JP2000065160A - 内歯揺動型内接噛合遊星歯車装置 - Google Patents

内歯揺動型内接噛合遊星歯車装置

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JP2000065160A
JP2000065160A JP10235616A JP23561698A JP2000065160A JP 2000065160 A JP2000065160 A JP 2000065160A JP 10235616 A JP10235616 A JP 10235616A JP 23561698 A JP23561698 A JP 23561698A JP 2000065160 A JP2000065160 A JP 2000065160A
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裕二 前口
Hiroshi Tsurumi
洋 鶴身
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卓 芳賀
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置形状の設計自由度を増し、寸法縮小を可
能にする。 【解決手段】 ケーシング101と、ケーシング内に配
された出力部材としての外歯歯車121と、外歯歯車の
外周側に配されケーシングに回転自在に支持された複数
の偏心体軸110、111と、偏心体軸に設けられた偏
心体110A、111Aと、外歯歯車と噛合し偏心体が
貫通すると共に偏心体の回転によって揺動回転させられ
ることで外歯歯車を回転させる内歯揺動体112Aとを
備えた内歯揺動型内接噛合遊星歯車装置において、前記
内歯揺動体の内歯713の形成範囲を円周の一部のみと
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外歯歯車を出力部
材とし、該外歯歯車と噛合する内歯揺動体を偏心体によ
って揺動回転させることにより、外歯歯車に減速回転出
力を取り出す内歯揺動型内接噛合遊星歯車装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】内接噛合遊星歯車装置は、大トルクの伝
達が可能であり且つ大減速比が得られるという利点があ
るので、種々の減速機分野で数多く使用されている。
【0003】その中で、外歯歯車を出力部材とし、該外
歯歯車と噛合する内歯揺動体を偏心体によって揺動回転
させることにより回転出力を取り出す内歯揺動型の内接
噛合遊星歯車装置が特許公報第2607937号にて知
られている。
【0004】図6、図7を用いて同歯車装置の一例を説
明する。
【0005】1はケーシングであり、互いにボルトやピ
ン等の締結部材2で結合された第1支持ブロック1Aと
第2支持ブロック1Bとからなる。5は入力軸で、入力
軸5の端部にはピニオン6が設けられ、ピニオン6は、
入力軸5の周りに等角度に配設された複数の伝動歯車7
と噛合している。
【0006】ケーシング1には、軸方向両端を軸受8、
9によって回転自在に支持され且つ軸方向中間部に偏心
体10A、10Bを有する3本の偏心体軸10が、円周
方向に等角度間隔(120度間隔)で設けられており、
前記伝動歯車7は各偏心体軸10の端部に結合されてい
る。そして、入力軸5の回転を受けて伝動歯車7が回転
することにより、各偏心体軸10が回転するようになっ
ている。
【0007】各偏心体軸10は、ケーシング1内に収容
された2枚の内歯揺動体12A、12Bの貫通孔をそれ
ぞれ貫通しており、各偏心体軸10の軸方向に隣接した
2段の偏心体10A、10Bの外周と、内歯揺動体12
A、12Bの貫通孔の内周との間にはコロ14が設けら
れている。
【0008】一方、ケーシング1内の中心部には、出力
軸20の端部に一体化された外歯歯車21が配されてお
り、外歯歯車21の外歯23に、内歯揺動体12A、1
2Bのピンからなる内歯13が噛合している。内歯揺動
体12A、12Bは、偏心体10A、10Bを支持する
部分と内歯13部分を除いて残りの部分を切り欠いて構
成されており、これによって第1、第2の支持ブロック
1A、1Bの特に結合部分の断面積を大きくとれるよう
になっている。
【0009】この装置は次のように動作する。
【0010】入力軸5の回転は、ピニオン6を介して伝
動歯車7に与えられ、伝動歯車7によって偏心体軸10
が回転させられる。偏心体軸10の回転により偏心体1
