JP2000054866A - 電制スロットル式内燃機関のフェイルセーフ制御装置 - Google Patents

電制スロットル式内燃機関のフェイルセーフ制御装置

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JP2000054866A
JP2000054866A JP10222131A JP22213198A JP2000054866A JP 2000054866 A JP2000054866 A JP 2000054866A JP 10222131 A JP10222131 A JP 10222131A JP 22213198 A JP22213198 A JP 22213198A JP 2000054866 A JP2000054866 A JP 2000054866A
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憲一 町田
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    • Y02T10/40Engine management systems

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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】フル電制スロットルシステムにおいて、センサ
故障時のフェイルセーフ機能を向上する。 【解決手段】2個ずつのアクセル開度センサとスロット
ル開度センサの中の1個が故障した場合は、センサ一重
故障時リンプホーム許可フラグが1となり、通常は、残
る1個のセンサの検出値を用いてスロットル弁を所望の
開度に制御するが、大きな減速操作を行ってアイドルス
イッチ又はブレーキスイッチがONとなると、第2オア
回路32及び第3オア回路33がハイレベルとなり、ス
ロットルアクチュエータ駆動用のパワートランジスタ及
び駆動リレーがOFFとされてアクチュエータの通電が
停止され、スロットル弁が2つのスプリングでバランス
するデフォルト開度に保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸気系に介装され
たスロットル弁を目標開度になるようにアクチュエータ
で開閉する電制スロットルシステムを備える内燃機関に
関し、特にシステムを構成するセンサの異常時のフェイ
ルセーフ制御技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アクセル開度 (アクセルペダル踏
込み量) あるいはそれと機関回転速度等とに基づいて、
目標空気量が得られるようにスロットル弁の開度を電子
制御する電制スロットルシステムがある(特開平7−1
80570号公報等参照) 。かかる電制スロットルシス
テムの中でも、特に駆動系が故障した場合にアクセル操
作でスロットル弁をワイヤ等で機械的に連動するフェイ
ルセーフ機構を備えないもの(フル電制スロットルシス
テム) においては、例えば、以下のような方式が採用さ
れている。アクセル開度センサとスロットル開度センサ
とを2個ずつ備え、アクセル開度については2個の検出
値の中の小さい方を選択し(出力の過大防止のため) 、
スロットル弁開度については、主のスロットル開度の検
出値を用い場合によって2個の検出値の中の大きい方を
選択するようにしている(フィードバック制御により大
きい方を選択する方が小さい方向に補正されて出力の過
大を防止できるため) 。
【0003】そして、前記各センサの2個の中の1個が
故障した場合には、残る1個の故障に対する補償がない
ため、アクチュエータの出力を停止し、2個のスプリン
グ(リターンスプリング及びデフォルトスプリング) の
間にスロットル弁を連結してこれらスプリングのバラン
スする所定のデフォルト開度に保持させて、いわゆるリ
ンプホーム状態(最低限の出力で走行可能とする状態)
とするようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなフル電制スロットルシステムにおけるフェイルセー
フ方式では、1個のセンサが故障するだけで、少なくと
もその時点では正常な残りのセンサの検出値を利用する
ことなく強制的にフェイルセーフ開度に保持されてしま
い、例えば最大でも時速40Km程度でしか走行できない
という不都合があった。
【0005】本発明は、このような従来の課題に着目し
てなされたもので、低速でのリンプホーム状態を確保し
つつ、残り1個のセンサが正常な場合は、該センサの検
出値を用いて所望の速度で運転できるようにした電制ス
