JP2000053262A - 用紙繰り出し機構および給紙装置 - Google Patents

用紙繰り出し機構および給紙装置

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JP2000053262A
JP2000053262A JP10228969A JP22896998A JP2000053262A JP 2000053262 A JP2000053262 A JP 2000053262A JP 10228969 A JP10228969 A JP 10228969A JP 22896998 A JP22896998 A JP 22896998A JP 2000053262 A JP2000053262 A JP 2000053262A
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drive shaft
bracket
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coil spring
feed roller
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English (en)
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Taku Kudo
卓 工藤
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置によって繰り出しローラの待機位置にば
らつきが生じないようにする。 【解決手段】 用紙繰り出し終了時に、待機位置への復
帰のために駆動軸2が回転(S方向への回転)すると、
駆動軸2とブラケット3とが連結するようにワンウェイ
クラッチ31が動作する。このためトルクリミッタであ
るコイルスプリング5の内周部が駆動軸2の外周に締ま
り切る前に、駆動軸2とブラケット3とが連結するよう
にクラッチがかかり、駆動軸2と連動してブラケット3
が待機位置に確実に戻る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機あるいはフ
ァクシミリ装置などの画像形成部における用紙給紙部に
適用され、駆動軸に巻回されたコイルスプリングが、そ
の駆動軸の回転方向によって当該駆動軸を締め付けた
り、緩んだりする構成のトルクリミッタを有する用紙繰
り出し機構、およびその用紙繰り出し機構を備えた給紙
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のコイルスプリングを利用し
た用紙繰り出し機構を示す斜視図、図5は図4の要部の
斜視図である。
【0003】図4において、給紙ローラ1が共に回転す
るように駆動軸2に設けられており、駆動軸2は、図示
しない駆動モータからの駆動力を受けて両方向(S方向
とU方向)に回転駆動される。駆動軸2における給紙ロ
ーラ1の両端部には、断面略コ字状のブラケット3が回
転可能に支持されており、このブラケット3には繰り出
しローラ4が給紙ローラ1と同一方向に連動して回転す
るように軸支されている。給紙ローラ1と繰り出しロー
ラ4との連動回転のための機構は図示していないが、例
えば両ローラ1,4間にアイドルローラを介在させた
り、両ローラ1,4をベルト,ギヤによって駆動力が伝
達されるように連結する構造などが採用される。
【0004】駆動軸2には、図5に示すように、駆動軸
2の外周面に駆動軸2の外径と略同径の内径であるコイ
ルスプリング5が巻回されており、このコイルスプリン
グ5の一端部が延出端5aとして駆動軸2の半径方向外
側に略直角に折り曲げられて形成され、さらに延出端5
aの端部は、コイルスプリング5内周が駆動軸2外周を
締め付けることになる駆動軸2の回転方向Sに略直角に
折り曲げられて、係止端5bが形成されている。
【0005】ブラケット3における駆動軸2の設置部分
近傍には、切欠き部6が一部に形成された円弧状の突起
部7が設けられ、コイルスプリング5の係止端5bが切
欠き部6における突起部7の端部7a,7bのいずれか
に係止されるようになっている。
【0006】このため駆動軸2が、コイルスプリング5
