JP2000049623A - 伝送方法、多重送信回路、多重受信回路、多重送受信回路 - Google Patents

伝送方法、多重送信回路、多重受信回路、多重送受信回路

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JP2000049623A
JP2000049623A JP21504098A JP21504098A JP2000049623A JP 2000049623 A JP2000049623 A JP 2000049623A JP 21504098 A JP21504098 A JP 21504098A JP 21504098 A JP21504098 A JP 21504098A JP 2000049623 A JP2000049623 A JP 2000049623A
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parallel data
circuit
data
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bit
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Yoshihiro Jin
吉廣 神
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送路のビット速度を上げずにデータを伝送
し、雑音の発生原因を減少させる。 【解決手段】 1フレームで伝送されるパラレルデータ
DATA0〜DATA3を、このパラレルデータの各ビ
ットの並びで表現される一つの値とする。1フレームを
パラレルデータの各ビットの並びで表現される値の最大
値で複数のスロットに分割する。例えば、パラレルデー
タが4ビットの場合、スロットは16となる。パラレル
データの各ビットの並びで表現される値が、例えば“1
000”であった場合、8番目のスロットを示すような
シリアルデータとすることで、パラレルデータをシリア
ルデータに変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パラレル信号をシ
リアル信号に変換して伝送する伝送方法、多重受信回
路、多重送信回路、多重送受信回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パラレル信号をシリアル信号に変
換して送信する場合は、一つのフレーム信号間の中でパ
ラレル信号のビット数分だけ時間分割し、各ビットデー
タをシリアルに多重化(時分割多重化)していた。ま
た、受信側では、シリアル受信データを、フレーム信号
を基準としてシリアル/パラレル変換を行いデータを再
生していた。即ち、従来の伝送方法では、パラレル信号
をビット数分だけ高速にシリアル多重を行って伝送して
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法でパラレル信号をシリアル伝送した場合、多重
された信号の変化は最大ビット数倍になり、データを伝
送する伝送路は高ビットレートのため、伝送路の周波数
帯域が必要であり、また、信号伝送時発生する雑音も高
周波成分まで含まれ、雑音対策が難しいという問題があ
った。
【0004】例えば、4ビットのパラレルデータを時分
割多重でシリアル変換した場合、最大4回の信号の変化
(1フレーム中“1010”等で、2回の信号の立ち上
がり、2回の信号の立ち下がり)がある。従って、パラ
レルデータのビット数が大きい程、信号変化が大きくな
り、データの立ち上がりや立ち下がりで発生する雑音の
頻度も大きくなるという問題があった。
【0005】このような点から、伝送路のビット速度を
上げることなくデータを伝送でき、かつ、雑音の発生原
因を減少させることのできる伝送方法の実現が望まれて
いた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題を
解決するため次の構成を採用する。 〈構成1〉1フレームで伝送されるパラレルデータを、
パラレルデータの各ビットの並びで表現される一つの値
とし、かつ、1フレームを各ビットの並びで表現される
値の最大値で複数のスロットに分割し、パラレルデータ
の各ビットの並びで表現される一つの値を、スロット位
置で表すことで、パラレルデータをシリアルデータに変
換し伝送することを特徴とする伝送方法。
【0007】〈構成2〉クロック信号をカウントし、カ
ウント値が、1フレーム分に達した場合にキャリー信号
を送出するカウンタと、カウンタから送出されるキャリ
ー信号を順次シフトして、送信するパラレルデータの各
ビットの並びで表現される最大値と等しいビット数で、
かつ、全ビットのうち1ビットのみが他のビットと値の
異なるパラレルデータとして出力するシフトレジスタ
と、シフトレジスタの出力と、送信するパラレルデータ
を入力し、送信するパラレルデータの値によって、シフ
トレジスタの出力を選択し、これを送信するパラレルデ
ータを変換したシリアルデータとして出力するセレクタ
とを備えたことを特徴とする多重送信回路。
【0008】〈構成3〉フレーム信号を受信した場合に
オン信号を出力し、一方、受信したシリアルデータ中の
信号状態が変化した場合にオフ信号を出力するフリップ
フロップと、フリップフロップのオン出力に基づきカウ
ントを開始して、復元するパラレルデータの各ビットの
値としてカウントし、オフ信号でカウントを停止して、
その時点の各ビットの値を受信したシリアルデータを復
元したパラレルデータとして出力するカウンタ回路を備
えた多重受信回路。
【0009】〈構成4〉送信するパラレルデータの各ビ
ットの並びで表現される最大値分の値を順次出力するカ
ウンタと、送信するパラレルデータのそれぞれの値に対
して、カウンタから出力される全ての値のうち、一つの
値の状態が他の値の状態とは異なるよう構成されたテー
ブルを格納し、送信するパラレルデータとカウンタから
出力される値に基づき、テーブル中の値を出力するメモ
リ回路と備え、メモリ回路の出力を送信するパラレルデ
ータを変換したシリアルデータとして出力する多重送信
回路。
【0010】〈構成5〉入力される1フレーム分のシリ
アルデータを1ビットずつシフトし、復元するパラレル
データの各ビットの並びで表現される最大値に等しいビ
ットでアドレスデータを出力するシフトレジスタと、復
元するビット数のパラレルデータが、パラレルデータの
各ビットの並びで表現される最大値に等しいビットに対
応して予め決定され、シフトレジスタの出力したアドレ
スに対応したパラレルデータを順次出力するメモリ回路
と、1フレームの区切りを示すフレーム信号の入力タイ
ミングで、メモリ回路の出力したパラレルデータをラッ
チし、ラッチしたパラレルデータを、入力したシリアル
データから復元したパラレルデータとして出力するラッ
チ回路とを備えたことを特徴とする多重受信回路。
【0011】〈構成6〉請求項5に記載の多重受信回路
において、2^N(Nは正の整数)のアドレス以外のア
ドレスが指定された場合はエラー出力を行うメモリ回路
とを備えたことを特徴とする多重受信回路。
【0012】〈構成7〉入力される1フレーム分のシリ
アルデータを1ビットずつシフトし、復元するパラレル
データの各ビットの並びで表現される最大数に等しいビ
ットでアドレスデータを出力するシフトレジスタと、復
