JP2000051698A - 排気ガス浄化用触媒及びその使用方法 - Google Patents

排気ガス浄化用触媒及びその使用方法

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JP2000051698A JP10225891A JP22589198A JP2000051698A JP 2000051698 A JP2000051698 A JP 2000051698A JP 10225891 A JP10225891 A JP 10225891A JP 22589198 A JP22589198 A JP 22589198A JP 2000051698 A JP2000051698 A JP 2000051698A
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purifying catalyst
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 リーン雰囲気下におけるNOx浄化性能を向
上させ、かつ三元触媒としての機能を十分に発現できる
排気ガス浄化用触媒及びそのNOx浄化作用が特に有効
に発現できる使用方法を提供。 【解決手段】 排気ガス浄化用触媒は、Ce,La,Z
rが酸化物換算で各々1〜7重量%、2〜15重量%、
2〜15重量%担持されかつそれらの少なくとも一部が
複合化して担持された多孔質体上に、パラジウムが担持
されて成る粉末(粉末1)と、次の一般式 (0<α<1、0<β<1、0<γ<1 δ:各元素の
原子価を満足する酸素量Ln=La,Ce及びNdから
選ばれた少なくとも一種A=Mg,Ca,Sr,Ba,
Na,K及びCsから選ばれた少なくとも一種)で表さ
れる複合酸化物粉末(粉末II)とを含み、触媒1L当た
り粉末Iを100〜300g、粉末IIを40〜100
g、Pdを2〜15g含有する。更に、この触媒を、空
然比が10〜15、又は10〜14.8と、15〜50
とを繰返すリーンバーンエンジン車に使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車、ボイラー
等の内燃機関から排出される排気ガス中の炭化水素(H
C)、一酸化炭素(CO)及び窒素酸化物(NOx)を
浄化する排気ガス浄化用触媒及びその使用方法に関し、
特に酸素過剰雰囲気下でのNOxの浄化性能に優れる排
気ガス浄化用触媒及びその使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、石油資源の枯渇問題及び地球温暖
化問題の関点から、低燃費自動車の実現が期待されてお
り、特にガソリン自動車に対しては希薄燃焼自動車の開
発が注目されている。希薄燃焼自動車においては、希薄
燃焼走行時の排気ガス雰囲気は、理論空燃状態(以下、
「ストイキ状態」と称す)に比べて酸素過剰雰囲気(以
下、「リーン雰囲気」と称す)となる。リーン雰囲気に
おいて、従来の三元触媒を適応させた場合には、過剰な
酸素の影響からNOx浄化作用が不十分となるという問
題があった。このためリーン雰囲気下においてもNOx
を浄化できる触媒の開発が望まれていた。
【0003】従来より、リーン雰囲気下におけるNOx
浄化性能を向上させる触媒は種々提案されており、例え
ば特開平5−168860号公報には、ランタンと白金
(Pt)とを多孔質担体に担持させてランタンをNOx
吸収材として用いる触媒が開示されている。これはリー
ン雰囲気下でNOxを吸収し、ストイキ状態あるいは燃
料過剰(リッチ)雰囲気下でNOxを放出浄化するもの
である。
【0004】しかしながら、上記従来のNOx吸収触媒
(例えばPt−ランタン触媒)は、その特性上、リーン
雰囲気で定常走行を行うとNOx吸収量が飽和に達して
やがて吸収作用が消失するという問題があり、NOx浄
化性能が不足し、耐久後の性能も十分でなく、幅広い運
転条件下でNOxを浄化することができない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、請求項1〜6
記載の発明の目的は、従来の触媒では十分な活性を示さ
なかったリーン雰囲気下におけるNOx浄化性能を向上
させることができ、かつ三元触媒としての機能を十分に
発現することができる排気ガス浄化用触媒を提供するに
