JP7120613B2 - カウント装置、カウント方法及びプログラム - Google Patents
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Description
ヒトカウント情報取得手段、自動カウント手段、及び、カウント結果判定出力手段を含み、
前記ヒトカウント情報取得手段は、文字画像取得手段、及び、文字認識手段を含み、
前記文字画像取得手段は、ヒトがカウント対象物をカウントした結果が記載された文字画像を取得し、
前記文字画像認識手段は、前記文字画像からヒトがカウントしたカウント結果(X)を認識し、
前記自動カウント手段は、カウント対象物の画像及びカウント対象物の重量の少なくとも一方からカウント対象物の個数を自動的にカウントしてカウント結果(Y)を算出し、
前記カウント結果判定出力手段は、前記ヒトカウント情報取得手段により得られたカウント結果(X)と、前記自動カウント手段によるカウント結果(Y)とを比較し、下記の処理(A)又は(B)を実行する。
(A)前記カウント結果(X)及び前記カウント結果(Y)が一致している場合は、前記カウント結果(X)及び前記カウント結果(Y)の少なくとも一方の結果を出力する。
(B)前記カウント結果(X)及び前記カウント結果(Y)が一致しない場合は、エラーメッセージを出力する。
ヒトカウント情報取得工程、自動カウント工程、及び、カウント結果判定出力工程を含み、
前記ヒトカウント情報取得工程は、文字画像取得工程、及び、文字認識工程を含み、
前記文字画像取得工程は、ヒトがカウント対象物をカウントした結果が記載された文字情報を取得し、
前記文字認識工程は、前記文字情報からヒトがカウントしたカウント結果(X)を認識し、
前記自動カウント工程は、カウント対象物の画像及びカウント対象物の重量の少なくとも一方からカウント対象物の個数を自動的にカウントしてカウント結果(Y)を算出し、
前記カウント結果判定出力工程は、前記ヒトカウント情報取得工程により得られたカウント結果(X)と、前記自動カウント工程によるカウント結果(Y)とを比較し、下記の処理(A)又は(B)を実行する。
(A)前記カウント結果(X)及び前記カウント結果(Y)が一致している場合は、前記カウント結果(X)及び前記カウント結果(Y)の少なくとも一方の結果を出力する。
(B)前記カウント結果(X)及び前記カウント結果(Y)が一致しない場合は、エラーメッセージを出力する。
(B1)前記カウント結果(Y1)及び前記カウント結果(Y2)が一致した場合、前記カウント結果(Y)として、前記カウント結果(Y1)及び前記カウント結果(Y2)の少なくとも一方の結果を採用する。
(B2)前記カウント結果(Y1)及び前記カウント結果(Y2)が一致しない場合、予め規定した前記カウント対象物単体の重量誤差範囲を参照し、前記カウント結果(Y2)が正しい結果である可能性が一定以上の場合、前記カウント結果(Y)として、前記カウント結果(Y2)を採用する。
(B3)前記カウント結果(Y2)が複数ある場合であって、前記カウント結果(Y1)と前記複数のカウント結果(Y2)のいずれかが一致した場合、前記カウント結果(Y)として、前記カウント結果(Y1)を採用する。
(B4)前記カウント結果(Y2)が複数ある場合であって、前記カウント結果(Y1)と前記複数のカウント結果(Y2)が一致しない場合、エラーメッセージを出力する。
(B5)前記(B1)から(B4)のいずれにも該当しない場合、エラーメッセージを出力する。
(B1)前記カウント結果(Y1)及び前記カウント結果(Y2)が一致した場合、前記カウント結果(Y)として、前記カウント結果(Y1)及び前記カウント結果(Y2)の少なくとも一方の結果を採用する。
(B2)前記カウント結果(Y1)及び前記カウント結果(Y2)が一致しない場合、予め規定した前記カウント対象物単体の重量誤差範囲を参照し、カウント結果(Y2)が正しい結果である可能性が一定以上の場合、前記カウント結果(Y)として、前記カウント結果(Y2)を採用する。
(B3)前記カウント結果(Y2)が複数ある場合であって、前記カウント結果(Y1)と前記複数のカウント結果(Y2)のいずれかが一致した場合、前記カウント結果(Y)として、前記カウント結果(Y1)を採用する。
