JP2000059637A - 色補正方法および画像読取装置 - Google Patents

色補正方法および画像読取装置

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JP2000059637A
JP2000059637A JP11156220A JP15622099A JP2000059637A JP 2000059637 A JP2000059637 A JP 2000059637A JP 11156220 A JP11156220 A JP 11156220A JP 15622099 A JP15622099 A JP 15622099A JP 2000059637 A JP2000059637 A JP 2000059637A
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Yoshiaki Yamazaki
善朗 山崎
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】光源や色フィルタ等に起因するスキャナの分光
感度のバラツキおよびこれに起因する読取誤差を好適に
補正し、一定の色再現を得ることを可能にする色補正方
法およびこの色補正方法を利用する画像読取装置を提供
する。 【解決手段】基準原稿を所定の測定器で測定して得られ
た測定値または基準原稿の特性値と、基準原稿を画像読
取装置で読み取って得られた画像信号値を解析して算出
した統計量とを用いて、画像読取装置の分光感度特性を
推定し、推定された分光感度特性から入力色補正パラメ
ータを作成し、この入力色補正パラメータを用いて、画
像読取装置で読み取った原稿画像の画像信号を補正する
ことにより、上記課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿画像の光電的
な読み取りにおいて、画像読取装置の分光感度特性のバ
ラツキを補正し、原稿画像に応じた適正な色再現を得る
ことを可能にする色補正方法およびこれを行う画像読取
装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】現在、ネガフィルムやリバーサルフィル
ム等の写真フィルム(以下、フィルムとする)に撮影さ
れた画像の感光材料(印画紙)への焼き付けは、フィル
ムの投影光で感光材料を露光する、直接露光(アナログ
露光)が主流である。これに対し、近年では、デジタル
露光を利用する焼付装置、すなわち、フィルムに撮影さ
れた画像を光電的に読み取って、読み取った画像をデジ
タル信号とした後、種々の画像処理を施して記録用の画
像データとし、この画像データに応じて変調した記録光
によって感光材料を走査露光して画像(潜像)を記録
し、(仕上り)プリント(写真)とするデジタルフォト
プリンタが実用化された。
【0003】デジタルフォトプリンタは、基本的に、フ
ィルムに撮影された画像をイメージセンサで光電的に読
み取るスキャナと、スキャナによって読み取られた画像
データやデジタルカメラ等から供給された画像データに
所定の画像処理を施し、画像記録のための画像データす
なわち露光条件とする画像処理装置と、画像処理装置か
ら出力された画像データに応じて、例えば光ビーム走査
によって感光材料を走査露光して潜像を記録するプリン
タ(画像記録装置)と、プリンタによって露光された感
光材料に現像処理を施して、画像が再生されたプリント
とするプロセサ(現像装置)とを有して構成される。
【0004】このようなデジタルフォトプリンタは、画
像をデジタルの画像データとして、画像データ処理によ
って焼付時の露光条件を決定できるので、逆光やストロ
ボ撮影等に起因する画像の飛びやツブレの補正、シャー
プネス(鮮鋭化)処理等を好適に行って、従来の直接露
光では得られなかった高品位なプリントを得ることがで
きる。また、画像の合成や分割、文字の合成等も画像デ
ータ処理で行うことができ、用途に応じて自由に編集/
処理したプリントも出力可能である。また、デジタルフ
ォトプリンタによれば、反射原稿を読み取るスキャナ
(画像読取装置を接続することにより、フィルムに撮影
された画像のみならず、印刷物や他の写真等の画像を再
現したプリントも出力することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、デジタルフ
