JP2000064646A - 駐車システムの故障状態表示装置及び方法 - Google Patents
駐車システムの故障状態表示装置及び方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 駐車設備で発生した故障に対して迅速で正確
な原因糾明を行なうことにより、駐車設備の保守または
点検作業を効率的に実施する。 【解決手段】 車両を駐車するための多数の車両積載部
と、この積載部に車両を入庫し出庫するための運搬部
と、積載部と運搬部とを稼動させる多数の駆動部とを含
む駐車設備と、駐車設備の作動状態を感知して提供する
多数のセンサーと、運用者の操作命令によって駐車設備
を制御し、駐車設備の運転状態を監視して故障が発生す
れば、故障状態によって予め定められた故障コードを生
成し表示するコントローラーを備えている。コントロー
ラーは、故障内容に対応して故障コードを抜き出す故障
コード発生手段と、故障の発生順序を決定する故障順序
決定手段と、故障コードを記憶する故障コード貯蔵手段
を備えている。
な原因糾明を行なうことにより、駐車設備の保守または
点検作業を効率的に実施する。 【解決手段】 車両を駐車するための多数の車両積載部
と、この積載部に車両を入庫し出庫するための運搬部
と、積載部と運搬部とを稼動させる多数の駆動部とを含
む駐車設備と、駐車設備の作動状態を感知して提供する
多数のセンサーと、運用者の操作命令によって駐車設備
を制御し、駐車設備の運転状態を監視して故障が発生す
れば、故障状態によって予め定められた故障コードを生
成し表示するコントローラーを備えている。コントロー
ラーは、故障内容に対応して故障コードを抜き出す故障
コード発生手段と、故障の発生順序を決定する故障順序
決定手段と、故障コードを記憶する故障コード貯蔵手段
を備えている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は駐車設備の故障に対
する原因糾明及び修理に必要な情報を提供できる駐車設
備の故障状態表示装置及び方法に関し、特に駐車設備の
故障が発生した瞬間に、駐車設備から多様な運転情報を
収集して記憶しおき、保守／点検者による故障照会の要
求がある際、前記記憶された運転情報を表示し、故障発
生当時の運転状態を把握できるようにすることによっ
て、故障の診断及び保守または点検作業の効率性を向上
させる駐車システムの故障状態表示装置及び方法に関す
る。
する原因糾明及び修理に必要な情報を提供できる駐車設
備の故障状態表示装置及び方法に関し、特に駐車設備の
故障が発生した瞬間に、駐車設備から多様な運転情報を
収集して記憶しおき、保守／点検者による故障照会の要
求がある際、前記記憶された運転情報を表示し、故障発
生当時の運転状態を把握できるようにすることによっ
て、故障の診断及び保守または点検作業の効率性を向上
させる駐車システムの故障状態表示装置及び方法に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】一般に、従来の駐車設備は、鉄骨、装
置、レール、モーター、チェーンなどの各種機械で構成
されており、前記駐車設備は各階に車両積載のための駐
車室を備え、前記駐車設備を作動させるための制御部
と、車両番号と入出庫命令を入力させるための操作部と
を少なくとも一つ備えている。前記操作部及び制御部に
は機械装置の作動を行なうプログラムが内蔵されてい
る。
置、レール、モーター、チェーンなどの各種機械で構成
されており、前記駐車設備は各階に車両積載のための駐
車室を備え、前記駐車設備を作動させるための制御部
と、車両番号と入出庫命令を入力させるための操作部と
を少なくとも一つ備えている。前記操作部及び制御部に
は機械装置の作動を行なうプログラムが内蔵されてい
る。
【０００３】このように複雑なシステムの駐車設備は、
老朽、使用上の不注意及びその他の理由により故障が発
生し得る。このような故障の発生を運用者に知らせるた
めの従来の技術は図４に示されている。
老朽、使用上の不注意及びその他の理由により故障が発
生し得る。このような故障の発生を運用者に知らせるた
めの従来の技術は図４に示されている。
【０００４】図４は従来の駐車システムの一例を示すブ
ロック図であって、多数の制御対象、例えば車両の駐車
のために駐車室内に設けられる駐車パレット、車両を垂
直方向に移動させるリフト、出庫する際に車両を回転さ
せるためのターンテーブル等のような可動装置と、これ
らの可動装置を駆動する動力源及び動力伝達部のような
駆動装置と、これらの可動装置及び駆動装置の作動を監
視及び制御するために設けられる多数のセンサーを備え
る駐車設備１と、運用者の操作命令によって前記駐車設
備１の各駆動部を制御して車両の入／出庫を制御し、前
記駐車設備の運転状態を監視して故障が発生すれば、故
障状態によって予め定められた故障コードを生成し表示
するように制御する制御用プログラムが内蔵されている
駐車設備コントローラー２を含む。
ロック図であって、多数の制御対象、例えば車両の駐車
のために駐車室内に設けられる駐車パレット、車両を垂
直方向に移動させるリフト、出庫する際に車両を回転さ
せるためのターンテーブル等のような可動装置と、これ
らの可動装置を駆動する動力源及び動力伝達部のような
駆動装置と、これらの可動装置及び駆動装置の作動を監
視及び制御するために設けられる多数のセンサーを備え
る駐車設備１と、運用者の操作命令によって前記駐車設
備１の各駆動部を制御して車両の入／出庫を制御し、前
記駐車設備の運転状態を監視して故障が発生すれば、故
障状態によって予め定められた故障コードを生成し表示
するように制御する制御用プログラムが内蔵されている
駐車設備コントローラー２を含む。
【０００５】前記コントローラー２は、運用者の運転命
令を入力し、これを電気的な信号に変換してから出力す
る運転操作部６と、前記駐車設備１から検出された信号
を入出力部３を通して入力し、所定の演算によって故障
検出信号を出力する監視／制御部８と、前記監視／制御
部８の故障検出信号を入力してその故障に該当する故障
コードを発生する故障コード発生部９と、前記故障コー
ド発生部９から発生した故障コードの表示作動を制御
し、前記運転操作部６によって入力した運用者の操作命
令を前記入出力部３を通して駐車設備１へ出力すること
によって前記駐車設備１の作動を制御する中央処理処置
ＣＰＵ７と、前記故障コード発生部９から発生した故障
コードを表示するための表示部５を備え、前記中央処理
処置に故障照会を要求して故障コードを前記表示部５に
出力させる故障照会部４を有している。
令を入力し、これを電気的な信号に変換してから出力す
る運転操作部６と、前記駐車設備１から検出された信号
を入出力部３を通して入力し、所定の演算によって故障
検出信号を出力する監視／制御部８と、前記監視／制御
部８の故障検出信号を入力してその故障に該当する故障
コードを発生する故障コード発生部９と、前記故障コー
ド発生部９から発生した故障コードの表示作動を制御
し、前記運転操作部６によって入力した運用者の操作命
令を前記入出力部３を通して駐車設備１へ出力すること
によって前記駐車設備１の作動を制御する中央処理処置
ＣＰＵ７と、前記故障コード発生部９から発生した故障
コードを表示するための表示部５を備え、前記中央処理
処置に故障照会を要求して故障コードを前記表示部５に
出力させる故障照会部４を有している。
【０００６】このように構成された従来の駐車設備の故
障状態表示装置の作動を説明する。
障状態表示装置の作動を説明する。
【０００７】まず、運用者がコントローラー２の運転操
作部６を通して駐車設備１が入庫または出庫作動を行な
うように運転命令を下すと、該運転命令は電気的な信号
に変換され、中央処理処置７で処理された後、入出力部
３を通して前記駐車設備１の各装置に与えられる。従っ
て、駐車設備１は前記運転操作部６を通して与えられた
運用者の命令に該当する入庫作動または出庫作動を行
う。
作部６を通して駐車設備１が入庫または出庫作動を行な
うように運転命令を下すと、該運転命令は電気的な信号
に変換され、中央処理処置７で処理された後、入出力部
３を通して前記駐車設備１の各装置に与えられる。従っ
て、駐車設備１は前記運転操作部６を通して与えられた
運用者の命令に該当する入庫作動または出庫作動を行
う。
【０００８】このような駐車設備１の作動状態情報は、