(B4)前記カウント結果(Y2)が複数ある場合であって、前記カウント結果(Y1)と前記複数のカウント結果(Y2)が一致しない場合、エラーメッセージを出力する。
(B5)前記(B1)から(B4)のいずれにも該当しない場合、エラーメッセージを出力する。
図1は、本実施形態のカウント装置1の一例の構成を示すブロック図である。図1に示すように、カウント装置1は、ヒトカウント情報取得手段11、自動カウント手段12、及び、カウント結果判定出力手段13を含む。ヒトカウント情報取得手段11は、文字画像取得手段11a、及び、文字認識手段11bを含む。図1に示すように、カウント装置1は、通信回線網2を介して、天井Cに配置された撮像装置(カメラ)3と接続可能である。カメラ3は、台車5に貼られたヒトが板材(カウント対象物)4をカウントした結果が記載された伝票7を撮影可能である。ユーザー端末6は、通信回線網2を介して、カウント装置1に接続可能である。本発明のカウント装置は、例えば、システムとしてサーバーに組み込まれていてもよい。また、本発明のカウント装置は、例えば、本発明のプログラムがインストールされたパーソナルコンピュータ(PC)であってもよい。また、図示していないが、カウント装置1は、通信回線網2を介して、システム管理者の外部端末とも接続可能であり、システム管理者は、外部端末からカウント装置1の管理を実施してもよい。
(A)前記カウント結果(X)及び前記カウント結果(Y)が一致している場合は、前記カウント結果(X)及び前記カウント結果(Y)の少なくとも一方の結果を出力する。
(B)前記カウント結果(X)及び前記カウント結果(Y)が一致しない場合は、エラーメッセージを出力する。
次に、図1のカウント装置1において、自動カウント手段12が、自動画像カウント装置及び自動重量カウント装置を含む実施形態を説明する。図4に示すように、本実施形態のカウント装置1は、自動カウント手段12が、自動画像カウント装置12aと、自動重量カウント装置12bを含む。これ以外の構成は、実施形態1と同様である。
(B1)前記カウント結果(Y1)及び前記カウント結果(Y2)が一致した場合、前記カウント結果(Y)として、前記カウント結果(Y1)及び前記カウント結果(Y2)の少なくとも一方の結果を採用する。
(B2)前記カウント結果(Y1)及び前記カウント結果(Y2)が一致しない場合、予め規定した前記カウント対象物単体の重量誤差範囲を参照し、前記カウント結果(Y2)が正しい結果である可能性が一定以上の場合、前記カウント結果(Y)として、前記カウント結果(Y2)を採用する。
(B3)前記カウント結果(Y2)が複数ある場合であって、前記カウント結果(Y1)と前記複数のカウント結果(Y2)のいずれかが一致した場合、前記カウント結果(Y)として、前記カウント結果(Y1)を採用する。
(B4)前記カウント結果(Y2)が複数ある場合であって、前記カウント結果(Y1)と前記複数のカウント結果(Y2)が一致しない場合、エラーメッセージを出力する。
(B5)前記(B1)から(B4)のいずれにも該当しない場合、エラーメッセージを出力する。
次に、図4の自動画像カウント装置12aについて、例を挙げて説明する。図6は、本実施形態の自動画像カウント装置12aの一例の構成を示すブロック図である。図6に示すように、自動画像カウント装置12aは、画像取得手段12a1、カウント領域抽出手段12a2、及び、カウント手段12a3を含む。これ以外の構成は、実施形態2と同様である。
次に、図4の自動重量カウント装置12bについて、例を挙げて説明する。図9は、本実施形態の自動重量カウント装置12bの一例の構成を示すブロック図である。図9に示すように、自動重量カウント装置12bは、記憶手段12b1、重量情報取得手段12b2、重量算出手段12b3、及び、カウント手段12b4を含む。記憶手段12b1は、図2の記憶装置104に含まれていてもよい。
搭載部材重量=台車搭載重量-台車空重量
部材個数=搭載部材重量/単位部材重量
本実施形態は、重量情報取得手段12b2における処理が異なること以外、実施形態4と同様である。
本実施形態は、記憶手段12b1、重量情報取得手段12b2、重量算出手段12b3、及び、カウント手段12b4における処理が異なる以外、実施形態4及び5と同様である。台車及び台車に搭載される部材は、破損等により、同じ種類であっても重量が異なることがある。本実施形態は、このような場合に有用である。
