JP2000061192A - 洗濯機 - Google Patents
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- JP2000061192A JP2000061192A JP10233693A JP23369398A JP2000061192A JP 2000061192 A JP2000061192 A JP 2000061192A JP 10233693 A JP10233693 A JP 10233693A JP 23369398 A JP23369398 A JP 23369398A JP 2000061192 A JP2000061192 A JP 2000061192A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 超音波洗浄装置の操作性を向上させた洗濯機
を提供するものである。 【解決手段】 超音波振動子２２と、該超音波振動子２
２と機械的に連結した振動ホーン２３と、該振動ホーン
２３の表面に液体を供給する給液手段と、上記超音波振
動子２２を駆動するための電力を供給する発振回路とを
備えた超音波洗浄装置を、不使用時は本体周縁部に収納
し、使用時に洗濯槽より所定方向に引き出し可能に具備
してなる。
を提供するものである。 【解決手段】 超音波振動子２２と、該超音波振動子２
２と機械的に連結した振動ホーン２３と、該振動ホーン
２３の表面に液体を供給する給液手段と、上記超音波振
動子２２を駆動するための電力を供給する発振回路とを
備えた超音波洗浄装置を、不使用時は本体周縁部に収納
し、使用時に洗濯槽より所定方向に引き出し可能に具備
してなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波洗浄装置を
具備した洗濯機に関するものである。
具備した洗濯機に関するものである。
【０００２】
【従来技術】従来のこの種の洗濯機としては、例えば、
洗濯機に設けた直接加振型の超音波洗浄装置の振動ホー
ンに洗濯物の汚れ部位を接触させて部分洗いを行えるよ
うになっていて、更に超音波振動子及び振動ホーンが洗
濯機本体から着脱可能にしたものがある。
洗濯機に設けた直接加振型の超音波洗浄装置の振動ホー
ンに洗濯物の汚れ部位を接触させて部分洗いを行えるよ
うになっていて、更に超音波振動子及び振動ホーンが洗
濯機本体から着脱可能にしたものがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものにおい
ては、超音波洗浄装置の振動ホーンを洗濯機本体の周縁
部に設けた場合、洗濯物を手で持って行くにはスペース
が狭いという理由から作業がやりにくいという課題があ
った。特に洗濯機本体上面板の後部に配置した場合、手
を一杯に伸ばして洗濯物の汚れ部位を振動ホーンに接触
させねばならないという苦痛を伴う課題もあった。ま
た、洗濯機本体上面板の側部に配置した場合、使用者は
体をよじって操作しなければならず、苦痛であった。
ては、超音波洗浄装置の振動ホーンを洗濯機本体の周縁
部に設けた場合、洗濯物を手で持って行くにはスペース
が狭いという理由から作業がやりにくいという課題があ
った。特に洗濯機本体上面板の後部に配置した場合、手
を一杯に伸ばして洗濯物の汚れ部位を振動ホーンに接触
させねばならないという苦痛を伴う課題もあった。ま
た、洗濯機本体上面板の側部に配置した場合、使用者は
体をよじって操作しなければならず、苦痛であった。
【０００４】一方、超音波振動子及び振動ホーンを洗濯
機本体から着脱にした場合、操作性が改善するものの新
たに、洗濯板のようなものを設けその上に、洗濯物を広
げ、汚れ部位に振動ホーンを接触させて洗うという方法
を取らねばならなかった。
機本体から着脱にした場合、操作性が改善するものの新
