JP2000053395A - 自動搬送装置 - Google Patents

自動搬送装置

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JP2000053395A
JP2000053395A JP10223981A JP22398198A JP2000053395A JP 2000053395 A JP2000053395 A JP 2000053395A JP 10223981 A JP10223981 A JP 10223981A JP 22398198 A JP22398198 A JP 22398198A JP 2000053395 A JP2000053395 A JP 2000053395A
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JP10223981A
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English (en)
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Tetsuya Katsumata
徹哉 勝俣
Masakazu Ozaki
真和 小崎
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビル建築現場における資材搬送車を自動化す
る際、従来の走行テープ誘導方式では、テープが汚れ
る、走行路変更時には張り替えが必要等の問題があっ
た。この結果作業フロアー自体が作業工程に応じて変化
するビル建設現場の仕上げ工程では、資材搬送車の利用
効率が上がらないという問題点があった。 【解決手段】 移設が楽なマーカを作業フロアーの経路
上の旋回地点や荷取り、荷降ろし地点等に配置し、自走
台車上の撮像器によりこのマーカを撮像し、画像処理に
より動作指示を認識することで、経路を自律的に設定し
自走台車を制御することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばビル建築
現場における建設資材搬送のような搬送作業の自動化に
関し、特に水平搬送プロセスを自動化するための自動搬
送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の装置としては、例えば三
菱重工技報Vol.29 No.5P.424〜P.4
27に紹介されているようなものがある。この文献に
は、水平搬送、垂直搬送と搬送プロセス全般に渡って記
述されているが、ここでは水平搬送プロセスに注目して
従来の自動化技術を分析する。図12は上記文献掲載の
自走台車の内、水平搬送機能を中心に抜き出し簡略化し
た自走台車を示す図である。図12において、1は自走
台車、2は無線機、3は走行トレースセンサ、4は作業
フロアーの床面に貼られた走行テープである。図13は
従来の自動化された水平搬送の運用形態図である。図1
3において、1、2は図12と同じである。5は作業フ
ロアーの柱、6は垂直搬送用の仮設エレベータ、7は作
業フロアー、8は作業フロアーに設けられた搬送経路、
9は工事用器材等の障害物、10は自走台車の走行の障
害となる段差、11は窓用ガラス等の障害物、12は床
面に配設されている床開口、13は壁用軽量コンクリー
ト板等の障害物、14は搬送対象の資材、15は自走台
車1を制御するためのコンピュータ、16は自走台車1
に制御信号を送るための無線機、17はコンピュータ1
5の出力を表示するCRT、18はコンピュータ15へ
の入力をするためのテンキー、19はコンピュータ1
5、無線機16、CRT17、テンキー18を一体化し
た制御コンソールであり、これは通常地上階の制御室等
に設置される。図14は制御部の構成を示すブロック図
である。図14において、1、2、15〜19は図13
と同じである。
【0003】次に図13の運用形態図及び図14のブロ
ック図により運用について説明する。仮設エレベータ6
で作業フロアー7へと垂直搬送された資材14は、エレ
ベータ前にて作業員により自走台車1の荷台へ荷取りさ
れる。荷が積載された自走台車1はコンピュータ15の
指示に従って荷を降ろす位置まで、図12記載の走行テ
ープ4に誘導されて移動する。移動する際には走行テー
プ4からの光の反射を図12記載の走行トレースセンサ
3で検知し、自走台車1の走行テープ4からの逸脱状況
を判断する。その逸脱量に応じて左右の車輪をステアリ
ング制御することで逸脱を修正し、床面に貼られた走行
テープ4に沿って走行する。
【0004】地上階に設置された制御コンソール19内
のコンピュータ15からの指令は無線機16で自走台車
1に送られる。又、逆に自走台車1からも必要な信号が
無線機2及び無線機16を介してコンピュータ15に送