本実施形態のプログラムは、前記各実施形態のカウント方法を、コンピュータ上で実行可能なプログラムである。また、本実施形態のプログラムは、例えば、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。前記記録媒体としては、特に限定されず、例えば、読み出し専用メモリ(ROM)、ハードディスク(HD)、光ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク(FD)等があげられる。
(付記1)
ヒトカウント情報取得手段、自動カウント手段、及び、カウント結果判定出力手段を含み、
前記ヒトカウント情報取得手段は、文字画像取得手段、及び、文字認識手段を含み、
前記文字画像取得手段は、ヒトがカウント対象物をカウントした結果が記載された文字画像を取得し、
前記文字認識手段は、前記文字画像からヒトがカウントしたカウント結果(X)を認識し、
前記自動カウント手段は、カウント対象物の画像及びカウント対象物の重量の少なくとも一方からカウント対象物の個数を自動的にカウントしてカウント結果(Y)を算出し、
前記カウント結果判定出力手段は、前記ヒトカウント情報取得手段により得られたカウント結果(X)と、前記自動カウント手段によるカウント結果(Y)とを比較し、下記の処理(A)又は(B)を実行する
カウント装置。
(A)前記カウント結果(X)及び前記カウント結果(Y)が一致している場合は、前記カウント結果(X)及び前記カウント結果(Y)の少なくとも一方の結果を出力する。
(B)前記カウント結果(X)及び前記カウント結果(Y)が一致しない場合は、エラーメッセージを出力する。
(付記2)
前記自動カウント手段は、自動画像カウント装置及び自動重量カウント装置を含み、
前記自動画像カウント装置は、前記カウント対象物の画像から、前記カウント対象物をカウントしてカウント結果(Y1)を算出し、
前記自動重量カウント装置は、前記カウント対象物一個当たりの単位重量及び前記カウント対象物の測定重量からカウント結果(Y2)を算出し、
前記カウント結果判定出力手段は、前記自動画像カウント装置により得られたカウント結果(Y1)と、前記自動重量カウント装置によるカウント結果(Y2)とを比較し、下記の処理(B1)から(B5)のいずれか一つの処理を実行する
付記1記載のカウント装置。
(B1)前記カウント結果(Y1)及び前記カウント結果(Y2)が一致した場合、前記カウント結果(Y)として、前記カウント結果(Y1)及び前記カウント結果(Y2)の少なくとも一方の結果を採用する。
(B2)前記カウント結果(Y1)及び前記カウント結果(Y2)が一致しない場合、予め規定した前記カウント対象物単体の重量誤差範囲を参照し、前記カウント結果(Y2)が正しい結果である可能性が一定以上の場合、前記カウント結果(Y)として、前記カウント結果(Y2)を採用する。
(B3)前記カウント結果(Y2)が複数ある場合であって、前記カウント結果(Y1)と前記複数のカウント結果(Y2)のいずれかが一致した場合、前記カウント結果(Y)として、前記カウント結果(Y1)を採用する。
(B4)前記カウント結果(Y2)が複数ある場合であって、前記カウント結果(Y1)と前記複数のカウント結果(Y2)が一致しない場合、エラーメッセージを出力する。
(B5)前記(B1)から(B4)のいずれにも該当しない場合、エラーメッセージを出力する。
(付記3)
前記自動画像カウント装置は、画像取得手段、カウント領域抽出手段、及び、カウント手段を含み、
前記画像取得手段は、カウント対象物を含む画像を取得し、
前記カウント領域抽出手段は、前記取得画像から、カウント領域を抽出し、
前記カウント手段は、前記抽出されたカウント領域の画像を二値化画像に変換し、前記二値化画像に対し、予め規定した基準を満たす領域をカウント対象物とみなし、前記カウント領域をカウントする
付記1又は2記載のカウント装置。
(付記4)
前記カウント領域抽出手段は、前記取得画像から、予め規定されたコントラスト以上の領域をカウント領域として抽出する
付記3記載のカウント装置。
(付記5)
前記カウント対象物は、台車に搭載された部材であり、
前記自動重量カウント装置は、記憶手段、重量情報取得手段、重量算出手段、及び、カウント手段を含み、