元するビット数の正論理と負論理のパラレルデータが、
パラレルデータの各ビットの並びで表現される最大数に
等しいビットに対応して予め決定され、シフトレジスタ
の出力したアドレスに対応した正論理と負論理のパラレ
ルデータを順次出力するメモリ回路と、1フレームの区
切りを示すフレーム信号の入力タイミングで、メモリ回
路の出力した正論理と負論理のパラレルデータをラッチ
し、ラッチした正論理と負論理のパラレルデータを、入
力したシリアルデータから復元したパラレルデータとし
て出力するラッチ回路とを備えたことを特徴とする多重
受信回路。
【0013】〈構成8〉請求項5〜7のいずれかにおい
て、シフトレジスタの出力タイミングを決定するための
クロック信号を、受信したフレーム信号に基づき生成す
るクロック生成回路を備えたことを特徴とする多重受信
回路。
【0014】〈構成9〉請求項8に記載の多重受信回路
において、クロック生成回路は、与えられる電圧値に基
づいた周波数のクロック信号を発生する電圧制御型発振
回路と、電圧制御型発振回路から送出されるクロック信
号をカウントし、復元するパラレルデータの各ビットの
並びで表現される最大値のカウント数でキャリー信号を
送出するカウンタと、フレーム信号と、キャリー信号と
を入力し、これら信号の位相比較を行って、一致した場
合に、電圧制御型発振回路に対してそのタイミングでク
ロック信号を送出するよう制御を行う位相比較回路とで
構成されていることを特徴とする多重受信回路。
【0015】〈構成10〉各ビット1または0からなる
複数ビットの組み合わせで、0と1との状態変化が1回
以内である組み合わせの個数が、伝送するパラレルデー
タの各ビットの並びで表現される最大値を満たしている
複数ビットのデータを用い、前記伝送するパラレルデー
タの各ビットの並びで表現される値を、前記0と1との
状態変化が1回以内である組み合わせに割り当て、当該
割り当てた値をビット数の並びとしてシリアルデータに
展開して伝送することを特徴とする伝送方法。
【0016】〈構成11〉多重送信回路と多重受信回路
からなる多重送受信装置であって、多重送信回路は、各
ビット1または0からなる複数ビットの組み合わせで、
0と1との状態変化が1回以内である組み合わせの個数
が、伝送するパラレルデータの各ビットの並びで表現さ
れる最大値を満たしている複数ビットを表すデータを下
位アドレスとして順次出力するカウンタと、送信するパ
ラレルデータのそれぞれの値に対して、カウンタから出
力される全ての値のうち、一つの値の状態が他の値の状
態とは異なるよう構成されたテーブルを格納し、送信す
るパラレルデータとカウンタから出力される値に基づ
き、テーブル中の値を出力するメモリ回路と備え、メモ
リ回路の出力を送信するパラレルデータを変換したシリ
アルデータとして出力するよう構成され、多重受信回路
は、入力される1フレーム分のシリアルデータを1ビッ
トずつシフトし、各ビット1または0からなる複数ビッ
トの組み合わせで、0と1との状態変化が1回以内であ
る組み合わせの個数が、復元するパラレルデータの各ビ
ットの並びで表現される最大値を満たしている複数ビッ
トと等しいビット数でアドレスデータを出力するシフト
レジスタと、復元するビット数のパラレルデータが、複
数ビットに対応して予め決定され、シフトレジスタの出
力したアドレスに対応したパラレルデータを順次出力す
るメモリ回路と、1フレームの区切りを示すフレーム信
号の入力タイミングで、メモリ回路の出力したパラレル
データをラッチし、ラッチしたパラレルデータを、入力
したシリアルデータから復元したパラレルデータとして
出力するラッチ回路とにより構成したことを特徴とする
多重送受信回路。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて詳細に説明する。 《具体例1》 〈構成および動作〉図1は本発明の伝送方法を具体例1
として示すタイムチャートである。図示の例は、パラレ
ルデータがDATA0〜DATA3の4ビットの場合を
示している。先ず、パラレルデータを送信する間隔は、
フレーム信号間とする。即ち、1フレームとは、パラレ
ルデータの各ビットの値が一つの値を示している区間を
意味している。
【0018】フレーム信号間をパラレルデータで表すこ
とのできる状態(図示例では4ビットであるため、2^
4=16通りのスロット)に分割する。
【0019】そして、送信するDATA0〜DATA3
のデータ内容により、この分割した各スロット(0〜1
5)の位置に信号ビットを立てる。例えば、DATA0
〜DATA3が全て“0”ならば、スロット0(タイム
チャート中の多重データ0に相当)にビットが立つ。ま
た、DATA0およびDATA1が“1”、DATA2
およびDATA3が“0”ならば、各ビットで表現され
る値は“0011”であるため、スロット3(タイムチ
ャート中の多重データ3に相当)のビットが立つ。
【0020】このように、DATA0〜DATA3で表
される値により、そのスロットにビットを立てることに
よりパラレルデータをシリアルに多重化する。
【0021】また、受信回路側では、受信したデータに
対して、フレーム信号を基準にスロット番号を検出する
ことにより、シリアルデータをパラレルデータに変換す
る。
【0022】〈効果〉以上のように、パラレルデータを
そのまま時分割多重するのではなく、パラレルデータの
各ビットの並びで表現される値の対応した位相信号を作
成して伝送し、受信回路側ではフレーム信号とシリアル
データとの位相差から、元のパラレルデータを再生する
ことにより、伝送路のビット速度を上げることなく伝送
することができる。また、パラレルデータのビット数が
大きくなっても、データの立ち上がりと立ち下がりは1
回だけであるため、雑音の発生原因も減少させることが
できる。
【0023】《具体例2》具体例2は、具体例1の伝送
方法を実現するスロット多重送信回路に関する例であ
る。また、以下の具体例ではパラレルデータとして4ビ
ットのデータを例として説明する。
【0024】〈構成〉図2は、具体例2の多重送信回路
の構成図である。図の回路は、カウンタ10、シフトレ
ジスタ20、セレクタ40、ドライバ60,70,80
からなる。
【0025】カウンタ10は、送信するパラレルデータ
のビット数に対応したカウンタであり、本具体例では4
ビットカウンタとなっている。このカウンタ10のクロ
ック端子CK(11)にはクロック信号が入力され、ク
リア端子CLR(12)にはフレーム信号が入力されて
いる。また、カウンタ10のキャリー端子Carry
(13)は、シフトレジスタ20のシリアル入力端子3
7に接続されている。
【0026】即ち、このカウンタ10は、入力されるク
ロック信号に基づき、出力端子Q0〜Q3(図示省略)
からカウント出力を行うと共に、4ビット分(16カウ
ント)した場合にキャリー出力を行う機能を有してい
る。
【0027】シフトレジスタ20は16ビットのシフト
レジスタであり、上述したように、そのシリアル入力端
子Si(37)に、カウンタ10のキャリー端子Car
ry(13)が接続されている。また、クロック端子C
K(38)にはクロック信号が入力されている。一方、
シフトレジスタ20の出力端子Q0(21)〜Q15
(36)は、セレクタ40の入力端子I00(41)〜
I15(56)に接続されている。
【0028】即ち、このシフトレジスタ20は、クロッ