内周が駆動軸2外周を締め付ける方向Sに回転すると
き、係止端5bが突起部7の一方端7aに係止され、駆
動軸2からの駆動力がブラケット3に伝達されることに
なって共に回転することになり、逆に、駆動軸2が、コ
イルスプリング5内周が駆動軸2外周から緩む方向Uに
回転するとき、係止端5bが突起部7の他方端7bに係
止され、駆動軸2外周とコイルスプリング5内周との摩
擦により制限された所定のトルクがブラケット3に伝達
されることになる。
【0007】図6,図7は図4の用紙繰り出し機構を備
えた用紙給紙装置の一例における動作を説明するための
構成図であり、図6は用紙繰り出し給紙時の状態を示
し、図7はブラケット待機状態を示している。
【0008】図6において、図4の用紙繰り出し機構1
0が上部カバー11内に設けられており、用紙繰り出し
機構10の駆動軸2が前記のようにU方向に回転駆動さ
れている。このため、ブラケット3が所定のトルクによ
り押圧され、用紙搬送路16に迫り出して、繰り出しロ
ーラ4が原稿台10に載置されている最上位の原稿Dに
当接している。そして、原稿Dは、繰り出しローラ4に
より給紙ローラ1と分離ローラ13とのニップ部まで繰
り出され、給紙ローラ1と分離ローラ13との分離作用
によって1枚ずつ給紙されて、外側ガイド板14と内側
ガイド15とにより形成された略U字状の用紙搬送路1
6にて案内されつつ、用紙搬送路16に設けられた搬送
ローラ17,18,19によって所定方向へ搬送され
る。原稿Dは、用紙搬送路16の途中に設けられたコン
タクトガラス20において、図示しないスキャナによっ
て原稿情報が読み取られ、その後、排紙台21上へ排紙
される。
【0009】図7において、用紙繰り出し終了後には、
用紙繰り出し機構10の駆動軸2は前記のようにS方向
に回転駆動される。駆動軸2が所定角度回転すると、ブ
ラケット3は、駆動軸2を中心として反時計方向へ回動
し、待機位置に退避することになる。このようにブラケ
ット3を待機位置に退避させることにより、次の原稿D
を原稿台10にセットするとき、繰り出しローラ4が邪
魔にならずに容易に挿入でき、セットすることができ、
前記ように用紙繰り出し動作時のみに繰り出しローラ4
が用紙搬送路16に迫り出すようにすることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の用紙繰
り出し機構10では、トルクリミッタを構成するコイル
スプリング5の内径のばらつき、あるいはその内径にお
いて生じるテーパ状態の度合いによって、駆動軸2をス
プリング緩み方向(前記U方向)に回転させた状態(用
紙繰り出し状態)から、駆動軸2をスプリング締め付け
方向(前記S方向)に回転させるときに、コイルスプリ
ング5が所定の締まり切る状態になるまで(駆動軸2が
所定の回転角度になるまで)にばらつきが発生する。し
たがって、繰り出しローラ4を保持するブラケット3の
待機位置が定まらず、装置によって繰り出しローラ4の
待機位置に差異が生じるという問題がある。
【0011】前記ばらつきに関して具体的に説明する。
図8(a)はコイルスプリング5における係止端5b側
の方が大径であるように内径にテーパがある場合、図9
(a)はコイルスプリング5における係止端5b側とは
反対側の方が大径であるように内径にテーパがある場合
を示しており、図8(b),図9(b)に示すように、
これらのコイルスプリング5を駆動軸2に巻回させる
と、スプリング内周と駆動軸外周間における密着状態が
異なり、駆動軸2をスプリング緩み方向から締まり方向
に回転させたときに、その締まり切るまでの回転角度が
異なる。
【0012】本例においては、図9に示す例の方が図8
に示す例に比べて、コイルスプリング5の係止端5b側
から、駆動軸2に密着しているスプリング内径部の端部
5cまでのスプリング長さが短いため、締まり切るまで
の回転角度が小さい。
【0013】実際上、駆動軸2とコイルスプリング5と
の設定において、コイルスプリング5の内径の方が駆動
軸2の外径より大きいものを使用するようなことはない
ため、スプリング緩み方向のとき、コイルスプリング5
の内径の最も小さい部分が駆動軸2の外周と略一致する
ところまで緩ませるために、図8の方がコイルスプリン
