JP2000057744A - 円盤状回転部材 - Google Patents

円盤状回転部材

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JP2000057744A
JP2000057744A JP10221465A JP22146598A JP2000057744A JP 2000057744 A JP2000057744 A JP 2000057744A JP 10221465 A JP10221465 A JP 10221465A JP 22146598 A JP22146598 A JP 22146598A JP 2000057744 A JP2000057744 A JP 2000057744A
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flatness
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JP10221465A
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Masaki Mitsunaga
正樹 光永
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Teijin Ltd
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Teijin Chemicals Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高レベルな平面性、面振れ性、剛性及び熱安
定性を有する円盤状回転部材を提供する。 【解決手段】 粘度平均分子量が14,000〜24,
000である芳香族ポリカーボネート樹脂(A成分)5
0〜85重量%とワラストナイト及び/またはタルクで
ある無機充填剤(B成分)15〜50重量%とからなる
樹脂組成物100重量部に、カルボキシル基及び/また
はカルボン酸無水物基を含有するオレフィン系ワックス
(C成分)0.02〜3重量部を配合した芳香族ポリカ
ーボネート樹脂組成物から形成された円盤状回転部材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は芳香族ポリカーボネ
ート樹脂組成物からなる円盤状回転部材に関する。更に
詳しくは、円盤状回転部材に有用な平面性、面振れ性、
剛性及び熱安定性に優れた芳香族ポリカーボネート樹脂
組成物から形成された円盤状回転部材に関する。
【0002】
【従来の技術】プーリー、ギヤ、ターンテーブル、回転
ハブ、ドラムフランジ等、部材の中心部分にモーターシ
ャフト等の軸を挿入する、あるいは部材の円周部分にモ
ーターケース等を接着し、回転する部材(以下これらの
部材を円盤状回転部材という)は電器製品、情報機器、
ロボット等の内部機構部品として広く使用されている。
円盤状回転部材には、従来主として金属が使用されてい
たが、その生産効率によるコスト高の問題のため樹脂組
成物からなる製品が現在主流になっている。しかしなが
ら、より精密な機能が要求される分野においては、依然
として金属製の部材が使用されている。具体的には、例
えば日経メカニカル1994、4、4号に、光学読取装
置の一つであるCD−ROM読取装置に関し、そのター
ンテーブルに鋼材の切削物が使用されていることが紹介
されている。更に、この参考文献には、ターンテーブル
の特性として平面性及び面振れ性が非常に重要であるこ
とが紹介されている。平面性とはターンテーブルのCD
等記録媒体搭載面の平面度をいい、平面度が大きい場合
には搭載面にいわゆる反りが発生しているため正常な読
取りができなくなる。面振れ性とはターンテーブルを軸
に取り付けた状態で1回転させ、最外周部が縦方向にど
れだけ振れたかをいい、振れが大きい場合には回転斑等
によりディスクの読取りエラーが生じ、情報の再生が十
分に行われない等の不具合が発生する。現在CD−RO
M読取り装置の高速化は20倍速まで進んでおり(日経
パソコン1997、2、10号)、今後も更に高速化が
進む見込みであるため、ターンテーブルの平面性及び面
振れ性の重要性はますます増している。また日経メカニ
カル1996、10、10号で、光学読取装置の一つで
あるDVDプレーヤーでは更に精度の高い読み取りを行
うため、同様に円盤状回転部材の平面性及び面振れ性向