前記記憶手段は、台車毎の台車空重量、及び、前記台車に搭載される部材一個当たりの単位部材重量を記憶し、
前記重量情報取得手段は、前記台車の各重量センサー付キャスターから送信されるキャスター重量情報を取得し、
前記重量算出手段は、取得された各前記キャスター重量情報を合算して台車搭載重量を算出し、
前記カウント手段は、算出された台車搭載重量から、前記記憶手段の台車空重量を差し引いて搭載部材重量を算出し、前記搭載部材重量を前記記憶手段の前記単位部材重量で除して、前記台車に搭載されている部材個数を算出する
付記2から4のいずれかに記載のカウント装置。
(付記6)
前記重量情報取得手段は、前記台車の各前記キャスターと通信して、重量測定のタイミングを揃え、前記各キャスターから測定された前記キャスター重量情報を複数回にわたり取得し、複数回取得された前記キャスター重量情報の偏差を確認し、予め規定した偏差を超えた前記キャスター重量情報を除いた前記キャスター重量情報を合算して前記台車搭載重量を算出する
付記5記載のカウント装置。
(付記7)
前記重量情報取得手段は、各前記キャスターから、前記台車毎の台車空重量、及び、前記空重量を測定した台車と同じ台車に部材一個を搭載した台車一部材搭載重量を複数取得し、
前記記憶手段は、前記台車毎の台車空重量、及び、前記台車一部材搭載重量を紐づけて記憶し、
前記重量算出手段は、紐づけて記憶されている前記台車の台車空重量、及び、前記台車一部材搭載重量から、前記部材一個当たりの代表単位部材重量、及び、重量誤差範囲を算出し、
前記記憶手段は、前記代表単位部材重量、及び、前記重量誤差範囲を記憶し、
前記カウント手段は、前記単位部材重量として、前記代表単位部材重量を使用して部材をカウントし、カウントの結果、整数のカウント値が得られない場合は、前記重量誤差範囲を使用して補正したカウント値を算出する
付記5又は6記載のカウント装置。
(付記8)
ヒトカウント情報取得工程、自動カウント工程、及び、カウント結果判定出力工程を含み、
前記ヒトカウント情報取得工程は、文字画像取得工程、及び、文字認識工程を含み、
前記文字画像取得工程は、ヒトがカウント対象物をカウントした結果が記載された文字画像を取得し、
前記文字認識工程は、前記文字画像からヒトがカウントしたカウント結果(X)を認識し、
前記自動カウント工程は、カウント対象物の画像及びカウント対象物の重量の少なくとも一方からカウント対象物の個数を自動的にカウントしてカウント結果(Y)を算出し、
前記カウント結果判定出力工程は、前記ヒトカウント情報取得工程により得られたカウント結果(X)と、前記自動カウント工程によるカウント結果(Y)とを比較し、下記の処理(A)又は(B)を実行する
カウント方法。
(A)前記カウント結果(X)及び前記カウント結果(Y)が一致している場合は、前記カウント結果(X)及び前記カウント結果(Y)の少なくとも一方の結果を出力する。
(B)前記カウント結果(X)及び前記カウント結果(Y)が一致しない場合は、エラーメッセージを出力する。
(付記9)
前記自動カウント工程は、自動画像カウント工程及び自動重量カウント工程を含み、
前記自動画像カウント工程は、前記カウント対象物の画像から、前記カウント対象物をカウントしてカウント結果(Y1)を算出し、
前記自動重量カウント工程は、前記カウント対象物一個当たりの単位重量及び前記カウント対象物の測定重量からカウント結果(Y2)を算出し、
前記カウント結果判定出力工程は、前記自動画像カウント工程により得られたカウント結果(Y1)と、前記自動重量カウント工程によるカウント結果(Y2)とを比較し、下記の処理(B1)から(B5)のいずれか一つの処理を実行する
付記8記載のカウント方法。
(B1)前記カウント結果(Y1)及び前記カウント結果(Y2)が一致した場合、前記カウント結果(Y)として、前記カウント結果(Y1)及び前記カウント結果(Y2)の少なくとも一方の結果を採用する。
(B2)前記カウント結果(Y1)及び前記カウント結果(Y2)が一致しない場合、予め規定した前記カウント対象物単体の重量誤差範囲を参照し、前記カウント結果(Y2)が正しい結果である可能性が一定以上の場合、前記カウント結果(Y)として、前記カウント結果(Y2)を採用する。