ある。
【0006】また、請求項7及び8記載の発明の目的
は、本発明の排気ガス浄化用触媒のそのNOx浄化作用
が特に有効に発現できる排気ガス浄化用触媒の使用方法
を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の排気ガス
浄化用触媒は、Ce,La及びZrが酸化物換算で各々
1〜7重量%、2〜15重量%、2〜15重量%担持さ
れかつそれらの少なくとも一部が複合化して担持された
無機質担体上に、パラジウムが担持されて成る粉末(粉
末1)と、次の一般式
【数2】 で表される複合酸化物粉末(粉末II)とを含み、排気ガ
ス浄化用触媒1L当たり上記粉末Iを100〜300
g、上記粉末IIを40〜100g含有することを特徴と
する。
【0008】請求項2記載の排気ガス浄化用触媒は、請
求項1記載の排気ガス浄化用触媒において、無機担体上
に少なくとも2層を設けた構造から成り、上記粉末IIを
含む層を下層に、上記粉末IIを含まない層をその上層に
設けて成ることを特徴とする。
【0009】請求項3記載の排気ガス浄化用触媒は、請
求項1又は2記載の排気ガス浄化用触媒において、更
に、ロジウムを含有し、ロジウム含有量が排気ガス浄化
用触媒1L当たり0.1〜2gであることを特徴とす
る。
【0010】請求項4記載の排気ガス浄化用触媒は、請
求項1〜3いずれかの項記載の排気ガス浄化用触媒にお
いて、更に、Mg,Ca,Sr,Ba,Na,K及びC
sから成る群より選ばれた少なくとも一種の金属を担持
することを特徴とする。
【0011】請求項5記載の排気ガス浄化用触媒は、請
求項1〜4いずれかの項記載の排気ガス浄化用触媒にお
いて、Mg,Ca,Sr,Ba,Na,K及びCsから
成る群より選ばれた少なくとも一種の金属は、酸化物換
算で触媒1L当たり10〜70g含有されることを特徴
とする。
【0012】請求項6記載の排気ガス浄化用触媒は、請
求項1〜5いずれかの項記載の排気ガス浄化用触媒にお
いて、触媒層を構成する材料の平均粒径が4μm以下で
あることを特徴とする。
【0013】請求項1〜6いずれかの項記載の排気ガス
浄化用触媒を、空然比が10〜50の範囲を繰り返すリ
ーンバーンエンジン車に使用することを特徴とする。
【0014】請求項1〜6いずれかの項記載の排気ガス
浄化用触媒を、空然比が10〜14.8と、15〜50
の範囲とを繰り返すリーンバーンエンジン車に使用する
ことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の排気ガス浄化用触媒中に
は、まずCe,La及びZrが酸化物換算で各々1〜7
重量%、2〜15重量%、2〜15重量%担持されかつ
それらの少なくとも一部が複合化して担持された無機担
体上に、パラジウムが担持されて成る粉末(粉末I)が
含まれる。かかる粉末IにCe,La及びZrの複合体
が含有されることで、粉末I数2で表される粉末IIとの
熱による固溶劣化が抑制され、Pdの有するNOx吸収
反応に必要なNO酸化機能に熱劣化が抑制される。
【0016】本発明で用いる粉末Iに含有されるCe,
Zr及びLaは、各成分の全てが複合化している場合に
上記作用は最大限に発揮されるが、その一部が複合化し
ている場合でも十分に上記作用は得られる。
【0017】前記Ce,Zr及びLaの含有量は粉末I
中、各々酸化物換算で1〜7重量%、2〜15重量%、
2〜15重量%であることが、貴金属のNO酸化機能の
熱による劣化を抑える点から好ましい。
【0018】前記粉末Iは、その作用が得られる量が触
媒中に含有されれば特に含有量は限定されないが、本発
明の排気ガス浄化用触媒1L当たり100〜300gが
好ましい。
【0019】また、上記粉末I中には、パラジウム(P
d)が含まれる。Pdを用いると、Pdと数2の式で表
わされる複合酸化物(粉末II)とが接触することによる
相互作用が更に高まり、その界面においてNOx吸収作
用がより向上する。
【0020】前記パラジウムの含有量は、NOx吸収能
と三元触媒性能が十分に得られれば特に限定されない
が、本発明の排気ガス浄化用触媒1Lあたり0.2〜1
5gが好ましい。
【0021】本発明の触媒はストイキ時の三元触媒とし
ての機能も必要であるため、Pdは、少なくとも一部が
無機担体の多孔質体に担持されることが好ましく、特に