上が極めて重要であると紹介されている。更に円盤状回
転部材に要求される特性としては平面性、面振れ性の他
に剛性が挙げられる。剛性は円盤状回転部材自身の形状
を保持するために必要であり、さらに剛性が低い場合に
は面振れ性の低下、回転による共振現象及び運動の伝達
がスムーズに行われない等の不具合を生じる。
【0003】樹脂組成物よりなる円盤状回転部材として
は、非晶性樹脂に雲母片、カオリンクレー、ガラスフレ
ーク等の板状の無機充填剤を配合したターンテーブル成
形用樹脂組成物が開示されているが(特開平7−233
276号公報)、その平面性、面振れ性は不十分なもの
である。本願出願人はかかる点を改良すべく、特定粘度
平均分子量のポリカーボネート樹脂、ガラスフレークを
70重量%以上含有する強化充填材及びエチレンワック
ス及び/または1−アルケン重合体からなるポリカーボ
ネート樹脂組成物及びそれからなるターンテーブルを始
めとする円盤状回転部材を提案しているが(特開平9−
77967号公報)、現在のターンテーブル等に求めら
れる高レベルな面振れ精度等の観点からは十分なものと
はいえない。
【0004】一方、タルクを使用した高い寸法精度を達
成する樹脂組成物としては、特開平8−188708号
公報に芳香族ポリカーボネート樹脂に、ガラスフレー
ク、マイカ、タルク等の無機充填材及びカルボキシル基
及び/またはその誘導体基を有するオレフィン系ワック
スからなる樹脂組成物が提案されている。しかしかかる
公報には、ターンテーブル等の円盤状回転部材に使用し
た場合の面振れ性等に関して記載はない。
【0005】またワラストナイトを使用した樹脂組成物
に関しては、特開平9−12846号公報には、ポリエ
ステルを含有する芳香族ポリカーボネート樹脂にワラス
トナイト及びカルボキシル基及び/またはその誘導体基
を有するオレフィン系ワックスからなる樹脂組成物が、
特開平9−176439号公報にはABS樹脂等を含有
する芳香族ポリカーボネート樹脂にワラストナイト及び
カルボキシル基及び/またはその誘導体基を有するオレ
フィン系ワックスからなる樹脂組成物が提案されてい
る。しかしながら前者の樹脂組成物は、外観、耐衝撃
性、耐薬品性、及び剛性に優れるものであり、また後者
の樹脂組成物は、外観、耐衝撃性及び剛性に優れるもの
であるが、具体的に実施例に示された樹脂組成物からタ
ーンテーブル等の円盤状回転部材を作成しても近年要求
される高精度な面振れ性等を達成することは困難であ
る。
【0006】このように、高レベルの平面性、面振れ
性、剛性及び熱安定性を満足する樹脂組成物よりなる円
盤状回転部材はこれまで得られていないのが現状であっ
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、高レベルの
平面性、面振れ性及び剛性を有し、かつ熱安定性の優れ
た芳香族ポリカーボネート樹脂から形成された円盤状回
転部材を提供することを目的とする。
【0008】本発明者は、低異方性を達成するガラスフ
レークやマイカを使用しても、要求される高レベルな面
振れ性等を達成した円盤状回転部材が得られない原因を
鋭意検討した結果、円盤状回転部材成形品中でガラスフ
レークやマイカは流動方向に対してかかる充填材平面部
分が平行に配列する傾向が極めて強く、かかる成形品中
において2次元的には等方的であるものの、3次元的に
は異方性が生じることが判明した。その結果、複雑な形
状である円盤状回転部材では、流動方向の変化やウエル
ド等が生じるため3次元的には十分に等方的とならず、
これにより高レベルの面振れ性等が達成できないものと
予想し、かかる点に着目して鋭意検討した結果、特定の
分子量を持つ芳香族ポリカーボネート樹脂に、ワラスト
ナイト及び/またはタルクである無機充填剤、さらにカ
ルボキシル基及び/またはカルボン酸無水物基を含有す
るオレフィン系ワックスを特定量配合して得られた円盤
状回転部材が、近年要求される高レベルな平面性、面振
れ性を達成すると共に、円盤状回転部材に必要な剛性及
び熱安定性にも優れたものであることを見出し、更に検
討を重ねた結果本発明に到達した。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、粘度平均分子
量が14,000〜24,000である芳香族ポリカー
ボネート樹脂(A成分)50〜85重量%とワラストナ
イト及び/またはタルクである無機充填剤(B成分)1