(B3)前記カウント結果(Y2)が複数ある場合であって、前記カウント結果(Y1)と前記複数のカウント結果(Y2)のいずれかが一致した場合、前記カウント結果(Y)として、前記カウント結果(Y1)を採用する。
(B4)前記カウント結果(Y2)が複数ある場合であって、前記カウント結果(Y1)と前記複数のカウント結果(Y2)が一致しない場合、エラーメッセージを出力する。
(B5)前記(B1)から(B4)のいずれにも該当しない場合、エラーメッセージを出力する。
(付記10)
前記自動画像カウント工程は、画像取得工程、カウント領域抽出工程、及び、カウント工程を含み、
前記画像取得工程は、カウント対象物を含む画像を取得し、
前記カウント領域抽出工程は、前記取得画像から、カウント領域を抽出し、
前記カウント工程は、前記抽出されたカウント領域の画像を二値化画像に変換し、前記二値化画像に対し、予め規定した基準を満たす領域をカウント対象物とみなし、前記カウント領域をカウントする
付記8又は9記載のカウント方法。
(付記11)
前記カウント領域抽出工程は、前記取得画像から、予め規定されたコントラスト以上の領域をカウント領域として抽出する
付記10記載のカウント方法。
(付記12)
前記カウント対象物は、台車に搭載された部材であり、
前記自動重量カウント工程は、条件設定工程、重量情報取得工程、重量算出工程、及び、カウント工程を含み、
前記条件設定工程は、台車毎の台車空重量、及び、前記台車に搭載される部材一個当たりの単位部材重量を設定して記憶し、
前記重量情報取得工程は、前記台車の各重量センサー付キャスターから送信されるキャスター重量情報を取得し、
前記重量算出工程は、取得された各前記キャスター重量情報を合算して台車搭載重量を算出し、
前記カウント工程は、算出された台車搭載重量から、記憶されている前記台車空重量を差し引いて搭載部材重量を算出し、前記搭載部材重量を記憶されている前記単位部材重量で除して、前記台車に搭載されている部材個数を算出する
付記9から11のいずれかに記載のカウント方法。
(付記13)
前記重量情報取得工程は、前記台車の各前記キャスターと通信して、重量測定のタイミングを揃え、前記各キャスターから測定された前記キャスター重量情報を複数回にわたり取得し、複数回取得された前記キャスター重量情報の偏差を確認し、予め規定した偏差を超えた前記キャスター重量情報を除いた前記キャスター重量情報を合算して前記台車搭載重量を算出する
付記12記載のカウント方法。
(付記14)
前記重量情報取得工程は、各前記キャスターから、前記台車毎の台車空重量、及び、前記空重量を測定した台車と同じ台車に部材一個を搭載した台車一部材搭載重量を複数取得し、
前記条件設定工程は、前記台車毎の台車空重量、及び、前記台車一部材搭載重量を紐づけて設定して記憶し、
前記重量算出工程は、紐づけて記憶されている前記台車の台車空重量、及び、前記台車一部材搭載重量から、前記部材一個当たりの代表単位部材重量、及び、重量誤差範囲を算出し、
前記条件設定工程は、前記代表単位部材重量、及び、前記重量誤差範囲を記憶し、
前記カウント工程は、前記単位部材重量として、前記代表単位部材重量を使用して部材をカウントし、カウントの結果、整数のカウント値が得られない場合は、前記重量誤差範囲を使用して補正したカウント値を算出する
付記12又は13記載のカウント方法。
(付記15)
付記8から14のいずれかに記載のカウント方法をコンピュータ上で実行可能なプログラム。
(付記16)
付記15記載のプログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
2 通信回線網
3 カメラ(撮像装置)
4 板材(カウント対象物)
5 台車
6 ユーザー端末
7 伝票
8 キャスター
9 受信装置
11 ヒトカウント情報取得手段
11a 文字画像取得手段
11b 文字認識手段
12 自動カウント手段
12a 自動画像カウント装置
12a1 画像取得手段
12a2 カウント領域抽出手段
12a3 カウント手段
12b 自動重量カウント装置
12b1 記憶手段
12b2 重量情報記憶手段
12b3 重量算出手段
12b4 カウント手段
13 カウント結果判定出力手段
101 CPU(中央処理装置)
102 メモリ
103 バス
104 記憶装置
105 入力装置
106 ディスプレイ
