JP7120613B2 - カウント装置、カウント方法及びプログラム - Google Patents

カウント装置、カウント方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、カウント装置、カウント方法及びプログラムに関する。
工場では、部品、中間品及び最終製品の個数をカウント(計数)することが、生産管理の一部として実施されている。製品等のカウントは、ヒトが目視により実施することが多いが、ヒトによるカウントは、労力と時間がかかるという問題がある。
特許文献1では、ヒトによるカウントに代えて、スマートフォン等の携帯端末で撮影した画像を基に、製品等を自動的にカウントする技術が提案されている。
特開2018-22395号公報
しかしながら、特許文献1の技術であっても、カウント対象物を正確にカウントできるとは限らないため、正確なカウントができているかチェックする技術が必要である。
そこで、本発明は、カウント結果をチェックすることが可能な、カウント装置及びカウント方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明のカウント装置は、
ヒトカウント情報取得手段、自動カウント手段、及び、カウント結果判定出力手段を含み、
前記ヒトカウント情報取得手段は、文字画像取得手段、及び、文字認識手段を含み、
前記文字画像取得手段は、ヒトがカウント対象物をカウントした結果が記載された文字画像を取得し、
前記文字画像認識手段は、前記文字画像からヒトがカウントしたカウント結果(X)を認識し、
前記自動カウント手段は、カウント対象物の画像及びカウント対象物の重量の少なくとも一方からカウント対象物の個数を自動的にカウントしてカウント結果(Y)を算出し、
前記カウント結果判定出力手段は、前記ヒトカウント情報取得手段により得られたカウント結果(X)と、前記自動カウント手段によるカウント結果(Y)とを比較し、下記の処理(A)又は(B)を実行する。

(A)前記カウント結果(X)及び前記カウント結果(Y)が一致している場合は、前記カウント結果(X)及び前記カウント結果(Y)の少なくとも一方の結果を出力する。
(B)前記カウント結果(X)及び前記カウント結果(Y)が一致しない場合は、エラーメッセージを出力する。
本発明のカウント方法は、
ヒトカウント情報取得工程、自動カウント工程、及び、カウント結果判定出力工程を含み、
前記ヒトカウント情報取得工程は、文字画像取得工程、及び、文字認識工程を含み、
前記文字画像取得工程は、ヒトがカウント対象物をカウントした結果が記載された文字情報を取得し、
前記文字認識工程は、前記文字情報からヒトがカウントしたカウント結果(X)を認識し、
前記自動カウント工程は、カウント対象物の画像及びカウント対象物の重量の少なくとも一方からカウント対象物の個数を自動的にカウントしてカウント結果(Y)を算出し、
前記カウント結果判定出力工程は、前記ヒトカウント情報取得工程により得られたカウント結果(X)と、前記自動カウント工程によるカウント結果(Y)とを比較し、下記の処理(A)又は(B)を実行する。

(A)前記カウント結果(X)及び前記カウント結果(Y)が一致している場合は、前記カウント結果(X)及び前記カウント結果(Y)の少なくとも一方の結果を出力する。
(B)前記カウント結果(X)及び前記カウント結果(Y)が一致しない場合は、エラーメッセージを出力する。
本発明によれば、カウント結果をチェックすることが可能であり、その結果、正確なカウントをすることができる。
図1は、実施形態1のカウント装置の一例の構成を示すブロック図である。 図2は、実施形態1のカウント装置のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。 図3は、実施形態1のカウント装置における処理の一例を示すフローチャートである。 図4は、実施形態2のカウント装置における自動カウント手段の一例の構成を示すブロック図である。 図5は、実施形態2のカウント装置における処理の一例を示すフローチャートである。 図6は、実施形態3の自動画像カウント装置の一例の構成を示すブロック図である。 図7は、実施形態3のカウント装置における処理の一例を示すフローチャートである。 図8は、実施形態3のカウント装置のカウント方法を説明する説明図である。 図9は、実施形態4の自動重量カウント装置の一例の構成を示すブロック図である。 図10は、実施形態4のカウント装置の一例の構成を示すブロック図である。 図11は、実施形態4のカウント装置における処理の一例を示すフローチャートである。 図12は、実施形態5のカウント装置における処理の一例を示すフローチャートである。 図13は、実施形態6のカウント装置における処理の一例を示すフローチャートである。
本発明のカウント装置において、前記カウント手段は、自動画像カウント装置及び自動重量カウント装置を含み、前記自動画像カウント装置は、前記カウント対象物の画像から、前記カウント対象物をカウントしてカウント結果(Y1)を算出し、前記自動重量カウント装置は、前記カウント対象物一個当たりの単位重量及び前記カウント対象物の測定重量からカウント結果(Y2)を算出し、前記カウント結果判定出力手段は、前記自動カウント装置により得られたカウント結果(Y1)と、前記自動重量カウント装置によるカウント結果(Y2)とを比較し、下記の処理(B1)から(B5)のいずれか一つの処理を実行するという態様であってもよい。本態様によれば、より正しいカウント結果を最終的に選定し得る。