たに、洗濯板のようなものを設けその上に、洗濯物を広
げ、汚れ部位に振動ホーンを接触させて洗うという方法
を取らねばならなかった。
【０００５】本発明は上記課題を解決することにより、
超音波洗浄装置の操作性を向上させた洗濯機を提供する
ものである。
超音波洗浄装置の操作性を向上させた洗濯機を提供する
ものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するためになされたもので、請求項１記載の発明は、
超音波洗浄装置本体を洗濯槽の中央上方で操作できるよ
うに、使用時以外は洗濯機本体の周縁部に収納できるよ
うにしたものである。
成するためになされたもので、請求項１記載の発明は、
超音波洗浄装置本体を洗濯槽の中央上方で操作できるよ
うに、使用時以外は洗濯機本体の周縁部に収納できるよ
うにしたものである。
【０００７】また、請求項２記載の発明は、超音波洗浄
装置を洗濯槽の中心まで引き出すためには中心方向に長
いアームが必要になるが、収納時には長いアームが邪魔
になるので、超音波洗浄装置本体を載せたアームの他端
を中心に回転させて洗濯機本体周縁部に収納できるよう
にしたものである。
装置を洗濯槽の中心まで引き出すためには中心方向に長
いアームが必要になるが、収納時には長いアームが邪魔
になるので、超音波洗浄装置本体を載せたアームの他端
を中心に回転させて洗濯機本体周縁部に収納できるよう
にしたものである。
【０００８】そして、請求項３記載の発明は、収納した
超音波洗浄装置を引き出しやすくするため、超音波洗浄
装置本体を載せたアームに取手カバーを設けたものであ
る。
超音波洗浄装置を引き出しやすくするため、超音波洗浄
装置本体を載せたアームに取手カバーを設けたものであ
る。
【０００９】さらに、請求項４記載の発明は、超音波洗
浄装置本体の収納位置決めをするために、上面版の一部
にストッパを設け、超音波洗浄装置本体を引き出した場
合の位置決めをするストッパを上面板の一部に設けたも
のである。
浄装置本体の収納位置決めをするために、上面版の一部
にストッパを設け、超音波洗浄装置本体を引き出した場
合の位置決めをするストッパを上面板の一部に設けたも
のである。
【００１０】また、請求項５記載の発明は、超音波洗浄
装置本体を載せたアームは、アーム長が長くなるため、
支軸に荷重が集中することになるので、荷重を分散させ
るための支持台を設けたものである。
装置本体を載せたアームは、アーム長が長くなるため、
支軸に荷重が集中することになるので、荷重を分散させ
るための支持台を設けたものである。
【００１１】そして、請求項６記載の発明は、アームを
強度、耐食性のあるステンレス製略コの字断面形状とす
ることにより軽量で高強度とし、アームの一端にはアー
ムの端面を覆うアームカバーを設け、取手カバーと兼用
したものである。
強度、耐食性のあるステンレス製略コの字断面形状とす
ることにより軽量で高強度とし、アームの一端にはアー
ムの端面を覆うアームカバーを設け、取手カバーと兼用
したものである。
【００１２】さらに、請求項７記載の発明は、超音波洗
浄装置の収納場所を洗濯機本体の周縁部の内、向かって
左側とすることにより、一般に右利きの人が多いことに
鑑みて、右手で出し入れし易いようにしたものである。
浄装置の収納場所を洗濯機本体の周縁部の内、向かって
左側とすることにより、一般に右利きの人が多いことに
鑑みて、右手で出し入れし易いようにしたものである。
【００１３】また、請求項８記載の発明は、アームを上
面板に支軸を中心として回転自在に固定することによ
り、洗濯機本体とは切り離して組み立てが可能となり、
洗濯機本体には上面板ごと取付ることになるので、従来
の洗濯機と同様の組み立てができるようにしたものであ
る。
面板に支軸を中心として回転自在に固定することによ
