JP2000057007A - デバイス初期化・初期診断システム - Google Patents
デバイス初期化・初期診断システムInfo
- Publication number
- JP2000057007A JP2000057007A JP10229597A JP22959798A JP2000057007A JP 2000057007 A JP2000057007 A JP 2000057007A JP 10229597 A JP10229597 A JP 10229597A JP 22959798 A JP22959798 A JP 22959798A JP 2000057007 A JP2000057007 A JP 2000057007A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- initialization
- initial diagnosis
- devices
- initial
- initializing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 システムの初期設定の時間を短縮し、システ
ム効率を向上可能なデバイス初期化・初期診断装置を提
供する。 【解決手段】 デバイスの初期化処理装置2−1〜2−
4は初期化の実行コマンドを受取ると、初期化処理制御
部22−1〜22−4によってデバイスの初期パラメー
タを初期化処理データ記憶部24−1〜24−4から読
込み、各デバイスの設定等を行う。初期診断制御部23
−1〜23−4は各デバイスの初期診断用データを初期
化処理データ記憶部24−1〜24−4から読込み、各
デバイスの初期診断を行う。コマンドデータ入出力部2
1−1〜21−4は初期診断実行結果データをメイン初
期化装置1に送る。メイン初期化装置1は初期化処理装
置2−1〜2−4からの初期診断実行結果データを基に
デバイス情報テーブル作成部13によってデバイス情報
テーブルを作成してデータ記憶部12に格納する。
ム効率を向上可能なデバイス初期化・初期診断装置を提
供する。 【解決手段】 デバイスの初期化処理装置2−1〜2−
4は初期化の実行コマンドを受取ると、初期化処理制御
部22−1〜22−4によってデバイスの初期パラメー
タを初期化処理データ記憶部24−1〜24−4から読
込み、各デバイスの設定等を行う。初期診断制御部23
−1〜23−4は各デバイスの初期診断用データを初期
化処理データ記憶部24−1〜24−4から読込み、各
デバイスの初期診断を行う。コマンドデータ入出力部2
1−1〜21−4は初期診断実行結果データをメイン初
期化装置1に送る。メイン初期化装置1は初期化処理装
置2−1〜2−4からの初期診断実行結果データを基に
デバイス情報テーブル作成部13によってデバイス情報
テーブルを作成してデータ記憶部12に格納する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデバイス初期化・初
期診断装置に関し、特に標準的な制御装置を複数有する
システムにおけるデバイスの初期化及び初期診断方法に
関する。
期診断装置に関し、特に標準的な制御装置を複数有する
システムにおけるデバイスの初期化及び初期診断方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のシステムにおいては、C
PU(中央処理装置)、メモリ、ビデオコントローラ、
キーボードコントローラ、SCSI(Small Co
mputer System Interface)コ
ントローラ等の標準的な制御装置がシステムバス等で接
続されており、そのシステムの中枢機能を果たすCPU
が各制御装置の初期化や初期診断を順次行い、システム
を正常な動作が可能な状態にしている。
PU(中央処理装置)、メモリ、ビデオコントローラ、
キーボードコントローラ、SCSI(Small Co
mputer System Interface)コ
ントローラ等の標準的な制御装置がシステムバス等で接
続されており、そのシステムの中枢機能を果たすCPU
が各制御装置の初期化や初期診断を順次行い、システム
を正常な動作が可能な状態にしている。
【0003】例えば、特開平6−175880号公報に
記載された情報処理装置では、図4に示すように、情報
処理装置の中枢機能を果たす中央演算処理装置(CP
U)31と、立上げ時にシステムの初期設定・診断プロ
グラムをCPU31と並列に処理実行するマイクロコン
ピュータ(以下、マイコンとする)32と、主メモリ3
4へのアクセス制御とシステムバス200の制御を行う
メモリ・バスコントローラ33と、主メモリ34と、初
期設定診断プログラム内蔵メモリ35と、表示系の制御
や表示用パラメータの設定を行う表示用コントローラ3
6と、システムを構成する各種I/O(入出力)デバイ
ス(図示せず)を制御するI/Oコントローラ37とか
ら構成されている。
記載された情報処理装置では、図4に示すように、情報