(B1)前記カウント結果(Y1)及び前記カウント結果(Y2)が一致した場合、前記カウント結果(Y)として、前記カウント結果(Y1)及び前記カウント結果(Y2)の少なくとも一方の結果を採用する。
(B2)前記カウント結果(Y1)及び前記カウント結果(Y2)が一致しない場合、予め規定した前記カウント対象物単体の重量誤差範囲を参照し、前記カウント結果(Y2)が正しい結果である可能性が一定以上の場合、前記カウント結果(Y)として、前記カウント結果(Y2)を採用する。
(B3)前記カウント結果(Y2)が複数ある場合であって、前記カウント結果(Y1)と前記複数のカウント結果(Y2)のいずれかが一致した場合、前記カウント結果(Y)として、前記カウント結果(Y1)を採用する。
(B4)前記カウント結果(Y2)が複数ある場合であって、前記カウント結果(Y1)と前記複数のカウント結果(Y2)が一致しない場合、エラーメッセージを出力する。
(B5)前記(B1)から(B4)のいずれにも該当しない場合、エラーメッセージを出力する。
本発明のカウント装置において、前記自動画像カウント装置は、画像取得手段、カウント領域抽出手段、及び、カウント手段を含み、前記画像取得手段は、カウント対象物を含む画像を取得し、前記カウント領域抽出手段は、前記取得画像から、カウント領域を抽出し、前記カウント手段は、前記抽出されたカウント領域の画像を二値化画像に変換し、前記二値化画像に対し、予め規定した基準を満たす領域をカウント対象物とみなし、前記カウント領域をカウントするという態様であってもよい。本態様によれば、カウント対象物の画像からのカウント対象物の個数の自動カウントにおいて、例えば、金属パイプ等のように光を反射したり光沢がある部材であっても、精度よくカウント可能である。
本発明のカウント装置において、前記カウント領域抽出手段は、前記取得画像から、予め規定されたコントラスト以上の領域をカウント領域として抽出するという態様であってもよい。
本発明のカウント装置において、前記カウント対象物は、台車に搭載された部材であり、前記自動重量カウント装置は、記憶手段、重量情報取得手段、及び、カウント手段を含み、前記記憶手段は、台車毎の台車空重量、及び、前記台車に搭載される部材一個当たりの単位部材重量を記憶し、前記重量情報取得手段は、前記台車の各重量センサー付キャスターから送信されるキャスター重量情報を取得し、前記重量算出手段は、取得された各前記キャスター重量情報を合算して台車搭載重量を算出し、前記カウント手段は、算出された台車搭載重量から、前記記憶手段の台車空重量を差し引いて搭載部材重量を算出し、前記搭載部材重量を前記記憶手段の前記単位部材重量で除して、前記台車に搭載されている部材個数を算出するという態様であってもよい。
本発明のカウント装置において、前記重量情報取得手段は、前記台車の各前記キャスターと通信して、重量測定のタイミングを揃え、前記各キャスターから測定された前記キャスター重量情報を複数回にわたり取得し、前記複数回取得された前記キャスター重量情報の偏差を確認し、予め規定した偏差を超えた前記キャスター重量情報を除いた前記キャスター重量情報を合算して前記台車搭載重量を算出するという態様であってもよい。本態様によれば、カウント対象物の重量からのカウント対象物の個数の自動カウントにおいて、さらに、カウント精度を向上可能である。
本発明のカウント装置において、前記重量情報取得手段は、各前記キャスターから、前記台車毎の台車空重量、及び、前記空重量を測定した台車と同じ台車に部材一個を搭載した台車一部材搭載重量を複数取得し、前記記憶手段は、前記台車毎の台車空重量、及び、前記台車一部材搭載重量を紐づけて記録し、前記重量算出手段は、紐づけて記憶されている前記台車の台車空重量、及び、前記台車一部材搭載重量から、前記部材一個当たりの代表単位部材重量、及び、重量誤差範囲を算出し、前記記憶手段は、前記代表単位部材重量、及び、前記重量誤差範囲を記憶し、前記カウント手段は、前記単位部材重量として、前記代表単位部材重量を使用して部材をカウントし、カウントの結果、整数のカウント値が得られない場合は、前記重量誤差範囲を使用して補正したカウント値を算出するという態様であってもよい。本態様によれば、カウント対象物の重量からのカウント対象物の個数の自動カウントにおいて、さらに、カウント精度を向上可能である。
本発明のカウント方法において、前記自動カウント工程は、自動画像カウント工程及び自動重量カウント工程を含み、前記自動画像カウント工程は、前記カウント対象物の画像から、前記カウント対象物をカウントしてカウント結果(Y1)を算出し、前記自動重量カウント工程は、前記カウント対象物一個当たりの単位重量及び前記カウント対象物の測定重量からカウント結果(Y2)を算出し、前記カウント結果判定出力工程は、前記自動画像カウント工程により得られたカウント結果(Y1)と、前記自動重量カウント工程によるカウント結果(Y2)とを比較し、下記の処理(B1)から(B5)のいずれか一つの処理を実行するという態様であってもよい。

