JP2000061753A - Frp管体の加工設備 - Google Patents
Frp管体の加工設備Info
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- JP2000061753A JP2000061753A JP10251834A JP25183498A JP2000061753A JP 2000061753 A JP2000061753 A JP 2000061753A JP 10251834 A JP10251834 A JP 10251834A JP 25183498 A JP25183498 A JP 25183498A JP 2000061753 A JP2000061753 A JP 2000061753A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 作業環境を悪化することなく、面荒らし加工
可能で、作業性を向上できるFRP管体の加工設備を提
供する。 【解決手段】 大径のFRP管体12を回転可能に支持
するローラー台55と、ローラー台55と平行に配置さ
れた軌条13と、軌条13上に走行可能に配置され、F
RP管体12の孔開け及び端面加工を行う切削工具63
を備える第1の加工台車62と、第1の加工台車62と
は別に軌条13上に走行可能に配置され、FRP管体1
2の面荒らし加工を行う面荒らし工具16を備えた第2
の加工台車14とを有する。
可能で、作業性を向上できるFRP管体の加工設備を提
供する。 【解決手段】 大径のFRP管体12を回転可能に支持
するローラー台55と、ローラー台55と平行に配置さ
れた軌条13と、軌条13上に走行可能に配置され、F
RP管体12の孔開け及び端面加工を行う切削工具63
を備える第1の加工台車62と、第1の加工台車62と
は別に軌条13上に走行可能に配置され、FRP管体1
2の面荒らし加工を行う面荒らし工具16を備えた第2
の加工台車14とを有する。
Description
【0001】
【発明に属する技術分野】本発明は、FRP管体の表面
を作業環境を悪化することなく、面荒らし加工可能で、
作業性を向上できるFRP管体の加工設備に関する。
を作業環境を悪化することなく、面荒らし加工可能で、
作業性を向上できるFRP管体の加工設備に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、FRP大型浄化槽等の大
径のFRP管体の加工設備として、FRP管体の長手方
向に沿って敷設された軌条上を移動する加工台車上に、
FRP管体の表面を面荒らし加工する工具とFRP管体
の端面の輪切り切断やマンホール等の孔開け用の切削工
具とを備えた形態のものが知られている。加工台車上に
設けられた面荒らし工具は、円筒状の砥粒入りナイロン
ブラシからなり、該ナイロンブラシを回転駆動する駆動
手段と、ナイロンブラシ及び駆動手段を搭載する押し込
み台と、該押し込み台をFRP管体の表面に対して進退
させる押し込み手段とを備えている。面荒らし工具は、
砥粒入りナイロンブラシを駆動手段によって高速回転さ
せながら、押し込み手段によってFRP管体の表面に押
し付けることによって、面荒らし加工を行なうブラッシ
ング方式のものであり、切削工具によって孔開けされる
開口部の周囲(取付けフランジの接触面)等に面荒らし
加工を行なうことによって、その部分に接着剤が付き易
いようにしている。同一の加工台車上に設けられる切削
工具は、例えばエンドミルからなり、該エンドミルを回
転駆動する駆動手段と、エンドミル及び駆動手段を搭載
する押し込み台と、該押し込み台をFRP管体の表面に
対して進退させる押し込み手段とを備えている。なお、
面荒らし工具及び切削工具の高さの調整は、FRP管体
を回転することによって行なっている。
径のFRP管体の加工設備として、FRP管体の長手方
向に沿って敷設された軌条上を移動する加工台車上に、
FRP管体の表面を面荒らし加工する工具とFRP管体
の端面の輪切り切断やマンホール等の孔開け用の切削工
具とを備えた形態のものが知られている。加工台車上に
設けられた面荒らし工具は、円筒状の砥粒入りナイロン
ブラシからなり、該ナイロンブラシを回転駆動する駆動
手段と、ナイロンブラシ及び駆動手段を搭載する押し込
み台と、該押し込み台をFRP管体の表面に対して進退
させる押し込み手段とを備えている。面荒らし工具は、
砥粒入りナイロンブラシを駆動手段によって高速回転さ
せながら、押し込み手段によってFRP管体の表面に押
し付けることによって、面荒らし加工を行なうブラッシ
ング方式のものであり、切削工具によって孔開けされる
開口部の周囲(取付けフランジの接触面)等に面荒らし
加工を行なうことによって、その部分に接着剤が付き易
いようにしている。同一の加工台車上に設けられる切削
工具は、例えばエンドミルからなり、該エンドミルを回
転駆動する駆動手段と、エンドミル及び駆動手段を搭載
する押し込み台と、該押し込み台をFRP管体の表面に
対して進退させる押し込み手段とを備えている。なお、
面荒らし工具及び切削工具の高さの調整は、FRP管体
を回転することによって行なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
1つの加工台車上に面荒らし工具及び切削工具を備えた
FRP管体の加工設備には以下の問題があった。面荒ら
し工具である円筒状の砥石入りナイロンブラシを高速回
転させて面荒らし加工を行なっているので、切削粉が非
常に微細になるため(例えば、50μm〜1000μm
が90%)集塵装置で吸引、回収しているにも拘わら
ず、外部への飛散が激しく、工場内の作業環境を著しく
悪化させていた。また、1台の加工台車上に面荒らし工
具及び切削工具とを搭載しているので、面荒らし加工と
孔開け加工(又は切断加工)とを同時に行なうことがで
きないために、加工効率が低く、作業性が悪いという問
題もあった。
1つの加工台車上に面荒らし工具及び切削工具を備えた
FRP管体の加工設備には以下の問題があった。面荒ら
し工具である円筒状の砥石入りナイロンブラシを高速回
転させて面荒らし加工を行なっているので、切削粉が非
常に微細になるため(例えば、50μm〜1000μm
が90%)集塵装置で吸引、回収しているにも拘わら
ず、外部への飛散が激しく、工場内の作業環境を著しく
悪化させていた。また、1台の加工台車上に面荒らし工
具及び切削工具とを搭載しているので、面荒らし加工と
孔開け加工(又は切断加工)とを同時に行なうことがで
きないために、加工効率が低く、作業性が悪いという問
題もあった。
【0004】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で、作業環境を悪化することなく、面荒らし加工可能
で、作業性を向上できるFRP管体の加工設備を提供す
ることを目的とする。
で、作業環境を悪化することなく、面荒らし加工可能
で、作業性を向上できるFRP管体の加工設備を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載のFRP管体の加工設備は、大径のFRP管体を回
転可能に支持するローラー台と、前記ローラー台と平行
に配置された軌条と、前記軌条上に走行可能に配置さ
れ、前記FRP管体の孔開け及び端面加工を行う切削工
具を備える第1の加工台車と、前記第1の加工台車とは
別に前記軌条上に走行可能に配置され、前記FRP管体
の面荒らし加工を行う面荒らし工具を備えた第2の加工
台車とを有する。請求項2記載のFRP管体の加工設備
は、請求項1記載のFRP管体の加工設備において、前
記面荒らし工具は、回転駆動され、先端に超硬質チップ
を備える工具からなり、該工具の周囲には集塵フードが
設けられている。請求項3記載のFRP管体の加工設備
は、請求項2記載のFRP管体の加工設備において、前
記FRP管体の表面の形状に倣って、その先端部が当接
可能なメカ倣いリングを前記集塵フードに備えている。
記載のFRP管体の加工設備は、大径のFRP管体を回
転可能に支持するローラー台と、前記ローラー台と平行