処理装置の中枢機能を果たす中央演算処理装置(CP
U)31と、立上げ時にシステムの初期設定・診断プロ
グラムをCPU31と並列に処理実行するマイクロコン
ピュータ(以下、マイコンとする)32と、主メモリ3
4へのアクセス制御とシステムバス200の制御を行う
メモリ・バスコントローラ33と、主メモリ34と、初
期設定診断プログラム内蔵メモリ35と、表示系の制御
や表示用パラメータの設定を行う表示用コントローラ3
6と、システムを構成する各種I/O(入出力)デバイ
ス(図示せず)を制御するI/Oコントローラ37とか
ら構成されている。
【0004】マイコン32はメモリ・バスコントローラ
33の制御によって初期設定診断プログラム内蔵メモリ
35から各種I/Oデバイスの初期設定や診断プログラ
ムルーチンを読出した後、それらのルーチンをI/Oコ
ントローラ37を介して実行する。この間、CPU31
は主メモリ34の搭載容量、リード/ライトチェック等
の初期設定診断プログラムを並列処理している。
33の制御によって初期設定診断プログラム内蔵メモリ
35から各種I/Oデバイスの初期設定や診断プログラ
ムルーチンを読出した後、それらのルーチンをI/Oコ
ントローラ37を介して実行する。この間、CPU31
は主メモリ34の搭載容量、リード/ライトチェック等
の初期設定診断プログラムを並列処理している。
【0005】これによって、主メモリ34の大容量化、
接続される周辺I/O装置のパラメータ設定、診断プロ
グラムの大規模化によって、システム立上げ時の初期設
定に時間を要するシステムの立上げ時間の短縮を図って
いる。
接続される周辺I/O装置のパラメータ設定、診断プロ
グラムの大規模化によって、システム立上げ時の初期設
定に時間を要するシステムの立上げ時間の短縮を図って
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の初期化
及び初期設定方法では、初期設定診断プログラム内蔵メ
モリに格納されたプログラムを用いてシステムの初期化
や診断処理をCPUが行い、各種I/Oコントローラの
初期化や診断処理をそれ専用のマイコンで行っている。
及び初期設定方法では、初期設定診断プログラム内蔵メ
モリに格納されたプログラムを用いてシステムの初期化
や診断処理をCPUが行い、各種I/Oコントローラの
初期化や診断処理をそれ専用のマイコンで行っている。
【0007】そのため、初期化や診断処理の負荷がある
程度分散されることになるが、CPU及びメモリの初期
化や診断処理、または各種I/Oコントローラの初期化
や診断処理を夫々1カ所の処理装置で行っているため、
負荷の分散を十分に行うことが困難である。
程度分散されることになるが、CPU及びメモリの初期
化や診断処理、または各種I/Oコントローラの初期化
や診断処理を夫々1カ所の処理装置で行っているため、
負荷の分散を十分に行うことが困難である。
【0008】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、システムの初期設定の時間を短縮することがで
き、システム効率を向上させることができるデバイス初
期化・初期診断装置を提供することにある。
消し、システムの初期設定の時間を短縮することがで
き、システム効率を向上させることができるデバイス初
期化・初期診断装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によるデバイス初
期化・初期診断装置は、複数のデバイスを含む情報処理
装置のデバイス初期化・初期診断システムであって、前
記複数のデバイス各々に対応して設けられかつ対応する
デバイスの初期化及び初期診断を各々独立に並行して行
う複数の初期化処理装置と、前記複数の初期化処理装置
各々に前記初期化及び初期診断の実行を指示する命令を
発行しかつ前記複数の初期化処理装置各々の実行結果を
処理するメイン初期化装置とを備えている。
期化・初期診断装置は、複数のデバイスを含む情報処理
装置のデバイス初期化・初期診断システムであって、前
記複数のデバイス各々に対応して設けられかつ対応する
デバイスの初期化及び初期診断を各々独立に並行して行
う複数の初期化処理装置と、前記複数の初期化処理装置
各々に前記初期化及び初期診断の実行を指示する命令を
発行しかつ前記複数の初期化処理装置各々の実行結果を
処理するメイン初期化装置とを備えている。
【0010】すなわち、本発明のデバイス初期化・初期
診断装置は、各デバイスの初期化や初期診断を夫々のデ
バイスに接続された専用の初期化・初期診断装置で独立
にかつ並行して行い、実行結果をメイン初期化制御部で
まとめることによって、初期化及び初期診断の時間が短
縮される。
診断装置は、各デバイスの初期化や初期診断を夫々のデ
バイスに接続された専用の初期化・初期診断装置で独立
にかつ並行して行い、実行結果をメイン初期化制御部で
まとめることによって、初期化及び初期診断の時間が短