り、洗濯機本体とは切り離して組み立てが可能となり、
洗濯機本体には上面板ごと取付ることになるので、従来
の洗濯機と同様の組み立てができるようにしたものであ
る。
【００１４】そして、請求項９記載の発明は、洗濯機本
体に配置した超音波発振器は超音波洗浄装置本体とは電
源用カールコードで接続し、電源コードは見かけ上、自
動伸縮するためすっきりとした収納が可能となり、収納
性が改善する。
体に配置した超音波発振器は超音波洗浄装置本体とは電
源用カールコードで接続し、電源コードは見かけ上、自
動伸縮するためすっきりとした収納が可能となり、収納
性が改善する。
【００１５】さらに、請求項１０記載の発明は、超音波
洗浄装置に給水するための給水ホースを前記アームに沿
って固定するため、給水ホースがダラーンと垂れ下がら
なくなるので、操作上邪魔になることがない。
洗浄装置に給水するための給水ホースを前記アームに沿
って固定するため、給水ホースがダラーンと垂れ下がら
なくなるので、操作上邪魔になることがない。
【００１６】また、請求項１１記載の発明によれば、給
水ジャケットから振動ホーン先端への給水と、振動ホー
ンへの人体接触を防止するための給水ジャケットの底面
形状にして、振動ホーン先端周辺での給水路の確保と振
動ホーン先端部以外を覆うことにより手指が簡単に振動
ホーンに接触し難い構造としたものである。
水ジャケットから振動ホーン先端への給水と、振動ホー
ンへの人体接触を防止するための給水ジャケットの底面
形状にして、振動ホーン先端周辺での給水路の確保と振
動ホーン先端部以外を覆うことにより手指が簡単に振動
ホーンに接触し難い構造としたものである。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の洗濯機の実施の形
態について図面を参照しながら説明する。
態について図面を参照しながら説明する。
【００１８】図１は本発明に係わる洗濯機の概略構造
で、超音波洗浄装置を搭載した側面断面図であり、図１
において、１は洗濯機の箱型の外槽で、水槽３を吊り棒
により振動吸収バネを介して揺動自在に懸架している。
この水槽３内に洗濯槽４が配され、更に洗濯物を攪拌す
る攪拌翼６が配されている。
で、超音波洗浄装置を搭載した側面断面図であり、図１
において、１は洗濯機の箱型の外槽で、水槽３を吊り棒
により振動吸収バネを介して揺動自在に懸架している。
この水槽３内に洗濯槽４が配され、更に洗濯物を攪拌す
る攪拌翼６が配されている。
【００１９】上記水槽３の低部には、駆動部ハウジング
７が取り付けられており、この機構部ハウジング７内に
は洗濯槽駆動用モータを形成するロータとステータが配
され、更にロータには攪拌翼６を回転させる攪拌軸が接
続し、攪拌軸と同軸でかつ中空の脱水軸が洗濯槽４に接
続している。脱水軸と攪拌軸は図示してないが、クラッ
チで切り替わるようになっている。駆動用モータは、イ
ンバータ制御によって回転数が適宜変えられるようにな
っている。洗濯槽４の上端には液体バランサ５が設けら
れている。
７が取り付けられており、この機構部ハウジング７内に
は洗濯槽駆動用モータを形成するロータとステータが配
され、更にロータには攪拌翼６を回転させる攪拌軸が接
続し、攪拌軸と同軸でかつ中空の脱水軸が洗濯槽４に接
続している。脱水軸と攪拌軸は図示してないが、クラッ
チで切り替わるようになっている。駆動用モータは、イ
ンバータ制御によって回転数が適宜変えられるようにな
っている。洗濯槽４の上端には液体バランサ５が設けら
れている。
【００２０】２は上面板で、８は洗濯物を出し入れする
時に開閉される外蓋である。９は超音波洗浄装置本体
で、１０は超音波洗浄装置本体９を回転自在に固定させ
る支軸である。１００は洗濯物で、超音波洗浄装置本体
９に挿入する状態（矢印方向）を示したものである。
時に開閉される外蓋である。９は超音波洗浄装置本体