ォトプリンタのスキャナや、反射原稿用のスキャナで
は、原稿に読取光を入射し、原稿(フィルム)を透過し
た投影光や原稿に反射された反射光を、CCDセンサ等
のイメージセンサで読み取ることにより、原稿画像を光
電的に読み取る。また、原稿の投影光や反射光を赤
(R)、緑(G)および青(B)の色フィルタで処理す
ることにより、あるいは、R、GおよびBの色フィルタ
で処理された読取光を原稿に入射することにより、原稿
の画像をR、GおよびBの3原色に分解して読み取る。
【0006】ここで、同じ機種のスキャナあれば、同じ
原稿を読み取った際には同じ画像信号(画像データ)が
得られなければならない。しかしながら、スキャナに取
り付けられる光源、色フィルタ、イメージセンサ等には
個体差があり、その結果、同じ機種であっても、スキャ
ナ毎の分光感度特性が異なってしまう。そのため、得ら
れる画像信号がスキャナの分光感度特性を反映したもの
となってしまい、この画像信号を用いて可視像を再現し
ても、スキャナ毎に異なる色味の画像となってしまい、
必ずしも、原稿に応じた適正な色再現が得られず、すな
わち高画質な再生画像が得られない。
【0007】本発明の目的は、前記従来技術の問題点を
解決することにあり、光源や色フィルタ等に起因するス
キャナの分光感度のバラツキ(これに起因する読取誤
差)を好適に補正し、一定の色再現を得ることを可能に
する色補正方法、およびこの色補正方法を利用する画像
読取装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の色補正方法は、基準原稿を所定の測定器で
測定して得られた測定値または前記基準原稿の特性値
と、前記基準原稿を画像読取装置で読み取って得られた
画像信号値を解析して算出した統計量とを用いて、前記
画像読取装置の分光感度特性を推定し、推定された分光
感度特性から入力色補正パラメータを作成し、この入力
色補正パラメータを用いて、前記画像読取装置で読み取
った原稿画像の画像信号を補正することを特徴とする。
【0009】また、本発明の画像読取装置は、原稿画像
を光電的に読み取る画像読取装置であって、基準原稿
と、この基準原稿を所定の測定器で測定して得られた測
定値または前記基準原稿の特性値を記憶する記憶手段
と、前記基準原稿を読み取って得られた画像信号値を解
析して統計量を算出する算出手段と、前記記憶手段から
前記基準原稿の測定値または特性値を読み出し、この測
定値または特性値と前記算出手段が算出した統計量とか
ら画像読取装置の分光感度特性を推定する推定手段と、
この推定手段が推定した分光感度特性から入力色補正パ
ラメータを作成する作成手段と、この作成手段が作成し
た入力色補正パラメータを用いて、原稿画像を読み取っ
て得られた画像信号値を補正する補正手段とを有するこ
とを特徴とする。
【0010】また、本発明の色補正方法および画像読取
装置において、前記基準原稿は、リバーサルフィルム、
ネガフィルムおよびカラーペーパのいずれかであるのが
好ましく、また、前記分光感度特性の推定は、前記画像
読取装置と測定器の光学系に起因する差分を補正した統
計量を用い、予め設定された複数の分光感度特性候補か
ら最も誤差の少ないものを選択して行うのが好ましく、
また、前記入力色補正パラメータは、原稿種に応じて作
成されるのが好ましく、また、前記統計量は、画像読取
装置の濃度特性を補正された画像信号値を用いて算出さ
れるのが好ましい。また、前記原稿画像または前記基準
原稿を読み取る以前に分光的にほぼ一定の反射率または
透過率の原稿画像または基準原稿に対する入力濃度補正
パラメータを作成し、前記原稿画像または前記基準原稿
を読み取る読取動作時に作成された入力濃度補正パラメ
ータを使用するのがよく、前記基準原稿は、読取対象と
なる前記原稿画像の原稿種毎に用いられるのがよい。
【0011】また、前記画像信号値は、前記基準原稿の
所定の位置にある画像領域内の画像信号値、または通常
の画像信号よりも高いビット分解能の画像信号値である
のがよく、前記記憶手段は、前記基準原稿の所定の位置
の情報を記憶しており、前記推定手段は、前記記憶手段
から前記原稿画像の所定の位置の情報を読み出すのがよ
く、前記測定値または前記特性値は、分光反射率または
分光透過率であるのがよく、前記統計量は、所定領域内
の平均値または中央値であるのがよく、前記入力色補正
