JPH11308415A - 画像読取方法および画像読取装置 - Google Patents

画像読取方法および画像読取装置

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JPH11308415A
JPH11308415A JP10112955A JP11295598A JPH11308415A JP H11308415 A JPH11308415 A JP H11308415A JP 10112955 A JP10112955 A JP 10112955A JP 11295598 A JP11295598 A JP 11295598A JP H11308415 A JPH11308415 A JP H11308415A
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JP
Japan
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image
reading
image sensor
adjustment
signal
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JP10112955A
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Yoshiaki Yamazaki
善朗 山崎
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/40056Circuits for driving or energising particular reading heads or original illumination means

Abstract

(57)【要約】 【課題】光電的な画像読取において、可変絞りを不要と
して、かつ光量調整で発生するシェーディングの変動を
無くし、低コストな装置で、高精度でスキャナのダイナ
ミックレンジを最大限に利用した画像読取を実施する。 【解決手段】光路中における透過率調整によるイメージ
センサへの入射光量調整、イメージセンサでの読取条件
制御、イメージセンサからの出力信号の強度調整の少な
くとも1つを用い、原稿画像によらず、デジタル信号に
変換される際の画像信号の最大値を一定とすることによ
り、前記課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿画像、特に、
フィルムに撮影された画像を光電的に読み取る画像読取
の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】現在、ネガフィルムやリバーサルフィル
ム等の写真フィルム(以下、フィルムとする)に撮影さ
れた画像の感光材料(印画紙)への焼き付けは、フィル
ムの投影光で感光材料を露光する、直接露光(アナログ
露光)が主流である。これに対し、近年では、デジタル
露光を利用する焼付装置、すなわち、フィルムに撮影さ
れた画像を光電的に読み取って、読み取った画像をデジ
タル信号とした後、種々の画像処理を施して記録用の画
像データとし、この画像データに応じて変調した記録光
によって感光材料を走査露光して画像(潜像)を記録
し、(仕上り)プリントとするデジタルフォトプリンタ
が実用化された。
【0003】デジタルフォトプリンタでは、画像をデジ
タルの画像データとして、画像データ処理によって焼付
時の露光条件を決定することができるので、逆光やスト
ロボ撮影等に起因する画像の飛びやツブレの補正、シャ
ープネス(鮮鋭化)処理等を好適に行って、従来の直接
露光では得られなかった高品位なプリントを得ることが
できる。また、画像の合成や分割、文字の合成等も画像
データ処理で行うことができ、用途に応じて自由に編集
/処理したプリントも出力可能である。しかも、デジタ
ルフォトプリンタによれば、画像をプリント(写真)と
して出力するのみならず、画像データをコンピュータ等
に供給したり、フロッピーディスク等の記録媒体に保存
しておくこともできるので、画像データを、写真以外の
様々な用途に利用することができる。
【0004】デジタルフォトプリンタは、基本的に、フ
ィルムに読取光を入射して、その投影光を読み取ること
によって、フィルムに記録された画像をCCDセンサ等
のイメージセンサで光電的に読み取るスキャナと、スキ
ャナによって読み取られた画像データやデジタルカメラ
等から供給された画像データに所定の画像処理を施し、
