JP2020016918A - カウント装置、カウント方法及びプログラム - Google Patents

カウント装置、カウント方法及びプログラム Download PDF

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孝和 後藤
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Abstract

【課題】 人の操作を不要とすることが可能なカウント装置を提供する。【解決手段】 本発明のカウント装置1は、画像取得手段11、カウント領域抽出手段12、及び、カウント手段13を含み、画像取得手段11は、カウント対象物4を含む画像を取得し、カウント領域抽出手段12は、前記取得画像から、カウント領域を抽出し、カウント手段13は、前記抽出されたカウント領域の画像を二値化画像に変換し、前記二値化画像に対し、予め規定した基準を満たす領域をカウント対象物4とみなし、前記カウント領域をカウントする。【選択図】 図1

Description

本発明は、カウント装置、カウント方法及びプログラムに関する。
工場では、部品、中間品及び最終製品の個数をカウント(計数)することが、生産管理の一部として実施されている。製品等のカウントは、人が目視により実施することが多いが、人によるカウントは、労力と時間がかかるという問題がある。
特許文献1では、人によるカウントに代えて、スマートフォン等の携帯端末で撮影した画像を基に、製品等を自動的にカウントする技術が提案されている。
特開2018−22395号公報
特許文献1の技術は、人がカウント対象物の製品等を撮影し、撮影の際に撮影ガイドで適切な画像を撮影する等の技術に関するものであり、やはり、人の操作が必要である。
そこで、本発明は、人の操作を不要とすることが可能なカウント装置及びカウント方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明のカウント装置は、
画像取得手段、カウント領域抽出手段、及び、カウント手段を含み、
前記画像取得手段は、カウント対象物を含む画像を取得し、
前記カウント領域抽出手段は、前記取得画像から、カウント領域を抽出し、
前記カウント手段は、前記抽出されたカウント領域の画像を二値化画像に変換し、前記二値化画像に対し、予め規定した基準を満たす領域をカウント対象物とみなし、前記カウント領域をカウントする。
本発明のカウント方法は、
カウント対象物を含む画像を取得する画像取得工程と、
前記取得画像から、カウント領域を抽出するカウント領域抽出工程と、
前記抽出されたカウント領域の画像を二値化画像に変換し、前記二値化画像に対し、予め規定した基準を満たす領域をカウント対象物とみなし、前記カウント領域をカウントするカウント工程と
を含む。
本発明によれば、人の操作が無くてもカウント対象物の個数をカウント可能である。
図1は、実施形態1のカウント装置の一例の構成を示すブロック図である。 図2は、実施形態1のカウント装置のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。 図3は、実施形態1のカウント装置における処理の一例を示すフローチャートである。 図4は、実施形態1のカウント装置のカウント方法を説明する説明図である。 図5は、実施形態2において、複数のカウント領域が抽出された例を示す図である。 図6は、実施形態3において、フレームを移動させてカウントする例を示す図である。 図7は、実施形態4において、フレームを移動してカウント領域の境界領域を判断する例を示す図である。 図8は、実施形態5において、カウント対象物の存在領域の境界から、推定最大個数を算出する例を示す図である。
本発明のカウント装置において、前記カウント領域抽出手段は、前記取得画像から、予め規定されたコントラスト以上の領域をカウント領域として抽出するという態様であってもよい。本態様によれば、例えば、金属製パイプ等のように、光の反射で画像での識別が難しいカウント対象物であってもカウントを正確に実施することが可能となる。
本発明のカウント装置において、前記カウント領域抽出手段は、複数の領域をカウント領域として抽出し、前記カウント手段は、前記複数のカウント領域のカウント数の中から、予め規定された選択基準を満たすカウント数をカウント対象物の個数として選択するという態様であってもよい。本態様によれば、さらに正確なカウントが可能となる。本態様において、「予め規定された選択基準」としては、「最大値」、「最小値」、「中間値」、「平均値(整数でない場合は、四捨五入等により整数値に補正)」等が挙げられる。