グ5を緩ませるまでの時間(角度)が必要である。
【0014】前記のように繰り出しローラ4の待機位置
に差異があると、繰り出しローラ4を退避させてもその
位置如何では原稿が繰り出しローラ4に当たってしま
い、原稿を所定の位置にセットすることができなかった
り、あるいは繰り出しローラ4が所定の待機位置以上に
持ち上がって、他の部品と干渉するなどの不具合が生じ
る。このため現状では前記ばらつきの問題に対して駆動
軸2の回転量を調整することによって対処していた。
【0015】本発明の目的は、従来の問題を解決し、装
置によって繰り出しローラの待機位置に差異が生じない
ようにした用紙繰り出し機構および給紙装置を提供する
ことにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る用紙繰り出し機構は、駆動軸に取り付
けられた給紙ローラと、この給紙ローラの両端部におけ
る前記駆動軸に回転可能に支持されたブラケットと、こ
のブラケットに前記給紙ローラと連動回転するように軸
支された繰り出しローラと、前記駆動軸に巻回され係止
端が前記ブラケットの一部に係止されて、駆動軸の一方
向回転のときに駆動軸を締め付け、かつ他方向回転のと
きに駆動軸を緩めるコイルスプリングからなるトルクリ
ミッタにより構成され、用紙搬送経路入口に設置される
用紙繰り出し機構において、前記駆動軸と前記ブラケッ
トに一方向にのみ回転可能なワンウェイクラッチを設置
し、用紙搬送経路入口近傍に載置された用紙を繰り出す
ときに、前記ワンウェイクラッチを空転させ、前記コイ
ルスプリングが駆動軸に対して緩む方向に駆動軸を回転
させて、前記ブラケットを所定のトルクによって押圧す
ることにより待機位置から迫り出させて前記繰り出しロ
ーラを前記用紙に当接させ、また用紙繰り出し終了後に
は、前記コイルスプリングが駆動軸を締め付ける方向に
駆動軸を回転させ、かつ前記ワンウェイクラッチを介し
て駆動軸とブラケットとを連結して、前記ブラケットを
待機位置に戻す構成にしたことを特徴とする。
【0017】また本発明に係る給紙装置は、駆動軸に取
り付けられた給紙ローラと、この給紙ローラの両端部に
おける前記駆動軸に回転可能に支持されたブラケット
と、このブラケットに前記給紙ローラと連動回転するよ
うに軸支された繰り出しローラと、前記駆動軸に巻回さ
れ係止端が前記ブラケットの一部に係止されて、駆動軸
の一方向回転のときに駆動軸を締め付け、かつ他方向回
転のときに駆動軸を緩めるコイルスプリングからなるト
ルクリミッタにより構成され、用紙搬送経路入口に設置
される用紙繰り出し機構を備えた給紙装置において、前
記駆動軸と前記ブラケットに一方向にのみ回転可能なワ
ンウェイクラッチを設置し、用紙搬送経路入口近傍に載
置された用紙を繰り出し給紙を行うときに、前記ワンウ
ェイクラッチを空転させ、前記コイルスプリングが駆動
軸に対して緩む方向に駆動軸を回転させて、前記ブラケ
ットを所定のトルクによって押圧することにより待機位
置から迫り出させて前記繰り出しローラを前記用紙に当
接させ、また用紙繰り出し給紙終了後には、前記コイル
スプリングが駆動軸を締め付ける方向に駆動軸を回転さ
せ、かつ前記ワンウェイクラッチを介して駆動軸とブラ
ケットとを連結して、前記ブラケットを待機位置に戻す
構成にしたことを特徴とする。
【0018】前記各構成によれば、用紙繰り出し動作時
にはワンウェイクラッチは空転するため、所定の繰り出
し動作が行われ、また用紙繰り出し終了後に駆動軸が逆
転すると、ワンウェイクラッチが動作してコイルスプリ
ングが締まり切る前に、駆動軸の回転によってブラケッ
トを確実に持ち上げて待機位置に戻すことができるた
め、待機位置のばらつきが発生することはない。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明
において、図4〜図7にて説明した部材に対応する部材
には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
【0020】図1は本発明の一実施形態を説明するため
の用紙繰り出し機構を示す斜視図、図2は図1の用紙繰
り出し機構の一部断面平面図であり、本用紙繰り出し機
構30の基本構造は、図4,図5にて説明したものと同