に配置された軌条と、前記軌条上に走行可能に配置さ
れ、前記FRP管体の孔開け及び端面加工を行う切削工
具を備える第1の加工台車と、前記第1の加工台車とは
別に前記軌条上に走行可能に配置され、前記FRP管体
の面荒らし加工を行う面荒らし工具を備えた第2の加工
台車とを有する。請求項2記載のFRP管体の加工設備
は、請求項1記載のFRP管体の加工設備において、前
記面荒らし工具は、回転駆動され、先端に超硬質チップ
を備える工具からなり、該工具の周囲には集塵フードが
設けられている。請求項3記載のFRP管体の加工設備
は、請求項2記載のFRP管体の加工設備において、前
記FRP管体の表面の形状に倣って、その先端部が当接
可能なメカ倣いリングを前記集塵フードに備えている。
【0006】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。図1は本発明の一実施の形態に係る
FRP管体の加工設備を構成する、面荒らし工具を備え
た第2の加工台車の構成図、図2は同一部切欠き部分正
面図、図3は同平断面図、図4は面荒らし工具及び集塵
フードの平断面図、図5は本発明の一実施の形態に係る
FRP管体の加工設備を構成する、切削工具を備えた第
1の加工台車の構成図、図6は第1の加工台車の集塵フ
ードの説明図、図7は本発明の一実施の形態に係るFR
P管体の加工設備の全体配置図、図8は第2の加工台車
のメカ倣いリングを備えた集塵フードの変形例の説明図
である。
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。図1は本発明の一実施の形態に係る
FRP管体の加工設備を構成する、面荒らし工具を備え
た第2の加工台車の構成図、図2は同一部切欠き部分正
面図、図3は同平断面図、図4は面荒らし工具及び集塵
フードの平断面図、図5は本発明の一実施の形態に係る
FRP管体の加工設備を構成する、切削工具を備えた第
1の加工台車の構成図、図6は第1の加工台車の集塵フ
ードの説明図、図7は本発明の一実施の形態に係るFR
P管体の加工設備の全体配置図、図8は第2の加工台車
のメカ倣いリングを備えた集塵フードの変形例の説明図
である。
【0007】本発明の一実施の形態に係るFRP管体の
加工設備10(図7を参照)を構成する、軌条13上に
走行可能に配置され、FRP管体12の面荒らし加工を
行う面荒らし工具16を備える第2の加工台車14につ
いて、図1〜図4を参照しながら説明する。FRP管体
12の表面の面荒らし加工を行う面荒らし工具16(例
えば、TACミル)を備えた第2の加工台車14は、図
1に示すように、管体搭載台車11上に回転可能に載置
されたFRP管体12の長手方向に沿って平行に敷設さ
れた一対の軌条13上を走行するように配置されてい
る。
加工設備10(図7を参照)を構成する、軌条13上に
走行可能に配置され、FRP管体12の面荒らし加工を
行う面荒らし工具16を備える第2の加工台車14につ
いて、図1〜図4を参照しながら説明する。FRP管体
12の表面の面荒らし加工を行う面荒らし工具16(例
えば、TACミル)を備えた第2の加工台車14は、図
1に示すように、管体搭載台車11上に回転可能に載置
されたFRP管体12の長手方向に沿って平行に敷設さ
れた一対の軌条13上を走行するように配置されてい
る。
【0008】第2の加工台車14上には、FRP管体1
2の表面に接触、押圧される、先端に超硬質チップ15
が取付けられた面荒らし工具16と、面荒らし工具16
を着脱治具の一例であるチャック17を介して回転する
回転駆動手段18と、面荒らし工具16及び回転駆動手
段18を搭載する昇降台19をFRP管体12の円周方
向(図1の矢印P)に沿って円弧状に昇降可能な昇降手
段20と、昇降手段20と昇降台19とを搭載した押し
込み台21を原点位置からFRP管体12の表面の10
mm程度まで面荒らし工具16を進退させる、図示しな
い進退用モータやスクリューシャフト等からなる進退手
段と、面荒らし工具16をFRP管体12の表面の10
mm程度からFRP管体12に押し付けるための押し込
み手段の一例であるエアシリンダー22とが搭載されて
いる。以下、詳細に説明する。
2の表面に接触、押圧される、先端に超硬質チップ15
が取付けられた面荒らし工具16と、面荒らし工具16
を着脱治具の一例であるチャック17を介して回転する
回転駆動手段18と、面荒らし工具16及び回転駆動手
段18を搭載する昇降台19をFRP管体12の円周方
向(図1の矢印P)に沿って円弧状に昇降可能な昇降手
段20と、昇降手段20と昇降台19とを搭載した押し
込み台21を原点位置からFRP管体12の表面の10
mm程度まで面荒らし工具16を進退させる、図示しな
い進退用モータやスクリューシャフト等からなる進退手
段と、面荒らし工具16をFRP管体12の表面の10
mm程度からFRP管体12に押し付けるための押し込
み手段の一例であるエアシリンダー22とが搭載されて
いる。以下、詳細に説明する。
【0009】面荒らし工具16の先端部には、3枚の超
硬質チップ15が120°ピッチで着脱可能に取付けら
れ、超硬質チップ15のピッチ円の直径dは50mm、
外形Dは67mmとしている。超硬質チップ15の仕様
として、材質は焼結ダイヤモンド、刃先形状は四角形状
のものを使用している。面荒らし工具16を回転する回
転駆動手段18は、図2に示すように、昇降台19の上
部に取付けられたモータ23の出力軸24に固着された
歯付プーリ25が、チャック17を介して面荒らし工具
16を回転可能に支持するミーリングスピンドル26の
入力軸27に固着された、歯付プーリ25に対応する歯
付プーリ28に歯付ベルト29を介して連結されてい
る。従って、モータ23を回転することによって、面荒
らし工具16の先端部の超硬質チップ15が回転するこ
とになる。
硬質チップ15が120°ピッチで着脱可能に取付けら
れ、超硬質チップ15のピッチ円の直径dは50mm、
外形Dは67mmとしている。超硬質チップ15の仕様
として、材質は焼結ダイヤモンド、刃先形状は四角形状
のものを使用している。面荒らし工具16を回転する回
転駆動手段18は、図2に示すように、昇降台19の上
部に取付けられたモータ23の出力軸24に固着された
歯付プーリ25が、チャック17を介して面荒らし工具
16を回転可能に支持するミーリングスピンドル26の
入力軸27に固着された、歯付プーリ25に対応する歯
付プーリ28に歯付ベルト29を介して連結されてい
る。従って、モータ23を回転することによって、面荒
らし工具16の先端部の超硬質チップ15が回転するこ
とになる。
【0010】面荒らし工具16及び回転駆動手段18を
搭載する昇降台19を昇降可能な昇降手段20は、図
2、図3に示すように、押し込み台21の表側に、FR
P管体12の円周方向に沿って所定の間隔を開けて取付
けられた円弧状の2本の凸状の外、内雄ガイド30、3
1と、これらと摺動する昇降台19の裏面に設けられた
先端が凹状でブロック状の1組の外、内雌ガイド32、
33と、内雄ガイド31に隣接して、内雄ガイド31の
凸側(反FRP管体12側)の押し込み台21の表側に
固着された円弧状のラック34と、ラック34に噛合
し、昇降台19に取付けられた図示しない回転駆動源の
出力軸に固着されたピニオン35とからなる。なお、図
3中の符号41は、ピニオン35の取付け軸を支持する
軸受を示す。
搭載する昇降台19を昇降可能な昇降手段20は、図
2、図3に示すように、押し込み台21の表側に、FR
P管体12の円周方向に沿って所定の間隔を開けて取付
けられた円弧状の2本の凸状の外、内雄ガイド30、3
1と、これらと摺動する昇降台19の裏面に設けられた
先端が凹状でブロック状の1組の外、内雌ガイド32、
33と、内雄ガイド31に隣接して、内雄ガイド31の
凸側(反FRP管体12側)の押し込み台21の表側に
固着された円弧状のラック34と、ラック34に噛合
し、昇降台19に取付けられた図示しない回転駆動源の
出力軸に固着されたピニオン35とからなる。なお、図
3中の符号41は、ピニオン35の取付け軸を支持する