アルミナに担持されることが好ましい。ここで用いるア
ルミナは耐熱性の高いものが好ましく、なかでも比表面
積が50〜300m2 /gの活性アルミナが好ましい。
またアルミナの耐熱性を向上させるために、従来から三
元触媒で適用されているように、セリウム、ランタン等
の希土類化合物やジルコニウムなどの添加物をさらに加
えてもよい。
【0022】更に本発明で用いる触媒は、ストイキ時の
三元触媒としての機能も必要であるため、従来から三元
触媒で用いられている添加物を更に加えても良く、例え
ば酸素ストレージ機能を有するセリアや、貴金属へのH
C吸着被毒を緩和するバリウムや、Rhの耐熱性向上に
寄与するジルコニア等である。
【0023】また、本発明の排気ガス浄化用触媒中に含
まれる複合酸化物粉末(粉末II)は、次の一般式
【数3】 で表される。
【0024】前記複合酸化物には、希土類金属と、アル
カリ金属及び/又はアルカリ土類金属と、遷移金属とが
含まれる。
【0025】希土類金属としては、ランタン及びネオジ
ムが、アルカリ金属としてはカリウム、ナトリウム及び
セシウムが、アルカリ土類金属としてはマグネシウム、
カルシウム、ストロンチウム及びバリウムが、また遷移
金属としては、コバルト及びマンガンが好適に使用でき
る。
【0026】このような上記ペロブスカイト型酸化物の
ような複合酸化物は、酸素欠損を生じ、この生成した酸
素欠損を介してNOxの吸着が容易になり、リーン雰囲
気においてNOxを吸収するという特性を利用すること
により、NOxの浄化性能を向上させることが可能とな
っている。
【0027】また、一般にペロブスカイト型酸化物は触
媒組成物中のアルミナ系酸化物と固相反応を起こして活
性が失活する場合があり、これを抑制するために、アル
ミナ系酸化物にランタン等をプリコートする方法や、ジ
ルコニアのようにペロブスカイトとの反応性が小さい材
料を用いる方法がある。
【0028】これに対して本発明のようにペロブスカイ
ト型酸化物のAサイトを量論比から僅かに欠損させ、ま
たBサイトにCoとMnを共存させることにより、ペロ
ブスカイト型酸化物と接する他の酸化物(アルミナ等)
(粉末I)との間での固相反応を抑制し、熱的安定性を
向上させ、熱耐久後の浄化性能を高く維持できることが
可能となった。
【0029】Aサイトの置換量は、0<α<1であり特
に限定されないが、NOx吸収能力を十分に得るために
は、特に、0.2≦α<1であることが好ましい。
【0030】βの値は、1以上だと単相のペロブスカイ
ト構造を構成しなくなるので0<α<1であることが好
ましい。γの値は、1以上だと単相のペロブスカイト構
造を構成しなくなるので0<γ<1であることが好まし
い。δの値は各原子の価数を満足する酸素量であり、お
よそ0<δ<4程度である。
【0031】本発明で用いられる複合酸化物、特に部分
置換ペロブスカイト酸化物は、その部分置換量とともに
リーン雰囲気下でNOxを吸収する性能を発現させる
が、その吸収機構は、気相中のNOxが複合酸化物上で
NO2 に酸化され、複合酸化物表面のMg,Ca,S
r,Ba,Na,K及びCsから成る群より選ばれた少
なくとも1種の元素の近傍に硝酸基あるいはそれに近い
状態で吸収されるものと考えられる。従ってリーン雰囲
気下でNOxを有効に吸収するための複合酸化物の組成
は、硝酸塩を容易に製造し得るMg,Ca,Sr,B
a,Na,K及びCsから成る群より選ばれた少なくと
も1種の元素を含有し、更に、NOxをNO2に酸化す
ることができる遷移金属元素を含有することが重要であ
る。
【0032】該複合酸化物の各構成元素は、触媒に含ま
れるこれらの全てが複合化している場合に、その上記し
た作用は最大限に発揮されるが、少なくとも一部が複合
体を形成しうる場合でも十分に上記作用を得ることがで
きる。
【0033】該複合酸化物の各構成元素は、熱耐久後で
も別々の酸化物として分離することなく複合酸化物とし
て存在することができ、これは例えばX線回折測定によ
り確認することができる。
【0034】該複合酸化物中の各構成元素には、その上
記作用を妨げる量でなければ微量の不純物を含んでも構
わず、例えばバリウム中に含まれるストロンチウムや、
ランタン中に含まれるセリウム、ネオジム、サマリウム
やジルコニウム中に含まれるハフニウムやイオウ等であ
る。
【0035】前記複合酸化物粉末(粉末II)は、その作