られる。コンピュータ15には事前に各階フロアーのレ
イアウトや、荷取り・荷降ろし場所等の位置を登録して
おく。コンピュータ15はテンキー18からの搬送指令
入力にしたがって、必要のつど記憶情報をとりだし、入
力と照らし合わせて自走台車1の運行を制御する。自走
台車1からの荷取りあるいは荷降ろし状況データや作業
完了データなどはCRT17上に表示される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置は以上のよ
うに構成されているため、自走台車誘導用の走行テープ
4が必須のものである。ところが、ビル建設現場の床面
を施工する際には走行テープを外す必要があり、ビル建
設現場の仕上げ工程のうち、限られた工程にしか使えな
いという課題があった。さらにまた、自走台車は走行テ
ープ上しか追従走行出来ないため、荷取り及び荷降ろし
作業場所が走行テープ貼り付けルートに限定されるとい
う拘束があり、搬送計画立案に際し柔軟性に欠けるとい
う課題もあった。この結果作業フロアー自体が作業工程
に応じて刻一刻と変化するビル建設現場の仕上げ工程で
は、自走台車の利用効率が上がらないという問題点があ
った。さらにまた、自走台車が資材を荷取りする際に
も、作業員や特別な荷取り装置が必要になるという問題
点があった。
【0006】このような従来例の使用工程や搬送計画に
関する課題についての一つの改善策として、特願平8−
39216が提案されているが、自走台車の荷取り作業
の自動化については開示されていない。
【0007】この発明は係る問題を解決するためになさ
れたもので、建設現場の作業工程の種類に特定されずに
使用でき、走行テープの貼り付けが不要で、かつ資材の
搬送および荷降ろし作業に加えて、特に資材の荷取作業
についても自動化が可能な自走台車を用いた自動搬送装
置を得ることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明における第1の
発明による自動搬送装置は、搬送対象物に積載されたパ
レットと、搬送作業フロアー内を自走し、直進/進路変
更/荷降ろし/荷取りの動作が可能な自走台車と、前記
自走台車に設けられ前記パレットを保持できるとともに
当該パレットを昇降可能なフォークと、前記自走台車に
設けられ、前記フォークの前方に前記パレットが有るか
否かを検出する第1の検出器と、前記自走台車に設けら
れ、前記フォークに前記パレットが保持されたか否かを
検出する第2の検出器と、前記自走台車の走行経路に配
置され、前記自走台車における進路変更/荷降ろし/荷
取りの動作を示す複数のマーカと、前記自走台車の前方
に位置する前記マーカを順次撮像する撮像器と、前記撮
像器で撮像されたマーカの形状を抽出する画像処理器
と、前記画像処理器で抽出されたマーカの形状に応じて
前記自走台車の動作を制御する制御コンピュータとを具
備し、前記パレットは、前記荷取り動作を示すマーカ付
近に配置され、前記制御コンピュータは、前記マーカの
形状が荷取り動作を示すときに、前記自走台車を前記パ
レットに向かって前進させる機能、前記第1の検出器で
パレット有りと検出されたときに、前記パレットを保持
可能な高さまで前記フォークを降ろすとともに前記自走
台車をパレットに向かって前進させる機能、前記第2の
検出器でパレット保持が検出されたときに、前記パレッ
トを前記フォークで保持し上昇させる機能とを有するも
のである。
【0009】第2の発明による自動搬送装置は、第1の
発明において、前記マーカは、走行経路における直進進
路/曲がり角/方向転換のための切り返し地点/荷降ろ
し/荷取り地点に設置され、前記第1の検出器は、前記
フォークの先端に設けられた光電スイッチを備え、前記
第2の検出器は、前記フォークの根元に設けられたリミ
ットスイッチを備えたものである。
【0010】第3の発明による自動搬送装置は、第1の
発明において、前記フォークは2本のアームを有し、前
記第1の検出器は、検出距離の違う2つの光電スイッチ
を、それぞれ2本のアームの先端に設けたものである。
【0011】第4の発明による自動搬送装置は、第1も
しくは第2の発明において、搬送対象物の搭載された前
記パレットを地上階から搬送作業フロアーに垂直に搬送
するエレベータを備え、前記荷取り動作を示すマーカ
は、前記エレベータ内に設けられたものである。
【0012】第5の発明による自動搬送装置は、第1も
しくは第2の発明において、搬送対象物の搭載された前
記パレットを地上階から搬送作業フロアーに垂直に搬送
するエレベータと、前記エレベータから前記荷取り動作
を示すマーカ近辺まで搬送対象物を搭載したパレットを
移載する移載装置とを備えたものである。
【0013】第6の発明による自動搬送装置は、第1も
しくは第2の発明において、前記パレットは、前記荷取
り動作を示すマーカを設置したものである。
