JP2000047342A - 全天全周映画の撮影方法及び投映方法 - Google Patents
全天全周映画の撮影方法及び投映方法Info
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- JP2000047342A JP2000047342A JP10226570A JP22657098A JP2000047342A JP 2000047342 A JP2000047342 A JP 2000047342A JP 10226570 A JP10226570 A JP 10226570A JP 22657098 A JP22657098 A JP 22657098A JP 2000047342 A JP2000047342 A JP 2000047342A
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- fiber bundle
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 自然な全天像を超広角レンズを用いて実現す
る。 【解決手段】 超広角レンズ10を使用して全天全周を
撮影するにあたり、入射端面11Aを平坦に、出射端面
11Bを凸状の曲面とした光ファイバー束11の入射端
面をレンズの結像面に配し、出射端面に表示される像を
複数台の撮影機14により分割して撮影する。
る。 【解決手段】 超広角レンズ10を使用して全天全周を
撮影するにあたり、入射端面11Aを平坦に、出射端面
11Bを凸状の曲面とした光ファイバー束11の入射端
面をレンズの結像面に配し、出射端面に表示される像を
複数台の撮影機14により分割して撮影する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は単一の撮影レンズ
(レンズ系)を用いて全天全周を撮影する撮影方法、単
一の投映レンズ(レンズ系)を用いて全天全周を投映す
る投映方法に関する。
(レンズ系)を用いて全天全周を撮影する撮影方法、単
一の投映レンズ(レンズ系)を用いて全天全周を投映す
る投映方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、魚眼レンズのような超広角レン
ズを使用して全天全周を撮影したり投映することは従来
公知であり、この場合単一の原板(フィルム)に全天の
像を記録していた。
ズを使用して全天全周を撮影したり投映することは従来
公知であり、この場合単一の原板(フィルム)に全天の
像を記録していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、視界が
180度近辺という超広視界を超広角レンズで一度に撮
影すると、像の周辺にいくに従って像が狭まった。その
ため、等距離射影方式のレンズを使用するが、この場合
には人間が見る景色と大いに異なる不自然さがあった。
180度近辺という超広視界を超広角レンズで一度に撮
影すると、像の周辺にいくに従って像が狭まった。その
ため、等距離射影方式のレンズを使用するが、この場合
には人間が見る景色と大いに異なる不自然さがあった。
【0004】又、超広角レンズで投映する場合は、撮影
レンズと同一のレンズで投映することは稀であり、この
場合、投映レンズの焦点距離は撮影レンズの焦点距離よ
りも大きい。そのため、投映像は実際の景色と異なる射
影変換で投映されるため、自然界で見る景色とは異なる
映像になってしまう不自然さがあった。
レンズと同一のレンズで投映することは稀であり、この
場合、投映レンズの焦点距離は撮影レンズの焦点距離よ
りも大きい。そのため、投映像は実際の景色と異なる射
影変換で投映されるため、自然界で見る景色とは異なる
映像になってしまう不自然さがあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は以上の従来技
術の問題点を解消した次の撮影方法及び投映方法からな
る。
術の問題点を解消した次の撮影方法及び投映方法からな
る。
【0006】超広角レンズを使用して全天全周を撮影す
るにあたり、入射端面を平坦に、出射端面を凸状の曲面
とした光ファイバー束の入射端面をレンズの結像面に配
し、出射端面に表示される像を複数台の光学式又は電子
式撮影機により分割して撮影することを特徴とする全天
全周映画の撮影方法。
るにあたり、入射端面を平坦に、出射端面を凸状の曲面
とした光ファイバー束の入射端面をレンズの結像面に配
し、出射端面に表示される像を複数台の光学式又は電子
式撮影機により分割して撮影することを特徴とする全天
全周映画の撮影方法。
