JP2000059695A - 固体撮像装置およびその駆動方法 - Google Patents
固体撮像装置およびその駆動方法Info
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Abstract
するという欠点を改善した固体撮像装置と駆動方法を提
供することにある。 【解決手段】本発明のインターレース型セルを用いた固
体撮像装置およびその駆動方法は、時間t2に所定の採
光時間(t2−t1)が経過したのち、固体撮像装置の前面
に配置された機械式シャッタ等の光遮断手段により入射
光を遮断したのち、時間t3にN型半導体基板7に電圧
VBsubを印加し、信号電荷に対する縦型OFD構造の電
位障壁を高くすることにより、self-induced drift(静
電反発)あるいはthermal diffusion(熱拡散)電流に
起因したリークを抑制する。その後、時間t4に水平方
向の奇数行の光電変換部の信号電荷を出力し、時間t5
に水平方向の偶数行の光電変換部の信号電荷を出力す
る。
Description
成およびその駆動方法に関する。
て使用されている固体撮像装置は、カメラ一体型VTR
用に開発されたものを流用しており、標準テレビ受像機
の表示方式(インタレース方式)とパソコン用モニタと
の表示方式(プログレッシブ方式)の違いのため、画素
数や走査方式を変換する等の信号処理が必要となってい
る。
の入力として使用される固体撮像装置は、画素数や走査
方式を変換する等の信号処理が不要で、全画素読み出し
可能なプログレッシブ方式固体撮像装置が用いられてき
た。
化が容易であり、カメラ一体型VTR用と兼用できるイ
ンターレース方式固体撮像装置も数多く使用されている
(参考文献:竹村裕夫著「CCDカメラ技術」ラジオ技
術社、昭和61年11月3日初版発行、pp23−3
0、pp46−50)。第7図は、従来の2層電極4相
駆動方式の電荷転送装置を垂直電荷転送部に有するイン
タレース方式の固体撮像装置の平面概念図である。第7
図において、従来のインタレース方式の固体撮像装置
は、101の光電変換部、102の2層電極4相駆動方
式の電荷転送装置からなる垂直電荷転送部、103の水
平電荷転送部、104の出力回路部で構成されている。
また、垂直方向の2個の光電変換部に対して1段の垂直
電荷転送部、すなわち1個の光電変換部に対して1/2段
の垂直電荷転送部が対応して配置されている構成となっ
ている。
平面図であり、光電変換部101、垂直電荷転送部10
2、第1の電荷転送電極105、第2の電荷転送電極1
06から構成されている。
断面図であり、N−型半導体基板107、P−型半導体
基板108、N型半導体領域109、P+型半導体領域
110、1層目の多結晶シリコン111で形成された第
1の電荷転送電極105、2層目の多結晶シリコン11
2で形成された第2の電荷転送電極106、遮光膜とな
るアルミニウム膜113、絶縁膜114、カバー絶縁膜
115から構成されている。
装置は、第10図に示したタイミングチャートにより以
下のように動作される。
要電荷をリセットするために、第11図に示したように
N−型半導体基板107に逆バイアス電圧VHsubを印加
することにより、光電変換部101を構成するN型半導
体領域109、および直下形成された濃度の薄いP−型
半導体領域108を完全に空乏化させ不要電荷をすべて
N−半導体基板107に除去する。このような構造は一
般に縦型オーバフロードレイン(縦型OFD)構造と呼
ばれている。(参考文献:テレビジョン学会誌Vol.37,N
o.10(1983) pp782-787) 続いて、N−型半導体基板107に電圧VBsubを印加
し、光電変換部101にて入射光量に応じた信号電荷の
蓄積を開始するとともに、光電変換部101に蓄積しき
れない余剰電荷を縦型OFD構造を使ってN−半導体基
板107に除去するブルーミング制御を行う。次に、時
間t2に所定の採光時間(t2−t1)が経過したのち、固
体撮像装置の前面に配置された機械式シャッタ等の光遮
断手段により入射光を遮断する。
変換部、たとえば信号電荷11,12,13,31,32,33,51,52,53