【0014】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1を示す自動搬送装置とマーカの外観図であ
る。1の自走台車は従来のものと同じである。20はマ
ーカを撮像する撮像器、21は制御コンピュータや画像
処理器等の電子機器を一体化し保持した自律化ユニッ
ト、22は自走台車後方に取りつけられ、上下に移動す
ることで資材の荷取り・保持・荷降ろしを行う2本のア
ームを有するフォーク、23はシステムの起動・停止指
令の入力を行う操作盤、24は搬送経路上の直線進路や
曲がり角や方向転換のための切り返し地点や荷取り地点
や荷降ろし地点等に設けられ、自走台車に動作指示を行
う形状を有するマーカである。図2は図1の自動搬送装
置のブロック図と搬送経路を示すマーカを示した図であ
る。図2において、1、20〜24は図1と同じであ
る。25は撮像器からの画像信号を基にマーカの抽出・
認識処理を行う画像処理器、26は車体の慣性系の角度
を検出するジャイロ、27は制御コンピュータ、28は
車体の駆動部及び制御コンピュータ27、センサ等に電
力を供給するバッテリ、29は制御コンピュータ27か
らの旋回角度指令信号36に応じて旋回駆動部へ電力を
供給する電力増幅器、30は撮像器20を回転可能に支
持するとともに、電力増幅器29からの電力に応じて撮
像器20を旋回させる旋回駆動部、31は撮像器20か
らのビデオ信号、32は画像処理器25から出力され、
マーカ認識結果及び画像中心からマーカ中心までの距離
(画素数)を有する処理結果信号、33は操作盤23か
ら出力されるシステムの起動・停止指令信号、34はジ
ャイロ26から出力される慣性系の角度信号、35はバ
ッテリから供給される電力、36は制御コンピュータ2
7で演算される旋回角度指令信号、37は電力増幅器2
9で旋回角度指令信号36を増幅した旋回駆動信号、3
8は自走台車1の前進・後進・旋回及びフォークの上げ
下げを行う自走台車制御信号、61は資材を保持するフ
ォーク22の先端下部に設けた第1の検出器である光電
スイッチ、65は資材を保持するフォーク22の根元に
付けた第2の検出器であるリミットスイッチ、69は光
電スイッチ61から出力され、資材14を積んだパレッ
ト66の有無を示すパレット検出信号、70はリミット
信号65から出力され、資材を積んだパレット66のフ
ォーク22への搭載を確認するパレット搭載信号であ
る。
【0015】図3は実施の形態1に係わる自動搬送の運
用形態図である。図3において、1、5〜14は従来の
ものと、21、24は図2と同じである。まず最初に作
業員が仮設エレベータ6の前から荷物や柱あるいは床開
口などの障害物を回避して搬送目的地まで到達する搬送
経路を計画する。次にこの搬送経路に従って、直線進路
や曲がり角毎に方向転換する方向や次の動作を示すマー
カ24を設置する。
【0016】図4は搬送経路の具体例である。以下図4
の搬送経路の具体例を基に動作について説明する。図4
において、22は図2と、1、6、8、14、24は図
3と同じである。自走台車1は荷取りマーカ24hの前
に待機している。このとき、自走台車1は後方のフォー
ク22側が荷取りマーカ24hに向くように配置され、
自取りマーカ24hは自走台車1に最も近い距離にある
マーカとなるように配置されているものとする。ここ
で、資材14が仮設エレベータ6により作業フロアーに
上げられると、作業員は資材14を荷取りマーカ24h
の前に移載し、その後、作業員が自走台車1上の操作盤
により起動指令を入力して自走台車1を自動搬送モード
に切り替える。なお、操作盤の入力は操作盤上に設けら
れた押ボタンを押す方式のほか、制御コンソール19か
らの無線信号に基づいて入力する方式であってもよい。
【0017】自動搬送モードになると、図2記載の制御
コンピュータ27から旋回可動角全範囲(例えば−18
0度から180度)を網羅する旋回角度指令信号36が
出力され、電力増幅器29を経て旋回駆動部30に入力
される。旋回駆動部30は、旋回角度指令信号36に基
づいて撮像器20を旋回させ、撮像器20は、旋回可動
角全範囲において、後述のマーカ抽出方式に従って自走
台車1から最短距離にあるマーカを目標として捜索す
る。捜索終了後、例えば目標として自走台車1から最短
距離にある荷取りマーカ24hが抽出され、旋回駆動部
30が180度旋回して後方(フォーク22側)に向け
られ、荷取りマーカ24hが捕捉されて、自走台車1は
走行を開始し、後述のマーカ抽出・認識方式に従ってそ
のマーカを画像追尾しながら後進し、荷取りマーカ24
hに接近する。自走台車1が荷取りマーカ24hに対し
てある設定距離まで接近すると、後述の荷取り動作が行
われ、資材14を積載したパレット66が検出され、フ
ォーク22への荷取りが行われる。荷取り後、旋回角度
指令信号36が発生され旋回駆動部30により撮像器2