【0007】超広角レンズを使用して全天全周を投映す
るにあたり、投映される像を複数の光学式又は電子式原
板に分割し、各原板を平坦な入射端面と凹状の曲面から
なる出射端面を有する原板側の光ファイバー束の入射端
面に配すると共に、原板側の各光ファイバー束を、凸状
の曲面からなる入射端面と平坦な出射端面を有する投映
側の光ファイバー束の入射端面に連結し、投映側の光フ
ァイバー束の出射端面に表示される像を投映することを
特徴とする全天全周映画の投映方法。
るにあたり、投映される像を複数の光学式又は電子式原
板に分割し、各原板を平坦な入射端面と凹状の曲面から
なる出射端面を有する原板側の光ファイバー束の入射端
面に配すると共に、原板側の各光ファイバー束を、凸状
の曲面からなる入射端面と平坦な出射端面を有する投映
側の光ファイバー束の入射端面に連結し、投映側の光フ
ァイバー束の出射端面に表示される像を投映することを
特徴とする全天全周映画の投映方法。
【0008】超広角レンズを使用して全天全周を投映す
るにあたり、投映される像を複数の光学式又は電子式原
板に分割し、各原板を平坦な入射端面と平坦な出射端面
を有する原板側の光ファイバー束の入射端面に配すると
共に、原板側の各光ファイバー束を、凸状の多面形状か
らなる入射端面と平坦な出射端面を有する投映側の光フ
ァイバー束の入射端面に連結し、投映側の光ファイバー
束の出射端面に表示される像を投映することを特徴とす
る全天全周映画の投映方法。
るにあたり、投映される像を複数の光学式又は電子式原
板に分割し、各原板を平坦な入射端面と平坦な出射端面
を有する原板側の光ファイバー束の入射端面に配すると
共に、原板側の各光ファイバー束を、凸状の多面形状か
らなる入射端面と平坦な出射端面を有する投映側の光フ
ァイバー束の入射端面に連結し、投映側の光ファイバー
束の出射端面に表示される像を投映することを特徴とす
る全天全周映画の投映方法。
【0009】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の撮影方法の第1
実施例を示す図であり、ここではフィルムを使用したカ
メラのような光学式の撮影機により撮影する場合を例に
とっている。
実施例を示す図であり、ここではフィルムを使用したカ
メラのような光学式の撮影機により撮影する場合を例に
とっている。
【0010】図中符号10は全天を撮影するための魚眼
レンズ等の超広角レンズからなる撮影レンズであり、こ
の撮影レンズの結像面には光ファイバー束11の入射端
面11Aが配される。
レンズ等の超広角レンズからなる撮影レンズであり、こ
の撮影レンズの結像面には光ファイバー束11の入射端
面11Aが配される。
【0011】ここに、「光ファイバー束」とは微細な径
を有する多数の光ファイバーの集合からなる周知の光学
素子であり、イメージガイド、イメージファイバー、フ
ァイバーオプティックプレートとも呼ばれている。光フ
ァイバー束においては高屈折率の芯ガラス(コア部)を
低屈折率の被覆ガラス(クラッド部)で被覆した微細な
径のファイバーの集合体を融着した構造を有し、入射光
はファイバー内で全反射を繰り返して入射面から出射面
に高い解像度で効率よく伝達され、光ファイバー束全体
において、一端から入射された画像はファイバーの本数
分の画素に分割されて伝送されて出射側の端面に表示さ
れ、この端面自体を無数の発光体の集合とみることがで
きる。そして、光ファイバー束としては各光ファイバー
が平行状態を保って同一の配置のまま一方の端面から他
方の端面に至るストレート状のもの(フェースプレー
ト)の他、放射線状に拡散又は収束して一方の端面から
他方の端面に至るテーパ状のものがある。
を有する多数の光ファイバーの集合からなる周知の光学
素子であり、イメージガイド、イメージファイバー、フ
ァイバーオプティックプレートとも呼ばれている。光フ
ァイバー束においては高屈折率の芯ガラス(コア部)を
低屈折率の被覆ガラス(クラッド部)で被覆した微細な
径のファイバーの集合体を融着した構造を有し、入射光
はファイバー内で全反射を繰り返して入射面から出射面
に高い解像度で効率よく伝達され、光ファイバー束全体
において、一端から入射された画像はファイバーの本数
分の画素に分割されて伝送されて出射側の端面に表示さ
れ、この端面自体を無数の発光体の集合とみることがで
きる。そして、光ファイバー束としては各光ファイバー
が平行状態を保って同一の配置のまま一方の端面から他
方の端面に至るストレート状のもの(フェースプレー
ト)の他、放射線状に拡散又は収束して一方の端面から
他方の端面に至るテーパ状のものがある。