(B1)前記カウント結果(Y1)及び前記カウント結果(Y2)が一致した場合、前記カウント結果(Y)として、前記カウント結果(Y1)及び前記カウント結果(Y2)の少なくとも一方の結果を採用する。
(B2)前記カウント結果(Y1)及び前記カウント結果(Y2)が一致しない場合、予め規定した前記カウント対象物単体の重量誤差範囲を参照し、カウント結果(Y2)が正しい結果である可能性が一定以上の場合、前記カウント結果(Y)として、前記カウント結果(Y2)を採用する。
(B3)前記カウント結果(Y2)が複数ある場合であって、前記カウント結果(Y1)と前記複数のカウント結果(Y2)のいずれかが一致した場合、前記カウント結果(Y)として、前記カウント結果(Y1)を採用する。
(B4)前記カウント結果(Y2)が複数ある場合であって、前記カウント結果(Y1)と前記複数のカウント結果(Y2)が一致しない場合、エラーメッセージを出力する。
(B5)前記(B1)から(B4)のいずれにも該当しない場合、エラーメッセージを出力する。
本発明のカウント方法において、前記自動画像カウント工程は、画像取得工程、カウント領域抽出工程、及び、カウント工程を含み、前記画像取得工程は、カウント対象物を含む画像を取得し、前記カウント領域抽出工程は、前記取得画像から、カウント領域を抽出し、前記カウント工程は、前記抽出されたカウント領域の画像を二値化画像に変換し、前記二値化画像に対し、予め規定した基準を満たす領域をカウント対象物とみなし、前記カウント領域をカウントするという態様であってもよい。
本発明のカウント方法において、前記カウント領域抽出工程は、予め規定されたコントラスト以上の領域をカウント領域として抽出するという態様であってもよい。
本発明のカウント方法において、前記カウント対象物は、台車に搭載された部材であり、前記自動重量カウント工程は、条件設定工程、重量情報取得工程、重量算出工程、及び、カウント工程を含み、前記条件設定工程は、台車毎の台車空重量、及び、前記台車に搭載される部材一個当たりの単位部材重量を設定して記憶し、前記重量情報取得工程は、前記台車の各重量センサー付キャスターから送信されるキャスター重量情報を取得し、前記重量算出工程は、取得された各前記キャスター重量情報を合算して台車搭載重量を算出し、前記カウント工程は、算出された台車搭載重量から、記憶されている前記台車空重量を差し引いて搭載部材重量を算出し、前記搭載部材重量を記憶されている前記単位部材重量で除して、前記台車に搭載されている部材個数を算出するという態様であってもよい。
本発明のカウント方法において、前記重量情報取得工程は、前記台車の各前記キャスターと通信して、重量測定のタイミングを揃え、前記各キャスターから測定された前記キャスター重量情報を複数回にわたり取得し、複数回取得された前記キャスター重量情報の偏差を確認し、予め規定した偏差を超えた前記キャスター重量情報を除いた前記キャスター重量情報を合算して前記台車搭載重量を算出するという態様であってもよい。
本発明のカウント方法において、前記重量情報取得工程は、前記各キャスターから、前記台車毎の台車空重量、及び、前記空重量を測定した台車と同じ台車に部材一個を搭載した台車一部材搭載重量を複数取得し、前記条件設定工程は、前記台車毎の台車空重量、及び、前記台車一部材搭載重量を紐づけて設定して記憶し、前記重量算出工程は、紐づけて記憶されている前記台車の台車空重量、及び、前記台車一部材搭載重量から、前記部材一個当たりの代表単位部材重量、及び、重量誤差範囲を算出し、前記条件設定工程は、前記単位部材重量として、前記代表単位部材重量を使用して部材をカウントし、カウントの結果、整数のカウント値が得られない場合は、前記重量誤差範囲を使用して補正したカウント値を算出するという態様であってもよい。
本発明のプログラムは、本発明のカウント方法をコンピュータ上で実行可能なプログラムである。
本発明の記録媒体は、本発明のプログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
本発明のカウント(計数)対象物は、特に制限されず、例えば、角材、パイプ、線材、鋼材、板等の部材、原料が封入された缶、瓶、袋体等、製品が梱包された段ボール箱等が挙げられる。
つぎに、本発明の実施形態について、図1から図13を用いて説明する。本発明は、下記の実施形態によって何ら限定及び制限されない。なお、図1から図13において、同一部分には、同一符号を付している。各実施形態における説明は、それぞれ、互いを援用できる。
[実施形態1]
図1は、本実施形態のカウント装置1の一例の構成を示すブロック図である。図1に示すように、カウント装置1は、ヒトカウント情報取得手段11、自動カウント手段12、及び、カウント結果判定出力手段13を含む。ヒトカウント情報取得手段11は、文字画像取得手段11a、及び、文字認識手段11bを含む。図1に示すように、カウント装置1は、通信回線網2を介して、天井Cに配置された撮像装置(カメラ)3と接続可能である。カメラ3は、台車5に貼られたヒトが板材(カウント対象物)4をカウントした結果が記載された伝票7を撮影可能である。ユーザー端末6は、通信回線網2を介して、カウント装置1に接続可能である。本発明のカウント装置は、例えば、システムとしてサーバーに組み込まれていてもよい。また、本発明のカウント装置は、例えば、本発明のプログラムがインストールされたパーソナルコンピュータ(PC)であってもよい。また、図示していないが、カウント装置1は、通信回線網2を介して、システム管理者の外部端末とも接続可能であり、システム管理者は、外部端末からカウント装置1の管理を実施してもよい。
通信回線網2は、特に制限されず、公知のネットワークを使用でき、例えば、有線でも無線でもよい。通信回線網2は、例えば、インターネット回線、WWW(World Wide Web)、電話回線、LAN(Local Area Network)、WiFi(Wireless Fidelity)等が挙げられる。
ユーザー端末6としては、例えば、PC、スマートフォン、タブレット、携帯電話等が挙げられる。
図2に、カウント装置1のハードウエア構成のブロック図を例示する。カウント装置1は、例えば、CPU(中央処理装置)101、メモリ102、バス103、記憶装置104、入力装置105、ディスプレイ106、通信デバイス107等を有する。カウント装置1の各部は、それぞれのインターフェース(I/F)により、バス103を介して、相互に接続されている。
CPU101は、カウント装置1の全体の制御を担う。カウント装置1において、CPU101により、例えば、本発明のプログラムやその他のプログラムが実行され、また、各種情報の読み込みや書き込みが行われる。具体的には、例えば、CPU101が、ヒトカウント情報取得手段11、自動カウント手段12、及び、カウント結果判定出力手段13として機能する。
バス103は、例えば、外部機器とも接続できる。前記外部機器は、例えば、外部記憶装置(外部データベース等)、プリンター等が挙げられる。カウント装置1は、例えば、バスに接続された通信デバイス107により、通信回線網2に接続でき、通信回線網2を介して、前記外部機器と接続することもでき、また、カメラ3及びユーザー端末6にも接続することができる。
メモリ102は、例えば、メインメモリを含み、前記メインメモリは、主記憶装置ともいう。CPU101が処理を行う際には、例えば、後述する記憶装置104に記憶されている本発明のプログラム等の種々の動作プログラムを、メモリ102が読み込み、CPU101は、メモリ102からデータを受け取って、プログラムを実行する。前記メインメモリは、例えば、RAM(ランダムアクセスメモリ)である。メモリ102は、例えば、さらに、ROM(読み出し専用メモリ)を含む。
記憶装置104は、例えば、前記メインメモリ(主記憶装置)に対して、いわゆる補助記憶装置ともいう。前述のように、記憶装置104には、本発明のプログラムを含む動作プログラムが格納されている。記憶装置104は、例えば、記憶媒体と、前記記憶媒体に読み書きするドライブとを含む。前記記憶媒体は、特に制限されず、例えば、内蔵型でも外付け型でもよく、HD(ハードディスク)、FD(フロッピー(登録商標)ディスク)、CD-ROM、CD-R、CD-RW、MO、DVD、フラッシュメモリー、メモリーカード等が挙げられ、前記ドライブは、特に制限されない。記憶装置104は、例えば、記憶媒体とドライブとが一体化されたハードディスクドライブ(HDD)であってもよい。
カウント装置1は、例えば、さらに、入力装置105、ディスプレイ106を有する。入力装置105は、例えば、タッチパネル、キーボード、マウス等である。ディスプレイ106は、例えば、LEDディスプレイ、液晶ディスプレイ等が挙げられる。
カウント装置1において、メモリ102及び記憶装置104は、ユーザーからのアクセス情報及びログ情報、並びに、外部データベース(図示せず)から取得した情報を記憶することも可能である。
次に、本実施形態のカウント装置における処理の一例を、図1のブロック図及び図3のフローチャートに基づき説明する。
まず、カメラ3により、台車5に貼られたヒトが板材(カウント対象物)4をカウントしたカウント結果(X)が記載された伝票を撮影する(START)。撮影された文字画像は、通信回線網2を介して、カウント装置1の文字画像取得手段11aによって取得される(S11a)。
次に、文字認識手段11bは、前記文字画像からヒトがカウントしたカウント結果(X)を認識する(S11b)。前記文字認識には、従来公知の技術を使用可能である。
次に、自動カウント手段12は、板材(カウント対象物)4の画像及び板材(カウント対象物)4の重量の少なくとも一方から板材(カウント対象物)4の個数を自動的にカウントしてカウント結果(Y)を算出する(S12)。前記カウント対象物の画像から前記カウント対象物の個数を自動的にカウントする手法は、いかなる手法であってもよく、例えば、後述の実施形態3の手法が挙げられる。また、前記カウント対象物の重量から前記カウント対象物の個数を自動的にカウントする手法も、いかなる手法であってもよく、例えば、後述の実施形態4から6の手法が挙げられる。
図3に示す例では、ヒトカウント情報取得工程S11(文字画像取得工程S11a及び文字認識工程S11b)を、自動カウント工程S12よりも先に実施している。ただし、本発明のカウント方法は、これに限定されない。本発明のカウント方法では、自動カウント工程S12を先に実施した後、ヒトカウント情報取得工程S11を実施してもよいし、ヒトカウント情報取得工程S11と自動カウント工程S12とを同時に実施してもよい。
次に、カウント結果判定出力手段13は、ヒトカウント情報取得手段11(ヒトカウント情報取得工程S11)で得られたカウント結果(X)と、自動カウント手段12(自動カウント工程S12)によるカウント結果(Y)とを比較し、下記の(A)又は(B)の処理を実行し(S13)、カウントを終了する(END)。カウントされた結果又はエラーメッセージは、カウント装置1から、通信回線網2を介して、ユーザー端末6に出力され、ユーザーは、カウント結果をユーザー端末6で確認することができる。

