JP2000057137A - 文書処理装置及び方法 - Google Patents

文書処理装置及び方法

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JP2000057137A
JP2000057137A JP10230540A JP23054098A JP2000057137A JP 2000057137 A JP2000057137 A JP 2000057137A JP 10230540 A JP10230540 A JP 10230540A JP 23054098 A JP23054098 A JP 23054098A JP 2000057137 A JP2000057137 A JP 2000057137A
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JP10230540A
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Takayuki Suzuki
栄幸 鈴木
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文書を複数人で共有して作成する際に、文書
の利用元及び利用先に関する情報を提示して、作成者の
動機づけを高め、文書の質を向上する。 【解決手段】 文書編集手段15はコピー操作を検出
し、コピー情報取得手段19に通知する。コピー情報取
得手段19はコピー元の文書の同定情報とコピー文書の
位置情報をメモリ5に記憶する。次に、文書編集手段1
5はコピー文書の貼り付け操作を検出し、コピー情報取
得手段19に通知する。コピー情報取得手段19はコピ
ー先の文書の同定情報と位置情報をメモリ5に記憶し、
同定情報比較手段21に通知する。同定情報比較手段2
1は、コピー元とコピー先の文書ファイルの同定情報等
を比較し、各文書の同定情報及び位置情報をコピー情報
追加手段23に更新させる。同定情報等の更新後、コピ
ー情報追加手段23は、コピー情報表示手段17に、更
新後の同定情報等を各文書の表示に反映させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のユーザが互
いの文書ファイル又は一つの文書ファイルを共有して文
書を作成する文書処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子メールシステムや電子掲示板
システム等の、複数のユーザが互いの文書ファイル又は
一つの文書ファイルを共有して文書を作成する文書処理
装置では、使用者が作成している文書に他の複数の文書
から引用された部分がある場合、どの使用者がどの文書
を引用したかがわかりにくいといった問題点がある。
【0003】このような問題点を解決するために、特開
平5−174026号公報には、ある文書を他の文書に
コピーした際に、そのコピー部分がわかるように表示す
るとともに,コピー部分のコピー元の文書の作成者や作
成日時の情報を合わせて表示する文書処理装置が開示さ
れている。
【0004】しかし、特開平5−174026号公報に
開示されている文書処理装置は、コピー先の文書に関す
る情報をコピー元の文書に表示する手段を備えないた
め、自分の文書を他のユーザがコピーして利用している
ことを知ることができなかった。
【0005】そのため、自分の文書の他の使用者の文書
に与える影響力や貢献の度合いが把握できないという問
題点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記実状に鑑
みてなされたものであり、一つ又は複数の文書を数人で
共有して文書を作成する際に、文書の利用元に関する情
報だけでなく、文書の利用先に関する情報も提供するこ
とにより、共同文書作成に対する作成者の動機づけを高
め、文書の質を向上することが可能な文書処理装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点に係る文書処理装置は、文書
と、各文書を識別するための同定情報と、を含む文書フ
ァイルを複数記憶し、文書の作成時に、他の文書の一部
をコピーして該文書を作成する機能を有する文書処理装
置であって、コピー元の文書でのコピー対象部分の位置
を示す位置情報と、コピー先の文書の前記同定情報と、
を前記コピー元の文書とともに表示する第1の表示手段
と、コピー先の文書でのコピー対象部分の位置を示す位
置情報と、コピー元の文書の前記同定情報と、前記コピ
ー先の文書とともに表示する第2の表示手段と、を備え
る。
【0008】また、本発明の第2の観点に係る文書処理
装置は、他の文書の一部をコピーし、作成中の文書に貼
り付ける機能を有する文書処理装置であって、文書と、
該文書を識別するための同定情報と、を含む文書ファイ
ルを複数記憶する記憶手段と、文書作成時に、前記記憶
手段に記憶されている他の前記文書ファイルにおける文
書の一部がコピーされたことを検出した場合、コピー元
の前記文書ファイルの前記同定情報と、該コピー元の文
書ファイルの文書におけるコピー対象部分の位置を示す
第1の位置情報と、を取得する手段と、コピーされた文
書の一部が、作成中の文書に張り付けられたことを検出
した場合、コピー先の前記文書ファイルの前記同定情報
と、該コピー先の文書ファイルの文書におけるコピー対
象部分の位置を示す第2の位置情報と、を取得する手段
と、前記第1の位置情報と、前記コピー先の文書ファイ
