JP2000043629A - フットレスト - Google Patents

フットレスト

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JP2000043629A
JP2000043629A JP10213051A JP21305198A JP2000043629A JP 2000043629 A JP2000043629 A JP 2000043629A JP 10213051 A JP10213051 A JP 10213051A JP 21305198 A JP21305198 A JP 21305198A JP 2000043629 A JP2000043629 A JP 2000043629A
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Japan
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footrest
lid member
mat
mats
case member
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JP10213051A
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English (en)
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Sadanori Kawasaki
禎紀 川▲崎▼
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N3/00Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for
    • B60N3/06Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for of footrests

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Passenger Equipment (AREA)
  • Finger-Pressure Massage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 トーボード面からフロア面に沿って展開使用
でき、かつ、マッサージ効果が得られるフットレストの
提供を図る。 【解決手段】 フットレスト1はトーボード31面上に
装着したケース部材2からリッド部材3を後方へ回動し
てフロア32面上に展開することによって展開使用で
き、ケース部材2に装着した第1の足乗せマット20又
はリッド部材3に装着した第2の足乗せマット21の波
形面の弯曲した凸部が足の土踏まずにフィットしてマッ
サージ効果を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車の助手席側の
トーボード面上に配設されるフットレストに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の助手席用のフットレストとして
は、例えば実開平2−81232号公報に示されている
ように、助手席側のトーボード面上に折畳んだ第1,第
2のボードを後方へ山形状の折れ角度で展開して使用す
るようにしたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のようにフットレ
ストを構成する第1,第2のボードを後方へ山形状の折
れ角度で展開して使用するようにしてあるため、該フッ
トレストがトーボードおよび該トーボードに続くフロア
面から浮き上がって、フットレスト上に足を乗せた場合
に膝の位置が高くなると共に、膝および足首の折れ角度
が狭められるようになって却って安楽姿勢が得られなく
なる可能性がある。
【0004】そこで、本発明はダッシュパネルのトーボ
ード面、およびこれに続くフロア面に沿って展開して使
用できて安楽な姿勢を得ることができると共に、素足を
乗せた場合に土踏まずに反力を与えてマッサージ効果を
得ることができる折畳みタイプのフットレストを提供す
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にあって
は、ダッシュパネルの助手席側のトーボード面上に配置
されるフットレストであって、該フットレストは前記ト
ーボード面上に装着されたケース部材と、ケース部材の
後端に回動自在に連結されてトーボードに続くフロア面
上に展開されるリッド部材と、ケース部材とリッド部材
の内側に装着された弾性材からなる第1の足乗せマット
および第2の足乗せマットとを備え、これら第1,第2
の足乗せマットをフットレストの展開状態で、それぞれ
略後半部が弯曲した凸部で略前半部が弯曲した凹部とな