前記駐車設備１の車両積載部と車両運搬部及びその駆動
部等の各部分に設置されたセンサーによる検出情報と、
駐車設備１の各部分に制御命令信号を出力する中央処理
処置７から提供される作動指令情報とより構成され、こ
れらの作動状態情報は監視／制御部８に与えられる。こ
の際、監視／制御部８は、現在入力される各検出部から
の作動状態情報と前記運転操作部６を通して与えられた
作動指令情報に対応して貯蔵された駐車設備１の各部分
の正常な作動状態情報とを比較する。仮りに、二つの信
号が違う場合、監視／制御部８は故障を決定すると共に
故障の内容を表す故障情報信号を出力する。
前記駐車設備１の車両積載部と車両運搬部及びその駆動
部等の各部分に設置されたセンサーによる検出情報と、
駐車設備１の各部分に制御命令信号を出力する中央処理
処置７から提供される作動指令情報とより構成され、こ
れらの作動状態情報は監視／制御部８に与えられる。こ
の際、監視／制御部８は、現在入力される各検出部から
の作動状態情報と前記運転操作部６を通して与えられた
作動指令情報に対応して貯蔵された駐車設備１の各部分
の正常な作動状態情報とを比較する。仮りに、二つの信
号が違う場合、監視／制御部８は故障を決定すると共に
故障の内容を表す故障情報信号を出力する。
【０００９】次に、故障コード発生部９は、前記監視／
制御部８の故障情報信号を与えられ、該故障内容に応じ
て予め記憶されている故障コードを発生して中央処理装
置７へ提供する。
制御部８の故障情報信号を与えられ、該故障内容に応じ
て予め記憶されている故障コードを発生して中央処理装
置７へ提供する。
【００１０】従って、中央処理装置７は、前記故障コー
ド発生部９の故障コードを与えられ、該故障コードを表
示部５に表示することによって、運用者は駐車設備１の
どんな作動によりどんな故障が発生するか分かる。
ド発生部９の故障コードを与えられ、該故障コードを表
示部５に表示することによって、運用者は駐車設備１の
どんな作動によりどんな故障が発生するか分かる。
【００１１】上記の説明を要約すれば次の通りである。
仮りに、運転操作部６からの入庫または出庫命令が下さ
れば、駐車設備の各装置または設備は、中央処理処置７
と監視／制御部８との統制下に入出力部３を通して作動
する。もし、駐車設備１に故障が発生すれば、故障コー
ド発生部９は予め定められた該当故障コード（＝故障番
号）を作り、中央処理処置７は故障照会部４で故障の内
容を要求する際に故障コードを表示用として送る。
仮りに、運転操作部６からの入庫または出庫命令が下さ
れば、駐車設備の各装置または設備は、中央処理処置７
と監視／制御部８との統制下に入出力部３を通して作動
する。もし、駐車設備１に故障が発生すれば、故障コー
ド発生部９は予め定められた該当故障コード（＝故障番
号）を作り、中央処理処置７は故障照会部４で故障の内
容を要求する際に故障コードを表示用として送る。
【００１２】図５は従来の故障状態表示の一例を示した
図面であって、特に故障コードが前記表示部５に表示さ
れる内容を示している。保守／点検者が故障内容を照会
する際に、前記図４の故障コード発生部で生成された故
障コードを一連番号順に示したものである。例えば、故
障コード“０１”はリフトブレーキの異常状態、故障コ
ード“０５”はゲートセンサーの異常状態、故障コード
“０８”は異常物体の感知状態等を表す。
図面であって、特に故障コードが前記表示部５に表示さ
れる内容を示している。保守／点検者が故障内容を照会
する際に、前記図４の故障コード発生部で生成された故
障コードを一連番号順に示したものである。例えば、故
障コード“０１”はリフトブレーキの異常状態、故障コ
ード“０５”はゲートセンサーの異常状態、故障コード
“０８”は異常物体の感知状態等を表す。
【００１３】図６は前記図４の駐車設備１に故障が発生
した際、前記コントローラー２が行なう故障情報の処理
作動を示すフローチャートである。
した際、前記コントローラー２が行なう故障情報の処理
作動を示すフローチャートである。
【００１４】図６において、駐車設備のコントローラー
２の監視／制御部８は、駐車設備１が作動中の状態にお
いても故障が発生するか否かを確認し、故障発生が確認
された場合、中央処理処置７は故障コード発生部９を通
して予め定められた該当コードを貯蔵する。それから中
央処理処置７は、故障照会部４から故障内容を要求され
る場合、貯蔵された故障コードを表示部５へ送る。
２の監視／制御部８は、駐車設備１が作動中の状態にお
いても故障が発生するか否かを確認し、故障発生が確認
された場合、中央処理処置７は故障コード発生部９を通
して予め定められた該当コードを貯蔵する。それから中
央処理処置７は、故障照会部４から故障内容を要求され
る場合、貯蔵された故障コードを表示部５へ送る。
【００１５】上述したように、従来は、故障が発生する
毎に設定された値（０１、０５、０８、２８--- ）が表
示されるので、運用者はかかるコードを解釈してどんな
故障が発生したかを判断し、その判断結果と関連した装
置を点検することによって、故障を修理できることにな
る。
毎に設定された値（０１、０５、０８、２８--- ）が表
示されるので、運用者はかかるコードを解釈してどんな
故障が発生したかを判断し、その判断結果と関連した装
置を点検することによって、故障を修理できることにな
る。
【００１６】しかし、故障を起こした駐車設備を従来方
法によって保守する場合、先に故障コードを分析して故
障状態を糾明しなければならない。また、その分析され
た故障状態が何により発生したか、故障発生当時に駐車
装置のうちある部分がどんな運転状態であったかを一つ
一つ正して故障原因を除去しなければならないので、修
理時間が長くなり、駐車設備の稼動を遅延させると言う
問題点があった。
法によって保守する場合、先に故障コードを分析して故
障状態を糾明しなければならない。また、その分析され
た故障状態が何により発生したか、故障発生当時に駐車
装置のうちある部分がどんな運転状態であったかを一つ
一つ正して故障原因を除去しなければならないので、修
理時間が長くなり、駐車設備の稼動を遅延させると言う
問題点があった。
【００１７】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、前記の問題点を解消するために案出したものであっ
て、駐車設備に故障が発生した際、駐車設備の運転状態
情報とセンサー状態または故障発生時間を故障コードと
共に記憶している途中に表示することによって、保守／
点検者が保守または点検作業を行なう際、駐車設備で発
生した故障に対して迅速で正確な原因糾明を可能にする
ことによって、駐車設備の保守または点検作業を効率的
に実施できるようにした駐車設備の故障状態表示装置及
び方法を提供することである。
は、前記の問題点を解消するために案出したものであっ
て、駐車設備に故障が発生した際、駐車設備の運転状態
情報とセンサー状態または故障発生時間を故障コードと
共に記憶している途中に表示することによって、保守／
点検者が保守または点検作業を行なう際、駐車設備で発
生した故障に対して迅速で正確な原因糾明を可能にする
ことによって、駐車設備の保守または点検作業を効率的
に実施できるようにした駐車設備の故障状態表示装置及
び方法を提供することである。
【００１８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項１に記載の駐車システムの故障状態
表示装置は、車両を駐車するための多数の車両積載部
と、この積載部に車両を入庫し出庫するための運搬部
と、積載部と運搬部を駆動する多数の駆動部とを含む駐
車設備と、駐車設備の作動状態を感知して提供する多数
のセンサーと、運用者の操作命令によって駐車設備を制
御し、駐車設備の運転状態を監視して故障が発生すれ
ば、故障状態によって予め定められた故障コードを生成
し表示するコントローラーをと備え、車両の駐車のため
に提供される多数の駐車室内へ車両を入庫し、駐車室か
ら車両を出庫する駐車システムの故障状態表示装置にお
いて、コントローラーは、入庫／出庫命令と車両番号／
車両の積載位置とを入力できる多数のキーを備えて運用
者の操作命令による電気的な信号を出力する運転操作手
段と、故障内容の照会命令を入力する一連のキーと駐車
システムの故障情報を表示する表示手段とを備えた故障
照会手段と、駐車設備と前記センサーへの信号送信、ま