ロットル式内燃機関のフェイルセーフ制御装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため請求項1に係る
発明は、図1に示すように、アクセル開度を含む機関運
転条件に応じて吸気系に介装されたスロットル弁を目標
開度になるようにアクチュエータで開閉する電制スロッ
トルシステムを備えると共に、前記アクセル開度を検出
するアクセル開度センサと前記スロットル弁の開度を検
出するスロットル開度センサとを2個ずつ備えた電制ス
ロットル式内燃機関において、前記各センサの2個の中
の1個が故障したときに、残る1個のセンサの検出値を
用いてスロットル弁開度を制御する第1フェイルセーフ
手段と、前記各センサの2個の中の1個が故障したとき
に、前記各センサとは別系統のセンサにより機関を減速
させる操作を検出したときには、前記第1フェイルセー
フ手段の作動を停止し、スロットル弁を強制的に所定開
度に保持させる第2フェイルセーフ手段と、を含んで構
成したことを特徴とする。
【0007】かかる構成によると、アクセル開度センサ
とスロットル開度センサの2個ずつのセンサの中、1個
が故障したときに、通常は残るセンサの検出値に基づい
てアクセル開度に応じてスロットル弁を所望の目標開度
に制御し、所望の速度で運転することができる。また、
運転者の意志により機関を減速操作した場合には、該減
速操作を別系統のセンサによって検出してスロットル弁
を所定開度(デフォルト開度) に保持することにより、
一重故障時に別系統のセンサとの併用で二重の保証を確
保することができる。
【0008】また、請求項2に係る発明は、前記別系統
のセンサは、機関のアイドル状態を検出するアイドルス
イッチを含むことを特徴とする。かかる構成によると、
アクセルペダルを開放するなどのアイドル状態への減速
操作を行うことにより、アイドルスイッチがONとなっ
て該減速操作を検出することができる。
【0009】また、請求項3に係る発明は、前記別系統
のセンサは、ブレーキ操作状態を検出するブレーキスイ
ッチを含むことを特徴とする。かかる構成によると、ブ
レーキ操作によって減速操作を行うことにより、ブレー
キスイッチがONとなって該減速操作を検出することが
できる。
【0010】また、請求項4に係る発明は、前記第2フ
ェイルセーフ手段は、前記アクチュエータの駆動を停止
し、2つのスプリングの付勢力のバランスによってスロ
ットル弁を所定開度に保持させることを特徴とする。か
かる構成によると、通常は前記2つのスプリングを伸縮
させつつスロットル弁を所望の開度に制御できると共
に、アクチュエータの駆動を停止すると、2つのスプリ
ングの付勢力の静的なバランスによってスロットル弁を
所定開度に保持させることができる。
【0011】また、請求項5に係る発明は、前記第2フ
ェイルセーフ手段は、スロットル弁の目標開度を前記所
定開度に設定することによって、アクチュエータの駆動
によりスロットル弁を所定開度に保持させることを特徴
とする。かかる構成によると、一重故障時に減速操作を
行うと、スロットル弁の目標開度を所定開度に設定する
ことにより、アクチュエータの駆動によってスロットル
弁を前記所定開度に保持させることができる。但し、請
求項4に係る発明即ちアクチュエータの通電を停止する
構成と組み合わせてもよく、正常復帰した時に、その時
点のスロットル弁の目標開度が前記所定開度に一致して
いるので、該目標開度を初期値として変化させればよ
く、スロットル弁開度の急変を防止できる。
【0012】また、請求項6に係る発明は、前記各セン
サの2個の中の1個の故障は、該1個のセンサの故障が
所定時間継続したときに故障であると確定することを特
徴とする。かかる構成によると、過渡的なセンサの故障
を除去し、継続的な故障を確定することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図に基
づいて説明する。図2は、本発明の一実施形態のシステ
ム構成を示す。2個のアクセル開度センサ(APS) 1
A,1Bは、ドライバによって踏み込まれたアクセルペ
ダルの踏込み量(アクセル開度) を検出する。
【0014】クランク角センサ2は、単位クランク角毎
のポジション信号及び気筒行程位相差毎の基準信号を発
生し、前記ポジション信号の単位時間当りの発生数を計
測することにより、あるいは前記基準信号発生周期を計
測することにより、機関回転速度を検出できる。エアフ
ローメータ3は、機関4への吸入空気量 (単位時間当り
の吸入空気量=吸入空気流量) を検出する。
【0015】水温センサ5は、機関の冷却水温度を検出
する。機関4には、燃料噴射信号によって駆動し、燃料
を直接燃焼室内に噴射供給する燃料噴射弁6、燃焼室に
