JP2000054653A - 建 物 - Google Patents

建 物

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JP2000054653A
JP2000054653A JP10220654A JP22065498A JP2000054653A JP 2000054653 A JP2000054653 A JP 2000054653A JP 10220654 A JP10220654 A JP 10220654A JP 22065498 A JP22065498 A JP 22065498A JP 2000054653 A JP2000054653 A JP 2000054653A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
building
family room
room
sides
entrance
Prior art date
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Pending
Application number
JP10220654A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhiko Sakai
伸彦 堺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui House Ltd filed Critical Sekisui House Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建物の中央部分を括れた状態として、建物内
部の採光を確保し、さらに建物の中心に家族室を配置し
て、建物内のスムーズな動線を形成する。 【解決手段】 建物の左右両側の中央部分を陥没させて
庭1,2を形成し、中央部分の括れた居住空間と、その
両側の縦長の居住空間によって平面視形状をH型とした
建物Aであって、前記中央部分の括れた居住空間に家族
室9を配置し、前記家族室9の前方に玄関3を配置し、
前記家族室9の後方に連続してトイレ10を配置し、前
記家族室9の斜め四方に居住空間を配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建物に関し、特に、
建物の中央部分を括れた状態として、建物内部の採光を
確保し、さらに建物の中心に家族室を配置して、建物内
のスムーズな動線を形成した建物に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、住宅は住居部分の建物と、
庭、駐車場等の空地部分を有して構成され、リビングル
ーム、家族室等を南に面して配置し、明るい空間を形成
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リビン
グルーム、家族室等を南に面して配置すると、その他に
閉塞された空間が生じ、建物全体のバランス良い採光を
確保できないという問題があった。特に、敷地の方角、
建物の形状等によっては、北側に閉塞された空間が形成
されるという問題があった。本発明はかかる従来の問題
点を解決するためになされたものであって、その目的と
するところは、建物の中央部分を括れた状態として、建
物内部の採光を確保し、さらに建物の中心に家族室を配
置して、建物内のスムーズな動線を形成した建物を提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の手段として、本発明請求項1記載の建物では、建物の
左右両側の中央部分を陥没させて庭を形成し、中央部分
の括れた居住空間と、その両側の縦長の居住空間によっ
て建物の平面視形状をH型とした。このような構成とす
ることにより、建物の内部まで採光を確保することがで
きる。
【0005】請求項2記載の建物では、請求項1記載の
建物において、前記中央部分の括れた居住空間に家族室
を配置し、前記家族室の前方に玄関を配置し、前記家族
室の後方に連続してトイレを配置し、前記家族室の斜め
四方に居住空間を配置した。このような構成とすること
により、家族室を中心としてスムーズな動線を形成する
ことができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明の実施の形態1にか
かる建物の一階平面図、図2は本発明の実施の形態1に
かかる建物の二階平面図である。本発明の実施の形態1
にかかる建物Aは、図1、図2に示すように、中央部分
の括れた居住空間と、その両側の縦長の居住空間を有し
て構成され、建物の南側中央及び北側中央は陥没して庭
1,2が配置され、建物全体の平面視形状はH型となっ
ている。また、建物の両側の居住空間は南北方向に平行
に延び 該平行に延びた2本の居住空間の中央が連結さ
れ、建物の北側と南側には中央の庭とその両側の建物の
壁面が面し、東側と西側には一連の建物の壁面が面し、
東側の壁面の中央に玄関3が配置されている。
【0007】前記建物Aの一階には、東側中央の玄関3
と、該玄関3正面の階段4と、階段4の下の物置5と、
前記玄関3の北の収納6及びキッチン7と、前記玄関3
の南のリビングルーム8と、建物Aの中心に位置する家
族室9と、該家族室9の西のトイレ10、洗面所11、
浴室12と、該トイレ10、洗面所11、浴室12の両
側の和室13,14が配置されている。前記玄関3を入
ると正面に壁が配置され、壁の裏側に二階への階段4が
配置され、該階段4はカーブして二階に通じている。ま
た、玄関3を入って壁に突き当たって南に進むと、リビ
ングルーム8が配置され、玄関3とリビングルーム8の
空間は建具等の無い連続した構成となっている。
【0008】前記家族室9は東側の居住空間と西側の居
住空間を連結する通路の役目を有し、家族室9を中心に
左右の空間が連結され、南北は庭1,2に挟まれて外部