5〜50重量%とからなる樹脂組成物100重量部に、
カルボキシル基及び/またはカルボン酸無水物基を含有
するオレフィン系ワックス(C成分)0.02〜3重量
部を配合した芳香族ポリカーボネート樹脂から形成され
た円盤状回転部材に係るものである。
【0010】本発明でA成分として使用する芳香族ポリ
カーボネート樹脂は、2価のフェノールとカーボネート
前駆体とを溶融法、溶液法などの公知の方法で反応さ
せ、製造されるものである。2価のフェノールの代表的
なものとしては、ハイドロキノン、レゾルシノール、
2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)メタン、2,2−ビス
(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチルフェニル)プロパ
ン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジブロモ
フェニル)プロパン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)
サルファイド等が挙げられる。特にビス(4−ヒドロキ
シフェニル)アルカン系が好ましく、なかでも通常ビス
フェノールAと称される2,2−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)プロパンが好適である。またカーボネート前
駆体としては、カルボニルハライド、カルボニルエステ
ル及びハロホルメート等が挙げられ、具体的にはホスゲ
ン、ジフェニルカーボネート、2価のフェノールのジハ
ロホルメート等がある。芳香族ポリカーボネート樹脂の
製造に際し、適当な分子量調節剤、分岐剤、その他の改
質剤などの添加は差し支えない。また2価のフェノー
ル、カーボネート前駆体はいずれも単独あるいは2種以
上で使用することができ、さらに得られた芳香族ポリカ
ーボネート樹脂を2種以上混合使用してもよい。
【0011】本発明でいう粘度平均分子量(M)は、塩
化メチレン100mlに芳香族ポリカーボネート樹脂
0.7gを20℃で溶解した溶液から求めた比粘度(η
SP)を次式に挿入して求めたものである。 ηSP/C=[η]+0.45×[η]2C [η]=1.23×10-40.83 (但し[η]は極限粘度、Cはポリマー濃度で0.7で
ある。)
【0012】芳香族ポリカーボネート樹脂を製造する手
段を簡単に説明する。カーボネート前駆体としてホスゲ
ンを用いる溶液法では、通常酸結合剤の存在下で反応さ
せる。酸結合剤としては、例えば水酸化ナトリウムや水
酸化カリウム等のアルカリ金属の水酸化物、またはピリ
ジン等のアミン化合物が用いられる。有機溶媒として
は、例えば塩化メチレン、クロロベンゼン等のハロゲン
化炭化水素が用いられる。また反応促進のために例え
ば、第三級アミンや第四級アンモニウム塩等の触媒を用
いることができ、分子量調節剤として例えばフェノー
ル、またはp−tert−ブチルフェノール及び4−
(2−フェニルイソプロピル)フェノールのようなアル
キル置換フェノール等の末端停止剤を用いることが望ま
しい。反応温度は通常0〜40℃、反応時間は数分〜5
時間、反応中のpHは10以上を保つことが望ましい。
【0013】カーボネート前駆体として炭酸ジエステル
を用いるエステル交換反応(溶融法)では、不活性ガス
存在下で所定割合の2価フェノールを炭酸ジエステルと
加熱しながら攪拌し、生成するアルコールまたはフェノ
ール類の沸点等により異なるが、通常120〜300℃
の範囲である。反応はその初期から減圧にして生成する
アルコールまたはフェノール類を留出させながら反応を
完結させる。また反応を促進するために通常エステル交
換反応に用いられる触媒を用いることがてきる。このエ
ステル交換反応に用いる炭酸ジエステルとしては、例え
ばジフェニルカーボネート、ジナフチルカーボネート、
ジエチルカーボネート、ジブチルカーボネート等が挙げ
られる。これらのうち特にジフェニルカーボネートが好
ましい。また末端停止剤としてジフェニルカーボネート
やメチル(2−フェニルオキシカルボニルオキシ)ベン
ゼンカルボキシレート等を、反応の初期段階でまたは反
応の途中段階で添加することも好ましく行われる。
【0014】かかる芳香族ポリカーボネート樹脂の分子
量は、粘度平均分子量で表して14,000〜24,0
00が適当であり、15,000〜23,000が好ま
しい。粘度平均分子量が14,000未満の芳香族ポリ