107 通信デバイス
C 天井
F フレーム
G 画像
Claims (8)
- ヒトカウント情報取得手段、自動カウント手段、及び、カウント結果判定出力手段を含み、
前記ヒトカウント情報取得手段は、文字画像取得手段、及び、文字認識手段を含み、
前記文字画像取得手段は、ヒトがカウント対象物をカウントした結果が記載された文字画像を取得し、
前記文字認識手段は、前記文字画像からヒトがカウントしたカウント結果(X)を認識し、
前記自動カウント手段は、カウント対象物の画像及びカウント対象物の重量の少なくとも一方からカウント対象物の個数を自動的にカウントしてカウント結果(Y)を算出し、
前記自動カウント手段は、自動画像カウント装置及び自動重量カウント装置を含み、
前記自動画像カウント装置は、前記カウント対象物の画像から、前記カウント対象物をカウントしてカウント結果(Y1)を算出し、
前記自動重量カウント装置は、前記カウント対象物一個当たりの単位重量及び前記カウント対象物の測定重量からカウント結果(Y2)を算出し、
前記カウント結果判定出力手段は、前記ヒトカウント情報取得手段により得られたカウント結果(X)と、前記自動カウント手段によるカウント結果(Y)とを比較し、下記の処理(A)又は(B)を実行し、
前記カウント結果判定出力手段は、前記自動画像カウント装置により得られたカウント結果(Y1)と、前記自動重量カウント装置によるカウント結果(Y2)とを比較し、下記の処理(B1)から(B5)のいずれか一つの処理を実行する
カウント装置。
(A)前記カウント結果(X)及び前記カウント結果(Y)が一致している場合は、前記カウント結果(X)及び前記カウント結果(Y)の少なくとも一方の結果を出力する。
(B)前記カウント結果(X)及び前記カウント結果(Y)が一致しない場合は、エラーメッセージを出力する。
(B1)前記カウント結果(Y1)及び前記カウント結果(Y2)が一致した場合、前記カウント結果(Y)として、前記カウント結果(Y1)及び前記カウント結果(Y2)の少なくとも一方の結果を採用する。
(B2)前記カウント結果(Y1)及び前記カウント結果(Y2)が一致しない場合、予め規定した前記カウント対象物単体の重量誤差範囲を参照し、前記カウント結果(Y2)が正しい結果である可能性が一定以上の場合、前記カウント結果(Y)として、前記カウント結果(Y2)を採用する。
(B3)前記カウント結果(Y2)が複数ある場合であって、前記カウント結果(Y1)と前記複数のカウント結果(Y2)のいずれかが一致した場合、前記カウント結果(Y)として、前記カウント結果(Y1)を採用する。
(B4)前記カウント結果(Y2)が複数ある場合であって、前記カウント結果(Y1)と前記複数のカウント結果(Y2)が一致しない場合、エラーメッセージを出力する。
(B5)前記(B1)から(B4)のいずれにも該当しない場合、エラーメッセージを出力する。
- 前記自動画像カウント装置は、画像取得手段、カウント領域抽出手段、及び、カウント手段を含み、
前記画像取得手段は、カウント対象物を含む画像を取得し、
前記カウント領域抽出手段は、前記取得画像から、カウント領域を抽出し、
前記カウント手段は、前記抽出されたカウント領域の画像を二値化画像に変換し、前記二値化画像に対し、予め規定した基準を満たす領域をカウント対象物とみなし、前記カウント領域をカウントする
請求項1記載のカウント装置。 - 前記カウント領域抽出手段は、前記取得画像から、予め規定されたコントラスト以上の領域をカウント領域として抽出する
請求項2記載のカウント装置。 - 前記カウント対象物は、台車に搭載された部材であり、
前記自動重量カウント装置は、記憶手段、重量情報取得手段、重量算出手段、及び、カウント手段を含み、
前記記憶手段は、台車毎の台車空重量、及び、前記台車に搭載される部材一個当たりの単位部材重量を記憶し、
前記重量情報取得手段は、前記台車の各重量センサー付キャスターから送信されるキャスター重量情報を取得し、
前記重量算出手段は、取得された各前記キャスター重量情報を合算して台車搭載重量を算出し、
前記カウント手段は、算出された台車搭載重量から、前記記憶手段の台車空重量を差し引いて搭載部材重量を算出し、前記搭載部材重量を前記記憶手段の前記単位部材重量で除して、前記台車に搭載されている部材個数を算出する