縮される。
【0011】より具体的には、本発明のデバイス初期化
・初期診断装置は、CPU、メモリ、ビデオコントロー
ラ、I/Oコントローラ、その他のコントローラの各デ
バイスに、夫々初期化を行うための初期化処理制御部と
初期診断制御部とを持つ初期化処理装置を接続してあ
る。
・初期診断装置は、CPU、メモリ、ビデオコントロー
ラ、I/Oコントローラ、その他のコントローラの各デ
バイスに、夫々初期化を行うための初期化処理制御部と
初期診断制御部とを持つ初期化処理装置を接続してあ
る。
【0012】それらの初期化処理装置はメイン初期化装
置に接続され、そのメイン初期化装置から初期化の実行
の命令を受け、その命令の実行後に実行結果をメイン初
期化装置に返す。
置に接続され、そのメイン初期化装置から初期化の実行
の命令を受け、その命令の実行後に実行結果をメイン初
期化装置に返す。
【0013】これによって、各デバイスの初期化処理を
独立にかつ並行して行うことが可能となる。この場合、
メイン初期化装置では各デバイスの初期化処理装置から
の実行結果を主メモリに反映する。したがって、各デバ
イスの初期化や初期診断を独立に、しかも並行して行う
ことができるので、システムの初期設定の時間を短縮す
ることが可能となり、システム効率の向上を図ることが
可能となる。
独立にかつ並行して行うことが可能となる。この場合、
メイン初期化装置では各デバイスの初期化処理装置から
の実行結果を主メモリに反映する。したがって、各デバ
イスの初期化や初期診断を独立に、しかも並行して行う
ことができるので、システムの初期設定の時間を短縮す
ることが可能となり、システム効率の向上を図ることが
可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施例について
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例によ
るデバイス初期化・初期診断装置の構成を示すブロック
図である。図において、本発明の一実施例によるデバイ
ス初期化・初期診断装置はメイン初期化装置1と、各デ
バイス[CPU(中央処理装置)3、メモリ4、ビデオ
コントローラ5、I/O(入出力)コントローラ6]専
用の初期化処理装置2−1〜2−4とから構成されてい
る。
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例によ
るデバイス初期化・初期診断装置の構成を示すブロック
図である。図において、本発明の一実施例によるデバイ
ス初期化・初期診断装置はメイン初期化装置1と、各デ
バイス[CPU(中央処理装置)3、メモリ4、ビデオ
コントローラ5、I/O(入出力)コントローラ6]専
用の初期化処理装置2−1〜2−4とから構成されてい
る。
【0015】メイン初期化装置1はコマンドデータ入出
力部11と、データ記憶部12と、デバイス情報テーブ
ル作成部13とから構成されている。初期化処理装置2
−1〜2−4は夫々コマンドデータ入出力部21−1〜
21−4と、初期化処理制御部22−1〜22−4と、
初期診断制御部23−1〜23−4と、予め各デバイス
の初期化用パラメータや初期診断用データを記憶する初
期化処理データ記憶部24−1〜24−4とから構成さ
れている。
力部11と、データ記憶部12と、デバイス情報テーブ
ル作成部13とから構成されている。初期化処理装置2
−1〜2−4は夫々コマンドデータ入出力部21−1〜
21−4と、初期化処理制御部22−1〜22−4と、
初期診断制御部23−1〜23−4と、予め各デバイス
の初期化用パラメータや初期診断用データを記憶する初
期化処理データ記憶部24−1〜24−4とから構成さ
れている。
【0016】図2は本発明の一実施例によるデバイス初
期化・初期診断装置の動作を示すフロチャートである。
これら図1及び図2を参照して本発明の一実施例による
デバイス初期化・初期診断装置の動作についてを説明す
る。
期化・初期診断装置の動作を示すフロチャートである。
これら図1及び図2を参照して本発明の一実施例による
デバイス初期化・初期診断装置の動作についてを説明す
る。
【0017】まず、メイン初期化装置1のコマンドデー
タ入出力部11から各デバイスに接続されているデバイ
ス専用の初期化処理装置2−1〜2−4各々のコマンド
データ入出力部21−1〜21−4に初期化の実行コマ
ンドが同時に送られることでシステムの初期化が開始さ
れる(図2ステップS1)。
タ入出力部11から各デバイスに接続されているデバイ
ス専用の初期化処理装置2−1〜2−4各々のコマンド
データ入出力部21−1〜21−4に初期化の実行コマ
ンドが同時に送られることでシステムの初期化が開始さ
れる(図2ステップS1)。
【0018】各デバイスの初期化処理装置2−1〜2−
4では初期化の実行コマンドを受け取ると、最初に初期
化処理制御部22−1〜22−4が起動される。初期化
処理制御部22−1〜22−4ではデバイスの初期パラ