本発明のカウント装置において、前記カウント領域抽出手段は、フレームを設定し、前記取得画像の前記フレーム内の領域をカウント領域として抽出するという態様であってもよい。本態様によれば、後述するように、フレームを移動(走査)することで、様々なカウントを実施することができる。
前記フレームを採用する態様において、前記カウント領域抽出手段は、前記フレームを前記取得画像上で移動させ、前記カウント手段は、移動する前記フレーム内のカウント領域毎にカウント対象物をカウントして複数のカウント数を取得し、前記複数のカウント数の中から、予め規定された選択基準を満たすカウント数をカウント対象物の個数として選択するという態様であってもよい。本態様において、「予め規定された選択基準」としては、例えば、予めカウントの上限値を設定し、上限値を超えたカウント数を除去(選択しない)し、残ったカウント数の中の最大値をカウント対象物の個数とする態様が挙げられる。
前記フレームを採用する態様において、前記カウント領域抽出手段は、前記フレームを前記取得画像上で移動させ、前記カウント手段は、移動する前記フレーム内のカウント領域毎にカウント対象物をカウントして複数のカウント数を取得し、一つのフレームのカウント数が、それより前にカウントしたフレームのカウント数よりも、予め定めた基準値以下である場合、前記一つのフレームを前記取得画像上においてカウント対象物が存在する境界領域と判断するという態様であってもよい。本態様によれば、カウント対象物が存在する領域を的確に判断することができ、前記フレームを移動させる範囲を狭くすることができ、その結果、カウントの高速化が可能となる。
本発明のカウント装置において、前記カウント領域抽出手段は、前記取得画像からカウント対象物が存在する領域を抽出し、前記カウント手段は、前記カウント対象物が存在する領域の境界において、前記境界の一点とその他の点を結ぶ直線の長さからカウント対象物の推定最大個数を算出するという態様であってもよい。本態様において、例えば、カウント対象物が積み上げられている場合、積み上げ方向の長さを、前記境界の一点と他の点を結ぶ直線の長さとし、その長さからカウント対象物の最大個数を推定することが可能である。
本発明のカウント装置において、さらに、台車情報取得手段を含み、前記台車情報取得手段は、カウント対象物を搭載する台車の情報を取得し、前記カウント手段は、前記取得された台車情報に基づき、台車毎に、カウント対象物の個数をカウントするという態様であってもよい。本態様であれば、例えば、工場において台車にカウント対象物が搭載される場合、台車情報と紐づけてカウント対象物をカウントでき、工場の生産管理に役立つことができる。
本発明のカウント方法において、前記カウント領域抽出工程は、前記取得画像から、予め規定されたコントラスト以上の領域をカウント領域として抽出するという態様であってもよい。
本発明のカウント方法において、前記カウント領域抽出工程は、複数の領域をカウント領域として抽出し、前記カウント工程は、前記複数のカウント領域のカウント数の中から、予め規定された選択基準を満たすカウント数をカウント対象物の個数として選択するという態様であってもよい。
本発明のカウント方法において、前記カウント領域抽出工程は、フレームを設定し、前記取得画像の前記フレーム内の領域をカウント領域として抽出するという態様であってもよい。
前記フレームを採用する態様において、前記カウント領域抽出工程は、前記フレームを前記取得画像上で移動させ、前記カウント工程は、移動する前記フレーム内のカウント領域毎にカウント対象物をカウントして複数のカウント数を取得し、前記複数のカウント数の中から、予め規定された選択基準を満たすカウント数をカウント対象物の個数として選択するという態様であってもよい。
前記フレームを採用する態様において、前記カウント領域抽出工程は、前記フレームを前記取得画像上で移動させ、前記カウント工程は、移動する前記フレーム内のカウント領域毎にカウント対象物をカウントして複数のカウント数を取得し、一つのフレームのカウント数が、それより前にカウントしたフレームのカウント数よりも、予め定めた基準値以下である場合、前記一つのフレームを前記取得画像上においてカウント対象物が存在する境界領域と判断するという態様であってもよい。