画像記録のための画像データすなわち露光条件とする画
像処理装置と、画像処理装置から出力された画像データ
に応じて、例えば光ビーム走査によって感光材料を走査
露光して潜像を記録するプリンタ(画像記録装置)と、
プリンタによって露光された感光材料に現像処理を施し
て、画像が再生された(仕上り)プリントとするプロセ
サ(現像装置)とを有して構成される。
【0005】このようなデジタルフォトプリンタにおい
て、高画質な画像が再生されたプリントを出力するため
には、原稿となるフィルムから、できるだけ多くの画像
情報を得る必要があり、従って、高い階調分解能で画像
読取を行う必要がある。そのためには、フィルムに撮影
された画像の全濃度範囲を、スキャナ(イメージセン
サ)のダイナミックレンジを最大限に利用して読み取る
のが好ましい。一方、適性な画像を再生するためには、
スキャナで、フィルムに撮影された画像の全濃度範囲を
読み取る必要がある。しかしながら、フィルムに撮影さ
れた画像は、適正露光のものもあれば、露光過剰(オー
バー)や露光不足(アンダー)のものもあり、フィルム
には非常に広範な濃度範囲の画像が撮影される可能性が
あり、逆に、スキャナのダイナミックレンジには限界が
ある。すなわち、1つの読取条件で全ての画像を高い階
調分解能で読み取ることは、現状では非常に困難であ
る。
【0006】そのため、スキャナでは、出力用の画像デ
ータを得るための画像読取(本スキャン)に先立ち、画
像を粗に読み取るプレスキャンを行い、プレスキャンで
得られた画像データ(プレスキャンデータ)に応じて、
本スキャンの読取条件を設定している。具体的には、プ
レスキャンでは、階調分解能は低くても、対象となる全
ての画像の全濃度範囲を、イメージセンサの出力が飽和
することなく確実に読める読取条件で画像読取を行う。
本スキャンは、得られたプレスキャンデータから、その
画像の最低濃度よりも若干低い濃度でイメージセンサの
出力が飽和するように、各画像毎の読取条件を設定し
て、その読取条件で画像読取を行う。
【0007】また、イメージセンサからの出力信号は、
一般的に強度が低いので、アンプで出力信号を増幅した
後に、A/D変換器で変換してデジタルの画像信号を得
ている。
【0008】スキャナでは、これにより、アンダーやオ
ーバー等を含む各種の濃度の画像に対応して、スキャナ
のダイナミックレンジを最大限に利用して、高い階調分
解能での画像読取を実現している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このようなスキャナに
おいて、読取条件の調整は、主に、読取光路中に可変絞
りを配置し、この絞り値(量)を調整して、フィルムに
入射する読取光の光量を調整(露光制御)することで行
われる。ここで、可変絞りによる光量調整は、絞り板等
の遮光部材を用いて、光路中への遮光部材の挿入量を調
整して開口量を調整し、可変絞りを通過する光量を調整
することによって行われる。そのため、様々な状態の画
像に応じて好適な画像読取を行うためには、遮光部材の
挿入量を高い分解能で高精度に調整できる、遮光部材の
移動手段および絞りテーブル等の遮光部材の制御手段が
必要であり、スキャナのコストアップの一因となってい
る。
【0010】また、このようなスキャナにおける読取精
度低下の一因として、読取光源やレンズの特性に起因し
て、イメージセンサに入射する光の光量がフィルムの面
方向でムラを生じてしまう、いわゆるシェーディングが
知られている。通常のスキャナでは、イメージセンサの
各画素毎に補正係数(シェーディング補正係数)を算出
しておき、イメージセンサからの各画素の出力信号を補
正係数で補正することによって、シェーディングによる
誤差を補正している。ところが、可変絞りによって光量
調整を行うスキャナでは、絞り値すなわち遮光部材の挿
入量によってシェーディングの状態が変動してしまう。
そのため、絞り値によっては読取精度が低下し、あるい
は、高精度な読み取りを安定して行うためには、絞り値
に応じた補正係数を複数用意してシェーディング補正を
行う必要があり、装置のコストアップにつながる。
【0011】本発明の目的は、前記従来技術の問題点を
解決することにあり、光量調整を行って、画像状態に応
じた光電的な画像読取を行うに際し、可変絞りを不要と
することができ、かつ光量調整に起因するシェーディン
グの変動等をなくすことができ、低コストな装置で高精
度な画像読取を可能にする画像読取方法および画像読取
装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の画像読取方法は、原稿画像をイメージセン