0が−180度旋回し、撮像器20が前方に向き、マー
カの捜索が開始され、第1の直進マーカ24aが目標マ
ーカとして捕捉される。自走台車1はそのマーカを画像
追尾しながら前進して、次にマーカ24gに接近する。
ある設定距離まで接近したところで、マーカ24gの認
識結果に従い左折する。左折後、即座に前方のマーカの
捜索が開始され、いくつかの直進マーカ24aに従い直
進後、次の左折(往路)マーカ24cが捕捉される。自
走台車1はそのマーカ24cを画像追尾しながら前進し
て、マーカ24cに接近したところで再び左折する。左
折後、即座に前方のマーカの捜索が開始され、いくつか
の直進マーカ24aに従い直進後、左切り返しマーカ2
4eが捕捉される。自走台車1はそのマーカを画像追尾
しながら前進して、マーカに接近したところで一旦停止
する。停止後、制御コンピュータ27から旋回角度指令
信号36が発生され、旋回駆動部30により撮像器20
が180度旋回し、撮像器20が後方に向けられる。そ
の後、後進状態で左折する。後進左折後、即座に(後方
の)マーカの捜索が開始され、いくつかの直進マーカ2
4aに従い直進後、荷降ろしマーカ24iが捕捉され
る。自走台車1はそのマーカ24iを画像追尾しながら
後進して、ある設定距離まで接近したところで、もしく
は当該設定距離に近づく前に光電スイッチ61が前方に
置かれた資材14を検出したところで停止し、資材を搭
載したフォーク22を作動させ、資材14の荷降ろしを
行う。荷降ろし後、制御コンピュータ27から旋回角度
指令信号36が発生され、旋回駆動部30により撮像器
20が−180度旋回し、撮像器20が前方に向き、マ
ーカの捜索が開始され、いくつかの直進マーカ24aに
従い直進後、第1の右折(復路)マーカ24fが捕捉さ
れる。以降同様に、自走台車1はマーカ24fに従い右
折し、第2の右折(復路)マーカ24bに従い右折し、
右切り返しマーカ24dに従い右切り返しを行う。右切
り返し後、荷取りマーカ24hが捕捉されると、自走台
車1は資材14のある限り荷取りを行い、上記の自動搬
送を繰り返し行う。また、荷取りマーカ24hの前に資
材14が無い場合、自走台車1はマーカの前で停止し待
機状態(以下待機モード)となる。待機モード中に作業
員が、自走台車1上の操作盤や制御コンソール19から
の無線信号などにより停止指令を入力することにより、
自走台車1の電源が切れる。
【0018】次に上記動作を実現するためのマーカ抽出
・認識方式の作動シーケンスについて、制御コンピュー
タ27の演算を中心に詳述する。
【0019】図5は制御コンピュータ27の動作を示す
フローチャートである。ステップ45にてルーチンが開
始されると、マーカ抽出処理が開始され、先ずステップ
46にて撮像器20によって画像を取り込む。同時にス
テップ47において、ジャイロ26による自走台車1の
進路方向角計測結果をold_gyroとして記録す
る。続いて、ステップ48において、取り込んだ画像に
対して、画像処理器25を用いてマーカ24の形状をテ
ンプレートとした濃淡テンプレートマッチング処理を実
施し、マーカ24の中心位置を計算する。なお、濃淡テ
ンプレートマッチング処理の結果、マーカが抽出されな
い場合(図5のステップ48でNOの場合)、自走台車
1は走行を停止し(あるいは停止状態を続行し)、旋回
角度指令信号36が発生され、それに応じた角度に撮像
器20が回転した後、ステップ46に戻ってマーカの抽
出処理が続行される。
【0020】図6はマーカ24の形状をテンプレートと
した濃淡テンプレートマッチング処理を示すものであ
る。以下図6に基づき、マーカ24の形状テンプレート
マッチング処理を説明する。
【0021】図6(a)は、撮像器20による取込画像
を示したものである。画像中左よりにマーカ24の像が
存在する。上記画像に対して、図6(b)の形状テンプ
レートを順番に適用し、一致する画像を探索する。一致
した画像の中心からの変位(画素数)xより、自走台車
1からマーカ24までの角度thetaが計算される。
画像の全水平画素数をx_all、撮像器20の画角を
zoom_angleとすると、マーカ24までの角度
thetaは数1で与えられる。
【0022】
【数1】
【0023】図5のステップ48でマーカの中心位置を
測定した後(図5のステップ48でYESの場合)、ス
テップ49において、ジャイロ26による計測結果が、
上記計算結果thetaとステップ47において記録し
た自走台車1の進路方向角old_gyroとの和に等
しくなるように、自走台車1の操舵角を制御する。上記
操作によって、撮像器20の画面上ではマーカ24が中
央に来る。続いてこのマーカの認識処理が開始され、ス
テップ50において、マーカに基づいた進路変更等の処
理を実施する。
【0024】図6(b)は図6(a)と照合するマーカ