たは、駐車設備と前記センサーからの信号受信のための
インターフェースを行なう入出力部と、入出力部を通し
て受信される駐車設備の運転状態情報と前記センサーの
作動状態情報とに基づいて駐車システムの故障を決定
し、故障の内容を表す故障情報信号を抜き出す監視／制
御部と、監視／制御部の故障情報信号が表す故障内容に
対応して予め貯蔵された故障コードを抜き出す故障コー
ド発生手段と、故障コード発生手段から抜き出された故
障コード信号の受信時点によって故障の発生順序を決定
する故障順序決定手段と、故障順序決定手段で決定され
た故障の発生順序と共に故障コードを記憶する故障コー
ド貯蔵手段と、故障コード発生手段から故障コードが最
初に抜き出される時点の前記駐車設備とセンサーとの状
態情報を監視／制御部から受信して記憶する故障状態情
報貯蔵手段と、運転操作手段を通して入力される運用者
の操作命令及び前記監視／制御部の制御下に駐車設備の
車両の入／出庫運転を制御し、故障照会手段を通して入
力された照会命令によって各貯蔵手段に記憶された情報
をアクセスして表示手段に表示する中央処理処置とを含
むことを特徴とするものである。
に、本発明の請求項１に記載の駐車システムの故障状態
表示装置は、車両を駐車するための多数の車両積載部
と、この積載部に車両を入庫し出庫するための運搬部
と、積載部と運搬部を駆動する多数の駆動部とを含む駐
車設備と、駐車設備の作動状態を感知して提供する多数
のセンサーと、運用者の操作命令によって駐車設備を制
御し、駐車設備の運転状態を監視して故障が発生すれ
ば、故障状態によって予め定められた故障コードを生成
し表示するコントローラーをと備え、車両の駐車のため
に提供される多数の駐車室内へ車両を入庫し、駐車室か
ら車両を出庫する駐車システムの故障状態表示装置にお
いて、コントローラーは、入庫／出庫命令と車両番号／
車両の積載位置とを入力できる多数のキーを備えて運用
者の操作命令による電気的な信号を出力する運転操作手
段と、故障内容の照会命令を入力する一連のキーと駐車
システムの故障情報を表示する表示手段とを備えた故障
照会手段と、駐車設備と前記センサーへの信号送信、ま
たは、駐車設備と前記センサーからの信号受信のための
インターフェースを行なう入出力部と、入出力部を通し
て受信される駐車設備の運転状態情報と前記センサーの
作動状態情報とに基づいて駐車システムの故障を決定
し、故障の内容を表す故障情報信号を抜き出す監視／制
御部と、監視／制御部の故障情報信号が表す故障内容に
対応して予め貯蔵された故障コードを抜き出す故障コー
ド発生手段と、故障コード発生手段から抜き出された故
障コード信号の受信時点によって故障の発生順序を決定
する故障順序決定手段と、故障順序決定手段で決定され
た故障の発生順序と共に故障コードを記憶する故障コー
ド貯蔵手段と、故障コード発生手段から故障コードが最
初に抜き出される時点の前記駐車設備とセンサーとの状
態情報を監視／制御部から受信して記憶する故障状態情
報貯蔵手段と、運転操作手段を通して入力される運用者
の操作命令及び前記監視／制御部の制御下に駐車設備の
車両の入／出庫運転を制御し、故障照会手段を通して入
力された照会命令によって各貯蔵手段に記憶された情報
をアクセスして表示手段に表示する中央処理処置とを含
むことを特徴とするものである。
【００１９】本発明の請求項２に記載の駐車システムの
故障状態表示装置は、請求項１の構成に加えて、故障照
会手段の表示手段は、故障コード発生手段から発生した
故障コードと駐車設備の運転状態情報とセンサーの作動
状態情報とをそれぞれ表示するディスプレー手段よりな
ることを特徴とするものである。
故障状態表示装置は、請求項１の構成に加えて、故障照
会手段の表示手段は、故障コード発生手段から発生した
故障コードと駐車設備の運転状態情報とセンサーの作動
状態情報とをそれぞれ表示するディスプレー手段よりな
ることを特徴とするものである。
【００２０】本発明の請求項３に記載の駐車システムの
故障状態表示装置は、請求項１の構成に加えて、故障コ
ードの貯蔵手段は、故障コードの発生順序を区分して先
に発生した故障コードから順次に貯蔵することを特徴と
するものである。
故障状態表示装置は、請求項１の構成に加えて、故障コ
ードの貯蔵手段は、故障コードの発生順序を区分して先
に発生した故障コードから順次に貯蔵することを特徴と
するものである。
【００２１】本発明の請求項４に記載の駐車システムの
故障状態表示装置は、請求項１の構成に加えて、故障コ
ードは、故障コードの発生順序を区分して先に発生した
故障コードから順次に表示されることを特徴とするもの
である。
故障状態表示装置は、請求項１の構成に加えて、故障コ
ードは、故障コードの発生順序を区分して先に発生した
故障コードから順次に表示されることを特徴とするもの
である。
【００２２】本発明の請求項５に記載の駐車システムの
故障状態表示装置は、請求項１の構成に加えて、故障状
態の表示は、最初故障コードが発生した時点での駐車設
備の運転状態情報とセンサーの作動状態情報とを表示す
ることを特徴とするものである。
故障状態表示装置は、請求項１の構成に加えて、故障状
態の表示は、最初故障コードが発生した時点での駐車設
備の運転状態情報とセンサーの作動状態情報とを表示す
ることを特徴とするものである。
【００２３】本発明の請求項６に記載の駐車システムの
故障状態表示装置は、車両を駐車するための多数の車両
積載部と、この積載部に車両を入庫し出庫するための運
搬部と、積載部と運搬部を可動する多数の駆動部とを含
む駐車設備と、駐車設備の作動状態を感知して提供する
多数のセンサーと、運用者の操作命令によって駐車設備
を制御し、駐車設備の運転状態を監視して故障が発生す
れば、故障状態によって予め定められた故障コードを生
成し表示するコントローラーをと備え、車両の駐車のた
めに提供される多数の駐車室内に車両を入庫し、駐車室
から車両を出庫する駐車システムの故障状態表示装置に
おいて、コントローラーは、入庫／出庫命令と車両番号
／車両積載位置とを入力できる多数のキーを備えて運用
者の操作命令による電気的な信号を出力する運転操作手
段と、故障内容の照会命令を入力する一連のキーと駐車
システムの故障情報を表示する表示手段とを備えた故障
照会手段と、駐車設備と前記センサーとへの信号送信、
または、駐車設備とセンサーとからの信号受信のための
インターフェースを行なう入出力部と、入出力部を通し
て受信される駐車設備の運転状態情報とセンサーの作動
状態情報とに基づいて駐車システムの故障を決定し、故
障の内容を表す故障情報信号を抜き出す監視／制御部
と、監視／制御部の故障情報信号が表す故障内容に対応
して予め貯蔵された故障コードを抜き出す故障コード発
生手段と、故障コード発生手段から抜き出された故障コ
ード信号の受信時点によって故障の発生順序を決定する
故障順序決定手段と、故障順序決定手段で決定された故
障の発生順序と共に該当故障コードを記憶する故障コー
ド貯蔵手段と、故障コード発生手段から故障コードが最
初に抜き出された時点の駐車設備とセンサーとの状態情
報を監視／制御部から受信して記憶する故障状態情報貯
蔵手段と、故障コード発生手段から故障コードが最初に
抜き出される時点の時間を記憶する最初故障発生時点貯
蔵手段と、運転操作手段を通して入力される運用者の操
作命令及び監視／制御部の制御下に駐車設備の車両の入
／出庫運転を制御し、故障照会手段を通して入力された
照会命令によって各貯蔵手段に記憶された情報をアクセ
スして表示手段に表示する中央処理処置とを含むことを
特徴とするものである。
故障状態表示装置は、車両を駐車するための多数の車両
積載部と、この積載部に車両を入庫し出庫するための運
搬部と、積載部と運搬部を可動する多数の駆動部とを含
む駐車設備と、駐車設備の作動状態を感知して提供する
多数のセンサーと、運用者の操作命令によって駐車設備
を制御し、駐車設備の運転状態を監視して故障が発生す
れば、故障状態によって予め定められた故障コードを生
成し表示するコントローラーをと備え、車両の駐車のた
めに提供される多数の駐車室内に車両を入庫し、駐車室
から車両を出庫する駐車システムの故障状態表示装置に
おいて、コントローラーは、入庫／出庫命令と車両番号
／車両積載位置とを入力できる多数のキーを備えて運用
者の操作命令による電気的な信号を出力する運転操作手
段と、故障内容の照会命令を入力する一連のキーと駐車