パラメータは、1次マトリックス、2次マトリックスお
よびこの2次マトリックスを展開して得られた3次元ル
ックアップテーブルの少なくとも1つを含むのがよく、
前記入力色補正パラメータは、さらに1次元ルックアッ
プテーブルを含むのがよく、前記入力色補正パラメータ
として、2次マトリックスを展開した3次元ルックアッ
プテーブルと1次元ルックアップテーブルとを合成して
得られた3次元ルックアップテーブルを使用するのがよ
い。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明に係る色補正方法および画
像読取装置を添付の図面に示す好適実施形態に基づいて
以下に詳細に説明する。
【0013】図1に、本発明を利用するデジタルフォト
プリンタの一実施例のブロック図が示される。図1に示
されるデジタルフォトプリンタ(以下、フォトプリンタ
とする)10は、基本的に、フィルムFに撮影された画
像を光電的に読み取るスキャナ(画像読取装置)12
と、読み取られた画像データ(画像情報)の画像処理や
フォトプリンタ10全体の操作および制御等を行う画像
処理装置14と、画像処理装置14から出力された画像
データに応じて変調した光ビームで感光材料(印画紙)
を画像露光し、現像処理して(仕上り)プリントとして
出力するプリンタ16とを有して構成される。このスキ
ャナ12および画像処理装置14は、本発明に係るもの
である。また、画像処理装置14には、様々な条件の入
設定、処理の選択や指示、色/濃度補正等の指示な
どを入力するためのキーボード18aおよびマウス18
bを有する操作系18と、スキャナ12で読み取られた
画像、各種の操作指示、条件の設定/登録画面等を表示
するディスプレイ20が接続される。
【0014】スキャナ12は、フィルムF等に撮影され
た画像を1コマずつ光電的に読み取る装置で、光源22
と、可変絞り24と、フィルムFに入射する読取光をフ
ィルムFの面方向で均一にする拡散ボックス28と、結
像レンズユニット32と、R(赤)、G(緑)およびB
(青)の各画像読取に対応するラインCCDセンサを有
するイメージセンサ34と、アンプ(増幅器)36と、
A/D(アナログ/デジタル)変換器38とを有して構
成される。
【0015】また、フォトプリンタ10においては、新
写真システム(Advanced PhotoSystem)や135サイズ
のネガ(あるいはリバーサル)フィルム等のフィルムの
種類やサイズ、ストリップスやスライド等のフィルムの
形態等に応じて、スキャナ12の本体に装着自在な専用
のキャリアが用意されており、キャリアを交換すること
により、各種のフィルムや処理に対応することができ
る。フィルムに撮影され、プリント作成に供される画像
(コマ)は、このキャリアによって所定の読取位置に搬
送される。このようなスキャナ12において、フィルム
Fに撮影された画像を読み取る際には、光源22から射
出され、可変絞り24によって光量調整された読取光
が、キャリアによって所定の読取位置に位置されたフィ
ルムFに入射して、透過することにより、フィルムFに
撮影された画像を担持する投影光を得る。
【0016】キャリア30は、図2(A)に示されるよ
うに、所定の読取位置にフィルムFを位置しつつ、イメ
ージセンサ34のラインCCDセンサの延在方向(主走
査方向)と直交する副走査方向に、フィルムFの長手方
向を一致して搬送する、読取位置を副走査方向に挟んで
配置される搬送ローラ対30aおよび30bと、フィル
ムFの投影光を所定のスリット状に規制する、読取位置
に対応して位置する主走査方向に延在するスリット40
aを有するマスク40とを有する。フィルムFは、この
キャリア30によって読取位置に位置されて副走査方向
に搬送されつつ、読取光を入射される。これにより、結
果的にフィルムFが主走査方向に延在するスリット40
aによって2次元的にスリット走査され、フィルムFに
撮影された各コマの画像が読み取られる。なお、図中符
号44は、フィルムに光学的に記録されるDXコード、
拡張DXコード、FNSコード等のバーコードや、フィ
ルムに光学的に記録された各種の情報を読み取るための
コードリーダ44である。
【0017】前述のように、読取光はキャリア30に保
持されたフィルムFを透過して画像を担持する投影光と
なり、この投影光は、結像レンズユニット32によって
イメージセンサ34の受光面に結像される。図2(B)