ルの前記同定情報と、を含む第1のコピー情報を、前記
コピー元の文書ファイルに記憶させるとともに、前記第
2の位置情報と、前記コピー元の文書ファイルの前記同
定情報と、を含む第2のコピー情報を、前記コピー先の
文書ファイルに記憶させるコピー情報付与手段と、前記
コピー元の文書の表示に対して前記コピー情報付与手段
により与えられた前記第1のコピー情報を反映する第1
の表示手段と、前記コピー先の文書の表示に対して前記
コピー情報付与手段により与えられた前記第2のコピー
情報を反映する第2の表示手段と、を備える。
【0009】上記第1と第2の観点に係る文書処理装置
によれば、一の文書の部分を他の文書へコピーした場合
に、コピー元の文書においては、コピーされた部分と、
コピー先の文書を識別する同定情報と、が表示され、コ
ピー先の文書においては、コピー元からコピーされて、
該文書に貼り付けられた部分と、コピー元の文書を識別
する同定情報と、が表示される。これにより、例えば、
同定情報が該文書の作成者の氏名等を示す場合には、自
分の作成した文書が誰によって引用され、また、自己が
誰の文書を引用したかを知ることができるため、共同し
て文書を作成する作業に対する動機づけを高め、共同文
書作成における生産性を向上させることができる。
【0010】前記文書ファイルに含まれる前記同定情報
は、該文書のファイルの作成者を特定する情報を含んで
もよい。
【0011】また、本発明の第3の観点に係る文書処理
装置は、一文書を構成する複数のチャンクに対して、各
々を識別するための同定情報が付与されており、文書に
おける一のチャンクの作成時に、該文書における他のチ
ャンクの一部をコピーして該チャンクを作成する機能を
有する文書処理装置であって、コピー元のチャンクでの
コピー対象部分の位置を示す位置情報と、コピー先のチ
ャンクの前記同定情報と、を前記コピー元のチャンクと
ともに表示する第1の表示手段と、コピー先のチャンク
でのコピー対象部分の位置を示す位置情報と、コピー元
のチャンクの前記同定情報と、前記コピー先の文書とと
もに表示する第2の表示手段と、を備える。
【0012】また、本発明の第4の観点に係る文書処理
装置は、一文書が複数のチャンクにより構成され、文書
における一のチャンクの作成時に、該文書の他のチャン
クの一部をコピーして作成中の前記チャンクに貼り付け
る機能を有する文書処理装置であって、文書におけるチ
ャンクの作成時に、該文書における他の前記チャンクの
一部がコピーされたことを検出した場合、コピー元の前
記チャンクの前記同定情報と、該コピー元のチャンクに
おけるコピー対象部分の位置を示す第1の位置情報と、
を取得する手段と、コピーされたチャンクの一部が、作
成中のチャンクに張り付けられたことを検出した場合、
コピー先の前記チャンクの前記同定情報と、該コピー先
のチャンクに貼り付けられたコピー対象部分の位置を示
す第2の位置情報と、を取得する手段と、前記第1の位
置情報と、前記コピー先のチャンクの前記同定情報と、
を含む第1のコピー情報を前記コピー元のチャンクに付
与するとともに、前記第2の位置情報と、前記コピー元
のチャンクの前記同定情報と、を含む第2のコピー情報
を、前記コピー先のチャンクに付与するコピー情報付与
手段と、前記コピー元のチャンクの表示に対して、前記
コピー情報付与手段により与えられた前記第1のコピー
情報を反映する第1の表示手段と、前記コピー先のチャ
ンクの表示に対して、前記コピー情報付与手段により与
えられた前記第2のコピー情報を反映する第2の表示手
段と、を備える。
【0013】上記第3と第4の観点に係る文書処理装置
によれば、文書を構成する複数のチャンクのうち、ある
チャンクの一部分を該文書の他のチャンクへコピーした
場合に、コピー元のチャンクには、コピーされた部分
と、コピー先のチャンクを識別する同定情報と、が表示
され、コピー先のチャンクには、コピー元からコピーさ
れて、該チャンクに貼り付けられた部分と、コピー元の
チャンクを識別する同定情報と、が表示される。これに
より、例えば、同定情報が該チャンクの作成者の氏名等
を示す場合には、自分の作成したチャンクが誰によって
引用され、また、自己が誰のチャンクを引用したかを知
ることができるため、複数人で共同して一文書を作成す
る作業に対する動機づけを高め、共同文書作成における
生産性を向上させることができる。
【0014】前記チャンクに付与される前記同定情報
は、該チャンクの作成者を特定する情報を含んでもよ
い。
【0015】また、本発明の第5の観点に係る文書処理
方法は、文書と、該文書を識別するための同定情報と、
を含む文書ファイルを複数記憶し、文書の一部をコピー
して作成中の文書に貼り付ける機能を有する装置におけ
る文書処理方法であって、文書作成時に、前記複数の文
書ファイルのうちのいずれかの文書の一部がコピーさ
れ、作成中の文書に張り付けられたことを検出した場
合、前記コピー元の文書ファイルの文書におけるコピー
対象部分の位置を示す第1の位置情報及びコピー先の前
記文書ファイルの前記同定情報を含む第1のコピー情報
と、前記コピー先の文書ファイルの文書において貼り付
けられたコピー対象部分の位置を示す第2の位置情報及
び前記コピー元の文書ファイルの前記同定情報を含む第
2のコピー情報と、を生成するステップと、前記コピー
元の文書の表示に対して前記第1のコピー情報を反映す
る第1の表示ステップと、前記コピー先の文書の表示に
対して前記第2のコピー情報を反映する第2の表示ステ
ップと、を備える。
【0016】このような構成によれば、一の文書の部分