(A)前記カウント結果(X)及び前記カウント結果(Y)が一致している場合は、前記カウント結果(X)及び前記カウント結果(Y)の少なくとも一方の結果を出力する。
(B)前記カウント結果(X)及び前記カウント結果(Y)が一致しない場合は、エラーメッセージを出力する。
本実施形態によれば、ヒトカウントで得られたカウント結果(X)と、自動カウントによるカウント結果(Y)とを比較することで、カウント結果をチェックすることが可能であり、その結果、正確なカウントをすることができる。
[実施形態2]
次に、図1のカウント装置1において、自動カウント手段12が、自動画像カウント装置及び自動重量カウント装置を含む実施形態を説明する。図4に示すように、本実施形態のカウント装置1は、自動カウント手段12が、自動画像カウント装置12aと、自動重量カウント装置12bを含む。これ以外の構成は、実施形態1と同様である。
次に、本実施形態のカウント装置における処理の一例を、図1、図4及び図5に基づき説明する。
まず、実施形態1と同様にして、カウント装置1の文字画像取得手段11aが、ヒトが板材(カウント対象物)4をカウントした結果が記載された文字画像を取得し(S11a)、文字認識手段11bが、前記文字画像からヒトがカウントしたカウント結果(X)を認識する(S11b)。
次に、自動画像カウント装置12aは、板材(カウント対象物)4の画像から、板材(カウント対象物)4をカウントしてカウント結果(Y1)を算出する(S12a)。前記カウント対象物の画像から、前記カウント対象物をカウントする手法は、いかなる手法であってもよく、例えば、後述の実施形態3の手法が挙げられる。
次に、自動重量カウント装置12bは、板材(カウント対象物)4一個当たりの単位重量及び板材(カウント対象物)4の測定重量からカウント結果(Y2)を算出する(S12b)。前記カウント対象物の重量から前記カウント対象物の個数を自動的にカウントする手法は、いかなる手法であってもよく、例えば、後述の実施形態4から6の手法が挙げられる。
図5に示す例では、自動画像カウント工程S12aを、自動重量カウント工程S12bよりも先に実施している。ただし、本発明のカウント方法は、これに限定されない。本発明のカウント方法では、自動重量カウント工程S12bを先に実施した後、自動画像カウント工程S12aを実施してもよいし、自動画像カウント工程S12aと自動重量カウント工程S12bとを同時に実施してもよい。
図5に示す例では、ヒトカウント情報取得工程S11(文字画像取得工程S11a及び文字認識工程S11b)を、自動カウント工程S12(自動画像カウント工程12a及び自動重量カウント工程12b)よりも先に実施している。ただし、本発明のカウント方法は、これに限定されない。本発明のカウント方法では、自動カウント工程S12を先に実施した後、ヒトカウント情報取得工程S11を実施してもよいし、ヒトカウント情報取得工程S11と自動カウント工程S12とを同時に実施してもよい。
次に、カウント結果判定出力手段13は、自動画像カウント装置12a(自動画像カウント工程S12a)により得られたカウント結果(Y1)と、自動重量カウント装置12b(自動重量カウント工程S12b)によるカウント結果(Y2)とを比較し、下記の処理(B1)から(B5)のいずれか一つの処理を実行する(S13)。なお、下記の処理(B2)は、例えば、次のようにして実施できる。すなわち、まず、前記カウント対象物単体の重量誤差範囲を、標準重量(m0)、及び、それに対するマイナス振れ幅(例えば、-2g(グラム)等)、プラス振れ幅(例えば、+5g(グラム)等)として規定する。次に、前記カウント結果(Y1)と前記標準重量(m0)との積(Y1×m0)と、前記カウント結果(Y2)との差(Y1×m0-Y2)が、前記マイナス振れ幅と前記カウント結果(Y1)との積(マイナス振れ幅×Y1)よりも小さい、又は、前記プラス振れ幅と前記カウント結果(Y1)との積(プラス振れ幅×Y1)よりも大きい場合は、前記カウント結果(Y1)を不正確とみなし、前記カウント結果(Y)として、前記カウント結果(Y2)を採用し、それ以外の場合には、前記カウント結果(Y1)を採用する。これ以外の処理の手順は、実施形態1と同様である。

(B1)前記カウント結果(Y1)及び前記カウント結果(Y2)が一致した場合、前記カウント結果(Y)として、前記カウント結果(Y1)及び前記カウント結果(Y2)の少なくとも一方の結果を採用する。
(B2)前記カウント結果(Y1)及び前記カウント結果(Y2)が一致しない場合、予め規定した前記カウント対象物単体の重量誤差範囲を参照し、前記カウント結果(Y2)が正しい結果である可能性が一定以上の場合、前記カウント結果(Y)として、前記カウント結果(Y2)を採用する。
(B3)前記カウント結果(Y2)が複数ある場合であって、前記カウント結果(Y1)と前記複数のカウント結果(Y2)のいずれかが一致した場合、前記カウント結果(Y)として、前記カウント結果(Y1)を採用する。
(B4)前記カウント結果(Y2)が複数ある場合であって、前記カウント結果(Y1)と前記複数のカウント結果(Y2)が一致しない場合、エラーメッセージを出力する。
(B5)前記(B1)から(B4)のいずれにも該当しない場合、エラーメッセージを出力する。
本実施形態によれば、自動画像カウント装置12a(自動画像カウント工程S12a)により得られたカウント結果(Y1)と、自動重量カウント装置12b(自動重量カウント工程S12b)によるカウント結果(Y2)とを比較することで、より正しいカウント結果を最終的に選定し得る。
[実施形態3]
次に、図4の自動画像カウント装置12aについて、例を挙げて説明する。図6は、本実施形態の自動画像カウント装置12aの一例の構成を示すブロック図である。図6に示すように、自動画像カウント装置12aは、画像取得手段12a1、カウント領域抽出手段12a2、及び、カウント手段12a3を含む。これ以外の構成は、実施形態2と同様である。
次に、本実施形態のカウント装置における処理の一例を、図1、図4、図6及び図7に基づき説明する。
まず、実施形態1と同様にして、カウント装置1の文字画像取得手段11aが、ヒトが板材(カウント対象物)4をカウントした結果が記載された文字画像を取得し(S11a)、文字認識手段11bが、前記文字画像からヒトがカウントしたカウント結果(X)を認識する(S11b)。
次に、カメラ3により、台車5に搭載されている複数の板材(カウント対象物)4を、上方から撮影する(START)。本例では、板材(カウント対象物)4の撮影に、台車5に貼られたヒトが板材(カウント対象物)4をカウントした結果が記載された伝票7を撮影するのと同じカメラ3を用いているが、板材(カウント対象物)4の撮影用のカメラとして、伝票7を撮影するのとは別のカメラを用いてもよい。撮影された画像は、通信回線網2を介して、自動画像カウント装置12aの画像取得手段12a1によって取得される(S12a1)。
次に、カウント領域抽出手段12a2により、取得された画像からカウント領域が抽出される(S12a2)。カウント領域の抽出は、例えば、コントラストによる抽出及びフレームの設定により実施される。
コントラストによる抽出は、例えば、図8(A)に示すように、取得された画像Gの中で、予め定めたコントラスト以上の領域をカウント領域として抽出し、その領域をフレームFで囲む。
次に、抽出したカウント領域を二値化して二値化画像に変換する(S12a3)。図8(A)に示すように、フレームF内のカウント領域を二値化し、図8(B)に示すように、白黒画像とする。図8(B)において、各黒部分の面積を算出し、予め設定した面積の範囲の黒部分を板材(カウント対象物)4と認識し(S12a4)、板材(カウント対象物)4をカウントする(S12a5)。カウント領域認識工程S12a4において、予め設定した面積の範囲の黒部分を板材(カウント対象物)4と認識するのは、前記範囲の下限値より小さい場合はノイズとして、前記範囲の上限値より大きい場合は板材(カウント対象物)4ではないとして、カウントから除外するためである。
次に、自動重量カウント装置12bは、板材(カウント対象物)4一個当たりの単位重量及び板材(カウント対象物)4の測定重量からカウント結果(Y2)を算出する(S12b)。前記カウント対象物の重量から前記カウント対象物の個数を自動的にカウントする手法は、いかなる手法であってもよく、例えば、後述の実施形態4から6の手法が挙げられる。
次に、カウント結果判定出力手段13は、自動画像カウント装置12a(自動画像カウント工程S12a)により得られたカウント結果(Y1)と、自動重量カウント装置12b(自動重量カウント工程S12b)によるカウント結果(Y2)とを比較し、前記処理(B1)から(B5)のいずれか一つの処理を実行する(S13)。これ以外の処理の手順は、実施形態2と同様である。
[実施形態4]
次に、図4の自動重量カウント装置12bについて、例を挙げて説明する。図9は、本実施形態の自動重量カウント装置12bの一例の構成を示すブロック図である。図9に示すように、自動重量カウント装置12bは、記憶手段12b1、重量情報取得手段12b2、重量算出手段12b3、及び、カウント手段12b4を含む。記憶手段12b1は、図2の記憶装置104に含まれていてもよい。
図10は、本実施形態のカウント装置1の一例の構成を示すブロック図である。同図に示すように、カウント装置1は、通信回線網2を介して、受信装置9と接続可能である。受信装置9は、台車5の各重量センサー付キャスター8から送信されるキャスター重量情報を取得可能である。これら以外の構成は、実施形態2と同様である。
次に、本実施形態のカウント装置における処理の一例を、図1、図4、図10及び図11に基づき説明する。
まず、実施形態1と同様にして、カウント装置1の文字画像取得手段11aが、ヒトが板材(カウント対象物)4をカウントした結果が記載された文字画像を取得し(S11a)、文字認識手段11bが、前記文字画像からヒトがカウントしたカウント結果(X)を認識する(S11b)。
次に、自動画像カウント装置12aは、板材(カウント対象物)4の画像から、板材(カウント対象物)4をカウントしてカウント結果(Y1)を算出する(S12a)。前記カウント対象物の画像から、前記カウント対象物をカウントする手法は、いかなる手法であってもよく、例えば、前述の実施形態3の手法が挙げられる。
次に、自動重量カウント工程S12bを開始するにあたり、条件設定を行う(S12b1)。条件設定する項目は、(1)台車5毎の台車空重量、及び、(2)台車5に搭載される部材(板材)4一個当たりの単位部材重量である。台車5毎の台車空重量、及び、台車5に搭載される部材(板材)4一個当たりの単位部材重量は、記憶手段12b1に登録する。
次に、重量情報取得手段12b2は、台車5の各重量センサー付キャスター8から送信されるキャスター重量情報を取得する(S12b2)。例えば、図10に示す四輪の台車5においては、重量情報取得手段12b2は、四つの重量センサー付キャスター8から送信される四つのキャスター重量情報を取得する。
次に、重力算出手段12b3は、取得された各前記キャスター重量情報を合算して台車搭載重量を算出する(S12b3)。例えば、図10に示す例では、重量算出手段12b3は、四つの前記キャスター重量情報を合算して台車搭載重量を算出する。
次に、カウント手段12b4は、算出された台車搭載重量から、前記台車空重量を差し引いて搭載部材重量を算出し、前記搭載部材重量を前記単位部材重量で除して、台車5に搭載されている部材個数を算出する(S12b4)。前記搭載部材重量及び前記部材個数の算出式は、下記のとおりである。

