JP2000054409A - 地下掘削空間外周部における逆打支柱の施工方法 - Google Patents

地下掘削空間外周部における逆打支柱の施工方法

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JP2000054409A
JP2000054409A JP10221754A JP22175498A JP2000054409A JP 2000054409 A JP2000054409 A JP 2000054409A JP 10221754 A JP10221754 A JP 10221754A JP 22175498 A JP22175498 A JP 22175498A JP 2000054409 A JP2000054409 A JP 2000054409A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地下掘削空間外周部における逆打支柱の施工
方法にあって、1階床梁を簡単かつ確実に支持するとと
もに、この支持位置を地下連続壁に極力近づけて、敷地
の利用率を拡大する。 【解決手段】 地下連続壁10で囲まれる領域P内に一
般部の逆打支柱12を打設した後、地下連続壁10内方
の地面を掘削して、露出した逆打支柱12に地下床梁1
4を順次支持しつつ上部から下部に向かって地下階を構
築する。地下階が構築される地下掘削空間Sの外周部に
配置される1階床梁外周支柱12aを、地下連続壁10
の上部、または、該地下連続壁10に平面T型を成して
一体化して構築される地下外周柱16の上部に根入れし
て支持し、この1階床梁外周支柱12aに1階床梁18
を支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、逆打工法を用いた
地下躯体の構築方法にあって、地下掘削空間外周部に配
置される逆打支柱を支持するための施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、地下階を構築するにあたって
特に軟弱地盤では、これに適する逆打工法が一般に適用
される。この逆打工法は図10に示すように、まず、地
下躯体の構築予定部分を囲繞して環状に地下連続壁1を
構築し、この地下連続壁1で囲まれる内方領域Pに、適
宜間隔をもって逆打支柱2を打設する。そして、逆打支
柱2の頂部間に1階床梁3を架設した後、地下連続壁1
の内方領域Pの地面を掘削して逆打支柱2を上部から露
出させ、この露出した逆打支柱2に図外の地下床梁を上
方階から下方階へと順次支持しつつ、上階から下階に向
かって地下階を構築するようになっている。
【0003】上記逆打支柱2は、これの下端部が場所打
ちコンクリート杭4内に埋設されて支持される。また、
上記1階床梁3および上記地下床梁の端部は、一般には
地下掘削空間外周部に配置される逆打支柱によって支持
されるが、特公平7−30564号公報(Int.Cl.E02D
27/10 )に開示されるように上記地下連続壁1に支持す
ることもできる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の逆打工法にあっては、地下連続壁1は地盤に一定
幅となる環状の深溝を形成し、この深溝内に配筋した後
に生コンクリートを打設して構築される。このため、地
下連続壁1の上部のコンクリートには、ベントナイト泥
水などのスライムが混入されて浮上されることになり、
通常はこのスライム混入部分をコンクリートの半硬化時
に除去することになる。従って、1階床梁3の端部を地
下連続壁1に支持しようとした場合、この地下連続壁1
の上部が除去されるため、該1階床梁3を該地下連続壁
1に直接支持させることはできなくなる。このため、1
階床梁3を地下連続壁1に支持するために、再度コンク
リートを積み直すなどの補修が必要となり、作業が複雑