で、１０は超音波洗浄装置本体９を回転自在に固定させ
る支軸である。１００は洗濯物で、超音波洗浄装置本体
９に挿入する状態（矢印方向）を示したものである。
【００２１】次に図２は、本発明に係わる洗濯機と超音
波洗浄装置の配置関係を示した上面図で、超音波洗浄装
置本体を洗濯機本体の周縁部に収納した状態を示したも
のである。
波洗浄装置の配置関係を示した上面図で、超音波洗浄装
置本体を洗濯機本体の周縁部に収納した状態を示したも
のである。
【００２２】１２は超音波洗浄装置本体９に接続され、
超音波を発生させる超音波発振器、１１は一端は支軸10
に回転自在に固定され、もう一端は超音波洗浄装置本体
９を載せたアーム、１３は超音波洗浄装置本体９の収納
時のストッパ、１４は超音波洗浄装置本体９の使用時の
ストッパである。
超音波を発生させる超音波発振器、１１は一端は支軸10
に回転自在に固定され、もう一端は超音波洗浄装置本体
９を載せたアーム、１３は超音波洗浄装置本体９の収納
時のストッパ、１４は超音波洗浄装置本体９の使用時の
ストッパである。
【００２３】また、図３は超音波洗浄装置９の使用時の
配置関係を示す上面図で、図２から矢印の方向に超音波
洗浄装置本体９を引き出した状態を示したものである。
配置関係を示す上面図で、図２から矢印の方向に超音波
洗浄装置本体９を引き出した状態を示したものである。
【００２４】次に図４は、アーム１１と支軸１０の係止
構造、及び超音波洗浄装置本体９の概略構造を示した要
部断面図である。
構造、及び超音波洗浄装置本体９の概略構造を示した要
部断面図である。
【００２５】１５は上面板２の左周縁部で、アーム１１
の一端に設けた穴（図示せず）に支軸１０を差込み、圧
縮ばね１７を挿入して支軸ハウジング１９にネジ止め、
回転自在に固定する。アーム１１の上下方向は前記圧縮
ばね１７とスペーサ１６と支持台１８で位置決めされ、
上下のがたつきは防止される。アーム１１の他端には超
音波洗浄装置本体９を配置している。
の一端に設けた穴（図示せず）に支軸１０を差込み、圧
縮ばね１７を挿入して支軸ハウジング１９にネジ止め、
回転自在に固定する。アーム１１の上下方向は前記圧縮
ばね１７とスペーサ１６と支持台１８で位置決めされ、
上下のがたつきは防止される。アーム１１の他端には超
音波洗浄装置本体９を配置している。
【００２６】図４には該超音波洗浄装置本体９の一部内
部構造を示しているが、超音波発振器１２に電源コード
２１で接続された超音波振動子２２と振動ホーン２３が
接合し、該振動ホーン２３の先端部から超音波が発生す
る。振動ホーン２３の先端部は給水ジャケット２６で覆
われているが、該給水ジャケット２６の底部は振動ホー
ン２３の先端部に沿って開口しており、給水口２４から
給水するようになっている。
部構造を示しているが、超音波発振器１２に電源コード
２１で接続された超音波振動子２２と振動ホーン２３が
接合し、該振動ホーン２３の先端部から超音波が発生す
る。振動ホーン２３の先端部は給水ジャケット２６で覆
われているが、該給水ジャケット２６の底部は振動ホー
ン２３の先端部に沿って開口しており、給水口２４から
給水するようになっている。
【００２７】また、該振動ホーン２３の先端部は該給水
ジャケット２６底部より、少し突出させている。前記ア
ーム１１の上面と該給水ジャケット２６の底面の間に洗
濯物を矢印Ａの如く挿入して洗濯物の汚れ部分を振動ホ
ーン２３の先端に接触させ、洗うようにしている。
ジャケット２６底部より、少し突出させている。前記ア
ーム１１の上面と該給水ジャケット２６の底面の間に洗
濯物を矢印Ａの如く挿入して洗濯物の汚れ部分を振動ホ
ーン２３の先端に接触させ、洗うようにしている。
【００２８】このように洗濯物を該給水ジャケット２６
の底面と前記アーム１１の上面で形成される隙間に挿入