ク信号に基づき、カウンタ10のキャリー出力を1ビッ
トずつシフトしたパラレルデータを出力するシフトレジ
スタである。
【0029】セレクタ40は、セレクト信号端子S0〜
S3にパラレルデータDATA0〜DATA3が入力さ
れ、このパラレルデータの値によって、シフトレジスタ
20からの16ビットの入力(入力端子I00〜I15
の入力)のうち、いずれかデータを選択し、出力端子O
ut(48)から出力する16−1セレクタである。
【0030】また、ドライバ60は、セレクタ40から
のシリアルデータを伝送路に出力するためのドライバ、
ドライバ70は、クロック信号を伝送路に出力するため
のドライバ、ドライバ80は、フレーム信号を伝送路に
出力するためのドライバである。
【0031】〈動作〉図3は、具体例2の動作を説明す
るためのタイムチャートである。先ず、クロック信号が
カウンタ10のクロック端子CK(11)に入力される
と、カウンタ10の出力端子Q0〜Q3(図2中では、
図示を省略している)の出力、およびキャリー端子Ca
rry(13)の出力は、それぞれ図3中のQ0〜Q3
およびCarryのようになる。
【0032】このキャリー出力が次段のシフトレジスタ
20のシリアル入力端子Si(37)に入力されると、
シフトレジスタ20の出力Q0〜Q15は、図3中のd
ate0〜date15のようなタイミングで1スロッ
ト幅の信号が得られる。この信号を送信データ(DAT
A0〜DATA3)のビット列により、セレクタ40に
より選択すると、データ幅に相当するスロット位置にビ
ットが立つ信号が得られ、ドライバ60,70,80に
より、データ、クロック、フレーム信号を伝送路を介し
て伝送することができる。
【0033】例えば、パラレルデータDATA0〜DA
TA3の値が“0100”であった場合、セレクタ40
では入力端子I08(49)の入力を選択して出力す
る。即ち、これは、1フレームを16分割した8番目の
位置にビットが立つ信号である。このシリアル信号をド
ライバ60を介して伝送路に出力することにより、パラ
レルデータに対応したシリアルデータを伝送することが
できる。
【0034】〈効果〉以上のように、具体例2によれ
ば、クロック信号をカウントするカウンタ10のキャリ
ー信号をシフトレジスタ20でシフトし、このシフトし
た信号の中からパラレルデータの値で選択して出力する
ようにしたので、パラレルデータの値に合わせたシリア
ルデータの位相信号を作成することができる。これによ
り、伝送路のビット速度を上げることなく伝送すること
ができ、また、雑音の発生原因を減少させることができ
る。
【0035】《具体例3》具体例3は、伝送路を介して
受信したシリアル多重データをフリップフロップとカウ
ンタを用いてパラレルデータに復元するようにしたもの
である。
【0036】〈構成〉図の回路は、インバータ110,
130、レシーバ120、NAND回路140、SRフ
リップフロップ150、カウンタ160からなる。
【0037】インバータ110は、伝送路からのシリア
ル多重データを入力し、その反転信号を出力する回路で
ある。また、インバータ130は、伝送路からのフレー
ム信号を入力し、その反転信号を出力する回路である。
更に、レシーバ120は、伝送路からのクロック信号を
入力し、カウンタ160のクロック端子CK(162)
に与えるための回路である。
【0038】NAND回路140は、インバータ110
の出力とインバータ130の出力とを入力し、反転論理
積信号を出力する出力する論理回路である。
【0039】フリップフロップ150は、反転S(セッ
ト)端子151にインバータ110の出力、反転R(リ
セット)端子152にNAND回路140の出力が入力
され、対応した出力Qと、反転Q端子153から反転Q
出力を送出するフリップフロップである。
【0040】カウンタ160は、そのイネーブル端子E
N(161)にフリップフロップ150の反転Q端子1
53が接続され、クロック端子CK(162)にレシー
バ120を介したクロック信号が入力され、また、クリ
ア端子CLR(163)に伝送路からのフレーム信号が
入力されるよう構成されている。一方、カウンタ160
の出力端子Q0(164)〜Q3(167)は、パラレ
ルデータDATA0〜DATA3を出力するための端子
である。
【0041】〈動作〉図5は、具体例3の動作を示すタ
イムチャートである。本具体例では、送信データが、
“1000”のパラレルデータをシリアルデータとして
受信した場合を説明する。
【0042】先ず、伝送路よりフレーム信号を受信する
ことにより、カウンタ160がリセットされ、その出力
Q0〜Q3は“0000”となる。また、フレーム信号
はインバータ130でその論理が反転されて(“0”→
“1”)、NAND回路140の他方の入力端子141
に入力される。従って、NAND回路140の出力は、
一方の入力端子142の値にかかわらず、“0”とな
る。この信号がフリップフロップ150の反転R端子1
52に入力されることにより、フリップフロップ150
はリセットされ、反転Q端子153の値は“1”とな
る。
【0043】一方、シリアル多重データは、インバータ
110でその論理が反転して、フリップフロップ150
の反転S端子151に入力されると共に、NAND回路
140の一方の入力端子142に入力される。例えば、
1フレームのシリアルデータの値が“1000”だとす
ると、タイミング0では、フリップフロップ150のセ
ット入力は“1”である。また、この値がNAND回路
140の一方の入力端子142に入力されるが、フレー
ム信号が“0”の場合、他方の入力端子141の値が
“1”であることからNAND回路140の出力は、
“1”となり、この出力がフリップフロップ150の反
転R端子152に入力され、従って反転Q端子153の
出力は“1”状態となる。
【0044】その後は、フレーム信号が“1”になる
が、シリアルデータの値が“0”である限り、フリップ
フロップ150の反転S端子151の値は“1”、反転
R端子152の値は“1”であることから、反転Q端子
153の値は“1”状態で保持される。
【0045】カウンタ160は、そのイネーブル端子E
N(161)に値“1”が入力されることからカウント
を開始し、そのパラレル出力端子Q0(164)〜Q3
(167)の値は、図5中のQ0〜Q3のようになる。
【0046】その後、図5中のDATAに示すように、
シリアルデータが8スロット目で“1”になると、フリ
ップフロップ150の反転S端子151の値は“0”と
なり、その結果、反転Q端子153の値が“0”とな
る。
【0047】これによりカウンタ160のイネーブル端
子EN(161)の値が“0”となることから、カウン
タ160のカウントが停止し、その時点のパラレル出力
端子Q0(164)〜Q3(167)の値“1000”
が、シリアルデータに対応したパラレルデータの値とし
て出力される。
【0048】〈効果〉以上のように、具体例3によれ
ば、フリップフロップ150とカウンタ160を用い
て、シリアルデータの値をパラレルデータに変換するよ
うにしたので、パラレルデータの値に合わせた位相信号
のシリアルデータを、伝送路のビット速度を上げること
なく伝送した信号を再生することができる。
【0049】《具体例4》具体例4は、予め、パラレル
データのアドレスに対応したシリアルデータを送出する
ためのメモリ回路を設け、このメモリ回路を用いてパラ