搭載部材重量=台車搭載重量-台車空重量
部材個数=搭載部材重量/単位部材重量
次に、カウント結果判定出力手段13は、自動画像カウント装置12a(自動画像カウント工程S12a)により得られたカウント結果(Y1)と、自動重量カウント装置12b(自動重量カウント工程S12b)によるカウント結果(Y2)とを比較し、前記処理(B1)から(B5)のいずれか一つの処理を実行する(S13)。これ以外の処理の手順は、実施形態2と同様である。
[実施形態5]
本実施形態は、重量情報取得手段12b2における処理が異なること以外、実施形態4と同様である。
本実施形態のカウント装置における処理の一例を、図12のフローチャートに基づいて説明する。
まず、実施形態1と同様にして、カウント装置1の文字画像取得手段11aが、ヒトが板材(カウント対象物)4をカウントした結果が記載された文字画像を取得し(S11a)、文字認識手段11bが、前記文字画像からヒトがカウントしたカウント結果(X)を認識する(S11b)。
次に、自動画像カウント装置12aは、板材(カウント対象物)4の画像から、板材(カウント対象物)4をカウントしてカウント結果(Y1)を算出する(S12a)。前記カウント対象物の画像から、前記カウント対象物をカウントする手法は、いかなる手法であってもよく、例えば、前述の実施形態3の手法が挙げられる。
次に、自動重量カウント工程S12bを開始するにあたり、実施形態4と同様にして、条件設定を行う(S12b1)。
次に、重量情報取得工程S12b2において、台車5の各キャスター8と通信して、重量測定のタイミングを揃える(S12b2a)。次に、各キャスター8から測定された前記キャスター重量情報を複数回にわたり取得する(S12b2b)。次に、複数回取得された前記キャスター重量情報の偏差を確認する(S12b2c)。次に、予め規定した偏差を超えた前記キャスター重量情報を除く(S12b2d)。
次に、実施形態4と同様にして、台車搭載重量の算出(S12b3)及び部材個数の算出(S12b4)を行う。
次に、カウント結果判定出力手段13は、自動画像カウント装置12a(自動画像カウント工程S12a)により得られたカウント結果(Y1)と、自動重量カウント装置12b(自動重量カウント工程S12b)によるカウント結果(Y2)とを比較し、前記処理(B1)から(B5)のいずれか一つの処理を実行する(S13)。これ以外の処理の手順は、実施形態2と同様である。本実施形態によれば、カウント対象物の重量からのカウント対象物の個数の自動カウントにおいて、さらに、カウント精度を向上可能である。
[実施形態6]
本実施形態は、記憶手段12b1、重量情報取得手段12b2、重量算出手段12b3、及び、カウント手段12b4における処理が異なる以外、実施形態4及び5と同様である。台車及び台車に搭載される部材は、破損等により、同じ種類であっても重量が異なることがある。本実施形態は、このような場合に有用である。
本実施形態のカウント装置における処理の一例を、図13のフローチャートに基づいて説明する。
まず、実施形態1と同様にして、カウント装置1の文字画像取得手段11aが、ヒトが板材(カウント対象物)4をカウントした結果が記載された文字画像を取得し(S11a)、文字認識手段11bが、前記文字画像からヒトがカウントしたカウント結果(X)を認識する(S11b)。
次に、自動画像カウント装置12aは、板材(カウント対象物)4の画像から、板材(カウント対象物)4をカウントしてカウント結果(Y1)を算出する(S12a)。前記カウント対象物の画像から、前記カウント対象物をカウントする手法は、いかなる手法であってもよく、例えば、前述の実施形態3の手法が挙げられる。
次に、重量情報取得手段12b2は、各キャスター8から、台車5毎の台車空重量、及び、前記空重量を測定した台車5と同じ台車5に部材一個を搭載した台車一部材搭載重量を複数取得する(S12b2)。
次に、記憶手段12b1は、台車5毎の台車空重量、及び、前記台車一部材搭載重量を紐づけて設定して記憶する(S12b1a)。
次に、重量算出手段12b3は、紐づけて記憶されている台車5の台車空重量、及び、前記台車一部材搭載重量から、前記部材一個当たりの代表単位部材重量、及び、重量誤差範囲を算出する(S12b3)。重量算出手段12b3は、例えば、前記重量誤差範囲を、前記代表単位部材重量に対するマイナス振れ幅(例えば、-2g(グラム)等)、プラス振れ幅(例えば、+5g(グラム)等)として算出する。
次に、記憶手段12b1は、前記代表単位部材重量、及び、前記重量誤差範囲を設定して記憶する(S12b1b)。
次に、カウント手段12b4は、前記単位部材重量として、前記代表単位部材重量を使用して部材をカウントし、カウントの結果、整数のカウント値が得られない場合は、前記重量誤差範囲を使用して補正したカウント値を算出する(S12b4)。
次に、カウント結果判定出力手段13は、自動画像カウント装置12a(自動画像カウント工程S12a)により得られたカウント結果(Y1)と、自動重量カウント装置12b(自動重量カウント工程S12b)によるカウント結果(Y2)とを比較し、前記処理(B1)から(B5)のいずれか一つの処理を実行する(S13)。これ以外の処理の手順は、実施形態2と同様である。本実施形態によれば、カウント対象物の重量からのカウント対象物の個数の自動カウントにおいて、さらに、カウント精度を向上可能である。
[実施形態7]
本実施形態のプログラムは、前記各実施形態のカウント方法を、コンピュータ上で実行可能なプログラムである。また、本実施形態のプログラムは、例えば、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。前記記録媒体としては、特に限定されず、例えば、読み出し専用メモリ(ROM)、ハードディスク(HD)、光ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク(FD)等があげられる。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をできる。
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)
ヒトカウント情報取得手段、自動カウント手段、及び、カウント結果判定出力手段を含み、
前記ヒトカウント情報取得手段は、文字画像取得手段、及び、文字認識手段を含み、
前記文字画像取得手段は、ヒトがカウント対象物をカウントした結果が記載された文字画像を取得し、
前記文字認識手段は、前記文字画像からヒトがカウントしたカウント結果(X)を認識し、
前記自動カウント手段は、カウント対象物の画像及びカウント対象物の重量の少なくとも一方からカウント対象物の個数を自動的にカウントしてカウント結果(Y)を算出し、
前記カウント結果判定出力手段は、前記ヒトカウント情報取得手段により得られたカウント結果(X)と、前記自動カウント手段によるカウント結果(Y)とを比較し、下記の処理(A)又は(B)を実行する
カウント装置。