システムの故障情報を表示する表示手段とを備えた故障
照会手段と、駐車設備と前記センサーとへの信号送信、
または、駐車設備とセンサーとからの信号受信のための
インターフェースを行なう入出力部と、入出力部を通し
て受信される駐車設備の運転状態情報とセンサーの作動
状態情報とに基づいて駐車システムの故障を決定し、故
障の内容を表す故障情報信号を抜き出す監視／制御部
と、監視／制御部の故障情報信号が表す故障内容に対応
して予め貯蔵された故障コードを抜き出す故障コード発
生手段と、故障コード発生手段から抜き出された故障コ
ード信号の受信時点によって故障の発生順序を決定する
故障順序決定手段と、故障順序決定手段で決定された故
障の発生順序と共に該当故障コードを記憶する故障コー
ド貯蔵手段と、故障コード発生手段から故障コードが最
初に抜き出された時点の駐車設備とセンサーとの状態情
報を監視／制御部から受信して記憶する故障状態情報貯
蔵手段と、故障コード発生手段から故障コードが最初に
抜き出される時点の時間を記憶する最初故障発生時点貯
蔵手段と、運転操作手段を通して入力される運用者の操
作命令及び監視／制御部の制御下に駐車設備の車両の入
／出庫運転を制御し、故障照会手段を通して入力された
照会命令によって各貯蔵手段に記憶された情報をアクセ
スして表示手段に表示する中央処理処置とを含むことを
特徴とするものである。
【００２４】本発明の請求項７に記載の駐車システムの
故障状態表示装置は、請求項６の構成に加えて、故障照
会手段の表示手段は、故障コード発生手段から発生した
故障コードと駐車設備の運転状態情報とセンサーの作動
状態情報と故障発生時刻とをそれぞれ表示するディスプ
レー手段とよりなることを特徴とするものである。
故障状態表示装置は、請求項６の構成に加えて、故障照
会手段の表示手段は、故障コード発生手段から発生した
故障コードと駐車設備の運転状態情報とセンサーの作動
状態情報と故障発生時刻とをそれぞれ表示するディスプ
レー手段とよりなることを特徴とするものである。
【００２５】本発明の請求項８に記載の駐車システムの
故障状態表示装置は、請求項６の構成に加えて、故障コ
ードの貯蔵手段は、故障コードの発生順序を区分して先
に発生した故障コードから順次に貯蔵することを特徴と
するものである。
故障状態表示装置は、請求項６の構成に加えて、故障コ
ードの貯蔵手段は、故障コードの発生順序を区分して先
に発生した故障コードから順次に貯蔵することを特徴と
するものである。
【００２６】本発明の請求項９に記載の駐車システムの
故障状態表示装置は、請求項６の構成に加えて、故障コ
ードは、故障コードの発生順序を区分して先に発生した
故障コードから順次に表示されることを特徴とするもの
である。
故障状態表示装置は、請求項６の構成に加えて、故障コ
ードは、故障コードの発生順序を区分して先に発生した
故障コードから順次に表示されることを特徴とするもの
である。
【００２７】本発明の請求項１０に記載の駐車システム
の故障状態表示装置は、請求項６の構成に加えて、前記
故障状態の表示は、最初故障コードが発生した時点での
駐車設備の運転状態情報とセンサー状態情報とを含むこ
とを特徴とするものである。
の故障状態表示装置は、請求項６の構成に加えて、前記
故障状態の表示は、最初故障コードが発生した時点での
駐車設備の運転状態情報とセンサー状態情報とを含むこ
とを特徴とするものである。
【００２８】本発明の請求項１１に記載の駐車システム
の故障状態表示装置は、請求項６の構成に加えて、故障
時刻の表示は、最初故障コードが発生した時点の年、
月、日、時、分、秒で表すことを特徴とするものであ
る。
の故障状態表示装置は、請求項６の構成に加えて、故障
時刻の表示は、最初故障コードが発生した時点の年、
月、日、時、分、秒で表すことを特徴とするものであ
る。
【００２９】本発明の請求項１２に記載の駐車システム
の故障状態表示装置は、請求項６の構成に加えて、駐車
設備を構成する各部分の運転状態情報と、駐車設備の状
態を監視するために提供される多数のセンサーからの作
動状態情報とを、正常時の情報と比較することによっ
て、故障が発生するか否かを決定する故障決定段階と、
故障決定の結果、駐車設備またはセンサーの故障が決定
されれば、該当故障に対する発生順序をチェックし、該
当故障が最初に発生された故障であるか否かを判断し検
出する最初故障検出段階と、最初故障検出の結果、最初
に発生した故障に対し、運転状態情報と動作状態情報、
故障コード及びその発生順序を記憶する運転情報貯蔵段
階とを含むことを特徴とするものである。
の故障状態表示装置は、請求項６の構成に加えて、駐車
設備を構成する各部分の運転状態情報と、駐車設備の状
態を監視するために提供される多数のセンサーからの作
動状態情報とを、正常時の情報と比較することによっ
て、故障が発生するか否かを決定する故障決定段階と、
故障決定の結果、駐車設備またはセンサーの故障が決定
されれば、該当故障に対する発生順序をチェックし、該
当故障が最初に発生された故障であるか否かを判断し検
出する最初故障検出段階と、最初故障検出の結果、最初
に発生した故障に対し、運転状態情報と動作状態情報、
故障コード及びその発生順序を記憶する運転情報貯蔵段
階とを含むことを特徴とするものである。
【００３０】本発明の請求項１３に記載の駐車システム
の故障状態表示装置は、請求項１２の構成に加えて、前
記運転情報貯蔵段階は、前記最初故障検出の結果、最初
に発生した故障でない故障に対し、故障コードとその発
生順序とを記憶する段階を更に含むことを特徴とするも
のである。
の故障状態表示装置は、請求項１２の構成に加えて、前
記運転情報貯蔵段階は、前記最初故障検出の結果、最初
に発生した故障でない故障に対し、故障コードとその発
生順序とを記憶する段階を更に含むことを特徴とするも
のである。
【００３１】本発明の請求項１４に記載の駐車システム
の故障状態表示装置は、請求項１２の構成に加えて、運
転情報貯蔵段階は、最初に発生した故障に対し、該当故
障が発生した時間を貯蔵する段階と、センサーの作動状
態を検出して貯蔵する段階と、駐車設備の運転状態情報
を貯蔵する段階と、故障コードとその発生順序とを記憶
する段階とよりなることを特徴とするものである。
の故障状態表示装置は、請求項１２の構成に加えて、運
転情報貯蔵段階は、最初に発生した故障に対し、該当故
障が発生した時間を貯蔵する段階と、センサーの作動状
態を検出して貯蔵する段階と、駐車設備の運転状態情報
を貯蔵する段階と、故障コードとその発生順序とを記憶
する段階とよりなることを特徴とするものである。
【００３２】
【発明の実施の形態】以下、本発明の望ましい実施の形
態を図面に基づき詳しく説明する。
態を図面に基づき詳しく説明する。
【００３３】図１は駐車システムの一実施の形態を示し
ているブロック図である。多数の制御対象、例えば車両
の駐車のために多数の駐車室内に設けられる駐車パレッ
ト、車両を垂直方向に移動させるリフト、出庫時に車両
を回転させるためのターンテーブル等のような可動装置
と、これらの可動装置を駆動する動力源及び動力伝達部
のような駆動装置と、これらの可動装置及び駆動装置の
作動を監視及び制御するために設けられる多数のセンサ
ーを備える駐車設備１０と、運用者の操作命令によって
前記駐車設備１０を制御し、前記駐車設備１０の運転状
態を監視して故障が発生すれば、故障状態によって予め
定められた故障コードを生成して表示するコントローラ
ー２０とを含む駐車システムを示している。
ているブロック図である。多数の制御対象、例えば車両
の駐車のために多数の駐車室内に設けられる駐車パレッ
ト、車両を垂直方向に移動させるリフト、出庫時に車両
を回転させるためのターンテーブル等のような可動装置
と、これらの可動装置を駆動する動力源及び動力伝達部
のような駆動装置と、これらの可動装置及び駆動装置の
作動を監視及び制御するために設けられる多数のセンサ
ーを備える駐車設備１０と、運用者の操作命令によって
前記駐車設備１０を制御し、前記駐車設備１０の運転状
態を監視して故障が発生すれば、故障状態によって予め
定められた故障コードを生成して表示するコントローラ
ー２０とを含む駐車システムを示している。
【００３４】前記駐車設備１０は多数の車両積載部と運
搬部、及び車両積載部と運搬部を横行移動または昇降移
動させる多数の駆動部を備えることができる。この際、
前記車両積載部は車両を駐車室内に積載するために横行