【0012】この発明の光ファイバー束11は入射端面
11Aを平坦に、出射端面11Bを凸状の曲面(ここで
は球面)に研磨した構成よりなり、撮影レンズ10から
の像は入射端面11Aに結像して入射されて出射端面1
1Bに伝送され、出射端面11Bに表示される。この場
合、表示される像は出射端面11Bの立体形状に沿った
ものとなるので、これを複数個の撮影機14で分割して
撮影し、フィルム15に記録する。
11Aを平坦に、出射端面11Bを凸状の曲面(ここで
は球面)に研磨した構成よりなり、撮影レンズ10から
の像は入射端面11Aに結像して入射されて出射端面1
1Bに伝送され、出射端面11Bに表示される。この場
合、表示される像は出射端面11Bの立体形状に沿った
ものとなるので、これを複数個の撮影機14で分割して
撮影し、フィルム15に記録する。
【0013】図2はこの発明の撮影方法の第2実施例を
示す図であり、ここではCCDカメラのような電子式の
撮影機により撮影する場合を例にとっている。
示す図であり、ここではCCDカメラのような電子式の
撮影機により撮影する場合を例にとっている。
【0014】図中符号20は全天を撮影するための魚眼
レンズ等の超広角レンズからなる撮影レンズであり、こ
の撮影レンズの結像面には撮影レンズ側の光ファイバー
束21の入射端面21Aが配される。この光ファイバー
束21は入射端面21Aを平坦面に、出射端面21Bを
凸状の曲面(ここでは球面)に研磨した構成よりなる。
一方、図中符号23はこの撮影レンズ側の光ファイバー
束21から各撮影機24に撮影した像を分割して伝送す
る撮影機側の光ファイバー束であり、入射端面23Aを
撮影レンズ側の光ファイバー束21の出射端面21Bの
曲面に合致させた凹状の曲面に、出射端面23Bを平坦
面に研磨した構成よりなる。そして、この撮影機側の光
ファイバー束23の入射端面23Aは撮影レンズの光フ
ァイバー束21の出射端面21Bに密接又は近接して連
結される。撮影機側の光ファイバー束23の出射端面2
3Bには撮影レンズ20からの像が分割して表示されの
で、ここに撮影機24の撮像素子(図示せず)を密接又
は近接して配して撮影する。
レンズ等の超広角レンズからなる撮影レンズであり、こ
の撮影レンズの結像面には撮影レンズ側の光ファイバー
束21の入射端面21Aが配される。この光ファイバー
束21は入射端面21Aを平坦面に、出射端面21Bを
凸状の曲面(ここでは球面)に研磨した構成よりなる。
一方、図中符号23はこの撮影レンズ側の光ファイバー
束21から各撮影機24に撮影した像を分割して伝送す
る撮影機側の光ファイバー束であり、入射端面23Aを
撮影レンズ側の光ファイバー束21の出射端面21Bの
曲面に合致させた凹状の曲面に、出射端面23Bを平坦
面に研磨した構成よりなる。そして、この撮影機側の光
ファイバー束23の入射端面23Aは撮影レンズの光フ
ァイバー束21の出射端面21Bに密接又は近接して連
結される。撮影機側の光ファイバー束23の出射端面2
3Bには撮影レンズ20からの像が分割して表示されの
で、ここに撮影機24の撮像素子(図示せず)を密接又
は近接して配して撮影する。
【0015】図3はこの発明の撮影方法の第3実施例を
示す図であり、ここにおいては前記第2実施例の撮影レ
ンズ側の光ファイバー束の出射端面を曲面でなく凸状の
多面形状に構成し、この各面に平坦面に構成された撮影
機側の光ファイバー束の入射端面を連結している。この
実施例において図中符号30は撮影レンズ、31は撮影
レンズ側の光ファイバー束、31Aは撮影レンズ側の光
ファイバー束の入射端面、31Bは同じく出射端面、3
3は撮影機側の光ファイバー束、33Aは撮影機側の光
ファイバー束の入射端面、同じく33Bは出射端面、3
4は撮影機であり、その余の説明は前記の第2実施例の
場合と同様なので記載は省略する。
示す図であり、ここにおいては前記第2実施例の撮影レ
ンズ側の光ファイバー束の出射端面を曲面でなく凸状の
多面形状に構成し、この各面に平坦面に構成された撮影
機側の光ファイバー束の入射端面を連結している。この
実施例において図中符号30は撮影レンズ、31は撮影
レンズ側の光ファイバー束、31Aは撮影レンズ側の光
ファイバー束の入射端面、31Bは同じく出射端面、3
3は撮影機側の光ファイバー束、33Aは撮影機側の光
ファイバー束の入射端面、同じく33Bは出射端面、3
4は撮影機であり、その余の説明は前記の第2実施例の
場合と同様なので記載は省略する。
【0016】図4はこの発明の投映方法の第1実施例を
示す図であり、ここではフィルム等の光学式の原板の像
を投映する場合を例にとっている。
示す図であり、ここではフィルム等の光学式の原板の像