様であって、給紙ローラ1が共に回転するように駆動軸
2に設けられており、駆動軸2は、図示しない駆動モー
タからの駆動力を受けて両方向(S方向とU方向)に回
転駆動される。駆動軸2における給紙ローラ1の両端部
には、断面略コ字状のブラケット3が回転可能に支持さ
れており、このブラケット3には繰り出しローラ4が給
紙ローラ1と同一方向に連動して回転するように軸支さ
れている。給紙ローラ1と繰り出しローラ4との連動回
転のための機構は図示していないが、例えば両ローラ
1,4間にアイドルローラを介在させたり、両ローラ
1,4をベルト,ギヤによって駆動力が伝達されるよう
に連結する構造などが採用される。
【0021】ブラケット3における駆動軸2の設置部分
近傍には、切欠き部6が一部に形成された円弧状の突起
部7が設けられ、コイルスプリング5の係止端5bが切
欠き部6における突起部7の端部7a,7bのいずれか
に係止されるようになっている。
【0022】駆動軸2には、既述した図5に示すよう
に、駆動軸2の外周面に駆動軸2の外径と略同径の内径
であるコイルスプリング5が巻回されており、このコイ
ルスプリング5の一端部が延出端5aとして駆動軸2の
半径方向外側に略直角に折り曲げられて形成され、さら
に延出端5aの端部は、コイルスプリング5内周が駆動
軸2外周を締め付けることになる駆動軸2の回転方向S
に略直角に折り曲げられて、係止端5bが形成されてい
る。
【0023】さらにブラケット3におけるコイルスプリ
ング5の設置側と反対の内側壁に、駆動軸2に設置され
るベアリングタイプのワンウェイクラッチ31が固定さ
れており、このワンウェイクラッチ31は、用紙繰り出
し時(駆動軸2のU方向回転時)に駆動軸2に対して空
転し、待機位置復帰時(駆動軸2のS方向回転時)に駆
動軸2とブラケット3とを連結するような構成になって
いる。
【0024】図3は前記構成の用紙繰り出し機構30を
設置した給紙装置の一例を示す構成図であり、給紙装置
の基本構成は図6,図7に示すものと同様である。
【0025】図3において、用紙繰り出し機構30の実
線位置が用紙繰り出し位置を示し、2点鎖線が待機位置
を示している。用紙繰り出し時において、本用紙繰り出
し機構30におけるワンウェイクラッチ31は駆動軸2
に対して空転するため、原稿に対する繰り出しローラ4
による繰り出し給紙動作と、給紙ローラ1および分離ロ
ーラ13による分離搬送動作は支障なく行われる。
【0026】用紙繰り出し終了時に、待機位置への復帰
のために駆動軸2が逆転すると、駆動軸2とブラケット
3とが連結するようにワンウェイクラッチ31が動作す
る。このためコイルスプリングの内周部が駆動軸2の外
周に締まり切る前に、駆動軸2とブラケット3とが連結
するようにクラッチがかかり、駆動軸2と連動してブラ
ケット3が待機位置に確実に戻ることになる。
【0027】ワンウェイクラッチ31としては、各種構
成のものを採用することが可能であるが、ベアリングタ
イプ(例えばNTN株式会社製 NCZ型クラッチ)の
ものが機構全体を大型化することがなく有利である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
用紙繰り出し動作時にはワンウェイクラッチは空転する
ため、所定の繰り出し動作が行われ、また用紙繰り出し
終了後に駆動軸が逆転すると、ワンウェイクラッチが動
作してコイルスプリングが締まり切る前に、駆動軸の回
転によってブラケットを確実に持ち上げて待機位置に戻
すことができるため、待機位置のばらつきが発生するこ
とはない。
【0029】したがって、従来のように前記待機位置の
ばらつきが原因して生じていた用紙セット作業の際の支
障、あるいは他部材への干渉などの不具合の発生を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を説明するための用紙繰り
出し機構を示す斜視図
【図2】図1の用紙繰り出し機構の一部断面平面図
【図3】本実施形態における用紙繰り出し機構を設置し
た給紙装置の一例を示す構成図
【図4】従来のコイルスプリングを利用した用紙繰り出
し機構を示す斜視図
【図5】図4の用紙繰り出し機構における要部の斜視図
【図6】図4の用紙繰り出し機構を備えた用紙給紙装置