24の形状を示すものである。マーカ24aは直進、2
4bは右折、24cは左折、24dは右切り返し、24
eは左切り返し、24fは右折、24gは左折、24h
は荷取り、24iは荷降ろし、24jは停止を示すマー
カである。同一の通路を往路と復路で共通して使用する
場合に、マーカ数を削減するため、24bと24c、2
4dと24g、24eと24fはマーカ24として共用
する。
【0025】図5のステップ50においては、マーカの
判別結果に基づいて進路変更等の処理を実施する。続い
て、ステップ51においては、マーカの種類を判定し、
マーカが停止である場合には、ステップ52に進んで全
ての処理を終了する。マーカが停止以外の場合には、ス
テップ46に戻り、以下一連の処理を継続する。制御コ
ンピュータ27は自動搬送モード中は以上の動作を繰り
返すので、常に目標経路上に設置されたマーカに従って
自動で目的地のマーカまで移動し、荷降ろしを行い、ま
た自動で作業開始点マーカに戻る。
【0026】次に、荷取り動作について説明する。図7
は実施の形態1による荷取り動作の様子を示した図であ
る。図7において、1、22、61、65は図2と、2
4hは図6(b)と同じである。66は資材を搬送する
ためのパレットである。自走台車1が荷取りマーカ24
hを認識すると、図7(a)のように自走台車1は荷取
りマーカ24hの前に置かれたパレット66に徐行で接
近する。自走台車1がさらに接近すると、フォーク22
の前方に付けられた光電スイッチ61によりパレット6
6の有無が検出される。このとき、自走台車1があらか
じめ設定された距離まで近づいてもパレット66がマー
カの後に用意されておらずパレット66が検出されない
場合は、自走台車1は荷取り動作を中断してその場に停
止し待機する。また光電スイッチ61によりパレット6
6が有りと検出されたとき、自走台車1は一旦停止し、
図7(b)のようにフォーク22がパレット66を取得
可能な高さまで降ろされる。フォーク22が降ろされる
と、自走台車1は再度パレット66へ接近する。そし
て、図7(c)のようにフォーク22の根元に付けられ
たリミットスイッチ65がパレット66に接触してスイ
ッチがONとなり、パレット66の搭載(保持)が確認
されると、自走台車1は停止し、図7(d)のようにフ
ォーク22が上げられ荷取りが完了する。このような荷
取り動作を行うことにより、作業員や自走台車1以外の
(例えば手動で運転されるフォークリフトのような)特
別な荷取り装置無しに自動で荷取りが可能となる。
【0027】なお、光電スイッチ61は所定の距離に離
れたところでパレット66を検出できるものであれば、
例えば超音波センサのような他の検出器を用いてもよ
く、また設置位置もフォーク22先端に限らなくともよ
い。また、リミットスイッチ65はパレット66が搭載
されてその保持状態を検出できるものであれば、例えば
圧力センサのような他の検出器を用いてもよい。
【0028】実施の形態2.図8はこの発明の実施の形
態2の一例を示す図である。実施の形態1ではフォーク
22に付けられた光電スイッチ61とリミットスイッチ
65により、作業員や特別な荷取り装置無しに荷取りが
可能となった。しかし、パレット66の置き方や自走台
車1の進入角度等により、パレット66におけるフォー
ク挿入方向は、自走台車1の進入方向に対して必ずしも
適正な角度になるとは限らず、このような状態で荷取り
を行う場合、自走台車1がパレットに衝突するなどし
て、荷取りを安全かつ正しく行えないという問題があ
る。図8に示す実施の形態2は、この問題を解決し、パ
レット66のフォーク挿入方向と自走台車1の進入方向
に角度誤差がある場合でも、荷取りが行えるようにした
ものである。図8において、1、22、24h、61、
66は実施の形態1と同じであり、説明の便宜上フォー
ク22の右側のアームを22a、左側のアームを22b
とする。62はアーム22a下部に設けられた光電スイ
ッチ61と同様に、アーム22b下部に設けられた第2
の光電スイッチ、63は検出距離の短い光電スイッチ、
64は検出距離の短い第2の光電スイッチである。
【0029】次に動作について説明する。図8の例で
は、パレット66におけるフォーク挿入方向と自走台車
1の進入方向に角度誤差θがある(紙面右回りに角度θ
傾いている)ものとする。実施の形態1と同様に、自走
台車1は荷取りマーカ24hを認識すると、荷取りマー
カ24hの後に置かれたパレット66に接近する。自走
台車1がさらに接近すると、アーム22aに付けられた
光電スイッチ61によりパレット66が検出される。こ
のとき、検出信号が光電スイッチ61からの信号だけで
あることから、パレット66のフォーク挿入方向と自走
台車1の進入方向に角度誤差があることを認識できる
が、ここで角度誤差θを補正しようとして、第2の光電
スイッチ62がパレット66を検出するように自走台車