カーボネート樹脂では、得られる成形品の強度が十分で
はなく、粘度平均分子量が24,000を超える芳香族
ポリカーボネート樹脂では、樹脂組成物の粘度が高くな
り平面性及び面振れ性に劣る。
【0015】本発明においてB成分として使用される無
機充填剤はワラストナイト及び/またはタルクである。
【0016】本発明におけるワラストナイトとは針状結
晶をもつ天然白色鉱物であり、実質的に化学式CaSi
3で表わされ、通常SiO2が約50重量%、CaOが
約47重量%、その他Fe23、Al23等を含有して
おり、比重は約2.9である。本発明においてB成分と
して使用するワラストナイトはアスペクト比L/D=3
〜50、好ましくは5〜40の範囲にあるものが使用さ
れる。本発明でアスペクト比L/Dとは、ワラストナイ
トを走査型電子顕微鏡で写真撮影し、写真中100個の
ワラストナイト繊維の平均繊維長(L)と平均繊維径
(D)との比で表されるものである。L/D比が3未満
では、補強効果が不十分なため剛性向上効果が不十分に
なり、アスペクト比が50を超えると得られる円盤状回
転部材の平面性及び面振れ性に劣るようになり、かつ外
観が悪化するので好ましくない。
【0017】本発明においてB成分として使用するタル
クとは層状構造をもつ含水ケイ酸マグネシウムであり、
実質的に化学式4SiO2・3MgO・H2Oで表され、
通常SiO2 約63重量%、MgO約32重量%、H2
O約5重量%、その他Fe23、Al23などを含有し
ており、比重は約2.7である。本発明において使用さ
れるタルクはアスペクト比L/D=2〜50、好ましく
は2〜40の範囲にあるものが使用される。本発明でア
スペクト比L/Dとは、タルクを走査型電子顕微鏡で写
真撮影し、写真中の100個の板状充填剤であるタルク
の平板部最大長さの平均(L)と平均厚み(D)との比
で表されるものである。L/D比が2未満では、補強効
果が不十分なため剛性向上効果が不十分になり、アスペ
クト比が50を超えると得られる円盤状部材の平面性及
び面振れ性に劣るようになり、かつ外観が悪化するので
好ましくない。またかかるLの平均値は0.5〜10μ
mであるものが好ましく、より好ましくは0.6〜4μ
m、特に好ましくは0.6〜3μmである。
【0018】これらの中でも、ワラストナイトの使用は
より高剛性、高レベルの面振れ性等を達成できる点で好
ましい。尚、本発明においてはワラストナイト及びタル
クを併用して使用しても差し支えなく、その割合は、特
に限定されるものではないが、好ましくは、ワラストナ
イト及びタルクの合計量100重量%に対してワラスト
ナイトが50重量%以上である。
【0019】かかるB成分の無機充填剤は、通常の表面
処理剤、例えばシラン系カップリング剤等で表面処理を
施したものを使用しても差し支えない。ここでいうシラ
ンカップリング剤とは下記式
【0020】
【化1】
【0021】[ここでYはアミノ基、エポキシ基、カル
ボキシル基、ビニル基、メルカプト基、ハロゲン原子等
の樹脂マトリックスと反応または親和性を有する基、R
1〜R4は各々単結合または炭素数1〜7のアルキレン基
を表し、そのアルキレン分子鎖の中にアミド結合、エス
テル結合、エーテル結合またはイミド結合が介在しても
よい。X1〜X3は各々水素原子、ハロゲン原子及びアル
コキシ基であり、炭素数1〜4のアルコキシ基より選択
される基が好ましい。X1〜X3の少なくとも2つはハロ
ゲン原子またはアルコキシ基である。]で表されるシラ
ン化合物をいい、具体的にはビニルトリクロルシラン、
ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラ
ン、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、
β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメ
トキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシ
シラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシ
ラン、N−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルトリ
メトキシシラン、N−β(アミノエチル)γ−アミノプ
ロピルメチルジメトキシシラン、γ−アミノプロピルト