レルデータをシリアルデータに変換して送出するように
したスロット多重送信回路である。
【0050】〈構成〉図6は、具体例4の構成図であ
る。図の回路は、カウンタ210、メモリ回路220、
ドライバ230,240,250からなる。カウンタ2
10は、そのクロック端子CK(212)にクロック信
号を、そのクリア端子CLR(213)にはフレーム信
号(FRM)が入力されるよう構成されている。即ち、
このカウンタ210は、フレーム信号によってリセット
され、クロック信号に基づいてカウントした出力をパラ
レル出力端子Q0(214)〜Q3(217)から出力
するカウンタである。
【0051】メモリ回路220は、カウンタ210の値
とパラレルデータDATA0〜DATA3の値に対応し
たシリアルデータをROM等に格納する回路である。メ
モリ回路220の下位アドレス端子AD0(221)〜
AD3(224)には、カウンタ210の出力Q0(2
14)〜Q3(217)の値が供給され、上位アドレス
にはパラレルデータDATA0〜DATA3の値が供給
されるよう構成されている。
【0052】図7は、メモリ回路220の格納データの
説明図である。図示のように、メモリ回路220は、そ
の上位アドレスと下位アドレスに対応した値が設定され
ている。従って、メモリ回路220の出力D0からは、
パラレルデータDATA0〜DATA3の値に対応した
データ列の値が、その下位アドレスで指定されるタイミ
ングで出力されることになる。
【0053】また、ドライバ230は、メモリ回路22
0からのシリアルデータを伝送路に出力するためのドラ
イバ、ドライバ240は、クロック信号を伝送路に出力
するためのドライバ、ドライバ250は、フレーム信号
を伝送路に出力するためのドライバである。
【0054】〈動作〉図8は、具体例4の動作を示すタ
イムチャートである。フレーム信号(FRM)によりカ
ウンタ210がリセットされ、カウンタ出力Q0(21
4)〜Q3(217)が“0000”の状態となる。ま
た、送信するパラレルデータDATA0〜DATA3に
より、メモリ回路220の上位アドレスAD4(22
5)〜AD7(228)が指定され、一方、下位アドレ
スAD0(221)〜AD3(224)が、カウンタ2
10によりカウントアップされる。これにより、DAT
A0〜DATA3の値に相当するシリアルデータがメモ
リ回路220の出力端子D0から出力される。
【0055】例えば、DATA0〜DATA3の値が
“1000”であった場合、メモリ回路220の上位ア
ドレスが“1000”となる。そして、下位アドレスが
カウンタ210のカウントアップされる値となるため、
メモリ回路220の出力は、図8中のメモリ出力に示す
ように、スロット8が“1”となるシリアルデータとな
る。
【0056】そして、このデータをドライバ230を介
して伝送路に出力すると共に、クロック信号およびフレ
ーム信号をドライバ240およびドライバ250を介し
て伝送路に出力する。
【0057】〈効果〉以上のように、具体例4によれ
ば、パラレルデータに対応した値を格納するメモリ回路
220を備え、この値をカウンタ210からのカウント
アップデータによってシリアルに出力するようにしたの
で、伝送路のビット速度を上げることなく伝送すること
ができる。また、メモリ回路220のアドレス線の増加
と、カウンタのビット数を増加させることにより、多重
度を上げることができる。
【0058】《具体例5》具体例5は、シリアルデータ
をシフトレジスタで、パラレルデータの値に対応した値
を出力し、この値をアドレスとするメモリ回路を設け、
このメモリ回路の出力をラッチしてパラレルデータを復
元するようにしたものである。
【0059】〈構成〉図9は、具体例5の多重受信回路
の構成図である。図の回路は、レシーバ300,31
0、インバータ320、シフトレジスタ330、メモリ
回路360、ラッチ回路390からなる。
【0060】レシーバ300は、伝送路からシリアルデ
ータを受信するためのレシーバであり、その出力はシフ
トレジスタ330のシリアル入力端子Si(331)に
供給されるよう接続されている。レシーバ310は、伝
送路からクロック信号を受信するためのレシーバであ
り、その出力はシフトレジスタ330のクロック端子C
K(332)に供給されるよう接続されている。また、
インバータ320は、伝送路からフレーム信号を受信
し、その論理を反転してラッチ回路390のクロックと
するための回路である。
【0061】シフトレジスタ330は、入力されるシリ
アルデータの値を、クロック信号に基づき、1ビットず
つシフトし、16ビットのパラレルデータとして、パラ
レル出力端子Q0(340)〜Q15(355)から出
力するレジスタである。
【0062】メモリ回路360は、アドレス入力端子A
D0(370)〜AD15(385)にシフトレジスタ
のパラレルデータをアドレスとして入力し、そのアドレ
スに対応したパラレルデータを出力する回路であり、予
めアドレスに対応したデータをROM等に格納してい
る。
【0063】図10は、メモリ回路360の格納値を示
す説明図である。図示のように、入力されるアドレス
が、2^0から2^16に対応した4ビットのデータが
予め格納されている。
【0064】ラッチ回路390は、メモリ回路360か
らのパラレルデータをラッチする回路であり、その入力
端子D0(392)〜D3(395)にメモリ回路36
0からのパラレルデータを入力してその値をラッチし、
そのクロック端子CK(391)に入力される信号に基
づき、ラッチしたパラレルデータを、パラレル出力端子
Q0(396)〜Q3(399)から出力する回路であ
る。
【0065】〈動作〉図11は、具体例5の動作を示す
タイムチャートである。本具体例では、送信データが
“1000”のパラレルデータをシリアルデータとして
受信した場合を説明する。
【0066】先ず、受信したシリアルデータをシフトレ
ジスタ330で、クロックに同期してフレーム信号から
フレーム信号までのデータを受信することにより、シフ
トレジスタ330の出力Q0(340)〜Q15(35
5)の状態が変化する。そのデータをメモリ回路360
のアドレス入力端子AD0(370)〜AD15(38
5)に入力することにより、メモリ回路360は、対応
するパラレルデータを出力端子Q0(361)〜Q3
(364)から出力する。
【0067】ラッチ回路390は、メモリ回路360か
ら出力されるパラレルデータをフレーム信号でラッチ
し、そのラッチデータを、出力端子Q0(396)〜Q
3(399)からパラレルデータDATA0〜DATA
3として出力する。
【0068】本具体例では、送信データが“1000”
のパラレルデータをシリアルデータとして受信した例で
あるため、そのシリアルデータはスロット8にビットが
立っているデータである。従って、スロット15におけ
るメモリ回路360のアドレスは“256”であり、そ
の結果、出力端子Q0(361)〜Q3(364)の値
は“1000”となる。この値が、フレーム信号の反転
信号が入力されることによりラッチされ、パラレルデー
タDATA0〜DATA3の値“1000”として出力
される。
【0069】〈効果〉以上のように具体例5によれば、
シリアルデータをシフトレジスタ330でパラレルデー
タとして展開し、このパラレルデータをアドレスとして
メモリ回路360から復元するパラレルデータを出力
し、このパラレルデータをフレーム信号に基づいてラッ