に示されるように、イメージセンサ34は、R画像の読
み取りを行うラインCCDセンサ34R、G画像の読み
取りを行うラインCCDセンサ34G、およびB画像の
読み取りを行うラインCCDセンサ34Bを有する、い
わゆる3ラインのカラーCCDセンサで、各ラインCC
Dセンサは、前述のように主走査方向に延在している。
フィルムFの投影光は、このイメージセンサ34によっ
て、R、GおよびBの3原色に分解されて光電的に読み
取られる。イメージセンサ34の出力信号は、アンプ3
6で増幅され、A/D変換器38でデジタル信号とされ
て、画像処理装置14に送られる。
【0018】スキャナ12においては、フィルムFに撮
影された画像の読み取りを、低解像度で読み取るプレス
キャンと、出力画像の画像データを得るための本スキャ
ンとの、2回の画像読取で行う。プレスキャンは、スキ
ャナ12が対象とする全てのフィルムの画像を、イメー
ジセンサ34が飽和することなく読み取れるように、予
め設定された、プレスキャンの読取条件で行われる。一
方、本スキャンは、プレスキャンデータから、その画像
(コマ)の最低濃度よりも若干低い濃度でイメージセン
サ34が飽和するように、各コマ毎に設定された本スキ
ャンの読取条件で行われる。従って、プレスキャンと本
スキャンの出力信号は、同じ画像であっても解像度と出
力レベルが異なる。
【0019】なお、本発明において、スキャナは、この
ようなスリット走査によるものに限定はされず、1コマ
の画像の全面を一度に読み取る、面露光を利用するもの
であってもよい。この場合には、例えば、エリアCCD
センサを用い、光源とフィルムFとの間に、R、Gおよ
びBの各色フィルタの挿入手段を設け、色フィルタを挿
入してエリアCCDセンサで画像を読み取ることを、
R、GおよびBの各色フィルタで順次行い、フィルムに
撮影された画像を3原色に分解して順次行う。
【0020】また、本発明は、このようなフィルム(透
過原稿)のスキャナのみならず、印刷物や写真等の反射
原稿を読み取るスキャナにも好適に対応可能である。反
射原稿を読み取るスキャナとしては、公知のものがすべ
て利用可能であり、例えば、棒状の読取光源を用いて原
稿を2次元的に走査して、原稿画像を担持する反射光を
得、この反射光をCCDセンサ等のイメージセンサに結
像して反射原稿の画像を読み取る、スリット走査による
スキャナが例示される。
【0021】前述のように、スキャナ12から出力され
たデジタルの画像信号は、画像処理装置14(以下、処
理装置14とする)に出力される。図3に処理装置14
のブロック図を示す。処理装置14は、濃度補正部5
0、色補正部52、Log変換部54および画像処理部
56を有して構成される。なお、図3は、画像処理関連
の部位を示すものであり、処理装置14には、これ以外
にも、処理装置14を含むフォトプリンタ10全体の制
御や管理を行うCPU、フォトプリンタ10の作動等に
必要な情報を記憶するメモリ等が配置され、また、操作
系18やディスプレイ20は、このCPU等(CPUバ
ス)を介して各部位に接続される。
【0022】スキャナ12から出力されたR,Gおよび
Bのデジタルの画像信号は、まず、濃度補正部50で、
暗時補正やシェーディング補正等の、一定濃度の画像に
対して所定の画像信号を得るための補正(以下、濃度補
正とする)を施される。ここで、補正対象となるスキャ
ナ12は、原稿画像を読み取る以前に、分光的にほぼ一
定の反射率または透過率の画像に対する入力濃度補正パ
ラメータを作成し、原稿画像を読み取る読取動作時に作
成された入力濃度補正パラメータを使用するのが好まし
い。次いで、画像信号は、本発明の特徴的な部分である
色補正部52において処理され、Log変換部54でデ
ジタルの画像データとされ、画像処理部56で所定の画
像処理を施され、また、プリンタ16での画像記録に対
応する出力用の画像データや、ディスプレイ20での画
像表示に対応する画像データとされる。
【0023】色補正部52は、画像信号に、スキャナ1
2の分光感度特性に応じた補正、すなわち、光源22や
イメージセンサ34の色分解フィルタ等に起因するスキ
ャナ12の分光感度のバラツキ(これに起因する読み取
りの誤差)を補正して、プリンタ16等において、原稿
画像に応じた適正な色再現の画像を得ることを可能にす
るものである。色補正部52は、図4に示されるよう
に、統計量算出部60と、内部メモリ62と、分光感度
