JP2000046751A - 検査装置 - Google Patents

検査装置

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JP2000046751A
JP2000046751A JP10217354A JP21735498A JP2000046751A JP 2000046751 A JP2000046751 A JP 2000046751A JP 10217354 A JP10217354 A JP 10217354A JP 21735498 A JP21735498 A JP 21735498A JP 2000046751 A JP2000046751 A JP 2000046751A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リング状のワークwの全表面を撮影すること
が可能であり、しかも装置の作動中、ワークwがぶれる
ことなく円滑に回転し、もってワークwを正確に撮影す
ることができる検査装置1を提供する。 【解決手段】 リング状のワークwを定位置に保持する
とともにカメラで撮影してその表面を検査する検査装置
1であって、ワークwの円周に沿って配置される所要数
の回転ローラ5を備え、この回転ローラ5によりワーク
Wを保持するとともに一部または全部の回転ローラ5を
回転駆動させてワークwをその中心軸線を中心として所
定角度ずつ回転させるワーク保持部4と、ワーク保持部
4に保持されたワークwをワーク保持部4とともにカメ
ラに対して表裏反転させるワーク反転部17とを有して
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リング状のワーク
を定位置に保持するとともにカメラで撮影してその表面
を検査するリング状ワークの検査装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】パッキンの一種であるゴム状弾性材製の
Oリング等よりなるリング状のワークの表面に傷、汚れ
または異物混入等の表面欠陥があるか否かを検査すると
き、このワークをカメラで撮影して、得られる画像デー
タから表面欠陥があるか否かを検査することが行なわれ
ている。このカメラ撮影による表面検査は、従来の目視
による表面検査と比較して検査精度が格段に高いため、
信頼性が非常に高いものである。
【0003】しかしながら、従来は、このカメラ撮影に
よる表面検査を行なうに当って、ワークをベルトコンベ
ヤに載せて搬送し、コンベヤの上方に下向きに配置した
カメラの視野内にワークが入ったときにコンベヤを一旦
停止させて撮影を行なっているために、以下のような不
都合がある。
【0004】すなわち先ず、コンベヤ上に水平に載せら
れたワークの上半面を一画像で処理するために、検査精
度の向上に限界がある。また、次いでワークの下半面を
撮影すべく、ワークを上下に反転させる反転機構が別途
必要である。
【0005】また、従来、図6に示すように棒状の固定
治具51の外周にワークwを嵌着してカメラ52で撮影
する方法や、図7に示すように皿状の固定治具53の上
にワークwを載せてカメラ52で撮影する方法がある
が、これらの方法によると、ワークwの表面のうち治具
51,53と接触する部分を撮影することができないた
めに、検査がワークwの表面の一部に限られてしまう不
都合がある。また図7の方法では、真空吸着によってワ
ークwを治具53に固定するが、吸着力が弱いためにワ
ークwがずれ易く、その一方で、周囲のゴミ等が治具5
3に吸引されるために、このゴミ等がワークwに付着し
てしまう不都合がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の点に鑑
み、リング状のワークの全表面を撮影することが可能で
あり、しかも装置の作動中、ワークがぶれることなく円
滑に回転し、もってワークを正確に撮影することができ
る検査装置を提供することを目的とする。
【0007】また併せて、装置の作動中、ワークが回転
ローラに対してスリップすることなく円滑に回転し、も
ってワークを全周に亙って正確に撮影することができる