する構造のため、手指が振動ホーン２３に触れることが
防止できる。また、給水口２４に接続された給水ホース
２５は該アーム１１に沿って固定されているため、垂れ
下がったりすることなく使用上邪魔になることがない。
の底面と前記アーム１１の上面で形成される隙間に挿入
する構造のため、手指が振動ホーン２３に触れることが
防止できる。また、給水口２４に接続された給水ホース
２５は該アーム１１に沿って固定されているため、垂れ
下がったりすることなく使用上邪魔になることがない。
【００２９】一方、２０は超音波洗浄装置本体９を引き
出すための、取手カバーであり、図５に取手カバーの側
面図を示した。図５において、アーム１１の端面を取っ
手カバー２０で覆うように取り付けている。
出すための、取手カバーであり、図５に取手カバーの側
面図を示した。図５において、アーム１１の端面を取っ
手カバー２０で覆うように取り付けている。
【００３０】次に、超音波洗浄装置の使用動作を説明す
る。
る。
【００３１】まず、洗濯機の蓋８を開け、図２のように
収納された超音波洗浄装置本体９を引き出し、図３に示
すようにした後、超音波洗浄装置の給水弁（図示せず）
を開き、給水する。そして、超音波洗浄装置の電源スイ
ッチ（図示せず）をオンすると、超音波発振器１２が発
振し、振動ホーン２３から超音波が発生する。予め液状
の洗剤を付けた洗濯物を図４の矢印Ａの如く挿入して、
洗濯物の汚れ部分を前記振動ホーン２３の先端部に接触
させながら数回往復させて、洗い上げる。
収納された超音波洗浄装置本体９を引き出し、図３に示
すようにした後、超音波洗浄装置の給水弁（図示せず）
を開き、給水する。そして、超音波洗浄装置の電源スイ
ッチ（図示せず）をオンすると、超音波発振器１２が発
振し、振動ホーン２３から超音波が発生する。予め液状
の洗剤を付けた洗濯物を図４の矢印Ａの如く挿入して、
洗濯物の汚れ部分を前記振動ホーン２３の先端部に接触
させながら数回往復させて、洗い上げる。
【００３２】洗い上がった後には、該洗濯物を取り出
し、超音波洗浄装置の電源をオフし、前記給水弁を閉じ
る。そして、超音波洗浄装置本体９を図２のように収納
する。このようにした後、通常の洗濯を行えばよく、超
音波洗浄装置が邪魔になることなく通常通り洗濯でき
る。
し、超音波洗浄装置の電源をオフし、前記給水弁を閉じ
る。そして、超音波洗浄装置本体９を図２のように収納
する。このようにした後、通常の洗濯を行えばよく、超
音波洗浄装置が邪魔になることなく通常通り洗濯でき
る。
【００３３】
【発明の効果】本発明の洗濯機は上記のような構成であ
るから、請求項１記載の発明は、超音波洗浄装置本体を
洗濯槽の中央部付近で操作できるため、操作性が大幅に
向上し、しかも不使用時に収納することにより、通常通
り支障なく洗濯できる。
るから、請求項１記載の発明は、超音波洗浄装置本体を
洗濯槽の中央部付近で操作できるため、操作性が大幅に
向上し、しかも不使用時に収納することにより、通常通
り支障なく洗濯できる。
【００３４】また、請求項２記載の発明は、超音波洗浄
装置を洗濯槽の中心まで引き出すためには中心方向に長
いアームが必要になるが、収納時には長いアームが邪魔
になるので、アームを回転させることで、場所を取らず
に収納できる。
装置を洗濯槽の中心まで引き出すためには中心方向に長
いアームが必要になるが、収納時には長いアームが邪魔
になるので、アームを回転させることで、場所を取らず
に収納できる。
【００３５】そして、請求項３記載の発明は、アームに
取手カバーを設けたため、超音波洗浄装置本体の収納、
及び引き出しがやり易い。
取手カバーを設けたため、超音波洗浄装置本体の収納、
及び引き出しがやり易い。
【００３６】更に、請求項４記載の発明は、ストッパに
より、超音波洗浄装置本体の収納位置、及び引き出し位
置が固定されるので、他の作業の邪魔になることなく、