軸受を示す。
【0011】外、内雄ガイド30、31はそれぞれ、押
し込み台21の表側に固着された円弧状の平板36、3
7を介してボルト38、39によって取付けられてい
る。また、外雌ガイド32は、昇降台19の裏面に直
接、一方内雌ガイド33は4角形状の取付け板40を介
して、それぞれボルト42、43によって取付けられて
いる。従って、昇降台19の前記回転駆動源を駆動する
ことによりピニオン35が回転し、ピニオン35と噛合
する、押し込み台21に設けられたラック34に沿っ
て、昇降台19の外、内雌ガイド32、33が外、内雄
ガイド30、31にガイドされて昇降することになる。
し込み台21の表側に固着された円弧状の平板36、3
7を介してボルト38、39によって取付けられてい
る。また、外雌ガイド32は、昇降台19の裏面に直
接、一方内雌ガイド33は4角形状の取付け板40を介
して、それぞれボルト42、43によって取付けられて
いる。従って、昇降台19の前記回転駆動源を駆動する
ことによりピニオン35が回転し、ピニオン35と噛合
する、押し込み台21に設けられたラック34に沿っ
て、昇降台19の外、内雌ガイド32、33が外、内雄
ガイド30、31にガイドされて昇降することになる。
【0012】面荒らし工具16及びチャック17は、図
4に示すように、ミーリングスピンドル26の先端部に
取付けられた集塵フード44によってカバーされてい
る。集塵フード44は、その基端がミーリングスピンド
ル26の先端部に着脱可能に取付けられる円筒部45
と、円筒部45の先端部に着脱可能に取付けられた断面
L字状の環状体からなる押し当て部46とからなる。な
お、円筒部45の一側壁には、集塵用の開口47が形成
され、開口47には、図1に示すように、第2の加工台
車14上に取付けられた集塵装置48の集塵配管の端部
に接続する排出管49が集塵フード44の後方に傾斜し
て溶接にて設けられている。また、円筒部45の中間部
の開口47に対向する位置に空気孔115が形成されて
いる。
4に示すように、ミーリングスピンドル26の先端部に
取付けられた集塵フード44によってカバーされてい
る。集塵フード44は、その基端がミーリングスピンド
ル26の先端部に着脱可能に取付けられる円筒部45
と、円筒部45の先端部に着脱可能に取付けられた断面
L字状の環状体からなる押し当て部46とからなる。な
お、円筒部45の一側壁には、集塵用の開口47が形成
され、開口47には、図1に示すように、第2の加工台
車14上に取付けられた集塵装置48の集塵配管の端部
に接続する排出管49が集塵フード44の後方に傾斜し
て溶接にて設けられている。また、円筒部45の中間部
の開口47に対向する位置に空気孔115が形成されて
いる。
【0013】押し当て部46は、円筒部45の先端部の
外面に嵌入され、図示しないセットボルトにより円筒部
45に着脱可能に取付けられる円環部50と、円環部5
0の先端に一体的に設けられたリング状の当接部51と
を有している。当接部51の内側には、先方に突出した
突起52が形成され、図に示すように、突起52の先端
と超硬質チップ15との先端とは、距離hだけ超硬質チ
ップ15が突出するように設定されている。また、距離
hは押し当て部46の円環部50を円筒部45に対して
スライドさせることによって調整可能となっている。な
お、調整後は図示しないセットボルトにより、押し当て
部46を円筒部45に固定する。従って、面荒らし加工
中に発生する切削粉を集塵フード44を介して集塵装置
48により排出し、同時にエアシリンダー22で押し込
み台21を押し付ける際に、超硬質チップ15の押し込
み量を所定の距離hとすることができる。押し当て部4
6の当接部51に設けた突起52及び前記セットボルト
によって、超硬質チップ15をFRP管体12の表面か
ら所定量押し込むための押込み量調整手段が構成されて
いる。
外面に嵌入され、図示しないセットボルトにより円筒部
45に着脱可能に取付けられる円環部50と、円環部5
0の先端に一体的に設けられたリング状の当接部51と
を有している。当接部51の内側には、先方に突出した
突起52が形成され、図に示すように、突起52の先端
と超硬質チップ15との先端とは、距離hだけ超硬質チ
ップ15が突出するように設定されている。また、距離
hは押し当て部46の円環部50を円筒部45に対して
スライドさせることによって調整可能となっている。な
お、調整後は図示しないセットボルトにより、押し当て
部46を円筒部45に固定する。従って、面荒らし加工
中に発生する切削粉を集塵フード44を介して集塵装置
48により排出し、同時にエアシリンダー22で押し込
み台21を押し付ける際に、超硬質チップ15の押し込
み量を所定の距離hとすることができる。押し当て部4
6の当接部51に設けた突起52及び前記セットボルト
によって、超硬質チップ15をFRP管体12の表面か
ら所定量押し込むための押込み量調整手段が構成されて
いる。
【0014】エアシリンダー22は、第2の加工台車1
4上に固着された台座53上を摺動する押し込み台21
をFRP管体12の表面に対して進退させるもので、図
1に示すように、台座53の後部に設けられたブラケッ
ト54上に取付けられている。エアシリンダー22のロ
ッド部は接続金具を介して押し込み台21の後部の下部
に取付けられている。なお、エアシリンダー22は、コ
ンプレッサー、電磁弁、圧力調整弁等を備えた図示しな
い制御・駆動ユニットに接続されていて、超硬質チップ
15をFRP管体12に対して、所定の押し付け圧力で
押すことができるように構成されている。所定の押し付
け圧力とは、例えば、2〜3kg/cm2 である。押し
付け圧力が2kg/cm2 未満であれば、エアシリンダ
ー22がスティック・スリップ等の作動不良の問題を生
じ、一方押し付け圧力が3kg/cm2 を超える場合に
は、FRP管体12の変形等の問題を生じる。なお、図
1中の符号55はFRP管体12を回転可能に支持する
ローラー台、符号56は集塵装置48の吸込口、図2中
の符号57はトライチャックを固定するドローバー、符
号58は安全用カバー、図3中の符号59は集塵フード
44の排出管49に接続される集塵装置48の管端部で
ある。
4上に固着された台座53上を摺動する押し込み台21
をFRP管体12の表面に対して進退させるもので、図
1に示すように、台座53の後部に設けられたブラケッ
ト54上に取付けられている。エアシリンダー22のロ
ッド部は接続金具を介して押し込み台21の後部の下部
に取付けられている。なお、エアシリンダー22は、コ
ンプレッサー、電磁弁、圧力調整弁等を備えた図示しな
い制御・駆動ユニットに接続されていて、超硬質チップ
15をFRP管体12に対して、所定の押し付け圧力で
押すことができるように構成されている。所定の押し付
け圧力とは、例えば、2〜3kg/cm2 である。押し
付け圧力が2kg/cm2 未満であれば、エアシリンダ
ー22がスティック・スリップ等の作動不良の問題を生
じ、一方押し付け圧力が3kg/cm2 を超える場合に
は、FRP管体12の変形等の問題を生じる。なお、図
1中の符号55はFRP管体12を回転可能に支持する
ローラー台、符号56は集塵装置48の吸込口、図2中
の符号57はトライチャックを固定するドローバー、符
号58は安全用カバー、図3中の符号59は集塵フード
44の排出管49に接続される集塵装置48の管端部で
ある。
【0015】次に、本発明の一実施の形態に係るFRP
管体の加工設備10(図7を参照)を構成する、軌条1
3上に走行可能に配置され、FRP管体12の孔開け及
び端面加工を行う切削工具の一例であるエンドミル63
を備える第1の加工台車62について、図5、図6を参
照しながら説明する。FRP管体12の孔開け及び端面
加工を行うエンドミル63も、面荒らし加工を行う面荒
らし工具16を備えた第2の加工台車14と同様、図に
示すように、管体搭載台車11上に回転可能に載置され
たFRP管体12の長手方向に沿って平行に敷設された
一対の軌条13上を前後進する第1の加工台車62上に