る波形面に形成して、フットレストの折畳み時にこれら
の波形面相互が整合して重合し得るようにしたことを特
徴としている。
【0006】請求項2の発明にあっては、請求項1に記
載のケース部材とリッド部材との連結部分の内側を、ケ
ース部材側の第1の足乗せマットの後端部とリッド部材
側の第2の足乗せマットの前端部とに跨って設けられ
て、フットレストの折畳み時に第1,第2の足乗せマッ
トの波形面間に折り込まれる弾性材からなるシート部材
で被覆したことを特徴としている。
【0007】請求項3の発明にあっては、請求項2に記
載の第1,第2の足乗せマットと弾性シート部材とを着
脱自在に装着したことを特徴としている。
【0008】請求項4の発明にあっては、請求項1〜3
に記載の第1,第2の足乗せマットを、それぞれマット
基材上に多数のピン状突起を立設して形成したことを特
徴としている。
【0009】請求項5の発明にあっては、請求項2,3
に記載の第1,第2の足乗せマットを、それぞれマット
基材上に多数のピン状突起を立設して形成すると共に、
これら第1,第2の足乗せマットのピン状突起を、フッ
トレストの折畳み時に対向するピン状突起間に相互に入
り込むように形成したことを特徴としている。
【0010】請求項6の発明にあっては、請求項1〜3
に記載の第1,第2の足乗せマットを、それぞれ弾性パ
ッド材で形成したことを特徴としている。
【0011】請求項7の発明にあっては、請求項6に記
載の第1,第2の足乗せマットを形成する弾性パッド材
を、フットレストの折畳み時に弾性パッド材相互が弾接
して圧縮変形する厚さに形成したことを特徴としてい
る。
【0012】請求項8の発明にあっては、請求項1〜7
に記載のケース部材とリッド部材との連結部に、リッド
部材に展開方向の回動力を付勢するスプリングを配設し
たことを特徴としている。
【0013】請求項9の発明にあっては、請求項8に記
載のケース部材とリッド部材との連結部に、リッド部材
の展開時に該リッド部材の回動力を減衰してリッド部材
の展開速度を緩めるダンパ機構を設けたことを特徴とし
ている。
【0014】請求項10の発明にあっては、請求項1〜
9に記載のフットレストを、トーボード面上に敷設した
サービスマットに止着手段により着脱自在に止着したこ
とを特徴としている。
【0015】請求項11の発明にあっては、請求項10
に記載の止着手段が、ケース部材の前端部に設けられて
サービスマットの上端に係着するフック部材であること
を特徴としている。
【0016】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、フット
レストはダッシュパネルの助手席側のトーボード面上に
配置してあるため、該フットレストに足を乗せて安楽な
姿勢を得ることができることは勿論、該フットレストを
構成するケース部材からリッド部材を展開すれば、ケー
ス部材がトーボード面上におよびリッド部材がフロア面
上に配置されるから、膝および足首の折れ角度を窮屈に
することなく該ケース部材側の第1の足乗せマット又は
リッド部材側の第2の足乗せマットに好みに応じて素足
を乗せて安楽な姿勢を得ることができる。
【0017】また、前記第1の足乗せマットおよび第2
の足乗せマットは、何れも略後半部が弯曲した凸部で略
前半部が弯曲した凹部となる波形面に形成してあるた
め、素足をこれら第1の足乗せマット又は第2の足乗せ
マットに乗せた場合に、弯曲した凸部が足の土踏まずに
フィットするようになって、この凸部で土踏まずに反力
を与えてマッサージ効果を得ることができるので、快適
性を一段と向上することができる。
【0018】しかも、これら第1,第2の足乗せマット
はフットレストの折畳み時に波形面相互が整合して重合
するため、リッド部材をケース部材に対して整然と折畳
んでトーボード面上配置のフットレストとして機能させ
ることができる。
【0019】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
の発明の効果に加えて、フットレストの展開使用時に
は、ケース部材とリッド部材の連結部分が弾性材からな
るシート部材で覆われているため、素足の感触を損なう
ことがなく品質感を高めることができる。
【0020】また、この弾性シート部材はフットレスト
の折畳み時には、第1,第2の足乗せマットの波形面間
に折り込まれるため、フットレストの折畳みに些かも支
障を来すことはない。
【0021】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
の発明の効果に加えて、第1,第2の足乗せマットおよ
び弾性シート部材は着脱自在に装着してあるため、汚れ
た場合には取外して洗浄することができて常に清潔な状
態を維持させることができる。
【0022】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
〜3の発明の効果に加えて、第1,第2の足乗せマット