特性推定部64と、入力色補正パラメータ作成部66
と、画像信号補正部68とを有する。このような構成を
有する色補正部52における補正条件、すなわち入力色
補正パラメータは、基本的に下記のように作成される。
【0024】まず、入力色補正パラメータを作成するた
めの基準原稿を用意し、その画像を分光光度計等の基準
的なデータが得られる測定器で測定した測定値または基
準原稿の特性値を得ておく。得られた測定値または特性
値は、後述する記憶デバイス58を構成する記録メディ
ア70に記憶しておくのが良い。この測定値または特性
値は、基準原稿の分光透過率(反射原稿であれば分光反
射率)が好ましい。基準原稿としては、スキャナの分光
感度を測定できるものであればよく、例えば、各種の色
相のパッチ、あるいはさらに各種の彩度や各種濃度の無
彩色のパッチが形成された基準原稿、より具体的には、
これらのパッチが形成されたリバーサルフィルムやネガ
ティブフィルムなどの透過基準原稿や、これらのパッチ
が形成されたカラーペーパ(カラー印画紙)や印刷物な
どの反射基準原稿等が例示される。なお、基準原稿の特
性値は、この基準原稿を所定の測定器で測定して得られ
た測定値を用いても良いし、この基準原稿を作成すると
きに用いた仕様に基づく特性値を用いても良い。
【0025】また、この基準原稿をスキャナ12で読み
取り、A/D変換器38でデジタル画像信号とし、濃度
補正部50で濃度補正した画像信号を色補正部52に供
給する。色補正部52に供給された画像信号は、統計量
算出部60に入力される。次いで、色補正部52の統計
量算出部60は、供給された基準原稿の画像信号から、
基準原稿の所定領域の画像信号、すなわち画像領域内の
所定の位置内の画像信号を解析し、その統計量を算出す
る。図示例においては、さらに好ましい態様として、測
定器とスキャナ12の光学系に起因する差分、具体的に
は、フレア等に起因する差分を補正した統計量とするの
が良い。こうして算出された統計量は、分光感度特性推
定部64に入力される。基準原稿の所定領域の情報は、
オペレータが入力してもよいが、好ましくは、記憶デバ
イス58、例えば記録メディア70に記憶しておき、基
準測定値または基準特性値と共に読み出すのがよい。ま
た、統計量には特に限定はないが、平均値、中央値、積
分値等が好適に例示される。
【0026】色補正部52は、さらに、前述の基準原稿
を測定器で測定した測定値(以下、基準測定値とする)
またはこの基準原稿の特性値(以下、基準特性値とす
る)をその内部メモリ62に取得する。この基準測定値
または基準特性値の取得方法には、特に限定はなく、内
部メモリ62に操作系18のキーボード18a等を用い
てオペレータが入力する方法等も利用可能であるが、図
示例においては、好ましい態様として、基準測定値また
は基準特性値を記憶デバイス58に記憶しておき、これ
を読み取ることによって取得する。なお、記憶デバイス
58には特に限定はなく、記憶デバイス58を記録メデ
ィア70とそのドライブ72とで構成し、基準測定値ま
たは基準特性値が記憶されたフロッピーディスク等の記
録メディア70を利用して処理装置14に設置されるド
ライブ72で読み取って色補正部52の内部メモリ62
に供給してもよい。また、記憶デバイス58をフォトプ
リンタ10に内蔵されるハードディスクやRAM等のメ
モリで構成し、これらに基準測定値または基準特性値を
記憶しておき、これを読み取って色補正部52の内部メ
モリ62に供給してもよい。なお、図示例の色補正部5
2では、取得した基準測定値または基準特性値を一旦内
部メモリ62に記憶しているが、本発明はこれに限定さ
れず、オペレータによる操作系18または記憶デバイス
58から、直接分光感度特性推定部64に入力してもよ
い。
【0027】次に、色補正部52の分光感度特性推定部
64は、内部メモリ62から読み出して取得した基準測
定値または基準特性値と、統計量算出部60で算出され
た統計量とを用いて、スキャナ12の分光感度特性を推
定する。基準測定値または基準特性値と統計量とを用い
た分光感度特性の推定方法には特に限定はなく、算出し
た統計量等に応じた公知の方法が、各種利用可能である
が、好ましい方法として、例えば、以下の2つの方法が
例示される。
【0028】まず、第1の方法では、図示例の装置にお
いて、予め、スキャナ12の取り得る分光感度特性の候