メータを初期化処理データ記憶部24−1〜24−4か
ら読込み、各デバイスの設定等を行う(図2ステップS
2)。
4では初期化の実行コマンドを受け取ると、最初に初期
化処理制御部22−1〜22−4が起動される。初期化
処理制御部22−1〜22−4ではデバイスの初期パラ
メータを初期化処理データ記憶部24−1〜24−4か
ら読込み、各デバイスの設定等を行う(図2ステップS
2)。
【0019】初期設定の処理が終了すると、次に初期診
断制御部23−1〜23−4が起動される。初期診断制
御部23−1〜23−4では各デバイスの初期診断用デ
ータを初期化処理データ記憶部24−1〜24−4から
読込み、各デバイスの初期診断を行う(図2ステップS
3)。
断制御部23−1〜23−4が起動される。初期診断制
御部23−1〜23−4では各デバイスの初期診断用デ
ータを初期化処理データ記憶部24−1〜24−4から
読込み、各デバイスの初期診断を行う(図2ステップS
3)。
【0020】初期診断が終わったデバイスはエラー情報
及び現在の状態等の初期診断実行結果データを初期化処
理装置2−1〜2−4のコマンドデータ入出力部21−
1〜21−4からメイン初期化装置1のコマンドデータ
入出力部11に送る(図2ステップS4)。
及び現在の状態等の初期診断実行結果データを初期化処
理装置2−1〜2−4のコマンドデータ入出力部21−
1〜21−4からメイン初期化装置1のコマンドデータ
入出力部11に送る(図2ステップS4)。
【0021】メイン初期化装置1では初期化処理装置2
−1〜2−4から送られてきた初期診断実行結果データ
をデータ記憶部12に格納し、データ記憶部12に格納
されたデータを基にデバイス情報テーブル作成部13に
よって順次デバイスのエラー情報及び現在の状態等をデ
バイス情報テーブルとして作成し、データ記憶部12に
格納する(図2ステップS5)。
−1〜2−4から送られてきた初期診断実行結果データ
をデータ記憶部12に格納し、データ記憶部12に格納
されたデータを基にデバイス情報テーブル作成部13に
よって順次デバイスのエラー情報及び現在の状態等をデ
バイス情報テーブルとして作成し、データ記憶部12に
格納する(図2ステップS5)。
【0022】メイン初期化装置1は全てのデバイスから
初期診断実行結果データを受取るまで上記の処理動作を
繰返し実行し(図2ステップS4〜S6)、全てのデバ
イスから初期診断実行結果データを受取ると(図2ステ
ップS6)、作成したデバイス情報テーブルをデータ記
憶部12に格納する。メイン初期化装置1はデータ記憶
部12に格納したデータをメモリ4へ送り(図2ステッ
プS7)、初期化処理を終了する。
初期診断実行結果データを受取るまで上記の処理動作を
繰返し実行し(図2ステップS4〜S6)、全てのデバ
イスから初期診断実行結果データを受取ると(図2ステ
ップS6)、作成したデバイス情報テーブルをデータ記
憶部12に格納する。メイン初期化装置1はデータ記憶
部12に格納したデータをメモリ4へ送り(図2ステッ
プS7)、初期化処理を終了する。
【0023】本実施例では1つのI/Oコントローラ6
しか存在しないが、I/Oコントローラが増設されるこ
とによって複数になる場合、その時のI/Oコントロー
ラの接続状況によって各I/Oコントローラで使用され
るI/O空間及びメモリ空間等のリソースの配置と管理
とが必要になってくる。
しか存在しないが、I/Oコントローラが増設されるこ
とによって複数になる場合、その時のI/Oコントロー
ラの接続状況によって各I/Oコントローラで使用され
るI/O空間及びメモリ空間等のリソースの配置と管理
とが必要になってくる。
【0024】図3は本発明の他の実施例によるデバイス
初期化・初期診断装置の構成を示すブロック図である。
図において、本発明の他の実施例によるデバイス初期化
・初期診断装置はI/Oコントローラ7が増設された場
合の例を示しており、メイン初期化装置8にリソース管
理制御部81を設け、I/Oコントローラ7専用の初期
化処理装置2−5にリソース要求制御部25を設けた以
外は図1に示す本発明の一実施例によるデバイス初期化
・初期診断装置と同様の構成となっており、同一構成要
素には同一符号を付してある。また、同一構成要素の動
作は本発明の一実施例と同様である。
初期化・初期診断装置の構成を示すブロック図である。
図において、本発明の他の実施例によるデバイス初期化
・初期診断装置はI/Oコントローラ7が増設された場
合の例を示しており、メイン初期化装置8にリソース管
理制御部81を設け、I/Oコントローラ7専用の初期
化処理装置2−5にリソース要求制御部25を設けた以
外は図1に示す本発明の一実施例によるデバイス初期化
・初期診断装置と同様の構成となっており、同一構成要
素には同一符号を付してある。また、同一構成要素の動
作は本発明の一実施例と同様である。
【0025】メイン初期化装置8にはリソース管理制御
部81が追加されており、I/Oコントローラ7に接続