を他の文書へコピーした場合に、コピー元の文書におい
ては、コピーされた部分と、コピー先の文書を識別する
同定情報と、が表示され、コピー先の文書においては、
コピー元からコピーされて、該文書に貼り付けられた部
分と、コピー元の文書を識別する同定情報と、が表示さ
れる。これにより、例えば、同定情報が該文書の作成者
の氏名等を示す場合には、自分の作成した文書が誰によ
って引用され、また、自己が誰の文書を引用したかを知
ることができるため、共同して文書を作成する作業に対
する動機づけを高め、共同文書作成における生産性を向
上させることができる。
【0017】前記第1と第2の表示ステップは、前記コ
ピー元の文書と前記コピー先の文書とが同一の文書であ
る場合は、前記第1と第2のコピー情報を前記文書の表
示に反映しないステップをさらに含んでもよい。
【0018】前記文書ファイルに含まれる前記同定情報
は、該文書のファイルの作成者を特定する情報を含んで
もよい。
【0019】また、本発明の第6の観点に係る文書処理
方法は、一文書を構成する複数のチャンクの各々に対し
て、該チャンクを識別するための同定情報が付与されて
おり、文書における一のチャンクの作成時に、該文書の
チャンクの一部をコピーして作成中の前記チャンクに貼
り付ける機能を有する装置における文書処理方法であっ
て、文書におけるチャンクの作成時に、該文書を構成す
るいずれかのチャンクの一部がコピーされ、作成中のチ
ャンクに張り付けられたことを検出した場合、前記コピ
ー元のチャンクにおけるコピー対象部分の位置を示す第
1の位置情報及びコピー先の前記チャンクの前記同定情
報を含む第1のコピー情報と、前記コピー先のチャンク
において貼り付けられたコピー対象部分の位置を示す第
2の位置情報及び前記コピー元のチャンクの前記同定情
報を含む第2のコピー情報と、を生成するステップと、
前記コピー元のチャンクの表示に対して前記第1のコピ
ー情報を反映する第1の表示ステップと、前記コピー先
のチャンクの表示に対して前記第2のコピー情報を反映
する第2の表示ステップと、を備える。
【0020】このような構成によれば、文書を構成する
複数のチャンクのうち、あるチャンクの一部分を該文書
の他のチャンクへコピーした場合に、コピー元のチャン
クには、コピーされた部分と、コピー先のチャンクを識
別する同定情報と、が表示され、コピー先のチャンクに
は、コピー元からコピーされて、該チャンクに貼り付け
られた部分と、コピー元のチャンクを識別する同定情報
と、が表示される。これにより、例えば、同定情報が該
チャンクの作成者の氏名等を示す場合には、自分の作成
したチャンクが誰によって引用され、また、自己が誰の
チャンクを引用したかを知ることができるため、複数人
で共同して一文書を作成する作業に対する動機づけを高
め、共同文書作成における生産性を向上させることがで
きる。
【0021】前記第1と第2の表示ステップは、前記コ
ピー元のチャンクと前記コピー先のチャンクとが同一の
チャンクである場合は、前記第1と第2のコピー情報を
前記チャンクの表示に反映しないステップをさらに含ん
でもよい。
【0022】前記チャンクに付与される前記同定情報
は、該チャンクの作成者を特定する情報を含んでもよ
い。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態とし
て、他文書の一部をコピーする等して文書の作成処理を
行う文書処理装置100を図面を参照して説明する。本
実施の形態に係る文書処理装置100の回路構成を図1
に示す。文書処理装置100は、文書を処理するための
コンピュータ1と、コンピュータ1により処理された文
書を表示するための表示装置7と、コンピュータ1によ
り処理される文書を記憶するための外部記憶装置9と備
える。
【0024】コンピュータ1は、CPU3と、メモリ5
と、を備える。CPU3は、本装置全体の制御・管理を
行い、メモリ5は、文書データが一時的に保存される文
書バッファ51と、処理プログラムを格納するプログラ
ム記憶部53と、を備える。また、メモリ5は、処理プ
ログラムの実行のために必要な所定データ等を記憶す
る。外部記憶装置9は、文書ファイル10a,10bを
記憶する。
【0025】次に、文書処理装置100の論理構成を図
2に示す。図示されるように、本装置は、文書ファイル
10a、10bと、文書編集手段15と、コピー情報表
示手段17と、コピー情報取得手段19と、同定情報比
較手段21と、コピー情報追加手段23と、を備える。
【0026】文書ファイル10a、10bは、文書デー
タに加えて、同定情報保持手段12a、12bと、コピ
ー情報保持手段13a、13bと、を備える。同定情報
保持手段12a、12bは、例えば各文書ファイル10
a、10bにおける文書の作成者によって、図示せぬ入
力装置から入力され、各文書ファイル10a、10bに
対応づけられた文字列から形成される同定情報を記憶す
る。この同定情報は、各文書を識別するためのものであ
り、例えば、「磯野」や「田中」等の文書作成者の名字
であってもよい。
【0027】コピー情報保持手段13a、13bは、文
書のコピー元及びコピー先に関する情報(コピー情報)
を記憶する。コピー情報は、コピー対象の文書の位置を
示す位置情報と、コピー元又はコピー先を示す情報と、
から構成され、具体的には、該文書に他文書の一部がコ
ピーされた場合には、該文書のどの部分がどの文書(コ
ピー元)からコピーされたかについての情報が記憶さ
れ、また、該文書の一部が他文書にコピーされた場合に
