JP2000052777A - 油圧により高さを変更できる車載用収納庫 - Google Patents

油圧により高さを変更できる車載用収納庫

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JP2000052777A
JP2000052777A JP10262233A JP26223398A JP2000052777A JP 2000052777 A JP2000052777 A JP 2000052777A JP 10262233 A JP10262233 A JP 10262233A JP 26223398 A JP26223398 A JP 26223398A JP 2000052777 A JP2000052777 A JP 2000052777A
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JP
Japan
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roof
switch
movable roof
supply
lock
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JP10262233A
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English (en)
Inventor
Nobutada Nakama
名嘉真布伸
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ANETSUKUSU KK
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ANETSUKUSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】油圧シリンダー、給・排切換弁、油圧ポンプ、
タンクおよびこれらを作動するスイッチを設けることに
より屋根の高さを自由にかつ安全に可変できる車載用収
納庫を提供するためになされたものである。 【解決手段】可動屋根の四隅に設けたガイド棒を収納庫
本体の四隅に設けたガイド用の中空の支柱内にそれぞれ
挿通し、その下部に油圧シリンダーを配置するとともに
該油圧シリンダーは給・排切換弁、油圧ポンプ、タンク
およびこれらを作動するスイッチと連結し、常時は可動
屋根と収納庫本体をロック機構により固定しておき、可
動屋根を移動するときは操作レバーの操作でロックを解
除したのちに油圧装置のスイッチが働くようにしたこと
を特徴とする油圧により高さを変更できる車載用収納
庫。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は軽貨物運送に使用す
るパネル車や保冷車など荷台に積載して使用する収納庫
の改良に関し、油圧シリンダー、給・排切換弁、油圧ポ
ンプ、タンクおよびこれらを作動するスイッチを設け、
油圧シリンダーのピストンの上下により屋根の高さを可
変できるようにした油圧により高さを変更できる車載用
収納庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の軽貨物運送用の自動車は小型で小
回りが効くのが特徴であるが、軽量であっても嵩張る荷
物の場合には例え重量は限度内であっても固定された収
納庫ではその荷物を収容できないために、幌付の車両を
使用している。 しかし幌付きの車輛は嵩高な荷物を積
載できるが、鍵をかけることができないので不用心であ
り、また、気密性に欠けるので埃が入り、精密機械とか
その部品の輸送には適していないし、パネルバンは容積
が固定されているので、その容積以内の荷物しか取扱い
ができないなどそれぞれ欠点を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本出願人は、前記のよ
うな従来のパネルバンタイプの軽貨物車の欠点を払拭す
るため、先に特許出願(特願平8−360028)、
(特願平10−204178)をしたが、本発明はこれ
らを更に改良したものであって、可動屋根を油圧シリン
ダーによって任意の高さに昇降させることができるよう
にしたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上下に移動する
可動屋根の四隅に設けたガイド棒を収納庫本体の四隅に
設けたガイド用の中空支柱内に挿通するとともにその下
端部を油圧シリンダーの上端と連接し、油圧シリンダー
のピストンの上下により可動屋根が上下できるようにし
たものである。可動屋根は常時は、自重により、または