0が回転させられると、内歯揺動体12A、12Bが揺
動回転する。このため、内歯揺動体12A、12Bと噛
合する外歯歯車21が減速回転されるものとなる。この
場合、内歯揺動体12A、12Bの1回の揺動回転によ
って、該内歯揺動体12A、12Bと外歯歯車21はそ
の歯数差だけ位相がずれるので、その位相差に相当する
自転成分が外歯歯車21の(減速)回転となり、出力軸
20から減速出力が取り出される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来、この
種の歯車装置の内歯揺動体12A、12Bは全周連続し
た内歯13を有するように設計され、それに伴って内歯
揺動体12A、12Bの形状も円形を基本とした形状に
なっていた。そのため、寸法縮小や軽量化等を狙って斬
新なデザインの歯車装置を作ろうとしても限界があり、
特に、産業用のロボットの関節駆動の用途において改善
の声が上がっていた。
【0012】本発明は、上記事情を考慮し、装置形状の
設計自由度を増し、一層の寸法縮小や軽量化を可能にす
る内歯揺動型内接噛合遊星歯車装置を提供することを目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、ケーシング
と、該ケーシング内に配された出力部材としての外歯歯
車と、該外歯歯車の外周側に配され前記ケーシングに回
転自在に支持された複数の偏心体軸と、該偏心体軸に設
けられた偏心体と、前記外歯歯車と噛合し前記偏心体が
貫通すると共に該偏心体の回転によって揺動回転させら
れることで前記外歯歯車を回転させる内歯揺動体とを備
えた内歯揺動型内接噛合遊星歯車装置において、前記内
歯揺動体の内歯の形成範囲を円周の一部としたこと(請
求項1)、または、前記内歯揺動体の内歯を円周方向に
不連続に構成したこと(請求項2)により、上記課題を
解決したものである。
【0014】従来、内歯揺動体は当然のように全周連続
した内歯を有するように構成されていた。しかしなが
ら、内歯揺動体の枚数によっては、位相を適当にずらす
ことにより、全周連続した内歯を利用しないでも、外歯
歯車を回転させることが可能である。
【0015】例えば、1枚の内歯揺動体では全周連続し
た内歯が必要であるが、2枚の内歯揺動体では、外歯歯
車との噛合位相を180度ずらせば、内歯の形成範囲を
全周の1/2の180度以上にすれば足りる。
【0016】同様に、3枚の内歯揺動体では、外歯歯車
との噛合位相を120度ずらせば、内歯の形成範囲を全
周の1/3の120度以上にすれば足り、4枚の内歯揺
動体では、外歯歯車との噛合位相を90度ずらせば、内
歯の形成範囲を全周の1/4の90度以上にすれば足り
る。
【0017】そこで、請求項1の発明では、内歯揺動体
の内歯の形成範囲を円周の一部としている。また、請求
項2の発明では、内歯揺動体の内歯を、円周方向に不連
続に構成している。
【0018】このように、内歯揺動体の内歯を円周の一
部としたり、円周方向に不連続なものとしたりすること
により、内歯揺動体を円形以外の自由な形状に設計する
ことができるようになる。従って、寸法の縮小や軽量化
を図ることが可能となり、歯車装置のコンパクト化が達
成でき、例えば産業用のロボットの関節駆動の用途等に
おいて有益である。
【0019】請求項3の発明は、前記偏心体軸を、外歯
歯車を中心とする円周方向に不等間隔で配したことを特
徴とする。
【0020】内歯揺動体を揺動回転させるには、最低2
本の偏心体軸が必要であるが、例えば、その2本の偏心
体軸を180度より小さい角度間隔(反対側は180度
より当然大きくなる)で配する。そうすると、この2本
の偏心体軸の配置を、内歯揺動体の内歯の形成範囲に応
じて決めることにより、一層確実に装置寸法を縮小でき
ることになる。
【0021】即ち、従来は、偏心体軸を円周方向に等配
する関係上、装置が円形を基本とする形状になりがちで
あったが、本発明では、偏心体軸を不等間隔で配置する
ことにより偏心体軸の配置の自由度が増すので、それに
応じて歯車装置全体の形状の設計自由度が大きくとれる
ようになり、例えば、全体として細長い形状のコンパク
トな歯車装置を作ることが可能になる。
【0022】また、内歯の形成範囲が限定されていたり
不連続であったり、あるいは、偏心体軸が不等配置され
ていたりすると、各偏心体軸や偏心体に対する負荷のか
かり方が変わって来る可能性がある。そこで、負荷のか
かり方に応じて、偏心体軸(偏心体の概念を含む)の径
を異ならせてもよい。つまり、偏心体軸のうちの少なく
とも1本を、他の偏心体軸と異径にしてもよく(請求項