は、該文書のどの部分がどの文書(コピー先)にコピー
されたかについての情報が記憶される。なお、この際、
コピー元又はコピー先を示す情報として上記同定情報が
使用される。
【0028】文書編集手段15は、CPU3と表示装置
7と文書バッファ51等により実現され、例えば、エデ
ィタやワードプロセッサといった文書作成のためのアプ
リケーションソフトウェアである。文書編集手段15
は、文書ファイル10a、10bの読み込み、編集等を
行う。
【0029】コピー情報表示手段17は、CPU3等に
より実現され、各文書ファイル10a、10bのコピー
情報保持手段13a、13bにそれぞれ記憶されたコピ
ー情報を、各文書の表示画面に反映させる。例えば、図
3(a)に示す文書11a(同定情報「磯野」)から文
書110aが図3(b)に示す文書11b(同定情報
「田中」)にコピーされた場合、コピー情報表示手段1
7は、図4(a)、(b)に示すようなコピー情報を文
書11a、11bに表示する。コピー元の文書11aの
コピー対象の文書110aには、図4(a)に示すよう
に、他の文書にコピーされたことを示す網掛けが表示さ
れるとともに、コピー先の文書11bの同定情報「田
中」と矢印のグラフィックスとが表示される。また、コ
ピー先の文書11bの文書110aには、図4(b)に
示すように、他の文書からコピーされたことを示すアン
ダーラインが表示され、文書11bの同定情報である
「磯野」と矢印とグラフィックスとが表示される。
【0030】コピー情報取得手段19は、CPU3等に
より実現され、使用者が文書のコピーを行ったときに、
コピー元の文書とコピー先の文書でのコピー対象の文書
のそれぞれの位置情報と、コピー元とコピー先の文書の
同定情報と、をメモリ5に一時的に記憶する。
【0031】同定情報比較手段21は、CPU3等によ
り実現され、メモリ5に記憶されているコピー元の文書
の同定情報とコピー先の文書の同定情報とが同一である
かどうかを判定し、同定情報が同一である場合は、メモ
リ5に記憶されているコピー元及びコピー先の文書の同
定情報及び位置情報を破棄する。
【0032】コピー情報追加手段23は、CPU3等に
より実現され、メモリ5に記憶されている位置情報及び
同定情報をコピー情報保持手段13a、13bに記憶す
る。また、コピー情報追加手段23は、文書11a、1
1bとともに表示されるコピー情報を更新するようコピ
ー情報表示手段17に指示する。また、コピー情報追加
手段23は、例えばメモリ5に記憶されている位置情報
及び同定情報をコピー情報保持手段13a、13bに記
憶した後、メモリ5における該位置情報及び同定情報を
破棄する。
【0033】以下、本実施の形態の文書処理装置100
の動作を図5のフローチャートを参照して説明する。文
書の作成時においてコピー操作が発生していない状態で
は、文書編集手段15上には、図3(a)、(b)に示
すように、文書11a、11bのみが表示される。この
状態では、同定情報保持手段12a、12bには、文書
11aと文書11bとを区別するための同定情報、例え
ば、文書作成者の名字である「磯野」、「田中」が記憶
される。
【0034】まず、文書編集手段15は、コピー操作が
あるかどうかを判定する(ステップS501)。ステッ
プS501でコピー操作がないと判定されると、文書編
集手段15は、ステップS501での処理を繰り返して
行い、文書作成者がコピー操作を行うのを待機する。
【0035】この状態で、文書作成者が、例えば文書1
1aの内の文書110aをコピーする操作を行った場
合、文書編集手段15は、文書11aの同定情報と文書
11aでの文書110aの位置を示す位置情報とを記憶
するようコピー情報取得手段19に指示する。この指示
に従って、コピー情報取得手段19は、文書11aでの
文書110aの位置を示す位置情報をメモリ5に記憶し
(ステップS502)、また、文書11aの同定情報を
メモリ5に記憶する(ステップS503)。
【0036】次に、文書編集手段15は、文書110a
の貼り付け操作があるかどうかを判定する(ステップS
504)。ステップS504で貼り付け操作がないと判
定されると、文書編集手段15は、コピーがキャンセル
されたかどうかを判定する(ステップS505)。ステ
ップS505でキャンセルされていないと判定される
と、文書編集手段15は、ステップS504、S505
の処理を繰り返して行い、文書作成者が貼り付け操作を
行うのを待機する。
【0037】ステップS505でキャンセルされたと判
定すると、文書編集手段15は、メモリ5が記憶してい
る同定情報及び位置情報を破棄するようコピー情報取得
手段19に指示する。この指示に従って、コピー情報取
得手段19は、メモリ5に記憶されている同定情報及び
位置情報を破棄する(ステップS506)。
【0038】一方、ステップS504で貼り付け操作が
あったと判定された場合には、文書編集手段15は、文
書110aのコピー先の文書の同定情報と、コピー先の
文書における文書110aの張り付け位置を示す位置情
報と、を記憶するようコピー情報取得手段19に指示す
る。この指示に応じて、コピー情報取得手段19は、コ
ピー先の文書の同定情報をメモリ5に記憶し(ステップ
S507)、また、コピー先の文書での文書110aの
張り付け位置を示す位置情報をメモリ5に記憶する(ス
テップS508)。例えば、コピー先の文書が文書11
bである場合、コピー情報取得手段19は、文書11b
の同定情報である「田中」を記憶し、文書11bでの文