になってしまう。
【0005】一方、上記1階床梁3を、図10中二点鎖
線で示すように地下掘削空間の外周部に配置される逆打
支柱2aによって支持しようとした場合、この逆打支柱
2aは上記地下連続壁1の近傍に打設されることにな
る。しかしこの場合、場所打ちコンクリート杭4aを地
下連続壁1の内側から所定距離L1 だけ離間して打設す
る必要があり、延いては、該場所打ちコンクリート杭4
a内に包含される上記逆打支柱2aは、該地下連続壁1
から大きな距離L2 (L2 >L1 )だけ離間されること
になる。
【0006】従って、構築しようとする地下躯体は、外
周部の逆打支柱2aを地下連続壁1より大きく内方に入
れて打設せざるを得ず、延いては、地下躯体およびこの
地下躯体の上方に構築される地上架構にあっても、地下
連続壁1で囲繞される面積より大幅に狭くなり、敷地空
間の有効利用が阻害される。このため、少なくとも地上
架構を地下連続壁1の領域まで広げて敷地を有効利用す
るためには、構造上の偏心処理が必要となり、必然的に
建設費用が嵩み、かつ、工期も長期化されてしまうとい
う課題があった。
【0007】そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑み
て成されたもので、1階床梁を簡単かつ確実に支持する
とともに、この支持位置を地下連続壁に極力近づけて、
敷地の利用率を拡大することができる、地下掘削空間外
周部における逆打支柱の施工方法を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明の請求項1に示す地下掘削空間外周部にお
ける逆打支柱の施工方法は、地下躯体の構築予定部分を
囲繞して地下連続壁を構築し、この地下連続壁で囲まれ
る領域内に逆打支柱を打設した後、該地下連続壁内方の
地面を掘削して、露出した該逆打支柱に地下床梁を順次
支持しつつ上部から下部に向かって地下階を構築する逆
打ち工法にあって、上記地下連続壁の上部、または、該
地下連続壁に平面T型を成して一体化されて構築される
鉄筋コンクリートの地下外周柱の上部に、1階床梁外周
支柱を根入れして支持し、この1階床梁外周支柱に1階
床梁を支持させることを特徴とする。
【0009】また、本発明の請求項2に示す地下掘削空
間外周部における逆打支柱の施工方法は、前記請求項1
において、1階床梁外周支柱の近傍の地下連続壁内また
は地下外周柱内に縦方向のPC鋼線を埋設し、コンクリ
ート硬化後にプレストレスを導入したことを特徴とす
る。
【0010】更に、本発明の請求項3に示す地下掘削空
間外周部における逆打支柱の施工方法は、前記請求項1
または2において、1階床梁外周支柱の根入れ部分にス
タッドジベルを形成したことを特徴とする。
【0011】更にまた、本発明の請求項4に示す 地下
掘削空間外周部における逆打支柱の施工方法は、地下躯
体の構築予定部分を囲繞して地下連続壁を構築し、この
地下連続壁で囲まれる領域内に逆打支柱を打設した後、
該地下連続壁内方の地面を掘削して、露出した該逆打支
柱に地下床梁を順次支持しつつ上部から下部に向かって
地下階を構築する逆打ち工法にあって、上記地下連続壁
の上部、または、該地下連続壁に平面T型を成して一体
化されて構築される鉄筋コンクリートの地下外周柱の上
部に、1階床梁を支持させ、上記地下外周柱の下端部に
拡底部を形成して上記地下連続壁の先端根入れ深さとは
独立させて砂礫層を代表とする支持地盤に根入れし、該
地下連続壁の下端は不透水層に根入れしたことを特徴と
する。
【0012】以上の構成により本発明の地下掘削空間外
周部における逆打支柱の施工方法の作用を以下述べる
と、請求項1では地下掘削空間の外周部に配置される1
階床梁外周支柱によって1階床梁の端部を支持する方法
が採られ、地下連続壁の上部、または、該地下連続壁に
平面T型を成して一体化して構築される地下外周柱の上