搭載されている。第1の加工台車62上には、FRP管
体12の表面に押圧される、先端に切削チップを有する
エンドミル63と、エンドミル63を着脱治具の一例で
あるチャック64を介して回転する回転駆動手段65
と、エンドミル63及び回転駆動手段65を搭載する押
し込み台66をFRP管体12の表面に対して水平方向
(図5の矢印Q)に進退可能な押し込み手段67と、押
し込み台66と押し込み手段67とを搭載した昇降台6
8を支持台60に対して上下に昇降させる図示しない昇
降手段とが搭載されている。以下、詳細に説明する。
管体の加工設備10(図7を参照)を構成する、軌条1
3上に走行可能に配置され、FRP管体12の孔開け及
び端面加工を行う切削工具の一例であるエンドミル63
を備える第1の加工台車62について、図5、図6を参
照しながら説明する。FRP管体12の孔開け及び端面
加工を行うエンドミル63も、面荒らし加工を行う面荒
らし工具16を備えた第2の加工台車14と同様、図に
示すように、管体搭載台車11上に回転可能に載置され
たFRP管体12の長手方向に沿って平行に敷設された
一対の軌条13上を前後進する第1の加工台車62上に
搭載されている。第1の加工台車62上には、FRP管
体12の表面に押圧される、先端に切削チップを有する
エンドミル63と、エンドミル63を着脱治具の一例で
あるチャック64を介して回転する回転駆動手段65
と、エンドミル63及び回転駆動手段65を搭載する押
し込み台66をFRP管体12の表面に対して水平方向
(図5の矢印Q)に進退可能な押し込み手段67と、押
し込み台66と押し込み手段67とを搭載した昇降台6
8を支持台60に対して上下に昇降させる図示しない昇
降手段とが搭載されている。以下、詳細に説明する。
【0016】エンドミル63には、その先端部に4枚の
チップが取付けられ、エンドミル63の外径は20m
m、刃の長さは40mm程度のものを使用している。エ
ンドミル63を回転する回転駆動手段65は、図5に示
すように、押し込み台66の上部に取付けられたモータ
69の出力軸70に固着された複数溝(本実施の形態で
は3列)を有するVプーリー71が、チャック64を介
してエンドミル63を回転可能に支持するミーリングス
ピンドル72の入力軸73に固着された、Vプーリー7
1に対応する複数溝を有するVプーリー74に複数本の
Vベルト75を介して連結されている。従って、モータ
69を回転することによって、エンドミル63が回転す
ることになる。
チップが取付けられ、エンドミル63の外径は20m
m、刃の長さは40mm程度のものを使用している。エ
ンドミル63を回転する回転駆動手段65は、図5に示
すように、押し込み台66の上部に取付けられたモータ
69の出力軸70に固着された複数溝(本実施の形態で
は3列)を有するVプーリー71が、チャック64を介
してエンドミル63を回転可能に支持するミーリングス
ピンドル72の入力軸73に固着された、Vプーリー7
1に対応する複数溝を有するVプーリー74に複数本の
Vベルト75を介して連結されている。従って、モータ
69を回転することによって、エンドミル63が回転す
ることになる。
【0017】押し込み台66を進退可能な押し込み手段
67は、押し込み台66の裏側に上、下にそれぞれ2個
づつ設けられた、先端が凹状でブロック状の図示しない
上、下雌ガイドと、該上、下雌ガイドと摺動する、所定
の間隔を開けて昇降台68の上下に水平方向に設けられ
た直線状の2本の凸状の上、下雄ガイド76、77と、
押し込み台66に形成された図示しない雌ねじと、該雌
ねじに螺合する雄ねじを形成されたスクリューシャフト
78と、カップリング79を介してスクリューシャフト
78に接続されたモータ80とにより構成されている。
図5中の符号61はスクリューシャフト78を回転支持
する軸受を示す。なお、押し込み手段67は、エンドミ
ル63をFRP管体12の表面に対して水平方向に所定
量切り込むためのストローク調整手段を備えている。
67は、押し込み台66の裏側に上、下にそれぞれ2個
づつ設けられた、先端が凹状でブロック状の図示しない
上、下雌ガイドと、該上、下雌ガイドと摺動する、所定
の間隔を開けて昇降台68の上下に水平方向に設けられ
た直線状の2本の凸状の上、下雄ガイド76、77と、
押し込み台66に形成された図示しない雌ねじと、該雌
ねじに螺合する雄ねじを形成されたスクリューシャフト
78と、カップリング79を介してスクリューシャフト
78に接続されたモータ80とにより構成されている。
図5中の符号61はスクリューシャフト78を回転支持
する軸受を示す。なお、押し込み手段67は、エンドミ
ル63をFRP管体12の表面に対して水平方向に所定
量切り込むためのストローク調整手段を備えている。
【0018】昇降台68を上下に昇降させる昇降手段
は、昇降手段20と同様に、支持台60の表側に所定の
間隔を開けて設けられた上下方向の直線状の2本の凸状
の左、右雄ガイド81、82と、左、右雄ガイド81、
82と摺動する昇降台68の裏面側に設けられた図示し
ない左、右雌ガイドと、図示しない昇降装置(例えば、
ボールスクリュー機構を採用できる)とから構成されて
いる。従って、昇降装置を駆動することによって、昇降
台68を支持台60に対して上下に昇降させることがで
きる。
は、昇降手段20と同様に、支持台60の表側に所定の
間隔を開けて設けられた上下方向の直線状の2本の凸状
の左、右雄ガイド81、82と、左、右雄ガイド81、
82と摺動する昇降台68の裏面側に設けられた図示し
ない左、右雌ガイドと、図示しない昇降装置(例えば、
ボールスクリュー機構を採用できる)とから構成されて
いる。従って、昇降装置を駆動することによって、昇降
台68を支持台60に対して上下に昇降させることがで
きる。
【0019】図6(A)、(B)に示すように、エンド
ミル63及びチャック64は、ミーリングスピンドル7
2の先端部に取付けられた集塵フード83によってカバ
ーされている。集塵フード83は、その基端部がミーリ
ングスピンドル72に着脱可能に取付けられる固定部8
4と、固定部84の先端部に鉛直方向に回動可能に取付
けられた回動部85とから構成されている。固定部84
は、図に示すように、ミーリングスピンドル72の先端
部に嵌入する円筒部材86と、円筒部材86の先端に溶
接等で取付けられた、チャック64が挿通する開口87
を有する正方形状の取付け板88と、取付け板88の前
面に取付けられたガイド部材89とからなり、ガイド部
材89は、前方に拡がる上、下ガイド板90、91と、
上、下ガイド板90、91のそれぞれの左、右端を連結
する側板92、93とから構成されている。
ミル63及びチャック64は、ミーリングスピンドル7
2の先端部に取付けられた集塵フード83によってカバ
ーされている。集塵フード83は、その基端部がミーリ
ングスピンドル72に着脱可能に取付けられる固定部8
4と、固定部84の先端部に鉛直方向に回動可能に取付
けられた回動部85とから構成されている。固定部84
は、図に示すように、ミーリングスピンドル72の先端
部に嵌入する円筒部材86と、円筒部材86の先端に溶
接等で取付けられた、チャック64が挿通する開口87
を有する正方形状の取付け板88と、取付け板88の前
面に取付けられたガイド部材89とからなり、ガイド部
材89は、前方に拡がる上、下ガイド板90、91と、
上、下ガイド板90、91のそれぞれの左、右端を連結
する側板92、93とから構成されている。
【0020】回動部85は、図に示すように、固定部8
4の先端部に取付けられて、上、下ガイド板90、91
に当接しながら回動する上、下にそれぞれ設けられた円
弧状の上、下ガイド板94、95と、上、下ガイド板9
2、93の幅方向の両端部に固着されたフランジ板9
6、97と、フランジ板96、97に図示しないボル
ト、ナットを介して連結される側板98、99とからな
っている。回動部85が固定部84の先端部に対して回
動可能になるように、ガイド部材89の側板92、93
及び回動部85の側板98、99の、エンドミル63及
びチャック64の軸心と一致する位置には挿通孔が形成
