図の側面図を
示している。
【0015】設備2の第4のステーションST4と第5
のステーションST5での加工処理が完了したことを制
御コントローラPLC2が#1で検出すると、制御コン
トローラPLC2は前段の設備1の制御コントローラP
LC1に対して通信回線PIO1 を介して#2で搬出リ
クエストを出力し、後段の設備3の制御コントローラP
LC3に対して通信回線PIO2 を介して#3で搬入リ
クエストを出力する。
【0016】制御コントローラPLC2からの搬出リク
エストを検出した制御コントローラPLC1は、第2,
第3のステーションST2,ST3での加工処理を完了
して第2のステーションST2のワークを第3のステー
ションST3に、第3のステーションST3のワークを
第4のステーションST4に搬出してもよい状態になっ
たことを#4で検出すると、制御コントローラPLC1
は#5で通信回線PIO1 を介して制御コントローラP
LC2に搬出許可を出力する。なお、具体的には、#4
では下記に示す(1)(2)の条件を満足しているかどうかが
判定され、2条件を満足した場合に制御コントローラP
LC1が#5を実行する。
【0017】(1) 第2の搬送装置C2が動いても設備
1に衝突しない。 (2) 第1の搬送装置C1が動作していない。 制御コントローラPLC2からの搬入リクエストを検出
した制御コントローラPLC3は、第5のステーション
ST5のワークを第6のステーションST6に搬出して
もよい状態になったことを#6で検出すると、制御コン
トローラPLC3は#7で通信回線PIO2 を介して制
御コントローラPLC2に搬出許可を出力する。なお、
具体的には、#6では下記に示す(1)〜(3)の条件を満足
しているかどうかが判定され、3条件を満足した場合に
制御コントローラPLC3が#7を実行する。
【0018】(1) 第2の搬送装置C2が動いても設備
3に衝突しない。 (2) 第3の搬送装置C3が動作していない。 (3) 第2の搬送装置C2の搬入先が空である。
【0019】制御コントローラPLC2は、#8で#5
からの搬出許可の発生を判定し、#9では#7からの搬
入許可の発生を判定している。#8で搬出許可の発生を
検出しかつ#9からの搬入許可の発生を検出した状態を
#10で検出した制御コントローラPLC2は、#11で通
信回線PIO2 を介して制御コントローラPLC3にト
ラッキングデータの受け取り要求を出力する。
【0020】トラッキングデータの受け取り要求を検出
した制御コントローラPLC3は、#12でネットワーク
N上のメッセージ通信で第5のステーションST5位置
のトラッキングデータのレシーブを実施する。具体的に
は、エリアM36の内容をエリアM25の内容に更新する。
【0021】#12でのレシーブが完了すると#13では制
御コントローラPLC2に通信回線PIO2 を介してト
ラッキングデータ受取完了を出力する。#12からのトラ
ッキングデータ受取完了を検出した制御コントローラP
LC2では、#14を介して#15を実行する。
【0022】#15では、制御コントローラPLC2の内
部で第4のステーションST4のトラッキングデータを
第5のステーションST5へ移動し、第5のステーショ
ンST5のトラッキングデータを第6のステーションS
T6へ移動する。具体的には、エリアM25の内容をエリ
アM26へシフトさせ、エリアM24の内容をエリアM25
シフトさせ、エリアM24の内容を“ワーク無し”に更新
する。
【0023】#15が完了した制御コントローラPLC2
は#16で第2の搬送装置C2を運転して、図3に示す状
態からほぼ図6に示す状態に1ピッチ搬送を実行する。
具体的には、第2の搬送装置C2が図4(b)に示すよ
うに上昇して第4,第5のステーションST4,ST5
からそれぞれワークを持ち上げ、次に図5(a)(b)
に示すように第2の搬送装置C2は持ち上げたワークを
設備3に向けて1ピッチ前進してから図6(b)に示す
ように第2の搬送装置C2が降下して、第2の搬送装置
C2がホールドしていたワークを第5,第6のステーシ
ョンST5,ST6に受け渡す。ワークを受け渡した第
2の搬送装置C2は下降状態で後退して初期位置に復帰
する。