はそれぞれマット基材上に多数のピン状突起を立設して
形成してあるため、素足を乗せるとこれらのピン状突起
の先端で足の裏を刺激することができて、マッサージ効
果を更に高めることができる。
【0023】請求項5に記載の発明によれば、請求項
2,3の発明の効果に加えて、第1,第2の足乗せマッ
トはそれぞれマット基材上に多数のピン状突起を立設し
て形成してあるため、素足を乗せるとこれらのピン状突
起の先端で足の裏を刺激することができて、マッサージ
効果を更に高めることができると共に、フットレストを
折畳んだ際にはケース部材とリッド部材の各連結側端部
における第1の足乗せマットの後端側のピン状突起と、
第2の足乗せマットの前端側のピン状突起とが、これら
両者間に折り込まれるシート部材によりその折り込み方
向に弾性的に倒れ変形して、リッド部材の展開方向への
蓄勢力が得られるから、リッド部材の展開操作力を軽く
することができる。
【0024】請求項6に記載の発明によれば、請求項1
〜3の発明の効果に加えて、第1,第2の足乗せパッド
をそれぞれ弾性パッド材で形成してあるため、素足を乗
せた際の感触を良好にすることができる。
【0025】請求項7に記載の発明によれば、請求項6
の発明の効果に加えて、フットレストを折畳んだ際には
第1,第2の足乗せマットを形成するパッド材相互が弾
接して圧縮変形するため、これらパッド材の圧縮変形に
よってリッド部材の展開方向への蓄勢力が得られて、リ
ッド部材の展開操作力を軽くすることができる。
【0026】請求項8に記載の発明によれば、請求項1
〜7の発明の効果に加えて、ケース部材とリッド部材と
の連結部に配設したスプリングによって、リッド部材を
自動的に展開させることができて、フットレストの展開
使用性を向上することができる。
【0027】請求項9に記載の発明によれば、請求項8
の発明の効果に加えて、スプリングによるリッド部材の
自動展開時には、ダンパ機構によってリッド部材の展開
速度を緩めて急速展開を回避できるため、品質感および
信頼性を高めることができる。
【0028】請求項10に記載の発明によれば、請求項
1〜9の発明の効果に加えて、フットレストを止着手段
によって、トーボード面上に敷設したサービスマットに
着脱自在としてあるから、既販の車両にもフットレスト
を容易に装着することができる。
【0029】請求項11に記載の発明によれば、請求項
10の発明の効果に加えて、フットレストはケース部材
の前端部に設けたフック部材をサービスマットの上端に
係着すればよいから、フットレストの着脱作業を容易に
行えると共に、止着手段を簡単なフック構造とし、しか
も、サービスマットには特別にフットレスト止着構造を
施す必要がないため、コスト的に有利に得ることができ
る。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面と
共に詳述する。
【0031】図1〜5において、1はダッシュパネル3
0の傾斜したトーボード31面上に配置したフットレス
トを示し、該フットレスト1は前記トーボード31面上
に装着したケース部材2と、該ケース部材2の後端に支
軸4を介して回動自在に連結されて、トーボード31に
続くフロア32面上に展開されるリッド部材3とを備え
ている。
【0032】ケース部材2およびリッド部材3は何れも
合成樹脂材で形成してあり、ケース部材2の前端背面に
はフック部材35を設けて、前記トーボード31面から
フロア32面に亘って敷設したサービスマット34の上
端にこのフック部材35を係着して、フットレスト1を
該サービスマット34に着脱自在としてある。
【0033】図2に示すように、リッド部材3の前端部
背面3aは、該リッド部材3をフロア32面上に展開し
た際に、該前端部背面3aがトーボード31面上に沿う
ように、該トーボード31の傾斜角度と略同じ角度で傾
斜成形してある。
【0034】図3に示すように、支軸4はケース部材2
の後端中央部分に突設したヒンジブラケット5の軸受部
5aに挿通固定してあり、リッド部材3はその前端部両
側に突設したヒンジブラケット6の軸受部6aに、前記
軸受部5aから突出した支軸4の両端部を挿通して該ケ
ース部材2に回動自在に連結してある。
【0035】ケース部材2のヒンジブラケット5の一端
部には、軸受部5aと同心的に円筒状のスプリングガイ
ド7を突設してあると共に、その突設基部にスプリング
シート部7aを凹設してあり、スプリングガイド7にコ
イルスプリング8を挿通すると共にその一端をスプリン
グシート部7aに係着固定し、該コイルスプリング8の
他端をリッド部材3の一方の側部のヒンジブラケット6
の内側面に係止して、該コイルスプリング8によってリ
ッド部材3に展開方向の回動力を付勢している。
【0036】図4に示すように、ケース部材2のヒンジ
ブラケット5の他端部には、軸受部5aと同心的に固定
ギヤ9を設けてある一方、リッド部材3の他方の側部の
ヒンジブラケット6の内端部にはダンパ機構としての公