本発明のカウント方法において、前記カウント領域抽出工程は、前記取得画像からカウント対象物が存在する領域を抽出し、前記カウント工程は、前記カウント対象物が存在する領域の境界において、前記境界の一点とその他の点を結ぶ直線の長さからカウント対象物の推定最大個数を算出するという態様であってもよい。
本発明のカウント方法において、さらに、台車情報取得工程を含み、前記台車情報取得工程は、カウント対象物を搭載する台車の情報を取得し、前記カウント工程は、前記取得された台車情報に基づき、台車毎に、カウント対象物の個数をカウントするという態様であってもよい。
本発明のプログラムは、本発明のカウント方法をコンピュータ上で実行可能なプログラムである。
本発明の記録媒体は、本発明のプログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
本発明のカウント(計数)対象物は、特に制限されず、例えば、角材、パイプ、線材、鋼材、板等の部材、原料が封入された缶、瓶、袋体等、製品が梱包された段ボール箱等が挙げられる。
つぎに、本発明の実施形態について、図1から図8を用いて説明する。本発明は、下記の実施形態によって何ら限定及び制限されない。なお、図1から図8において、同一部分には、同一符号を付している。各実施形態における説明は、それぞれ、互いを援用できる。
[実施形態1]
図1は、本実施形態のカウント装置1の一例の構成を示すブロック図である。図1に示すように、カウント装置1は、画像取得手段11、カウント領域抽出手段12、及び、カウント手段13を含む。同図に示すように、カウント装置1は、通信回線網2を介して、天井Cに配置された撮像装置(カメラ)3と接続可能である。カメラ3は、台車5に搭載された板材4を、上方から、撮影可能である。ユーザー端末6は、通信回線網2を介して、カウント装置1に接続可能である。本発明のカウント装置は、例えば、システムとしてサーバーに組み込まれていてもよい。また、本発明のカウント装置は、例えば、本発明のプログラムがインストールされたパーソナルコンピュータ(PC)であってもよい。また、図示していないが、カウント装置1は、通信回線網2を介して、システム管理者の外部端末とも接続可能であり、システム管理者は、外部端末からカウント装置1の管理を実施してもよい。
通信回線網2は、特に制限されず、公知のネットワークを使用でき、例えば、有線でも無線でもよい。通信回線網2は、例えば、インターネット回線、WWW(World Wide Web)、電話回線、LAN(Local Area Network)、WiFi(Wireless Fidelity)等が挙げられる。
ユーザー端末6としては、例えば、PC、スマートフォン、タブレット、携帯電話等が挙げられる。
図2に、カウント装置1のハードウエア構成のブロック図を例示する。カウント装置1は、例えば、CPU(中央処理装置)101、メモリ102、バス103、記憶装置104、入力装置105、ディスプレイ106、通信デバイス107等を有する。カウント装置1の各部は、それぞれのインターフェース(I/F)により、バス103を介して接続されている。
CPU101は、カウント装置1の全体の制御を担う。カウント装置1において、CPU101により、例えば、本発明のプログラムやその他のプログラムが実行され、また、各種情報の読み込みや書き込みが行われる。具体的には、例えば、CPU101が、画像取得手段11、カウント領域抽出手段12、及び、カウント手段13として機能する。
バス103は、例えば、外部機器とも接続できる。前記外部機器は、例えば、外部記憶装置(外部データベース等)、プリンター等があげられる。カウント装置1は、例えば、バス103に接続された通信デバイス107により、通信回線網2に接続でき、通信回線網2を介して、前記外部機器と接続することもでき、また、カメラ3及びユーザー端末6にも接続することができる。
メモリ102は、例えば、メインメモリを含み、前記メインメモリは、主記憶装置ともいう。CPU101が処理を行う際には、例えば、後述する記憶装置104に記憶されている本発明のプログラム等の種々の動作プログラムを、メモリ102が読み込み、CPU101は、メモリ102からデータを受け取って、プログラムを実行する。前記メインメモリは、例えば、RAM(ランダムアクセスメモリ)である。メモリ102は、例えば、さらに、ROM(読み出し専用メモリ)を含む。
