JP2000043712A - 吊下げ搬送装置 - Google Patents
吊下げ搬送装置Info
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Abstract
角度が30度や45度であっても対応し得る吊下げ搬送
装置を提供する。 【解決手段】 ハンガ装置30を、移動体10に取付け
た上部ハンガ枠31と、上部ハンガ枠31に対し幅方向
軸心37の周りで前後揺動自在に取付けた下部ハンガ枠
35と、下部ハンガ枠35の下部に設けた被搬送物支持
体40により構成した。移動体10が傾斜経路部7A,
7Bに入ったとき、下部ハンガ枠35が幅方向軸心37
の周りに揺動し、移動体10が傾斜していても下部ハン
ガ枠35は垂下姿勢を維持する。揺動は下部ハンガ枠3
5のみであり、被搬送物支持体40による支持レベルと
移動体10の下面との高さ間隔Hは、水平状経路部に比
べて少し狭くなるだけで大きく変化せず、移動体10の
下面と被搬送物49の上面との隙間Sは充分に確保でき
る。
Description
作工場において車体を支持搬送したり、あるいは各種工
場において被加工物を支持搬送したりするのに用いられ
る吊下げ搬送装置に関するものである。
は、たとえば特開平2−123011号公報に見られる
構成が提供されている。すなわち図10、図11に示す
ように、吊下げ搬送装置60は、レール61に支持案内
されるトロリ装置62と、このトロリ装置62に取付け
たハンガ装置66とからなる。
3,64と、これらトロリ63,64間を縦軸心の周り
に相対回動自在に連結する前後方向杆65とで構成され
ている。またハンガ装置66は、前後方向杆65に対し
て、幅方向軸心の周りで前後揺動自在に取付けた複数本
の支持用フレーム67と、これら支持用フレーム67の
下部に設けた被搬送物支持具68と、支持用フレーム6
7の下部間を相対揺動自在に連結する継ぎ材69とで構
成されている。
走行は、レール61に支持案内されて一定経路70上で
行われる。そしてトロリ装置62が、被搬送物71を処
理液槽73に突入させるための下降傾斜経路部70A
や、被搬送物71を処理液槽73から退出させるための
上昇傾斜経路部70Bに入ると、被搬送物71の荷重な
どによって支持用フレーム67が幅方向軸心の周りに揺
動され、前後方向杆65が傾斜していても支持用フレー
ム67の垂下姿勢は維持される。
レーム67の相対間隔は維持され、支持具68を介して
の被搬送物71の支持は安定して行われる。そして下降
傾斜経路部70Aや上昇傾斜経路部70Bでは、四連リ
ンクの二辺に相当する前後方向杆65と継ぎ材69とが
傾斜することから、水平経路部70C,70Dの支持用
フレーム67の水平間隔Lに対して傾斜経路部70A,
70Bでは短かい水平間隔lにし得る。
いては、図9に示されるように、下降傾斜経路部70A
や上昇傾斜経路部70Bにおける傾斜角度Θ1が30度
のときには、被搬送物支持具68による支持レベルとト
ロリ装置62の下面との高さ間隔Hは、搬送経路部70
Cや液中搬送経路部70Dのときに比べて少し狭くなる
だけで大きく変化しないことになり、トロリ装置62の
下面と被搬送物71の上面との隙間Sを確保でき、以て
隙間Sを利用してオイルパン75を配設できる。このオ
イルパン75は、トロリ装置62側から滴下してきたオ
イルを受け止め、オイルが被搬送物71上や処理液74
中に滴下することを防止する。
れるように、下降傾斜経路部70Aや上昇傾斜経路部7
0Bにおける傾斜角度Θ2を45度にしたときには、前
後方向杆65と支持用フレーム67との相対角度がより
鋭角(鈍角)になることで、被搬送物支持具68による
支持レベルとトロリ装置62の下面との高さ間隔hが狭
くなり、隙間sが小さくなってオイルパン75の配設が
行えないことになる。これに対しては、傾斜角度Θ1が
30度のときと同様の高さ間隔Hを確保できるように、
支持用フレーム67を長尺にすればよいが、この場合に
ハンガ装置66は、全高が高くなって大型化、高価格化
することになり、さらには処理液槽73も深く、大型化
することになる。
