JP2000052742A - 建設機械用空調装置 - Google Patents

建設機械用空調装置

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JP2000052742A
JP2000052742A JP10226321A JP22632198A JP2000052742A JP 2000052742 A JP2000052742 A JP 2000052742A JP 10226321 A JP10226321 A JP 10226321A JP 22632198 A JP22632198 A JP 22632198A JP 2000052742 A JP2000052742 A JP 2000052742A
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air
door
spot
driver
construction machine
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Kenji Asami
健二 浅見
Teruaki Yamaguchi
輝明 山口
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Bosch Corp
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Zexel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業者がドアや窓の開閉に伴って空調装置の
設定を変更することなく、キャビン内を快適な環境にす
ることができる建設機械用空調装置を提供することを目
的とする。 【解決手段】 運転室1の昇降用ドア10、フロントド
ア9、昇降用ドア10の窓10W、フロントドア9の窓
9Wのいずれかの開放により、上記運転室1内の空気と
外気との流通が生じた場合に、外気温の影響を打消すよ
うに、自動的にスポット吹出し口7やフロント吹出し口
6に冷房能力または暖房能力を上昇させた空気を送風す
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建設機械に搭載さ
れ、建設機械の運転室内に空調された空気を吹き出す空
調ユニットを備えた建設機械用空調装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の建設機械の運転室(キャ
ビン)1内に空調された空気(空調空気)を吹き出す空
調ユニット2を備えた建設機械用空調装置の配置を示す
図で、空調ユニット2は、通常、キャビン1内の運転席
3の後部に配置されており、上記空調ユニット2の上部
に設けられた空気吹出し口2bから空調空気をキャビン
1内に送風するとともに、上記運転席3の前方に設けら
れたフロント吹出し口6に分配ダクト6dを介して空調
空気を送り、上記フロント吹出し口6からも空調空気を
キャビン1内に送風するようにしている。また、キャビ
ン1内に送風される空調空気の温度は、上記空調ユニッ
ト2内に設けられた制御装置2aにより、運転席3の正
面に設けられた操作パネル4において運転者が設定した
目標雰囲気温度Tzと、上記運転席3の前方下部に設け
られた内気温センサ8で測定されたキャビン1内の雰囲
気温度Tiとが等しくなるように制御され、空調空気の
送風量は、上記操作パネル4において運転者が設定した
設定風量Wzに基づいて制御される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ショベル等
の建設機械の運転時には、運転中に足場の確認や機械の
周囲で作業をしている作業員との連絡等を行うため、フ
ロントドア9や昇降用のドア10あるいはそれらの窓を
開放したまま作業を行うことが多い。その場合、夏季で
あれば、ほとんどの作業者は、空調装置の設定をFull
Cool(最低設定温度状態)で、かつMax Hi(最大送風
量)で使用している。また、冬季であれば、空調装置の
設定をFull Hot(最高設定温度状態)で、かつMax Hi
(最大送風量)で使用している。一方、ドア9,10や
それらの窓を閉じている状態では、空調装置は、上述し