操作もし易くなる。しかも、ストッパは支軸を固定する
上面板に一体形成しているため、製品ごとの位置ずれの
恐れがなくなる。
より、超音波洗浄装置本体の収納位置、及び引き出し位
置が固定されるので、他の作業の邪魔になることなく、
操作もし易くなる。しかも、ストッパは支軸を固定する
上面板に一体形成しているため、製品ごとの位置ずれの
恐れがなくなる。
【００３７】また、請求項５記載の発明は、アーム長が
長くなるため、支軸に荷重が集中するという課題は、ア
ーム支持台を設けることで、荷重を分散させることがで
きる。
長くなるため、支軸に荷重が集中するという課題は、ア
ーム支持台を設けることで、荷重を分散させることがで
きる。
【００３８】そして、請求項６記載の発明は、強度、耐
食性のあるステンレス製略コの字断面形状とすることに
より軽量で高強度とし、アームの先端にはアームの端面
を覆うアームカバーを設け、取手カバーと兼用するよう
にしたものであり、アームは簡単構造にでき、しかもア
ーム端面はアームカバーで覆うことで、美観を損ねるこ
とがない。
食性のあるステンレス製略コの字断面形状とすることに
より軽量で高強度とし、アームの先端にはアームの端面
を覆うアームカバーを設け、取手カバーと兼用するよう
にしたものであり、アームは簡単構造にでき、しかもア
ーム端面はアームカバーで覆うことで、美観を損ねるこ
とがない。
【００３９】さらに、請求項７記載の発明は、超音波洗
浄装置の収納場所を洗濯機本体の周縁部の内、向かって
左側とすることにより、一般に右利きの人が多いことに
鑑みて、右手で出し入れし易くすることができる。
浄装置の収納場所を洗濯機本体の周縁部の内、向かって
左側とすることにより、一般に右利きの人が多いことに
鑑みて、右手で出し入れし易くすることができる。
【００４０】また、請求項８記載の発明は、アームを上
面板に、支軸を中心として回転自在に固定することによ
り、洗濯機本体とは切り離して組み立てが可能となり、
洗濯機本体には上面板ごと取付ることになるので、従来
の洗濯機と同様の組み立てができる。
面板に、支軸を中心として回転自在に固定することによ
り、洗濯機本体とは切り離して組み立てが可能となり、
洗濯機本体には上面板ごと取付ることになるので、従来
の洗濯機と同様の組み立てができる。
【００４１】そして、請求項９の記載の発明は、超音波
発振器は超音波洗浄装置本体とは電源用カールコードで
接続したため、電源コードは見かけ上、自動伸縮するこ
とになり収納性が改善できる。
発振器は超音波洗浄装置本体とは電源用カールコードで
接続したため、電源コードは見かけ上、自動伸縮するこ
とになり収納性が改善できる。
【００４２】さらに、請求項１０記載の発明は、給水ホ
ースをアームに沿って固定するため、給水ホースが途中
で垂れ下がることがなくなり、操作上邪魔になることが
ない。
ースをアームに沿って固定するため、給水ホースが途中
で垂れ下がることがなくなり、操作上邪魔になることが
ない。
【００４３】また、請求項１１記載の発明は、給水ジャ
ケットの底面形状として、振動ホーン先端周辺での給水
路の確保と振動ホーン先端部の一部を除いて覆うことを
狙いとした給水ジャケットの構造により、手指が簡単に
振動ホーンに接触することなく、洗濯物だけを振動ホー
ンに接触させ、洗える。
ケットの底面形状として、振動ホーン先端周辺での給水
路の確保と振動ホーン先端部の一部を除いて覆うことを
狙いとした給水ジャケットの構造により、手指が簡単に
振動ホーンに接触することなく、洗濯物だけを振動ホー
ンに接触させ、洗える。
【図１】本発明の洗濯機の概略構造で、超音波洗浄装置
を搭載した側面断面図である。
を搭載した側面断面図である。
【図２】本発明の洗濯機と超音波洗浄装置の配置関係を
示し、超音波洗浄装置本体を洗濯機本体の周縁部に収納
