JP2000054685A - 免震基礎 - Google Patents
免震基礎Info
- Publication number
- JP2000054685A JP2000054685A JP10237929A JP23792998A JP2000054685A JP 2000054685 A JP2000054685 A JP 2000054685A JP 10237929 A JP10237929 A JP 10237929A JP 23792998 A JP23792998 A JP 23792998A JP 2000054685 A JP2000054685 A JP 2000054685A
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- JP
- Japan
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- earthquake
- part structure
- case
- base isolation
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- Pending
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- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 小規模構造物に適した免震基礎。
【解決手段】本発明は、窪みのある凹型にへこんだ下部
構造とその形状に合わせた底面をもつ柱石で構成される
免震基礎。小規模の地震に対しては柱石の底面の突起部
が地震力に抵抗し、大規模の地震のに対しては、柱石が
水平方向にずれて免震効果を発揮する。
構造とその形状に合わせた底面をもつ柱石で構成される
免震基礎。小規模の地震に対しては柱石の底面の突起部
が地震力に抵抗し、大規模の地震のに対しては、柱石が
水平方向にずれて免震効果を発揮する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物等の地盤上
に構築される構造物の基礎であって、地震時に地盤から
の上部構造に伝わる大きな地震力を遮断することができ
る、小規模の構造物に適した免震基礎に関する。
に構築される構造物の基礎であって、地震時に地盤から
の上部構造に伝わる大きな地震力を遮断することができ
る、小規模の構造物に適した免震基礎に関する。
【０００２】
【従来の技術】下部構造に凹型の支承体を据えたものに
特開平５−３３２００８などがある。
特開平５−３３２００８などがある。
【０００３】凸状の振動吸収部材を用いたものに特開平
７−１８９５２６などがある。
７−１８９５２６などがある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】地震の規模の大小に応
じた免震装置はなく、また、想定外の大きな地震や鉛直
方向に振動する地震力に対しての免震効果のあるものは
少ない。
じた免震装置はなく、また、想定外の大きな地震や鉛直
方向に振動する地震力に対しての免震効果のあるものは
少ない。
【０００５】従来の免震装置は構造が複雑で製作・施工
・価格の面で困難であった。本発明は住宅等の小規模構
造物に適した安価な免震基礎を提案するものである。 ページ（２）
・価格の面で困難であった。本発明は住宅等の小規模構
造物に適した安価な免震基礎を提案するものである。 ページ（２）
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、半球状の窪み
のある凹型の下部構造とその形状に合わせた底面をもつ
柱石で構成されることを特徴とするものである。
のある凹型の下部構造とその形状に合わせた底面をもつ
柱石で構成されることを特徴とするものである。
【０００７】小規模の地震に対しては、柱石の底面の半
球状の突起部分が地震力に抵抗する。
球状の突起部分が地震力に抵抗する。
【０００８】大規模の地震に対しては、柱石が水平方向
にずれて免震効果を発揮する。このとき、柱石が下部構
造の凹型に沿って動くため、半球状の窪みから外れると
きに地震力を吸収効果がある。窪みの周縁部は柱石また
はそれ自身が破壊しない程度の曲率で滑らかに連続して
いる。
にずれて免震効果を発揮する。このとき、柱石が下部構
造の凹型に沿って動くため、半球状の窪みから外れると
きに地震力を吸収効果がある。窪みの周縁部は柱石また
はそれ自身が破壊しない程度の曲率で滑らかに連続して
いる。
【０００９】想定外の大規模地震に対しては、下部構造
の凹型部の周縁部が段差なく滑らかに水平に連続してい
るため、地震の振幅の範囲で、上部構造がどこまでも水
平方向に移動する。下部構造の凹型部は円形であるので
方向性を限定しない。
の凹型部の周縁部が段差なく滑らかに水平に連続してい
るため、地震の振幅の範囲で、上部構造がどこまでも水
平方向に移動する。下部構造の凹型部は円形であるので
方向性を限定しない。
【００１０】鉛直方向の振動に対しては、柱石が下部構
造の上で跳ねるような動きをして、地震力を吸収する。
柱石または下部構造は破壊しない程度の強度または弾力
性をもつ。
造の上で跳ねるような動きをして、地震力を吸収する。
柱石または下部構造は破壊しない程度の強度または弾力
性をもつ。
【００１１】
【発明の実施の形態】図１および図２は本発明の構造を
説明する図である。本発明は凹型の下部構造と柱石とで
構成される。
説明する図である。本発明は凹型の下部構造と柱石とで
構成される。
【００１２】図３は下部構造の凹型部を予め作り、後で
下部構造に打ち込む方法をとる。
下部構造に打ち込む方法をとる。
【００１３】図４は柱石の突起部または全部がゴム体で
形成されていることを示す。
形成されていることを示す。
【００１４】ページ（３）
【発明の効果】 本発明は簡単な部品で構成され、部品
の製作は容易であり、高度な施工技術を要求せず、結果
として低コストで実現できる。想定外の地震にも対応で
きるので地域を限定しない。
の製作は容易であり、高度な施工技術を要求せず、結果
として低コストで実現できる。想定外の地震にも対応で
きるので地域を限定しない。
【００１５】施工が容易であるため、既存建物の改修に
あたっても利用できる。
あたっても利用できる。
【図１】本発明の実施形態を示したアクソメ図である。
【図２】本発明の実施形態を示したもので、（ａ）は断
面図、（ｂ）は平面図である。
面図、（ｂ）は平面図である。
【図３】本発明の実施形態の変形例を示した断面図であ
る。
る。
【図４】本発明の実施形態の変形例を示した断面図であ
る。
る。
１コンクリート基礎（ベタ基礎） ２柱石 ３土台 ４柱 ５窪み ６予め作った基礎 ７ゴム体
Claims (3)
- 【請求項１】 中央が窪んだ凹型のへこみのある下
部構造に、その形状に合わせた底面をもつ柱石を載せ、
その柱石の上に上部構造を据えた構造で、地震時に柱石
が下部構造からずれることを特徴とする免震基礎。 - 【請求項２】 前記の下部構造の凹型部を予めつく
り、後で下部構造に打ち込んだ請求項１記載の免震基
礎。 - 【請求項３】 請求項１または請求項２において、
柱石の全てまたは半球状の突起部がゴム体で形成したこ
とを特徴とする免震基礎。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10237929A JP2000054685A (ja) | 1998-08-11 | 1998-08-11 | 免震基礎 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10237929A JP2000054685A (ja) | 1998-08-11 | 1998-08-11 | 免震基礎 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000054685A true JP2000054685A (ja) | 2000-02-22 |
Family
ID=17022556
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10237929A Pending JP2000054685A (ja) | 1998-08-11 | 1998-08-11 | 免震基礎 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000054685A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021183764A (ja) * | 2020-05-21 | 2021-12-02 | 株式会社Masa Labo | 免震構造 |
-
1998
- 1998-08-11 JP JP10237929A patent/JP2000054685A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021183764A (ja) * | 2020-05-21 | 2021-12-02 | 株式会社Masa Labo | 免震構造 |
| JP7083525B2 (ja) | 2020-05-21 | 2022-06-13 | 株式会社Masa Labo | 免震構造 |
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