リエトキシシラン、N−フェニル−γ−アミノプロピル
トリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリメト
キシシラン及びγ−クロロプロピルトリメトキシシラン
等が挙げられる。更にかかる無機充填剤は結合剤や脱気
圧縮等で造粒または集束したものを用いてもよい。
【0022】本発明のA成分及びB成分の配合量は、A
成分とB成分との合計100重量%当たりA成分が50
〜85重量%、B成分が15〜50重量%である。A成
分が85重量%より多い及びB成分が15重量%より少
なくなると高レベルの面振れ性が安定して達成できない
と共に、必要な剛性が十分でなく、A成分が50重量%
より低い及びB成分が50重量%より多くなると平面
性、面振れ性及び熱安定性が劣る。
【0023】本発明で使用するC成分のカルボキシル基
及び/またはカルボン酸無水物基を含有するオレフィン
系ワックスとしては、カルボキシル基及び/またはカル
ボン酸無水物基を含有する不飽和化合物と炭素数5〜4
0の1−アルケンを共重合したものを好ましく挙げるこ
とができ、特にマレイン酸及び/または無水マレイン酸
を共重合したタイプが好ましく使用できる。分子量とし
ては数平均分子量で1,000〜20,000程度が好
ましい。分子量が1,000より小さいと強度に対して
悪影響を及ぼすようになり、20,000を越えると平
面性及び面振れ性に悪影響を及ぼすようになる。かかる
オレフィン系ワックスとしてはオレフィン系ワックスを
後処理により、カルボキシル基及び/またはカルボン酸
無水物基を含有する化合物、好ましくはマレイン酸及び
/または無水マレイン酸で変性したものも挙げることが
できる。かかるワックスを配合することにより、成形加
工時のせん断による無機充填剤の破損を低減させて本来
のアスペクト比を保持し、より平面性、面振れ性及び剛
性効果が発現し、また芳香族ポリカーボネート樹脂に対
して反応活性を有する無機充填剤を失活することが可能
になると考えられる。このカルボキシル基やカルボン酸
無水物基は、このオレフィン系ワックスのどの部分に結
合してもよく、またその濃度は特に限定されないが、オ
レフィン系ワックス1g当り0.1〜6meq/gの範
囲が好ましい。0.1meq/gより少なくなると平面
性、面振れ性、剛性及び熱安定性の改良効果が不十分に
なり、6meq/gより多くなるとオレフィン系ワック
ス自身の熱安定性が悪化するようになるので好ましくな
い。また1eq(1当量)とは、カルボキシル基の場合
はカルボキシル基が1モル分存在することをいい、カル
ボン酸無水物基の場合には、0.5モル分存在すること
をいう。更に変性されたオレフィン系ワックスと変性さ
れないワックス成分が混合したものであっても差し支え
ない。かかるオレフィン系ワックスは、市販品としては
例えばダイヤカルナ−30[三菱化学(株)の商品名]
等が挙げられ、これら単独でまたは二種以上の混合物と
して用いられ、その配合量は、芳香族ポリカーボネート
樹脂と無機充填剤の合計100重量部に対して0.02
〜5重量部が適当であり、特に0.1〜2重量部が好ま
しい。この配合量が0.02重量部より少ないと剛性及
び熱安定性向上効果が小さく、また5重量部より多く使
用しても剛性はそれ以上向上せず、逆に平面性及び面振
れ性が劣るようになるので適当でない。
【0024】本発明の円盤状回転部材に使用する樹脂組
成物は、上記各成分をタンブラー、V型ブレンダー、ナ
ウターミキサー、バンバリーミキサー、混練ロール、押
出機等の混練機により混合して製造することができ、よ
り好ましくは押出機により溶融混練して組成物を製造す
る場合である。
【0025】本発明の円盤状回転部材に使用する樹脂組
成物は、実質的に本発明のA成分、B成分及びC成分か
らなるものであるが、かかる3成分からなる樹脂組成物
に、トリメチルホスフェートのようなリン酸エステルあ
るいはトリフェニルホスファイト、トリスノニルフェニ
ルホスファイト、ジステアリルペンタエリスリトールジ
ホスファイト、ビス(2,6−ジ−tert−ブチル−
4−メチルフェニル)ペンタエリスリトールジホスファ
イトのような亜リン酸エステルを全組成物に対して、
0.001〜1重量%を配合することも可能であり、か
かる配合はさらに熱安定性を向上させるので好ましいも
のである。
【0026】さらに本発明の目的を損なわない範囲で、
難燃剤(例えば、臭素化ビスフェノール、臭素化ポリエ