用が得られる量が触媒中に含有されれば特に含有量は限
定されないが、本発明の排気ガス浄化用触媒1Lあたり
40〜100g含有されることが好ましい。
【0036】本発明の排気ガス浄化用触媒は、前記粉末
Iと、複合酸化物(粉末II)とを共存させることによ
り、各々単独では得られないNOx浄化作用を得ること
が可能となっている。即ち、排気ガス雰囲気がリーンと
なった場合には、本発明の排気ガス浄化用触媒中の複合
酸化物によるNOx吸収作用により、高いNOx浄化性
能が得られる。該複合酸化物のNOx吸収し、また排気
ガス雰囲気がリーンからストイキに変化すると該複合酸
化物からNOxが放出され、高いNOx浄化性能が得ら
れる。該複合酸化物を構成する各成分の単独物を単に混
合しただけでは得られない優れたNOx浄化性能を得る
ものである。
【0037】また本発明の触媒は熱耐久後においても高
いNOx吸収作用を有し、これは該複合酸化物がAサイ
ト割合の少ないペロブスカイト型構造をとっており、粉
末Iとの固相反応が回避されたためである。
【0038】本発明の他の排気ガス浄化用触媒は、耐火
性無機担体上に少なくとも2層を設けた構造から成り、
上記粉末IIを含む層を下層に、上記粉末IIを含まない層
をその上層に設けて成る。
【0039】このように多層構造化し、粉末IIを内層に
含有せしめることで、ストイキ〜リッチ時に粉末IIから
放出されるNOxを効率よく浄化できることとなる。即
ち、放出NOxを有効に浄化するには、Pdを粉末IIを
含まない上層に配置することが良く、このような構造と
することにより粉末IIを含む内層でNOxを吸収し、粉
末IIを含まない上層で放出NOxを浄化することとな
る。
【0040】本発明の排気ガス浄化用触媒には、更に、
ロジウムを含有することが好ましい。ロジウムをさらに
添加することでストイキ〜リッチ時の放出NOx浄化機
能が更に高まる。これはロジウムが本来有するストイキ
〜リッチ域の高いNOx浄化機能が付加されることによ
る。
【0041】ロジウムは、ストイキ時の三元触媒として
の機能も必要であるため、耐火性無機担体、特に耐火性
無機担体に担持されることが好ましく、特にアルミナが
好適に用いられる。ここで用いるアルミナは耐熱性の高
いもので好ましく、なかでも比表面積が50〜300m
2 /gの活性アルミナが好ましい。またアルミナの耐熱
性を向上させるために、従来から三元触媒で適用されて
いるように、セリウム、ランタン等の希土類化合物やジ
ルコニウムなどの添加物を更に加えてもよい。
【0042】ロジウムの含有量は、上記機能を発揮する
のに十分な量であれば特に限定されず、排気ガス浄化用
触媒1L当たり0.1〜2gであることが好ましい。
【0043】また好適には、粉末IIからの放出NOxを
有効に浄化するには、ロジウムを粉末IIを含まない上層
に配置することが良く、これによりストイキ〜リッチ時
に粉末IIから放出されるNOxを効率良く浄化できるこ
ととなる。
【0044】好ましくは、本発明の排気ガス浄化用触媒
の低温活性及び還元(酸素不足)雰囲気下における触媒
活性をより高めるため、更にアルカリ金属及び/又はア
ルカリ土類金属を本発明の排気ガス浄化用触媒に含有す
る。
【0045】使用されるアルカリ金属及び/又はアルカ
リ土類金属には、ナトリウム、カリウム、セシウム、マ
グネシウム、カルシウム、ストロンチウム及びバリウム
が含まれる。本発明の排気ガス浄化用触媒にこのような
元素を追加すると、これらの元素と該粉末I,IIとの相
互作用が発現し、NOx吸収作用が高まることとなる。
更に該粉末I,IIの平均粒径を4μm以下の範囲とする
ことで該担持元素が高分散化し、NOx吸収作用が高ま
ることとなる。その含有量は触媒1L中10〜70gで
あることが、上記作用を最大限に発揮できることとなり
好ましい。
【0046】本発明の触媒層を構成する材料の平均粒径
(メジアン径)は4μm以下であることが好ましい。粒
径をこのような範囲とすることで、リーン時のNOx吸
収能力を向上させることができる。
【0047】即ち、排気ガス浄化用触媒は、ガス流れ速
度を遅くすると優れたNOx吸収作用を発揮でき、この
ような効果は、上記範囲の平均粒径とすることで達成さ
れ、その結果高いNOx吸収活性を得ることができるの
である。
【0048】更に、かかる平均粒径とすることによっ
