JPH0534538B2 - - Google Patents

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JPH0534538B2
JPH0534538B2 JP63011019A JP1101988A JPH0534538B2 JP H0534538 B2 JPH0534538 B2 JP H0534538B2 JP 63011019 A JP63011019 A JP 63011019A JP 1101988 A JP1101988 A JP 1101988A JP H0534538 B2 JPH0534538 B2 JP H0534538B2
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JP
Japan
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gear
gears
differential device
planetary
special
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JP63011019A
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JPS63259251A (ja
Inventor
Danieru Uarantan
Jatsuku Merusheeru
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
REJII NASHONARU DE YUJIINU RUNOO
Original Assignee
REJII NASHONARU DE YUJIINU RUNOO
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    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16H—GEARING
    • F16H48/00—Differential gearings
    • F16H48/20—Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices
    • F16H48/28—Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices using self-locking gears or self-braking gears
    • F16H48/285—Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices using self-locking gears or self-braking gears with self-braking intermeshing gears having parallel axes and having worms or helical teeth

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Retarders (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は差動装置に関し、２つの出力を有し、
その一方によつて伝達される偶力（トルク）が制
限されるとき該２つの出力の間でトルクが機械的
な方法によつて伝達される形式の差動装置に関し
ている。
この種の差動装置は制限された滑りを有する差
動装置とも呼ばれる。
従来の技術 差動装置として２つの出力間またはケーシング
と出力との間に摩擦デイスクを設けた形式の差動
装置は公知である。
米国特許第1276432号明細書には反対方向に回
転する通常形式の歯車装置と同一方向に回転する
カム装置とを使用した差動装置が示されている。
発明が解決しようとする課題 これら公知の構造では、その占有体積が大であ
り、構造が複雑で、価格が大である。
本発明の目的は差動機能を達成するために必要
な部材を有するが付加的な部材を必要としない、
従つて構造が簡単で安価でコンパクトな差動装置
を提供するにある。
課題を解決するための手段 本発明によれば、一方の出力のために１個の太
陽歯車と複数個の遊星歯車とを有する通常形式の
歯車装置を有し、他方の出力のためには１個の太
陽歯車と複数個の遊星歯車とを有してそれぞれの
歯車がそれぞれの軸線の回りに同一方向に回転す
るような特殊の歯車装置を有する差動装置が提供
される。特願昭63−8596号明細書にはこの形式の
歯車装置、すなわちカム装置の一例が示される。
詳細には本発明の差動装置は、ケーシングの回
転軸線に平行な軸線を有する複数の遊星歯車を担
持する前記ケーシングを有し、それぞれ太陽歯車
およびによつて行われる２つの運動出力を有し、
一方の運動出力は通常形式の歯車である遊星歯車
と太陽歯車とによつて行われ、他方の運動出力は
それぞれの軸線の回りに同一方向に回転する特殊
な歯車である遊星歯車と太陽歯車とによつて行わ
れ、通常形式の歯車である遊星歯車と特殊な歯車