が対応する垂直電荷転送部102へと読み出されたの
ち、各垂直電荷転送部102中を垂直方向に転送された
水平の1ライン毎に水平電荷転送部103へ送られ、水
平電荷転送部103中を水平方向に転送され出力回路部
104を介して出力される。
電変換部、たとえば信号電荷21,22,23,41,42,43,61,62,
63が対応する垂直電荷転送部102へと読み出されたの
ち、前記の場合と同様にして出力される。これにより、
1画面分のすべての画素の信号電荷が得られる。(参考
文献:竹村裕夫著「CCDカメラ技術」ラジオ技術社pp
23-30,pp46-50)
たような従来の固体撮像装置では、光遮蔽手段により入
射光が閉ざされた後、光電変換部を所望の領域に分割
し、複数回に分けて垂直電荷転送部に信号電荷を読み出
し、出力する場合において、読み出しの回数を重ねる毎
に飽和信号量が減少するという欠点があった。
毎に飽和信号量が減少するという欠点を改善した固体撮
像装置と駆動方法を提供することにある。
は、入射光量に対して所望の時間、信号電荷を蓄積し、
第1の電位障壁を設定することにより過剰電荷を除去す
るブルーミング抑制機構を有する複数個の光電変換部
と、光遮蔽手段により入射光が閉ざされた後、前記複数
の光電変換部を所望の領域に分割して信号電荷を読み出
し、出力する動作を複数回繰り返して全光電変換部の信
号電荷を出力する出力手段とを有し、前記出力手段は前
記光遮蔽手段により入射光が閉ざし、前記第1の電位障
壁より障壁の高い第2の電位障壁に設定した後、信号電
荷の読み出しを開始することを特徴とする。
に対して所望の時間、信号電荷を蓄積し、第1の基板電
圧により第1の電位障壁を設定することにより過剰電荷
を除去するブルーミング抑制機構の縦型OFD構造を有
する光電変換部と、光遮蔽手段により入射光が閉ざされ
た後、複数の光電変換部の所望の領域に分割して信号電
荷を読み出し、出力する動作を複数回繰り返して全光電
変換部の信号電荷を出力する出力手段とを有し、前記出
力手段は前記光遮蔽手段により入射光が閉ざし、第2の
基板電圧により前記第1の電位障壁より高い第2の電位
障壁に設定した後、信号電荷の読み出しを開始すること
を特徴とする また、本発明の固体撮像装置は、入射光量に対して所望
の時間、信号電荷を蓄積し、第1のゲート電圧により第
1の電位障壁を設定することにより過剰電荷を除去する
ブルーミング抑制機構の横型OFD構造の光電変換部
と、光遮蔽手段により入射光が閉ざされた後、複数の光
電変換部の所望の領域に分割して信号電荷を読み出し、
出力する動作を複数回繰り返して全光電変換部の信号電
荷を出力する出力手段とを有し、前記出力手段は前記光
遮蔽手段により入射光が閉ざし、第2のゲート電圧によ
り前記第1の電位障壁より高い第2の電位障壁に設定し
た後、信号電荷の読み出しを開始することを特徴とす
る。
入射光量に対して所望の時間、信号電荷を蓄積し、第1
の電位障壁を設定することにより過剰電荷を除去するブ
ルーミング抑制機構を有する複数個の光電変換部を有
し、光遮蔽手段により入射光が閉ざされた後、複数の光
電変換部を所望の領域に分割して信号電荷を読み出し、
出力する動作を複数回繰り返して全光電変換部の信号電
荷を出力する固体撮像装置の駆動方法において、前記光
遮蔽手段により入射光が閉ざし、前記第1の電位障壁よ
り障壁の高い第2の電位障壁に設定した後、信号電荷の
読み出しを開始することを特徴とする。
入射光量に対して所望の時間、信号電荷を蓄積し、第1
の基板電圧により第1の電位障壁を設定することにより
過剰電荷を除去するブルーミング抑制機構の縦型OFD
構造の光電変換部を有し、光遮蔽手段により入射光が閉
ざされた後、複数の光電変換部の所望の領域に分割して
信号電荷を読み出し、出力する動作を複数回繰り返して
全光電変換部の信号電荷を出力する固体撮像装置の駆動
方法において、前記光遮蔽手段により入射光が閉ざし、
第2の基板電圧により前記第1の電位障壁より高い第2
の電位障壁に設定した後、信号電荷の読み出しを開始す
ることを特徴とする。
入射光量に対して所望の時間、信号電荷を蓄積し、第1
のゲート電圧により第1の電位障壁を設定することによ
り過剰電荷を除去するブルーミング抑制機構の横型OF