部に、上記1階床梁外周支柱を根入れして支持するよう
にしたので、該1階床梁外周支柱は地下連続壁に直接根
入れした場合には、地下躯体を地下連続壁までの全領域
に構築することができ、延いては、敷地を有効利用する
ことができる。また、上記1階床梁外周支柱を地下外周
柱に根入れする場合にも、該地下外周柱が地下連続壁に
一体化されたものであるため、該地下連続壁に近づけて
1階床梁外周支柱を根入れすることができ、この場合に
あっても敷地の更なる有効利用を図ることができる。ま
た、地震力を受けたときに発生する建物外周柱の大きな
引き抜き力に耐える構造を維持しつつ、一般部の逆打支
柱のように高価な鋼製の支柱を基礎から立設する場合に
比べ、鋼材の使用を少なくすることができ、資材の節約
となる。
【0013】また、請求項2では、1階床梁外周支柱の
近傍の地下連続壁内または地下外周柱内に縦方向のPC
鋼線を埋設し、コンクリート硬化後にプレストレスを導
入したので、地震力を受けたときに発生する建物外周柱
の大きな引き抜き力に伴って生ずる引張力に起因した地
下連続壁または地下外周柱のコンクリートの損傷を防ぐ
ことができる。
【0014】更に、請求項3では、上記1階床梁外周支
柱の根入れ部分にスタッドジベルを形成したので、該ス
タッドジベルがアンカーとしてコンクリート内に埋設さ
れるため、1階床梁外周支柱の根入れ部分の結合強度を
大幅に増大することができ、延いては、この根入れ部分
を短くして1階床梁外周支柱自体の短縮化を図ることが
できる。
【0015】更にまた、請求項4では、地下連続壁の上
部、または、該地下連続壁に平面T型を成して一体化さ
れて構築される鉄筋コンクリートの地下外周柱の上部
に、1階床梁を支持する方法が採られ、地下外周柱の下
端部に拡底部を形成して、この拡底部を、上記地下連続
壁の先端根入れ深さとは独立させて、砂礫層を代表とす
る支持地盤に根入れし、該地下連続壁の下端は不透水層
に根入れしたので、工事中および竣工後の支持力を合理
的に確保することができる。また、地下外周柱の下端部
に拡底部を形成したので、地下外周柱の支持力を地下連
続壁に依存することなく確保でき、したがって地下連続
壁の止水機能および支持機能を満たしつつ資材の節約を
図ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面を参照して詳細に説明する。図1から図9は本発明の
地下掘削空間外周部における逆打支柱の施工方法を示
し、図1は地下掘削空間の外周部分を示す断面図、図2
は地下連続壁を示す平面図、図3は図1中のA−A線か
らの拡大断面図、図4は地下連続壁と地下外周柱との関
係を(a),(b)にそれぞれ示す斜視図、図5は地下
外周柱と地盤との関係を(a),(b)にそれぞれ示す
断面図、図6は地下掘削空間外周部の逆打支柱の埋設時
の支持状態を示す説明図、図7は1階床梁の取付け部分
を(a)〜(c)に順を追って示す断面図、図8は1階
床梁および地下階の床梁の取付け部分を示す断面図、図
9は図8中B部に対応する箇所の床梁の接続部分を示す
断面図である。
【0017】本発明の地下掘削空間外周部における逆打
支柱の施工方法の基本とするところは、図1に示すよう
に地下躯体の構築予定部分を囲繞して地下連続壁10を
構築し、この地下連続壁10で囲まれる領域P内に一般
部の逆打支柱12を打設した後、該地下連続壁10内方
の地面を掘削して、露出した該逆打支柱12に地下床梁
14を順次支持しつつ上部から下部に向かって地下階を
構築する。そして、該地下階が構築される地下掘削空間
Sの外周部に配置される1階床梁外周支柱12aを、上
記地下連続壁10の上部、または、該地下連続壁10に
平面T型を成して一体化して構築される地下外周柱16
の上部に根入れして支持し、この1階床梁外周支柱12
aに1階床梁18を支持させる。
【0018】即ち、上記地下連続壁10は、図2に示す