装着されて点火を行う点火栓7が設けられる。該燃焼室
内への直接噴射方式により、層状燃焼によるリーン化が
可能となり、空燃比を広範囲に可変制御することができ
る。
【0016】また、機関4の吸気通路8には、スロット
ル弁9が介装され、該スロットル弁9をその弁軸に連結
されたレバー10を介して駆動することによって弁開度
を電子制御可能なアクチュエータ11が備えられてい
る。前記レバー10には、両側にリターンスプリング1
2とデフォルトスプリング13が、連結されており、ア
クチュエータ11の通電をOFFとした状態では、前記
リターンスプリング12とデフォルトスプリング13と
の付勢力がバランスする位置でスロットル弁9が所定の
デフォルト開度に保持されるようになっている。また、
前記スロットル弁9には、該スロットル弁9の開度を検
出する2個のスロットル開度センサ14A,14Bが設
けられている。
【0017】排気通路15には、排気中の特定成分例え
ば酸素の濃度を検出することにより、燃焼混合気の空燃
比を検出する空燃比検出手段としての空燃比センサ16
が備えられる。さらに、運転者の減速操作検出のため、
前記アクセル開度センサ1A,1Bに付随してアイドル
状態(アクセルの略開放状態) を検出するアイドルスイ
ッチ17A,17Bが設けられ、かつ、ブレーキ操作を
検出するブレーキスイッチ18が儲けられる。
【0018】前記各種センサ類からの検出信号は、コン
トロールユニット19へ入力され、該コントロールユニ
ット19は、前記センサ類からの信号に基づいて検出さ
れる運転状態に応じて前記アクチュエータ11を駆動し
てスロットル弁9の開度を制御し、前記燃料噴射弁6を
駆動して燃料噴射量 (燃料供給量) を制御し、点火時期
を設定して該点火時期で前記点火栓7を点火させる制御
を行う。
【0019】次に、前記アクセル開度センサ1A,1B
(APS2) 及びスロットル開度センサ17A,17B
の故障診断及び故障時のフェイルセーフ制御について、
図3を参照して説明する。図において、アクセル開度セ
ンサ系統診断について説明すると、アクセル開度センサ
1A(1B) 出力診断では、オープン,ショートの故障
検出を行い、故障発生時にフラグAPS1CA(APS
2CA) を1にセットするが、過渡的な故障を除去する
ため、故障状態が所定のディレイ時間継続したときにフ
ラグAPS1NG(APS2NG) を1にセットして、
該アクセル開度センサ1A(1B)の故障を確定する。
なお、各フラグ(後述するフラグも含めて) を1にセッ
トしたときは、後述する各回路への出力がハイレベルで
あり、0にリセットされているときは各回路への出力が
ローレベルであるように設定されている。
【0020】また、アクセル開度センサ1Aと1Bとの
差が大きく不整合であるかの診断(APS不整合診断)
も行い、不整合であるときにフラグAPSXCAを1に
セットするが、この場合も過度的な不整合を除去するた
め、不整合状態が所定のディレイ時間継続したときにフ
ラグAPSXNGを1にセットして、不整合であると確
定する。
【0021】一方、スロットル開度センサ系統診断につ
いてもアクセル開度センサ系統診断の場合と同様であ
る。即ち、スロットル開度センサ14A(14B) のオ
ープン,ショートの故障検出を行い、故障発生時にフラ
グTPS1CA(TPS2CA) を1にセットするが、
該故障状態が所定のディレイ時間継続したときにフラグ
TPS1NG(TPS2NG) を1にセットして、該ス
ロットル開度センサ14A(14B) の故障を確定し、
スロットル開度センサ14Aと14Bとの差が大きく不
整合であるときにフラグTPSXCAを1にセットし、
該不整合状態が所定のディレイ時間継続したときにフラ
グTPSXNGを1にセットして、不整合であると確定
する。
【0022】そして、アクセル開度センサ系統について
は、3個のフラグAPS1NG,APS2NG,APS
XNGが共に0の場合(同系統の表の上から1番目) つ
まりアクセル開度センサ系統の診断結果が全て正常の場
合は、アクセル開度センサ1A,1Bの2つの検出値の
中、小さい値の方を選択(LOWER) する。また、ス
ロットル開度センサ系統については、3個のフラグTP
S1NG,TPS2NG,TPSXNGが共に0の場合
(同系統の表の上から1番目) は、一方のスロットル開
度センサ14Aの検出値TPO1を選択する。
【0023】そして、各系統共に、全て正常と診断され
ている場合はリンプホームの必要もないので、センサ一
重故障時リンプホーム許可フラグを0とし、パワトラオ
フフラグ,リレーオフフラグを0とし、したがって、両
系統共に、全て正常の場合は、アクチュエータ駆動用パ
ワートランジスタ,駆動用リレーが共にONとされ、ア