たように、目標雰囲気温度Tzと設定風量Wzに基づいて
自動運転される。したがって、作業者が足場の確認等を
行った後にフロントドア9あるいは昇降用のドア10を
閉めた場合には、空調装置はFull CoolかつMax Hiま
たはFull HotかつMax Hiの状態にあるので、キャビン
1内は、冷え過ぎまたは暖め過ぎの状態になってしま
い、作業者は、ドアや窓の開閉の度毎にいちいち操作パ
ネル4を操作して、空調装置の設定を変更しなければな
らなかった。
【0004】本発明は、従来の問題点に鑑みてなされた
もので、作業者がドアや窓の開閉に伴って空調装置の設
定を変更することなく、キャビン内を快適な環境にする
ことができる建設機械用空調装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の建設機械用空調装置は、運転室のドアや窓等の開放に
より、上記運転室内の空気と外気との流通が生じた場合
に、外気温の影響を打消すように空調ユニットの冷房能
力または暖房能力を上昇させるようにしたものである。
【0006】請求項2に記載の建設機械用空調装置は、
冷房時には吹き出される空調空気の温度を低めに設定し
て冷房能力を上昇させ、暖房時には吹き出される空調空
気の温度を高めに設定して暖房能力を上昇させるように
したものである。
【0007】請求項3に記載の建設機械用空調装置は、
吹き出される空調空気の送風量を増大させることにより
空調ユニットの冷房能力または暖房能力を上昇させるよ
うにしたものである。
【0008】請求項4に記載の建設機械用空調装置は、
運転室内の運転席の近傍にスポット吹出し口を設け、こ
のスポット吹出し口から上記空調ユニットの空調空気を
上記運転席近傍に吹き出すようにしたものである。
【0009】請求項5に記載の建設機械用空調装置は、
運転室内の運転席の近傍に可撓性を有する部材から成る
スポット用ダクトを設け、このスポット用ダクトを介し
て上記スポット吹出し口から上記空調ユニットの空調空
気を上記運転席近傍に吹き出すようにしたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づき説明する。図1は本発明の実施の形態
に係わる建設機械用空調装置の配置を示す図で、図2は
建設機械の運転室(キャビン)に設けられたドア及び窓
の配置を示す図である。図1において、1はキャビン、
2は制御装置2aを有し、上部に空気吹出し口2bを備
えた空調ユニット、3は運転席、4は操作パネル、5は
建設機械の操作レバー、6は空調ユニット2からダクト
6dを介して送風された空調空気を運転席3の前方から
吹き出すためのフロント吹出し口、7は空調ユニット2
からダクト7dを介して送風された空調空気を、運転席
3の側方に配設され、フレキシブルな部材から成るダク
トを備えたスポット吹出し口、8はキャビン1内の雰囲
気温度Tiを検出する内気温センサである。また、図2
において、9は前窓9Wを有するフロントドア、10は
側窓10Wを有する昇降用ドア、11は側窓11Wを有
する後部ドアで、図2の矢印に示すように、フロントド
ア9はキャビン1の前後方向に開閉し、昇降用ドア10
はキャビン1の側方に開閉するものである。上記各ドア
には、図1に示すように、ドアの開閉を検知するドアセ
ンサ9S,10Sがそれぞれ取付けられている。また、
各窓は、図2の矢印に示すようにそれぞれ上下方向に開
閉し、その開閉は図外の前窓開閉検知手段及び側窓開閉
検知手段によって検知される。なお、上記後部ドア11
及び後部ドア11の側窓11Wは開閉しないようになっ
ている。
【0011】図3は、操作パネル4に設けられた空調設
定パネル4Kの配置図の一例を示すもので、パネル4K
の左上にはフロント吹出し口6をスポット稼動するため
のフロントキー41とスポット吹出し口7をスポット稼
動するためのスポットキー42とを備えたスポット空調
稼動手段であるスポット入力部43が設けられ、上部中
央には吹出し口を手動選択するマニュアル部45が設け
られ、右上には自動空調モード入力キー44が設けられ
ている。また、下部には、左から、風量設定キー47と
温度設定キー48と空調停止キー49とがそれぞれ設け
られている。空調装置は、通常、自動空調モードになっ
ており、キャビン1内へ送風される空調空気の温度と送