されていて、図に示すように、ボルト100、ナット1
01等により緩く連結されている。なお、回動部85の
先端の全周が、FRP管体12の表面に接触可能な形状
となっている。
4の先端部に取付けられて、上、下ガイド板90、91
に当接しながら回動する上、下にそれぞれ設けられた円
弧状の上、下ガイド板94、95と、上、下ガイド板9
2、93の幅方向の両端部に固着されたフランジ板9
6、97と、フランジ板96、97に図示しないボル
ト、ナットを介して連結される側板98、99とからな
っている。回動部85が固定部84の先端部に対して回
動可能になるように、ガイド部材89の側板92、93
及び回動部85の側板98、99の、エンドミル63及
びチャック64の軸心と一致する位置には挿通孔が形成
されていて、図に示すように、ボルト100、ナット1
01等により緩く連結されている。なお、回動部85の
先端の全周が、FRP管体12の表面に接触可能な形状
となっている。
【0021】図6(B)に示すように、側板92の下部
には、集塵用の開口が形成され、開口には第1の加工台
車62上に取付けられた図示しない集塵装置の集塵配管
の管端部に接続する排出管102が溶接にて設けられて
いる。なお、回動部85の側板98には、回動部85の
回動時に排出管102と干渉しないように図示しない切
欠きが形成されている。従って、図5の実線(下限位
置)及び破線(上限位置)で示すように、エンドミル6
3が押し込み手段67によって押し込まれてFRP管体
12の表面に対して垂直方向に接触しない場合でも、回
動部85がFRP管体12の表面に接触し、該表面に倣
ってボルト100を中心にして回動できるので、回動部
85の先端が略全周に渡ってFRP管体12の表面に対
してシール状態を維持でき、これによって、発生する切
削粉は集塵フード83を介して集塵装置により回収でき
る。
には、集塵用の開口が形成され、開口には第1の加工台
車62上に取付けられた図示しない集塵装置の集塵配管
の管端部に接続する排出管102が溶接にて設けられて
いる。なお、回動部85の側板98には、回動部85の
回動時に排出管102と干渉しないように図示しない切
欠きが形成されている。従って、図5の実線(下限位
置)及び破線(上限位置)で示すように、エンドミル6
3が押し込み手段67によって押し込まれてFRP管体
12の表面に対して垂直方向に接触しない場合でも、回
動部85がFRP管体12の表面に接触し、該表面に倣
ってボルト100を中心にして回動できるので、回動部
85の先端が略全周に渡ってFRP管体12の表面に対
してシール状態を維持でき、これによって、発生する切
削粉は集塵フード83を介して集塵装置により回収でき
る。
【0022】図7には、面荒らし工具16を備えた第2
の加工台車14とエンドミル63を備えた第1の加工台
車62とが、FRP管体12の長手方向に沿って敷設さ
れた軌条13上に別々に配置されたFRP管体の加工設
備10を示す。各加工台車14、62には図示しない走
行装置が備えられている。
の加工台車14とエンドミル63を備えた第1の加工台
車62とが、FRP管体12の長手方向に沿って敷設さ
れた軌条13上に別々に配置されたFRP管体の加工設
備10を示す。各加工台車14、62には図示しない走
行装置が備えられている。
【0023】次に、本発明の一実施の形態に係るFRP
管体の加工設備10の動作について図1、図5及び図7
を参照しながら説明する。管体搭載台車11上のローラ
ー台55に回転可能に支持されたFRP管体12が、所
定の加工位置に搬送されて来る。ここで、先ず、マンホ
ール等の開口及び端面の周辺部に面荒らし工具16によ
り面荒らし加工を行なうために、第2の加工台車14を
所定のサンディング位置に移動し、昇降手段20により
昇降台19を外、内雄ガイド30、31に沿って円弧状
に昇降させて、面荒らし工具16の軸心がFRP管体1
2の表面と略垂直に維持されながら所定の高さに設定
し、その後は、NC制御により回転駆動手段18及びエ
アシリンダー22を駆動して所定の大きさや形状及び切
り込み深さの面荒らし加工を行なう。この際、集塵装置
48も一緒に運転する。
管体の加工設備10の動作について図1、図5及び図7
を参照しながら説明する。管体搭載台車11上のローラ
ー台55に回転可能に支持されたFRP管体12が、所
定の加工位置に搬送されて来る。ここで、先ず、マンホ
ール等の開口及び端面の周辺部に面荒らし工具16によ
り面荒らし加工を行なうために、第2の加工台車14を
所定のサンディング位置に移動し、昇降手段20により
昇降台19を外、内雄ガイド30、31に沿って円弧状
に昇降させて、面荒らし工具16の軸心がFRP管体1
2の表面と略垂直に維持されながら所定の高さに設定
し、その後は、NC制御により回転駆動手段18及びエ
アシリンダー22を駆動して所定の大きさや形状及び切
り込み深さの面荒らし加工を行なう。この際、集塵装置
48も一緒に運転する。
【0024】その後、エンドミル63を備えた第1の加
工台車62が、前記面荒らし加工がなされた所定のカッ
ティング位置に移動し、昇降手段によりエンドミル63
を所定の高さに設定し、その後は、NC制御により回転
駆動手段65及び押し込み手段67を駆動してエンドミ
ル63によって所定の大きさ、形状のマンホール等の開
口を形成したり、又は、FRP管体12の端面の輪切り
切断を行なう。この際、集塵装置も一緒に運転する。カ
ッティング作業において、エンドミル63を搭載してい
る押し込み台66は、昇降台68と共に左、右雄ガイド
81、82に沿って垂直方向に昇降するので、エンドミ
ル63を水平方向の状態でFRP管体12に押し付ける
と共に、集塵フード83の回動部85の先端がFRP管
体12の表面に接触し、それによって回動部85がFR
P管体12の形状に倣って回動するため、集塵フード8
3がエンドミル63の周囲を充分にカバーして、集塵効
率を高めることができる。従来は、砥粒入りナイロンブ
ラシをFRP管体の表面に押し付けることによって、面
荒らし加工を行なうブラッシング方式のものであったの
で、発生する切削粉は非常に細かな微粉となり、このた
め、集塵が充分になされず、微粉が外部に飛散して環境
上問題であったが、本実施の形態の面荒らし加工におい
ては、超硬質チップ15を備えた面荒らし工具16を回
転させて、FRP管体12の表面に所定押し込み圧で押
し込んでいるので、切削粉は比較的大きく(例えば、1
〜2mm径で10〜30mm長さ程度)、集塵も充分に
行なわれるため、上述のような問題を解消することがで
きる。また、この際のFRP管体12の表面に形成され
る表面粗さも0.1〜0.3mm程度であり、この部分
に接着剤が付き易い状態となっている。
工台車62が、前記面荒らし加工がなされた所定のカッ
ティング位置に移動し、昇降手段によりエンドミル63
を所定の高さに設定し、その後は、NC制御により回転
駆動手段65及び押し込み手段67を駆動してエンドミ
ル63によって所定の大きさ、形状のマンホール等の開
口を形成したり、又は、FRP管体12の端面の輪切り
切断を行なう。この際、集塵装置も一緒に運転する。カ
ッティング作業において、エンドミル63を搭載してい
る押し込み台66は、昇降台68と共に左、右雄ガイド
81、82に沿って垂直方向に昇降するので、エンドミ
ル63を水平方向の状態でFRP管体12に押し付ける
と共に、集塵フード83の回動部85の先端がFRP管
体12の表面に接触し、それによって回動部85がFR
P管体12の形状に倣って回動するため、集塵フード8
3がエンドミル63の周囲を充分にカバーして、集塵効
率を高めることができる。従来は、砥粒入りナイロンブ
ラシをFRP管体の表面に押し付けることによって、面
荒らし加工を行なうブラッシング方式のものであったの
で、発生する切削粉は非常に細かな微粉となり、このた
め、集塵が充分になされず、微粉が外部に飛散して環境
上問題であったが、本実施の形態の面荒らし加工におい
ては、超硬質チップ15を備えた面荒らし工具16を回
転させて、FRP管体12の表面に所定押し込み圧で押
し込んでいるので、切削粉は比較的大きく(例えば、1