移動するパレットで構成できる。前記車両運搬部は、前
記パレットから車両を出庫し、または車両を前記パレッ
トへ入庫させるために昇降移動するリフトで構成でき、
前記パレット及びリフトに動力を提供する各駆動部は、
パレット駆動用モーターまたはリフト駆動用モーターで
構成でき、これらは図２において、Ｍ１--- Ｍｎに表記
される。
搬部、及び車両積載部と運搬部を横行移動または昇降移
動させる多数の駆動部を備えることができる。この際、
前記車両積載部は車両を駐車室内に積載するために横行
移動するパレットで構成できる。前記車両運搬部は、前
記パレットから車両を出庫し、または車両を前記パレッ
トへ入庫させるために昇降移動するリフトで構成でき、
前記パレット及びリフトに動力を提供する各駆動部は、
パレット駆動用モーターまたはリフト駆動用モーターで
構成でき、これらは図２において、Ｍ１--- Ｍｎに表記
される。
【００３５】また、前記駐車設備１０は、前記各車両積
載部及び運搬部に車両が存在するかどうかを判断し、そ
の運転状態と各駆動部の運転状態とを感知する多数のセ
ンサーを備えることができ、これらは図２において、＃
１--- ＃ｎに表記される。
載部及び運搬部に車両が存在するかどうかを判断し、そ
の運転状態と各駆動部の運転状態とを感知する多数のセ
ンサーを備えることができ、これらは図２において、＃
１--- ＃ｎに表記される。
【００３６】前記コントローラー２０は、前記駐車設備
１０への信号伝送または前記駐車設備１０から伝送され
る信号受信のためのインターフェースを行なう入出力部
２１と、入／出庫命令と車両番号または車両積載位置を
入力できる多数のキーを備え、運用者の操作命令によっ
てそれに該当する電気的な信号を出力する運転操作部２
８とを構成でき、また、前記入出力部を通して受信され
る前記駐車設備の運転情報を収集して駐車設備１０の各
部分の運転状態（Ｍ１--- Ｍｎ）及びセンサーの作動状
態（＃１--- ＃ｎ）を監視し、その監視結果、故障が発
生した場合、前記駐車設備１０の故障情報を込めた故障
情報信号を発生する監視／制御部２２と、前記監視／制
御部の故障情報信号を入力して駐車設備１０の該当故障
内容に応じて予め定めて貯蔵した故障コードを発生する
故障コード発生部２４とを構成できる。
１０への信号伝送または前記駐車設備１０から伝送され
る信号受信のためのインターフェースを行なう入出力部
２１と、入／出庫命令と車両番号または車両積載位置を
入力できる多数のキーを備え、運用者の操作命令によっ
てそれに該当する電気的な信号を出力する運転操作部２
８とを構成でき、また、前記入出力部を通して受信され
る前記駐車設備の運転情報を収集して駐車設備１０の各
部分の運転状態（Ｍ１--- Ｍｎ）及びセンサーの作動状
態（＃１--- ＃ｎ）を監視し、その監視結果、故障が発
生した場合、前記駐車設備１０の故障情報を込めた故障
情報信号を発生する監視／制御部２２と、前記監視／制
御部の故障情報信号を入力して駐車設備１０の該当故障
内容に応じて予め定めて貯蔵した故障コードを発生する
故障コード発生部２４とを構成できる。
【００３７】また、前記コントローラー２０は前記故障
コード発生部から生成された故障コードを受信するごと
に、該故障コードの発生順序を決定する故障順序決定部
２５と、前記故障順序決定部２５で判断された故障の発
生順序と共に該故障コードを記憶するものの、前記故障
コードの発生順序を区分して先に発生した故障コードか
ら順次に貯蔵する故障コード貯蔵部２６３と、前記故障
コード発生部から故障コードが発生した時点の時刻を記
憶する故障時間貯蔵部２６２と、前記故障コード発生部
２４から故障コードが発生した時点の前記駐車設備１０
の故障情報をチェックして記憶する故障状態貯蔵部２６
１とを構成できる。この際、故障順序貯蔵部２５は、例
えばカウンターで構成でき、前記故障時間貯蔵部２６２
は現在の年、月、日、時、分、秒のデータを提供できる
クロックタイマーが用いられることができる。
コード発生部から生成された故障コードを受信するごと
に、該故障コードの発生順序を決定する故障順序決定部
２５と、前記故障順序決定部２５で判断された故障の発
生順序と共に該故障コードを記憶するものの、前記故障
コードの発生順序を区分して先に発生した故障コードか
ら順次に貯蔵する故障コード貯蔵部２６３と、前記故障
コード発生部から故障コードが発生した時点の時刻を記
憶する故障時間貯蔵部２６２と、前記故障コード発生部
２４から故障コードが発生した時点の前記駐車設備１０
の故障情報をチェックして記憶する故障状態貯蔵部２６
１とを構成できる。この際、故障順序貯蔵部２５は、例
えばカウンターで構成でき、前記故障時間貯蔵部２６２
は現在の年、月、日、時、分、秒のデータを提供できる
クロックタイマーが用いられることができる。
【００３８】前記各貯蔵部は外部のアクセス部によりデ
ータの読み書きを行なうことができるＲＡＭを使用して
具現することが望ましく、その他にも前記貯蔵部は故障
が発生する瞬間に、駐車設備内に駐車している駐車車両
の数及び／または当時の駐車管理人の名前等、付加的な
情報をより記憶できるように具現することも望ましい。
ータの読み書きを行なうことができるＲＡＭを使用して
具現することが望ましく、その他にも前記貯蔵部は故障
が発生する瞬間に、駐車設備内に駐車している駐車車両
の数及び／または当時の駐車管理人の名前等、付加的な
情報をより記憶できるように具現することも望ましい。
【００３９】更に、前記コントローラー２０は故障内容
の照会命令を入力する一連のキーと駐車設備の故障情報
を表示する表示部２７０とを備えた故障照会部２７と、
前記運転操作部を通して入力する運用者の操作命令及び
前記監視／制御部の制御下に駐車設備の車両入／出庫運
転を制御し、前記故障照会部を通して入力した照会命令
によって前記各貯蔵部に記憶された情報をアクセスして
前記表示部に表示する中央処理処置２３とを含むことが
できる。
の照会命令を入力する一連のキーと駐車設備の故障情報
を表示する表示部２７０とを備えた故障照会部２７と、
前記運転操作部を通して入力する運用者の操作命令及び
前記監視／制御部の制御下に駐車設備の車両入／出庫運
転を制御し、前記故障照会部を通して入力した照会命令
によって前記各貯蔵部に記憶された情報をアクセスして
前記表示部に表示する中央処理処置２３とを含むことが
できる。
【００４０】特に、図２に示されたように、前記表示部
２７０は、故障コード表示列２７１と、駐車設備の運転
状態表示列２７２と、駐車設備のセンサー状態表示列２
７３とがそれぞれ別に区分される３列のディスプレー、
及び故障発生時刻表示列２７４を付加的に更に備える４
列のディスプレーである。前記ディスプレーはＬＥＤよ
り構成できる。また、故障発生時に駐車していた車両数
と故障発生時の駐車設備担当者の名前を付加的に表示で
きる４列以上の表示列を有するＬＥＤディスプレーとし
て具現でき、さらに前記表示情報を一つの画面上に皆表
示するＬＣＤとして具現できることは言うまでもない。
この際、前記表示部２７０の故障コード表示列２７１に
は故障コードを発生順序で区分して先に発生した故障コ
ードから順次に表示し、前記故障状態表示列２７２には
最初故障コードが発生した時点での駐車設備１０の各部
分の運転状態情報（駐車設備１０の入庫及び出庫運転種
類、各車両積載部と運搬部及びその駆動部の作動位置等
の情報）を、センサー状態表示列２７３には最初故障コ
ードが発生した時点での各センサーの作動状態情報（各
センサーのオンまたはオフ状態情報）を、発生時刻表示
列２７４には最初故障コードが発生した時間情報を表示
するように設定することが望ましい。
２７０は、故障コード表示列２７１と、駐車設備の運転
状態表示列２７２と、駐車設備のセンサー状態表示列２
７３とがそれぞれ別に区分される３列のディスプレー、
及び故障発生時刻表示列２７４を付加的に更に備える４
列のディスプレーである。前記ディスプレーはＬＥＤよ
り構成できる。また、故障発生時に駐車していた車両数
と故障発生時の駐車設備担当者の名前を付加的に表示で
きる４列以上の表示列を有するＬＥＤディスプレーとし
て具現でき、さらに前記表示情報を一つの画面上に皆表
示するＬＣＤとして具現できることは言うまでもない。
この際、前記表示部２７０の故障コード表示列２７１に
は故障コードを発生順序で区分して先に発生した故障コ
ードから順次に表示し、前記故障状態表示列２７２には