を投映する場合を例にとっている。
【0017】図中符号50は全天を投映するための魚眼
レンズ等の超広角レンズからなる投映レンズであり、こ
の投映レンズの後方には投映レンズ側の光ファイバー束
51の出射端面51Bが配される。この投映レンズ側の
光ファイバー束51は入射端面51Aを凸状の曲面(こ
こでは球面)に、出射端面51Bを平坦面に研磨した構
成よりなる。一方、図中符号53はこの投映レンズ側の
光ファイバー束51に原板55の像を伝送する原板側の
光ファイバー束であり、入射端面53Aを平坦面に、出
射端面53Bを投映レンズ側の光ファイバー束51の入
射端面51Aの曲面に合致させた凹状の曲面に研磨した
構成よりなる。そして、この原板側の光ファイバー束5
3の入射端面53Aには原板55が配され、出射端面5
3Bは投映レンズ側の光ファイバー束51の入射端面5
1Aに密接又は近接して連結される。尚、図中符号56
は原板55を照明するためのランプである。
レンズ等の超広角レンズからなる投映レンズであり、こ
の投映レンズの後方には投映レンズ側の光ファイバー束
51の出射端面51Bが配される。この投映レンズ側の
光ファイバー束51は入射端面51Aを凸状の曲面(こ
こでは球面)に、出射端面51Bを平坦面に研磨した構
成よりなる。一方、図中符号53はこの投映レンズ側の
光ファイバー束51に原板55の像を伝送する原板側の
光ファイバー束であり、入射端面53Aを平坦面に、出
射端面53Bを投映レンズ側の光ファイバー束51の入
射端面51Aの曲面に合致させた凹状の曲面に研磨した
構成よりなる。そして、この原板側の光ファイバー束5
3の入射端面53Aには原板55が配され、出射端面5
3Bは投映レンズ側の光ファイバー束51の入射端面5
1Aに密接又は近接して連結される。尚、図中符号56
は原板55を照明するためのランプである。
【0018】この投映方法においては、投映される像は
複数の原板55に分割されて、原板側の光ファイバー束
53により投映レンズ側の光ファイバー束51に伝送さ
れ、他の光ファイバー束53からの像と共に投映レンズ
側の光ファイバー束の出射端面51Bに表示され、この
像が投映レンズ50により投映される。この場合、原板
に記録された像は前記の本願発明の撮影方法により得ら
れたものの他、通常の複数台の撮影機により分割して撮
影する従来技術の方法によるものであってもよいことは
勿論である。
複数の原板55に分割されて、原板側の光ファイバー束
53により投映レンズ側の光ファイバー束51に伝送さ
れ、他の光ファイバー束53からの像と共に投映レンズ
側の光ファイバー束の出射端面51Bに表示され、この
像が投映レンズ50により投映される。この場合、原板
に記録された像は前記の本願発明の撮影方法により得ら
れたものの他、通常の複数台の撮影機により分割して撮
影する従来技術の方法によるものであってもよいことは
勿論である。
【0019】尚、特に図示はしないが、この投映方法に
おいて原板側の各光ファイバー束又は投映レンズ側の光
ファイバー束又はこれらの両方をテーパ状とすれば原板
上の像を拡大又は縮小して伝送することができる。
おいて原板側の各光ファイバー束又は投映レンズ側の光
ファイバー束又はこれらの両方をテーパ状とすれば原板
上の像を拡大又は縮小して伝送することができる。
【0020】図5はこの発明の投映方法の第2実施例を
示すものであり、ここにおいては前記第1実施例の投映
レンズ側の光ファイバー束の入射端面を曲面でなく凸状
の多面形状に構成し、この各面に平坦面に構成された原
板側の光ファイバー束の出射端面を連結している。この
実施例において、図中符号60は投映レンズ、61は投
映レンズ側の光ファイバー束、61Bは投映レンズ側の
光ファイバー束の出射端面、61Aは同じく入射端面、
63は原板側の光ファイバー束、63Aは原板側の光フ
ァイバー束の入射端面、63Bは同じく出射端面、65
は原板、66はランプであり、その余の説明は前記の第
1実施例の場合と同様なので記載は省略する。
示すものであり、ここにおいては前記第1実施例の投映
レンズ側の光ファイバー束の入射端面を曲面でなく凸状
の多面形状に構成し、この各面に平坦面に構成された原
板側の光ファイバー束の出射端面を連結している。この
実施例において、図中符号60は投映レンズ、61は投
映レンズ側の光ファイバー束、61Bは投映レンズ側の
光ファイバー束の出射端面、61Aは同じく入射端面、
63は原板側の光ファイバー束、63Aは原板側の光フ
ァイバー束の入射端面、63Bは同じく出射端面、65
は原板、66はランプであり、その余の説明は前記の第
1実施例の場合と同様なので記載は省略する。