〜2mm径で10〜30mm長さ程度)、集塵も充分に
行なわれるため、上述のような問題を解消することがで
きる。また、この際のFRP管体12の表面に形成され
る表面粗さも0.1〜0.3mm程度であり、この部分
に接着剤が付き易い状態となっている。
【0025】また、エアシリンダー22で押し込み台2
1を押し付ける際に、集塵フード44の押し当て部46
の当接部51に設けた突起52によって、超硬質チップ
15をFRP管体12の表面から所定量(距離h)押し
込むようにしているので、切削不足、又は切削過剰を確
実に防止することができる。また、面荒らし工具16又
はエンドミル63を備えたそれぞれの加工台車14、6
2を独立に軌条13上の所定の位置に移動させて面荒ら
し加工及び切削加工を独立に操作できるので、従来のよ
うに、同一の加工台車上に面荒らし工具及び切削工具を
搭載した場合に比較して、作業性が向上する。
1を押し付ける際に、集塵フード44の押し当て部46
の当接部51に設けた突起52によって、超硬質チップ
15をFRP管体12の表面から所定量(距離h)押し
込むようにしているので、切削不足、又は切削過剰を確
実に防止することができる。また、面荒らし工具16又
はエンドミル63を備えたそれぞれの加工台車14、6
2を独立に軌条13上の所定の位置に移動させて面荒ら
し加工及び切削加工を独立に操作できるので、従来のよ
うに、同一の加工台車上に面荒らし工具及び切削工具を
搭載した場合に比較して、作業性が向上する。
【0026】前記実施の形態の集塵フード44において
は、押し当て部46は、図4に示すように、円環部50
と当接部51とを一体構造としている。なぜなら、昇降
台19は外、内雄ガイド30、31に沿って移動するの
で、集塵フード44の軸心がFRP管体12の表面と略
垂直に維持されるためである。しかし、集塵フード44
においては、FRP管体の外径が増減すると、それに応
じて集塵フード44の軸心をFRP管体の表面と略垂直
に常に、維持することができない。また、FRP管体の
外径の変化の他にも、FRP管体の表面のうねり(凸
凹)やFRP管体の搭載時の誤差等に対して、常に集塵
フード44の軸心をFRP管体の表面と略垂直に維持す
ることができないので、均一な面荒らし加工を実施でき
ない恐れがある。この点を考慮した集塵フードとして、
図8に示すような2片からなる押し当て部104を備え
た集塵フード105とすることができる。
は、押し当て部46は、図4に示すように、円環部50
と当接部51とを一体構造としている。なぜなら、昇降
台19は外、内雄ガイド30、31に沿って移動するの
で、集塵フード44の軸心がFRP管体12の表面と略
垂直に維持されるためである。しかし、集塵フード44
においては、FRP管体の外径が増減すると、それに応
じて集塵フード44の軸心をFRP管体の表面と略垂直
に常に、維持することができない。また、FRP管体の
外径の変化の他にも、FRP管体の表面のうねり(凸
凹)やFRP管体の搭載時の誤差等に対して、常に集塵
フード44の軸心をFRP管体の表面と略垂直に維持す
ることができないので、均一な面荒らし加工を実施でき
ない恐れがある。この点を考慮した集塵フードとして、
図8に示すような2片からなる押し当て部104を備え
た集塵フード105とすることができる。
【0027】押し当て部104は、集塵フード105の
円筒部45の先端部の外面に嵌入され、着脱可能に取付
けられる円環部106及び円環部106の先端に一体的
に設けられたリング状の環状板107からなる固定部1
03と、環状板107の内面に嵌入するメカ倣いリング
108とから構成されている。円環部106は円筒部4
5の先端部と摺動可能となって、円周方向に等間隔で取
付けられる8個のセットボルト114により、押し当て
部104を円筒部45に着脱可能となっている。また、
環状板107には、円周方向に等間隔で取付けられる3
個のアジャストボルト113が、その先端が円筒部45
の先端に当接するように設けられている。符号111、
112はそれぞれ集塵フード105の押し当て部104
を円筒部45に固定するためのセットボルト114用の
タップ穴、押し当て部104を円筒部45に対して接離
するためのアジャストボルト113用のタップ穴を示
す。メカ倣いリング108は短かい円管からなり、図に
示すように、180°対向する位置には、環状板107
の内面と一部直線で接触する突出部109が形成され、
突出部109の中央部にはメカ倣いリング108の半径
方向を貫通する開孔が形成されている。一方、突出部1
09に対応する環状板107の半径方向には、頭付きボ
ルト110が挿通する貫通孔が形成されて、頭付きボル
ト110の先端部がメカ倣いリング108の開孔に挿入
されている。
円筒部45の先端部の外面に嵌入され、着脱可能に取付
けられる円環部106及び円環部106の先端に一体的
に設けられたリング状の環状板107からなる固定部1
03と、環状板107の内面に嵌入するメカ倣いリング
108とから構成されている。円環部106は円筒部4
5の先端部と摺動可能となって、円周方向に等間隔で取
付けられる8個のセットボルト114により、押し当て
部104を円筒部45に着脱可能となっている。また、
環状板107には、円周方向に等間隔で取付けられる3
個のアジャストボルト113が、その先端が円筒部45
の先端に当接するように設けられている。符号111、
112はそれぞれ集塵フード105の押し当て部104
を円筒部45に固定するためのセットボルト114用の
タップ穴、押し当て部104を円筒部45に対して接離
するためのアジャストボルト113用のタップ穴を示
す。メカ倣いリング108は短かい円管からなり、図に
示すように、180°対向する位置には、環状板107
の内面と一部直線で接触する突出部109が形成され、
突出部109の中央部にはメカ倣いリング108の半径
方向を貫通する開孔が形成されている。一方、突出部1
09に対応する環状板107の半径方向には、頭付きボ
ルト110が挿通する貫通孔が形成されて、頭付きボル
ト110の先端部がメカ倣いリング108の開孔に挿入
されている。
【0028】また、メカ倣いリング108の先端(FR
P管体12の表面との接触部分)は、面荒らし工具16
の先端と距離hだけ突出するようにしていて、面荒らし
工具16の超硬質チップ15のFRP管体12に対する
切り込み深さを一定に制御している。距離hの調整方法
は、セットボルト114を緩めて、円環部106が円筒
部45に対して摺動可能とし、アジャストボルト113
によってメカ倣いリング108の先端を移動させて、所
定の距離hに設定した後、セットボルト114を締めて
押し当て部104を円筒部45に固定する。かかる構成
の集塵フード105により、FRP管体の外径の変化、
表面のうねり(凸凹)及び搭載時の誤差等に対して、押
し当て部104の固定部103の軸心をFRP管体の表
面と略垂直に維持することができない場合でも、メカ倣
いリング108の回動により、メカ倣いリング108の
先端の全周がFRP管体の表面に接触可能となり、それ
によって、面荒らしムラを防止でき、均一な面荒らし加
工が可能となる。
P管体12の表面との接触部分)は、面荒らし工具16
の先端と距離hだけ突出するようにしていて、面荒らし
工具16の超硬質チップ15のFRP管体12に対する
切り込み深さを一定に制御している。距離hの調整方法
は、セットボルト114を緩めて、円環部106が円筒
部45に対して摺動可能とし、アジャストボルト113
によってメカ倣いリング108の先端を移動させて、所
定の距離hに設定した後、セットボルト114を締めて
押し当て部104を円筒部45に固定する。かかる構成
の集塵フード105により、FRP管体の外径の変化、
表面のうねり(凸凹)及び搭載時の誤差等に対して、押
し当て部104の固定部103の軸心をFRP管体の表
面と略垂直に維持することができない場合でも、メカ倣
いリング108の回動により、メカ倣いリング108の
先端の全周がFRP管体の表面に接触可能となり、それ
によって、面荒らしムラを防止でき、均一な面荒らし加