サで光電的に読み取り、イメージセンサの出力信号をデ
ジタル信号に変換する画像読取において、光路中におけ
る透過率調整による前記イメージセンサへの入射光量調
整、前記イメージセンサでの読取条件制御、および前記
イメージセンサからの出力信号の強度調整の少なくとも
1つを用い、前記原稿画像によらず、デジタル信号に変
換される際の信号の最大値を一定とすることを特徴とす
る画像読取方法を提供する。
【0013】また、本発明の画像読取装置は、原稿画像
を担持する光を光電的に読み取るイメージセンサと、イ
メージセンサからの出力信号の強度を調整する調整手段
と、前記調整手段で処理された信号をデジタル信号に変
換するアナログ−デジタル変換器と、透過率調整によっ
てイメージセンサに入射する光量を調整する光量調整手
段と、前記イメージセンサの読取条件の制御、前記調整
手段による信号強度調整の制御、および前記光量調整手
段の透過率調整の制御の少なくとも1つによって、原稿
画像によらず、前記アナログ−デジタル変換器に入力す
る信号の最大値が一定となるように読取条件を設定する
設定手段とを有することを特徴とする画像読取装置を提
供する。
【0014】さらに、前記本発明において、前記光量調
整手段は、透過率の異なる複数枚のNDフィルタおよび
透過率可変のNDフィルタの少なくとも一方であるのが
好ましく、また、前記読取条件制御手段は、主たる調整
を前記光量調整手段の透過率調整で行い、それで調整し
きれない領域を前記イメージセンサによる3原色のそれ
ぞれの読取条件調整で行い、さらに調整しきれない領域
を前記調整手段での信号強度調整で行うのが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の画像読取方法およ
び画像読取装置について、添付の図面に示される好適実
施例を基に、詳細に説明する。
【0016】図1に、本発明の画像読取方法および画像
読取装置を利用するデジタルフォトプリンタの一例のブ
ロック図が示される。図1に示されるデジタルフォトプ
リンタ(以下、フォトプリンタ10とする)は、基本的
に、フィルムFに撮影された画像を光電的に読み取るス
キャナ12と、読み取られた画像データの画像処理やフ
ォトプリンタ10全体の操作、制御、管理等を行う画像
処理装置14と、画像処理装置14から出力された画像
データに応じて変調した光ビームで感光材料(印画紙)
を画像露光し、現像処理して(仕上り)プリントとして
出力するプリンタ16とを有して構成される。このスキ
ャナ12と画像処理装置14は、本発明の画像読取装置
を構成する。また、画像処理装置14には、様々な条件
の入力(設定)、処理の選択や指示、色/濃度補正など
の指示等を入力するためのキーボード18aおよびマウ
ス18bを有する操作系18と、スキャナ12で読み取
られた画像、各種の操作指示、条件の設定/登録画面等
を表示するディスプレイ20が接続される。
【0017】スキャナ12は、フィルムF等に撮影され
た画像を1コマずつ光電的に読み取る装置で、光源22
と、光量調整手段24と、フィルムFに入射する読取光
をフィルムFの面方向で均一にする拡散ボックス28
と、結像レンズユニット32と、R(赤)、G(緑)お
よびB(青)の各画像読取に対応するラインCCDセン
サを有するイメージセンサ34と、アンプ(増幅器)3
6と、A/D(アナログ/デジタル)変換器38とを有
して構成される。
【0018】このようなスキャナ12において、光源2
2から射出された読取光は、光量調整手段24によって
光量調整される。本発明において、画像読取の光量調整
は、いわゆる可変絞りを用いずに、透過率を調整するこ
とによって、読取光の透過光量を調整する光量調整手段
で行う。図示例の光量調整手段24は、透過率の異なる
5枚のNDフィルタを用いるものであって、一例とし
て、第1NDフィルタ24aはフィルムFの濃度にして
0.05のNDフィルタ、第2NDフィルタ24bは同
じく濃度0.1のNDフィルタ、第3NDフィルタ24
cは同じく濃度0.2のNDフィルタ、第4NDフィル
タ24dは同じく濃度0.4のNDフィルタ、第5ND
フィルタ24eは同じく濃度0.8のNDフィルタであ
る。これらのNDフィルタは、フィルタ移動手段46に
よって図中矢印で示されるように移動され、1枚もしく
は複数枚が適宜組み合わされて光路Lに挿入され、また
光路Lから退避される。図示例の光量調整手段24にお
いては、これにより透過率を調整して、フィルムFの濃