【0024】#16での1ピッチ搬送を完了した第2の搬
送装置C2は、#17で制御コントローラPLC1にネッ
トワークNを介して搬出完了を出力し、#18で制御コン
トローラPLC3にネットワークNを介して搬入完了を
出力して一動作を終了する。
【0025】#5から運転を禁止されていた第1の搬送
装置C1は、#19で制御コントローラPLC1が制御コ
ントローラPLC2からの搬出完了を検出すると運転が
可能な状態になる。
【0026】このように#12では制御コントローラPL
C2と制御コントローラPLC3の間でネットワークN
を介してトラッキングデータ受け渡しを行うに必要な時
間は10-1秒オーダで、#15では制御コントローラPLC
2の内部で一命令でトラッキングデータをシフトさせる
に必要な時間は10-5秒オーダであって、そのトラッキン
グデータの転送に必要な時間は、従来のようにホストコ
ンピュータHで各設備のトラッキングデータを一括管理
していたものに比べて非常に短時間であるため、この短
い転送時間の途中に非常停止が発生して転送が不完全な
状態で生産ラインがダウンする事態の発生頻度は極めて
少ない。
【0027】また、トラッキングデータの転送の必要時
間が非常に短いので、短いサイクルタイムに対応するこ
とができる。また、トラッキングデータの転送の必要時
間が非常に短く、トラッキングデータの転送が確実に転
送されてから制御コントローラPLC1〜PLC3の内
部でシフトさせるため、その間に非常停止などで制御フ
ローが寸断されたとしても、各制御コントローラの内部
のトラッキングデータを正常な状態に維持することがで
き、#15で内部シフトが終わってから#16で1ピッチ移
送することによって、データは必ず先送りされているこ
とになり、#16で搬送中に第2の搬送装置C2が停止し
た場合にはワークだけを先送りするだけの単純な操作で
再起動できる。
【0028】この実施例によると、専用の通信回線PI
1 〜PIO3 ………とネットワークNとを併用してい
るため、次のような効果が得られる。ここで、パラレル
入出力する場合のトラッキング制御通信の前提条件(1
組当り)を、トラッキング制御のインターロック信号が
8ビット、トラッキングデータが256ビット(16×
16データ)、トラッキング制御のインターロック信号
の通信回数が8回、トラッキングデータの通信回数が1
回とした場合、ネットワーク通信だけでトラッキング制
御を実施した場合にはネットワーク通信回数がインター
ロック信号とデータの合計9回も必要であり、ネットワ
ーク通信に必要な時間を1回当り0.5秒とすると、
4.5秒を必要とする。これに対して上記の実施例のよ
うに、専用の通信回線PLC1 〜PLC3 ………とネッ
トワークNとを併用した場合には、ネットワークケーブ
ルの他に9本(コモンを含む)の通信回線を設けるだけ
で、ネットワーク通信に必要な時間は1回のみの0.5
秒で、専用の通信回線での通信に必要な時間は1回当り
0.01秒とすると、0.08秒を要する。このように
専用の通信回線とネットワークNとを併用することによ
って、通信時間を短縮できる。なお、ネットワークNを
使用せずに入出力通信だけでトラッキング制御した場合
には265本(コモンを含む)の通信回線を設けること
が必要で、配線量が多くて実用的でなく、上記実施例で
は配線量が少なくて済み、しかもネットワーク通信だけ
でトラッキング制御するものに比べて通信時間を短縮で
きる点で、非常に優れている。
【0029】上記の実施例では、2本のワークを1タク
ト1ピッチ搬送する場合を例に挙げて説明したが、1本
または複数本のワークを1タクト1ピッチ搬送したり、
1タクト複数ピッチ搬送する場合も同様である。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によると、指示され
た加工情報に従ってワークを加工し、加工処理が終了す
るたびに搬送装置によって次段の加工設備にワークを自
動搬入して加工するに際して、ネットワークで接続した
各加工設備ごとの制御コントローラによって搬入された
ワークに関するトラッキングデータを管理し、特定の加
工設備において加工の終了したワークの搬出実行に先立