クチュエータ11が駆動されて、前記小さい方のアクセ
ル開度APOに基づいて設定された目標スロットル開度
となるように、スロットル弁9の開度が制御される。ま
た、この場合、第1オア回路31の出力はローレベルに
維持されるので、警告灯は点灯しない。
【0024】また、少なくとも一方の系統について、不
整合のフラグAPSXCA(TPSXCA) のみが1に
セットされているとき(各系統の表の2番目) は、いず
れのアクセル開度センサ1A,1B(スロットル開度セ
ンサ14A,14B) の検出値も信頼できないと判断
し、パワトラオフフラグ,リレーオフフラグを1とす
る。これにより、第1オア回路31がハイレベルとなっ
て警告灯が点灯されると共に、第2オア回路32,第3
オア回路33の出力がハイレベルとなって、アクチュエ
ータ駆動用パワートランジスタ,駆動用リレーが共にO
FFとされて、アクチュエータ11への通電が停止さ
れ、スロットル弁9を前記リターンスプリング12とデ
フォルトスプリング13との付勢力がバランスするデフ
ォルト開度に保持させ、必要最小限の速度(例えば時速
40Km) で走行させる。尚、以下の説明のように6個
のフラグAPS1NG,APS2NG,APSXNG,
TPS1NG,TPS2NG,TPSXNGの中の少な
くとも1つが1である場合は、第1オア回路31がハイ
レベルとなって警告灯が点灯されるので、以下では説明
を省略する。
【0025】次に、各系統についてフラグAPS1N
G,APS2NG(TPS1NG,TPS2NG) のい
ずれか1方が1つまりアクセル開度センサ1A,1B
(スロットル開度センサ14A,14B) の一方のみが
故障(一重故障) と診断されている場合(各系統の表の
3番目〜6番目) は、パワトラオフフラグ,リレーオフ
フラグは0とし、センサ一重故障時リンプホーム許可フ
ラグは1にセットし、アクセル開度APO(スロットル
開度TPO) については、故障と診断されていない側の
検出値、APS1又はAPS2(TPO1又はTPO
2) を選択する。
【0026】そして、アクセル開度センサ系統とスロッ
トル開度センサ系統の中の一方が全て正常で、他方が一
重故障である場合、及び2系統共に一重故障である場合
は、通常は、アクチュエータ11が駆動され、選択され
たアクセル開度APOに基づいて設定された目標スロッ
トル開度となるように、スロットル弁9の開度を制御す
ることができる。つまり、強制的にスロットル開度をデ
フォルト開度に保持されることなく、時速40Km程度
の低速に制限されることなく、所望の車速で走行するこ
とができる。
【0027】しかし、一重故障時において、運転者の意
志で減速操作を行った場合には、アクセルペダルを開放
することにより、アイドルスイッチ17A,17BがO
Nとされ、あるいは、ブレーキ操作を行ってブレーキス
イッチ18がONとされると、第4のオア回路34がハ
イレベルとなり、かつ、少なくとも一方の系統が一重故
障であるためセンサ一重故障時リンプホーム許可フラグ
が1となっているので、第5オア回路35の出力がハイ
レベルとなる。したがって、アンド回路36がハイレベ
ルとなり、第2オア回路32がハイレベルとなってアク
チュエータ11駆動用のパワートランジスタがOFFと
されて、アクチュエータ11への通電が停止され、スロ
ットル弁9を前記リターンスプリング12とデフォルト
スプリング13との付勢力がバランスするデフォルト開
度に保持させ、必要最小限の速度(例えば時速40K
m) で走行させる。
【0028】したがって、一重故障時に別系統のセンサ
との併用で二重の保証を確保することができる。また、
アクセル開度センサ1A,1B(スロットル開度センサ
14A,14B) が2個共に故障した場合は、正常なス
ロットル開度制御は望めないのでパワトラオフフラグ,
リレーオフフラグを共に1として、アクチュエータの通
電を停止して、スロットル弁9をデフォルト開度に保持
する。
【0029】なお、本実施の形態では、アクチュエータ
の駆動停止にパワートランジスタと駆動リレーを共にO
FFとする構成としたが、簡易的にはいずれか一方のみ
をOFFとする構成であってもよい。また、アイドルス
イッチONとブレーキスイッチONとのいずれか一方の
信号のみを用いてデフォルト開度に保持する構成として
もよい。
【0030】さらに、第2の実施の形態としては、図4
に示すように、デフォルト開度に保持するための構成
を、アクチュエータの通電をOFFする代わりに、スロ
ットル弁の目標開度をデフォルト開度として、アクチュ
エータを駆動してスロットル弁をデフォルト開度に維持
する構成としてもよい。また、これらを組み合わせても
よく、アクチュエータの通電OFF後、正常に復帰した
ときにスロットル弁の目標開度がデフォルト開度とされ