検査装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1による検査装置は、リング状のワ
ークを定位置に保持するとともにカメラで撮影してその
表面を検査する検査装置であって、前記ワークの円周に
沿って配置される所要数の回転ローラを備え、前記回転
ローラにより前記ワークを保持するとともに一部または
全部の前記回転ローラを回転駆動させて前記ワークをそ
の中心軸線を中心として所定角度ずつ回転させるワーク
保持部と、前記ワーク保持部に保持された前記ワークを
前記ワーク保持部とともに前記カメラに対して表裏反転
させるワーク反転部とを有することにした。
【0009】また、本発明の請求項2による検査装置
は、上記した請求項1の検査装置において、ワーク保持
部が、ワークの外周側に配置される回転ローラと、前記
ワークの内周側に配置されて前記回転ローラとの間に前
記ワークを挟み込む押さえローラとを備えていることに
した。
【0010】
【発明の実施の形態】上記構成を備えた本発明の請求項
1による検査装置は、ワーク保持部に備えられる所要数
の回転ローラによってリング状のワークを定位置に保持
し、一部または全部の回転ローラを回転駆動させてワー
クをその場で所定角度ずつ間欠回転させ、その停止中に
ワークを撮影する。カメラの撮影視野は、特定の一対の
ローラ間でワークの円周上の一部を撮影できるようにこ
れを固定しておき、上記した間欠回転によりこの撮影視
野に順次入ってくるワークの円周上の一部を順次撮影す
る。
【0011】リング状のワークを時計の文字盤に例える
と、例えば二時、六時および十時位置に回転ローラを一
つずつ配置し、または三時、六時および九時位置に回転
ローラを一つずつ配置する。各ローラはこれをワークの
外周側に配置し、各ローラの中心軸線とワークの中心軸
線とを平行に配置する。各ローラの外周面にワークの線
径に見合った環状のガイド溝を形成してワークの脱落を
防止し、回転によりワークの中心軸線がぶれることがな
いように各ローラとワークとの接触圧を等分させる。何
れかのローラが回転駆動すると、摩擦によって回転トル
クがワークに伝わり、ワークがその中心軸線を中心とし
て回転する。回転駆動しないローラに対しては反対にワ
ークから回転トルクが伝わり、これによりこのローラが
従動回転する。ワークの正面にカメラを設置し、文字盤
の十二時位置をその撮影視野に入れる。撮影視野は、ロ
ーラがワークに接触している十時位置と二時位置の間の
120度の角度範囲内または九時位置と三時位置の間の
180度の角度範囲内であれば、ワークがローラに隠れ
ないために死角なしの撮影が可能となる。撮影視野の角
度を例えば60度に設定すると、六回(360度÷60
度)の間欠回転および撮影によりワークの前半面を全周
に亙って撮影することが可能となる。次いでワーク反転
部を作動させてワークをワーク保持部ごとカメラに対し
て表裏反転させ、ワークの後半面を前半面と同様に六回
に分けて撮影する。したがって、以上の作動によりリン
グ状のワークの全表面を撮影することができる。尚、検
査装置にワークを装填するに当っては、各ローラが予め
定位置に配置されているため、これらのローラ間にワー
クを挿入することになる。
【0012】また、上記構成を備えた本発明の請求項2
による検査装置のように、ワーク保持部が、ワークの外
周側に配置される回転ローラと、ワークの内周側に配置
されて回転ローラとの間にワークを挟み込む押さえロー
ラとを備えていると、これらのローラによる挟み込み作
用により、ワークが回転ローラに対してスリップするの
を有効に抑えることが可能となる。
【0013】
【実施例】つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説
明する。
【0014】図1は、当該実施例に係る検査装置(検査
機とも称する)1の一部切欠した正面を示している。図
2は、図1におけるA方向矢視図であり、図3は図2の
要部拡大図、図4は図1の要部拡大図である。
【0015】当該実施例に係る検査装置1は、パッキン
の一種であるゴム状弾性材製のOリング(O/R)等よ
りなる環状のワークwの表面に傷、汚れまたは異物混入