最初故障コードが発生した時点での駐車設備１０の各部
分の運転状態情報（駐車設備１０の入庫及び出庫運転種
類、各車両積載部と運搬部及びその駆動部の作動位置等
の情報）を、センサー状態表示列２７３には最初故障コ
ードが発生した時点での各センサーの作動状態情報（各
センサーのオンまたはオフ状態情報）を、発生時刻表示
列２７４には最初故障コードが発生した時間情報を表示
するように設定することが望ましい。
【００４１】前記図２においては、故障コードのうち最
初の故障コード（例えば、“５１”）が発生した時間が
表示され、その時の各センサー（＃１--- ＃ｎ）のオン
またはオフ状態と、最初の故障コード“５１”が発生し
た時点で駐車設備を構成する各部分（Ｍ１--- Ｍｎ）の
運転状態情報とが表示される。図２の故障コード表示列
２７１を例にとる説明において、発生した故障コード
は、左側から発生した順に５１、０１、７８、--- のよ
うに表示される。図２の場合は故障コード“５１”が最
初の故障原因である。運転状態表示列２７２は最初の故
障発生時の各部分Ｍ１、Ｍ２、Ｍ３--- が作動するかど
うかを表し、センサー状態表示列２７３は最初の故障発
生時の各センサー＃１、＃２、＃３--- の作動状態情報
を表し、発生時間表示列２７４は最初の故障発生時間に
対する年、月、日、時、分、秒を表す。
初の故障コード（例えば、“５１”）が発生した時間が
表示され、その時の各センサー（＃１--- ＃ｎ）のオン
またはオフ状態と、最初の故障コード“５１”が発生し
た時点で駐車設備を構成する各部分（Ｍ１--- Ｍｎ）の
運転状態情報とが表示される。図２の故障コード表示列
２７１を例にとる説明において、発生した故障コード
は、左側から発生した順に５１、０１、７８、--- のよ
うに表示される。図２の場合は故障コード“５１”が最
初の故障原因である。運転状態表示列２７２は最初の故
障発生時の各部分Ｍ１、Ｍ２、Ｍ３--- が作動するかど
うかを表し、センサー状態表示列２７３は最初の故障発
生時の各センサー＃１、＃２、＃３--- の作動状態情報
を表し、発生時間表示列２７４は最初の故障発生時間に
対する年、月、日、時、分、秒を表す。
【００４２】図３は、駐車設備１０側で故障が発生した
時にコントローラー２０で行なわれる瞬間的な故障情報
の処理過程を示すフローチャートであって、駐車設備１
０の運転情報を収集して故障が発生したか否かを判断す
る故障決定段階Ｓ６１と、前記故障決定結果、駐車設備
１０の故障が確認されれば、当該故障に対する発生順序
をチェックして当該故障が最初に発生した故障であるか
否かを決定する最初の故障決定段階Ｓ６２と、前記最初
の故障決定の結果、最初に発生した故障に対し、前記収
集された駐車設備１０の各部分の運転情報とセンサー等
の作動状態情報と該当故障コード及びその発生順序を記
憶する運転情報貯蔵段階Ｓ６３−Ｓ６６とよりなる駐車
設備１０の故障状態表示方法を示している。
時にコントローラー２０で行なわれる瞬間的な故障情報
の処理過程を示すフローチャートであって、駐車設備１
０の運転情報を収集して故障が発生したか否かを判断す
る故障決定段階Ｓ６１と、前記故障決定結果、駐車設備
１０の故障が確認されれば、当該故障に対する発生順序
をチェックして当該故障が最初に発生した故障であるか
否かを決定する最初の故障決定段階Ｓ６２と、前記最初
の故障決定の結果、最初に発生した故障に対し、前記収
集された駐車設備１０の各部分の運転情報とセンサー等
の作動状態情報と該当故障コード及びその発生順序を記
憶する運転情報貯蔵段階Ｓ６３−Ｓ６６とよりなる駐車
設備１０の故障状態表示方法を示している。
【００４３】ここで、前記運転情報貯蔵段階は、最初に
発生した故障に対し、該当故障が発生した時間を貯蔵す
る段階Ｓ６３と、前記駐車設備１０の運転情報からセン
サー作動状態情報を検出して貯蔵する段階Ｓ６４と、前
記駐車設備１０の運転情報から各部分の運転状態情報を
検出して貯蔵する段階Ｓ６５と、該当故障コードとその
発生順序を記憶する段階Ｓ６６とより構成することがで
きる。また、前記運転情報貯蔵段階は、前記最初故障検
出結果、最初に発生した故障でない故障に対しても前記
該当故障コードとその発生順序とを記憶する段階Ｓ６６
を更に行なうように構成できる。
発生した故障に対し、該当故障が発生した時間を貯蔵す
る段階Ｓ６３と、前記駐車設備１０の運転情報からセン
サー作動状態情報を検出して貯蔵する段階Ｓ６４と、前
記駐車設備１０の運転情報から各部分の運転状態情報を
検出して貯蔵する段階Ｓ６５と、該当故障コードとその
発生順序を記憶する段階Ｓ６６とより構成することがで
きる。また、前記運転情報貯蔵段階は、前記最初故障検
出結果、最初に発生した故障でない故障に対しても前記
該当故障コードとその発生順序とを記憶する段階Ｓ６６
を更に行なうように構成できる。
【００４４】以上のような構成の本発明の作動及びそれ
による効果を図１乃至図３の実施の形態図を参考として
以下で詳しく説明する。
による効果を図１乃至図３の実施の形態図を参考として
以下で詳しく説明する。
【００４５】まず、運用者が運転操作部２８を通して駐
車設備１０が入庫または出庫作動をするように運転命令
を下すと、この運転命令は電気的な信号に変換されて中
央処理処置２３で処理され、また中央処理処置２３で命
令に該当する制御信号に作られた後、入出力部２１を通
して前記駐車設備１０の各部分に与えられる。従って、
前記制御信号により駐車設備１０が作動することによっ
て、運転操作部２８を通して与えられた運用者の命令に
該当する入／出庫運転が駐車設備１０で行われる。
車設備１０が入庫または出庫作動をするように運転命令
を下すと、この運転命令は電気的な信号に変換されて中
央処理処置２３で処理され、また中央処理処置２３で命
令に該当する制御信号に作られた後、入出力部２１を通
して前記駐車設備１０の各部分に与えられる。従って、
前記制御信号により駐車設備１０が作動することによっ
て、運転操作部２８を通して与えられた運用者の命令に
該当する入／出庫運転が駐車設備１０で行われる。
【００４６】この際、前記駐車設備１０の運転状態情報
は作動を検出するセンサーなどの検出部から前記入出力
部２１を通して監視／制御部２２へ入力され、また、各
部分の作動指令信号は中央処理処置２３から監視／制御
部２２へ与えられる。監視／制御部２２は前記運転操作
部２８を通して与えられた作動指令信号に該当する正常
な駐車設備１０の作動による各検出部の出力信号（既に
設定及び記憶されている）と現在入力する各検出部の出
力信号とを比較し、二つの信号が違う場合、監視／制御
部２２は故障発生を決定し、故障内容を表す故障情報信
号を出力する。
は作動を検出するセンサーなどの検出部から前記入出力
部２１を通して監視／制御部２２へ入力され、また、各
部分の作動指令信号は中央処理処置２３から監視／制御
部２２へ与えられる。監視／制御部２２は前記運転操作
部２８を通して与えられた作動指令信号に該当する正常
な駐車設備１０の作動による各検出部の出力信号（既に
設定及び記憶されている）と現在入力する各検出部の出
力信号とを比較し、二つの信号が違う場合、監視／制御
部２２は故障発生を決定し、故障内容を表す故障情報信
号を出力する。
【００４７】故障コード発生部２４では前記故障情報信
号を与えられ、故障内容に応じて予め定めて貯蔵されて
いる故障コードを発生して故障順序決定部２５へ送る。
この際、最初に発生した故障が以後に発生する故障の原
因と成り得るために、最初に発生した故障コードが故障
を修理する際の核心となる。従って、故障内容が送られ
る際、前記監視／制御部２２は故障発生時に運転中であ
る部分の運転状態情報と入出力部２１を経由して入力し
た各種のセンサー状態情報及び最初故障発生時間などの
情報を一時的に貯蔵する途中に、これを故障情報信号と
して抜き出す。その次に、前記故障コードが発生すれ
ば、故障順序決定部２５は故障発生順序を決定する。す
なわち、その故障コードが最初の故障コードであるか否
かを決定する。故障コードが最初の故障コードである場
合、運転状態貯蔵部２６１は故障コードが最初に発生し
た時、センサーの作動状態情報と駐車設備１０の各部分
の運転状態情報とを貯蔵する。そして、故障時間貯蔵部
２６２は、最初の故障が発生した時間を貯蔵する。故障
コード貯蔵部２６１は、故障コード発生部２４から故障
コードを受信し、受信した順序すなわち、発生順序を基