風量が、上記温度設定キー48で設定された目標雰囲気
温度Tzと上記風量設定キー47で設定された設定風量
zになるように運転される。
【0012】図4は、本発明の実施の形態に係わる建設
機械用空調装置の制御ブロック図で、制御装置2aは、
操作パネル4に設けられた空調設定パネル4Kの温度設
定キー48からの目標雰囲気温度Tzの温度データと、
内気温センサ8で検出された雰囲気温度Tiの温度デー
タと、フロントドアセンサ9Sからのフロントドア開閉
信号S9S、前窓開閉検知手段からの前窓開閉信号S9W
昇降用ドアセンサ10Sからの昇降用ドア開閉信号S
10S、側窓開閉検知手段からの側窓開閉信号S10W、空調
設定パネル4Kのスポットキー41,42からの入力信
号、及び風量設定キー47で設定された設定風量Wz
風量データとに基づいて、送風ファン13の送風量を制
御するとともに、アクチュエータ14を駆動してエバポ
レータ15から送られてくる冷風とヒータコア16にに
よる暖風との混合割合を調整するミックスドア17の開
度を調整して空調空気の温度を制御するものである。ま
た、上記制御装置2aは、アクチュエータ18,19を
駆動して、各吹出し口2b,6,7から送風される空調
空気の送風量及び吹出し口の選択を制御する。なお、同
図において、符号Sfは上記制御装置2aから送風ファ
ン13に送られる送風量制御信号を示す。
【0013】次に、上記構成の建設用空調装置の動作に
ついて、図5のフローチャートに基づいて説明する。但
し、簡単のため、空調を夏季の冷房運転とし、キャビン
1内の空調状態は自動空調モードに設定されているもの
とする。まず、制御装置2aは、スポットキー41
(F;フロント吹出し口)からの入力があるかどうかを
判断し(ステップS1)、次にスポットキー42(S;
スポット吹出し口)からの入力があるかどうかを判断す
る(ステップS2,S3)。スポットキー41,42の
双方から入力があった場合、制御装置2aは、アクチュ
エータ18,19を制御してフロント吹出し口6とスポ
ット吹出し口7への送風路を開くとともに、送風空気の
温度をFull Cool(最低設定温度状態)とし、かつ送風
量をMax Hi(最大送風量)として、フロント吹出し口
6とスポット吹出し口7の双方から冷風を最大風量で送
風する(状態)。また、スポットキー41のみの入力
の場合には、送風空気の温度をFull Coolとし、かつ送
風量をMax Hiとし、フロント吹出し口6から冷風を最
大風量で送風し(状態)、スポットキー42のみの入
力の場合には、送風空気の温度をFull Coolとし、かつ
送風量をMax Hiとし、スポット吹出し口7から冷風を
最大風量で送風する(状態)。
【0014】また、スポットキー41,42からの入力
信号がない場合には、フロントドアセンサ9Sからのフ
ロントドア開閉信号S9S、または昇降用ドアセンサ10
Sからの昇降用ドア開閉信号S10Sが入力したかどうか
を判断し(ステップS4)、上記フロントドア開閉信号
9Sまたは昇降用ドア開閉信号S10Sのいずれか一方ま
たは両方が入力した(ドアが開いた)場合には、空調装
置を上述した状態とする。また、上記フロントドア開
閉信号S9Sと昇降用ドア開閉信号S10Sがともに入力し
ていない(ドアが閉じている)場合には、ステップS5
に進んで、前窓開閉検知手段からの前窓開閉信号S9W
たは側窓開閉検知手段からの側窓開閉信号S10Wが入力
したかどうかを判断し、上記前窓開閉信号S9Wまたは側
窓開閉信号S10Wのいずれか一方または両方が入力した
(窓が開いた)場合には、空調装置を上述した状態と
する。なお、上記ステップS5において、前窓開閉信号
9Wまたは側窓開閉信号S10Wフロントドア開閉信号S
9Sと昇降用ドア開閉信号S1 0Sがともに入力していない
(ドアも窓も閉じている)場合には、制御装置2aは、
空調装置を目標雰囲気温度Tzと設定風量Wzとになるよ
うに自動運転する(状態)。すなわち、スポット吹出
し指示がなく、かつドアも窓も閉じているときには、空
調装置は、キャビン1内へ送風される空調空気の温度と
送風量が目標雰囲気温度Tzと設定風量Wzとになるよう
に自動運転される。この状態のとき、スポット吹出しが
指示されると、吹出し口、目標雰囲気温度、設定風量