(A)前記カウント結果(X)及び前記カウント結果(Y)が一致している場合は、前記カウント結果(X)及び前記カウント結果(Y)の少なくとも一方の結果を出力する。
(B)前記カウント結果(X)及び前記カウント結果(Y)が一致しない場合は、エラーメッセージを出力する。

(付記2)
前記自動カウント手段は、自動画像カウント装置及び自動重量カウント装置を含み、
前記自動画像カウント装置は、前記カウント対象物の画像から、前記カウント対象物をカウントしてカウント結果(Y1)を算出し、
前記自動重量カウント装置は、前記カウント対象物一個当たりの単位重量及び前記カウント対象物の測定重量からカウント結果(Y2)を算出し、
前記カウント結果判定出力手段は、前記自動画像カウント装置により得られたカウント結果(Y1)と、前記自動重量カウント装置によるカウント結果(Y2)とを比較し、下記の処理(B1)から(B5)のいずれか一つの処理を実行する
付記1記載のカウント装置。

(B1)前記カウント結果(Y1)及び前記カウント結果(Y2)が一致した場合、前記カウント結果(Y)として、前記カウント結果(Y1)及び前記カウント結果(Y2)の少なくとも一方の結果を採用する。
(B2)前記カウント結果(Y1)及び前記カウント結果(Y2)が一致しない場合、予め規定した前記カウント対象物単体の重量誤差範囲を参照し、前記カウント結果(Y2)が正しい結果である可能性が一定以上の場合、前記カウント結果(Y)として、前記カウント結果(Y2)を採用する。
(B3)前記カウント結果(Y2)が複数ある場合であって、前記カウント結果(Y1)と前記複数のカウント結果(Y2)のいずれかが一致した場合、前記カウント結果(Y)として、前記カウント結果(Y1)を採用する。
(B4)前記カウント結果(Y2)が複数ある場合であって、前記カウント結果(Y1)と前記複数のカウント結果(Y2)が一致しない場合、エラーメッセージを出力する。
(B5)前記(B1)から(B4)のいずれにも該当しない場合、エラーメッセージを出力する。

(付記3)
前記自動画像カウント装置は、画像取得手段、カウント領域抽出手段、及び、カウント手段を含み、
前記画像取得手段は、カウント対象物を含む画像を取得し、
前記カウント領域抽出手段は、前記取得画像から、カウント領域を抽出し、
前記カウント手段は、前記抽出されたカウント領域の画像を二値化画像に変換し、前記二値化画像に対し、予め規定した基準を満たす領域をカウント対象物とみなし、前記カウント領域をカウントする
付記1又は2記載のカウント装置。
(付記4)
前記カウント領域抽出手段は、前記取得画像から、予め規定されたコントラスト以上の領域をカウント領域として抽出する
付記3記載のカウント装置。
(付記5)
前記カウント対象物は、台車に搭載された部材であり、
前記自動重量カウント装置は、記憶手段、重量情報取得手段、重量算出手段、及び、カウント手段を含み、
前記記憶手段は、台車毎の台車空重量、及び、前記台車に搭載される部材一個当たりの単位部材重量を記憶し、
前記重量情報取得手段は、前記台車の各重量センサー付キャスターから送信されるキャスター重量情報を取得し、
前記重量算出手段は、取得された各前記キャスター重量情報を合算して台車搭載重量を算出し、
前記カウント手段は、算出された台車搭載重量から、前記記憶手段の台車空重量を差し引いて搭載部材重量を算出し、前記搭載部材重量を前記記憶手段の前記単位部材重量で除して、前記台車に搭載されている部材個数を算出する
付記2から4のいずれかに記載のカウント装置。
(付記6)
前記重量情報取得手段は、前記台車の各前記キャスターと通信して、重量測定のタイミングを揃え、前記各キャスターから測定された前記キャスター重量情報を複数回にわたり取得し、複数回取得された前記キャスター重量情報の偏差を確認し、予め規定した偏差を超えた前記キャスター重量情報を除いた前記キャスター重量情報を合算して前記台車搭載重量を算出する
付記5記載のカウント装置。
(付記7)
前記重量情報取得手段は、各前記キャスターから、前記台車毎の台車空重量、及び、前記空重量を測定した台車と同じ台車に部材一個を搭載した台車一部材搭載重量を複数取得し、
前記記憶手段は、前記台車毎の台車空重量、及び、前記台車一部材搭載重量を紐づけて記憶し、
前記重量算出手段は、紐づけて記憶されている前記台車の台車空重量、及び、前記台車一部材搭載重量から、前記部材一個当たりの代表単位部材重量、及び、重量誤差範囲を算出し、
前記記憶手段は、前記代表単位部材重量、及び、前記重量誤差範囲を記憶し、
前記カウント手段は、前記単位部材重量として、前記代表単位部材重量を使用して部材をカウントし、カウントの結果、整数のカウント値が得られない場合は、前記重量誤差範囲を使用して補正したカウント値を算出する
付記5又は6記載のカウント装置。
(付記8)
ヒトカウント情報取得工程、自動カウント工程、及び、カウント結果判定出力工程を含み、
前記ヒトカウント情報取得工程は、文字画像取得工程、及び、文字認識工程を含み、
前記文字画像取得工程は、ヒトがカウント対象物をカウントした結果が記載された文字画像を取得し、
前記文字認識工程は、前記文字画像からヒトがカウントしたカウント結果(X)を認識し、
前記自動カウント工程は、カウント対象物の画像及びカウント対象物の重量の少なくとも一方からカウント対象物の個数を自動的にカウントしてカウント結果(Y)を算出し、
前記カウント結果判定出力工程は、前記ヒトカウント情報取得工程により得られたカウント結果(X)と、前記自動カウント工程によるカウント結果(Y)とを比較し、下記の処理(A)又は(B)を実行する
カウント方法。