請求項1から3のいずれか一項に記載のカウント装置。 - 前記重量情報取得手段は、前記台車の各前記キャスターと通信して、重量測定のタイミングを揃え、前記各キャスターから測定された前記キャスター重量情報を複数回にわたり取得し、複数回取得された前記キャスター重量情報の偏差を確認し、予め規定した偏差を超えた前記キャスター重量情報を除いた前記キャスター重量情報を合算して前記台車搭載重量を算出する
請求項4記載のカウント装置。 - 前記重量情報取得手段は、各前記キャスターから、前記台車毎の台車空重量、及び、前記空重量を測定した台車と同じ台車に部材一個を搭載した台車一部材搭載重量を複数取得し、
前記記憶手段は、前記台車毎の台車空重量、及び、前記台車一部材搭載重量を紐づけて記憶し、
前記重量算出手段は、紐づけて記憶されている前記台車の台車空重量、及び、前記台車一部材搭載重量から、前記部材一個当たりの代表単位部材重量、及び、重量誤差範囲を算出し、
前記記憶手段は、前記代表単位部材重量、及び、前記重量誤差範囲を記憶し、
前記カウント手段は、前記単位部材重量として、前記代表単位部材重量を使用して部材をカウントし、カウントの結果、整数のカウント値が得られない場合は、前記重量誤差範囲を使用して補正したカウント値を算出する
請求項4又は5記載のカウント装置。 - ヒトカウント情報取得工程、自動カウント工程、及び、カウント結果判定出力工程を含み、
前記ヒトカウント情報取得工程は、文字画像取得工程、及び、文字認識工程を含み、
前記文字画像取得工程は、ヒトがカウント対象物をカウントした結果が記載された文字画像を取得し、
前記文字認識工程は、前記文字画像からヒトがカウントしたカウント結果(X)を認識し、
前記自動カウント工程は、カウント対象物の画像及びカウント対象物の重量の少なくとも一方からカウント対象物の個数を自動的にカウントしてカウント結果(Y)を算出し、
前記自動カウント工程は、自動画像カウント工程及び自動重量カウント工程を含み、
前記自動画像カウント工程は、前記カウント対象物の画像から、前記カウント対象物をカウントしてカウント結果(Y1)を算出し、
前記自動重量カウント工程は、前記カウント対象物一個当たりの単位重量及び前記カウント対象物の測定重量からカウント結果(Y2)を算出し、
前記カウント結果判定出力工程は、前記ヒトカウント情報取得工程により得られたカウント結果(X)と、前記自動カウント工程によるカウント結果(Y)とを比較し、下記の処理(A)又は(B)を実行し、
前記カウント結果判定出力工程は、前記自動画像カウント工程により得られたカウント結果(Y1)と、前記自動重量カウント工程によるカウント結果(Y2)とを比較し、下記の処理(B1)から(B5)のいずれか一つの処理を実行する
カウント方法。
(A)前記カウント結果(X)及び前記カウント結果(Y)が一致している場合は、前記カウント結果(X)及び前記カウント結果(Y)の少なくとも一方の結果を出力する。
(B)前記カウント結果(X)及び前記カウント結果(Y)が一致しない場合は、エラーメッセージを出力する。
(B1)前記カウント結果(Y1)及び前記カウント結果(Y2)が一致した場合、前記カウント結果(Y)として、前記カウント結果(Y1)及び前記カウント結果(Y2)の少なくとも一方の結果を採用する。
(B2)前記カウント結果(Y1)及び前記カウント結果(Y2)が一致しない場合、予め規定した前記カウント対象物単体の重量誤差範囲を参照し、前記カウント結果(Y2)が正しい結果である可能性が一定以上の場合、前記カウント結果(Y)として、前記カウント結果(Y2)を採用する。
(B3)前記カウント結果(Y2)が複数ある場合であって、前記カウント結果(Y1)と前記複数のカウント結果(Y2)のいずれかが一致した場合、前記カウント結果(Y)として、前記カウント結果(Y1)を採用する。
(B4)前記カウント結果(Y2)が複数ある場合であって、前記カウント結果(Y1)と前記複数のカウント結果(Y2)が一致しない場合、エラーメッセージを出力する。
(B5)前記(B1)から(B4)のいずれにも該当しない場合、エラーメッセージを出力する。
- 請求項7記載のカウント方法の工程をコンピュータに実施させるためのプログラム。
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