書110aの張り付け位置を位置情報として記憶する。
【0039】次に、文書編集手段15は、コピー元とコ
ピー先での同定情報が同一であるかどうかを判定するよ
う同定情報比較手段21に指示する。この指示に従っ
て、同定情報比較手段21は、メモリ5に記憶されてい
るコピー元の文書11aの同定情報と、コピー先の文書
11bの同定情報と、が同一であるかどうかを判定する
(ステップS509)。
【0040】ステップS509で、比較した同定情報が
同一であると判定されると、同定情報比較手段21は、
メモリ5が記憶しているコピー元及びコピー先の同定情
報及び位置情報を破棄する(ステップS510)。
【0041】一方、ステップS509で、コピー元の文
書の同定情報とコピー先の文書の同定情報とが異なると
判定された場合、同定情報比較手段21は、同定情報及
び位置情報を更新するようコピー情報追加手段23に指
示する。この指示に従って、コピー情報追加手段23
は、メモリ5に記憶されている同定情報と位置情報をコ
ピー情報保持手段13a,13bに記憶する(ステップ
S511、S512)。
【0042】次に、コピー情報追加手段23は、ステッ
プS502、S503、S507、及びS508でメモ
リ5に記憶された同定情報及び位置情報を破棄する(ス
テップS513)。次に、コピー情報追加手段23は、
文書11a、11bに表示されるコピー情報を更新する
ようコピー情報表示手段に指示する。
【0043】この指示に従って、コピー情報表示手段
は、コピー情報保持手段13a、13bが記憶する同定
情報及び位置情報に基づいて、コピー元の文書である文
書11aには、図4(a)に示すように、コピー対象の
文書110aに網掛けを設け、コピー先の文書11bの
同定情報である「田中」と矢印のグラフィックスとを表
示する。また、文書11bには、図4(b)に示すよう
に、コピー対象の文書110aにアンダーラインを設
け、文書11aの同定情報である「磯野」と矢印のグラ
フィックスとを表示する(ステップS514)。
【0044】以上説明したように、上記文書処理装置1
00では、各文書を特定するための文字列等からなる同
定情報と、コピーされた文書のコピー元及びコピー先で
の位置と、を文書編集手段15上に表示する。従って、
複数の使用者が互いの文書ファイル10a、10bを共
有して作業を行っている場合に、同定情報を文書11
a、11bの作成者の名字にすることをあらかじめ決め
ておけば、各使用者が、自分の文書をコピーした相手及
びそのコピー先の文書と、自分がコピーした文書の作成
者及びコピー元の文書と、を知ることが出来る。
【0045】また、同定情報を形成する文字列は、文書
作成者によって入力される必要はなく、例えば、文書フ
ァイル10a、10bを新規作成する際に、予めメモリ
5に記憶されている文字列に基づいて、CPU3が形成
してもかまわない。
【0046】また、同定情報を形成する文字列は文書作
成者の名字に限定されず、例えば、文書作成者の生年月
日でもかまわない。
【0047】また、コピー元及びコピー先の文書でのコ
ピー対象の文書は、網掛けやアンダーラインによって表
示する必要はなく、例えば、コピー対象の文書を特定の
色によって表してもよい。更に、表示画面において、コ
ピーされた文書にマウスやカーソルが配置された際に、
アニメーションや音による情報でコピー対象の文書であ
ることを文書作成者に知らせてもよい。
【0048】コピー情報の表示の方法は上記説明に限定
されず任意である。例えば、文書70に対して、同定情
報が「鈴木」、「田中」、及び「小林」である文書の一
部がコピーされた場合、図6(a)に示すように、コピ
ー先の文書である文書70の上部に、コピー元の文書の
同定情報である「鈴木」、「田中」、及び「小林」と、
矢印のグラフィックスとが表示されてもよい。また、同
定情報が「伊集院」及び「西園寺」である文書に対し
て、文書70の一部がコピーされた場合、図6(b)に
示すように、コピー元の文書である文書70の下部に、
コピー先の文書の同定情報である「伊集院」及び「西園
寺」と、矢印のグラフィックスとが表示されてもよい。
【0049】同定情報取得手段がコピー情報保持手段に
記憶する情報は、コピー元及びコピー先の文書の同定情
報と、コピー対象の文書の位置情報に限定されず、例え
ば、同定情報と位置情報にコピー対象の文書をコピーし
た日付や時間を加えてもよい。
【0050】上記の実施の形態では、本発明を複数の文
書の間でのコピー操作に適用した場合について説明し
た。しかし、本発明は、一の文書を複数の作成者によっ
て作成する際のコピー操作等にも適用できる。
【0051】以下、一の文書を複数の作成者によって作
成する際のコピー操作に本発明を適用した場合について
説明する。図7は文書処理装置200の回路構成を示す
ブロック図である。
【0052】文書処理装置200は、文書処理装置10
0とほぼ同一の構成を有する。但し、文書処理装置20
0は、文書ファイル11a、11bの代わりに文書ファ
イル60を備える。
【0053】文書ファイル60は、同定情報保持手段1
2a、12bと、コピー情報保持手段13a、13b
と、を備えるチャンク61a、61bを備える。なお、
チャンクとは例えばレコードのひとまとまり(一群)を
いい、この実施例では、チャンク61a、61bにより
1つの文書が構成される。同定情報保持手段12a、1
2bが記憶する同定情報は、チャンク61a,61bに
対応づけられた文字列であり、例えば、文書における各
チャンク61a、61bの作成者の名字(「鈴木」、
「田中」等)である。