ように地下躯体を構築しようとする領域を囲繞して環状
(本実施形態では矩形状)に配置される。この地下連続
壁10は、図1に示したように地面Gに所定幅を持った
深溝20を掘削し、この深溝20内に配筋した後、生コ
ンクリートを打設して構築される。
【0019】また、本実施形態では地下連続壁10の構
築時に同時に上記地下外周柱16が構築される。この地
下外周柱16は、図3に示すように上記深溝20の内側
からT字状の空間断面を構成するように該深溝20に連
続して矩形穴20aを掘削してあり、この矩形穴20a
と上記深溝20に跨って鉄筋籠22を挿入して、上記深
溝20に打設した生コンクリートが充填されることによ
り構築される。従って、上記地下外周柱16は地下連続
壁10の内側に平面T型を成して一体に突設され、これ
ら地下連続壁10と地下外周柱16とによってT型RC
連壁24が構成される。
【0020】上記地下外周柱16は、図4(a)または
(b)に示すように下端部に拡底部16aが形成され
る。また、工事中および工事竣工後の地下外周柱16の
鉛直荷重は、外周土留め壁となる上記地下連続壁10と
同一レベルで砂礫質地盤に支持させる方法もあるが、T
型RC連壁24では図5(a),(b)に示すように地
下連続壁10と地下外周柱16の深さを異ならせて、地
下外周柱16のみを砂礫層等の支持地盤に支持させて、
その他の部分は止水壁として必要とされる粘性土層に根
入れする。同図(a)では地下外周柱16を不透水層以
浅に支持させた場合を示し、かつ、同図(b)では地下
外周柱16を不透水層以深に支持させた場合を示す。一
方、図1に示すように上記一般部の逆打支柱12は、下
端部が建物の基礎底以深にある場所打ちコンクリート杭
26に埋設して支持され、この埋設部分の逆打支柱12
外周にスタッドジベル28が形成される。
【0021】ここで、上記外周部の1階床梁外周支柱1
2aは、これの下端部を上記地下外周柱16の頂部に埋
設して支持するようになっている。該1階床梁外周支柱
12aの地下外周柱16への埋設深さは、1階床梁18
からの応力を地下躯体に安全かつ確実に伝達される長さ
であれば良く、通常は地下1階分または地下2階分程度
となる。また、上記1階床梁外周支柱12aの埋設部分
にはスタッドジベル30が形成され、1階床梁外周支柱
12aの埋設強度を高めるようになっている。
【0022】更に、建物が地震力などの水平力を受けて
地下外周柱16に大きな引き抜き力が発生する場合は、
上記1階床梁外周支柱12aの定着されている外周柱1
6にもコンクリートの引張強度を超える応力が発生する
ことがあり、T型RC連壁24の施工時にPC鋼線を配
置しておき、コンクリート硬化後にこの引張力による損
傷を防止するために地下外周柱にプレストレスを導入し
て構造安全性の確保を図ることが望ましい。
【0023】上記1階床梁外周支柱12aの埋設は、図
3及び図6に示すように上記T型RC連壁24を構築す
るために地面Gに深溝20および矩形穴20aを掘削
し、かつ、深溝20に鉄筋および矩形穴20aに鉄筋籠
22を配筋した段階で、これら深溝20および矩形穴2
0aの上方に位置して、レベル調整ジャッキ32および
固定治具34を搭載した架台36を地面G上に設置す
る。そして、この架台36に上記1階床梁外周支柱12
aを所定高さかつ鉛直に保持し、この状態で生コンクリ
ートを深溝20および矩形穴20aに打設するようにな
っている。また、長尺となる一般部の逆打支柱12にあ
っても、同様に架台36を用いて鉛直に保持した状態
で、下端部に場所打ちコンクリート杭26の生コンクリ
ートが打設される。
【0024】また、上記1階床梁外周支柱12aには図
7(a)〜(c)に示すように1階床梁18が結合され
る。まず、同図(a)に示すように上記T型RC連壁2
4の上部のスライム混入部分のコンクリートを半硬化状
態で除去し、そして、T型RC連壁24のコンクリート