されている初期化処理装置2−5はリソース要求制御部
25が追加された以外は、他の初期化処理装置2−1〜
2−4と同様の構成となっており、同様の動作を行う。
部81が追加されており、I/Oコントローラ7に接続
されている初期化処理装置2−5はリソース要求制御部
25が追加された以外は、他の初期化処理装置2−1〜
2−4と同様の構成となっており、同様の動作を行う。
【0026】各デバイスの初期化処理及び初期診断処理
までは上述した処理動作と同様に行われる。その後、I
/Oコントローラ7に接続されている初期化処理装置2
−5はリソース要求制御部25を起動する。
までは上述した処理動作と同様に行われる。その後、I
/Oコントローラ7に接続されている初期化処理装置2
−5はリソース要求制御部25を起動する。
【0027】リソース要求制御部25ではI/Oコント
ローラ7から必要なリソースの要求データを受取り、そ
のデータを初期診断実行結果データとともにメイン初期
化装置8のコマンドデータ入出力部11に送る。
ローラ7から必要なリソースの要求データを受取り、そ
のデータを初期診断実行結果データとともにメイン初期
化装置8のコマンドデータ入出力部11に送る。
【0028】メイン初期化装置8では初期化処理装置2
−5から送られてきたリソースの要求データ及び初期診
断実行結果データをデータ記憶部12に格納する。メイ
ン初期化装置8ではI/Oコントローラ7からリソース
の要求データを受取ると、リソース管理制御部81が起
動される。
−5から送られてきたリソースの要求データ及び初期診
断実行結果データをデータ記憶部12に格納する。メイ
ン初期化装置8ではI/Oコントローラ7からリソース
の要求データを受取ると、リソース管理制御部81が起
動される。
【0029】リソース管理制御部81ではI/Oコント
ローラ7からのリソースの要求データを基にリソースの
割振りを行い、リソース管理テーブルを作成する。全て
のデバイスから初期診断実行結果データとリソースの要
求データとを受取り、デバイスの情報テーブル及びリソ
ース管理テーブルの作成を終了すると、メイン初期化装
置8はそれらのデータをメモリ4へ送り、更に各I/O
コントローラ6,7にリソース管理制御部81が割当て
たリソースのデータを送る。
ローラ7からのリソースの要求データを基にリソースの
割振りを行い、リソース管理テーブルを作成する。全て
のデバイスから初期診断実行結果データとリソースの要
求データとを受取り、デバイスの情報テーブル及びリソ
ース管理テーブルの作成を終了すると、メイン初期化装
置8はそれらのデータをメモリ4へ送り、更に各I/O
コントローラ6,7にリソース管理制御部81が割当て
たリソースのデータを送る。
【0030】このように、CPU3、メモリ4、ビデオ
コントローラ5、I/Oコントローラ6,7、その他の
コントローラの各デバイスに夫々初期化を行うための初
期化処理制御部22−1〜22−5と初期診断制御部2
3−1〜23−5とを持つ初期化処理装置2−1〜2−
5を接続し、メイン初期化装置1から初期化の実行の命
令を受けた時に実行した各初期化処理装置2−1〜2−
5の初期診断実行結果データとリソースの要求データと
をメイン初期化装置1でまとめることによって、各デバ
イスの初期化処理を独立にかつ並行して行うことができ
る。
コントローラ5、I/Oコントローラ6,7、その他の
コントローラの各デバイスに夫々初期化を行うための初
期化処理制御部22−1〜22−5と初期診断制御部2
3−1〜23−5とを持つ初期化処理装置2−1〜2−
5を接続し、メイン初期化装置1から初期化の実行の命
令を受けた時に実行した各初期化処理装置2−1〜2−
5の初期診断実行結果データとリソースの要求データと
をメイン初期化装置1でまとめることによって、各デバ
イスの初期化処理を独立にかつ並行して行うことができ
る。
【0031】この場合、メイン初期化装置1では各デバ
イスの初期化処理装置2−1〜2−5からの実行結果を
主メモリ4に反映しているので、各デバイスの初期化や
初期診断を独立に、しかも並行して行うことができ、シ
ステムの初期設定の時間を短縮するととともに、システ
ム効率の向上を図ることができる。
イスの初期化処理装置2−1〜2−5からの実行結果を
主メモリ4に反映しているので、各デバイスの初期化や
初期診断を独立に、しかも並行して行うことができ、シ
ステムの初期設定の時間を短縮するととともに、システ
ム効率の向上を図ることができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数のデバイスを含む情報処理装置のデバイス初期化・初
期診断システムにおいて、対応するデバイスの初期化及
び初期診断を各々独立に並行して行う複数の初期化処理
装置を複数のデバイス各々に対応して設け、複数の初期
化処理装置各々に初期化及び初期診断の実行を指示する
命令を発行するとともに、複数の初期化処理装置各々の
実行結果を処理するメイン初期化装置を備えることによ