【0054】この文書処理装置200では、コピー情報
表示手段17が、コピー情報保持手段13a、13bに
記憶された各コピー情報を1つの文書の表示画面に反映
させる。例えば、図8(a)に示す状態にて、チャンク
61bの文書610aがチャンク61aにコピーされる
場合、コピー情報表示手段17は、図8(b)に示すよ
うに、チャンク61a,61bにコピー情報を表示す
る。この場合、コピー元のチャンク61bのコピー対象
の文書である文書610aは、図8(b)に示すよう
に、他のチャンクにコピーされたことを示す矩形の枠で
囲まれ、チャンク61aの文書610aの下部には、他
のチャンクからコピーされたことを示す波線が表示され
る。また、文表示画面には、コピー先のチャンク61a
の同定情報である「田中」と、コピー元のチャンク61
bの同定情報である「鈴木」と、チャンク61bの文書
610aとチャンク61aの文書610aとを結ぶ矢印
と、が表示される。
【0055】次に、文書処理装置200の動作を図面を
参照して説明する。文書の作成時においてコピー操作が
発生していない状態では、文書編集手段15上には、図
8(a)に示すように、チャンク61a,61bのみが
表示されている。この状態では、同定情報保持手段12
a,12bには、チャンク61aとチャンク61bとを
区別するための同定情報、例えば、文書作成者の名字で
ある「鈴木」、「田中」が記憶される。
【0056】また、文書編集手段15は、文書作成者が
コピー操作を行うのを待機し、コピー操作を検出する
と、チャンク61bの同定情報とチャンク61bでの文
書110aの位置を示す位置情報とを記憶するようコピ
ー情報取得手段19に指示する。この指示に従って、コ
ピー情報取得手段19は、チャンク61bでの文書11
0aの位置を示す位置情報と、チャンク61bの同定情
報と、をメモリ5に記憶する。
【0057】次に、文書編集手段15は、文書110a
の貼り付け操作があるかどうかを判定し、貼り付け操作
があったと判定した場合には、文書110aのコピー先
のチャンクの同定情報と、コピー先のチャンクでの文書
110aの張り付け位置を示す位置情報と、を記憶する
ようコピー情報取得手段19に指示する。この指示に応
じて、コピー情報取得手段19は、コピー先のチャンク
の同定情報と、コピー先のチャンクでの張り付け位置を
示す位置情報とをメモリ5に記憶する。例えば、コピー
先のチャンクがチャンク61aである場合、コピー情報
取得手段19は、チャンク61aの同定情報である「田
中」を記憶し、チャンク61aでの文書110aの張り
付け位置を位置情報として記憶する。
【0058】次に、文書編集手段15は、コピー元とコ
ピー先での同定情報が同一であるかどうかを判定するよ
う同定情報比較手段21に指示する。この指示に従っ
て、同定情報比較手段21は、メモリ5に記憶されてい
コピー元のチャンク61bの同定情報と、コピー先のチ
ャンク61aの同定情報と、が同一であるかどうかを判
定し、異なると判定した場合には、同定情報及び位置情
報を更新するようコピー情報追加手段23に指示する。
【0059】この指示に従って、コピー情報追加手段2
3は、メモリ5に記憶されている同定情報及び位置情報
をコピー情報保持手段13a,13bに記憶し、チャン
ク61a,61bに表示されるコピー情報を更新するよ
うコピー情報表示手段に指示する。この指示に従って、
コピー情報表示手段17は、コピー情報保持手段13
a、13bが記憶する同定情報及び位置情報に基づい
て、図8(b)に示すように、コピー元のチャンク61
bのコピー対象の文書610aを矩形の枠で囲み、チャ
ンク61bの文書610aの下部に波線を表示する。ま
た、表示画面の側部には、コピー先のチャンク61aの
同定情報である「田中」と、コピー元のチャンク61b
の同定情報である「鈴木」と、チャンク61bの文書6
10aとチャンク61aの文書610aとを結ぶ矢印の
グラフィックとを表示する。
【0060】以上説明したように、上記文書処理装置2
00では、各チャンクを特定するための文字列等からな
る同定情報と、コピーされたチャンクのコピー元及びコ
ピー先での位置と、を文書編集手段15上に表示する。
従って、複数の使用者が一つの文書ファイル60を共有
して作業を行っている場合に、同定情報をチャンク61
a,61bの作成者の名字にすることをあらかじめ決め
ておけば、各使用者が、自分の文書をコピーした相手及
びそのコピー先のチャンクと、自分がコピーした文書の
作成者及びコピー元のチャンクと、を知ることが出来
る。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
一の文書の部分を他の文書へコピーした場合に、コピー
元の文書においては、コピーされた部分と、コピー先の
文書を識別する同定情報と、が表示され、コピー先の文
書においては、コピー元からコピーされて、該文書に貼
り付けられた部分と、コピー元の文書を識別する同定情
報と、が表示される。これにより、例えば、同定情報が
該文書の作成者の氏名等を示す場合には、自分の作成し
た文書が誰によって引用され、また、自己が誰の文書を
引用したかを知ることができるため、共同して文書を作
成する作業に対する動機づけを高め、共同文書作成にお
ける生産性を向上させることができる。
【0062】また、本発明によれば、文書作成の際に作
成者の動機づけを高めることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る文書処理装置の回路