補または分光感度の候補パラメータ(以下、分光感度特
性候補とする)が、複数設定されている。色補正部52
の分光感度特性推定部64は、各々の分光感度特性候補
毎に、スキャナ12が、この分光感度特性であった場合
に、基準原稿を読み取って得られると推定される画像信
号(以下、読取推定値とする)を、取得した基準測定値
または基準特性値を用いて算出し、その統計量を算出す
る。その上で、前述の実際にスキャナ12で基準原稿を
読み取って得られた画像信号から統計量算出部60で算
出した統計量と、読取推定値から算出した統計量とを比
較して、最も誤差(差)の少ない統計量が得られた分光
感度特性候補を、スキャナ12の分光感度特性として推
定(決定)する。なお、読取推定値は、予め求めておい
て、スキャナ10の記憶デバイスに記憶させておいても
よく、また、この際には、前記色補正部52の基準測定
値または基準特性値の取得を不要にしてもよい。
【0029】次に、第2の方法では、分光感度特性候補
として、分光感度特性を選択するためのマトリックスを
N個(ここで、Nは2以上の整数)準備しておき、基準
原稿を読み取った(M個の(ここでMは2以上の整
数))画像信号をN個の各マトリックスで演算し、さら
に、基準測定値または基準特性値との誤差の総和を各マ
トリックス毎に求める。続いて、この誤差総和が、最小
になるマトリックスを選択することにより、選択したマ
トリックスがあらわす分光感度特性を選択することがで
きる。ここで、誤差総和を求める際には、各基準測定値
または基準特性値毎に重みを付けることにより、さらに
精度の高い選択を行うことができる。
【0030】色補正部52の入力色補正パラメータ作成
部66は、このようにして推定したスキャナ12の分光
感度特性、例えば、選択した分光感度の候補パラメータ
から、分光感度のバラツキを補正して、画像信号から再
生した画像において適正な色再現を得るための入力色補
正パラメータを算出する。こうして算出された入力色補
正パラメータは、入力色補正パラメータ作成部66から
画像信号補正部68に入力される。画像信号補正部68
では、入力された入力色補正パラメータを用いて濃度補
正部50から入力される画像信号を補正する。入力色補
正パラメータとしては、1次マトリックス、2次マトリ
ックスおよび2次マトリックスを展開してなる3次元L
UT(ルックアアップテーブル)から選択される1つ以
上を組み合わせてなるパラメータや、前記パラメータに
さらに1次元LUTを有するパラメータや、3次元LU
Tと1次元LUTとを合成して得られる3次元LUT等
が例示される。このような入力色補正パラメータの算出
方法には特に限定はなく、公知の方法によればよい。
【0031】このような入力色補正パラメータは、入力
色補正パラメータ作成部66で原稿種に対応して原稿種
毎に作成しておき、色補正部52の画像信号補正部68
においては、読み取り対象となる原稿画像に応じた入力
色補正パラメータを用いて画像信号の補正をするのが好
ましい。例えば、図示例のようなフィルムFを読み取る
スキャナ12であれば、ネガフィルムおよびリバーサル
フィルムのそれぞれに対応した入力色補正パラメータを
作成しておくのが好ましく、さらに好ましくは、フィル
ムのメーカやグレード、フィルム種毎に作成しておくの
が好ましい。また、反射原稿のスキャナであれば、写真
(カラーペーパ、カラー印画紙)と印刷物(印刷原稿)
のそれぞれに対応した入力色補正パラメータ、より好ま
しくは印画紙(写真感光材料)種や印刷工場(インキ、
印刷用紙)等に応じた入力色補正パラメータを作成する
のが好ましい。
【0032】すなわち、本発明においては、1つの基準
原稿を用いてスキャナ12の分光感度特性を推定し、こ
の分光感度特性を用いて入力色補正パラメータを作成す
ることにより、スキャンの分光感度のバラツキを好適に
補正して、一定な色再現の高画質な画像を安定再生を可
能にできると共に、多種多様の原稿に対して、1つの基
準原稿の読み取りで入力色補正パラメータを作成でき
る。上述したように、本発明においては、基準原稿は、
リバーサルフィルム、ネガフィルムなどの透過基準原稿
や、カラーペーパ、印刷原稿などの反射基準原稿などを
用いることができるので、読取対象となる原稿種に応じ
た基準原稿を用い手も良い。例えば、リバーサルフィル
ムの基準原稿を用いて、リバーサルフィルム用入力補正
パラメータおよびネガフィルム用入力補正パラメータを