度にして0〜1.55の範囲を0.05刻みで調整する
ことに対応する、読取光の光量調整(露光制御)を行
う。
【0019】読み取り時に、いずれのフィルタを光路L
に挿入するか、すなわちフィルタ移動手段46の駆動
は、フィルムFに撮影された画像等に応じて、画像処理
装置14のセットアップ部52が決定する。この点に関
しては、後に詳述する。なお、フィルタ移動手段46に
よる各NDフィルタの移動方法には得に限定はなく、ギ
ヤ、リンク機構、ラックアンドピニオン、ねじ伝動、カ
ム等、公知の板材の移動手段が各種利用可能である。ま
た、NDフィルタは公知のものが全て利用可能であり、
例えば、ガラス蒸着によるNDフィルタであっても、メ
ッシュNDフィルタであってもよい。さらに、光量調整
手段は、フィルムFより光進行方向の下流側に配置して
もよい。
【0020】本発明において、透過率調整による光量調
整手段は、図示例のような透過率の異なる5枚のNDフ
ィルタを用いたものに限定はされず、4枚以下あるいは
6枚以上のNDフィルタを組み合わせたものであっても
よい。また、複数枚のNDフィルタを用いる手段以外に
も、各種の透過率調整による光量調整手段が利用可能で
ある。例えば、印加電圧によって透過率を変化すること
ができる液晶フィルタや液晶ディスプレイ、DMD(ミ
クロミラーの角度を変えられる半導体素子)、電圧によ
って透過率を変えられる電気光学結晶、メッシュ状の板
を光軸方向に延在した状態でフィルム面方向に複数配列
し、この板の光軸に対する角度によって透過光量を調節
する手段等が例示される。
【0021】光量調整手段24によって光量調整された
読取光は、拡散ボックス28で拡散されてフィルム面方
向に均一な光とされ、フィルムFに入射し、透過して、
フィルムFの画像を担持する投影光となる。ここで、フ
ォトプリンタ10においては、新写真システム(Advance
d Photo System)や135サイズのネガ(あるいはリバ
ーサル)フィルム等のフィルムの種類やサイズ、ストリ
ップスやスライド等のフィルムの形態等に応じて、スキ
ャナ12の本体に装着自在な専用のキャリアが用意され
ており、フィルムに撮影され、プリント作成に供される
画像(コマ)は、このキャリアによって所定の読取位置
に搬送される。
【0022】図2(A)に模式的に示されるように、キ
ャリア30は、所定の読取位置にフィルムFを位置しつ
つ、イメージセンサ34のラインCCDセンサの延在方
向(主走査方向)と直交する副走査方向に、フィルムF
の長手方向を一致して搬送する、読取位置を副走査方向
に挟んで配置される搬送ローラ対30aおよび30b
と、フィルムFの投影光を所定のスリット状に規制す
る、読取位置に対応して位置する主走査方向に延在する
スリット40aを有するマスク40とを有する。フィル
ムFは、キャリア30によって読取位置に位置されて副
走査方向に搬送されつつ、読取光を入射される。これに
より、結果的にフィルムFがスリット40a(読取光)
によって2次元的にスリット走査される。
【0023】なお、図中符号44は、フィルムに光学的
に記録されたDXコード、拡張DXコード、FNSコー
ドなどのバーコード等を光学的に読み取るためのコード
リーダである。コードリーダ44によって読み取られた
各種の情報は、必要に応じて、画像処理装置14等の所
定部位に送られる。また、周知のように、新写真システ
ムのフィルムには磁気記録媒体が形成されている。これ
に対応して、新写真システムのフィルム(カートリッ
ジ)に対応するキャリアには、フィルムの磁気記録媒体
に記録された磁気情報を読み取り、また、必要な情報を
磁気記録する磁気ヘッドが配置される。
【0024】前述のように、読取光はキャリア30に保
持されたフィルムFを透過して画像を担持する投影光と
なり、この投影光は、結像レンズユニット32によって
イメージセンサ34の受光面に結像される。図2(B)
に示されるように、イメージセンサ34は、R画像の読
み取りを行うラインCCDセンサ34R、G画像の読み
取りを行うラインCCDセンサ34G、およびB画像の
読み取りを行うラインCCDセンサ34Bを有する、い
わゆる3ラインのカラーCCDセンサで、各ラインCC
Dセンサは、前述のように主走査方向に延在している。
フィルムFの投影光は、このイメージセンサ34によっ
て、R、GおよびBの3原色に分解されて光電的に読み
取られる。イメージセンサ34の出力信号(画像信号)
は、アンプ36で増幅され、A/D変換器38でデジタ
ルの画像信号とされて、画像処理装置14に送られる。
【0025】ここで、各ラインCCDセンサの蓄積時間