って、システムの初期設定の時間を短縮することがで
き、システム効率を向上させることができるという効果
がある。
数のデバイスを含む情報処理装置のデバイス初期化・初
期診断システムにおいて、対応するデバイスの初期化及
び初期診断を各々独立に並行して行う複数の初期化処理
装置を複数のデバイス各々に対応して設け、複数の初期
化処理装置各々に初期化及び初期診断の実行を指示する
命令を発行するとともに、複数の初期化処理装置各々の
実行結果を処理するメイン初期化装置を備えることによ
って、システムの初期設定の時間を短縮することがで
き、システム効率を向上させることができるという効果
がある。
【図1】本発明の一実施例によるデバイス初期化・初期
診断装置の構成を示すブロック図である。
診断装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例によるデバイス初期化・初期
診断装置の動作を示すフロチャートである。
診断装置の動作を示すフロチャートである。
【図3】本発明の他の実施例によるデバイス初期化・初
期診断装置の構成を示すブロック図である。
期診断装置の構成を示すブロック図である。
【図4】従来の情報処理装置の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
1,8 メイン初期化装置 2−1〜2−5 初期化処理装置 3 CPU 4 メモリ 5 ビデオコントローラ 6,7 I/Oコントローラ 11,21−1〜21−5 コマンドデータ入出力部 12 データ記憶部 13 デバイス情報テーブル作成部 22−1〜22−5 初期化処理制御部 23−1〜23−5 初期診断制御部 24−1〜24−5 初期化処理データ記憶部 25 リソース要求制御部 81 リソース管理制御部
Claims (5)
- 【請求項1】 複数のデバイスを含む情報処理装置のデ
バイス初期化・初期診断システムであって、前記複数の
デバイス各々に対応して設けられかつ対応するデバイス
の初期化及び初期診断を各々独立に並行して行う複数の
初期化処理装置と、前記複数の初期化処理装置各々に前
記初期化及び初期診断の実行を指示する命令を発行しか
つ前記複数の初期化処理装置各々の実行結果を処理する
メイン初期化装置とを有することを特徴とするデバイス
初期化・初期診断システム。 - 【請求項2】 前記複数の初期化処理装置各々は、少な
くとも対応するデバイスの初期化用パラメータ及び初期
診断用データを予め記憶する初期化処理データ記憶手段
と、前記初期化処理データ記憶手段の前記初期化用パラ
メータを基に対応するデバイスの初期化を行う初期化処
理制御手段と、前記初期化処理データ記憶手段の前記初
期診断用データを基に対応するデバイスの初期診断を行
う初期診断制御手段とを少なくとも含むことを特徴とす
る請求項1記載のデバイス初期化・初期診断システム。 - 【請求項3】 前記メイン初期化装置は、前記複数の初
期化処理装置から送られてきた実行結果を基に前記複数
のデバイス各々の少なくともエラー情報及び現在の状態
をデバイス情報テーブルとして作成するデバイス情報テ
ーブル作成手段を含むことを特徴とする請求項1または
請求項2記載のデバイス初期化・初期診断システム。 - 【請求項4】 少なくともリソースの再配置を必要とす
るデバイスに対応して設けられかつ前記リソースの再配
置を要求する手段を含むことを特徴とする請求項1から
請求項3のいずれか記載のデバイス初期化・初期診断シ
ステム。 - 【請求項5】 前記メイン初期化装置は、前記リソース
の再配置の要求に応じて前記リソースを再配置しかつそ
の結果を基にリソース管理テーブルを作成する手段を含
むことを特徴とする請求項4記載のデバイス初期化・初
期診断システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10229597A JP2000057007A (ja) | 1998-08-14 | 1998-08-14 | デバイス初期化・初期診断システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10229597A JP2000057007A (ja) | 1998-08-14 | 1998-08-14 | デバイス初期化・初期診断システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000057007A true JP2000057007A (ja) | 2000-02-25 |
Family
ID=16894681