は、共通のコンパクトな構成でありながら、傾斜角度が
30度や45度であっても対応し得る吊下げ搬送装置を
提供することを目的としたものである。
0度や45度であってもオイルパンを容易に配設し得る
吊下げ搬送装置を提供することを目的としたものであ
る。
ために、本発明のうちで請求項1記載の吊下げ搬送装置
は、レールに支持案内されて一定経路上で移動される移
動体と、この移動体に取付けられたハンガ装置とからな
り、このハンガ装置が、前記移動体側に取付けられた上
部ハンガ枠と、この上部ハンガ枠に対して幅方向軸心の
周りで前後揺動自在に取付けられた下部ハンガ枠と、こ
の下部ハンガ枠の下部に設けられた被搬送物支持体とに
より構成されていることを特徴としたものである。
体が下降傾斜経路部や上昇傾斜経路部に入ったとき、被
搬送物の荷重などによって、上部ハンガ枠に対して下部
ハンガ枠が幅方向軸心の周りに揺動し、移動体が傾斜し
ていても下部ハンガ枠は垂下姿勢を維持することにな
る。その際に、揺動は下部ハンガ枠のみで上部ハンガ枠
は傾斜方向で揺動しないことから、被搬送物支持体によ
る支持レベルと移動体の下面との高さ間隔は、水平状経
路部のときに比べて少し狭くなるだけで大きく変化しな
いことになる。これにより、傾斜経路部における傾斜角
度が45度であったとしても、移動体の下面と被搬送物
の上面との隙間は充分に確保し得る。また、傾斜経路部
における傾斜角度が30度であったとしても、ほぼ同様
(少し広い)の隙間を確保し得る。
置は、上記した請求項1記載の構成において、下部ハン
ガ枠は、上部ハンガ枠に対して幅方向軸心の周りでそれ
ぞれ前後揺動自在に取付けられた複数本の支持用枠材を
有し、これら支持用枠材の下部間に亘って被搬送物支持
体が着脱自在に設けられていることを特徴としたもので
ある。
体が下降傾斜経路部や上昇傾斜経路部に入ったとき、上
部ハンガ枠に対して下部ハンガ枠が幅方向軸心の周りに
揺動し、移動体が傾斜していても下部ハンガ枠の支持用
枠材は垂下姿勢を維持することになる。さらに被搬送物
支持体の存在によって支持用枠材の相対間隔を維持し
得、以て被搬送物支持体を介しての被搬送物の支持を安
定して行える。そして傾斜経路部では、四連リンクの二
辺に相当する上部ハンガ枠と被搬送物支持体とが傾斜す
ることから、水平状経路部の支持用枠材の水平間隔に対
して、短かい水平間隔にし得る。
装置は、上記した請求項1または2記載の構成におい
て、一定経路中には、被搬送物処理槽に出入りするため
の傾斜経路部が形成されていることを特徴としたもので
ある。
体が、被搬送物を被搬送物処理槽に突入させるための下
降傾斜経路部や、被搬送物処理槽から退出させるための
上昇傾斜経路部に入ったとき、上部ハンガ枠に対して下
部ハンガ枠が幅方向軸心の周りに揺動し、その際に、傾
斜経路部における傾斜角度が、たとえば30度や45度
であったとしても、移動体の下面と被搬送物の上面との
隙間は充分に確保し得る。
態を、図1〜図6に基づいて説明する。1は吊下げ搬送
装置で、メインレール2と、このメインレール2の上方
に架設された駆動装置用レール3と、前記メインレール
2に支持案内されるトロリ装置(移動体の一例)10
と、このトロリ装置10に取付けられたハンガ装置30
と、前記駆動装置用レール3に支持案内される駆動装置
(チェーンコンベアなど)4などから構成される。
ロリ11と、前部トロリ12と、両トロリ11,12間
を連結する連結杆13とからなり、前部トロリ12が平
枠状の前後方向枠14の前部にトラニオンピン15など
を介して連結されている。前記フロントトロリ11に
は、前記駆動装置4からの伝動突起5に対して係脱自在
な受動突起16が昇降自在に設けられるとともに、その
中間をして上下揺動自在に取付けられた動作レバー17
が前方に延設されている。
16の下端とがピンで連結され、動作レバー17が上動
するときに受動突起16が下降するように連動されてい
る。さらにフロントトロリ11には、動作レバー17の
下方に位置する当接部材18が設けられ、また上端後方
には、前記受動突起16の後方にホールドドッグ19が