(電子シャッタスピード)、およびアンプ36における
アナログゲイン(増幅率)は、フィルムFに撮影された
画像等に応じて、画像処理装置14のセットアップ部5
2が決定する。この点に関しては、後に詳述する。
【0026】スキャナ12においては、フィルムFに撮
影された画像の読み取りを、低解像度で読み取るプレス
キャンと、その後に行われる、出力のための画像データ
を得るためのスキャンとの、2回の画像読取で行う。
【0027】プレスキャンは、スキャナ12が対象とす
る全ての画像に対応して、A/D変換器38によって変
換される画像信号の最大値が所定値となるように、あら
かじめ設定された、プレスキャンの読取条件で行われ
る。一方、本スキャンは、A/D変換器38によって変
換される、その画像の画像信号の最大値が所定値となる
ように、プレスキャンで得られた画像データを用いて各
コマ毎に設定された、本プレスキャンの読取条件で行わ
れる。この点に関しては、後に詳述する。なお、前記画
像信号の最大値に対する所定値は、プレスキャンと本ス
キャンとで同じでも異なってもよい。また、プレスキャ
ンと本スキャンとでは読み取りの画素密度が異なるの
で、各ラインCCDセンサの読み取り画素密度および副
走査方向へのフィルムFの搬送速度も異なる。プレスキ
ャンと本スキャンは、これらの条件が異なる以外は、基
本的に同様に行われる。
【0028】なお、本発明において、画像読取は、この
ようなスリット走査露光に限定はされず、1コマ全面を
一度に読み取る、面露光によるものであってもよい。こ
の場合には、例えば、エリアCCDセンサを用い、光源
とフィルムFのとの間にR,GおよびBの各色フィルタ
の挿入手段を設け、色フィルタを挿入してエリアCCD
センサで画像を読み取ることを、R,GおよびBの各色
フィルタで順次行うことで、フィルムFに撮影された画
像を3原色に分解して読み取る。また、本発明は、図示
例のようなフィルムFの読取以外にも、反射原稿の光電
的な読み取りにも好適に利用可能である。
【0029】前述のように、スキャナ12から出力され
たデジタルの画像信号は、画像処理装置14(以下、処
理装置14とする)に出力される。処理装置14は、デ
ータ処理部48、画像処理部50、およびセットアップ
部52を有して構成される。なお、図1は、主に画像処
理関連の部位を示すものであり、処理装置14には、こ
れ以外にも、処理装置14を含むフォトプリンタ10全
体の制御や管理を行うCPU、フォトプリンタ10の作
動等に必要な情報を記憶するメモリ等が配置され、ま
た、操作系18やディスプレイ20は、このCPU等
(CPUバス)を介して各部位に接続される。
【0030】スキャナ12から出力されたR,Gおよび
Bの各デジタルの画像信号は、データ処理部48におい
て、暗時補正、欠陥画素補正、シェーディング補正等の
所定のデータ処理を施され、さらに、Log変換され
て、デジタルの画像データ(濃度データ)とされる。
【0031】データ処理部48から出力された画像デー
タは、画像処理部50において、所定の画像処理を施さ
れ、さらに3D(三次元)−LUT等で変換され、プリ
ンタ16での画像記録に対応する出力用の画像データ
や、ディスプレイ20での画像表示に対応する画像デー
タとされる。画像処理部50で施される画像処理には限
定はなく、例えば、色バランス調整、階調調整、濃度調
整、彩度調整、電子変倍処理、覆い焼き処理(濃度ダイ
ナミックレンジの圧縮/伸長)、シャープネス(鮮鋭
化)処理等、公知の画像処理装置で行われる各種の画像
処理が例示される。これらの各処理は、ルックアップテ
ーブル(LUT)、マトリクス(MTX)演算器、ロー
パスフィルタ、加算器等を用いた処理や、これらを適宜
組み合わせて行う平均化処理や補間演算等を用いた、公
知の手段で行えばよい。
【0032】画像処理部50における画像処理条件、お
よび本スキャンの読取条件は、セットアップ部52で設
定される。セットアップ部52は、まず、データ処理部
48で処理されたプレスキャンの画像データ(プレスキ
ャンデータ)を用いて、その画像(コマ)の濃度ヒスト
グラムを作成し、また、その画像の平均濃度、大面積透
過濃度(LATD)、最低濃度および最高濃度(濃度ヒ
ストグラムの頻度所定%点)、濃度ヒストグラムの最大
頻度点等の画像特徴量を算出する。
【0033】次いで、セットアップ部52は、濃度ヒス
トグラムおよび画像特徴量を用いて、実行する画像処理
および画像処理条件、本スキャンの読取条件を設定す
る。実行する画像処理および画像処理条件は、濃度ヒス