作成することができるし、カラーペーパの基準原稿を用
いて、カラーペーパ用入力補正パラメータと印刷原稿用
入力補正パラメータと立体物用入力補正パラメータとを
作成することもできる。
【0033】入力色補正パラメータは、画像読取毎やス
キャナ12(フォトプリンタ10)の立ち上げ毎に作成
(更新)する必要はなく、工場からの出荷時や、スキャ
ナ12の分光感度(色分解)特性が変わる可能性のある
部品の変更や調整を行った場合にのみに、新たな入力色
補正パラメータを作成すればよい。具体的には、工場出
荷時、読取光源の変更、スキャナの読み取り光路中に配
置される色フィルタの変更、イメージセンサ34(各ラ
インCCDセンサ)に取り付けられる色分解フィルタの
変更等を行った場合に、新たな入力色補正パラメータを
作成する。
【0034】以上の例では、好ましい態様として、入力
色補正パラメータを濃度補正部50でシェーディング補
正等の濃度補正を施された画像信号を用いて算出し、ま
た、濃度補正部50で処理された画像信号に、色補正部
52でスキャナ12の分光感度特性に応じた補正を施し
ているが、本発明はこれに限定はされず、例えば、色補
正部52を濃度補正部50よりも前に配置してもよい。
【0035】また、デジタルの画像読取では、12ビッ
ト等の高い階調分解能でA/D変換を行い、たとえばL
og変換によって8ビット等の画像処理に対応する画像
データに変換することが多々行われているが、前述の入
力色補正パラメータの算出およびこれを用いた画像信号
の補正は、画像処理部56での画像処理に対応する画像
データよりも高い階調分解能の画像信号(Log変換さ
れた画像データを含む)で行うのが、精度等の点で好ま
しい。なお、本発明においては、Log変換された画像
データも画像信号として含むものであり、従って、色補
正部52をLog変換部54よりも下流に配置して、L
og変換された画像データを用いて上記処理を行っても
よい。
【0036】前述のように、色補正部52でスキャナ1
2の分光感度のバラツキを補正された画像信号は、Lo
g変換部54でデジタルの画像データとされ、画像処理
部56で所定の画像処理を施され、さらに3D(三次
元)−LUT等で変換され、プリンタ16での画像記録
に対応する出力用の画像データや、ディスプレイ20で
の画像表示に対応する画像データとされる。
【0037】画像処理部50で施される画像処理には限
定はなく、例えば、色バランス調整、階調調整、濃度調
整、彩度調整、電子変倍処理、覆い焼き処理(濃度ダイ
ナミックレンジの圧縮/伸長)、シャープネス(鮮鋭
化)処理等、公知の画像処理装置で行われる各種の画像
処理が例示される。これらの各処理は、LUT、マトリ
クス演算器、フィルタ、加算器等を用いた処理や、これ
らを適宜組み合わせて行う平均化処理や補間演算等を用
いた、公知の手段で行えばよい。また、これらの画像処
理条件は、プレスキャンで得られた画像データから、濃
度ヒストグラムや、平均濃度、最高濃度や最低濃度(濃
度ヒストグラムの所定の頻度%の濃度点)等の画像特徴
量を得て、公知の方法で設定すればよい。
【0038】プリンタ16は、供給された画像データに
応じて感光材料(印画紙)を露光して潜像を記録するプ
リンタ(焼付装置)と、露光済の感光材料に所定の処理
を施してプリントとして出力するプロセサ(現像装置)
とを有して構成される。プリンタでは、例えば、感光材
料をプリントに応じた所定長に切断した後に、バックプ
リントを記録し、次いで、感光材料の分光感度特性に応
じたR露光、G露光およびB露光の3種の光ビームを処
理装置14から出力された画像データに応じて変調して
主走査方向に偏向すると共に、主走査方向と直交する副
走査方向に感光材料を搬送することにより、前記光ビー
ムで感光材料を2次元的に走査露光して潜像を記録し、
プロセサに供給する。感光材料を受け取ったプロセサ
は、発色現像、漂白定着、水洗等の所定の湿式現像処理
を行い、乾燥してプリントとし、フィルム1本分等の所
定単位に仕分して集積する。
【0039】以上、本発明の色補正方法および画像読取
装置について詳細に説明したが、本発明は上記実施例に
限定はされず、本発明の要旨を逸脱しない範囲におい
て、各種の改良および変更を行ってもよいのはもちろん
である。
【0040】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、光電的な画像読取において、スキャナの分光感