記憶装置104は、例えば、前記メインメモリ(主記憶装置)に対して、いわゆる補助記憶装置ともいう。前述のように、記憶装置104には、本発明のプログラムを含む動作プログラムが格納されている。記憶装置104は、例えば、記憶媒体と、前記記憶媒体に読み書きするドライブとを含む。前記記憶媒体は、特に制限されず、例えば、内蔵型でも外付け型でもよく、HD(ハードディスク)、FD(フロッピー(登録商標)ディスク)、CD−ROM、CD−R、CD−RW、MO、DVD、フラッシュメモリー、メモリーカード等が挙げられ、前記ドライブは、特に制限されない。記憶装置104は、例えば、記憶媒体とドライブとが一体化されたハードディスクドライブ(HDD)であってもよい。
カウント装置1は、例えば、さらに、入力装置105、ディスプレイ106を有する。入力装置105は、例えば、タッチパネル、キーボード、マウス等である。ディスプレイ106は、例えば、LEDディスプレイ、液晶ディスプレイ等が挙げられる。
カウント装置1において、メモリ102及び記憶装置104は、ユーザーからのアクセス情報及びログ情報、並びに、外部データベース(図示せず)から取得した情報を記憶することも可能である。
次に、本実施形態のカウント装置における処理の一例を、図1のブロック図及び図3のフローチャートに基づき説明する。
まず、カメラ3により、台車5に搭載されている複数の板材(カウント対象物)4を、上方から撮影する(START)。撮影された画像は、通信回線網2を介して、カウント装置1の画像取得手段11によって取得される(S1)。
次に、カウント領域抽出手段12により、取得された画像からカウント領域が抽出される(S2)。カウント領域の抽出は、例えば、コントラストによる抽出及びフレームの設定により実施される。
コントラストによる抽出は、例えば、図4(A)に示すように、取得された画像Gの中で、予め定めたコントラスト以上の領域をカウント領域として抽出し、その領域をフレームFで囲む。
次に、抽出したカウント領域を二値化して二値化画像に変換する(S3)。図4(A)に示すように、フレームF内のカウント領域を二値化し、図4(B)に示すように、白黒画像とする。図4(B)において、各黒部分の面積を算出し、予め設定した面積の範囲の黒部分を板材4と認識し(S4)、板材4をカウントし(S5)、カウントを終了する(END)。カウント領域認識工程S4において、予め設定した面積の範囲の黒部分を板材4と認識するのは、前記範囲の下限値より小さい場合はノイズとして、前記範囲の上限値より大きい場合は板材4ではないとして、カウントから除外するためである。カウントされた結果は、カウント装置1から、通信回線網2を介して、ユーザー端末6に出力され、ユーザーは、カウント結果をユーザー端末6で確認することができる。
図1のカウント装置1において、さらに、台車情報取得手段を含み、前記台車情報取得手段は、板材4を搭載する台車5の情報を取得し、カウント手段13は、取得された台車情報に基づき、台車5毎に、板材4の個数をカウントするという態様であってもよい。取得された台車情報は、図2の記憶装置104に格納されていてもよい。
[実施形態2]
次に、図1のカウント装置1において、カウント領域抽出手段12が、複数の領域をカウント領域として抽出する実施形態を説明する。カウント領域抽出手段12が、複数の領域をカウント領域として抽出し、カウント手段13は、前記複数のカウント領域のカウント数の中から、予め規定された選択基準を満たすカウント数をカウント対象物の個数として選択する。前述のように、「予め規定された選択基準」としては、「最大値」、「最小値」、「中間値」、「平均値(整数でない場合は、四捨五入等により整数値に補正)」等が挙げられる。図5に、複数のカウント領域が抽出された例を示す。図5(A)に示すように、この例では、カウント領域として、A1、A2、A3、A4及びA5の五つの領域が抽出されており、「31個」が一つ、「32個」が二つ、「33個」が二つの、3種類のカウント結果が得られている。そして、この例では、最大個数を基準として採用することにしており、図5(B)に示すように、カウント領域A3及びA5の「33個」をカウント結果として採用している。これら以外の構成及び処理の手順は、実施形態1と同様である。
[実施形態3]
次に、図1のカウント装置1において、カウント領域抽出手段12が、フレームを設定し、前記取得画像の前記フレーム内の領域をカウント領域として抽出するという実施形態を説明する。実施形態1では、コントラストによりカウント領域を抽出し、抽出された領域にフレームを設定したが、本実施形態では、例えば、コントラストに関係なくフレームを設定する態様である。この態様によれば、フレームを移動(走査)することで、様々なカウントを実施することができる。なお、本発明において、フレームの設定は、コントラスト等の基準に基づいて設定してもよく、コントラスト等の基準に関係なく設定してもよい。