構成を示すブロック図である。
【図2】図1の文書処理装置の論理的な回路構成を示す
ブロック図である。
【図3】(a)、(b)は、図2のコピー情報表示手段
によってコピー情報が表示されていない状態での文書を
示す図である。
【図4】(a)は、図2のコピー情報表示手段によって
コピー情報が表示されたコピー元の文書を示す図であ
る。(b)は、図2のコピー情報表示手段によってコピ
ー情報が表示されたコピー先の文書を示す図である。
【図5】図1の文書処理装置による文書処理を説明する
ためのフローチャートである。
【図6】(a)は、図2のコピー情報表示手段によって
コピー情報の変形例が表示されたコピー先の文書を示す
図である。(b)は、図2のコピー情報表示手段によっ
てコピー情報の変形例が表示されたコピー元の文書を示
す図である。
【図7】図1の文書処理装置の変形例の論理的な回路構
成を示すブロック図である。
【図8】(a)は、図7のコピー情報表示手段によって
コピー情報が表示されていない状態の文書を示す図であ
る。(b)は、図7のコピー情報表示手段によってコピ
ー情報が表示された状態の文書を示す図である。
【符号の説明】
1 コンピュータ 3 CPU 5 メモリ 51 文書バッファ 53 処理プログラム 9 外部記憶装置 10a 文書ファイル 10b 文書ファイル 11a 文書 11b 文書 12a 同定情報保持手段 12b 同定情報保持手段 13a コピー情報保持手段 13b コピー情報保持手段 15 文書編集手段 17 コピー情報表示手段 19 コピー情報取得手段 21 同定情報比較手段 23 コピー情報追加手段 60 文書ファイル 61a チャンク 61b チャンク

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文書と、各文書を識別するための同定情報
    と、を含む文書ファイルを複数記憶し、文書の作成時
    に、他の文書の一部をコピーして該文書を作成する機能
    を有する文書処理装置であって、 コピー元の文書でのコピー対象部分の位置を示す位置情
    報と、コピー先の文書の前記同定情報と、を前記コピー
    元の文書とともに表示する第1の表示手段と、 コピー先の文書でのコピー対象部分の位置を示す位置情
    報と、コピー元の文書の前記同定情報と、前記コピー先
    の文書とともに表示する第2の表示手段と、 を備えることを特徴とする文書処理装置。
  2. 【請求項2】他の文書の一部をコピーし、作成中の文書
    に貼り付ける機能を有する文書処理装置であって、 文書と、該文書を識別するための同定情報と、を含む文
    書ファイルを複数記憶する記憶手段と、 文書作成時に、前記記憶手段に記憶されている他の前記
    文書ファイルにおける文書の一部がコピーされたことを
    検出した場合、コピー元の前記文書ファイルの前記同定
    情報と、該コピー元の文書ファイルの文書におけるコピ
    ー対象部分の位置を示す第1の位置情報と、を取得する
    手段と、 コピーされた文書の一部が、作成中の文書に張り付けら
    れたことを検出した場合、コピー先の前記文書ファイル
    の前記同定情報と、該コピー先の文書ファイルの文書に
    おけるコピー対象部分の位置を示す第2の位置情報と、
    を取得する手段と、 前記第1の位置情報と、前記コピー先の文書ファイルの
    前記同定情報と、を含む第1のコピー情報を、前記コピ
    ー元の文書ファイルに記憶させるとともに、前記第2の
    位置情報と、前記コピー元の文書ファイルの前記同定情
    報と、を含む第2のコピー情報を、前記コピー先の文書
    ファイルに記憶させるコピー情報付与手段と、 前記コピー元の文書の表示に対して前記コピー情報付与
    手段により与えられた前記第1のコピー情報を反映する
    第1の表示手段と、 前記コピー先の文書の表示に対して前記コピー情報付与
    手段により与えられた前記第2のコピー情報を反映する
    第2の表示手段と、 を備えることを特徴とする文書処理装置。
  3. 【請求項3】前記文書ファイルに含まれる前記同定情報
    は、該文書のファイルの作成者を特定する情報を含む、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載の文書処理装
    置。
  4. 【請求項4】一文書を構成する複数のチャンクに対し
    て、各々を識別するための同定情報が付与されており、
    文書における一のチャンクの作成時に、該文書における
    他のチャンクの一部をコピーして該チャンクを作成する
    機能を有する文書処理装置であって、 コピー元のチャンクでのコピー対象部分の位置を示す位
    置情報と、コピー先のチャンクの前記同定情報と、を前
    記コピー元のチャンクとともに表示する第1の表示手段
    と、 コピー先のチャンクでのコピー対象部分の位置を示す位
    置情報と、コピー元のチャンクの前記同定情報と、前記
    コピー先の文書とともに表示する第2の表示手段と、 を備えることを特徴とする文書処理装置。
  5. 【請求項5】一文書が複数のチャンクにより構成され、
    文書における一のチャンクの作成時に、該文書の他のチ
    ャンクの一部をコピーして作成中の前記チャンクに貼り
    付ける機能を有する文書処理装置であって、 文書におけるチャンクの作成時に、該文書における他の