D構造の光電変換部を有し、光遮蔽手段により入射光が
閉ざされた後、複数の光電変換部の所望の領域に分割し
て信号電荷を読み出し、出力する動作を複数回繰り返し
て全光電変換部の信号電荷を出力する固体撮像装置の駆
動方法において、前記光遮蔽手段により入射光が閉ざ
し、第2のゲート電圧により前記第1の電位障壁より高
い第2の電位障壁に設定した後、信号電荷の読み出しを
開始することを特徴とする。
面を参照して説明する。
るブルーミング抑制機構として縦型OFD構造を有する
インターレース方式の固体撮像装置は、第1図に示した
タイミングチャートにより以下のように動作される。
要電荷をリセットするために、第2図に示したようにN
−型半導体基板107に逆バイアス電圧VHsubを印加す
ることにより、光電変換部101を構成するN型半導体
領域109、および直下形成された濃度の薄いP−型半
導体領域108を完全に空乏化させ不要電荷をすべてN
−半導体基板107に除去する。
Bsubを印加し、光電変換部101にて入射光量に応じた
信号電荷の蓄積を開始するとともに、光電変換部101
に蓄積しきれない余剰電荷を縦型OFD構造を使ってN
−半導体基板107に除去するブルーミング制御を行
う。次に、時間t2に所定の採光時間(t2−t1)が経過
したのち、固体撮像装置の前面に配置された機械式シャ
ッタ等の光遮断手段により入射光を遮断する。
に電圧VLsubを印加し、信号電荷に対する縦型OFD構
造の電位障壁を△Φだけ高くすることにより、self-ind
uceddrift(静電反発)あるいはthermal diffusion(熱
拡散)電流に起因したリークを抑制し、蓄積された信号
電荷が減少するのを抑制する。この現象は△Φの値に敏
感に依存し、図6に示したように0.4V以上電位障壁
を高くすることにより、実用上問題のないレベルに改善
されるが、マージンを考慮すると0.7V程度に設定す
ることが望ましい。
Φ’は、光電変換部101に隣接した信号読み出し部1
20に信号読み出し期間外に電荷転送電極106に印加
される電圧VMclにて形成される電位Φtgより深いこ
とが望ましい。この電位Φ’が電位Φtgと同電位、あ
るいは浅くなった場合、光電変換部101に蓄積された
電荷が信号読み出し部120を介して、垂直電荷転送部
102に漏れ込むという問題点が生じる。この現象も、
電位Φtgと電位Φ’の電位差△Φ’の値に敏感に依存
し、電位差△Φ’を0.4V以上にすることにより改善
されるが、0.7V程度に設定することが望ましい。
変換部、たとえば信号電荷11,12,13,31,32,33,51,52,53
が対応する垂直電荷転送部102へと読み出されたの
ち、各垂直電荷転送部102中を垂直方向に転送された
水平の1ライン毎に水平電荷転送部103へ送られ、水
平電荷転送部103中を水平方向に転送され出力回路部
104を介して出力される。
電変換部、たとえば信号電荷21,22,23,41,42,43,61,62,
63が対応する垂直電荷転送部102へと読み出されたの
ち、前記の場合と同様にして出力される。これにより、
1画面分のすべての画素の信号電荷が得られる。
光遮蔽手段により入射光が閉ざされた後、基板電圧をV
Lsub値に設定し、信号電荷に対する電位障壁を高くし、
self-induced drift(静電反発)あるいはthermal diff
usion(熱拡散)電流に起因したリークを抑制したの
ち、光電変換部の所望の領域から垂直電荷転送部に信号
電荷を読み出し、出力するため、蓄積時間の違いにより
飽和信号量が減少するという欠点を抑制できる。
して説明する。第4図は、XYアドレス方式の固体撮像
装置の平面概念図である。
撮像装置は、201の光電変換部、202の垂直シフト
レジスタ、203の水平シフトレジスタ、204のロー
ドトランジスタ、205のアドレス線、206の信号線
で構成されている。
図であり、P−型半導体基板221、P型半導体領域2
22、P+型半導体領域223、N型半導体領域22
4、N+型半導体領域225、リセットトランジスタ2
11、ソースフォロア回路のドライブトランジスタ21
2、選択トランジスタX213から構成されている。