チレン、臭素化ポリカーボネート、トリフェニルホスフ
ェート、レゾルシノールビス(ジキシレニルホスフェー
ト)、赤リン、ホスホン酸アミド等)、難燃助剤(アン
チモン酸ナトリウム、三酸化アンチモン等)、滴下防止
剤(フィブリル形成能を有するポリテトラフルオロエチ
レン等)、核剤(例えば、ステアリン酸ナトリウム、エ
チレン−アクリル酸ナトリウム等)、酸化防止剤(例え
ば、ヒンダートフェノール系化合物系)、紫外線吸収
剤、光安定剤、帯電防止剤、離型剤、滑剤、着色剤等を
配合してもよい。
【0027】また本発明の円盤状回転部材に使用する樹
脂組成物は実質的にA成分、B成分、及びC成分からな
るものであるが、本発明の目的を損なわない範囲の少量
においてのみ、他の熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、ゴム
等が配合されても構わない。ここで少量とは、本発明の
A成分、B成分及びC成分からなる樹脂組成物100重
量部に対して、15重量部以下、できれば12重量部以
下とする量をいう。またここで熱可塑性樹脂としては、
ABS樹脂、AS樹脂、AES樹脂、ASA樹脂、ポリ
スチレン樹脂、芳香族ポリエステル樹脂、ポリアリレー
ト樹脂、ポリアミド樹脂、ポリフェニレンエーテル樹
脂、ポリスルホン樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹
脂、ポリアルキルメタアクリレート樹脂等を挙げること
ができる。
【0028】かくして得られた樹脂組成物は、押出成
形、射出成形、圧縮成形、ブロー成形、真空成形等に適
用して、高レベルの平面性、面振れ性、剛性及び熱安定
性の優れた円盤状回転部材を得ることが可能である。こ
こに円盤状回転部材の代表的な例としては、前記に挙げ
たものがあるが、特にCD、MD、CD−ROM、CD
−R、CD−RW、DVD、DVD−ROM、DVD−
RAM、DVD−R、MO等に代表される各種の光学情
報媒体を読み取る光学読取装置を挙げることができる、
中でも20倍速を越えるCD−ROM、情報密度が高い
DVD、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−R
の光学読取装置のターンテーブルに代表される極めて高
い精度が要求されるものを挙げることができる。かかる
ターンテーブルにおいては、10μm以下の面振れ量を
達成し、これらの高精度の要求を十分に満足するもので
ある。
【0029】本発明の円盤状回転部材は特に射出成形に
よる製造が好ましく、かかる場合通常のコールドランナ
ー方式の成形法だけでなく、ランナーレスを可能とする
ホットランナーによって製造することも可能である。ま
た射出成形においても、通常の成形方法だけでなくガス
アシスト射出成形、射出圧縮成形、超高速射出成形等を
使用することができ、特に超高速射出成形においてはよ
り良好な円盤状回転部材が達成可能となるため、好まし
い製造方法である。
【0030】
【発明の実施の形態】以下に実施例を示し本発明を具体
的に説明する。本発明はこれに限定されるものではな
い。評価は以下の方法によった。
【0031】(a)平面性:図1及び図2に示す20倍
速CD−ROM用ターンテーブル成形品を同一の条件で
射出成形により成形し、23℃、50%RH雰囲気にて
24時間放置した。その後図3に示す要領でターンテー
ブル成形品を成形品裏面に形成された突起部分を足とし
て定盤上にのせ、図4に示すCD搭載面の円周部分6点
を測定点として、各測定点の高さを三次元測定機(ミツ
トヨ(株)製)により測定し、その6点を最小二乗法に
より平均化して求めた架空平面を基準面とし、その基準
面からの高さの最大幅を平面度[μm]とした。平面度
の概念図を図5に示す。この評価方法によれば、平面度
が小さいほど良好な平面性を示すことになる。
【0032】(b)面振れ性:20倍速CD−ROM用
ターンテーブル成形品を同一の条件で射出成形により成
形し、23℃、50%RH雰囲気にて24時間放置した
後にターンテーブル成形品のシャフト挿入穴に測定用ジ
グを装着し、テストインジケーター(ミツトヨ(株)
製)によりターンテーブル成形品CD搭載面の面振れ量
[μm]を測定した。この評価方法によれば、面振れ量
が小さいほど良好な面振れ性を示すことになる。
【0033】(c)剛性:ASTM D−790により
曲げ弾性率[MPa]を測定した。