4)、それに応じて偏心体の径や軸受のサイズを変えて
もよい。例えば、内歯の形成角度や偏心体軸の配置によ
り守備範囲の広い偏心体軸や偏心体については、他のも
のより大径とするのがよい。但し、その場合、偏心体の
偏心量は他と揃える必要がある。
【0023】また、上記の発明を適用することにより、
歯車装置の中央部に入力用のモータを配置する必要がな
くなる場合は、請求項5の発明のように、外歯歯車の中
心部に貫通孔を形成し、その貫通孔を、各種の配管や配
線等を行うためのスペースとして有効利用できるように
してもよい。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0025】〔第1実施形態〕図1は第1実施形態の内
歯揺動型内接噛合遊星歯車装置(以下、単に「歯車装
置」という)700の要部断面図、図2は図1のII−II
矢視断面図である。前述したように、偏心体軸の本数は
最低2本でも内歯揺動体を安定的に揺動運動させること
ができる。そこで、この歯車装置700では、従来3本
は必須とされていたうちの1本の偏心体軸を省略して、
2本の偏心体軸711、711のみを配置した構造とし
ている。特に、図1に示すように、2本の偏心体軸71
1、711は、180度より小さい角度間隔(約70度
程度)で片側に寄せて近接配置している。
【0026】また、従来、この種の内接噛合遊星歯車装
置では、内歯揺動体は全周連続した内歯を有するのが当
然とされてきたが、内歯揺動体の枚数によっては、位相
を適当にずらすことにより、全周連続した内歯を利用し
ないでも、外歯歯車を回転させることが可能である。例
えば、3枚の内歯揺動体を使用する場合は、外歯歯車と
の噛合位相を120度ずらせば、内歯の形成範囲を全周
の1/3の120度以上にすればよくなる。
【0027】そこで、この歯車装置700では、3枚の
内歯揺動体712A、712B、712Cをケーシング
701内に配設し、各内歯揺動体712A、712B、
712Cの内歯713を、それぞれ形成角度α=120
度(実際にはこれより若干大きめ)の範囲のみ形成して
いる。そして、ほぼ同じ位置に重なるように配置した3
枚の内歯揺動体712A、712B、712Cに、2本
の偏心体軸711、711を貫通させ、偏心体軸71
1、711の回転により、120度ずつ位相がずれた揺
動運動をさせるようにしている。
【0028】その他の構成については、前述した従来例
の歯車装置と基本的に同じであるため、同一または類似
の部材に下2桁が同一の符号を図中で付すこととし、説
明を省略する。
【0029】次に作用を説明する。
【0030】入力軸705が回転すると、歯車(あるい
はピニオン)706及び伝動歯車707により偏心体軸
711、711が回転させられ、偏心体軸711、71
1の回転により、3枚の内歯揺動体712A、712
B、712Cが、120度位相のずれた揺動回転を行
う。そして、3枚の内歯揺動体712A、712B、7
12Cの120度ずつ位相のずれた揺動運動により、内
歯713に噛合する外歯歯車721が連続した減速回転
を行う。
【0031】図3はA列、B列、C列の3枚の内歯揺動
体712A、712B、712Cから1本の外歯歯車7
21が受ける荷重の変化を示す図である。
【0032】図において、実線と破線を合わせた3つの
カーブは、1本の外歯歯車721が内歯713が全周連
続して存在する場合に内歯揺動体から受ける力を示して
おり、実線のみのカーブは、A列、B列、C列の内歯揺
動体712A、712B、712Cが、120度の範囲
だけ内歯713を有するときに出力軸720が受ける力
を示している。
【0033】この図から明らかなように、120度の範
囲だけしか内歯713がない場合でも、出力軸720は
A列→B列→C列と連続的に荷重を受けている。よっ
て、120度の範囲の内歯713によっても、無理なく
出力軸720を回転させることができる。
【0034】この歯車装置700では、各内歯揺動体7
12A、712B、712Cにおける内歯712の形成
範囲を120度に設定したので、内歯揺動体712A、
712B、712Cの寸法を最小限の大きさにすること
ができ、軽量化及びコンパクト化を図ることができるよ
うになる。
【0035】また、2本の偏心体軸711、711のみ
を設けた構成とした上に、それらの偏心体軸711、7
11を互いに接近して配置したので、部品点数も減る
上、寸法縮小も更にできるようになる。このため、一層
コンパクトな構造にすることができる。