1を右旋回させてしまうと、アーム22aがパレット6
6の外側(右側)にはみ出してしまい、フォーク22が
パレット66に正しく挿入できない位置関係になってし
まう。よって、この状態では旋回させずに、光電スイッ
チ61によりパレット66が検出された後、アーム22
aに付けられた検出距離の短い光電スイッチ63がパレ
ット66を検出するまで自走台車1を直進させる。そし
て、フォーク22がパレット66に十分に接近し、光電
スイッチ63がパレット66を検出したら、アーム22
bに付けられた検出距離の短い第2の光電スイッチ64
がパレット66を検出するまで自走台車1を右旋回させ
る。これによりパレット66のフォーク挿入方向と自走
台車1の進入方向が一致し、角度誤差θを補正すること
ができる。このように検出距離の違う2個の光電スイッ
チをそれぞれフォーク22の2本のアームの先端に付け
ることにより、パレットのフォーク挿入方向と自走台車
1の進入方向に角度誤差がある場合でも、フォーク22
のパレットへの衝突を防ぐことができるので、作業員や
特別な荷取り装置無しに、資材14の荷取りを実現でき
る。また、2本のアームそれぞれに光電スイッチを付け
ることで、パレットにフォーク22のアームが1本しか
挿入されていない状態で無理矢理荷取りを行ってしまう
ようなことが避けられるといった効果もある。他の動作
は実施の形態1と全く同じである。なお、図8の例とは
逆に、パレット66と自走台車1の進入方向に角度誤差
−θがある(紙面左回りに角度θ傾いている)ものとす
れば、始めに第2の光電スイッチ62がパレット66を
検出したのち、検出距離の短い第2の光電スイッチ64
によりパレット66が検出されるまで直進し、その検出
後、検出距離の短い光電スイッチ63によりパレット6
6が検出されるまで自走台車1を左旋回する。
【0030】実施の形態3.図9はこの発明の実施の形
態3の一例を示す図である。図9において、1、6、
7、24h、66は実施の形態1と同じである。資材1
4の荷取りを行う場合、資材搬送効率を高めるために、
仮設エレベータ6から作業フロアー7への移載を行わ
ず、仮設エレベータ6にある資材14の積載されたパレ
ット66を直接荷取りしたい場合がある。図9はその解
決策の一つであり、荷取りマーカ24hを仮設エレベー
タ6の中に設置し、自走台車1により直接荷取りを行
う。これにより、プログラムの変更等を行うことなく、
資材搬送効率を高めることができる。他の動作は実施の
形態1と全く同じである。
【0031】実施の形態4.図10はこの発明の実施の
形態4の一例を示す図である。図12において、1、
6、7、24h、66は実施の形態1と同じである。6
7は仮設エレベータ6から作業フロアー7まで資材14
を移載する移載装置である。実施の形態3では、荷取り
マーカ24hを仮設エレベータ6の中に設置し、自走台
車1により直接資材14の荷取りを行うことで、資材搬
送効率を高めることができた。しかし、自走台車1が仮
設エレベータ6にある資材の荷取りを終了するまで、仮
設エレベータ6は作業フロアー7に拘束されることにな
り、仮設エレベータ6による他のフロアーへの資材の搬
入が行えなくなるため、仮設エレベータ6を含めた搬送
システム全体で考えた場合、資材搬送効率の向上の妨げ
になるという問題がある。図10はその解決策の一つで
あり、仮設エレベータ6からその近辺に設けられた作業
フロアー7まで例えば作業員による無線操作に従って資
材を移載する移載装置67を使用し、自走台車1が作業
フロアー7で搬送作業中であっても、仮設エレベータ6
により地上階から垂直搬送されてくる複数の資材14の
積載されたパレット66を、移載装置67により作業フ
ロアー7に移載する。この場合、仮設エレベータ6から
作業フロアー7までの距離は近く、見通しが利くため作
業員の無線操作でも充分である。これによって、仮設エ
レベータ6による垂直搬送と自走台車1による水平搬送
を同期させることなく同時に行えるため、資材搬送効率
をさらに高めることができる。他の動作は実施の形態1
と全く同じである。
【0032】実施の形態5.図11はこの発明の実施の
形態5の一例を示す図である。図11において、68は
荷取りマーカ設置型パレットである。資材搬送効率を高
めるための自走台車の運用方法の一つとして、資材14
の荷取りを行い、資材14が積載されたパレットを目的
地まで搬送して荷降ろしを行った後に、パレットを効率
よく活用するため再びそのパレットを使用して荷取りを
行い、作業開始点や別の目的地へ資材14の搬送を行う
場合がある。しかし、実施の形態1では自走台車が目的
地に資材14を搬送して荷降ろしを行った後に、荷降ろ
しマーカを荷取りマーカに入れ替える必要がある。図1
1はその解決策の一つであり、荷取りマーカをパレット
68に直接設置し、搬送中に常に撮像器に写る荷取りマ