【0034】(d)分子量低下:本発明記載の要領で溶
融混練により得られたペレットとそのペレットから成形
された成形品の粘度平均分子量を求め、分子量低下を下
記式(分子量低下)=(ペレットの粘度平均分子量)−
(成形品の粘度平均分子量)に従って算出した。この評
価方法によれば、分子量低下が小さいほど良好な熱安定
性を示すことになる。
【0035】(e)ノッチ付き衝撃値:ASTM D−
256により厚み3.2mmの試験片を用いノッチ側か
らおもりを衝撃させノッチ付き衝撃値を測定した。この
衝撃値から分子量低下による樹脂劣化の進行度合いが判
断できる。この評価方法によれば、衝撃値が大きいほど
良好な熱安定性を示すことになる。
【0036】[実施例1〜10、比較例1〜12]表1
及び表2記載の各成分を表1記載の配合割合でドライブ
レンドした後、径30mmφのベント付き単軸押出機
[ナカタニ機械(株)製:VSK−30]で、シリンダー
温度300℃でペレット化した。このペレットを100
℃で5時間乾燥後、射出成形機[住友重機械工業(株)
製SG−150U]によりシリンダー温度310℃、金
型温度100℃にて曲げ、衝撃試験片及び同条件で20
倍速CD−ROM用ターンテーブル成形品を作成し、評
価に用いた。評価結果を表1に示す。なお、表1中の重
量%は(A成分)+(B成分)100重量%に対しての
ものであり、重量部は(A成分)+(B成分)100重
量部に対してのものである。
【0037】なお、表1及び表2記載の各成分を示す記
号は下記の通りである。 PC−1:粘度平均分子量17,500の芳香族ポリカ
ーボネート樹脂[帝人化成(株)製パンライトL−12
25LL(粘度平均分子量15,200)とL−122
5(粘度平均分子量22,500)の1:1ブレンド] PC−2:粘度平均分子量22,500の芳香族ポリカ
ーボネート樹脂[帝人化成(株)製パンライト L−12
25] PC−3:粘度平均分子量30,000の芳香族ポリカ
ーボネート樹脂[帝人化成(株)製パンライトK−13
00] ワラストナイト:アスペクト比約L/D=10の繊維状
ワラストナイト[巴工業(株)製サイカテックNN−
4] タルク :アスペクト比L/D=約8の鱗片状タルク
[林化成(株)製HS−T0.8] GFL :アスペクト比L/D=約8のガラスフレーク
[日本板硝子(株)製REFG−101] マイカ :アスペクト比L/D=約400のマイカ[山
口雲母工業所(株)製ミカレット41PU5] CS :アスペクト比L/D=約25のガラス繊維
[日本電気硝子(株)製T−511] MF :アスペクト比L/D=約5のガラスミルドフ
ァイバー[日東紡績(株)製PFE−301S] W−1 :カルボキシル基及び/またはカルボン酸無水
物基を含有するオレフィン系ワックス[三菱化学(株)
製ダイヤカルナ−30] W−2 :ポリエステル系ワックス[ヘキスト(株)製
Eタイプ] ABS :ABS樹脂[三井化学(株)製サンタックU
T−61]
【0038】
【表1】
【0039】
【表2】
【0040】表1及び表2で明らかなように、実施例2
と比較例1の比較からポリカーボネート樹脂の粘度平均
分子量が本発明の範囲外である場合、平面性及び面振れ
性が不十分になることがわかる。
【0041】実施例2と比較例2を比べると、カルボキ
シル基及び/またはカルボン酸無水物基を含有する1−
アルケン共重合体が配合されない時には平面性、面振れ
性、剛性及び熱安定性が低下し、また実施例2と比較例
4を比べると、カルボキシル基及び/またはカルボン酸
無水物基を含有する1−アルケン共重合体の配合量が本
発明の範囲より多い時には平面性及び面振れ性が低下
し、かつ剛性及び熱安定性の向上効果が見られない。カ
ルボキシル基及び/またはカルボン酸無水物基を含有す
る1−アルケン共重合体をポリエステル系ワックスにか
えた比較例3の場合、上記1−アルケン共重合体を用い
た実施例2に比べ平面性、面振れ性、剛性及び熱安定性
に劣る。
【0042】実施例1と比較例5の比較からワラストナ
イトが配合されない場合、平面性は同等レベルであるが
面振れ性及び剛性に劣り、また実施例5と比較例6の比
較からワラストナイトの配合量が多い場合は、平面性、
面振れ性及び熱安定性に劣る。実施例6、7及び8で
は、ワラストナイトのかわりにタルクを用いており、平
面性、面振れ性、剛性及び熱安定性の面でワラストナイ
トとほぼ同等であるが、高充填量になった場合は、ワラ
ストナイトの方がより良好な値を示す。