図6に、フレームを移動させてカウントする例を示す。図6は、実施形態1と同様に取得された画像Gを示している。図6に示すように、カウント領域抽出手段12は、画像Gにおいて、フレームFを任意に設定して画像G上で矢印方向に移動させ、カウント手段13は、移動するフレームF内のカウント領域毎にカウント対象物(板材)4をカウントして複数のカウント数を取得する。カウント数の取得の方法は、実施形態1と同様である。そして、カウント手段13は、複数のカウント数の中から、予め規定された選択基準を満たすカウント数をカウント対象物(板材)4の個数として選択する。「予め規定された選択基準」としては、例えば、予めカウントの上限値を設定し、上限値を超えたカウント数を除去(選択しない)し、残ったカウント数の中の最大値をカウント対象物の個数とする態様が挙げられる。具体例としては、5枚のフレームのそれぞれにおいてカウント数が取得され、それぞれのカウント数が、「31個」、「40個」、「32個」、「32個」、「32個」であり、上限値を「33個」と設定し、最大個数を選択するとした場合、「40個」を排除し、残りの個数の最大個数「32個」を、カウント個数として採用する。これら以外の態様は、実施形態1と同様である。
[実施形態4]
次に、図1のカウント装置1において、画像上でフレームを移動させて、カウント領域の境界領域を判断する形態を説明する。本実施形態も実施形態3と同様に、例えば、コントラストとは無関係にフレームを設定する。
図7に基づき、フレームを移動してカウント領域の境界領域を判断する本実施形態を説明する。図7に示すように、カウント領域抽出手段12は、フレームFを取得画像G上で、矢印方向に移動させ、カウント手段13は、移動するフレームF内のカウント領域毎にカウント対象物(板材)4をカウントして複数のカウント数を取得する。この場合、一つのフレームのカウント数が、それより前にカウントしたフレームのカウント数よりも、予め定めた基準値以下である場合、前記一つのフレームを前記取得画像上においてカウント対象物が存在する境界領域と判断する。例えば、五つのフレームのカウント数が、順番に、第1のフレーム「1個」、第2のフレーム「3個」、第3のフレーム「3個」、第4のフレーム「3個」、第5のフレーム「1個」となった場合、予め定めた基準値が「2個」である場合、第5のフレームよりも前の第4のフレームまでが、「カウント対象物が存在する境界領域」と判断する。
[実施形態5]
本実施形態は、カウント対象物の存在領域の境界から、推定最大個数を算出するという形態である。図8(A)に示すように、図1のカウント装置1において、カウント領域抽出手段12は、取得画像Gからカウント対象物(板材)4が存在する領域Aを抽出し、図8(B)に示すように、カウント手段13は、カウント対象物(板材)4が存在する領域Aの境界において、境界Aの一点a1とその他の点a2を結ぶ直線Lの長さからカウント対象物(板材)4の推定最大個数を算出するという態様であってもよい。例えば、図8において、カウント対象物4の板材の厚みが、12cmであり、長さLが115cmの場合、板材の最大個数を、9個もしくは10個と推定できる。
[実施形態6]
本実施形態のプログラムは、前記各実施形態のカウント方法を、コンピュータ上で実行可能なプログラムである。また、本実施形態のプログラムは、例えば、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。前記記録媒体としては、特に限定されず、例えば、読み出し専用メモリ(ROM)、ハードディスク(HD)、光ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク(FD)等があげられる。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をできる。
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)
画像取得手段、カウント領域抽出手段、及び、カウント手段を含み、
前記画像取得手段は、カウント対象物を含む画像を取得し、
前記カウント領域抽出手段は、前記取得画像から、カウント領域を抽出し、
前記カウント手段は、前記抽出されたカウント領域の画像を二値化画像に変換し、前記二値化画像に対し、予め規定した基準を満たす領域をカウント対象物とみなし、前記カウント領域をカウントする