て、好ましくは本発明の排気ガス触媒中に好適に担持さ
れるアルカリ金属及び/又はアルカリ土類金属を高分散
化し、NOx吸収作用を高めることもできる。
【0049】特に、前記効果を更に向上させるために
は、平均粒径は2〜4μmであることが好ましい。本明
細書における平均粒径は、レーザー回折型粒度分布計に
より測定されたものである。
【0050】本発明に用いる粉末Iと粉末IIの調製方法
は、粉末Iはアルミナと各成分元素の、また粉末IIは複
合酸化物の各構成元素の硝酸塩、酢酸塩、炭酸塩、クエ
ン酸、塩酸塩等を、所望する複合酸化物の組成比に混合
し、仮焼成した後粉砕して、熱処理焼成する固相反応
や、複合酸化物の各構成元素の硝酸塩、酢酸塩、炭酸
塩、塩酸塩、クエン酸塩等を、所望する複合酸化物の組
成比に混合し、水に溶解した後、必要に応じてNH4
HやNH3 CO3 等のアルカリ溶液を滴下して沈殿物を
生成し、ろ過した後沈殿物を乾燥させて焼成する共沈法
により調製することができるが、これらの方法に限定さ
れるものではなく、前記以外の方法でも複合酸化物が形
成されるものであればよい。
【0051】かかる方法により、複合酸化物を構成する
各成分の少なくとも一部を複合化することができる。
【0052】本発明で用いる複合酸化物の触媒調製用原
料には、前記したように、その上記作用を妨げる量でな
ければ微量の不純物を含んでも構わず、例えばバリウム
中に含まれるストロンチウムや、ランタン中に含まれる
セリウム、ネオジム、サマリウムや、ジルコニウム中に
含まれるハフニウムやイオウ等である。
【0053】本発明に用いる貴金属の貴金属原料化合物
としては、無機酸塩、炭酸塩、アンモニウム塩、有機酸
塩、ハロゲン化物、酸化物、ナトリウム塩、アンミン錯
化合物等を組み合わせて使用することができるが、特に
水溶性の塩を使用することが触媒性能を向上させる観点
から好ましい。貴金属の多孔質体への担持法としては特
殊な方法に限定されず、成分の著しい偏在を伴わない限
り、公知の蒸発乾固法、沈殿法、含浸法、イオン交換法
等の種々の方法を用いることができる。特にアルミナへ
の担持には、分散性を高める点から含浸法が好ましい。
【0054】イオン交換法、含浸法による場合、金属原
料は溶液で用いることが多いため、その溶液に酸あるい
は塩基を添加して、pHを調節することもできる。pH
を調節することにより、更に、高分散担持できる可能性
もある。
【0055】本発明の触媒は、一体構造型担体に担持し
て用いるのが好ましく、複合酸化物、貴金属担持無機担
体を粉砕してスラリーとし、触媒担体にコートして、4
00〜900℃の温度で焼成することにより、本発明の
排気ガス浄化用触媒を得ることができる。
【0056】複合酸化物、貴金属担持無機担体を粉砕す
るにあたっての粉砕方法は特に限定されず、好ましくは
これらを含む水性スラリーを湿式粉砕して、平均粒径が
4μm以下となるように調整する方法を用いることがで
きる。
【0057】粉砕に使用することのできる装置は特に限
定されず、市販のボール式振動ミルを用いることがで
き、ボール径、粉砕時間、振幅、振動周波数を調整して
所望の粒径を得る。
【0058】触媒担体としては、公知の触媒担体の中か
ら適宜選択して使用することができ、例えば耐火性材料
からなるモノリス構造を有するハニカム担体やメタル担
体等が挙げられる。
【0059】この触媒担体の形状は、特に制限されない
が、通常はハニカム形状で使用することが好ましく、こ
のハニカム材料としては、一般に例えばセラミックス等
のコージェライト質のものが多く用いられるが、フェラ
イト系ステンレス等の金属材料からなるハニカムを用い
ることも可能であり、更には触媒粉末そのものをハニカ
ム形状に成形しても良い。触媒の形状をハニカム状とす
ることにより、触媒と排気ガスの触媒面積が大きくな
り、圧力損失も抑えられるため自動車用等として用いる
場合に極めて有利である。
【0060】更に好ましくは、得られた前記排気ガス浄
化用触媒に、アルカリ金属及び/又はアルカリ土類金属
を含浸担持させる。使用できるアルカリ金属及びアルカ
リ土類金属としては、ナトリウム、カリウム、セシウ
ム、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム及びバ
リウムからなる群より選ばれる一種以上の元素である。
【0061】使用できるアルカリ金属及びアルカリ土類