チするようにしたので、シリアル伝送された信号を、伝
送路のビット速度を上げることなく伝送した信号を再生
することができる。
【0070】《具体例6》具体例6は、具体例5におい
て、メモリ回路でエラーを検出した場合はエラー検出ビ
ットを“1”とするようにし、伝送路でのシリアルデー
タのエラーを検出するようにしたものである。
【0071】〈構成〉図12は、具体例6の構成図であ
る。図の回路は、レシーバ300,310、インバータ
320、シフトレジスタ330、メモリ回路360a、
ラッチ回路390からなる。
【0072】メモリ回路360aは、アドレス入力端子
AD0(370)〜AD15(385)にシフトレジス
タのパラレルデータをアドレスとして入力し、そのアド
レスに対応したパラレルデータを出力する回路であり、
予めアドレスに対応したデータをROM等に格納してい
る。
【0073】図13は、メモリ回路360aの格納値を
示す説明図である。図示のように、入力されるアドレス
が、2^0から2^16に対応した5ビットのデータ
(Q0〜Q4)が予め格納されている。そして、具体例
6のメモリ回路360aが具体例5のメモリ回路360
と異なるのは、アドレスが2^N(N=0〜15の整
数)以外では、エラー検出ビットであるQ4の値が
“1”となっていることである。即ち、2^N以外のア
ドレスで示されるデータは伝送誤り等の異常データであ
るため、エラー検出ビット出力端子Q4(365)から
出力されるエラー検出ビットの値を“1”とする。そし
て、この2^N以外のアドレスで示されるデータは用い
ないため、この場合のQ0〜Q3の値は“0”または
“1”のどちらでもよい。
【0074】メモリ回路360a以外の各構成は具体例
5と同様であるため、ここでの説明は省略する。
【0075】〈動作〉メモリ回路360aの出力端子Q
4から出力されるエラー検出ビット以外の動作は、図1
1に示した具体例5の動作と同様であるため、図11を
援用して説明する。
【0076】本具体例でも、具体例5と同様に、送信デ
ータが“1000”のパラレルデータをシリアルデータ
として受信した場合を説明する。
【0077】受信したシリアルデータをシフトレジスタ
330で16ビットのパラレルデータとして出力し、こ
のパラレルデータをアドレスとしてメモリ回路360a
より4ビットの出力(Q0〜Q3)を出力するのは具体
例5と同様である。
【0078】このとき、伝送路上でシリアルデータに雑
音等によりビットエラーが発生した場合、シフトレジス
タ330の出力端子Q0(340)〜Q15(355)
には2ビット以上“1”になるか、あるいはALL
“0”になることが考えられる。このような場合、メモ
リ回路360aのエラー検出ビット出力端子Q4(36
5)の値が“0”から“1”へと変化する。
【0079】ラッチ回路390は、メモリ回路360a
から出力されるパラレルデータをフレーム信号でラッチ
し、そのラッチデータを、出力端子Q0(396)〜Q
3(399)からパラレルデータDATA0〜DATA
3として出力する。一方、エラー検出ビットの値が
“1”であった場合は、ラッチ回路390の出力Q0
(395)〜Q3(398)を採用しない。
【0080】〈効果〉以上のように具体例6によれば、
シリアルデータをシフトレジスタ330でパラレルデー
タとして展開し、このパラレルデータをアドレスとして
メモリ回路360から復元するパラレルデータを出力
し、このパラレルデータをフレーム信号に基づいてラッ
チするようにしたので、シリアル伝送された信号を、伝
送路のビット速度を上げることなく伝送した信号を再生
することができる。また、受信データパターンビットに
1ビット付加することにより、伝送路のエラーチェック
を可能とする効果が得られる。
【0081】《具体例7》具体例7は、具体例5と同様
にメモリ回路からパラレルデータを送出すると共に、メ
モリ回路にビットの反転信号を送出する端子を設け、こ
れをラッチするようにしたものである。
【0082】〈構成〉図14は、具体例7の構成図であ
る。図の回路は、レシーバ300,310、インバータ
320、シフトレジスタ330、メモリ回路360b、
ラッチ回路390,400からなる。ここで、レシーバ
300〜シフトレジスタ330およびラッチ回路390
は、具体例5と同様であるため、ここでの説明は省略す
る。
【0083】メモリ回路360bは、アドレス入力端子
AD0(370)〜AD15(385)にシフトレジス
タのパラレルデータをアドレスとして入力し、そのアド
レスに対応した正論理と負論理のパラレルデータを出力
する回路であり、予めアドレスに対応した正論理と負論
理のパラレルデータをROM等に格納している。
【0084】図15は、メモリ回路360bの格納値を
示す説明図である。図示のように、入力されるアドレス
が、2^0から2^16に対応した4ビットの正論理デ
ータ(Q0〜Q4)と4ビットの負論理データ(Q4〜
Q7)が予め格納されている。尚、具体例5と同様、ア
ドレスが2^N(N=0〜15の整数)以外のデータ値
は、“1”“0”のどちらの値でもよい。
【0085】ラッチ回路400は、その入力端子D0
(401)〜D3(404)をメモリ回路360bの反
転出力Q4(366)〜Q7(369)に接続し、ま
た、インバータ320の出力をクロック端子409に入
力し、このクロックに基づき、入力したデータをラッチ
し、出力Q0(405)〜Q3(408)から反転DA
TA0〜DATA3として出力する回路である。
【0086】〈動作〉受信したシリアルデータをシフト
レジスタ330で16ビットのパラレルデータとして出
力し、このパラレルデータをアドレスとしてメモリ回路
360bより4ビットの正論理のデータ(Q0〜Q3)
を出力し、これをラッチ回路390でラッチし、DAT
A0〜DATA3として出力するのは具体例5と同様で
ある。
【0087】一方、メモリ回路360bの出力端子Q4
(366)〜Q7(369)からは、出力端子Q0(3
61)〜Q3(364)の反転ビットデータが出力され
る。例えば、アドレスが“1000”(=256)の場
合、出力端子Q0(361)〜Q3(364)からは
“0001”のデータが出力されるのに対し、出力端子
Q4(366)〜Q7(369)からは、“1110”
が出力される。
【0088】そして、ラッチ回路390は、具体例5と
同様に、伝送路からのシリアルデータを復元したパラレ
ルデータDATA0〜DATA3を出力する。また、ラ
ッチ回路400は、反転論理の信号をラッチすることに
より、パラレルデータDATA0〜DATA3の反転D
ATA0〜反転DATA3を出力する。
【0089】〈効果〉以上のように具体例6によれば、
シリアルデータをシフトレジスタ330でパラレルデー
タとして展開し、このパラレルデータをアドレスとして
メモリ回路360から復元するパラレルデータを出力
し、このパラレルデータをフレーム信号に基づいてラッ
チするようにしたので、シリアル伝送された信号を、伝
送路のビット速度を上げることなく伝送した信号を再生
することができる。また、メモリ回路から正論理のビッ
トデータと負論理のビットデータとを出力するようにし
たので、スキューのない反転論理をハードウェアの追加
なしに生成することが可能となる。即ち、正論理と負論
理のデータを、メモリ回路360bの出力として同時に
出力するため、インバータ等を用いて正論理から負論理