知の回転ダンパ10をビス12によって締結固定し、該
回転ダンパ10の回転ギヤ11を前記固定ギヤ9に噛合
させて、リッド部材3の展開時に回転ギヤ11が固定ギ
ヤ9のギヤ面上を回転することによって、回転ダンパ1
0により前記コイルスプリング8のばね力とリッド部材
3の自重とによる該リッド部材3の回動力を減衰して、
リッド部材3の展開速度を緩めるようにしてある。
【0037】前記リッド部材3の両側部のヒンジブラケ
ット6,6の各内側には、合成樹脂材からなるカバー1
3を取付けて、コイルスプリング8の配設部分や回転ダ
ンパ10の配設部分等を隠蔽してある。
【0038】また、ケース部材2の前端上面の中央部に
は、図5に示すように該前端内側に図外のスプリングの
ばね力により突出したロックパウル15を没入させるロ
ック解除ボタン14を配設してある一方、リッド部材3
の後端中央部の端面には前記ロックパウル15が進入す
るロック孔16を設けてあり、リッド部材3を回動して
ケース部材2上に折畳んで、ロックパウル15とロック
孔16とが係合したリッドロック状態で、ロック解除ボ
タン14を押動することによってリッド部材3のロック
を容易に解除できるようにしてある。
【0039】そして、前記ケース部材2の内側およびリ
ッド部材3の内側に、ゴム、合成樹脂等の弾性材からな
る第1の足乗せマット20および第2の足乗せマット2
1を装着してある。
【0040】ケース部材2側の第1の足乗せマット2
0、およびリッド部材3側の第2の足乗せマット21
は、何れもフットレスト1を前述のように展開した状態
で、それぞれ略後半部が弯曲した凸部で略前半部が弯曲
した凹部となる波形面に形成して、フットレスト1の折
畳み時にこれらの波形面相互が整合して重合し得るよう
にしてある。
【0041】また、ケース部材2とリッド部材3との連
結部分の内側を、ケース部材2の後端内側面とリッド部
材3の前端内側面とに止着され、第1の足乗せマット2
0の後端部と第2の足乗せマット21の前端部とに跨っ
て設けられたシート部材22で被覆してある。
【0042】このシート部材22はゴム、合成樹脂等の
弾性材で形成されていて、フットレスト1の折畳み時に
は前記第1,第2の足乗せマット20,21の波形面間
に折り込まれるようにしてある。
【0043】前記第1,第2の足乗せマット20,21
およびシート部材22は、何れも例えば両面粘着テープ
やマジックファスナー等の止着手段によって着脱自在に
装着してある。
【0044】ここで、本実施形態にあっては前記第1,
第2の足乗せマット20,21は、それぞれマット基材
23,25上に多数のピン状突起24,26を立設して
形成してある。
【0045】また、これらのピン状突起24,26は、
フットレスト1の折畳み時に、対向するピン状突起間に
相互に入り込むような突出高さで列設配置してある。
【0046】図1,2中、33はダッシュパネル30お
よびフロア32の車室側面に配設したインシュレータ
類、例えばダッシュインシュレータ、フロアインシュレ
ータ、フロアカーペット等を示す。
【0047】次に以上の実施形態の構造よりなるフット
レスト1の作用について詳述する。
【0048】リッド部材3をケース部材2上に折畳んだ
フットレスト1の折畳み状態では、通常のトーボード上
配置タイプのフットレストと同様に、該フットレスト1
上に足を靴を履いたまま、もしくは素足で乗せて安楽な
姿勢を得ることができる。
【0049】次に、リッド部材3をケース部材2上から
後方へ回動して展開すれば、ケース部材2がトーボード
31面上に、およびリッド部材3がフロア32面上に配
置されるから、膝および足首の折れ角度を窮屈にするこ
となく該ケース部材2側の第1の足乗せマット20、又
はリッド部材3側の第2の足乗せマット21に好みに応
じて図2の鎖線で示すように足Fを素足で乗せて安楽な
姿勢を得ることができる。
【0050】これら第1の足乗せマット20および第2
の足乗せマット21は、何れも略後半部が弯曲した凸部
に、および略前半部が弯曲した凹部となる波形面に形成
してあるため、素足Fをこれら第1の足乗せマット20
又は第2の足乗せマット21に乗せた場合に、弯曲した
凸部が足Fの土踏まずにフィットするようになって、こ
の凸部で土踏まずに反力を与えてマッサージ効果を得る
ことができる。
【0051】特に、これら第1,第2の足乗せマット2
0,21は、それぞれマット基材23,25上に多数の
ピン状突起24,26を立設して形成してあるため、素
足Fを乗せるとこれらのピン状突起24,26の先端で
足Fの裏を刺激することができて、マッサージ効果を更
に高めることができる。
【0052】また、このフットレスト1の展開使用時に
は、ケース部材2とリッド部材3の連結部分が弾性材か
らなるシート部材22で覆われているため、素足Fの感
触を損なうことがなく品質感を高めることができる。
【0053】ここで、前述のフットレスト1を折畳み状