【0043】これに対し比較例7〜11ではワラストナ
イトのかわりにGFL、マイカ、CS、MFを配合して
いるが、いずれも平面性及び面振れ性が不十分になるこ
とがわかる。また実施例10と比較例12より、他の樹
脂を混合した場合は、少量であれば本発明の目的とする
ところを満足するが、量が多い場合には面振れ性が不十
分になる等本発明の目的を達成できないことが分かる。
【0044】
【発明の効果】本発明の芳香族ポリカーボネート組成物
からなる円盤状回転部材は、特に高レベルの平面性、面
振れ性、剛性及び熱安定性を満足するものであり、例え
ば高速読取り対応CD−ROM、DVD等の光学読取装
置に使用されるターンテーブル等に有用であり、その奏
する工業的効果は格別なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】評価サンプルである20倍速CD−ROMター
ンテーブルの正面の概略図である。
【図2】評価サンプルである20倍速CD−ROMター
ンテーブルの背面の概略図である(図1の一点鎖線部分
を中心に裏返した図に相当)。
【図3】評価サンプルである20倍速CD−ROMター
ンテーブルを定盤上において測定をする場合を示した概
略図であり、定盤上にターンテーブルの突起部分を足と
して静置していることを示す。尚、ターンテーブルの部
分は図1及び図2に示す一点鎖線部分の切断面の概略図
を示す。
【図4】平面度を決定するための測定箇所、及びランナ
ーと成形品の関係を示す図である。
【図5】平面度の測定法を示した概念図である。横軸は
6個所ある測定ポイント(8〜13)を示し、縦軸は基
準面に対する各測定ポイントの高さを示している。かか
る高さの最高点と最低点の差を平面度として数値化して
いる。
【符号の説明】
1 評価サンプルである20倍速CD−ROMターン
テーブル本体 2 ターンテーブル上の平面度を測定する面(CDを
載せる面に相当) 3 ターンテーブル成形品におけるゲート(3個所) 4 切断面の箇所を示す一点鎖線 5 シャフトを挿入するための穴 6 ターンテーブル背面にある突起部分(同一のもの
が3個所) 7 平面度測定用の定盤 8 測定点8(スプルーから最も遠いゲートに対向す
る部分) 9 測定点9(測定点8と測定点10との中間にあた
る部分) 10 測定点10(図4方向からみて左側に分岐したゲ
ートに対向する部分) 11 測定点11(測定点10と測定点12との中間に
あたる部分) 12 測定点12(図4方向からみて右側に分岐したゲ
ートに対向する部分) 13 測定点13(測定点8と測定点12との中間にあ
たる部分) 14 ターンテーブル成形品のランナー 15 ランナーのスプルー部分

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粘度平均分子量が14,000〜24,
    000である芳香族ポリカーボネート樹脂(A成分)5
    0〜85重量%とワラストナイト及び/またはタルクで
    ある無機充填剤(B成分)15〜50重量%とからなる
    樹脂組成物100重量部に、カルボキシル基及び/また
    はカルボン酸無水物基を含有するオレフィン系ワックス
    (C成分)0.02〜3重量部を配合した芳香族ポリカ
    ーボネート樹脂組成物から形成された円盤状回転部材。
  2. 【請求項2】 B成分がアスペクト比L/D=3〜50
    のワラストナイト及び/またはL/D=2〜50のタル
    クである請求項1に記載の円盤状回転部材。
  3. 【請求項3】 B成分がワラストナイトである請求項1
    または2のいずれか1項に記載の円盤状回転部材。
  4. 【請求項4】 円盤状回転部材が光学読取装置のターン
    テーブルであり、そのターンテーブルの面振れ量が10
    μm以下であることを特徴とする請求項1〜3に記載の
    芳香族ポリカーボネート樹脂組成物から形成された円盤
    状回転部材。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6664362B2 (en) 1998-08-28 2003-12-16 Teijin Chemicals Ltd Polycarbonate resin composition and molded article
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