等の表面欠陥があるか否かをカメラ撮影によって検査す
るものであり、以下のように構成されたワーク保持装置
2とカメラ3とを備えている。ワーク保持装置2に保持
されたワークwは、その中心軸線を水平方向に向け、軸
方向一方の半面をカメラ3に正対させることになる。
【0016】ワーク保持装置2は、以下のように構成さ
れている。
【0017】すなわち先ず、定位置に保持されるワーク
wの円周方向に沿って回転ローラ5を三つ並べて配置し
たワーク保持部4が設けられており、この三つの回転ロ
ーラ5が、ワークwの下側(上記した六時位置)に配置
される比較的大径の駆動ローラ5Aと、ワークwの左右
(上記した三時および九時位置)に配置される比較的小
径の一対の従動ローラ(カイドローラとも称する)5B
とによって構成されている。各ローラ5はその中心軸線
を互いに平行に配置されており、かつこの中心軸線に対
してワークwの中心軸線が平行に配置される。また各ロ
ーラ5は互いに同一平面上に配置されており、かつこれ
らのローラ5に対してワークwが同一平面上に配置され
る。また各ローラ5の外周面に、ワークwの線径に見合
った環状のガイド溝5aが設けられており、このガイド
溝5aにワークwが係合することにより、ワークwがロ
ーラ5から軸方向に外れないようになっている。
【0018】駆動ローラ5Aは、ローラ軸6の外周に固
定されており、このローラ軸6がベアリング7を介して
ローラ部支持材8に回転自在に取り付けられている。ロ
ーラ部支持材8は保持装置2の躯体9に立設されてお
り、この躯体9に回転モータ10が設けられており、こ
の回転モータ10の回転軸(図示せず)に固定されたプ
ーリ(図示せず)とローラ軸6に設けられたプーリ11
とが無端ベルト12を介して連結されている。したがっ
て、回転モータ10が駆動して回転軸が回転すると、そ
の回転トルクがモータ10側のプーリ、無端ベルト1
2、プーリ10およびローラ軸6を介して駆動ローラ5
Aに伝達され、これにより駆動ローラ5Aが回転する。
一方、一対の従動ローラ5Bはそれぞれ、ローラ部支持
材8に回転(空転)自在に取り付けられている。
【0019】ワーク保持装置2の躯体9に駆動シリンダ
13が設けられており、この駆動シリンダ13の上方に
カムフォロア14を介して揺動部材(支持部材とも称す
る)15が揺動自在に連結されており、この揺動部材1
5の先端部に押さえローラ16が回転自在に取り付けら
れている。したがって駆動シリンダ13が駆動してその
作動ロッド(図示せず)が作動すると、揺動部材15が
図1の鎖線位置から実線位置へと揺動して押さえローラ
16がワークwの内周側に差し込まれ、この押さえロー
ラ16と駆動ローラ5Aとの間にワークwを挟み込む。
また駆動シリンダ13の作動ロッドが反対方向に作動す
ると、揺動部材15が図1の実線位置から鎖線位置へと
揺動して押さえローラ16がワークwの内周から外れる
ことになる。
【0020】ワーク保持装置2の躯体9はその全体が、
ロータリーアクチュエータ18を備えたワーク反転部1
7の上に搭載されており、ロータリーアクチュエータ1
8が駆動してその作動ロッド(図示せず)が作動する
と、躯体9全体が180度回転する。したがってこれに
伴って、ワーク保持部4に保持されたワークwがワーク
保持部4とともに180度の角度範囲をもってカメラ3
に対して表裏反転することになる。
【0021】また図4に拡大して示すように、上記駆動
ローラ5Aには、そのガイド溝5aの底部に位置して、
ワークwの外周に形成されるバリw’を収めるための環
状のバリ逃がし溝5bが設けられている。このバリ逃が
し溝5bは、バリw’によるワークwの位置ずれや回転
むらを防止するものである。図示はしないが一対の従動
ローラ5Bにもそれぞれ、同様にバリ逃がし溝が設けら
れている。尚、ワークwの内周に形成されるバリw’に
ついては、押さえローラ16を回転自在に支持する揺動
部材15の撓りや曲げによってその存在が吸収されるの
で、押さえローラ16にバリ逃がし溝を設けなくても検
査精度に影響はない。図4のバリw’は作図上これを誇
張するために拡大して描いているが、実際のバリw’は
もっと小さいものである。
【0022】上記構成を備えた検査装置1を使用してワ