のビットデータを生成する場合に発生するそれぞれのデ
ータのスキュー等が発生しない。
【0090】《具体例8》具体例8は、伝送路を介して
受信したフレーム信号から、多重受信回路としてのクロ
ックを生成するようにしたものである。
【0091】〈構成〉図16は具体例8の構成図であ
る。図の回路は、レシーバ410,420、位相比較回
路430、電圧制御型発振回路440、カウンタ45
0、シフトレジスタ460、メモリ回路490、ラッチ
回路520、フリップフロップ530からなる。また、
位相比較回路430、電圧制御型発振回路440、カウ
ンタ450、フリップフロップ530によってクロック
生成回路600が構成されている。
【0092】ここで、レシーバ410、シフトレジスタ
460、メモリ回路490、ラッチ回路520の構成
は、図9に示した具体例5のレシーバ300、シフトレ
ジスタ330、メモリ回路360、ラッチ回路390の
構成と同様であるため、その説明は省略する。
【0093】また、レシーバ420は伝送路からフレー
ム信号を入力するためのレシーバである。位相比較回路
430は、一方の入力端子に、レシーバ420からの出
力、他方の入力端子にフリップフロップ530の反転Q
出力を接続し、その位相を比較し、その結果に対応した
電圧を出力する回路である。電圧制御型発振回路440
は、位相比較回路430の出力電圧に基づき発振周波数
を変化させて出力する回路であり、その発振出力は、シ
フトレジスタのクロック端子CK(481)に接続され
ていると共に、カウンタ450のクロック端子CK(4
51)とフリップフロップ530のクロック端子CK
(531)に接続されている。
【0094】カウンタ450は4ビットカウンタであ
り、そのキャリー出力をフリップフロップ530に入力
するよう構成されている。フリップフロップ530は、
Dフリップフロップであり、クロック端子CK(53
1)に電圧制御型発振回路440の出力を入力し、その
データ入力端子D(532)にカウンタ450のキャリ
ー出力を入力するよう構成されている。また、フリップ
フロップ530のQ出力(534)は、ラッチ回路52
0のクロック端子CK(529)に接続され、反転Q出
力(533)は、位相比較回路430の他方の入力端に
接続されている。
【0095】〈動作〉図17は、具体例8の動作を示す
タイムチャートである。伝送路からのフレーム信号を位
相比較回路430で受信する。電圧制御型発振回路44
0で発振した信号は、カウンタ450のクロック端子C
K(451)に入力され、これを16分周(4ビットカ
ウント)し、そのキャリー信号をフリップフロップ53
0のデータ入力端子D(532)に入力する。これによ
り、反転Q出力533からの出力が“1”となり、これ
が位相比較回路430の他方の入力端432に入力され
る。
【0096】位相比較回路430は、これらの入力の位
相を比較することにより、電圧制御型発振回路440に
与える電圧を制御する。これにより、電圧制御型発振回
路440の発振周波数を変化させて同期引き込みを行
う。
【0097】このような動作により、受信したフレーム
信号から、シフトレジスタ460へのクロックと、ラッ
チ回路520へのクロックを作成し、シフトレジスタ4
60およびラッチ回路520に与える。そして、これ以
降のシフトレジスタ460、メモリ回路490およびラ
ッチ回路520の動作は具体例5と同様である。
【0098】〈効果〉以上のように、具体例8によれ
ば、受信したフレーム信号から、このフレーム信号に同
期したクロックを作成し、これをシフトレジスタ460
やラッチ回路520に与えるようにしたので、クロック
信号、フレーム信号およびデータ信号の伝送線の一番周
波数の高いクロック信号を伝送することなく、信号の送
受信を可能とすることができる。その結果、伝送線の本
数を削減することができる。
【0099】《具体例9》具体例9は、複数ビットの組
み合わせで、“0”から“1”および“1”から“0”
への変化点がそれぞれ1回以内である組み合わせの個数
が、伝送するパラレルデータの値を表現するのに必要な
値を満たしているビット数のデータを用いてパラレルデ
ータをシリアルデータとして展開し、受信側では逆操作
することによりシリアルデータをパラレルデータとして
復元するようにしたものである。
【0100】図18は、具体例9における伝送方法のビ
ット組み合わせを示す説明図である。上述した具体例1
〜8では、フレーム信号間をパラレルデータで表すこと
のできる状態(上記の具体例では2^4=16通り)に
分割して、1フレーム間でのデータ変化は、立ち上がり
・立ち下がりそれぞれ1回ずつの変化でデータを作成し
ていた。
【0101】一方、図18に示すように、5ビットの状
態変化を考えると、1フレーム間で立ち上がり・立ち下
がりの変化が1回ずつの状態が16通りある(図中の組
み合わせ番号:0,1,2,3,4,6,7,8,1
2,14,15,16,24,28,30,31)。
【0102】そこで、この16通りの組み合わせのみを
用い、これらの5ビットの値を4ビットの送信データと
対応させることで、上記各具体例と同様に、1フレーム
間で立ち上がり・立ち下がりの変化が1回ずつのシリア
ルデータとして伝送することができる。
【0103】〈構成〉図19は、具体例9としてのタイ
ムスロット多重送受信回路の構成図である。図の回路
は、送信回路が、カウンタ210a、メモリ回路220
a、ドライバ230,240,250からなり、受信回
路が、レシーバ300,310,320、シフトレジス
タ330a、メモリ回路360c、ラッチ回路390か
らなる。
【0104】送信回路のカウンタ210aは、3ビット
のカウンタであり、クロックがクロック端子CK(21
2)に、また、フレーム信号がクリア端子CLR(21
3)に入力され、出力端子Q0(214)〜Q2(21
6)からは3ビットのデータが出力される。
【0105】メモリ回路220aは、アドレス入力端子
AD0(221)〜AD2(223)に、カウンタ21
0aの出力端子Q0(214)〜Q2(216)が接続
され、アドレス入力端子AD3(225)〜AD6(2
28)には、送信するパラレルデータDATA0〜DA
TA3が入力されるよう構成されている。また、データ
出力端子D0(229)は、ドライバ230に接続され
ている。
【0106】図20は、メモリ回路220aの格納デー
タの説明図である。図示のように、メモリ回路220a
は、4ビットの上位アドレスと3ビットの下位アドレス
に対応した値が設定されている。
【0107】ドライバ230,240,250は、具体
例4の構成と同様であるため、その説明は省略する。
【0108】受信回路のシフトレジスタ330aは、レ
シーバ300を介して入力されるシリアルデータの値
を、クロック信号に基づいて1ビットずつシフトし、5
ビットのパラレルデータとして出力するレジスタであ
る。即ち、シリアル信号がレシーバ300を介してシリ
アル入力端子Si(331)に入力され、クロックがレ
シーバ310を介してクロック端子CK(310)に入
力される。そして、出力端子Q0(340)〜Q4(3
44)は、メモリ回路360cのアドレス入力端子AD
0(370)〜AD4(374)に接続されている。
【0109】メモリ回路360cは、アドレス入力端子
AD0(370)〜AD4(374)にシフトレジスタ
330aのパラレルデータをアドレスとして入力し、そ