金属の化合物は、酸化物、酢酸塩、水酸化物、硝酸塩、
炭酸塩等の水溶性のものである。これによりパラジウム
の近傍に塩基性元素であるアルカリ金属及び/又はアル
カリ土類金属を分散性良く担持することが可能となる。
この際、アルカリ金属及びアルカリ土類金属の原料化合
物を同時に、あるいは別個に含有させてもよい。
【0062】即ち、アルカリ金属化合物及び/又はアル
カリ土類金属化合物からなる粉末の水溶液を、ウォッシ
ュコート成分を担持した上記触媒に含浸し、乾燥し、次
いで、空気中及び/又は空気流通下で200℃〜600
℃焼成するものである。これは、アルカリ金属及びアル
カリ土類金属の原料化合物を一度低温で熱処理し酸化物
形態でコート層中に含有させると、後に高温に曝されて
も複合酸化物を形成し難くなるからである。かかる焼成
温度が、200℃未満だとアルカリ金属化合物及びアル
カリ土類金属化合物が充分に酸化物形態となることがで
きず、逆に600℃を越えると原料塩が急激に分解して
しまい、担体がひび割れてしまうことがあるので好まし
くない。
【0063】上記本発明の排気ガス浄化用触媒は、その
使用条件を特に限定されないが、好ましくは空燃比が1
0〜50、更に好ましくは空燃比が10〜14.8と1
5〜50の範囲とを繰り返すリーンバーンエンジン車に
使用することができる。このような使用方法とすること
により、NOx吸収・放出のサイクルが極めて有効に成
立し、特に効率の良いNOx浄化が可能となる。即ち、
空燃比が10〜50の範囲内の空燃比の大きな領域(リ
ーン領域)でNOxを吸収し、空燃比の小さな領域(リ
ッチおよび/またはストイキ)でNOxを浄化すること
により、高いNOx浄化性能を得ることができるのであ
り、さらに好適な範囲は、空燃比の小さな領域が10か
ら14.8、空燃比の大きな領域が15〜50である。
【0064】
【実施例】以下、本発明を次の実施例及び比較例により
説明する。実施例1 活性アルミナ粉末と硝酸セリウム、硝酸ジルコニル、硝
酸ランタンと水とを混合し、150℃で3時間乾燥後、
400℃で1時間焼成し、Ce−Zr−La担持アルミ
ナ粉末を得た。この粉末中に含まれる各成分の重量%は
酸化物換算でCe:2、Zr:7、La:7であった。
硝酸パラジウム水溶液を上記粉末に含浸し、乾燥後空気
中400℃で1時間焼成して、Pd−Ce−Zr−La
担持アルミナ粉末(粉末A)を得た。この粉末AのPd
濃度は4.0重量%であった。
【0065】炭酸ランタンと炭酸バリウムと炭酸コバル
トと炭酸マンガンとの混合物にクエン酸を加え、乾燥後
700℃で焼成し、粉末Bを得た。この粉末Bは金属原
子比でランタン/バリウム/コバルト=2/7/5/5
であった。
【0066】上記粉末Aを720g、上記粉末Bを18
0g、水900gを磁性ボールミルに投入し、1時間混
合粉砕してスラリー液を得た。このスラリーの平均粒径
は、5μmであった。このスラリー液をコーディエライ
ト質モノリス担体(1.3L,400セル)に付着さ
せ、空気流にてセル内の余剰のスラリーを取り除いて1
30℃で乾燥した後、400℃で1時間焼成し、コート
層重量250g/L−担体の排気ガス浄化用触媒を得
た。
【0067】実施例2 実施例1で得られた粉末Aを600g、実施例1で得ら
れた粉末Bを300g、水900gを磁性ボールミルに
投入し、1時間混合粉砕してスラリー液を得た。このス
ラリーの平均粒径は、5μmであった。このスラリー液
をコーディエライト質モノリス担体(1.3L、400
セル)に付着させ、空気流にてセル内の余剰のスラリー
を取り除いて130℃で乾燥した後、400℃で1時間
焼成し、コート層重量150g/L−担体を得た。
【0068】実施例1で得られた粉末Aを900g、水
900gを磁性ボールミルに投入し、混合粉砕してスラ
リー液を得た。このスラリーの平均粒径は、5μmであ
った。このスラリー液を上記コート層重量150g/L
−担体に付着させ、空気流にてセル内の余剰のスラリー
を取り除いて130℃で乾燥した後、400℃で1時間
焼成し、コート層重量250g/L−担体の排気ガス浄
化用触媒を得た。
【0069】実施例3 活性アルミナ粉末に硝酸ロジウム水溶液を含浸担持し、
400℃で1時間焼成し、ロジウム担持アルミナ粉末を
得た。この粉末のRh濃度は2重量%であった。実施例