トグラムおよび画像特徴量、さらには、キーボード18
a等を用いたオペレータによる指示入力に応じて、公知
の方法で設定すればよい。なお、画像処理条件は、検定
等によるキーボード18a等を用いた調整によって、適
宜、調整される。他方、フォトプリンタ10において、
本スキャンの読取条件、具体的には、光量調整手段24
で光路Lに挿入するNDフィルタ、イメージセンサ34
の各ラインCCDセンサの蓄積時間、およびアンプ36
のアナログゲイン(以下、ゲインとする)は、濃度ヒス
トグラムや画像特徴量を用いて、基本的に、下記のよう
に設定される。
【0034】図示例のフォトプリンタ10においては、
イメージセンサ34の各ラインCCDセンサの蓄積時間
およびアンプ36のゲインについては、本スキャンの基
準的な読取条件(以下、基準条件とする)が設定されて
いる。なお、これらは、プレスキャンと同じでも異なっ
てもよい。セットアップ部52は、まず、イメージセン
サ34およびアンプ36は基準条件として、光量調整手
段24の設定すなわち光路Lに挿入するNDフィルタ
を、その画像において、A/D変換器38に入力される
画像信号の最大値(以下、信号最大値とする)が所定値
となるように決定する。言い換えれば、光量調整手段2
4の設定を、その画像の最低濃度の画像信号が所定値と
なるように決定する。なお、この条件は、イメージセン
サ34の出力が飽和しないように設定されるのは言うま
でもない。
【0035】上記設定で信号最大値を所定値とできる場
合には、これで本スキャンの読取条件は決定される。し
かしながら、前述のように、光量調整手段24による光
量調整は、フィルムFの濃度に換算して0.05刻みと
段階的であり、また、光量調整だけでは、信号最大値を
所定値にできない場合も多々ある。この場合には、セッ
トアップ部52は、光量調整手段24は前記設定、アン
プ36は基準条件として、イメージセンサ34のライン
CCDセンサ34R、ラインCCDセンサ34G、およ
びラインCCDセンサ34Bの、それぞれの蓄積時間
(基準条件からの調整量)を、信号最大値が所定値とな
るように設定する。すなわち、光量調整手段24で調整
仕切れない部分を、イメージセンサ34の読取条件で調
整する。なお、この蓄積時間も、イメージセンサ34の
出力が飽和することがないように設定されるのは、言う
までもない。また、本発明においては、この各ラインC
CDセンサ毎の蓄積時間の設定によって、フィルムFに
撮影された画像の色バランス調整を行ってもよい。
【0036】前記設定で信号最大値を所定値とできる場
合には、これで本スキャンの読取条件は決定される。こ
れに対し、前記設定でも、なお、信号最大値が所定値に
ならない場合には、セットアップ部52は、光量調整手
段24およびイメージセンサ34は前記設定として、ア
ンプ36のゲイン(基準条件からの調整量)を、信号最
大値が所定値となるように設定し、これを本スキャンの
読取条件とする。すなわち、光量調整手段24およびイ
メージセンサ36で調整仕切れない部分を、アンプ36
のゲインで調整する。アンプ36のゲインは、R、Gお
よびBの各画像信号毎に設定してもよく、また、アンプ
36のゲインで、フィルムFに撮影された画像の色バラ
ンス調整を行ってもよい。
【0037】前述のように、通常のスキャナでは、フィ
ルムFに撮影された画像等に応じた画像読取の光量調整
を、遮光板等の遮光部材を用いる可変絞りで行ってい
る。そのため、絞り値の違いによってシェーディングの
状態が変動し、高精度な画像読取ができない等の問題が
ある。これに対し、本発明においては、フィルムFに撮
影された画像等に応じた画像読取の光量調整は、光路L
中での透過率調整によって行い、この光量調整に加え、
イメージセンサ34による読取条件の調整およびアンプ
36のゲインの調整により、A/D変換器に入力する画
像信号の最大値を、画像によらず一定にしている。本発
明は、これにより、可変絞りを不要として、かつ光量調
整で発生するシェーディングの変動を無くし、低コスト
な装置で、高精度でスキャナ12のダイナミックレンジ
を最大限に利用した画像読取を可能にしている。
【0038】以下、スキャナ12および処理装置14の
作用を説明することにより、本発明に付いて、より詳細
に説明する。このフィルムFのプリント作成を依頼され
たオペレータは、フィルムFに対応するキャリア30を
スキャナ12に装填し、キャリア30の所定位置にフィ
ルムF(カートリッジ)をセットし、作成するプリント
サイズ等の必要な指示を入力した後に、プリント作成開
始を指示する。これにより、スキャナ12において、光