【0021】図6はこの発明の投映方法の第3実施例を
示すものであり、ここでは前記第1実施例の投映方法の
光学式の原板に代わり、LCD等の電子式の原板を使用
する場合を例にとっている。この実施例において、図中
符号70は投映レンズ、71は投映レンズ側の光ファイ
バー束、71Bは投映レンズ側の光ファイバー束の出射
端面、71Aは同じく入射端面、73は原板側の光ファ
イバー束、73Bは原板側の光ファイバー束の出射端
面、73Aは同じく入射端面、74は原板であり、その
余の説明は前記の第1実施例の場合と同様なので記載は
省略する。
示すものであり、ここでは前記第1実施例の投映方法の
光学式の原板に代わり、LCD等の電子式の原板を使用
する場合を例にとっている。この実施例において、図中
符号70は投映レンズ、71は投映レンズ側の光ファイ
バー束、71Bは投映レンズ側の光ファイバー束の出射
端面、71Aは同じく入射端面、73は原板側の光ファ
イバー束、73Bは原板側の光ファイバー束の出射端
面、73Aは同じく入射端面、74は原板であり、その
余の説明は前記の第1実施例の場合と同様なので記載は
省略する。
【0022】図7はこの発明の投映方法の第4実施例を
示すものであり、ここでは前記第2実施例の投映方法の
光学式の原板に代わり、LCD等の電子式の原板を使用
する場合を例にとっている。この実施例において、図中
符号80は投映レンズ、81は投映レンズ側の光ファイ
バー束、81Bは投映レンズ側の光ファイバー束の出射
端面、81Aは同じく入射端面、83は原板側の光ファ
イバー束、83Bは原板側の光ファイバー束の出射端
面、83Aは同じく入射端面、84は原板であり、その
余の説明は前記の第2実施例の場合と同様なので記載は
省略する。
示すものであり、ここでは前記第2実施例の投映方法の
光学式の原板に代わり、LCD等の電子式の原板を使用
する場合を例にとっている。この実施例において、図中
符号80は投映レンズ、81は投映レンズ側の光ファイ
バー束、81Bは投映レンズ側の光ファイバー束の出射
端面、81Aは同じく入射端面、83は原板側の光ファ
イバー束、83Bは原板側の光ファイバー束の出射端
面、83Aは同じく入射端面、84は原板であり、その
余の説明は前記の第2実施例の場合と同様なので記載は
省略する。
【0023】
【発明の効果】以上の構成よりなるこの発明によれば、
全天を複数の撮影機により撮影したのと同様の自然な像
を得られるが、レンズは単一なので被写体を多区分に分
割して撮影する必要がなく、撮影のための大型器材や多
区分に分割するための複雑なメカも不要となる効果を奏
する。
全天を複数の撮影機により撮影したのと同様の自然な像
を得られるが、レンズは単一なので被写体を多区分に分
割して撮影する必要がなく、撮影のための大型器材や多
区分に分割するための複雑なメカも不要となる効果を奏
する。
【0024】又、この場合、全天を複数の撮影機により
撮影する場合のように各レンズにより結像される画を各
原板に記録するのではなく、単一のレンズにより結像さ
れる単一の画を複数の原板に記録するので、つながりが
自然なつなぎ目のない全天映像を得ることが可能となる
効果を奏する。
撮影する場合のように各レンズにより結像される画を各
原板に記録するのではなく、単一のレンズにより結像さ
れる単一の画を複数の原板に記録するので、つながりが
自然なつなぎ目のない全天映像を得ることが可能となる
効果を奏する。
【図1】この発明の撮影方法の第1実施例の光学系の構
成図。
成図。
【図2】この発明の撮影方法の第2実施例の光学系の構
成図。
成図。
【図3】この発明の撮影方法の第3実施例の光学系の構
成図。
成図。
【図4】この発明の投映方法の第1実施例の光学系の構
成図。
成図。
【図5】この発明の投映方法の第2実施例の光学系の構
成図。
成図。
【図6】この発明の投映方法の第3実施例の光学系の構
成図。
成図。
【図7】この発明の投映方法の第4実施例の光学系の構
成図。
成図。
10 撮影レンズ 11 光ファイバー束 14 撮影機 15 フィルム 20 撮影レンズ 21 撮影レンズ側の光ファイバー束 23 撮影機側の光ファイバー束 24 撮影機 30 撮影レンズ 31 撮影レンズ側の光ファイバー束 33 撮影機側の光ファイバー束 34 撮影機 50 投映レンズ 51 投映レンズ側の光ファイバー束 53 原板側の光ファイバー束 55 原板 60 投映レンズ 61 投映レンズ側の光ファイバー束 63 原板側の光ファイバー束 65 原板 70 投映レンズ 71 投映レンズ側の光ファイバー束 73 原板側の光ファイバー束 74 原板 80 投映レンズ 81 投映レンズ側の光ファイバー束 83 原板側の光ファイバー束 84 原板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大森 貢 山梨県中巨摩郡櫛形町下市之瀬1247−1 株式会社五藤光学研究所山梨工場内 (72)発明者 因 博顯 山梨県中巨摩郡櫛形町下市之瀬1247−1 株式会社五藤光学研究所山梨工場内 (72)発明者 宮崎 英彦 山梨県中巨摩郡櫛形町下市之瀬1247−1 株式会社五藤光学研究所山梨工場内 Fターム(参考) 2H059 BA00 BA01 BA15 BA18