準として先に発生したコード順に故障コードを貯蔵す
る。前記中央処理処置２３はその故障コードと最初故障
が発生した時間、その故障が発生した際に駐車設備１０
を構成する各部分の運転状態情報及びセンサーの作動状
態情報を故障照会部２７の表示部２７０に表示する。
号を与えられ、故障内容に応じて予め定めて貯蔵されて
いる故障コードを発生して故障順序決定部２５へ送る。
この際、最初に発生した故障が以後に発生する故障の原
因と成り得るために、最初に発生した故障コードが故障
を修理する際の核心となる。従って、故障内容が送られ
る際、前記監視／制御部２２は故障発生時に運転中であ
る部分の運転状態情報と入出力部２１を経由して入力し
た各種のセンサー状態情報及び最初故障発生時間などの
情報を一時的に貯蔵する途中に、これを故障情報信号と
して抜き出す。その次に、前記故障コードが発生すれ
ば、故障順序決定部２５は故障発生順序を決定する。す
なわち、その故障コードが最初の故障コードであるか否
かを決定する。故障コードが最初の故障コードである場
合、運転状態貯蔵部２６１は故障コードが最初に発生し
た時、センサーの作動状態情報と駐車設備１０の各部分
の運転状態情報とを貯蔵する。そして、故障時間貯蔵部
２６２は、最初の故障が発生した時間を貯蔵する。故障
コード貯蔵部２６１は、故障コード発生部２４から故障
コードを受信し、受信した順序すなわち、発生順序を基
準として先に発生したコード順に故障コードを貯蔵す
る。前記中央処理処置２３はその故障コードと最初故障
が発生した時間、その故障が発生した際に駐車設備１０
を構成する各部分の運転状態情報及びセンサーの作動状
態情報を故障照会部２７の表示部２７０に表示する。
【００４８】従って、故障照会部２７ではＬＥＤやＬＣ
Ｄのような表示装置を用いて運用者にとって故障状態を
確認することができるようにする。そして、必要時に
は、照会命令のための一連のキーまたはボタンを用いて
図２のような形態の運転情報またはその故障状態を照会
できるようにすることによって、故障の修理に必要な情
報をより多く得て容易に故障の根本原因を処理し、故障
修理の時間を短縮できる。
Ｄのような表示装置を用いて運用者にとって故障状態を
確認することができるようにする。そして、必要時に
は、照会命令のための一連のキーまたはボタンを用いて
図２のような形態の運転情報またはその故障状態を照会
できるようにすることによって、故障の修理に必要な情
報をより多く得て容易に故障の根本原因を処理し、故障
修理の時間を短縮できる。
【００４９】以上の本発明において、例示した作動説明
の他にも、運用者が故障発生時の駐車台数、故障発生時
の駐車管理者名などの付加的な情報を含めてこれを参照
すれば、故障状況の糾明に有用に活用することができ
る。また、駐車管制機器を連係して使用する際には、使
用者は故障情報を通信に伝送することによって、前記駐
車管制機器と故障情報を共有することもできる。
の他にも、運用者が故障発生時の駐車台数、故障発生時
の駐車管理者名などの付加的な情報を含めてこれを参照
すれば、故障状況の糾明に有用に活用することができ
る。また、駐車管制機器を連係して使用する際には、使
用者は故障情報を通信に伝送することによって、前記駐
車管制機器と故障情報を共有することもできる。
【００５０】
【発明の効果】以上のように、本発明は、故障が発生し
た最初の時点での、運転情報と時間情報及びその他の情
報を表示し、故障の原因を糾明するためより多い情報を
提供することによって、故障修理及び点検の効率を向上
させ、駐車設備を用いる利用者に最上のサービスを提供
できる。
た最初の時点での、運転情報と時間情報及びその他の情
報を表示し、故障の原因を糾明するためより多い情報を
提供することによって、故障修理及び点検の効率を向上
させ、駐車設備を用いる利用者に最上のサービスを提供
できる。
【図１】本発明による駐車設備の故障状態表示装置の一
構成例を示すブロック図である。
構成例を示すブロック図である。
【図２】図１における故障コードと運転情報と故障発生
時間とを示す表示例図である。
時間とを示す表示例図である。
【図３】図１の作動を示すフローチャートである。
【図４】従来の駐車設備の故障状態表示装置のブロック
図である。
図である。
【図５】図４における故障コードの表示例図である。
【図６】図４の作動を示すフローチャートである。
１０…駐車設備
２０…コントローラー
２１…入出力部
２２…監視／制御部
２３…中央処置装置
２４…故障コード発生部
２５…故障順序決定部
２７…故障照会部
２８…運転操作部
Claims (14)
- 【請求項１】 車両を駐車するための多数の車両積載部
と、この積載部に車両を入庫し出庫するための運搬部
と、前記積載部と運搬部を可動する多数の駆動部とを含
む駐車設備と、前記駐車設備の作動状態を感知して提供
する多数のセンサーと、運用者の操作命令によって前記
駐車設備を制御し、前記駐車設備の運転状態を監視して
故障が発生すれば、故障状態によって予め定められた故
障コードを生成し表示するコントローラーとを備え、車
両の駐車のために提供される多数の駐車室内へ車両を入
庫し、前記駐車室から車両を出庫する駐車システムの故
障状態表示装置において、 前記コントローラーは、 入庫／出庫命令と車両番号／車両の積載位置とを入力で
きる多数のキーを備えて運用者の操作命令により電気的
な信号を出力する運転操作手段と、 故障内容の照会命令を入力する一連のキーと前記駐車シ
ステムの故障情報を表示する表示手段とを備えた故障照
会手段と、 前記駐車設備と前記センサーへの信号送信、または、前
記駐車設備と前記センサーからの信号受信のためのイン
ターフェースを行なう入出力手段と、 前記入出力手段を通して受信される前記駐車設備の運転
状態情報と前記センサーの作動状態情報とに基づいて前
記駐車システムの故障を決定し、故障の内容を表す故障
情報信号を抜き出す監視／制御手段と、 前記監視／制御手段の故障情報信号が表す故障内容に対
応して予め貯蔵された故障コードを抜き出す故障コード
発生手段と、 前記故障コード発生手段から抜き出された故障コード信
号の受信時点によって故障の発生順序を決定する故障順
序決定手段と、 前記故障順序決定手段で決定された故障の発生順序と共
に故障コードを記憶する故障コード貯蔵手段と、 前記故障コード発生手段から故障コードが最初に抜き出
された時点の前記駐車設備と前記センサーとの状態情報
を前記監視／制御手段から受信して記憶する故障状態情
報貯蔵手段と、 前記運転操作手段を通して入力される運用者の操作命令
及び前記監視／制御手段の制御下に駐車設備の車両の入
／出庫運転を制御し、前記故障照会手段を通して入力さ
れた照会命令によって前記各貯蔵手段に記憶された情報
をアクセスして前記表示手段に表示する中央処理処置と
を含むことを特徴とする駐車システムの故障状態表示装
置。 - 【請求項２】 前記故障照会手段の表示手段は、故障コ
ード発生手段から発生した故障コードと駐車設備の運転
状態情報とセンサーの作動状態情報とをそれぞれ表示す
るディスプレー手段よりなることを特徴とする請求項１
に記載の駐車システムの故障状態表示装置。 - 【請求項３】 前記故障コードの貯蔵手段は、故障コー
ドの発生順序を区分して先に発生した故障コードから順
次に貯蔵することを特徴とする請求項１に記載の駐車シ
ステムの故障状態表示装置。 - 【請求項４】 前記故障コードは、故障コードの発生順
序を区分して先に発生した故障コードから順次に表示さ
れることを特徴とする請求項１に記載の駐車システムの
故障状態表示装置。 - 【請求項５】 前記故障状態の表示は、最初故障コード
が発生した時点での駐車設備の運転状態情報とセンサー
の作動状態情報とを表示することを特徴とする請求項１
に記載の駐車システムの故障状態表示装置。 - 【請求項６】 車両を駐車するための多数の車両積載部
と、この積載部に車両を入庫し出庫するための運搬部
と、前記積載部と運搬部を駆動する多数の駆動部とを含
む駐車設備と、前記駐車設備の作動状態を感知して提供
する多数のセンサーと、運用者の操作命令によって前記
駐車設備を制御し、前記駐車設備の運転状態を監視して
故障が発生すれば、故障状態によって予め定められた故
障コードを生成し表示するコントローラーとを備え、車
両の駐車のために提供される多数の駐車室内に車両を入
庫し、前記駐車室から車両を出庫する駐車システムの故