1で得られた粉末Aを600g、実施例1で得られた粉
末Bを300g、水900gを磁性ボールミルに投入
し、1時間混合粉砕してスラリー液を得た。このスラリ
ーの平均粒径は、5μmであった。このスラリー液をコ
ーディエライト質モノリス担体(1.3L、400セ
ル)に付着させ、空気流にてセル内の余剰のスラリーを
取り除いて130℃で乾燥した後、400℃で1時間焼
成し、コート層重量150g/L−担体を得た。
【0070】実施例1で得られた粉末Aを750g、上
記ロジウム担持アルミナ粉末150g、水900gを磁
性ボールミルに投入し、混合粉砕してスラリー液を得
た。このスラリーの平均粒径は、5μmであった。この
スラリー液を上記コート層重量150g/L−担体に付
着させ、空気流にてセル内の余剰のスラリーを取り除い
て130℃で乾燥した後、400℃で1時間焼成し、コ
ート層重量270g/L−担体の排気ガス浄化用触媒を
得た。
【0071】実施例4 スラリーの平均粒径を3.5μmとした以外は、実施例
3と同様の方法で排気ガス浄化用触媒を得た。
【0072】実施例5 実施例4で得られた排気ガス浄化用触媒に酢酸Ba水溶
液を含浸し、Baを酸化物換算で触媒1L当たり30g
担持して、排気ガス浄化用触媒を得た。
【0073】比較例1 実施例1で得られた粉末AからCeを除く以外は実施例
1と同様の方法で、排気ガス浄化用触媒を得た。
【0074】比較例2 実施例1で得られた粉末AからZrを除く以外は実施例
1と同様の方法で、排気ガス浄化用触媒を得た。
【0075】比較例3 実施例1で得られた粉末AからLaを除く以外は実施例
1と同様の方法で、排気ガス浄化用触媒を得た。
【0076】比較例4 実施例1で得られた粉末AのCeを20重量%とする以
外は実施例1と同様の方法で、排気ガス浄化用触媒を得
た。
【0077】比較例5 実施例1で得られた粉末AのZrを40重量%とする以
外は実施例1と同様の方法で、排気ガス浄化用触媒を得
た。
【0078】比較例6 実施例1で得られた粉末AのLaを40重量%とする以
外は実施例1と同様の方法で、排気ガス浄化用触媒を得
た。
【0079】比較例7 実施例1で得られた粉末Aの代わりに、活性アルミナと
酸化セリウムと酸化ジルコニウムと酸化ランタンの混合
粉末( 割合を記載して下さい。 )を用いる以外は
実施例1と同様の方法で排気ガス浄化用触媒を得た。
【0080】比較例8 実施例1で得られた粉末Aに担持される貴金属をPtと
する以外は実施例1と同様の方法で、排気ガス浄化用触
媒を得た。
【0081】比較例9 実施例1で得られた粉末Bからコバルトを除き、ランタ
ン/バリウム/マンガン=2/7/10とする以外は実
施例1と同様の方法で、排気ガス浄化用触媒を得た。
【0082】前記実施例1〜5及び比較例1〜9で得ら
れた排気ガス浄化用触媒の触媒組成を表1に示す。
【0083】
【表1】
【0084】試験例 前記実施例1〜5及び比較例1〜9で得られた排気ガス
浄化用触媒について、以下の条件で初期及び耐久後の触
媒活性評価を行った。活性評価には、自動車の排気ガス
を模したモデルガスを用いる自動評価装置を用いた。
【0085】耐久条件 エンジン4400ccの排気系に触媒を装着し、触媒入
口温度700℃で、50時間運転して耐久を行った。
【0086】評価条件 触媒活性評価は、排気量2000ccのエンジンの排気
系に各触媒を装着し、A/F=14.6(ストイキ状
態)で60秒間、その後A/F=22(リーン雰囲気)
で20秒間、その後A/F=50(リーン雰囲気)で2
0秒間の運転を1サイクル行ない、各々平均転化率を測
定し、このA/F=14.6(ストイキ状態)の場合の
平均転化率とA/F=22(リーン雰囲気)の場合の平
均転化率とA/F=50(リーン雰囲気)の場合の平均
転化率とを平均してトータル転化率とした。この評価を
初期及び耐久後に各々行ない、触媒活性評価値を以下の
式により決定した。但し触媒入口温度を350℃とし
た。
【0087】
【数4】
【0088】トータル転化率として得られた触媒活性評
価結果を表2に示す。比較例に比べて実施例は、触媒活
性が高く、後述する本発明の効果を確認することができ
た。
【0089】
【表2】
【0090】
【発明の効果】請求項1〜6記載の排気ガス浄化用触媒
は、従来の触媒では十分な活性を示さなかったリーン雰
囲気下におけるNOx浄化性能を向上させ、かつ三元触