カウント装置。
(付記2)
前記カウント領域抽出手段は、前記取得画像から、予め規定されたコントラスト以上の領域をカウント領域として抽出する
付記1記載のカウント装置。
(付記3)
前記カウント領域抽出手段は、複数の領域をカウント領域として抽出し、
前記カウント手段は、前記複数のカウント領域のカウント数の中から、予め規定された選択基準を満たすカウント数をカウント対象物の個数として選択する
付記1又は2記載のカウント装置。
(付記4)
前記カウント領域抽出手段は、フレームを設定し、前記取得画像の前記フレーム内の領域をカウント領域として抽出する
付記1記載のカウント装置。
(付記5)
前記カウント領域抽出手段は、前記フレームを前記取得画像上で移動させ、
前記カウント手段は、移動する前記フレーム内のカウント領域毎にカウント対象物をカウントして複数のカウント数を取得し、前記複数のカウント数の中から、予め規定された選択基準を満たすカウント数をカウント対象物の個数として選択する
付記4記載のカウント装置。
(付記6)
前記カウント領域抽出手段は、前記フレームを前記取得画像上で移動させ、
前記カウント手段は、移動する前記フレーム内のカウント領域毎にカウント対象物をカウントして複数のカウント数を取得し、一つのフレームのカウント数が、それより前にカウントしたフレームのカウント数よりも、予め定めた基準値以下である場合、前記一つのフレームを前記取得画像上においてカウント対象物が存在する境界領域と判断する
付記5記載のカウント装置。
(付記7)
前記カウント領域抽出手段は、前記取得画像からカウント対象物が存在する領域を抽出し、
前記カウント手段は、前記カウント対象物が存在する領域の境界において、前記境界の一点とその他の点を結ぶ直線の長さからカウント対象物の推定最大個数を算出する
付記1から6のいずれかに記載のカウント装置。
(付記8)
さらに、台車情報取得手段を含み、
前記台車情報取得手段は、カウント対象物を搭載する台車の情報を取得し、前記カウント手段は、前記取得された台車情報に基づき、台車毎に、カウント対象物の個数をカウントする
付記1から7のいずれかに記載のカウント装置。
(付記9)
カウント対象物を含む画像を取得する画像取得工程と、
前記取得画像から、カウント領域を抽出するカウント領域抽出工程と、
前記抽出されたカウント領域の画像を二値化画像に変換し、前記二値化画像に対し、予め規定した基準を満たす領域をカウント対象物とみなし、前記カウント領域をカウントするカウント工程と
を含むカウント方法。
(付記10)
前記カウント領域抽出工程は、前記取得画像から、予め規定されたコントラスト以上の領域をカウント領域として抽出する
付記9記載のカウント方法。
(付記11)
前記カウント領域抽出工程は、複数の領域をカウント領域として抽出し、
前記カウント工程は、前記複数のカウント領域のカウント数の中から、予め規定された選択基準を満たすカウント数をカウント対象物の個数として選択する
付記9又は10記載のカウント方法。
(付記12)
前記カウント領域抽出工程は、フレームを設定し、前記取得画像の前記フレーム内の領域をカウント領域として抽出する
付記9記載のカウント方法。
(付記13)
前記カウント領域抽出工程は、前記フレームを前記取得画像上で移動させ、
前記カウント工程は、移動する前記フレーム内のカウント領域毎にカウント対象物をカウントして複数のカウント数を取得し、前記複数のカウント数の中から、予め規定された選択基準を満たすカウント数をカウント対象物の個数として選択する
付記12記載のカウント方法。
(付記14)
前記カウント領域抽出工程は、前記フレームを前記取得画像上で移動させ、
前記カウント工程は、移動する前記フレーム内のカウント領域毎にカウント対象物をカウントして複数のカウント数を取得し、一つのフレームのカウント数が、それより前にカウントしたフレームのカウント数よりも、予め定めた基準値以下である場合、前記一つのフレームを前記取得画像上においてカウント対象物が存在する境界領域と判断する
付記13記載のカウント方法。
(付記15)
前記カウント領域抽出工程は、前記取得画像からカウント対象物が存在する領域を抽出し、
前記カウント工程は、前記カウント対象物が存在する領域の境界において、前記境界の一点とその他の点を結ぶ直線の長さからカウント対象物の推定最大個数を算出する
付記9から14のいずれかに記載のカウント方法。
(付記16)
さらに、台車情報取得工程を含み、