した状態を示した上面図である。
示し、超音波洗浄装置本体を洗濯機本体の周縁部に収納
した状態を示した上面図である。
【図３】図２の超音波洗浄装置の使用時の配置関係を示
し、図２から矢印の方向に超音波洗浄装置本体を引き出
した状態を示した上面図である。
し、図２から矢印の方向に超音波洗浄装置本体を引き出
した状態を示した上面図である。
【図４】図２のアームと支軸の係止構造及び超音波洗浄
装置本体の概略内部構造を示した要部断面図である。
装置本体の概略内部構造を示した要部断面図である。
【図５】図４のアームに設けた取手カバーの側面図であ
る。 １ 洗濯機の外槽 ２ 上面板 ３ 水槽 ８ 外蓋 ９ 超音波洗浄装置本体 １０ 支軸 １１ アーム １２ 超音波発振器 １３ ストッパ １４ ストッパ １６ スペーサ １７ 圧縮ばね １８ 支持台 １９ 支軸ハウジング ２０ 取手カバー ２３ 振動ホーン ２５ 給水ホース ２６ 給水ジャケット
る。 １ 洗濯機の外槽 ２ 上面板 ３ 水槽 ８ 外蓋 ９ 超音波洗浄装置本体 １０ 支軸 １１ アーム １２ 超音波発振器 １３ ストッパ １４ ストッパ １６ スペーサ １７ 圧縮ばね １８ 支持台 １９ 支軸ハウジング ２０ 取手カバー ２３ 振動ホーン ２５ 給水ホース ２６ 給水ジャケット
Claims (11)
- 【請求項１】 超音波振動子と、該超音波振動子と機械
的に連結した振動ホーンと、該振動ホーンの表面に液体
を供給する給液手段と、上記超音波振動子を駆動するた
めの電力を供給する発振回路とを備えた超音波洗浄装置
を、不使用時は本体周縁部に収納し、使用時に洗濯槽よ
り所定方向に引き出し可能に具備してなることを特徴と
する洗濯機。 - 【請求項２】 上記本体周縁部に上記超音波洗浄装置を
収納するための回転中心となる支軸と、一端が支軸と回
転自在に係合し、多端に超音波洗浄装置の本体を取り付
けたアームを設けたことを特徴とする請求項１記載の洗
濯機。 - 【請求項３】 上記アームの先端付近に引き出すための
取手を設けたことを特徴とする請求項２記載の洗濯機。 - 【請求項４】 上記アームを洗濯機本体内部に収納した
場合のストッパとアームを引き出した場合のストッパを
それぞれ上面板内部に設けたことを特徴とする請求項２
または請求項３記載の洗濯機。 - 【請求項５】 上記アーム支持台を上面板に設けたこと
を特徴とする請求項２または請求項３記載の洗濯機。 - 【請求項６】 上記アームは強度、耐食性のあるステン
レス製略コの字断面形状とすることにより軽量で高強度
とし、アームの一端にはアームの端面を覆うアームカバ
ーを設け、取手と兼用するようにしたことを特徴とする
請求項３記載の洗濯機。 - 【請求項７】 上記超音波洗浄装置の本体及びアームの
収納部を洗濯機本体の周縁部の内、向かって左側に設け
たことを特徴とする請求項１記載の洗濯機。 - 【請求項８】 上記超音波洗浄装置の本体を取り付けた
アームを上面板に回転自在に装着したことを特徴とする
請求項１記載の洗濯機。 - 【請求項９】 上記超音波振動子を振動させる超音波発
振器は洗濯機本体に設置し、超音波洗浄装置本体とは、
伸縮自在のカールコードで接続したことを特徴とする請
求項１記載の洗濯機。 - 【請求項１０】 上記超音波洗浄装置本体の給水ジャケ
ットに給水する給水ホースは、水道栓に接続された給水
弁と給水口とを接続し、上記アームに沿わせて固定し、
キャビテーションの増大、汚れの洗い流しを促進するこ
とを特徴とする請求項１記載の洗濯機。 - 【請求項１１】 給水ジャケットの底面は振動ホーン先
端に給水するため、振動ホーン周辺に沿って適正な幅で
開口し、振動ホーンの先端のみが突出するようにカバー
したことを特徴とする洗濯機。
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