    前記チャンクの一部がコピーされたことを検出した場
    合、コピー元の前記チャンクの前記同定情報と、該コピ
    ー元のチャンクにおけるコピー対象部分の位置を示す第
    1の位置情報と、を取得する手段と、 コピーされたチャンクの一部が、作成中のチャンクに張
    り付けられたことを検出した場合、コピー先の前記チャ
    ンクの前記同定情報と、該コピー先のチャンクに貼り付
    けられたコピー対象部分の位置を示す第2の位置情報
    と、を取得する手段と、 前記第1の位置情報と、前記コピー先のチャンクの前記
    同定情報と、を含む第1のコピー情報を前記コピー元の
    チャンクに付与するとともに、前記第2の位置情報と、
    前記コピー元のチャンクの前記同定情報と、を含む第2
    のコピー情報を、前記コピー先のチャンクに付与するコ
    ピー情報付与手段と、 前記コピー元のチャンクの表示に対して、前記コピー情
    報付与手段により与えられた前記第1のコピー情報を反
    映する第1の表示手段と、 前記コピー先のチャンクの表示に対して、前記コピー情
    報付与手段により与えられた前記第2のコピー情報を反
    映する第2の表示手段と、 を備えることを特徴とする文書処理装置。
  6. 【請求項6】前記チャンクに付与される前記同定情報
    は、該チャンクの作成者を特定する情報を含む、 ことを特徴とする請求項4又は5に記載の文書処理装
    置。
  7. 【請求項7】文書と、該文書を識別するための同定情報
    と、を含む文書ファイルを複数記憶し、文書の一部をコ
    ピーして作成中の文書に貼り付ける機能を有する装置に
    おける文書処理方法であって、 文書作成時に、前記複数の文書ファイルのうちのいずれ
    かの文書の一部がコピーされ、作成中の文書に張り付け
    られたことを検出した場合、前記コピー元の文書ファイ
    ルの文書におけるコピー対象部分の位置を示す第1の位
    置情報及びコピー先の前記文書ファイルの前記同定情報
    を含む第1のコピー情報と、前記コピー先の文書ファイ
    ルの文書において貼り付けられたコピー対象部分の位置
    を示す第2の位置情報及び前記コピー元の文書ファイル
    の前記同定情報を含む第2のコピー情報と、を生成する
    ステップと、 前記コピー元の文書の表示に対して前記第1のコピー情
    報を反映する第1の表示ステップと、 前記コピー先の文書の表示に対して前記第2のコピー情
    報を反映する第2の表示ステップと、 を備えることを特徴とする文書処理方法。
  8. 【請求項8】前記第1と第2の表示ステップは、前記コ
    ピー元の文書と前記コピー先の文書とが同一の文書であ
    る場合は、前記第1と第2のコピー情報を前記文書の表
    示に反映しないステップをさらに含む、 ことを特徴とする請求項7に記載の文書処理方法。
  9. 【請求項9】前記文書ファイルに含まれる前記同定情報
    は、該文書のファイルの作成者を特定する情報を含む、 ことを特徴とする請求項7又は8に記載の文書処理方
    法。
  10. 【請求項10】一文書を構成する複数のチャンクの各々
    に対して、該チャンクを識別するための同定情報が付与
    されており、文書における一のチャンクの作成時に、該
    文書のチャンクの一部をコピーして作成中の前記チャン
    クに貼り付ける機能を有する装置における文書処理方法
    であって、 文書におけるチャンクの作成時に、該文書を構成するい
    ずれかのチャンクの一部がコピーされ、作成中のチャン
    クに張り付けられたことを検出した場合、前記コピー元
    のチャンクにおけるコピー対象部分の位置を示す第1の
    位置情報及びコピー先の前記チャンクの前記同定情報を
    含む第1のコピー情報と、前記コピー先のチャンクにお
    いて貼り付けられたコピー対象部分の位置を示す第2の
    位置情報及び前記コピー元のチャンクの前記同定情報を
    含む第2のコピー情報と、を生成するステップと、 前記コピー元のチャンクの表示に対して前記第1のコピ
    ー情報を反映する第1の表示ステップと、 前記コピー先のチャンクの表示に対して前記第2のコピ
    ー情報を反映する第2の表示ステップと、 を備えることを特徴とする文書処理方法。
  11. 【請求項11】前記第1と第2の表示ステップは、前記
    コピー元のチャンクと前記コピー先のチャンクとが同一
    のチャンクである場合は、前記第1と第2のコピー情報
    を前記チャンクの表示に反映しないステップをさらに含
    む、 ことを特徴とする請求項10に記載の文書処理方法。
  12. 【請求項12】前記チャンクに付与される前記同定情報
    は、該チャンクの作成者を特定する情報を含む、 ことを特徴とする請求項10又は11に記載の文書処理
    方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006344118A (ja) * 2005-06-10 2006-12-21 Fuji Xerox Co Ltd 利用状況通知システム
JP2009223675A (ja) * 2008-03-17 2009-10-01 Ricoh Co Ltd 情報処理装置,情報処理方法,プログラム,および記録媒体

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