設けられる。
20と、リヤトロリ21と、両トロリ20,21間を連
結する連結杆22とからなり、後部トロリ20が前後方
向枠14の後部にトラニオンピン23などを介して連結
されている。前記リヤトロリ21には、前記動作レバー
17を上動させるカムテール24が後方に延設されてお
り、またカムテール24の下部には、前記当接部材18
が当接自在な被当接部25が形成されている。
ぞれ案内用ホイール26と横振れ防止用ホイール27と
を介して前記メインレール2に支持案内される。以上の
11〜27により、メインレール2に支持案内されて一
定経路7上で移動されるトロリ装置10の一例が構成さ
れる。
装置30は、トロリ装置10側に剛体化された上部ハン
ガ枠31と、この上部ハンガ枠31に対して幅方向軸心
37の周りで前後揺動自在に取付けられた下部ハンガ枠
35と、この下部ハンガ枠35の下部に設けられた被搬
送物支持体40とにより構成されている。
14の左右方向(前後方向)の一側から垂設状に連設さ
れた前後一対(複数)の縦部材32と、これら縦部材3
2の下部間の連結を行う前後部材33とにより構成され
る。
枠31における各縦部材32の下端に対して、それぞれ
幅方向ピン36を介して幅方向軸心37の周りで前後揺
動自在に取付けられた複数本の支持用枠材38を有す
る。この支持用枠材38は正面視においてL字形状であ
って、その縦杆部の上端が、前記縦部材32の下端に対
して幅方向ピン36を介して取付けられ、以て幅方向軸
心37の周りで前後揺動自在に構成される。
って、その本体枠41の前部には、左右一対の筒体42
がそれぞれブラケット43を介して設けられ、さらにブ
ラケット43の部分にはそれぞれ前部支持具44が設け
られている。前記筒体42はその筒軸心を左右方向とし
て、前記支持用枠材38の横杆部に対して左右方向から
外嵌(着脱)自在とされ、その際に筒体42の内径は横
杆部の外径に対して大とされて、ゆとりのある外嵌が行
われる。
字体45がそれぞれブラケット46を介して設けられ、
さらにブラケット46の部分にはそれぞれ後部支持具4
7が設けられている。前記U字体45はその横開放部を
左右方向として、前記支持用枠材38の横杆部に対して
左右方向から外嵌(着脱)自在とされ、その際にU字体
45とブラケット46とにより形成されるU字状孔部は
横杆部の外径に対して大とされて、ゆとりのある外嵌が
行われる。
に取付けられたハンガ装置30の一例が構成される。4
9は被搬送物で、前部支持具44や後部支持具47を介
して被搬送物支持体40側に支持される。
理液槽(被搬送物処理槽の一例)50に突入させるため
の下降傾斜経路部7Aや、被搬送物49を処理液槽50
から退出させるための上昇傾斜経路部7Bが形成されて
いる。なお、7Cは水平状の搬送経路部、7Dは水平状
の液中搬送経路部を示す。前記処理液槽50には処理液
51が溜められており、そして処理液槽50の上方に
は、前後方向枠14の下方に位置されるオイルパン52
が配設されている。
る作用を説明する。上記の吊下げ搬送装置1によると、
トロリ装置10の走行は、受動突起16を伝動突起5に
係合させることで、駆動装置4の移動力を受けて一定経
路7上で行われる。そしてトロリ装置10が、被搬送物
49を処理液槽50に突入させるための下降傾斜経路部
7Aや、被搬送物49を処理液槽50から退出させるた
めの上昇傾斜経路部7Bに入ると、被搬送物49の荷重
などによって、上部ハンガ枠31に対して下部ハンガ枠
35が幅方向軸心37の周りに揺動され、前後方向杆1
4が傾斜していても下部ハンガ枠35の支持用枠材38
は垂下姿勢を維持することになる。
支持用枠材38の相対間隔は維持され、前部支持具44
や後部支持具47を介しての被搬送物49の支持は安定
して行われる。そして傾斜経路部7A,7Bでは、四連
リンクの二辺に相当する前後部材33と被搬送物支持体
40とが傾斜することから、水平状の搬送経路部7Cや
液中搬送経路部7Dの支持用枠材38の水平間隔Lに対
して、短かい水平間隔lにし得る。
みで上部ハンガ枠31は揺動しないことから、被搬送物