障状態表示装置において、 前記コントローラーは、 入庫／出庫命令と車両番号／車両積載位置とを入力でき
る多数のキーを備えて運用者の操作命令による電気的な
信号を出力する運転操作手段と、 故障内容の照会命令を入力する一連のキーと前記駐車シ
ステムの故障情報を表示する表示手段とを備えた故障照
会手段と、 前記駐車設備と前記センサーとへの信号送信、または、
前記駐車設備と前記センサーとからの信号受信のための
インターフェースを行なう入出力手段と、 前記入出力手段を通して受信される前記駐車設備の運転
状態情報と前記センサーの作動状態情報とに基づいて前
記駐車システムの故障を決定し、故障の内容を表す故障
情報信号を抜き出す監視／制御手段と、 前記監視／制御手段の故障情報信号が表す故障内容に対
応して予め貯蔵された故障コードを抜き出す故障コード
発生手段と、 前記故障コード発生手段から抜き出された故障コード信
号の受信時点によって故障の発生順序を決定する故障順
序決定手段と、 前記故障順序決定手段で決定された故障の発生順序と共
に故障コードを記憶する故障コード貯蔵手段と、 前記故障コード発生手段から故障コードが最初に抜き出
された時点の前記駐車設備と前記センサーとの状態情報
を前記監視／制御手段から受信して記憶する故障状態情
報貯蔵手段と、 前記故障コード発生手段から故障コードが最初に抜き出
される時点の時間を記憶する最初故障発生時点貯蔵手段
と、 前記運転操作手段を通して入力される運用者の操作命令
及び前記監視／制御手段の制御下に駐車設備の車両の入
／出庫運転を制御し、前記故障照会手段を通して入力さ
れた照会命令によって前記各貯蔵手段に記憶された情報
をアクセスして表示手段に表示する中央処理処置とを含
むことを特徴とする駐車システムの故障状態表示装置。 - 【請求項７】 前記故障照会手段の表示手段は、故障コ
ード発生手段から発生した故障コードと駐車設備の運転
状態情報とセンサーの作動状態情報と故障発生時刻とを
それぞれ表示するディスプレー手段とよりなることを特
徴とする請求項６に記載の駐車システムの故障状態表示
装置。 - 【請求項８】 前記故障コードの貯蔵手段は、故障コー
ドの発生順序を区分して先に発生した故障コードから順
次に貯蔵することを特徴とする請求項６に記載の駐車シ
ステムの故障状態表示装置。 - 【請求項９】 前記故障コードは、故障コードの発生順
序を区分して先に発生した故障コードから順次に表示さ
れることを特徴とする請求項６に記載の駐車システムの
故障状態表示装置。 - 【請求項１０】 前記故障状態の表示は、最初故障コー
ドが発生した時点での駐車設備の運転状態情報とセンサ
ー状態情報とを含むことを特徴とする請求項６に記載の
駐車システムの故障状態表示装置。 - 【請求項１１】 前記故障時刻の表示は、最初故障コー
ドが発生した時点の年、月、日、時、分、秒で表すこと
を特徴とする請求項６に記載の駐車システムの故障状態
表示装置。 - 【請求項１２】 駐車設備を構成する各部分の運転状態
情報と、前記駐車設備の状態を監視するために提供され
る多数のセンサーからの作動状態情報とを、正常時の情
報と比較することによって、故障が発生するか否かを決
定する故障決定段階と、 前記故障決定の結果、駐車設備またはセンサーの故障が
決定されれば、該当故障に対する発生順序をチェック
し、該当故障が最初に発生した故障であるか否かを判断
し検出する最初故障検出段階と、 前記最初故障検出の結果、最初に発生された故障に対
し、前記運転状態情報と動作状態情報、故障コード及び
その発生順序を記憶する運転情報貯蔵段階とを含むこと
を特徴とする駐車システムの故障状態の表示方法。 - 【請求項１３】 前記運転情報貯蔵段階は、前記最初故
障検出の結果、最初に発生した故障でない故障に対し、
故障コードとその発生順序とを記憶する段階を更に含む
ことを特徴とする請求項１２に記載の駐車システムの故
障状態の表示方法。 - 【請求項１４】 前記運転情報貯蔵段階は、最初に発生
した故障に対し、該当故障が発生した時間を貯蔵する段
階と、前記センサーの作動状態を検出して貯蔵する段階
と、前記駐車設備の運転状態情報を貯蔵する段階と、該
当故障コードとその発生順序とを記憶する段階とよりな
ることを特徴とする請求項１２に記載の駐車システムの
故障状態の表示方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR1019980033023A KR100271027B1 (ko) | 1998-08-14 | 1998-08-14 | 주차설비의 고장판별 장치 및 방법 |
| KR33023/1998 | 1998-08-14 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000064646A true JP2000064646A (ja) | 2000-02-29 |
Family
ID=19547241
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11228324A Pending JP2000064646A (ja) | 1998-08-14 | 1999-08-12 | 駐車システムの故障状態表示装置及び方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000064646A (ja) |
| KR (1) | KR100271027B1 (ja) |
| CN (1) | CN1150501C (ja) |
| TW (1) | TW446786B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018159242A (ja) * | 2017-03-23 | 2018-10-11 | 住友重機械搬送システム株式会社 | 機械式駐車場、機械式駐車場システム |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101510095B (zh) * | 2009-03-27 | 2011-05-18 | 中国农业大学 | 汽车主动稳定性控制系统对故障代码存储管理方法 |
| CN105404274B (zh) * | 2015-11-27 | 2018-04-20 | 广州汽车集团股份有限公司 | 车辆电控单元及其故障码检测与记录方法和车辆 |
| CN109444570B (zh) * | 2018-09-18 | 2021-01-01 | 中国人民解放军第五七一九工厂 | 一种基于存储器的电子产品故障诊断模块及方法 |
-
1998
- 1998-08-14 KR KR1019980033023A patent/KR100271027B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1999
- 1999-08-06 TW TW088113434A patent/TW446786B/zh active
- 1999-08-12 JP JP11228324A patent/JP2000064646A/ja active Pending
- 1999-08-13 CN CNB991114566A patent/CN1150501C/zh not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018159242A (ja) * | 2017-03-23 | 2018-10-11 | 住友重機械搬送システム株式会社 | 機械式駐車場、機械式駐車場システム |
| JP7080585B2 (ja) | 2017-03-23 | 2022-06-06 | 住友重機械搬送システム株式会社 | 機械式駐車場、機械式駐車場システム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| TW446786B (en) | 2001-07-21 |
| CN1150501C (zh) | 2004-05-19 |
| KR20000013899A (ko) | 2000-03-06 |
| CN1249497A (zh) | 2000-04-05 |
| KR100271027B1 (ko) | 2000-11-01 |
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