が硬化した後に、同図(b)に示すようにこのコンクリ
ート除去部分に上記1階床梁18の梁鉄筋18aを配置
して、この梁鉄筋18aの端部を上記1階床梁外周支柱
12aに溶接やボルト,ナットなどを介して結合する。
そして、梁鉄筋18aの外側に梁主筋38やフープ筋4
0を配筋するとともに、図外の梁型枠や床下面を覆うデ
ッキプレートおよび床鉄筋などを配置した後、生コンク
リートを打設することにより、同図(c)に示すように
上記1階床梁18が構築される。
【0025】更に、図8に示すように地下1階以下の地
下階床梁14の端部が上記T型RC連壁24に結合され
るが、この地下階床梁14の接続部分は図9に示すよう
にT型RC連壁24にカップラー付きの定着筋42を埋
設しておき、この定着筋42に地下階床梁の主筋を接続
するようになっている。また、エンクロ溶接ができるよ
うにT型RC連壁24をはつり出して,NKE溶接法な
どで溶接することもできる。
【0026】従って、本実施形態の地下掘削空間外周部
における逆打支柱の施工方法にあっては、1階床梁18
の端部を支持する1階床梁外周支柱12aを、T型RC
連壁24の地下外周柱16の上部に根入れして支持する
ようにしたので、該地下外周柱16が地下連続壁10に
一体化されたものであるため、これら地下外周柱16と
地下連続壁10との間に隙間を設ける必要が無いことか
ら、1階床梁外周支柱12aを該地下連続壁10に限り
なく近づけて根入れすることができる。
【0027】このため、上記1階床梁外周支柱12aを
外周端として構築される地下躯体およびこの地下躯体の
上方に構築される地上躯体を、地下連続壁10で囲繞さ
れる領域の略全域に近づけて構築することができ、敷地
の有効利用を極力図ることができる。また、地上外壁面
の敷地境界に対する位置設定の自由度が増加するだけで
なく、地下外周柱16の土留め壁内面からの突き出し長
さが小さくなり、地下有効空間の増大が可能となる。
【0028】ところで、上記T型RC連壁24は、鉄筋
コンクリート造の地下外周柱16と一体化されており、
この地下外周柱16は下部に拡底部16aが形成され
て、上記1階床梁外周支柱12aを支持する支持杭とし
ての機能を併せ持っているので、該1階床梁外周支柱1
2aは通常部の逆打支柱12のように基礎底以深の場所
打ちコンクリート杭26に根入れするような長尺とする
必要が無くなる。即ち、1階床梁外周支柱12aは1階
床梁18を介して入力される地上躯体の荷重を、地下躯
体コンクリートに適切に伝達できる長さがあれば良く、
この長さは十分に小さくできるため、施工の簡略化や鉄
骨工事費の低減が可能となる。
【0029】特に、本実施形態のように上記1階床梁外
周支柱12aの根入れ部分にスタッドジベル30を形成
したことにより、鉄筋籠22およびコンクリートによっ
て1階床梁外周支柱12aを強固に拘束して、これの支
持強度を著しく向上し、延いては、1階床梁18の端部
の支持を確実に行うことができるとともに、該1階床梁
外周支柱12aを更に短縮化することができる。また、
鉄筋籠22およびコンクリートによって1階床梁外周支
柱12aを強固に拘束して、これの支持強度を著しく向
上し、延いては、1階床梁18端部の支持を確実に行う
ことができる。
【0030】また、上記1階床梁外周支柱12aの根入
れ位置は、地下外周柱16と地下連続壁10とに跨って
配置される鉄筋籠22の中で、地下連続壁10に対して
適宜位置に設定することができるので、建築計画や構造
計画に無理を強いることなく、敷地空間の有効利用を図
ることができる。
【0031】ところで、上記T型RC連壁24に1階床
梁外周支柱12aに作用する鉛直荷重に対する必要な支
持力を確保させるためには、不透水層以深の砂礫層に代
表されるような支持層に根入れすることも考えられる
が、相当のコスト高を招いてしまう。これ故、地下外周
柱16の拡底部16aのみを不透水層または以深の支持