媒としての機能を十分に発現することができ、更に熱耐
久後においても優れたNOx浄化性能を示すことができ
る。
【0091】請求項7及び8記載の排気ガス浄化用触媒
の使用方法は、上記本発明の排気ガス浄化用触媒の有効
なNOx吸収、放出サイクルを特に効率良く発現させる
ことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F01N 3/10 B01J 23/84 311A Fターム(参考) 3G091 AA02 AA12 AB03 AB06 BA01 BA10 BA14 BA15 BA19 BA38 FB10 FB11 FB12 GA06 GB01X GB02W GB03W GB04W GB05W GB07W GB10W GB10X GB16X GB17X 4D048 AA06 AA13 AA18 AB05 AC06 BA01X BA01Y BA02X BA02Y BA03X BA08X BA08Y BA14X BA14Y BA15X BA15Y BA19Y BA28X BA28Y BA31X BA31Y BA33X BA33Y BA42X BA42Y BB02 CC08 4G069 AA03 BA01B BA05B BB04A BB04B BB06A BB06B BC02A BC03A BC06A BC09A BC10A BC12A BC13A BC13B BC41A BC42A BC42B BC43A BC43B BC62A BC67A BC67B BC71A BC72A BC72B CA02 CA03 CA09 DA06 EA19 EB18X EB18Y

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Ce,La及びZrが酸化物換算で各々
    1〜7重量%、2〜15重量%、2〜15重量%担持さ
    れかつそれらの少なくとも一部が複合化して担持された
    無機担体上に、パラジウムが担持されて成る粉末(粉末
    1)と、次の一般式 【数1】 で表される複合酸化物粉末(粉末II)とを含み、排気ガ
    ス浄化用触媒1L当たり上記粉末Iを100〜300
    g、上記粉末IIを40〜100gを含有することを特徴
    とする排気ガス浄化用触媒。
  2. 【請求項2】 無機担体上に少なくとも2層を設けた構
    造から成り、上記粉末IIを含む層を下層に、上記粉末II
    を含まない層をその上層に設けて成ることを特徴とする
    請求項1記載の排気ガス浄化用触媒。
  3. 【請求項3】 更に、ロジウムを含有し、ロジウム含有
    量が排気ガス浄化用触媒1L当たり0.1〜2gである
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の排気ガス浄化用
    触媒。
  4. 【請求項4】 更に、Mg,Ca,Sr,Ba,Na,
    K及びCsから成る群より選ばれた少なくとも一種の金
    属を担持することを特徴とする請求項1〜3いずれかの
    項記載の排気ガス浄化用触媒。
  5. 【請求項5】 Mg,Ca,Sr,Ba,Na,K及び
    Csから成る群より選ばれた少なくとも一種の金属は、
    酸化物換算で排気ガス浄化用触媒1L当たり10〜70
    g含有されることを特徴とする請求項1〜4いずれかの
    項記載の排気ガス浄化用触媒の製造方法。
  6. 【請求項6】 触媒層を構成する材料の平均粒径が4μ
    m以下であることを特徴とする請求項1〜5いずれかの
    項記載の排気ガス浄化用触媒。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6いずれかの項記載の排気ガ
    ス浄化用触媒を、空然比が10〜50の範囲を繰り返す
    リーンバーンエンジン車に使用することを特徴とする、
    排気ガス浄化用触媒の使用方法。
  8. 【請求項8】 請求項1〜6いずれかの項記載の排気ガ
    ス浄化用触媒を、空然比が10〜14.8と、15〜5
    0の範囲とを繰り返すリーンバーンエンジン車に使用す
    ることを特徴とする排気ガス浄化用触媒の使用方法。
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