Claims (4)
- 【請求項1】 超広角レンズを使用して全天全周を撮影
するにあたり、入射端面を平坦に、出射端面を凸状の曲
面とした光ファイバー束の入射端面をレンズの結像面に
配し、出射端面に表示される像を複数台の光学式又は電
子式撮影機により分割して撮影することを特徴とする全
天全周映画の撮影方法。 - 【請求項2】 超広角レンズを使用して全天全周を投映
するにあたり、投映される像を複数の光学式又は電子式
原板に分割し、各原板を平坦な入射端面と凹状の曲面か
らなる出射端面を有する原板側の光ファイバー束の入射
端面に配すると共に、原板側の各光ファイバー束を、凸
状の曲面からなる入射端面と平坦な出射端面を有する投
映側の光ファイバー束の入射端面に連結し、投映側の光
ファイバー束の出射端面に表示される像を投映すること
を特徴とする全天全周映画の投映方法。 - 【請求項3】 超広角レンズを使用して全天全周を投映
するにあたり、投映される像を複数の光学式又は電子式
原板に分割し、各原板を平坦な入射端面と平坦な出射端
面を有する原板側の光ファイバー束の入射端面に配する
と共に、原板側の各光ファイバー束を、凸状の多面形状
からなる入射端面と平坦な出射端面を有する投映側の光
ファイバー束の入射端面に連結し、投映側の光ファイバ
ー束の出射端面に表示される像を投映することを特徴と
する全天全周映画の投映方法。 - 【請求項4】 原板側の各光ファイバー束又は投映側の
光ファイバー束又はこれらの両方がテーパ状の光ファイ
バー束である請求項2又は3記載の全天全周映画の投映
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10226570A JP2000047342A (ja) | 1998-07-28 | 1998-07-28 | 全天全周映画の撮影方法及び投映方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10226570A JP2000047342A (ja) | 1998-07-28 | 1998-07-28 | 全天全周映画の撮影方法及び投映方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000047342A true JP2000047342A (ja) | 2000-02-18 |
Family
ID=16847246
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10226570A Pending JP2000047342A (ja) | 1998-07-28 | 1998-07-28 | 全天全周映画の撮影方法及び投映方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000047342A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003098477A (ja) * | 2001-09-20 | 2003-04-03 | Ricoh Elemex Corp | 立体像生成装置 |
JP2003098478A (ja) * | 2001-09-20 | 2003-04-03 | Ricoh Elemex Corp | 立体像生成装置 |
-
1998
- 1998-07-28 JP JP10226570A patent/JP2000047342A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003098477A (ja) * | 2001-09-20 | 2003-04-03 | Ricoh Elemex Corp | 立体像生成装置 |
JP2003098478A (ja) * | 2001-09-20 | 2003-04-03 | Ricoh Elemex Corp | 立体像生成装置 |
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