って、前記特定の加工設備の前段の加工設備の制御コン
トローラと前記特定の加工設備の後段の加工設備の制御
コントローラに対して、前記ネットワークとは別に用意
されこの特定の加工設備に隣接する前段と後段の加工設
備の制御コントローラの相互間を接続している専用の通
信回線を介して搬出リクエストを出力し、前段の加工設
備の制御コントローラから搬出可能を受信するとともに
後段の加工設備の制御コントローラから搬入可能を受信
した状態を検出して前記特定の加工設備の制御コントロ
ーラが後段の制御コントローラに自動搬入するワークの
トラッキングデータを前記ネットワークのメッセージ通
信で転送し、この転送完了の直後に前記特定の加工設備
の制御コントローラが自己の管理している搬送装置に搬
出を指示し、専用の通信回線とネットワークとを併用し
ているため、ネットワークで接続した各加工設備ごとの
制御コントローラによって搬入されたワークのトラッキ
ングデータを管理することによってトラッキング制御用
にホストコンピュータを必要とせず、ネットワークのメ
ッセージ通信で自動搬入するワークのトラッキングデー
タを転送しているため、トラッキングデータの転送の必
要時間が非常に短く、短いサイクルタイムに対応するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトラッキング制御方法を実施する鉄管
加工設備の一部の構成図である。
【図2】同鉄管加工設備の特定加工設備のフローチャー
ト図である。
【図3】特定加工設備とその後段の加工設備のステーシ
ョンの平面図とその側面図である。
【図4】特定加工設備の搬送装置が搬送開始直後の上昇
状態の平面図とその側面図である。
【図5】特定加工設備の搬送装置が前進した状態の平面
図とその側面図である。
【図6】特定加工設備の搬送装置が降下して搬出終了直
後の平面図とその側面図である。
【図7】従来の鉄管加工設備の一部の構成図である。
【符号の説明】
W ワーク C1 第1の搬送装置 C2 第2の搬送装置 C3 第3の搬送装置 N ネットワーク PLC1 設備1の制御コントローラ PLC2 設備2の制御コントローラ PLC3 設備3の制御コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−251606(JP,A) 特開 昭63−109962(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23Q 41/00 - 41/02 G05B 19/417 G06F 15/21

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指示された加工情報に従ってワークを加
    工し、加工処理が終了するたびに搬送装置によって次段
    の加工設備にワークを自動搬入して加工するに際して、
    ネットワークで接続した各加工設備ごとの制御コントロ
    ーラによって搬入されたワークに関するトラッキングデ
    ータを管理し、特定の加工設備において加工の終了した
    ワークの搬出実行に先立って、前記特定の加工設備の前
    段の加工設備の制御コントローラと前記特定の加工設備
    の後段の加工設備の制御コントローラに対して、前記ネ
    ットワークとは別に用意されこの特定の加工設備に隣接
    する前段と後段の加工設備の制御コントローラの相互間
    を接続している専用の通信回線を介して搬出リクエスト
    を出力し、前段の加工設備の制御コントローラから搬出
    可能を受信するとともに後段の加工設備の制御コントロ
    ーラから搬入可能を受信した状態を検出して前記特定の
    加工設備の制御コントローラが後段の制御コントローラ
    に自動搬入するワークのトラッキングデータを前記ネッ
    トワークのメッセージ通信で転送し、この転送完了の直
    後に前記特定の加工設備の制御コントローラが自己の管
    理している搬送装置に搬出を指示する製造ラインにおけ
    るトラッキング制御方法。
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