支持体40による支持レベルとトロリ装置10の下面と
の高さ間隔Hは、搬送経路部7Cや液中搬送経路部7D
のときに比べて少し狭くなるだけで大きく変化しないこ
とになる。したがって、下降傾斜経路部7Aや上昇傾斜
経路部7Bにおける傾斜角度Θが45度であったとして
も、トロリ装置10の下面と被搬送物49の上面との隙
間Sは充分に確保し得(図4の仮想線参照)、以てオイ
ルパン52の配設は容易に行える。また、下降傾斜経路
部7Aや上昇傾斜経路部7Bにおける傾斜角度Θが30
度であったとしても、ほぼ同様(少し広い)の隙間Sを
確保し得る。
えば傾斜角度Θが30度に対応した全高の低い共通のコ
ンパクトな構成を使用し得、以て価格を抑え得るととも
に、処理液槽50も浅く、小型化し得ることになる。
を着脱させることでハンガ装置30に対して積み下ろし
し得、また被搬送物支持体40を残したままで被搬送物
49のみ積み下ろししてもよい。前述したように、前記
支持用枠材38の横杆部に対して、筒体42やU字体4
5部分のU字状孔部の外嵌が、ゆとりのある状態で行わ
れることで、着脱が容易に迅速に行えるとともに、搬送
作業時における捩じれや引張りなどを、そのゆとり分で
吸収し得る。
に基づいて説明する。すなわち、前記支持用枠材38の
下部間を相対揺動自在に連結する前後方向の連結材55
が設けられ、この連結材55は、縦杆部の下部間に配設
され、横ピン56を介して相対揺動自在に連結されてい
る。
5の存在によって支持用枠材38の相対間隔は維持さ
れ、前部支持具44や後部支持具47を介しての被搬送
物49の支持はより安定して行われる。そして傾斜経路
部7A,7Bでは、四連リンクの二辺に相当する前後部
材33と連結材55とが傾斜することから、水平状の搬
送経路部7Cや液中搬送経路部7Dの支持用枠材38の
水平間隔Lに対して、短かい水平間隔lにし得る。なお
被搬送物支持体40は、パレット形式に代えて、両支持
用枠材38の横杆部における幅方向の二箇所からピン状
体が立設された形式などを容易に採用できる。
に基づいて説明する。すなわち、ハンガ装置30は左右
(幅方向)で分割された形式であり、各支持用枠材38
は正面視においてL字形状または逆L字形状である。な
お、被搬送物支持体40としては、その本体枠41が左
右で分断された分割形式とされているが、これは、支持
用枠材38の横杆部における幅方向の二箇所からピン状
体が立設された形式などであってもよい。
て、駆動装置4の駆動力を受けるトロリ装置10が示さ
れているが、これはメインレール2に支持案内されて自
動走行を行う形式の移動体などであってもよい。
を処理液槽50に突入させるための下降傾斜経路部7A
や、処理液槽50から退出させるための上昇傾斜経路部
7Bが示されているが、これは上階から下階への下降傾
斜経路部7Aや、下階から上階への上昇傾斜経路部7B
であってもよい。
槽として処理液槽50が示されているが、これは別な処
理槽であつてもよい。上記した各実施の形態では、上部
ハンガ枠31がトロリ装置10側に剛体化されている
が、これはトロリ装置10側に対して上部ハンガ枠31
が、前後方向では揺動しないが、前後方向軸心の周りで
幅方向(左右方向)に開閉する形式であつてもよい。こ
のときハンガ装置30は、図1に示される一体形式や、
図8に示される分割形式のいずれであってもよい。
動体の走行は、レールに支持案内されて一定経路上で行
うことができる。そして移動体が下降傾斜経路部や上昇
傾斜経路部に入ったとき、被搬送物の荷重などによって
上部ハンガ枠に対して下部ハンガ枠が幅方向軸心の周り
に揺動することで、移動体が傾斜していても下部ハンガ
枠は垂下姿勢を維持することができる。その際に、揺動
は下部ハンガ枠のみで上部ハンガ枠は傾斜方向で揺動し
ないことから、被搬送物支持体による支持レベルと移動
体の下面との高さ間隔は、水平状経路部のときに比べて
少し狭くなるだけで大きく変化しないことになり、以て
傾斜経路部における傾斜角度が、たとえば30度や45
度などであったとしても、移動体の下面と被搬送物の上
面との隙間は充分に確保できる。したがってハンガ装置