量調整手段24、イメージセンサ(ラインCCDセン
サ)34の蓄積時間、およびアンプ36のゲインがプレ
スキャンの読取条件に応じて設定され、次いでキャリア
30がフィルムFをプレスキャンに応じた速度で副走査
方向に搬送して、プレスキャンが開始され、光量調整手
段24で調光され、拡散ボックス28で拡散された読取
光が読取位置に入射して、読取位置において走査搬送さ
れるフィルムFが読取光でスリット走査され、投影光が
イメージセンサ34に結像して、フィルムFに撮影され
た画像がR、GおよびBに分解されて光電的に読み取ら
れる。
【0039】なお、本発明において、プレスキャンおよ
び本スキャンは、1コマずつ行ってもよく、全コマある
いは所定の複数コマずつ、連続的にプレスキャンおよび
本スキャンを行ってもよい。以下の例では、説明を簡潔
にするために、1コマの画像読取を例に説明を行う。
【0040】プレスキャンでイメージセンサ34から出
力された画像信号は、アンプ36で増幅されて、A/D
変換器38に送られ、デジタルの画像信号とされる。こ
のデジタルの画像信号は、データ処理部48で所定の処
理を施され、デジタルの画像データであるプレスキャン
データとされる。
【0041】プレスキャンデータは、セットアップ部5
2に供給され、セットアップ部52は、プレスキャンデ
ータから、画像の濃度ヒストグラムの作成、最低濃度や
最高濃度等の画像特徴量の算出等を行い、実行する画像
処理および画像処理条件を設定して画像処理部50の所
定位置(ハードウエア)に設定する。また、セットアッ
プ部52は、濃度ヒストグラムおよび画像特徴量から、
前述のようにして本スキャンの読取条件を設定する。す
なわち、A/D変換器38に入力される信号最大値が所
定値となるように、光量調整手段24で挿入するNDフ
ィルタを決定し、あるいはさらにイメージセンサ34の
各ラインCCDセンサの蓄積時間を決定し、あるいはさ
らにアンプ36のゲインを決定して、スキャナ12の所
定部位に供給する。
【0042】検定を行う場合には、画像処理条件が画像
処理部50に設定されると、プレスキャンデータが画像
処理部50に供給され、設定された画像処理条件で処理
され、ディスプレイ20による表示に応じて変換され
て、シュミレーション画像としてディスプレイ20に表
示される。オペレータは、ディスプレイ20の表示を見
て検定を行い、必要に応じて、キーボード18a等を用
いて色、濃度、階調等を調整する。セットアップ部52
は、この調整の入力に応じて、画像処理部50に設定し
た画像処理条件を調整し、これに応じて、ディスプレイ
20に表示される画像も変化する。
【0043】オペレータは、画像が適正(検定OK)で
あると判定すると、キーボード18a等を用いてプリン
ト開始を指示し、これにより、画像処理条件が確定す
る。なお、検定を行わない場合には、セットアップ部5
2が画像処理部50に画像処理条件を設定した時点で画
像処理条件が確定する。検定の有無は、モード等として
選択可能にするのが好ましい。
【0044】画像処理条件が確定すると、本スキャンが
開始され、まず、セットアップ部52から供給された本
スキャンの読取条件に応じて、光量調整手段24でND
フィルタが光路Lに挿入され、イメージセンサ34の各
ラインCCDセンサの蓄積時間が設定され、アンプ36
のゲインが設定され、次いで、キャリア30が本スキャ
ンに応じた搬送速度でフィルムFを開始する。本スキャ
ンは、上記条件およびイメージセンサ34での読取画素
密度が異なる以外は、プレスキャンと同様に行われ、光
源22から射出され、光量調整手段24で設定条件に応
じて光量調整され、拡散ボックス28で拡散された読取
光が読取位置に入射し、スキャナ30によって読取位置
に保持されつつ副走査方向に搬送されるフィルムFが読
取光によってスリット走査される。
【0045】フィルムFの投影光は、結像レンズユニッ
ト32によってイメージセンサ34に結像して、設定さ
れた蓄積時間で読み取られる。イメージセンサ34から
出力された画像信号は、アンプ36で設定されたゲイン
に応じて増幅されて、信号最大値が所定値となる画像信
号とされてA/D変換器38に供給され、A/D変換器
38でデジタルの画像信号とされ、処理装置14に送ら
れる。デジタルの画像信号は、処理装置14のデータ処
理部48で処理されてデジタルの画像データ(本スキャ
ンデータ)とされ、次いで、画像処理部50において
で、確定した画像処理条件に応じて画像処理されプリン
タ16による画像記録に応じた画像データに変換され、