層に根入れするようにすることで、地下外周柱16の支
持力を地下連続壁10に依存することなく確保でき、コ
スト増を防ぐことができる。尚、上記拡底部16aは必
要に応じて先端拡低掘削を行い、突出部の断面の縮小ま
たは支持耐力の増加を図ることができる。
【0032】また、上記T型RC連壁24の地下外周柱
16の拡底部16aを、止水機能から設定される地下連
続壁10の先端根入れ深さとは独立させて、不透水層以
深あるいは以浅の砂礫層を代表とする支持地盤に根入れ
させ、地下連続壁10の下端部は不透水層に根入れする
ことにより、地下連続壁10の止水機能及び地下外周柱
16の支持機能を満たしつつ資材の節約が図れ、工事中
および竣工後の支持力を合理的に確保することができ
る。更に、上記1階床梁外周支柱12aの根入れ部分に
スタッドジベル30を形成したので、該スタッドジベル
30がアンカーとしてコンクリート内に埋設されるた
め、1階床梁外周支柱12aの根入れ部分の結合強度を
大幅に増大することができ、延いては、この根入れ部分
を短くして1階床梁外周支柱12a自体の短縮化を図る
ことができる。
【0033】ところで、上述した実施形態では1階床梁
外周支柱12aをT型RC連壁24の地下外周柱16に
支持させる場合を開示したが、これに限ることなく地下
連続壁10に下部を根入れして支持させた場合には、該
1階床梁外周支柱12aを更に外周側に配置できるた
め、敷地の更なる有効利用を図ることができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
示す地下掘削空間外周部における逆打支柱の施工方法に
あっては、1階床梁の端部を支持する1階床梁外周支柱
を、地下連続壁の上部、または、該地下連続壁に平面T
型を成して一体化されて構築される地下外周柱の上部に
根入れして支持するようにしたので、該1階床梁外周支
柱をより外周に配置できるため、地下躯体を構築する際
の敷地の有効利用を図ることができる。即ち、1階床梁
外周支柱を地下連続壁に直接根入れした場合には、地下
躯体を地下連続壁までの全領域に構築できるとともに、
1階床梁外周支柱を地下外周柱に根入れした場合には、
該地下外周柱が地下連続壁に一体化されたものであるた
め、該地下連続壁に極力近づけて1階床梁外周支柱を根
入れできるため、地下躯体の外周を地下連続壁の近傍ま
で広げることができる。
【0035】また、地震力を受けたときに発生する建物
外周柱の大きな引き抜き力に耐える構造を維持しつつ、
一般部の逆打支柱のように高価な鋼製の支柱を基礎から
立設する場合に比べ、鋼材の使用を少なくすることがで
き、資材の節約となる。
【0036】また、請求項2では、1階床梁外周支柱の
近傍の地下連続壁内または地下外周柱内に縦方向のPC
鋼線を埋設し、コンクリート硬化後にプレストレスを導
入したので、地震力を受けたときに発生する建物外周柱
の大きな引き抜き力に伴って生ずる引張力に起因した地
下連続壁または地下外周柱のコンクリートの損傷を防ぐ
ことができる。
【0037】更に、請求項3では、上記1階床梁外周支
柱の根入れ部分にスタッドジベルを形成したので、該ス
タッドジベルがアンカーとしてコンクリート内に埋設さ
れるため、1階床梁外周支柱の根入れ部分の結合強度を
大幅に増大することができ、延いては、この根入れ部分
を短くして1階床梁外周支柱自体の短縮化を図ることが
できる。
【0038】更にまた、請求項4では、地下連続壁の上
部、または、該地下連続壁に平面T型を成して一体化さ
れて構築される鉄筋コンクリートの地下外周柱の上部
に、1階床梁を支持し、地下外周柱の下端部には拡底部
を形成してこの拡底部を上記地下連続壁の先端根入れ深
さとは独立させて、砂礫層を代表とする支持地盤に根入
れし、該地下連続壁の下端は不透水層に根入れしたの
で、工事中および竣工後の支持力を合理的に確保するこ