スプリングによって下方に降ろした状態でフックにて係
止しておき、庫内の容積を増やしたい場合に油圧シリン
ダーを駆動して上方に移動させ、自然降下しないよう再
度フックにて係止固定するようにしたものである。
【0005】可動屋根は任意の位置に固定できるよう収
納庫本体設との間に第3図のようなロック機構を設け、
略S字型で中央に回動支点を有するフックの上端にスプ
リングを配設してその先端が常時スットプ溝に嵌合して
ロックするとともに、他端をワイヤーを介して操作レバ
ーと連結し、操作レバーを引くことによりロックを解除
できるようにする。
【0006】油圧回路には油圧シリンダー、給・排切換
弁、油圧ポンプ、タンクを配設し、給・排切換弁、油圧
ポンプは電動機と接続しておき、スイッチのON/OF
Fにより作動し、該スイッチは操作レバーの把持部の先
端あるいはその近傍にに設け、ロックの解除後または同
時に給排切換弁、電動機などを作動させ、油圧シリンダ
ーのロッドが自由に伸縮できるようにする。
【0007】屋根は自重またはスプリングによって最下
端または任意の位置に降下させた状態でフックによって
ロックしておき、屋根を上昇させるときは、このフック
の一端とワイヤーで連結した操作レバーの操作でロック
を解除し、スイッチをONにして給排切換弁を供給側に
切換、油圧ポンプを作動して油圧シリンダーのピストン
を上昇させ屋根部分を上方に持ち上げ、下降させる場合
には、同様にロックを解除し、スイッチをONにして給
排切換弁を排出側に切換え作動油をタンクに排除し、ピ
ストンを降下させ、屋根の自重またはスプリングによっ
て降下させるようにしたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に実施の一例を図面によって
詳述する。
【0009】
【実施例1】図1に示すように可動屋根1の四隅に設け
たガイド棒2を収納庫本体3の四隅に設けた中空の支柱
4内にそれぞれ挿通し、その下部に油圧シリンダー5を
装着する。油圧回路は、図2に示すように油圧シリンダ
ー5、給・排切換弁6、油圧ポンプ7、タンク8よりな
り、給・排切換弁6、油圧ポンプ7はスイッチ9によっ
て作動し、常時は屋根が自重またはスプリング(図示せ
ず)によって最下端または任意の位置に降下した状態で
フック10によってロックしておく。 なお、図面中1
8は油圧系統の配管を示すものである。 また、図面
中、油圧シリンダー5は中空支柱4の下方に分離した状
態で表示してあるが、油圧シリンダー5を支柱の内部に
装填することも可能であることは勿論である。
【0010】可動屋根1に係止用のロック溝11を適当
数設け、該ロック溝11に嵌合するフック10は、略S
字型で回動支点12を有し、上端近傍にスプリング13
を配して、その先端が常時ロック溝11に嵌合するよう
になし、可動屋根1が高速走行時にも振動しないように
ロックするとともに、他端にワイヤー14の一端を連結
し、該ワイヤー14の他端を操作レバー15に連結し、
該操作レバーを引くことによりロックを解除できるよう
にする。
【0011】操作レバー15の把持部16の先端または
その近傍にスイッチ9を配設し、給・排切換弁6、油圧
ポンプ7の電動機と接続し、スイッチ9のON/OFF
はロックの解除と同時かまたは解除後に行なうようにセ
ットする。
【0012】本実施例においては油圧シリンダー5を使
用したけれど、使用する流体は油に限らず水や圧搾空気
そのた適当な流体を使用してピストン17をシリンダー
内において摺動させることができるものであれば良いこ
とは勿論である。
【0013】可動屋根1を常態よりも上方に移動して固
定した場合に油圧シリンダー5を作動させたままにして
おく方法と、固定と同時に給・排切換弁6を排出側に切
り替えて油圧シリンダー5の油をタンク8に還流させ、
ピストン17を収締させておく方法がある。
【0014】可動屋根1は、前記のように常時は自重ま
たはスプリングによって最下端または任意の位置に降下
させた状態でフック10によってロックされており、必
要に応じて屋根を上昇させたいときは、操作レバー15
の操作でロックを解除し、スイッチ9をONにして給排
切換弁6を供給側に切換え、油圧ポンプ7を作動して油
圧シリンダー5のピストン17を上昇させることによ
り、ピストン17に連結しているロッド18の先端に連
接しているガイド棒2が押し上げられ可動屋根1を上方
に持ち上げる。 可動屋根1が所望の位置に上昇した
ときにスイッチ9を切ると、フック10がスプリング1
3の作用によりのロック溝11に嵌合してロック機構が
働く。
【0015】可動屋根1を下降させる場合には、操作レ
バー15を操作することによりロック機構を解除し、ス