ークwの表面検査を行なうに当っては、先ず検査対象と
するワークwを三つのローラ5の中央にその上方から差
し込んで、このワークwを検査装置1に装填する。装填
したワークwに対してはカメラ3が、符号3aで示す円
周上部分的な撮影視野をもつ。
【0023】次いで、検査装置1のスイッチ類(図示せ
ず)を操作すると、先ず、駆動シリンダ13が駆動し、
揺動部材15が揺動して押さえローラ16がワークwの
内周に差し込まれる。ワークwの内周に差し込まれた押
さえローラ16は駆動ローラ5Aとの間にワークwを挟
み込み、後の回転時にワークwが駆動ローラ5Aに対し
てスリップするのを防止する。
【0024】次いで、カメラ3がその撮影視野3aに入
った部分を撮影する。撮影は常に一定の距離で行なわれ
るため、予め焦点を合わせておけば、所謂ピンボケ撮影
となることがない。
【0025】次いで、回転モータ10が駆動してワーク
wを所定角度回転させ、ワークwの撮影済み部分に隣接
する次の撮影部分を撮影視野3aに入れ、この部分をカ
メラ3が撮影する。そして、このようにワークwの間欠
回転および撮影が所要回数繰り返されてワークwの前半
面が全周に亙って撮影されると、引き続きロータリーア
クチュエータ18が駆動して躯体9を180度回転させ
る。したがって、それまでカメラ3の反対側を向いてい
たワークwの後半面が前半面と入れ替わってカメラ3と
正対するため、この後半面を前半面と同じように分割撮
影する。全ての撮影が終了すると、揺動部材15が鎖線
位置に復帰動して押さえローラ16がワークwの内周か
ら外れるため、手作業でワークwを装置1から取り出
し、必要に応じて次のワークwと交換する。
【0026】上記構成を備えた検査装置1は、このよう
にして環状のワークwの表面検査を行なうべくワークw
をカメラ撮影するものであって、上記構成および作動に
より以下の作用効果を奏する点に特徴を有している。
【0027】すなわち先ず第一に、三つの回転ローラ5
を備えたワーク保持部6による保持および回転によりワ
ークwを間欠回転させつつワークwの前半面を全周に亙
って分割撮影し、引き続きワーク反転部17の作動によ
りワークwをカメラ3に対して表裏反転させた上でワー
クwの後半面を前半面と同様に全周に亙って分割撮影す
るようにしたために、一度の装填でワークwの全表面を
撮影することが可能である。したがって死角のない撮影
を行なうことができ、検査漏れのない表面欠陥検査を行
なうことができる。
【0028】また、一つのワークwの前半面および後半
面をそれぞれ円周上複数の区分に分割して区分毎に撮影
するために、各撮影領域が拡大される。したがって表面
欠陥の発見を容易化することができ、検査精度を向上さ
せることができる。
【0029】また、ワークwを三つの回転ローラ5によ
って保持して円周上三点支持としたために、回転による
ワークwのぶれが少ない。したがって画像がピンボケと
なるのを防止することができ、撮影精度を向上させるこ
とができる。
【0030】また、三つの回転ローラ5のうちの一つを
ワーク装填箇所の下側の配置するとともに残る二つをワ
ーク装填箇所の左右に配置したために、ワーク装填箇所
の上方が広い角度に亙って開口している。したがってこ
の上方からワークwを容易に装填することができ、また
反対に引き抜くことができる。
【0031】また、上記従来技術のように別途、反転機
構を用意する必要がなく、また吸引機構がないため、ワ
ークwにゴミ等が付着することがない。
【0032】また、ワーク保持部4に、ワークwの外周
側に配置される回転ローラ5と、ワークwの内周側に配
置されて回転ローラ5との間にワークwを挟み込む押さ
えローラ16とが設けられているために、これらのロー
ラ5,16による挟み込み作用により、ワークwが回転
ローラ5に対してスリップするのを防止することができ
る。したがって回転角度にずれが生じるのを防止するこ
とができ、ワークwを全周に亙って正確に撮影すること
ができる。
【0033】回転ローラ5の設置数や設置位置等は、検
査対象とするワークwの大きさ等に応じて適宜変更する
ものとする。例えば図5に示すように、ワークwが大径
品である場合には、ワークwの内周側に所要数の駆動ロ