が、上記入力されたスポットキーの信号に応じて、状態
〜に制御される。更に、窓またはドアが開いたとき
には、上記に優先して、開いた窓またはドアに応じて状
態または状態に制御される。例えば、作業者がフロ
ントドア9を開いて作業をしていたとすると、制御装置
2aは空調状態を自動的に上記状態にし、スポット吹
出し口7とフロント吹出し口6とからFull CoolかつMa
x Hiの空調空気を吹出させる。作業者がキャビン1内
に戻って各窓及びドアを全て閉じた状態とした場合に
は、制御装置2aは空調状態を目標雰囲気温度Tzと設
定風量Wzとになるように制御する。なお、冬季におい
ては、上記状態〜のFull Cool (最低設定温度状
態)に代えてFull Hot(最高設定温度状態)とする。
【0015】図6は、キャビン1内の運転席3近傍に設
けられたスポット吹出し口7の詳細を示す図で、空調空
気は、空調ユニット2からダクト7dを介してスポット
用ダクト本体7aに送られる。上記スポット用ダクト本
体7aは、蛇腹構造を有するフレキシブルな部材から構
成されているので、作業者はスポット吹出し口7を所望
の方向に向けることができる。
【0016】このように、本実施の形態によれば、昇降
用ドア10、フロントドア9、前窓10W、側窓9Wの
いずれか一方あるいは複数または全部が開放されたとき
に、自動的にスポット吹出し口7やフロント吹出し口6
に冷房能力または暖房能力を上昇させた空気を送風でき
るので、キャビン1内の作業環境を向上させることがで
きる。また、作業者がキャビン1の外部で作業した後に
キャビン1内に戻った場合など、各ドアや窓の全てが閉
じられたときには、キャビン1内の温度と送風量とが目
標雰囲気温度Tzと設定風量Wzとになるように自動運転
されるので、作業者が空調装置の温度や送風量の設定変
更を行うことなく、快適な冷房状態または暖房状態を得
ることができる。更に、運転席3の近傍に可撓性を持つ
部材から成るスポット用ダクト本体7aを設け、空調ユ
ニット2から送られてくる空調空気を運転席3の近傍に
吹出すようにしたので、空調空気が運転席3近傍からも
キャビン1内に送風されるだけでなく、作業者がスポッ
ト吹き出し口7の方向を自ら調整することができるの
で、キャビン1内の作業環境を更に向上させることがで
きる。
【0017】なお、本実施の形態においては、フロント
ドア9または昇降用ドア10のいずれか一方または両方
が開放状態のときにフロント吹出し口6とスポット吹き
出し口7の双方から冷房能力または暖房能力を最大にし
た空気を運転席3近傍に吹出すようにし、各ドア9,1
0が閉じている場合、前窓9Wまたは側窓10Wのいず
れか一方または両方が開放状態のときにスポット吹き出
し口7から冷房能力または暖房能力を最大にした空気を
運転席3近傍に吹出すようにしたが、ドアや窓を開放し
たときの冷房能力または暖房能力やその時の空調空気の
吹出し口については、上記例に限るものではなく、ドア
や窓あるいは運転席の配置等によって適宜設定されるも
のである。例えば、フロントドア9が小さく、上記ドア
9を開放したとしても、室内外の空気の流通がそれほど
大きくない場合には、吹出し口は上記ドア9の開放前と
変更せずに、冷房能力または暖房能力をわずかに上昇さ
せるのみとすることもできる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
建設機械用空調装置は、運転室のドアや窓等の開放によ
り、上記運転室内の空気と外気との流通が生じた場合
に、外気温の影響を打消すように空調ユニットの冷房能
力または暖房能力を上昇させるようにしたので、作業者
はドアや窓の開閉の度毎に空調装置の設定を変更するこ
となく、快適な冷房状態または暖房状態を得ることがで
きる。
【0019】請求項2に記載の建設機械用空調装置は、
冷房時には吹き出される空調空気の温度を低めに設定し
て冷房能力を上昇させ、暖房時には吹き出される空調空
気の温度を高めに設定して暖房能力を上昇させるように
したので、ドアや窓の開放時における吹出し空気の調整
を適切に行うことができ、快適な冷房状態または暖房状
態を得ることができる。
【0020】請求項3に記載の建設機械用空調装置は、
吹き出される空調空気の送風量を増大させることにより
空調ユニットの冷房能力または暖房能力を上昇させるよ