ていることにより、スロットル弁開度が急変することを
防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成・機能を示すブロック図。
【図2】本発明の一実施形態のシステム構成を示す図。
【図3】同上実施形態に係るアクセル開度センサとスロ
ットル開度センサの診断によるスロットル制御を示す回
路ブロック図。
【図4】同じく第2の実施形態に係るアクセル開度セン
サとスロットル開度センサの診断によるスロットル制御
を示す回路ブロック図。
【符号の説明】
1A,1B アクセル開度センサ 4 機関 9 スロットル弁 11 アクチュエータ 12 リターンスプリング 13 デフォルトスプリング 14A,14B スロットル開度センサ 17A,17B アイドルスイッチ 18 ブレーキスイッチ 19 コントロールユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 入山 正浩 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 野崎 幹生 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 Fターム(参考) 3G065 CA39 CA40 DA04 DA15 EA03 EA05 FA12 GA29 GA41 GA43 GA46 HA22 JA09 JA14 KA01 KA15 KA16 KA36 3G084 BA05 CA03 CA06 DA26 DA30 EA03 EA07 EB22 EC03 FA06 FA10 3G301 JB01 JB07 JB08 KA07 KA16 LA03 LC01 LC03 NA07 NA08 NB01 ND02 ND15 NE23 PA11A PA11B PA14B PF03B PF05B

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アクセル開度を含む機関運転条件に応じて
    吸気系に介装されたスロットル弁を目標開度になるよう
    にアクチュエータで開閉する電制スロットルシステムを
    備えると共に、前記アクセル開度を検出するアクセル開
    度センサと前記スロットル弁の開度を検出するスロット
    ル開度センサとを2個ずつ備えた電制スロットル式内燃
    機関において、 前記各センサの2個の中の1個が故障したときに、残る
    1個のセンサの検出値を用いてスロットル弁開度を制御
    する第1フェイルセーフ手段と、 前記各センサの2個の中の1個が故障したときに、前記
    各センサとは別系統のセンサにより機関を減速させる操
    作を検出したときには、前記第1フェイルセーフ手段の
    作動を停止し、スロットル弁を所定開度に保持させる第
    2フェイルセーフ手段と、 を含んで構成したことを特徴とする電制スロットル式内
    燃機関のフェイルセーフ制御装置。
  2. 【請求項2】前記別系統のセンサは、機関のアイドル状
    態を検出するアイドルスイッチを含むことを特徴とする
    請求項1に記載の電制スロットル式内燃機関のフェイル
    セーフ制御装置。
  3. 【請求項3】前記別系統のセンサは、ブレーキ操作状態
    を検出するブレーキスイッチを含むことを特徴とする請
    求項1又は請求項2に記載の電制スロットル式内燃機関
    のフェイルセーフ制御装置。
  4. 【請求項4】前記第2フェイルセーフ手段は、前記アク
    チュエータの駆動を停止し、2つのスプリングの付勢力
    のバランスによってスロットル弁を所定開度に保持させ
    ることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つ
    に記載の電制スロットル式内燃機関のフェイルセーフ制
    御装置。
  5. 【請求項5】前記第2フェイルセーフ手段は、スロット
    ル弁の目標開度を前記所定開度に設定することによっ
    て、アクチュエータの駆動によりスロットル弁を所定開
    度に保持させることを特徴とする請求項1〜請求項4の
    いずれか1つに記載の電制スロットル式内燃機関のフェ
    イルセーフ制御装置。
  6. 【請求項6】前記各センサの2個の中の1個の故障は、
    該1個のセンサの故障が所定時間継続したときに故障で
    あると確定することを特徴とする請求項1〜請求項5の
    いずれか1つに記載の電制スロットル式内燃機関のフェ
    イルセーフ制御装置。
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