ーラ5Aを等配状に配置するとともにワークwの外周側
に所要数の従動ローラ5Bを等配状に配置する。また駆
動ローラ5Aおよび従動ローラ5Bを一つずつ径方向に
並べて配置し、両ローラ5A,5Bの間にワークwを挟
み込むようにする。また必要に応じて撮影時にワークw
を照らす照明装置を併用する。
【0034】
【発明の効果】本発明は、以下の効果を奏する。
【0035】すなわち先ず、上記構成を備えた本発明の
請求項1による検査装置においては、所要数の回転ロー
ラを備えたワーク保持部による保持および回転によりリ
ング状のワークを回転させつつワークの一面を全周に亙
って撮影し、引き続きワーク反転部の作動によりワーク
をカメラに対して表裏反転させた上でワークの他面を一
面と同様に全周に亙って撮影するようにしたために、一
度の装填でワークの全表面を撮影することが可能であ
る。したがって死角のない撮影を行なうことができ、検
査漏れのない表面欠陥検査を行なうことができる。
【0036】また、ワークを所要数の回転ローラによっ
て保持するために、回転によるワークのぶれが少ない。
したがって画像がピンボケとなるのを防止することがで
き、撮影精度を向上させることができる。
【0037】また、上記従来技術のように別途、反転機
構を用意する必要がなく、また吸引機構がないため、ワ
ークにゴミ等が付着することがない。
【0038】またこれに加えて、上記構成を備えた本発
明の請求項2による検査装置においては、ワーク保持部
に、ワークの外周側に配置される回転ローラと、ワーク
の内周側に配置されて回転ローラとの間にワークを挟み
込む押さえローラとが設けられているために、これらの
ローラによる挟み込み作用により、ワークが回転ローラ
に対してスリップするのを防止することができる。した
がって回転角度にずれが生じるのを防止することがで
き、ワークを全周に亙って正確に撮影することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る検査装置の一部切欠した
正面図
【図2】図1におけるA方向矢視図
【図3】図2の要部拡大図
【図4】図1の要部拡大図
【図5】本発明の他の実施例に係る検査装置の説明図
【図6】従来の検査方法を示す説明図
【図7】従来の他の検査方法を示す説明図
【符号の説明】
1 検査装置 2 ワーク保持装置 3 カメラ 3a 撮影視野 4 ワーク保持部 5 回転ローラ 5A 駆動ローラ 5B 従動ローラ 5a ガイド溝 5b バリ逃がし溝 6 ローラ軸 7 ベアリング 8 ローラ部支持材 9 躯体 10 回転モータ 11 プーリ 12 無端ベルト 13 駆動シリンダ 14 カムフォロア 15 揺動部材 16 押さえローラ 17 ワーク反転部 18 ロータリーアクチュエータ w ワーク w’ バリ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リング状のワーク(w)を定位置に保持
    するとともにカメラ(3)で撮影してその表面を検査す
    る検査装置(1)であって、 前記ワーク(w)の円周に沿って配置される所要数の回
    転ローラ(5)を備え、前記回転ローラ(5)により前
    記ワーク(W)を保持するとともに一部または全部の前
    記回転ローラ(5)を回転駆動させて前記ワーク(w)
    をその中心軸線を中心として所定角度ずつ回転させるワ
    ーク保持部(4)と、 前記ワーク保持部(4)に保持された前記ワーク(w)
    を前記ワーク保持部(4)とともに前記カメラ(3)に
    対して表裏反転させるワーク反転部(17)とを有する
    ことを特徴とする検査装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の検査装置において、 ワーク保持部(4)が、ワーク(w)の外周側に配置さ
    れる回転ローラ(5)と、前記ワーク(w)の内周側に
    配置されて前記回転ローラ(5)との間に前記ワーク
    (w)を挟み込む押さえローラ(16)とを備えている
    ことを特徴とする検査装置。
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