に面し、明るい空間となっている。また、家族室9の東
には階段4、玄関3が配置され、家族室9の西にはトイ
レ10、洗面所11、浴室12が配置され、家族室9の
北東にキッチン7、南東にリビングルーム8、南西に和
室14、北西に和室13が配置され、家族室9を中心に
斜め四方にそれぞれ居住空間が連続している。そのため
四隅の空間はそれぞれ隣接せずに分離され、プライバシ
ーの守られる構成となっている。
【0009】また、家族室9の西には壁15が配置さ
れ、壁15の裏側にトイレ10の入口が配置され、入口
を入ると、中に浴室12の入口が配置されている。前記
建物Aの二階には東に子供部屋16、中央に収納17、
西に寝室18、トイレ19が配置され、中央には南に面
してバルコニー20が配置されている。
【0010】次に、図3、図4に基づいて本発明の実施
の形態2にかかる建物Bについて説明する。尚、本実施
の形態において前記実施の形態1と同一の構成部分につ
いては同一の符号を付してその説明は省略する。本発明
の実施の形態2にかかる建物Bは、実施の形態1にかか
る建物Aにおいて、階段4を家族室9の北側に配置した
ものであり、その構造は、中央部分の括れた居住空間
と、その両側の縦長の居住空間を有して構成され、建物
Bの南側中央及び北側中央は陥没して庭1,2が配置さ
れ、建物B全体の平面視形状はH型となっている。
【0011】そして、中央の括れた居住空間には家族室
9が配置され、家族室9の北に隣接して二階への階段4
が配置されている。また、玄関3を入ると玄関ホール2
1が広がり、その正面には壁22が配置され、家族室9
との仕切りが形成されている。前記実施の形態1では、
玄関の正面に階段が配置されていたが、本実施の形態の
建物Bでは、階段4を家族室9の北に配置したので、玄
関ホール21を広く確保し、リビングルーム8と連続し
た広い空間が形成されている。前記階段4を上がると、
二階には東に子供部屋16、中央に寝室18、トイレ1
9、西にクローゼット23が配置されている。
【0012】以上、本発明の実施の形態を説明してきた
が、本発明の具体的な構成は本実施の形態に限定される
ものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更
等があっても本発明に含まれる。例えば、前記実施の形
態において説明した建物の方角は任意に設定することが
できる。また、前記実施の形態において説明した玄関、
キッチン、トイレ等の位置については任意に設定するこ
とができ、建物の平面視形状をH型にする構成であれば
本発明に含まれる。
【0013】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明請求項
1記載の建物においては、建物の左右両側の中央部分を
陥没させて庭を形成したので、庭によって建物内部の採
光が得られる。また、中央部分の括れた居住空間と、そ
の両側の縦長の居住空間によって建物の平面視形状をH
型としたので、動線が集中する中央に家族のコミニュテ
ィの場を配置することができる。また、多方向から採光
が得られるので、建物方向を任意に設定でき、建物内の
空間を自由に設定でき、多様なバリエーションを持つ建
物を形成することができる。
【0014】請求項2記載の建物においては、前記中央
部分の括れた居住空間に家族室を配置し、前記家族室の
前方に玄関を配置し、前記家族室の後方に連続してトイ
レを配置し、前記家族室の斜め四方に居住空間を配置し
たので、建物の四隅に周囲から独立したプライバシー性
のある生活空間が形成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1にかかる建物の一階平面図であ
る。
【図2】実施の形態1にかかる建物の二階平面図であ
る。
【図3】実施の形態2にかかる建物の一階平面図であ
る。
【図4】実施の形態2にかかる建物の二階平面図であ
る。
【符号の説明】
A 建物 B 建物 1 庭 2 庭 3 玄関 4 階段 5 物置 6 収納 7 キッチン 8 リビングルーム 9 家族室 10 トイレ 11 洗面所 12 浴室 13 和室 14 和室 15 壁 16 子供部屋 17 収納 18 寝室 19 トイレ 20 バルコニー 21 玄関ホール 22 壁 23 クローゼット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の左右両側の中央部分を陥没させて
    庭を形成し、 中央部分の括れた居住空間と、その両側の縦長の居住空
    間によって建物の平面視形状をH型としたことを特徴と
    する建物。
  2. 【請求項2】 前記中央部分の括れた居住空間に家族室
    を配置し、 前記家族室の前方に玄関を配置し、 前記家族室の後方に連続してトイレを配置し、 前記家族室の斜め四方に居住空間を配置したことを特徴
    とする請求項1記載の建物。
JP10220654A 1998-08-04 1998-08-04 建 物 Pending JP2000054653A (ja)

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JP10220654A JP2000054653A (ja) 1998-08-04 1998-08-04 建 物

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022167270A (ja) * 2021-04-23 2022-11-04 積水ハウス株式会社 住宅

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022167270A (ja) * 2021-04-23 2022-11-04 積水ハウス株式会社 住宅
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