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10229597A Withdrawn JP2000057007A (ja) | 1998-08-14 | 1998-08-14 | デバイス初期化・初期診断システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000057007A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1890486A2 (en) * | 2006-08-14 | 2008-02-20 | Samsung Electronics Co., Ltd | Electronic apparatus and method for performing initialization using data localization |
JP2011175592A (ja) * | 2010-02-25 | 2011-09-08 | Sanyo Electric Co Ltd | 電子機器および電子機器の起動方法 |
-
1998
- 1998-08-14 JP JP10229597A patent/JP2000057007A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1890486A2 (en) * | 2006-08-14 | 2008-02-20 | Samsung Electronics Co., Ltd | Electronic apparatus and method for performing initialization using data localization |
EP1890486A3 (en) * | 2006-08-14 | 2008-05-14 | Samsung Electronics Co., Ltd | Electronic apparatus and method for performing initialization using data localization |
JP2011175592A (ja) * | 2010-02-25 | 2011-09-08 | Sanyo Electric Co Ltd | 電子機器および電子機器の起動方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5796941A (en) | Method for supervising software execution in a license restricted environment | |
US7574696B2 (en) | Multiprocessor application interface requiring no utilization of a multiprocessor operating system | |
AU2023200878B2 (en) | Method, apparatus and device for software testing, and compute-readable storage medium | |
JP2000057007A (ja) | デバイス初期化・初期診断システム | |
US20240330073A1 (en) | Arithmetic processing apparatus and arithmetic processing method | |
JP3317342B2 (ja) | クライアント・サーバ試験システム | |
JPH0350662A (ja) | 並列計算機の処理制御方式 | |
JPH10260850A (ja) | 仮想計算機システム | |
JPS6292045A (ja) | 初期プログラムロ−ド制御方式 | |
JPH0635813A (ja) | 電子計算機の診断方法 | |
JPH06110717A (ja) | 複合計算機システム | |
JP3087477B2 (ja) | コンピュータシステム | |
JPH0773278B2 (ja) | マルチプロセッサシステム | |
JP3126473B2 (ja) | コンピュータシステムの立ち上げ方法 | |
JPH02268354A (ja) | 診断装置 | |
JPH06161974A (ja) | マルチcpuボードの診断方法 | |
JP3099355B2 (ja) | 入出力処理装置 | |
JP3093746B2 (ja) | 試験プログラム実行装置および試験プログラム実行方法、並びに記録媒体 | |
JP2638290B2 (ja) | ジョブ入力処理装置 | |
JPH02239338A (ja) | マイクロプログラム制御装置のモジュール診断方式 | |
JPH02170219A (ja) | デバイスクロスコール制御方式 | |
JPS62257542A (ja) | 計算機システムの診断方法 | |
JPH06230843A (ja) | ハードウェア立ち上げ方式 | |
JPH0652482B2 (ja) | シーケンスコントローラ | |
JPS635790B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20051101 |