ーカの画像を、荷降ろしが終了するまでキャンセルす
る。荷降ろし終了後に自走台車1が所定の時間停止する
か、もしくは作業員が自走台車1の電源をOFFにした
状態で、作業員がパレット68から資材14を荷降ろし
した後、自走台車1を起動させて再びそのパレットの荷
取り動作を行う。これにより、荷取りマーカをその都度
準備する必要がなく、さらにパレットを効率よく活用で
きるため、資材搬送効率を高めることができる。他の動
作は実施の形態1と全く同じである。
【0033】
【発明の効果】この発明は、以上に説明したように構成
されているので、以下のような効果を奏する。
【0034】第1、第2の発明によれば、人間にもすぐ
わかる抽象画で動作指示を表現したマーカを、自走台車
の走行経路上の旋回地点や荷降ろし地点等に配置し、こ
れを自走台車上の撮像器により撮像、画像処理すること
で、マーカ記載の動作指示を認識できるので、自律的に
自走台車を制御することができる。この結果、経路設定
・変更及びそれに伴う動作シーケンスプログラミングが
マーカの移動と種類変更だけで済み、特に経路変更、荷
取り・荷降ろし個数変更等が頻繁に必要な建設現場の仕
上げ工程においても、搬送対象物の搬送効率を高められ
るという効果がある。また、荷取りの際にはフォークに
付けられた第1、第2の検出器により、床に置いてある
搬送対象物の検知ができるので、作業員や特別な荷取り
装置無しに、搬送対象物の荷取りを実現できるという効
果がある。
【0035】また、第3の発明によれば、検出距離の違
う2個の光電スイッチをそれぞれフォークの2本のアー
ムの先端に付けることで、パレットのフォーク挿入方向
と自走台車の進入方向に角度誤差がある場合でも、フォ
ークのパレットへの衝突を防ぐことができるという効果
がある。
【0036】また、第4の発明によれば、搬送対象物を
垂直に搬送する仮設エレベータと、仮設エレベータ内に
設置された荷取りマーカにより、搬送対象物を作業フロ
アーに移載することなく、自動搬送装置が仮設エレベー
タ内で直接荷取りを行えるため、搬送対象物の搬送効率
を高められるという効果がある。
【0037】また、第5の発明によれば、搬送対象物を
垂直に搬送する仮設エレベータと、仮設エレベータから
作業フロアーまで搬送対象物を移載する移載装置と、荷
取りマーカにより、自動搬送装置が作業フロアーで搬送
作業中であっても、地上階から垂直搬送されてくる複数
の搬送対象物を、移載装置により作業フロアーに移載で
き、垂直搬送と水平搬送を同期させることなく同時に行
えるため、搬送対象物の搬送効率をさらに高められると
いう効果がある。
【0038】また、第6の発明による自動搬送装置は、
荷取りマーカをパレットに設置することにより、荷取り
マーカをその都度設置する必要がなく、さらにパレット
を有効に活用できるため、搬送対象物の搬送効率を高め
られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による自動搬送装置
とマーカの外観を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による自動搬送装置
のブロック図とマーカを示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による自動搬送装置
の運用形態図である。
【図4】 この発明の実施の形態1による搬送経路の例
を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態1による制御コンピュ
ータのアルゴリズムを示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態1によるマーカ形状テ
ンプレートマッチング処理を示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態1による自動搬送装置
の荷取り動作を示す図である。
【図8】 この発明の実施の形態2による自動搬送装置
の荷取り動作を示す図である。
【図9】 この発明の実施の形態3による自動搬送装置
の運用形態図である。
【図10】 この発明の実施の形態4による自動搬送装
置の運用形態図である。
【図11】 この発明の実施の形態5による荷取りマー
カ設置型パレットを示す図である。
【図12】 従来の自動搬送装置と走行テープの外観を
示す図である。
【図13】 従来の自動搬送装置の運用形態図である。
【図14】 従来の自動搬送装置の制御部の構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 自走台車、2 無線機、3 走行トレースセンサ、
4 走行テープ、5柱、6 仮設エレベータ、7 作業
フロアー、8 搬送経路、9 障害物、10段差、11
障害物、12 床開口、13 障害物、14 資材、