【0036】なお、内歯が全周存在しなくてもよいこと
から、図4や図5の実施形態のように構成することもで
きる。
【0037】〔第2実施形態〕図4は本発明の第2実施
形態の歯車装置800の要部断面図である。
【0038】第1実施形態の歯車装置700においては
2本の偏心体軸711、711(図1参照)を設けてい
たが、この歯車装置800では、反対側にも同じように
2本の偏心体軸811、811を追加して設けている。
【0039】つまり、全部で4本の偏心体軸811を不
等間隔で、2本ずつを接近させて、180度対向する関
係で配置している。4本の偏心体軸811は連動回転す
るようになっており、2つに分割された内歯揺動体81
2A−1、812A−2を、それぞれ2本の偏心体軸8
11、811の偏心体811A、811Aによって揺動
回転させるようになっている。
【0040】分割された内歯揺動体812A−1、81
2A−2は、前記第1実施形態のように3列の内歯揺動
体の配列を持つものの場合、両方合わせて120度の範
囲の内歯813を備えていればよく、それぞれに約60
度の範囲をカバーできればよい。もちろん、1列の内歯
揺動体(この場合、分割された2枚の内歯揺動体812
A−1、812A−2)の内歯813のカバーする範囲
によっては、列数を増減することができる。
【0041】また、180度対向する内歯揺動体812
A−1、812A−2の位相をずらせば、同じ位置で多
列に配置していた内歯揺動体を同一平面内に配置するこ
とも可能になるので、軸方向寸法の短縮も図れる。
【0042】更に、このような構成を採用することによ
り外歯歯車821(出力軸820)の中心部に何も存在
しないようにできるため、該外歯歯車821(出力軸8
20)の中心部に貫通孔821Pを形成し、この貫通孔
821Pを配線や配管等のスペースとして利用したり相
手部材との連結に利用したりできるようにしている(い
わゆる出力軸ホローシャフトタイプ)。
【0043】その他の構成については、前述した第1実
施形態と基本的に同じであるため、同一または類似の部
材に下2桁が同一の符号を図中で付すこととし、説明を
省略する。
【0044】このように、内歯揺動体812A−1、8
12A−2の内歯813を円周方向に不連続なものとす
る(分割した形にする)ことにより、内歯揺動体812
A−1、812A−2を自由な形状に設計することがで
きるようになり、歯車装置800の一層のコンパクト化
が図れる。
【0045】〔第3実施形態〕図5は本発明の第3実施
形態の歯車装置900の要部断面図である。
【0046】この歯車装置900では、第3実施形態に
おける180度対向する片側の内歯揺動体812A−2
(図4参照)を更に2つに分割し、同一面内の内歯揺動
体を全部で3つの内歯揺動体912A−1、912A−
2、912A−3に分割している。そして、各内歯揺動
体912A−1、912A−2、912A−3に対して
それぞれ2本ずつの偏心体軸911、911を貫通させ
ている。従って、ここでは全部で6本の偏心体軸911
を使用している。
【0047】その他の構成については、前述した第2実
施形態と基本的に同じであるため、同一または類似の部
材に下2桁が同一の符号を図中で付すこととし、説明を
省略する。
【0048】このように、内歯揺動体を3つ以上に分割
することにより、構造は複雑になるものの、歯車装置の
形状設計の自由度を大幅に高めることができる。
【0049】なお、偏心体軸911の不等配置により負
担の軽くなった偏心体軸911(図5の上側の4つ)に
ついては、反対側の偏心体軸911(図5の下側の2
つ)よりも径を小さくすることができる。
【0050】また、この実施形態でも内歯揺動体の内歯
の形成角度や偏心体軸の不等間隔配置等により、歯車装
置900の中心部に入力軸(図示省略)を配設しないで
すむため、外歯歯車921(出力軸920)の中心部に
貫通孔921Pを形成して、その貫通孔921Pを配線
や配管等のスペースとして有効利用できるようにしてい
る。
【0051】以上、本発明の実施形態について説明して
きたが、内歯揺動体の枚数、偏心体軸の本数、歯形等に
ついては、安定した動作を実現できる範囲であれば、任
意に変更可能である。また、外歯歯車は同位相の外歯に
すれば一体成形が可能であるが、別位相にして別製作し
たものを組み合わせてもよい。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
内歯揺動体を円形以外の自由な形状に設計することがで
きるようになるので、寸法の縮小や軽量化を図ることが