(A)前記カウント結果(X)及び前記カウント結果(Y)が一致している場合は、前記カウント結果(X)及び前記カウント結果(Y)の少なくとも一方の結果を出力する。
(B)前記カウント結果(X)及び前記カウント結果(Y)が一致しない場合は、エラーメッセージを出力する。

(付記9)
前記自動カウント工程は、自動画像カウント工程及び自動重量カウント工程を含み、
前記自動画像カウント工程は、前記カウント対象物の画像から、前記カウント対象物をカウントしてカウント結果(Y1)を算出し、
前記自動重量カウント工程は、前記カウント対象物一個当たりの単位重量及び前記カウント対象物の測定重量からカウント結果(Y2)を算出し、
前記カウント結果判定出力工程は、前記自動画像カウント工程により得られたカウント結果(Y1)と、前記自動重量カウント工程によるカウント結果(Y2)とを比較し、下記の処理(B1)から(B5)のいずれか一つの処理を実行する
付記8記載のカウント方法。

(B1)前記カウント結果(Y1)及び前記カウント結果(Y2)が一致した場合、前記カウント結果(Y)として、前記カウント結果(Y1)及び前記カウント結果(Y2)の少なくとも一方の結果を採用する。
(B2)前記カウント結果(Y1)及び前記カウント結果(Y2)が一致しない場合、予め規定した前記カウント対象物単体の重量誤差範囲を参照し、前記カウント結果(Y2)が正しい結果である可能性が一定以上の場合、前記カウント結果(Y)として、前記カウント結果(Y2)を採用する。
(B3)前記カウント結果(Y2)が複数ある場合であって、前記カウント結果(Y1)と前記複数のカウント結果(Y2)のいずれかが一致した場合、前記カウント結果(Y)として、前記カウント結果(Y1)を採用する。
(B4)前記カウント結果(Y2)が複数ある場合であって、前記カウント結果(Y1)と前記複数のカウント結果(Y2)が一致しない場合、エラーメッセージを出力する。
(B5)前記(B1)から(B4)のいずれにも該当しない場合、エラーメッセージを出力する。

(付記10)
前記自動画像カウント工程は、画像取得工程、カウント領域抽出工程、及び、カウント工程を含み、
前記画像取得工程は、カウント対象物を含む画像を取得し、
前記カウント領域抽出工程は、前記取得画像から、カウント領域を抽出し、
前記カウント工程は、前記抽出されたカウント領域の画像を二値化画像に変換し、前記二値化画像に対し、予め規定した基準を満たす領域をカウント対象物とみなし、前記カウント領域をカウントする
付記8又は9記載のカウント方法。
(付記11)
前記カウント領域抽出工程は、前記取得画像から、予め規定されたコントラスト以上の領域をカウント領域として抽出する
付記10記載のカウント方法。
(付記12)
前記カウント対象物は、台車に搭載された部材であり、
前記自動重量カウント工程は、条件設定工程、重量情報取得工程、重量算出工程、及び、カウント工程を含み、
前記条件設定工程は、台車毎の台車空重量、及び、前記台車に搭載される部材一個当たりの単位部材重量を設定して記憶し、
前記重量情報取得工程は、前記台車の各重量センサー付キャスターから送信されるキャスター重量情報を取得し、
前記重量算出工程は、取得された各前記キャスター重量情報を合算して台車搭載重量を算出し、
前記カウント工程は、算出された台車搭載重量から、記憶されている前記台車空重量を差し引いて搭載部材重量を算出し、前記搭載部材重量を記憶されている前記単位部材重量で除して、前記台車に搭載されている部材個数を算出する
付記9から11のいずれかに記載のカウント方法。
(付記13)
前記重量情報取得工程は、前記台車の各前記キャスターと通信して、重量測定のタイミングを揃え、前記各キャスターから測定された前記キャスター重量情報を複数回にわたり取得し、複数回取得された前記キャスター重量情報の偏差を確認し、予め規定した偏差を超えた前記キャスター重量情報を除いた前記キャスター重量情報を合算して前記台車搭載重量を算出する
付記12記載のカウント方法。
(付記14)
前記重量情報取得工程は、各前記キャスターから、前記台車毎の台車空重量、及び、前記空重量を測定した台車と同じ台車に部材一個を搭載した台車一部材搭載重量を複数取得し、
前記条件設定工程は、前記台車毎の台車空重量、及び、前記台車一部材搭載重量を紐づけて設定して記憶し、
前記重量算出工程は、紐づけて記憶されている前記台車の台車空重量、及び、前記台車一部材搭載重量から、前記部材一個当たりの代表単位部材重量、及び、重量誤差範囲を算出し、
前記条件設定工程は、前記代表単位部材重量、及び、前記重量誤差範囲を記憶し、
前記カウント工程は、前記単位部材重量として、前記代表単位部材重量を使用して部材をカウントし、カウントの結果、整数のカウント値が得られない場合は、前記重量誤差範囲を使用して補正したカウント値を算出する
付記12又は13記載のカウント方法。
(付記15)
付記8から14のいずれかに記載のカウント方法をコンピュータ上で実行可能なプログラム。
(付記16)
付記15記載のプログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
本発明によれば、カウント結果をチェックすることが可能であり、その結果、正確なカウントをすることが可能となり、カウントが必要な工場、店舗等に業務管理等に有用である。
1 カウント装置
2 通信回線網
3 カメラ(撮像装置)
4 板材(カウント対象物)
5 台車
6 ユーザー端末
7 伝票
8 キャスター
9 受信装置
11 ヒトカウント情報取得手段
11a 文字画像取得手段
11b 文字認識手段
12 自動カウント手段
12a 自動画像カウント装置
12a1 画像取得手段
12a2 カウント領域抽出手段
12a3 カウント手段
12b 自動重量カウント装置
12b1 記憶手段
12b2 重量情報記憶手段
12b3 重量算出手段
12b4 カウント手段
13 カウント結果判定出力手段
101 CPU(中央処理装置)
102 メモリ
103 バス
104 記憶装置
105 入力装置
106 ディスプレイ
107 通信デバイス
C 天井
F フレーム
G 画像

Claims (8)

  1. ヒトカウント情報取得手段、自動カウント手段、及び、カウント結果判定出力手段を含み、
    前記ヒトカウント情報取得手段は、文字画像取得手段、及び、文字認識手段を含み、
    前記文字画像取得手段は、ヒトがカウント対象物をカウントした結果が記載された文字画像を取得し、
    前記文字認識手段は、前記文字画像からヒトがカウントしたカウント結果(X)を認識し、
    前記自動カウント手段は、カウント対象物の画像及びカウント対象物の重量の少なくとも一方からカウント対象物の個数を自動的にカウントしてカウント結果(Y)を算出し、
    前記自動カウント手段は、自動画像カウント装置及び自動重量カウント装置を含み、
    前記自動画像カウント装置は、前記カウント対象物の画像から、前記カウント対象物をカウントしてカウント結果(Y1)を算出し、
    前記自動重量カウント装置は、前記カウント対象物一個当たりの単位重量及び前記カウント対象物の測定重量からカウント結果(Y2)を算出し、
    前記カウント結果判定出力手段は、前記ヒトカウント情報取得手段により得られたカウント結果(X)と、前記自動カウント手段によるカウント結果(Y)とを比較し、下記の処理(A)又は(B)を実行し、
    前記カウント結果判定出力手段は、前記自動画像カウント装置により得られたカウント結果(Y1)と、前記自動重量カウント装置によるカウント結果(Y2)とを比較し、下記の処理(B1)から(B5)のいずれか一つの処理を実行する
    カウント装置。