15 コンピュータ、16 無線機、17 CRT、1
8 テンキー、19 制御コンソール、20 撮像器、
21 自律化ユニット、22 フォーク、23 操作
盤、24 マーカ、25 画像処理器、26 ジャイ
ロ、27 制御コンピュータ、28 バッテリ、29
電力増幅器、30 旋回駆動部、31 ビデオ信号、3
2処理結果信号、33 起動・停止指令信号、34 慣
性系の角度信号、35電力、36 旋回角度指令信号、
37 旋回駆動信号、38 自走台車制御信号、61
光電スイッチ、62 第2の光電スイッチ、63 検出
距離の短い光電スイッチ、64 検出距離の短い第2の
光電スイッチ、65 リミットスイッチ、66 パレッ
ト、67 移載装置、68 荷取りマーカ設置型パレッ
ト、69パレット検出信号、70 パレット搭載信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F333 AA01 AA02 AB07 AE02 DA10 DB10 FD12 FE05 FE09 5H301 AA01 AA10 BB03 BB07 CC03 CC06 CC08 DD01 DD07 EE03 EE26 FF23 FF27 GG01 GG17

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送対象物に積載されたパレットと、搬
    送作業フロアー内を自走し、直進/進路変更/荷降ろし
    /荷取りの動作が可能な自走台車と、前記自走台車に設
    けられ前記パレットを保持できるとともに当該パレット
    を昇降可能なフォークと、前記自走台車に設けられ、前
    記フォークの前方に前記パレットが有るか否かを検出す
    る第1の検出器と、前記自走台車に設けられ、前記フォ
    ークに前記パレットが保持されたか否かを検出する第2
    の検出器と、前記自走台車の走行経路に配置され、前記
    自走台車における進路変更/荷降ろし/荷取りの動作を
    示す複数のマーカと、前記自走台車の前方に位置する前
    記マーカを順次撮像する撮像器と、前記撮像器で撮像さ
    れたマーカの形状を抽出する画像処理器と、前記画像処
    理器で抽出されたマーカの形状に応じて前記自走台車の
    動作を制御する制御コンピュータとを具備し、前記パレ
    ットは、前記荷取り動作を示すマーカ付近に配置され、
    前記制御コンピュータは、前記マーカの形状が荷取り動
    作を示すときに、前記自走台車を前記パレットに向かっ
    て前進させる機能、前記第1の検出器でパレット有りと
    検出されたときに、前記パレットを保持可能な高さまで
    前記フォークを降ろすとともに前記自走台車をパレット
    に向かって前進させる機能、前記第2の検出器でパレッ
    ト保持が検出されたときに、前記パレットを前記フォー
    クで保持し上昇させる機能とを有することを特徴とする
    自動搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記マーカは、走行経路における直進進
    路/曲がり角/方向転換のための切り返し地点/荷降ろ
    し/荷取り地点に設置され、前記第1の検出器は、前記
    フォークの先端に設けられた光電スイッチを備え、前記
    第2の検出器は、前記フォークの根元に設けられたリミ
    ットスイッチを備えたことを特徴とする請求項1に記載
    の自動搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記フォークは2本のアームを有し、前
    記第1の検出器は、検出距離の違う2つの光電スイッチ
    を、それぞれ2本のアームの先端に設けたことを特徴と
    する請求項1に記載の自動搬送装置。
  4. 【請求項4】 搬送対象物の搭載された前記パレットを
    地上階から搬送作業フロアーに垂直に搬送するエレベー
    タを備え、前記荷取り動作を示すマーカは、前記エレベ
    ータ内に設けられたことを特徴とする請求項1もしくは
    2に記載の自動搬送装置。
  5. 【請求項5】 搬送対象物の搭載された前記パレットを
    地上階から搬送作業フロアーに垂直に搬送するエレベー
    タと、前記エレベータから前記荷取り動作を示すマーカ
    近辺まで搬送対象物を搭載したパレットを移載する移載
    装置とを備えたことを特徴とする請求項1もしくは2に
    記載の自動搬送装置。
  6. 【請求項6】 前記パレットは、前記荷取りマーカを設
    置したことを特徴とする請求項1もしくは2に記載の自
    動搬送装置。
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