可能となって、歯車装置のコンパクト化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の歯車装置700の構成
を示す要部断面図
【図2】図1のII−II矢視断面図
【図3】第1実施形態の歯車装置700の特性図
【図4】本発明の第2実施形態の歯車装置800の構成
を示す要部断面図
【図5】本発明の第3実施形態の歯車装置900の構成
を示す要部断面図
【図6】従来の歯車装置の構成を示す側断面図
【図7】図6のVII −VII 矢視断面図
【符号の説明】
O…歯車装置の中心 700…歯車装置 701…ケーシング 711…偏心体軸 711A、711B、711C…偏心体 712A、712B、712C…内歯揺動体 721…外歯歯車 800…歯車装置 801…ケーシング 811…偏心体軸 811A…偏心体 812A−1、812A−2…内歯揺動体 821…外歯歯車 900…歯車装置 901…ケーシング 911…偏心体軸 911A…偏心体 912A−1、912A−2、912A−3…内歯揺動
体 921…外歯歯車
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 芳賀 卓 愛知県大府市朝日町六丁目1番地 住友重 機械工業株式会社名古屋製造所内 Fターム(参考) 3J027 FA36 FB32 FC12 GB05 GB09 GC03 GC23 GC26 GD03 GD08 GD12 GE11 GE29

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーシングと、該ケーシング内に配された
    出力部材としての外歯歯車と、該外歯歯車の外周側に配
    され前記ケーシングに回転自在に支持された複数の偏心
    体軸と、該偏心体軸に設けられた偏心体と、前記外歯歯
    車と噛合し前記偏心体が貫通すると共に該偏心体の回転
    によって揺動回転させられることで前記外歯歯車を回転
    させる内歯揺動体とを備えた内歯揺動型内接噛合遊星歯
    車装置において、 前記内歯揺動体の内歯の形成範囲を円周の一部としたこ
    とを特徴とする内歯揺動型内接噛合遊星歯車装置。
  2. 【請求項2】ケーシングと、該ケーシング内に配された
    出力部材としての外歯歯車と、該外歯歯車の外周側に配
    され前記ケーシングに回転自在に支持された複数の偏心
    体軸と、該偏心体軸に設けられた偏心体と、前記外歯歯
    車と噛合し前記偏心体が貫通すると共に該偏心体の回転
    によって揺動回転させられることで前記外歯歯車を回転
    させる内歯揺動体とを備えた内歯揺動型内接噛合遊星歯
    車装置において、 前記内歯揺動体の内歯を、円周方向に不連続に構成した
    ことを特徴とする内歯揺動型内接噛合遊星歯車装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、 前記偏心体軸を、外歯歯車を中心とする円周方向に不等
    間隔で配したことを特徴とする内歯揺動型内接噛合遊星
    歯車装置。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかにおいて、 前記偏心体軸のうちの少なくとも1本を、他の偏心体軸
    と異径にしたことを特徴とする内歯揺動型内接噛合遊星
    歯車装置。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかにおいて、 前記外歯歯車の中心部に貫通孔を形成したことを特徴と
    する内歯揺動型内接噛合遊星歯車装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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FR2832480A1 (fr) * 2001-11-16 2003-05-23 Francois Durand Reducteur avec excentriques
JP2007182987A (ja) * 2005-12-07 2007-07-19 Nabtesco Corp 差動揺動型減速機、差動揺動型減速機の製造方法、減速機およびコロ軸受
JP2019056443A (ja) * 2017-09-22 2019-04-11 日本電産株式会社 変速機

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