前記台車情報取得工程は、カウント対象物を搭載する台車の情報を取得し、
前記カウント工程は、前記取得された台車情報に基づき、台車毎に、カウント対象物の個数をカウントする
付記9から15のいずれかに記載のカウント方法。
(付記17)
付記9から16のいずれかに記載のカウント方法をコンピュータ上で実行可能なプログラム。
(付記18)
付記17記載のプログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
本発明によれば、例えば、人の作業を必要としないで、自動的にカウント対象物のカウントが可能となり、カウントが必要な工場、店舗等の業務管理等に有用である。
1 カウント装置
2 通信回線網
3 カメラ(撮像装置)
4 カウント対象物(板材)
5 台車
6 ユーザー端末
11 画像取得手段
12 カウント領域抽出手段
13 カウント手段
101 CPU(中央処理装置)
102 メモリ
103 バス
104 記憶装置
105 入力装置
106 ディスプレイ
107 通信デバイス
A 領域
C 天井
F フレーム
G 画像
L 直線

Claims (10)

  1. 画像取得手段、カウント領域抽出手段、及び、カウント手段を含み、
    前記画像取得手段は、カウント対象物を含む画像を取得し、
    前記カウント領域抽出手段は、前記取得画像から、カウント領域を抽出し、
    前記カウント手段は、前記抽出されたカウント領域の画像を二値化画像に変換し、前記二値化画像に対し、予め規定した基準を満たす領域をカウント対象物とみなし、前記カウント領域をカウントする
    カウント装置。
  2. 前記カウント領域抽出手段は、前記取得画像から、予め規定されたコントラスト以上の領域をカウント領域として抽出する
    請求項1記載のカウント装置。
  3. 前記カウント領域抽出手段は、複数の領域をカウント領域として抽出し、
    前記カウント手段は、前記複数のカウント領域のカウント数の中から、予め規定された選択基準を満たすカウント数をカウント対象物の個数として選択する
    請求項1又は2記載のカウント装置。
  4. 前記カウント領域抽出手段は、フレームを設定し、前記取得画像の前記フレーム内の領域をカウント領域として抽出する
    請求項1記載のカウント装置。
  5. 前記カウント領域抽出手段は、前記フレームを前記取得画像上で移動させ、
    前記カウント手段は、移動する前記フレーム内のカウント領域毎にカウント対象物をカウントして複数のカウント数を取得し、前記複数のカウント数の中から、予め規定された選択基準を満たすカウント数をカウント対象物の個数として選択する
    請求項4記載のカウント装置。
  6. 前記カウント領域抽出手段は、前記フレームを前記取得画像上で移動させ、
    前記カウント手段は、移動する前記フレーム内のカウント領域毎にカウント対象物をカウントして複数のカウント数を取得し、一つのフレームのカウント数が、それより前にカウントしたフレームのカウント数よりも、予め定めた基準値以下である場合、前記一つのフレームを前記取得画像上においてカウント対象物が存在する境界領域と判断する
    請求項5記載のカウント装置。
  7. 前記カウント領域抽出手段は、前記取得画像からカウント対象物が存在する領域を抽出し、
    前記カウント手段は、前記カウント対象物が存在する領域の境界において、前記境界の一点とその他の点を結ぶ直線の長さからカウント対象物の推定最大個数を算出する
    請求項1から6のいずれか一項に記載のカウント装置。
  8. さらに、台車情報取得手段を含み、
    前記台車情報取得手段は、カウント対象物を搭載する台車の情報を取得し、前記カウント手段は、前記取得された台車情報に基づき、台車毎に、カウント対象物の個数をカウントする
    請求項1から7のいずれか一項に記載のカウント装置。
  9. カウント対象物を含む画像を取得する画像取得工程と、
    前記取得画像から、カウント領域を抽出するカウント領域抽出工程と、
    前記抽出されたカウント領域の画像を二値化画像に変換し、前記二値化画像に対し、予め規定した基準を満たす領域をカウント対象物とみなし、前記カウント領域をカウントするカウント工程と
    を含むカウント方法。
  10. 請求項9記載のカウント方法をコンピュータ上で実行可能なプログラム。

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