工が可能となる。
【0029】前記実施の形態においては、大径のFRP
管体12を管体搭載台車11上のローラー台55に回転
可能に支持するようにしているが、管体搭載台車11を
使用しないで、床上に直接固定されたローラー台とする
こともできる。前記実施の形態においては、メカ倣いリ
ングの形状を円形としているが、メカ倣いリングの先端
の全周がFRP管体の表面に接触可能であれば、これに
限定されず、四角形又は多角形、楕円形でも適用でき
る。
管体12を管体搭載台車11上のローラー台55に回転
可能に支持するようにしているが、管体搭載台車11を
使用しないで、床上に直接固定されたローラー台とする
こともできる。前記実施の形態においては、メカ倣いリ
ングの形状を円形としているが、メカ倣いリングの先端
の全周がFRP管体の表面に接触可能であれば、これに
限定されず、四角形又は多角形、楕円形でも適用でき
る。
【0030】
【実施例】本発明の一実施の形態に係るFRP管体の加
工設備の実施例について説明する。取り扱ったFRP管
体の外径は2500mm、板厚は8〜12.5mm、管
長は3000〜11500mmであった。また、面荒ら
し工具の仕様として、超硬質チップはd=50mm×3
枚刃、回転数は1500rpm、切削速度(X軸送り速
度=第2の加工台車の前後進速度、Y軸送り速度=昇降
台の昇降速度)は6m/min、押し込み速度は1m/
min、切削深さ(距離h)は0.5mmとした。ま
た、集塵フードは、図8に示す構造のものを使用した。
上記の実施例において、FRP管体の表面の面荒らし加
工を実施した結果、外部への粉塵の飛散は皆無で、しか
も均一なサンディング加工が略100%達成できること
が確認できた。
工設備の実施例について説明する。取り扱ったFRP管
体の外径は2500mm、板厚は8〜12.5mm、管
長は3000〜11500mmであった。また、面荒ら
し工具の仕様として、超硬質チップはd=50mm×3
枚刃、回転数は1500rpm、切削速度(X軸送り速
度=第2の加工台車の前後進速度、Y軸送り速度=昇降
台の昇降速度)は6m/min、押し込み速度は1m/
min、切削深さ(距離h)は0.5mmとした。ま
た、集塵フードは、図8に示す構造のものを使用した。
上記の実施例において、FRP管体の表面の面荒らし加
工を実施した結果、外部への粉塵の飛散は皆無で、しか
も均一なサンディング加工が略100%達成できること
が確認できた。
【0031】
【発明の効果】請求項1〜3記載のFRP管体の加工設
備においては、大径のFRP管体の孔開け及び端面加工
を行う切削工具を備えた加工台車とFRP管体の面荒ら
し加工を行う面荒らし工具を備えた加工台車とを別々
に、FRP管体を回転可能に支持するローラー台と平行
に配置された軌条上に走行可能に配置しているので、両
方の加工作業を同時に行なうことができる確率が高くな
り、その結果、加工設備の作業性が向上する。特に、請
求項2記載のFRP管体の加工設備においては、面荒ら
し工具は、回転駆動され、先端に超硬質チップを備える
工具からなっているので、発生する切削粉が従来に較べ
て大きくできると共に、工具の周囲には集塵フードが設
けられているので、発生する切削粉を効率良く集塵する
ことができる。従って、従来のように微粉が外部へ飛散
して工場内の作業環境を著しく悪化させることを改善で
きる。請求項3記載のFRP管体の加工設備において
は、FRP管体の表面の形状に倣って、その先端部が当
接可能なメカ倣いリングを集塵フードに備えているの
で、FRP管体の外径の変化、表面のうねり及び搭載時
の誤差等に対して、常に集塵フードの先端部の軸心をF
RP管体の表面と略垂直に維持することができ、均一な
面荒らし加工が可能となる。
備においては、大径のFRP管体の孔開け及び端面加工
を行う切削工具を備えた加工台車とFRP管体の面荒ら
し加工を行う面荒らし工具を備えた加工台車とを別々
に、FRP管体を回転可能に支持するローラー台と平行
に配置された軌条上に走行可能に配置しているので、両
方の加工作業を同時に行なうことができる確率が高くな
り、その結果、加工設備の作業性が向上する。特に、請
求項2記載のFRP管体の加工設備においては、面荒ら
し工具は、回転駆動され、先端に超硬質チップを備える
工具からなっているので、発生する切削粉が従来に較べ
て大きくできると共に、工具の周囲には集塵フードが設
けられているので、発生する切削粉を効率良く集塵する
ことができる。従って、従来のように微粉が外部へ飛散
して工場内の作業環境を著しく悪化させることを改善で
きる。請求項3記載のFRP管体の加工設備において
は、FRP管体の表面の形状に倣って、その先端部が当
接可能なメカ倣いリングを集塵フードに備えているの
で、FRP管体の外径の変化、表面のうねり及び搭載時
の誤差等に対して、常に集塵フードの先端部の軸心をF
RP管体の表面と略垂直に維持することができ、均一な
面荒らし加工が可能となる。
【図1】本発明の一実施の形態に係るFRP管体の加工
設備を構成する、面荒らし工具を備えた第2の加工台車
の構成図である。
設備を構成する、面荒らし工具を備えた第2の加工台車
の構成図である。
【図2】同一部切欠き部分正面図である。
【図3】同平断面図である。
【図4】面荒らし工具及び集塵フードの平断面図であ
る。
る。
【図5】本発明の一実施の形態に係るFRP管体の加工
設備を構成する、切削工具を備えた第1の加工台車の構
成図である。
設備を構成する、切削工具を備えた第1の加工台車の構
成図である。
【図6】(A)、(B)は第1の加工台車の集塵フード
の説明図である。
の説明図である。
【図7】本発明の一実施の形態に係るFRP管体の加工
設備の全体配置図である。
設備の全体配置図である。
【図8】(A)、(B)は第2の加工台車のメカ倣いリ
ングを備えた集塵フードの変形例の説明図である。
ングを備えた集塵フードの変形例の説明図である。
10 FRP管体の加工設備 11 管体搭載
台車 12 FRP管体 13 軌条 14 第2の加工台車 15 超硬質チ
ップ 16 面荒らし工具 17 チャック
(着脱治具) 18 回転駆動手段 19 昇降台 20 昇降手段 21 押し込み
台 22 エアシリンダー(押し込み手段) 23 モータ 24 出力軸 25 歯付プーリ 26 ミーリン
グスピンドル 27 入力軸 28 歯付プー
リ 29 歯付ベルト 30 外雄ガイ
ド 31 内雄ガイド 32 外雌ガイ
ド 33 内雌ガイド 34 ラック 35 ピニオン 36 平板 37 平板 38 ボルト 39 ボルト 40 取付け板 41 軸受 42 ボルト 43 ボルト 44 集塵フー
ド 45 円筒部 46 押し当て
部 47 開口 48 集塵装置 49 排出管 50 円環部 51 当接部 52 突起 53 台座 54 ブラケッ
ト 55 ローラー台 56 吸込口 57 ドローバー 58 安全用カ
バー 59 管端部 60 支持台 61 軸受 62 第1の加
工台車 63 エンドミル(切削工具) 64 チャック
(着脱治具) 65 回転駆動手段 66 押し込み
台 67 押し込み手段 68 昇降台 69 モータ 70 出力軸 71 Vプーリー 72 ミーリン
グスピンドル 73 入力軸 74 Vプーリ
ー 75 Vベルト 76 上雄ガイ
ド 77 下雄ガイド 78 スクリュ
ーシャフト 79 カップリング 80 モータ 81 左雄ガイド 82 右雄ガイ
ド 83 集塵フード 84 固定部 85 回動部 86 円筒部材 87 開口 88 取付け板 89 ガイド部材 90 上ガイド
板 91 下ガイド板 92 側板 93 側板 94 上ガイド
板 95 下ガイド板 96 フランジ
板 97 フランジ板 98 側板 99 側板 100 ボルト 101 ナット 102 排出管 103 固定部 104 押し当
て部 105 集塵フード 106 円環部 107 環状板 108 メカ倣
いリング 109 突出部 110 頭付き
ボルト 111 タップ穴 112 タップ
穴 113 アジャストボルト 114 セット
ボルト 115 空気孔