    (A)前記カウント結果(X)及び前記カウント結果(Y)が一致している場合は、前記カウント結果(X)及び前記カウント結果(Y)の少なくとも一方の結果を出力する。
    (B)前記カウント結果(X)及び前記カウント結果(Y)が一致しない場合は、エラーメッセージを出力する。

    (B1)前記カウント結果(Y1)及び前記カウント結果(Y2)が一致した場合、前記カウント結果(Y)として、前記カウント結果(Y1)及び前記カウント結果(Y2)の少なくとも一方の結果を採用する。
    (B2)前記カウント結果(Y1)及び前記カウント結果(Y2)が一致しない場合、予め規定した前記カウント対象物単体の重量誤差範囲を参照し、前記カウント結果(Y2)が正しい結果である可能性が一定以上の場合、前記カウント結果(Y)として、前記カウント結果(Y2)を採用する。
    (B3)前記カウント結果(Y2)が複数ある場合であって、前記カウント結果(Y1)と前記複数のカウント結果(Y2)のいずれかが一致した場合、前記カウント結果(Y)として、前記カウント結果(Y1)を採用する。
    (B4)前記カウント結果(Y2)が複数ある場合であって、前記カウント結果(Y1)と前記複数のカウント結果(Y2)が一致しない場合、エラーメッセージを出力する。
    (B5)前記(B1)から(B4)のいずれにも該当しない場合、エラーメッセージを出力する。
  2. 前記自動画像カウント装置は、画像取得手段、カウント領域抽出手段、及び、カウント手段を含み、
    前記画像取得手段は、カウント対象物を含む画像を取得し、
    前記カウント領域抽出手段は、前記取得画像から、カウント領域を抽出し、
    前記カウント手段は、前記抽出されたカウント領域の画像を二値化画像に変換し、前記二値化画像に対し、予め規定した基準を満たす領域をカウント対象物とみなし、前記カウント領域をカウントする
    請求項1記載のカウント装置。
  3. 前記カウント領域抽出手段は、前記取得画像から、予め規定されたコントラスト以上の領域をカウント領域として抽出する
    請求項記載のカウント装置。
  4. 前記カウント対象物は、台車に搭載された部材であり、
    前記自動重量カウント装置は、記憶手段、重量情報取得手段、重量算出手段、及び、カウント手段を含み、
    前記記憶手段は、台車毎の台車空重量、及び、前記台車に搭載される部材一個当たりの単位部材重量を記憶し、
    前記重量情報取得手段は、前記台車の各重量センサー付キャスターから送信されるキャスター重量情報を取得し、
    前記重量算出手段は、取得された各前記キャスター重量情報を合算して台車搭載重量を算出し、
    前記カウント手段は、算出された台車搭載重量から、前記記憶手段の台車空重量を差し引いて搭載部材重量を算出し、前記搭載部材重量を前記記憶手段の前記単位部材重量で除して、前記台車に搭載されている部材個数を算出する
    請求項からのいずれか一項に記載のカウント装置。
  5. 前記重量情報取得手段は、前記台車の各前記キャスターと通信して、重量測定のタイミングを揃え、前記各キャスターから測定された前記キャスター重量情報を複数回にわたり取得し、複数回取得された前記キャスター重量情報の偏差を確認し、予め規定した偏差を超えた前記キャスター重量情報を除いた前記キャスター重量情報を合算して前記台車搭載重量を算出する
    請求項記載のカウント装置。
  6. 前記重量情報取得手段は、各前記キャスターから、前記台車毎の台車空重量、及び、前記空重量を測定した台車と同じ台車に部材一個を搭載した台車一部材搭載重量を複数取得し、
    前記記憶手段は、前記台車毎の台車空重量、及び、前記台車一部材搭載重量を紐づけて記憶し、
    前記重量算出手段は、紐づけて記憶されている前記台車の台車空重量、及び、前記台車一部材搭載重量から、前記部材一個当たりの代表単位部材重量、及び、重量誤差範囲を算出し、
    前記記憶手段は、前記代表単位部材重量、及び、前記重量誤差範囲を記憶し、
    前記カウント手段は、前記単位部材重量として、前記代表単位部材重量を使用して部材をカウントし、カウントの結果、整数のカウント値が得られない場合は、前記重量誤差範囲を使用して補正したカウント値を算出する
    請求項又は記載のカウント装置。
  7. ヒトカウント情報取得工程、自動カウント工程、及び、カウント結果判定出力工程を含み、
    前記ヒトカウント情報取得工程は、文字画像取得工程、及び、文字認識工程を含み、
    前記文字画像取得工程は、ヒトがカウント対象物をカウントした結果が記載された文字画像を取得し、
    前記文字認識工程は、前記文字画像からヒトがカウントしたカウント結果(X)を認識し、
    前記自動カウント工程は、カウント対象物の画像及びカウント対象物の重量の少なくとも一方からカウント対象物の個数を自動的にカウントしてカウント結果(Y)を算出し、
    前記自動カウント工程は、自動画像カウント工程及び自動重量カウント工程を含み、
    前記自動画像カウント工程は、前記カウント対象物の画像から、前記カウント対象物をカウントしてカウント結果(Y1)を算出し、
    前記自動重量カウント工程は、前記カウント対象物一個当たりの単位重量及び前記カウント対象物の測定重量からカウント結果(Y2)を算出し、

    前記カウント結果判定出力工程は、前記ヒトカウント情報取得工程により得られたカウント結果(X)と、前記自動カウント工程によるカウント結果(Y)とを比較し、下記の処理(A)又は(B)を実行し、
    前記カウント結果判定出力工程は、前記自動画像カウント工程により得られたカウント結果(Y1)と、前記自動重量カウント工程によるカウント結果(Y2)とを比較し、下記の処理(B1)から(B5)のいずれか一つの処理を実行する
    カウント方法。

    (A)前記カウント結果(X)及び前記カウント結果(Y)が一致している場合は、前記カウント結果(X)及び前記カウント結果(Y)の少なくとも一方の結果を出力する。
    (B)前記カウント結果(X)及び前記カウント結果(Y)が一致しない場合は、エラーメッセージを出力する。

    (B1)前記カウント結果(Y1)及び前記カウント結果(Y2)が一致した場合、前記カウント結果(Y)として、前記カウント結果(Y1)及び前記カウント結果(Y2)の少なくとも一方の結果を採用する。
    (B2)前記カウント結果(Y1)及び前記カウント結果(Y2)が一致しない場合、予め規定した前記カウント対象物単体の重量誤差範囲を参照し、前記カウント結果(Y2)が正しい結果である可能性が一定以上の場合、前記カウント結果(Y)として、前記カウント結果(Y2)を採用する。
    (B3)前記カウント結果(Y2)が複数ある場合であって、前記カウント結果(Y1)と前記複数のカウント結果(Y2)のいずれかが一致した場合、前記カウント結果(Y)として、前記カウント結果(Y1)を採用する。
    (B4)前記カウント結果(Y2)が複数ある場合であって、前記カウント結果(Y1)と前記複数のカウント結果(Y2)が一致しない場合、エラーメッセージを出力する。
    (B5)前記(B1)から(B4)のいずれにも該当しない場合、エラーメッセージを出力する。
  8. 請求項記載のカウント方法の工程をコンピュータに実施させるためのプログラム。
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