イッチ9をONにして給・排切換弁を排出側に切換え作
動油をタンク8に排除し、ピストン17を降下させる
と、それにつれて可動屋根1は自重またはスプングによ
って降下し、所望の位置でスイッチ9をOFFにすると
自動的にロック機構が作動するようにしたものである。
【0016】
【発明の効果】本発明は前記のように高さを変更できる
車載用収納庫の改良に関するものであって、可動屋根の
昇降をより簡単に行うことができるようにしたものであ
る。油圧シリンダーや圧搾空気のような流体を利用した
アクチュエーターを用いたので軽車輛の運転手が一人
で、ワンタッチで可動屋根を上下に移動させることがで
き、しかも、ロック機構を有しているので可動屋根を任
意の位置に強固に固定できる。 したがって、高速道路
での高速走行時にも可動屋根が振動や離脱するおそれは
全くなく、安全走行を行なうことができるとともに、搬
送中に可動屋根が降下して搬送品を損傷させる惧れも全
くなく、小回りがきくという軽貨物の特徴を活かしなが
ら、必要に応じてより多くの荷物を運搬できるなど数多
くの優れた特徴を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる、可動屋根と収納庫の位置的関
係を示す構成図である。
【図2】油圧系統及びロック機構の関連性を示す概略図
である。
【図3】ロック機構の部分拡大図である。
【図4】可動屋根を最下端に降ろした状態を示す要部の
部分拡大図である。
【図5】可動屋根を最上端に固定した状態を示す要部の
部分拡大図である。
【符合の説明】
1 可動屋根 2 ガイド棒 3 収納庫本体 4 中空の支柱 5 油圧シリンダー 6 給・排切換弁 7 油圧ポンプ 8 タンク 9 スイッチ 10 フック 11 ロック溝 12 回動支点 13 スプリング 14 ワイヤー 15 操作レバー 16 把持部 17 ピストン 18 配管

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可動屋根の四隅に設けたガイド棒を収納庫
    本体の四隅に設けたガイド用の中空の支柱内にそれぞれ
    挿通し、その下部に油圧シリンダーを装着し、該油圧シ
    リンダーは給・排切換弁、油圧ポンプ、タンクおよびこ
    れらを作動するスイッチと連結し、常時は屋根を自重ま
    たはスプリングによって最下端または任意の位置に降下
    させた状態でロックしておき、屋根を上昇させるとき
    は、ロックを解除したのちスイッチをONにして給排切
    換弁を供給側に切換、油圧ポンプを作動して油圧シリン
    ダーのピストンを上昇させて屋根部分を上方に持ち上
    げ、下降させる場合には、同様にロックを解除し、スイ
    ッチONにして給排切換弁を排出側に切換え、作動油を
    タンクに排除してピストンを降下させ、屋根の自重また
    はスプリングによって降下させるようにしたことを特徴
    とする油圧により高さを変更できる車載用収納庫
  2. 【請求項2】中央近傍に回動支点を有する略S字状のフ
    ックの一端が常時は可動屋根に設けたロック溝に嵌合す
    るようその先端近傍にスプリングを配し、他端をワイヤ
    ーを介して操作レバーと連結し、該操作レバーの操作に
    よりロックを解除できるようにしたことを特徴とする請
    求項1記載のロック機構
  3. 【請求項3】操作レバーの把持部の先端又はその近傍に
    スイッチを設け、ロックの解除と同時に給排切換弁、油
    圧ポンプなどを作動させることができるようにしたこと
    を特徴とする請求項の1記載の操作レバー
JP10262233A 1998-08-12 1998-08-12 油圧により高さを変更できる車載用収納庫 Pending JP2000052777A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030073564A (ko) * 2002-03-12 2003-09-19 기아자동차주식회사 화물차량의 적재함
EP1923246A1 (fr) * 2006-11-16 2008-05-21 Peugeot Citroën Automobiles Société Anonyme Pavillon de toit rigide modulable d'un véhicule automobile
CN105292276A (zh) * 2014-07-30 2016-02-03 扬州中集通华专用车有限公司 厢式车及其车厢体

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