の一例における用紙繰り出し給紙時の動作を説明するた
めの構成図
【図7】図4の用紙繰り出し機構を備えた用紙給紙装置
の一例におけるブラケット待機状態の動作を説明するた
めの構成図
【図8】従来の問題点を説明するための説明図
【図9】従来の問題点を説明するための説明図
【符号の説明】
1 給紙ローラ 2 駆動軸 3 ブラケット 4 繰り出しローラ 5 コイルスプリング 6 切欠き部 7 突起部 30 用紙繰り出し機構 31 ワンウェイクラッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動軸に取り付けられた給紙ローラと、
    この給紙ローラの両端部における前記駆動軸に回転可能
    に支持されたブラケットと、このブラケットに前記給紙
    ローラと連動回転するように軸支された繰り出しローラ
    と、前記駆動軸に巻回され係止端が前記ブラケットの一
    部に係止されて、駆動軸の一方向回転のときに駆動軸を
    締め付け、かつ他方向回転のときに駆動軸を緩めるコイ
    ルスプリングからなるトルクリミッタにより構成され、
    用紙搬送経路入口に設置される用紙繰り出し機構におい
    て、 前記駆動軸と前記ブラケットに一方向にのみ回転可能な
    ワンウェイクラッチを設置し、用紙搬送経路入口近傍に
    載置された用紙を繰り出すときに、前記ワンウェイクラ
    ッチを空転させ、前記コイルスプリングが駆動軸に対し
    て緩む方向に駆動軸を回転させて、前記ブラケットを所
    定のトルクによって押圧することにより待機位置から迫
    り出させて前記繰り出しローラを前記用紙に当接させ、
    また用紙繰り出し終了後には、前記コイルスプリングが
    駆動軸を締め付ける方向に駆動軸を回転させ、かつ前記
    ワンウェイクラッチを介して駆動軸とブラケットとを連
    結して、前記ブラケットを待機位置に戻す構成にしたこ
    とを特徴とする用紙繰り出し機構。
  2. 【請求項2】 駆動軸に取り付けられた給紙ローラと、
    この給紙ローラの両端部における前記駆動軸に回転可能
    に支持されたブラケットと、このブラケットに前記給紙
    ローラと連動回転するように軸支された繰り出しローラ
    と、前記駆動軸に巻回され係止端が前記ブラケットの一
    部に係止されて、駆動軸の一方向回転のときに駆動軸を
    締め付け、かつ他方向回転のときに駆動軸を緩めるコイ
    ルスプリングからなるトルクリミッタにより構成され、
    用紙搬送経路入口に設置される用紙繰り出し機構を備え
    た給紙装置において、 前記駆動軸と前記ブラケットに一方向にのみ回転可能な
    ワンウェイクラッチを設置し、用紙搬送経路入口近傍に
    載置された用紙を繰り出し給紙を行うときに、前記ワン
    ウェイクラッチを空転させ、前記コイルスプリングが駆
    動軸に対して緩む方向に駆動軸を回転させて、前記ブラ
    ケットを所定のトルクによって押圧することにより待機
    位置から迫り出させて前記繰り出しローラを前記用紙に
    当接させ、また用紙繰り出し給紙終了後には、前記コイ
    ルスプリングが駆動軸を締め付ける方向に駆動軸を回転
    させ、かつ前記ワンウェイクラッチを介して駆動軸とブ
    ラケットとを連結して、前記ブラケットを待機位置に戻
    す構成にしたことを特徴とする給紙装置。
JP10228969A 1998-08-13 1998-08-13 用紙繰り出し機構および給紙装置 Pending JP2000053262A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109416859A (zh) * 2016-07-13 2019-03-01 迪堡多富公司 接触式推送器/进给轮实现方式

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109416859A (zh) * 2016-07-13 2019-03-01 迪堡多富公司 接触式推送器/进给轮实现方式
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