としては、傾斜角度の急緩に拘わらず、たとえば傾斜角
度が30度に対応した全高の低い共通のコンパクトな構
成を使用でき、以て価格を抑え得ることができるととも
に、処理液槽も浅く、小型化できることになる。
移動体が下降傾斜経路部や上昇傾斜経路部に入ったと
き、上部ハンガ枠に対して下部ハンガ枠が幅方向軸心の
周りに揺動し、移動体が傾斜していても下部ハンガ枠の
支持用枠材は垂下姿勢を維持することができ、したがっ
て、水平経路部、傾斜経路部のいずれにおいてもハンガ
装置側には垂直な引張り荷重のみ作用することになり、
応力を低くできて損傷を極減できる。さらに被搬送物支
持体の存在によって支持用枠材の相対間隔を維持でき、
被搬送物支持体を介しての被搬送物の支持を安定して行
うことができる。そして傾斜経路部では、四連リンクの
二辺に相当する上部ハンガ枠と連結材とが傾斜すること
から、水平状経路部の支持用枠材の水平間隔に対して、
短かい水平間隔にすることができ、これにより、たとえ
ば傾斜したストレージスペースや空ハンガラインでのス
トレージを効率よく行うことができる。
と、移動体が、被搬送物を被搬送物処理槽に突入させる
ための下降傾斜経路部や、被搬送物処理槽から退出させ
るための上昇傾斜経路部に入ったとき、上部ハンガ枠に
対して下部ハンガ枠が幅方向軸心の周りに揺動し、その
際に、傾斜経路部における傾斜角度が、たとえば30度
や45度などであったとしても、移動体の下面と被搬送
物の上面との隙間は充分に確保でき、以てオイルパンの
配設を容易に行うことができる。
装置の駆動装置部分を除いた斜視図である。
切欠き側面図である。
切欠き平面図である。
装置の駆動装置部分を除いた斜視図である。
装置の駆動装置部分を除いた斜視図である。
態での概略側面図である。
状態での概略側面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 レールに支持案内されて一定経路上で移
動される移動体と、この移動体に取付けられたハンガ装
置とからなり、このハンガ装置が、前記移動体側に取付
けられた上部ハンガ枠と、この上部ハンガ枠に対して幅
方向軸心の周りで前後揺動自在に取付けられた下部ハン
ガ枠と、この下部ハンガ枠の下部に設けられた被搬送物
支持体とにより構成されていることを特徴とする吊下げ
搬送装置。 - 【請求項2】 下部ハンガ枠は、上部ハンガ枠に対して
幅方向軸心の周りでそれぞれ前後揺動自在に取付けられ
た複数本の支持用枠材を有し、これら支持用枠材の下部
間に亘って被搬送物支持体が着脱自在に設けられている
ことを特徴とする請求項1記載の吊下げ搬送装置。 - 【請求項3】 一定経路中には、被搬送物処理槽に出入
りするための傾斜経路部が形成されていることを特徴と
する請求項1または2記載の吊下げ搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP21634398A JP3551775B2 (ja) | 1998-07-31 | 1998-07-31 | 吊下げ搬送装置 |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP3551775B2 JP3551775B2 (ja) | 2004-08-11 |
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ID=16687071
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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1998
- 1998-07-31 JP JP21634398A patent/JP3551775B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3551775B2 (ja) | 2004-08-11 |
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