度のバラツキを好適に補正することができ、デジタルフ
ォトプリンタ等において、適正な色再現をされた高画質
な画像を、安定して再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を利用するデジタルフォトプリンタの
ブロック図である。
【図2】 (A)は図1に示されるデジタルフォトプリ
ンタにセットされるキャリアの概念図を、(B)は図1
に示されるデジタルフォトプリンタに配置されるイメー
ジセンサの概念図を、それぞれ示す。
【図3】 図2に示されるデジタルフォトプリンタの画
像処理装置のブロック図である。
【図4】 図3に示される画像処理装置の色補正部のブ
ロック図である。
【符号の説明】
10 (デジタル)フォトプリンタ 12 スキャナ 14 (画像)処理装置 16 プリンタ 18 操作系 20 ディスプレイ 22 光源 24 可変絞り 28 拡散ボックス 30 キャリア 32 結像レンズユニット 34 イメージセンサ 36 アンプ 38 A/D変換器 40 マスク 42 磁気ヘッド 44 コードリーダ 50 濃度補正部 52 色補正部 54 Log変換部 56 画像処理部 58 記憶デバイス 60 統計量算出部 62 内部メモリ 64 分光感度特性推定部 66 入力色補正パラメータ作成部 68 画像信号補正部 70 記録メディア 72 ドライブ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基準原稿を所定の測定器で測定して得られ
    た測定値または前記基準原稿の特性値と、前記基準原稿
    を画像読取装置で読み取って得られた画像信号値を解析
    して算出した統計量とを用いて、前記画像読取装置の分
    光感度特性を推定し、推定された分光感度特性から入力
    色補正パラメータを作成し、この入力色補正パラメータ
    を用いて、前記画像読取装置で読み取った原稿画像の画
    像信号を補正することを特徴とする色補正方法。
  2. 【請求項2】前記基準原稿は、リバーサルフィルム、ネ
    ガフィルムおよびカラーペーパのいずれかである請求項
    1に記載の色補正方法。
  3. 【請求項3】原稿画像を光電的に読み取る画像読取装置
    であって、 基準原稿と、この基準原稿を所定の測定器で測定して得
    られた測定値または前記基準原稿の特性値を記憶する記
    憶手段と、前記基準原稿を読み取って得られた画像信号
    値を解析して統計量を算出する算出手段と、前記記憶手
    段から前記基準原稿の測定値または特性値を読み出し、
    この測定値または特性値と前記算出手段が算出した統計
    量とから画像読取装置の分光感度特性を推定する推定手
    段と、この推定手段が推定した分光感度特性から入力色
    補正パラメータを作成する作成手段と、この作成手段が
    作成した入力色補正パラメータを用いて、原稿画像を読
    み取って得られた画像信号を補正する補正手段とを有す
    ることを特徴とする画像読取装置。
  4. 【請求項4】前記基準原稿は、リバーサルフィルム、ネ
    ガフィルムおよびカラーペーパのいずれかである請求項
    3に記載の画像読取装置。
  5. 【請求項5】前記分光感度特性の推定は、前記画像読取
    装置と測定器の光学系に起因する差分を補正した統計量
    を用い、予め設定された複数の分光感度特性候補から最
    も誤差の少ないものを選択して行う請求項3または4に
    記載の画像読取装置。
  6. 【請求項6】前記入力色補正パラメータは、原稿種に応
    じて作成される請求項3〜5のいずれかに記載の画像読
    取装置。
  7. 【請求項7】前記統計量は、画像読取装置の濃度特性を
    補正された画像信号値を用いて算出される請求項3〜6
    のいずれかに記載の画像読取装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002117101A (ja) * 2000-10-06 2002-04-19 Dainippon Printing Co Ltd ネットワークを利用した印刷物作成システム
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