るブルーミング抑制機構として横型OFD構造を有する
XYアドレス方式の固体撮像装置は、第3図に示したタ
イミングチャートにより以下のように動作される。
要電荷をリセットするために、第5図(c)に示したよ
うにリセットトランジスタ211に電圧VHgを印加す
ることにより、リセットトランジスタ211下の電位を
深くし、光電変換部201を構成するN型半導体領域2
24の電位を電源電圧VDDにセットする。
圧VBgを印加し、光電変換部201にて入射光量に応
じた信号電荷の蓄積を開始するとともに、光電変換部2
01に蓄積しきれない余剰電荷を水平OFD構造を使っ
て電源電圧VDDが印加されたN+半導体領域225に
除去するブルーミング制御を行う。
1)が経過したのち、固体撮像装置の前面に配置された機
械式シャッタ等の光遮断手段により入射光を遮断する。
11に電圧VLgを印加し、信号電荷に対する横型OF
D構造の電位障壁を△Φだけ高くすることにより、self
-induced drift(静電反発)あるいはthermal diffusio
n(熱拡散)電流に起因したリークを抑制し、蓄積され
た信号電荷が減少するのを抑制する。この現象は△Φの
値に敏感に依存し、0.4V以上電位障壁を高くするこ
とにより、実用上問題のないレベルに改善されるが、マ
ージンを考慮すると0.7V程度に設定することが望ま
しい。
変換部から信号電荷が読み出されたのち、出力される。
電変換部から信号電荷が読み出されたのち、同様にして
出力される。これにより、1画面分のすべての画素の信
号電荷が得られる。
光遮蔽手段により入射光が閉ざされた後、リセットゲー
ト電圧をVLg値に設定し、信号電荷に対する電位障壁
を高くし、self-induced drift(静電反発)あるいはth
ermal diffusion(熱拡散)電流に起因したリークを抑
制したのち、光電変換部の所望の領域から信号電荷を読
み出し、出力するため、蓄積時間の違いにより飽和信号
量が減少するという欠点を抑制できる。
ず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施例は適
宜変更され得ることは明らかである。たとえば、第2の
実施例では、光電変換部101に隣接した信号読み出し
部120がない例を記載したが、信号読み出し部120
があるものに対しても、同様に適用できることは言うま
でもない。
施例の固体撮像装置は、光遮蔽手段により入射光が閉ざ
された後、基板電圧をVLsub値に設定し、信号電荷に対
する電位障壁を高くし、self-induced drift(静電反
発)あるいはthermal diffusion(熱拡散)電流に起因
したリークを抑制したのち、光電変換部の所望の領域か
ら垂直電荷転送部に信号電荷を読み出し、出力するた
め、蓄積時間の違いにより飽和信号量が減少するという
欠点を抑制できるという効果がある。
光遮蔽手段により入射光が閉ざされた後、リセットゲー
ト電圧をVLg値に設定し、信号電荷に対する電位障壁
を高くし、self-induced drift(静電反発)あるいはth
ermal diffusion(熱拡散)電流に起因したリークを抑
制したのち、光電変換部の所望の領域から信号電荷を読
み出し、出力するため、蓄積時間の違いにより飽和信号
量が減少するという欠点を抑制できるという効果があ
る。
法を示すタイミングチャート。
る光電変換部の電位ポテンシャル図。
法を示すタイミングチャート。
念図。
る光電変換部の断面図と電位ポテンシャル図。
比率の関係を示す図。
の断面図。
ングチャート。
電位ポテンシャル図。
Claims (9)
- 【請求項1】 入射光量に対して所望の時間、信号電荷
を蓄積し、第1の電位障壁を設定することにより過剰電
荷を除去するブルーミング抑制機構を有する複数個の光
電変換部と、光遮蔽手段により入射光が閉ざされた後、
前記複数の光電変換部を所望の領域に分割して信号電荷
を読み出し、出力する動作を複数回繰り返して全光電変
換部の信号電荷を出力する出力手段とを有し、前記出力
手段は前記光遮蔽手段により入射光が閉ざし、前記第1
の電位障壁より障壁の高い第2の電位障壁に設定した
後、信号電荷の読み出しを開始することを特徴とする固