とができる。また、地下外周柱の下端部に拡底部を形成
したので、地下外周柱の支持力を地下連続壁に依存する
ことなく確保でき、したがって地下連続壁の止水機能お
よび支持機能を満たしつつ資材の節約を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す地下掘削空間の外周
部分の断面図である。
【図2】本発明の一実施形態を示す地下連続壁の平面図
である。
【図3】本発明の一実施形態を示す図1中のA−A線か
らの拡大断面図である。
【図4】本発明の一実施形態の地下連続壁と地下外周柱
との関係を(a),(b)にそれぞれ示す斜視図であ
る。
【図5】本発明の一実施形態の地下外周柱と地盤との関
係を(a),(b)にそれぞれ示す断面図である。
【図6】本発明の一実施形態の地下掘削空間外周部の逆
打支柱の埋設時の支持状態を示す説明図である。
【図7】本発明の一実施形態の1階床梁の取付け部分を
(a)〜(c)に順を追って示す断面図である。
【図8】本発明の一実施形態の1階床梁および地下階の
床梁の取付け部分を示す断面図である。
【図9】本発明の一実施形態の図8中B部に対応する箇
所の床梁の接続部分を示す断面図である。
【図10】従来の逆打工法の一例を示す要部断面図であ
る。
【符号の説明】
10 地下連続壁10 12 一般部の逆打支柱 12a 1階床梁外周支柱 14 地下床梁 16 地下外周柱 16a 拡底部 18 1階床梁 22 鉄筋籠 24 T型RC連壁 30 スタッドジベル 40 地下階床梁 S 地下掘削空間 G 地面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地下躯体の構築予定部分を囲繞して地下
    連続壁を構築し、この地下連続壁で囲まれる領域内に逆
    打支柱を打設した後、該地下連続壁内方の地面を掘削し
    て、露出した該逆打支柱に地下床梁を順次支持しつつ上
    部から下部に向かって地下階を構築する逆打ち工法にあ
    って、 上記地下連続壁の上部、または、該地下連続壁に平面T
    型を成して一体化されて構築される鉄筋コンクリートの
    地下外周柱の上部に、1階床梁外周支柱を根入れして支
    持し、この1階床梁外周支柱に1階床梁を支持させるこ
    とを特徴とする地下掘削空間外周部における逆打支柱の
    施工方法。
  2. 【請求項2】 前記1階床梁外周支柱の近傍の地下連続
    壁内または地下外周柱内に縦方向のPC鋼線を埋設し、
    コンクリート硬化後にプレストレスを導入したことを特
    徴とする請求項1に記載の地下掘削空間外周部における
    逆打支柱の施工方法。
  3. 【請求項3】 前記1階床梁外周支柱の根入れ部分にス
    タッドジベルを形成したことを特徴とする請求項1また
    は2に記載の地下掘削空間外周部における逆打支柱の施
    工方法。
  4. 【請求項4】 地下躯体の構築予定部分を囲繞して地下
    連続壁を構築し、この地下連続壁で囲まれる領域内に逆
    打支柱を打設した後、該地下連続壁内方の地面を掘削し
    て、露出した該逆打支柱に地下床梁を順次支持しつつ上
    部から下部に向かって地下階を構築する逆打ち工法にあ
    って、 上記地下連続壁の上部、または、該地下連続壁に平面T
    型を成して一体化されて構築される鉄筋コンクリートの
    地下外周柱の上部に、1階床梁を支持させ、上記地下外
    周柱の下端部に拡底部を形成して上記地下連続壁の先端
    根入れ深さとは独立させて砂礫層を代表とする支持地盤
    に根入れし、該地下連続壁の下端は不透水層に根入れし
    たことを特徴とする地下掘削空間外周部における逆打支
    柱の施工方法。
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