である遊星歯車とは同一の軸に取付けられて互い
に固定され、該特殊な歯車は円のインボリユート
の断面形を有して運動学的に同一の回転を行うこ
とを特徴とする。
同一の軸に取付けられる遊星歯車は例えば溶接
などによつて固定されてよい。
本発明の実施の一態様によれば、ケーシングと
遊星歯車との間には該遊星歯車を支持する軸上に
衝当部が設けられ、このことが特殊な歯車である
遊星歯車と太陽歯車との間に螺旋角によつて生ず
る摩擦効果に付加的な効果を発生するようになさ
れている。
作 用 本発明による差動装置は従来の差動装置に代え
て容易に装備可能であり、構成部品の数を最小と
し、小型とすることができる。
実施例 本発明の上述以外の特徴および利点は本発明の
実施例を例示する添付図面を参照する以下の説明
により明らかとなされる。
第１図には回転可能に支持されて入力を受ける
ケーシング１が示される。ケーシング１はその回
転軸線、すなわち差動装置の軸線に平行な複数の
軸７にそれぞれ回転支持された複数の通常形式の
遊星歯車３と、各軸７にそれぞれ回転支持された
複数の特殊形式の遊星歯車４とを有している。各
軸７上の遊星歯車３と遊星歯車４とは例えば溶接
などにより互いに固定され、一体的に回転する。
それぞれの通常形式の遊星歯車３は通常形式の太
陽歯車５と噛み合つている。
それぞれ特殊形式の遊星歯車４は特殊形式の太
陽歯車６と噛み合つており、遊星歯車４と太陽歯
車６とはそれらの噛み合いによつてそれぞれの軸
線に関して同一方向に回転する。
正常の運転状態において差動装置のケーシング
１の回転方向に関して、太陽歯車６は同一方向に
回転し、太陽歯車５は反対方向に回転する。太陽
歯車５および太陽歯車６はそれぞれの出力軸に固
定され、このようにして差動装置が構成される。
従つて本発明の差動装置は最小数の部品によつて
実現される。
特殊形式の遊星歯車４と特殊形式の太陽歯車６
とは、例えばそれぞれ２つの同一の歯数と同一の
特殊な歯形とすることが望ましく、これによつて
両歯車が噛み合つたときそれぞれの軸線の回りに
同一方向に回転するようになされている。
通常形式の遊星歯車３と通常形式の太陽歯車５
との歯数は任意的に選択することができ、従つて
両出力軸間の理論的なトルクの分配をこれにより
決定することができる。なお差動装置として実際
に伝達されるトルクはそれぞれの出力軸上の負荷
によつて変化することは勿論である。
特殊形式の遊星歯車４と特殊形式の太陽歯車６
とは、所望のトルク伝達機能を達成するためにか
なり大きい螺旋角を有する歯を有し、歯の高さも
高い（基礎円、すなわち歯車の歯形の歯底部によ
り限定される理論的な円、の半径に対する両歯車
の回転軸線間の距離の比を望ましくは４より大と
する）ものとする必要があつて、トルクの伝達時
に同時に軸線方向推力が作用する。なお、この場
合に軸線方向推力を処理するために、遊星歯車３
と遊星歯車４とをケーシング１に回転可能に取付
ける軸７には衝当部、望ましくは推力軸受８が設
けられる。
同等の軸線方向推力が太陽歯車６にも作用する
が、図示実施例では複列球軸受が出力軸に設けら
れて推力を受け止める。
複数の遊星歯車２（遊星歯車３と遊星歯車４と
の組）が設けられているから特殊形式の遊星歯車
４の一つと特殊形式の太陽歯車６との単独の噛み
合いで完全な連続性が達成される必要はなく全体
としてトルク伝達の連続性が達成されればよい。
なお、摩擦係数約0.15を考慮にいれた場合に0.55
程度の効率を全体として達成するこができる。
なお、遊星歯車２（遊星歯車３と遊星歯車４と
の互いに固定された歯車の組）の連続的な回転は
遊星歯車３と太陽歯車５との噛み合いにより保証
されている。
遊星歯車４と太陽歯車６との単独の組の歯合い
で完全な連続性が達成されないようにすると歯車
の軸線方向の長さを短縮することができる。この
ことは差動装置全体の大きさを減少せしめること
を可能とする。
以上を要するに本発明の特徴として以下の各項
目を挙げることができる。
(1) 本発明の差動装置はケーシング１の回転軸線
に平行な軸線の回りに回転する遊星歯車２と太
陽歯車５太陽歯車６とを含み、太陽歯車５と太
陽歯車６とはそれぞれ独立のの出力軸に固定さ
れている。
(2) 第２の特徴として一方の出力は従来形式の遊
星歯車３と太陽歯車５とによつて与えられ、他
方の出力は特殊は歯車である遊星歯車４と太陽
歯車６とによつて与えられ、遊星歯車３と遊星
歯車４とは例えば溶接などによつて互いに固定
され遊星歯車２を形成している。
(3) 第３の特徴として特殊な歯車である遊星歯車
４と太陽歯車６とは同一の歯数および歯形を有
している。
(4) 第４の特徴として両出力軸への理論的なトル
クの分配は従来形式の歯車である遊星歯車３と
太陽歯車５との歯数の比のみによつて決定され
るようになされる。
(5) 第５の特徴として特殊な歯車である遊星歯車
４と太陽歯車６とはトルク伝達機能を保証する
ため両歯車の中心距離と各歯車の歯形の基礎円
の半径との比を４以上とする。
(6) 第６の特徴として特殊な歯車である遊星歯車
４と太陽歯車６との螺旋角によつて生ずる軸線
方向推力を受けるために衝当部（推力軸受）８
が設けられる。