体撮像装置。 - 【請求項2】 入射光量に対して所望の時間、信号電荷
を蓄積し、第1の基板電圧により第1の電位障壁を設定
することにより過剰電荷を除去するブルーミング抑制機
構の縦型OFD構造を有する光電変換部と、光遮蔽手段
により入射光が閉ざされた後、複数の光電変換部の所望
の領域に分割して信号電荷を読み出し、出力する動作を
複数回繰り返して全光電変換部の信号電荷を出力する出
力手段とを有し、前記出力手段は前記光遮蔽手段により
入射光が閉ざし、第2の基板電圧により前記第1の電位
障壁より高い第2の電位障壁に設定した後、信号電荷の
読み出しを開始することを特徴とする固体撮像装置。 - 【請求項3】 入射光量に対して所望の時間、信号電荷
を蓄積し、第1のゲート電圧により第1の電位障壁を設
定することにより過剰電荷を除去するブルーミング抑制
機構の横型OFD構造の光電変換部と、光遮蔽手段によ
り入射光が閉ざされた後、複数の光電変換部の所望の領
域に分割して信号電荷を読み出し、出力する動作を複数
回繰り返して全光電変換部の信号電荷を出力する出力手
段とを有し、前記出力手段は前記光遮蔽手段により入射
光が閉ざし、第2のゲート電圧により前記第1の電位障
壁より高い第2の電位障壁に設定した後、信号電荷の読
み出しを開始することを特徴とする固体撮像装置。 - 【請求項4】 入射光量に対して所望の時間、信号電荷
を蓄積し、第1の電位障壁を設定することにより過剰電
荷を除去するブルーミング抑制機構を有する複数個の光
電変換部を有し、光遮蔽手段により入射光が閉ざされた
後、複数の光電変換部を所望の領域に分割して信号電荷
を読み出し、出力する動作を複数回繰り返して全光電変
換部の信号電荷を出力する固体撮像装置の駆動方法にお
いて、前記光遮蔽手段により入射光が閉ざし、前記第1
の電位障壁より障壁の高い第2の電位障壁に設定した
後、信号電荷の読み出しを開始することを特徴とする固
体撮像装置の駆動方法。 - 【請求項5】 入射光量に対して所望の時間、信号電荷
を蓄積し、第1の基板電圧により第1の電位障壁を設定
することにより過剰電荷を除去するブルーミング抑制機
構の縦型OFD構造の光電変換部を有し、光遮蔽手段に
より入射光が閉ざされた後、複数の光電変換部の所望の
領域に分割して信号電荷を読み出し、出力する動作を複
数回繰り返して全光電変換部の信号電荷を出力する固体
撮像装置の駆動方法において、前記光遮蔽手段により入
射光が閉ざし、第2の基板電圧により前記第1の電位障
壁より高い第2の電位障壁に設定した後、信号電荷の読
み出しを開始することを特徴とする固体撮像装置の駆動
方法。 - 【請求項6】 入射光量に対して所望の時間、信号電荷
を蓄積し、第1のゲート電圧により第1の電位障壁を設
定することにより過剰電荷を除去するブルーミング抑制
機構の横型OFD構造の光電変換部を有し、光遮蔽手段
により入射光が閉ざされた後、複数の光電変換部の所望
の領域に分割して信号電荷を読み出し、出力する動作を
複数回繰り返して全光電変換部の信号電荷を出力する固
体撮像装置の駆動方法において、前記光遮蔽手段により
入射光が閉ざし、第2のゲート電圧により前記第1の電
位障壁より高い第2の電位障壁に設定した後、信号電荷
の読み出しを開始することを特徴とする固体撮像装置の
駆動方法。 - 【請求項7】 前記第2の電位障壁と前記第1の電位障
壁の電位差が0.4V以上あることを特徴とする請求項
4,5又は6記載の固体撮像装置の駆動方法。 - 【請求項8】 前記第2の電位障壁の電位が、前記光電
変換部に隣接した信号読み出し領域に信号読み出し期間
外に形成される第3の電位より深いことを特徴とする請
求項4,5又は6記載の固体撮像装置の駆動方法。 - 【請求項9】 前記第3の電位障壁と前記第2の電位障
壁の電位差が0.4V以上あることを特徴とする請求項
4,5又は6記載の固体撮像装置の駆動方法。
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JP10-154130 | 1998-06-03 | ||
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