うにしたので、ドアや窓の開放時における体感温度を適
切に変化させることができ、快適な冷房状態または暖房
状態を得ることができる。
【0021】請求項4に記載の建設機械用空調装置は、
運転室内の運転席の近傍にスポット吹出し口を設け、こ
のスポット吹出し口から上記空調ユニットの空調空気を
上記運転席近傍に吹き出すようにしたので、運転席の作
業者にスポット的に空調空気を送ることができ、ドアや
窓を開放したまま運転する場合でも、快適な冷房状態ま
たは暖房状態を得ることができる。
【0022】請求項5に記載の建設機械用空調装置は、
運転室内の運転席の近傍に可撓性を有する部材から成る
スポット用ダクトを設け、このスポット用ダクトを介し
て上記スポット吹出し口から上記空調ユニットの空調空
気を上記運転席近傍に吹き出すようにしたので、作業者
が空気吹出し口の方向を所望の方向に調整することがで
き、快適な冷房状態または暖房状態を得ることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係わる建設機械用空調装置
の配置を示す図である。
【図2】本発明の実施形態に係わる建設機械のドア及び
窓の配置を示す図である。
【図3】本発明の実施形態に係わる建設機械用空調装置
の操作パネルの一例である。
【図4】本発明の実施形態に係わる建設機械用空調装置
の制御ブロック図である。
【図5】本発明の実施形態に係わる建設機械用空調装置
の動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施形態に係わるスポット吹き出し口
の配置の詳細を示す図である。
【図7】従来の建設機械用空調装置の配置を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 運転室(キャビン) 2 空調ユニット 2a 制御装置 2b (空調ユニットの)吹出し口 3 運転席 4 操作パネル 5 (建設機械の)操作レバー 6 フロント吹出し口 7 スポット吹出し口 7a スポット用ダクト本体 8 内気温センサ 9 フロントドア 10 昇降用ドア 9W 前窓(フロントドアの窓) 10 昇降用ドア 10W 側窓(昇降用ドアの窓) 13 送風ファン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建設機械の運転室内に空調された空気を
    吹き出す空調ユニットを備えた建設機械用空調装置にお
    いて、運転室のドアや窓等の開放により、上記運転室内
    の空気と外気との流通が生じた場合に、外気温の影響を
    打消すように上記空調ユニットの冷房能力または暖房能
    力を上昇させるようにしたことを特徴とする建設機械用
    空調装置。
  2. 【請求項2】 冷房時には吹き出される空調空気の温度
    を低めに設定して冷房能力を上昇させ、暖房時には吹き
    出される空調空気の温度を高めに設定して暖房能力を上
    昇させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の
    建設機械用空調装置。
  3. 【請求項3】 吹き出される空調空気の送風量を増大さ
    せることにより空調ユニットの冷房能力または暖房能力
    を上昇させるようにしたことを特徴とする請求項1また
    は請求項2に記載の建設機械用空調装置。
  4. 【請求項4】 運転室内の運転席の近傍にスポット吹出
    し口を設け、このスポット吹出し口から上記空調ユニッ
    トの空調空気を上記運転席近傍に吹き出すようにしたこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3
    に記載の建設機械用空調装置。
  5. 【請求項5】 運転室内の運転席の近傍に可撓性を有す
    る部材から成るスポット用ダクトを設け、このスポット
    用ダクトを介して上記スポット吹出し口から上記空調ユ
    ニットの空調空気を上記運転席近傍に吹き出すようにし
    たことを特徴とする請求項4に記載の建設機械用空調装
    置。
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