のアドレスに対応したパラレルデータを出力する回路で
あり、予めアドレスに対応したデータをROM等に格納
している。即ち、メモリ回路360cのアドレス入力端
子AD0(370)〜AD4(374)は、シフトレジ
スタ330aの出力端子Q0(340)〜Q4(34
4)に接続され、メモリ回路360cの出力端子Q0
(361)〜Q3(364)は、ラッチ回路390のデ
ータ入力端子D0(391)〜D3(395)に接続さ
れている。
【0110】図21は、メモリ回路360cの格納値を
示す説明図である。図示のように、入力される5ビット
のアドレスに対応した4ビットのデータが予め格納され
ている。
【0111】ラッチ回路390は、具体例5と同様に、
メモリ回路360cからのパラレルデータをラッチする
回路であり、その入力端子D0(392)〜D3(39
5)にメモリ回路360cからのパラレルデータを入力
してその値をラッチし、そのクロック端子CK(39
1)に入力される信号に基づき、ラッチしたパラレルデ
ータを、パラレル出力端子Q0(396)〜Q3(39
9)から出力する回路である。
【0112】〈動作〉図22は、具体例9の動作を示す
タイムチャートである。先ず、図示のように1フレーム
間を5分割する。これは、図18に示したように1フレ
ーム内に、変化点を立ち上がり・立ち下がりをそれぞれ
1回に制限し、かつ、16通りのパターンが存在する最
小のビット数が5ビットだからである。
【0113】そこで、パラレルデータ(送信側のDAT
A0〜DATA3)により、送信回路のメモリ回路22
0aの上位アドレスAD3(225)〜AD6(22
8)を指定し、また、下位アドレスAD0(221)〜
AD2(223)をカウンタ210aの出力Q0(21
4)〜Q2(216)で指定する。
【0114】カウンタ210aは、5進カウンタであ
り、クロックに同期してカウントアップし、フレーム信
号によりリセットされる。このカウンタ210aのカウ
ントアップにより、メモリ回路220aの内容が順次読
み出され、ドライバ230を介して受信回路に伝送され
る。
【0115】受信回路では、送信回路からクロック信
号、フレーム信号、シリアルデータを、レシーバ31
0,320,300で受け、データをシフトレジスタ3
30aでクロックに同期して受信し、そのデータで受信
回路側のメモリ回路360cのアドレスを指定する。
【0116】メモリ回路360cでは、図21に示すよ
うなデータ変換を行い、このデータをラッチ回路390
でフレーム信号により位相合わせを行ってラッチし、復
元したパラレルデータを出力する。
【0117】〈効果〉以上のように、具体例9によれ
ば、パラレルデータの各ビットをひとかたまりの組み合
わせとした場合、“0”から“1”および“1”から
“0”への変化点がそれぞれ1回以内である組み合わせ
を用いて、パラレルデータをシリアルデータとして展開
するようにしたので、1フレーム間での分割数を減らす
ことができ、従って、メモリの容量やシフトレジスタの
ビット数などを削減することができる。
【0118】以上のように、上記各具体例では、パラレ
ルデータの例として4ビットの場合を説明したが、これ
に限定されるものではなく、任意のビット数のパラレル
データに適用可能である。
【0119】また、上記具体例9では、4ビットのパラ
レルデータを変化点が1回のみのビットの並びで表現す
るための最小のビット数が5ビットである場合を説明し
たが、パラレルデータが4ビット以外であれば、それに
応じたビット数を用いることにより、具体例9と同様の
効果を奏することができる。
【0120】以上、各具体例では伝送路を介してパラレ
ルデータをシリアルデータに変換して伝送する例を説明
したが、この適用範囲として、信号をまとめて送受信す
るバス接続回路を使用している電子機器に用いることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の具体例1の伝送方法を示すタイムチャ
ートである。
【図2】本発明の具体例2の多重送信回路の構成図であ
る。
【図3】本発明の具体例2の多重送信回路の動作を示す
タイムチャートである。
【図4】本発明の具体例3の多重受信回路の構成図であ
る。
【図5】本発明の具体例3の多重受信回路の動作を示す
タイムチャートである。
【図6】本発明の具体例4の多重送信回路の構成図であ
る。
【図7】本発明の具体例4の多重送信回路におけるメモ
リ回路の格納データの説明図である。
【図8】本発明の具体例4の多重送信回路の動作を示す
タイムチャートである。
【図9】本発明の具体例5の多重受信回路の構成図であ
る。
【図10】本発明の具体例5の多重受信回路におけるメ
モリ回路の格納データの説明図である。
【図11】本発明の具体例5の多重受信回路の動作を示
すタイムチャートである。
【図12】本発明の具体例6の多重受信回路の構成図で
ある。
【図13】本発明の具体例6の多重受信回路におけるメ
モリ回路の格納データの説明図である。
【図14】本発明の具体例7の多重受信回路の構成図で
ある。
【図15】本発明の具体例7の多重受信回路におけるメ
モリ回路の格納データの説明図である。
【図16】本発明の具体例8の多重受信回路の構成図で
ある。
【図17】本発明の具体例8の多重受信回路の動作を示
すタイムチャートである。
【図18】本発明の具体例9の伝送方法のビット組み合
わせを示す説明図である。
【図19】本発明の具体例9の多重送受信回路の構成図
である。
【図20】本発明の具体例9の多重送受信回路における
送信側のメモリ回路の格納データの説明図である。
【図21】本発明の具体例9の多重送受信回路における
受信側のメモリ回路の格納データの説明図である。
【図22】本発明の具体例9の多重送受信回路の動作を
示すタイムチャートである。
【符号の説明】
10、160、210、210a、450 カウンタ 20、330、330a、460 シフトレジスタ 40 セレクタ 150 フリップフロップ 220、220a、360、360a、360b、36
0c メモリ回路 390、400 ラッチ回路 430 位相比較回路 440 電圧制御型発振回路 600 クロック生成回路

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1フレームで伝送されるパラレルデータ
    を、当該パラレルデータの各ビットの並びで表現される
    一つの値とし、 かつ、1フレームを前記各ビットの並びで表現される値
    の最大値で複数のスロットに分割し、 前記パラレルデータの各ビットの並びで表現される一つ
    の値を、前記スロット位置で表すことで、前記パラレル
    データをシリアルデータに変換し伝送することを特徴と
    する伝送方法。
  2. 【請求項2】 クロック信号をカウントし、カウント値
    が、1フレーム分に達した場合にキャリー信号を送出す
    るカウンタと、 前記カウンタから送出されるキャリー信号を順次シフト
    して、前記送信するパラレルデータの各ビットの並びで
    表現される最大値と等しいビット数で、かつ、全ビット
    のうち1ビットのみが他のビットと値の異なるパラレル
    データとして出力するシフトレジスタと、 前記シフトレジスタの出力と、前記送信するパラレルデ
    ータを入力し、当該送信するパラレルデータの値によっ
    て、前記シフトレジスタの出力を選択し、これを前記送