(7) 第７の特徴として連続的な出力を得るために
特殊な歯車である遊星歯車４の噛合いの完全な
連続性が要求されるものでなく、歯車４および
歯車６の軸方向長さをさらに短縮することを可
能とする。
(8) 第８の特徴として従来形式の歯車３および５
のみでなく、特殊は歯車である歯車４および６
も公知の機械および装置によつて切削加工し及
び検査することが可能である。
発明の効果 本発明による差動装置は従来の差動装置に代え
て容易に装備可能であり、構成部品の数を最小と
し、小型とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明による差動装置の実施例を示す
縦断面図である。 １：ケーシング、２：遊星歯車の組、３：従来
形式の遊星歯車、４：特殊形式の遊星歯車、５：
従来形式の太陽歯車、６：特殊形式の太陽歯車、
７：軸、８：衝当部（推力軸受）。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 １ ケーシング１の回転軸線に平行な軸線を有す
    る複数の遊星歯車２を担持する前記ケーシングを
    有し、それぞれ太陽歯車５および６によつて行わ
    れる２つの運動出力を有し、一方の運動出力は通
    常形式の歯車である遊星歯車３と太陽歯車５とに
    よつて行われ、他方の運動出力はそれぞれの軸線
    の回りに同一の方向に回転する特殊な歯車である
    遊星歯車４と太陽歯車６とによつて行われ、前記
    遊星歯車３と遊星歯車４とは同一の軸７に取付け
    られて互いに固定され、前記特殊な歯車は円のイ
    ンボリユートの断面形を有して運動学的に同一の
    回転を行うようになされていることを特徴とする
    差動装置。 ２ 請求項１に記載の装置にして、同一の方向に
    回転する特殊な歯車である遊星歯車４と太陽歯車
    ６とは歯数が同一で歯形の形状が同一であること
    を前記差動装置。 ３ 請求項２に記載の差動装置にして、前記通常
    形式の歯車である遊星歯車３と太陽歯車５とが伝
    達さるべき理論的トルク、すなわち摩擦がないと
    仮定した場合に両出力軸に伝達さるべきトルクを
    決定するように定められていることを特徴とする
    前記差動装置。 ４ 請求項１に記載の差動装置に対して、前記他
    方の運動出力についてのトルクの伝達機能が前記
    特殊な歯車である遊星歯車４と太陽歯車６との軸
    線間の距離と両歯車の基礎円の半径とによつて決
    定されることを特徴とする前記差動装置。 ５ 請求項４に記載の差動装置にして、遊星歯車
    ３および４とケーシング１との間に衝当部８が前
    記軸７の上に取付けられ、前記特殊な歯車である
    遊星歯車４と太陽歯車６との螺旋角によつて生ず
    る摩擦効果に付加的な効果を発生するようになさ
    れている、ことを特徴とする前記差動装置。 ６ 請求項１に記載の差動装置にして、前記同一
    の軸７に取付けられた遊星歯車３および４が互い
    に溶接されていることを特徴とする前記差動装
    置。 ７ 請求項２に記載の差動装置にして、前記遊星
    歯車４と太陽歯車６との軸線間の距離と基礎円の
    半径との比が４よりも大である、ことを特徴とす
    る前記差動装置。
JP63011019A 1987-01-23 1988-01-22 差動装置 Granted JPS63259251A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR8700757A FR2610059B1 (fr) 1987-01-23 1987-01-23 Dispositif de differentiel
FR87-00757 1987-01-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63259251A JPS63259251A (ja) 1988-10-26
JPH0534538B2 true JPH0534538B2 (ja) 1993-05-24

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ID=9347185

Family Applications (1)

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JP63011019A Granted JPS63259251A (ja) 1987-01-23 1988-01-22 差動装置

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US (1) US4831890A (ja)
EP (1) EP0279717B1 (ja)
JP (1) JPS63259251A (ja)
DE (1) DE3862398D1 (ja)
ES (1) ES2021443B3 (ja)
FR (1) FR2610059B1 (ja)

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