プリンタ16に出力される。
【0046】プリンタ16は、供給された画像データに
応じて感光材料(印画紙)を露光して潜像を記録するプ
リンタ(焼付装置)と、露光済の感光材料に所定の処理
を施してプリントとして出力するプロセサ(現像装置)
とを有して構成される。プリンタでは、例えば、感光材
料をプリントに応じた所定長に切断した後に、バックプ
リントを記録し、次いで、感光材料の分光感度特性に応
じたR露光、G露光およびB露光の3種の光ビームを処
理装置14から出力された画像データに応じて変調して
主走査方向に偏向すると共に、主走査方向と直交する副
走査方向に感光材料を搬送することにより、前記光ビー
ムで感光材料を2次元的に走査露光して潜像を記録し、
プロセサに供給する。感光材料を受け取ったプロセサ
は、発色現像、漂白定着、水洗等の所定の湿式現像処理
を行い、乾燥してプリントとし、フィルム1本分等の所
定単位に仕分して集積する。
【0047】以上、本発明の画像読取方法および画像読
取装置について詳細に説明したが、本発明は上記実施例
に限定はされず、本発明の要旨を逸脱しない範囲におい
て、各種の改良および変更を行ってもよいのはもちろん
である。
【0048】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、光電的な画像読取において、可変絞りを不要と
して、かつ光量調整で発生するシェーディングの変動を
無くし、低コストな装置で、高精度でスキャナのダイナ
ミックレンジを最大限に利用した画像読取を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を利用するデジタルフォトプリンタの
ブロック図である。
【図2】 (A)は図1に示されるデジタルフォトプリ
ンタにセットされるキャリアの概念図を、(B)は図1
に示されるデジタルフォトプリンタに配置されるイメー
ジセンサの概念図を、それぞれ示す。
【符号の説明】
10 (デジタル)フォトプリンタ 12 スキャナ 14 (画像)処理装置 16 プリンタ 18 操作系 20 ディスプレイ 22 光源 24 光量調整手段 28 拡散ボックス 30 キャリア 32 結像レンズユニット 34 イメージセンサ 36 アンプ 38 A/D変換器 40 マスク 44 コードリーダ 48 データ処理部 50 画像処理部 52 セットアップ部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿画像をイメージセンサで光電的に読み
    取り、イメージセンサの出力信号をデジタル信号に変換
    する画像読取において、 光路中における透過率調整による前記イメージセンサへ
    の入射光量調整、前記イメージセンサでの読取条件制
    御、および前記イメージセンサからの出力信号の強度調
    整の少なくとも1つを用い、前記原稿画像によらず、デ
    ジタル信号に変換される際の信号の最大値を一定とする
    ことを特徴とする画像読取方法。
  2. 【請求項2】原稿画像を担持する光を光電的に読み取る
    イメージセンサと、イメージセンサからの出力信号の強
    度を調整する調整手段と、前記調整手段で処理された信
    号をデジタル信号に変換するアナログ−デジタル変換器
    と、透過率調整によってイメージセンサに入射する光量
    を調整する光量調整手段と、前記イメージセンサの読取
    条件の制御、前記調整手段による信号強度調整の制御、
    および前記光量調整手段の透過率調整の制御の少なくと
    も1つによって、原稿画像によらず、前記アナログ−デ
    ジタル変換器に入力する信号の最大値が一定となるよう
    に読取条件を設定する設定手段とを有することを特徴と
    する画像読取装置。
  3. 【請求項3】前記光量調整手段は、透過率の異なる複数
    枚のNDフィルタおよび透過率可変のNDフィルタの少
    なくとも一方である請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】前記読取条件制御手段は、主たる調整を前
    記光量調整手段の透過率調整で行い、それで調整しきれ
    ない領域を前記イメージセンサによる3原色のそれぞれ
    の読取条件調整で行い、さらに調整しきれない領域を前
    記調整手段での信号強度調整で行う請求項2または3に
    記載の画像読取装置。
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