    信するパラレルデータを変換したシリアルデータとして
    出力するセレクタとを備えたことを特徴とする多重送信
    回路。
  3. 【請求項3】 フレーム信号を受信した場合にオン信号
    を出力し、一方、受信したシリアルデータ中の信号状態
    が変化した場合にオフ信号を出力するフリップフロップ
    と、 前記フリップフロップのオン出力に基づきカウントを開
    始して、復元するパラレルデータの各ビットの値として
    カウントし、オフ信号でカウントを停止して、その時点
    の各ビットの値を前記受信したシリアルデータを復元し
    たパラレルデータとして出力するカウンタ回路を備えた
    多重受信回路。
  4. 【請求項4】 送信するパラレルデータの各ビットの並
    びで表現される最大値分の値を順次出力するカウンタ
    と、 前記送信するパラレルデータのそれぞれの値に対して、
    前記カウンタから出力される全ての値のうち、一つの値
    の状態が他の値の状態とは異なるよう構成されたテーブ
    ルを格納し、前記送信するパラレルデータと前記カウン
    タから出力される値に基づき、前記テーブル中の値を出
    力するメモリ回路と備え、 前記メモリ回路の出力を前記送信するパラレルデータを
    変換したシリアルデータとして出力する多重送信回路。
  5. 【請求項5】 入力される1フレーム分のシリアルデー
    タを1ビットずつシフトし、復元するパラレルデータの
    各ビットの並びで表現される最大値に等しいビットでア
    ドレスデータを出力するシフトレジスタと、 復元するビット数のパラレルデータが、当該パラレルデ
    ータの各ビットの並びで表現される最大値に等しいビッ
    トに対応して予め決定され、前記シフトレジスタの出力
    したアドレスに対応したパラレルデータを順次出力する
    メモリ回路と、 1フレームの区切りを示すフレーム信号の入力タイミン
    グで、前記メモリ回路の出力したパラレルデータをラッ
    チし、当該ラッチしたパラレルデータを、前記入力した
    シリアルデータから復元したパラレルデータとして出力
    するラッチ回路とを備えたことを特徴とする多重受信回
    路。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の多重受信回路におい
    て、 2^N(Nは正の整数)のアドレス以外のアドレスが指
    定された場合はエラー出力を行うメモリ回路とを備えた
    ことを特徴とする多重受信回路。
  7. 【請求項7】 入力される1フレーム分のシリアルデー
    タを1ビットずつシフトし、復元するパラレルデータの
    各ビットの並びで表現される最大数に等しいビットでア
    ドレスデータを出力するシフトレジスタと、 復元するビット数の正論理と負論理のパラレルデータ
    が、当該パラレルデータの各ビットの並びで表現される
    最大数に等しいビットに対応して予め決定され、前記シ
    フトレジスタの出力したアドレスに対応した正論理と負
    論理のパラレルデータを順次出力するメモリ回路と、 1フレームの区切りを示すフレーム信号の入力タイミン
    グで、前記メモリ回路の出力した正論理と負論理のパラ
    レルデータをラッチし、当該ラッチした正論理と負論理
    のパラレルデータを、前記入力したシリアルデータから
    復元したパラレルデータとして出力するラッチ回路とを
    備えたことを特徴とする多重受信回路。
  8. 【請求項8】 請求項5〜7のいずれかにおいて、 シフトレジスタの出力タイミングを決定するためのクロ
    ック信号を、受信したフレーム信号に基づき生成するク
    ロック生成回路を備えたことを特徴とする多重受信回
    路。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の多重受信回路におい
    て、 クロック生成回路は、 与えられる電圧値に基づいた周波数のクロック信号を発
    生する電圧制御型発振回路と、 前記電圧制御型発振回路から送出されるクロック信号を
    カウントし、復元するパラレルデータの各ビットの並び
    で表現される最大値のカウント数でキャリー信号を送出
    するカウンタと、 フレーム信号と、前記キャリー信号とを入力し、これら
    信号の位相比較を行って、一致した場合に、前記電圧制
    御型発振回路に対してそのタイミングでクロック信号を
    送出するよう制御を行う位相比較回路とで構成されてい
    ることを特徴とする多重受信回路。
  10. 【請求項10】 各ビット1または0からなる複数ビッ
    トの組み合わせで、0と1との状態変化が1回以内であ
    る組み合わせの個数が、伝送するパラレルデータの各ビ
    ットの並びで表現される最大値を満たしている複数ビッ
    トのデータを用い、 前記伝送するパラレルデータの各ビットの並びで表現さ
    れる値を、前記0と1との状態変化が1回以内である組
    み合わせに割り当て、当該割り当てた値をビット数の並
    びとしてシリアルデータに展開して伝送することを特徴
    とする伝送方法。
  11. 【請求項11】 多重送信回路と多重受信回路からなる
    多重送受信装置であって、 前記多重送信回路は、 各ビット1または0からなる複数ビットの組み合わせ
    で、0と1との状態変化が1回以内である組み合わせの
    個数が、伝送するパラレルデータの各ビットの並びで表
    現される最大値を満たしている複数ビットを表すデータ
    を下位アドレスとして順次出力するカウンタと、 送信するパラレルデータのそれぞれの値に対して、前記
    カウンタから出力される全ての値のうち、一つの値の状
    態が他の値の状態とは異なるよう構成されたテーブルを
    格納し、前記送信するパラレルデータと前記カウンタか
    ら出力される値に基づき、前記テーブル中の値を出力す
    るメモリ回路と備え、 前記メモリ回路の出力を前記送信するパラレルデータを
    変換したシリアルデータとして出力するよう構成され、 前記多重受信回路は、 入力される1フレーム分のシリアルデータを1ビットず
    つシフトし、各ビット1または0からなる複数ビットの
    組み合わせで、0と1との状態変化が1回以内である組
    み合わせの個数が、復元するパラレルデータの各ビット
    の並びで表現される最大値を満たしている複数ビットと
    等しいビット数でアドレスデータを出力するシフトレジ
    スタと、 復元するビット数のパラレルデータが、前記複数ビット
    に対応して予め決定され、前記シフトレジスタの出力し
    たアドレスに対応したパラレルデータを順次出力するメ
    モリ回路と、 1フレームの区切りを示すフレーム信号の入力タイミン
    グで、前記メモリ回路の出力したパラレルデータをラッ
    チし、当該ラッチしたパラレルデータを、前記入力した
    シリアルデータから復元したパラレルデータとして出力
    するラッチ回路とにより構成したことを特徴とする多重
    送受信回路。
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