台車 12 FRP管体 13 軌条 14 第2の加工台車 15 超硬質チ
ップ 16 面荒らし工具 17 チャック
(着脱治具) 18 回転駆動手段 19 昇降台 20 昇降手段 21 押し込み
台 22 エアシリンダー(押し込み手段) 23 モータ 24 出力軸 25 歯付プーリ 26 ミーリン
グスピンドル 27 入力軸 28 歯付プー
リ 29 歯付ベルト 30 外雄ガイ
ド 31 内雄ガイド 32 外雌ガイ
ド 33 内雌ガイド 34 ラック 35 ピニオン 36 平板 37 平板 38 ボルト 39 ボルト 40 取付け板 41 軸受 42 ボルト 43 ボルト 44 集塵フー
ド 45 円筒部 46 押し当て
部 47 開口 48 集塵装置 49 排出管 50 円環部 51 当接部 52 突起 53 台座 54 ブラケッ
ト 55 ローラー台 56 吸込口 57 ドローバー 58 安全用カ
バー 59 管端部 60 支持台 61 軸受 62 第1の加
工台車 63 エンドミル(切削工具) 64 チャック
(着脱治具) 65 回転駆動手段 66 押し込み
台 67 押し込み手段 68 昇降台 69 モータ 70 出力軸 71 Vプーリー 72 ミーリン
グスピンドル 73 入力軸 74 Vプーリ
ー 75 Vベルト 76 上雄ガイ
ド 77 下雄ガイド 78 スクリュ
ーシャフト 79 カップリング 80 モータ 81 左雄ガイド 82 右雄ガイ
ド 83 集塵フード 84 固定部 85 回動部 86 円筒部材 87 開口 88 取付け板 89 ガイド部材 90 上ガイド
板 91 下ガイド板 92 側板 93 側板 94 上ガイド
板 95 下ガイド板 96 フランジ
板 97 フランジ板 98 側板 99 側板 100 ボルト 101 ナット 102 排出管 103 固定部 104 押し当
て部 105 集塵フード 106 円環部 107 環状板 108 メカ倣
いリング 109 突出部 110 頭付き
ボルト 111 タップ穴 112 タップ
穴 113 アジャストボルト 114 セット
ボルト 115 空気孔
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 山川 憲裕
福岡県北九州市戸畑区飛幡町2番2号 ニ
ッテツ八幡エンジニアリング株式会社内
(72)発明者 吉良 健造
福岡県嘉穂郡庄内町大字綱分1471−1 西
日本フジ化工株式会社内
Fターム(参考) 4F205 AD12 AD19 AD28 AG08 AM12
AM18 HA32 HA35 HA44 HB01
HE16 HG06
Claims (3)
- 【請求項1】 大径のFRP管体を回転可能に支持する
ローラー台と、 前記ローラー台と平行に配置された軌条と、 前記軌条上に走行可能に配置され、前記FRP管体の孔
開け及び端面加工を行う切削工具を備える第1の加工台
車と、 前記第1の加工台車とは別に前記軌条上に走行可能に配
置され、前記FRP管体の面荒らし加工を行う面荒らし
工具を備えた第2の加工台車とを有することを特徴とす
るFRP管体の加工設備。 - 【請求項2】 前記面荒らし工具は、回転駆動され、先
端に超硬質チップを備える工具からなり、該工具の周囲
には集塵フードが設けられている請求項1記載のFRP
管体の加工設備。 - 【請求項3】 前記FRP管体の表面の形状に倣って、
その先端部が当接可能なメカ倣いリングを前記集塵フー
ドに備えた請求項2記載のFRP管体の加工設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10251834A JP2000061753A (ja) | 1998-08-20 | 1998-08-20 | Frp管体の加工設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10251834A JP2000061753A (ja) | 1998-08-20 | 1998-08-20 | Frp管体の加工設備 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000061753A true JP2000061753A (ja) | 2000-02-29 |
Family
ID=17228630
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10251834A Pending JP2000061753A (ja) | 1998-08-20 | 1998-08-20 | Frp管体の加工設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000061753A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101642824B (zh) * | 2009-07-31 | 2013-07-03 | 张圣昆 | 高精度二次加工机 |
CN105328459A (zh) * | 2015-12-05 | 2016-02-17 | 芜湖山野电器有限公司 | 一种钻孔磨削一体机 |
CN106041645A (zh) * | 2016-08-08 | 2016-10-26 | 无锡市汇鼎金属制管有限公司 | 一种用于管件加工的系统 |
CN108032086A (zh) * | 2017-12-16 | 2018-05-15 | 佛山市鼎翘五金有限公司 | 一种钣金工作台管脚剪切钻孔一体装置 |
CN110814766A (zh) * | 2019-11-19 | 2020-02-21 | 长兴永润机械有限公司 | 一种工件边角切割打磨装置 |
CN111745410A (zh) * | 2020-07-08 | 2020-10-09 | 郑州工业应用技术学院 | 一种用于计算机外壳体生产的钻孔装置 |
CN112338545A (zh) * | 2020-09-25 | 2021-02-09 | 浙江欧特立汽车空调有限公司 | 一种汽车空调消音器自动化冲压倒角一体机 |
CN114260717A (zh) * | 2022-03-03 | 2022-04-01 | 佛山市万鑫伟业自动化设备有限公司 | 钢圈自动化生产线 |
CN115922353A (zh) * | 2023-02-08 | 2023-04-07 | 佛山市顺德区凯铭威机械有限公司 | 去毛刺切管机及切管方法 |
CN117961562A (zh) * | 2024-03-15 | 2024-05-03 | 桑尼泰克精密工业股份有限公司 | 一种八角管切削打磨一体装置 |
-
1998
- 1998-08-20 JP JP10251834A patent/JP2000061753A/ja active Pending
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN110814766B (zh) * | 2019-11-19 | 2021-04-20 | 浙江众鑫新材料有限公司 | 一种工件边角切割打磨装置 |
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CN114260717A (zh) * | 2022-03-03 | 2022-04-01 | 佛山市万鑫伟业自动化设备有限公司 | 钢圈自动化生产线 |
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CN117961562A (zh) * | 2024-03-15 | 2024-05-03 | 桑尼泰克精密工业股份有限公司 | 一种八角管切削打磨一体装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050808 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081125 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090324 |