態から展開状態にする場合、ケース部材2の前端上面の
ロック解除ボタン14を靴の先で、もしくは爪先で押す
ことにより、ロッックパウル15が引込まれて内側へ没
入し、ロック孔16との係合が外れてロック解除され、
これにより、リッド部材3がコイルスプリング8のばね
力で後方へ回動すると共に、回動途中からリッド部材3
の自重も加わってリッド部材3を自動的にフロア32面
上に回動展開させることができて、展開使用性を向上す
ることができる。
【0054】この時、リッド部材3の自動展開時には、
該リッド部材3の回動に伴って固定ギヤ9と回動ギヤ1
1との協働により回転ダンパ10が作動してリッド部材
3の回動力を減衰し、該リッド部材3の展開速度を緩め
て急速展開を回避できるため、品質感および信頼性を高
めることができる。
【0055】一方、フットレスト1を前記展開使用状態
からリッド部材3を前方へ回動してケース部材2上に折
畳んだ際には、前記第1,第2の足乗せマット20,2
1はそれらの波形面相互が整合して重合するようにな
り、かつ、シート部材22はこれら波形面に折り込まれ
るようになるから、リッド部材3をケース部材2に対し
て整然と折畳んで前記トーボード面上配置のフットレス
トとして機能させることができる。
【0056】また、このフットレスト1を折畳んだ際に
は、第1,第2の足乗せマット20,21のピン状突起
24,26が対向するピン状突起間に入り込むようにな
るが、ケース部材2とリッド部材3の連結側端部では、
第1の足乗せマット20の後端側のピン状突起24と、
第2の足乗せマット21の前端側のピン状突起26と
が、これら両者間に折り込まれるシート部材22により
その折り込み方向へ図1に示すように弾性的に倒れ変形
して、リッド部材3の展開方向への蓄勢力が得られる。
【0057】この結果、リッド部材3の展開操作力を軽
くすることができ、その分、前記コイルスプリング8の
ばね力を小さくすることができ、もしくは、これらピン
状突起24,26の撓み変形によってリッド部材3の展
開助勢力が得られるため、該コイルスプリング8を省略
することも可能である。
【0058】また、以上のようなフットレスト1の展開
使用上および折畳み使用上の効果とは別に、第1,第2
の足乗せマット20,21およびシート部材22は着脱
自在としてあるから、汚れた場合には取外して洗浄する
ことができて常に清潔な状態を維持させることができ
る。
【0059】更に、フットレスト1をフック部材35に
よって、トーボード31面上に敷設したサービスマット
34の上端に係着して着脱自在としてあるから、既販の
車両にもフットレスト1を容易に装着することができ、
しかも、止着構造が簡単でサービスマット34には特別
にフットレスト止着構造を施す必要がないためコスト的
に有利に得ることができる。
【0060】図6,7は本発明の第2実施形態を示すも
ので、本実施形態にあっては前述のケース部材側の第1
の足乗せマット20、およびリッド部材側の第2の足乗
せマット21を、何れも発泡ウレタン等の弾性パッド材
27,28で形成してあり、その他の構成については前
記第1実施形態と同様である。
【0061】これらの弾性パッド材27,28はフット
レスト1の折畳み時に、弾性パッド材27,28相互が
弾接して圧縮変形する厚さに形成してある。
【0062】従って、この第2実施形態のように第1,
第2の足乗せマット20,21を弾性パッド材27,2
8で形成することによって、素足を乗せた際の感触を良
好にすることができる。
【0063】また、これら弾性パッド材27,28はフ
ットレスト1を折畳んだ際には、相互に圧縮変形するこ
とでリッド部材3の展開助勢力が得られるから、リッド
部材3の展開操作力を軽くすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の折畳み状態を示す断面
図。
【図2】同実施形態の展開状態を示す断面図。
【図3】同実施形態のケース部材とリッド部材との連結
部分の一方の端部を示す分解斜視図。
【図4】同実施形態のケース部材とリッド部材との連結
部分の他方の端部を示す分解斜視図。
【図5】同実施形態の展開状態を示す斜視図。
【図6】本発明の第2実施形態の折畳み状態を示す断面
図。
【図7】同実施形態の展開状態を示す断面図。
【符号の説明】
1 フットレスト 2 ケース部材 3 リッド部材 8 スプリング 10 ダンパ機構 20 第1の足乗せマット 21 第2の足乗せマット 22 シート部材 23,25 マット基材 24,26 ピン状突起 27,28 弾性パッド材 30 ダッシュパネル 31 トーボード 32 フロア 34 サービスマット 35 フック部材

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダッシュパネルの助手席側のトーボード
    面上に配置されるフットレストであって、該フットレス
    トは前記トーボード面上に装着されたケース部材と、ケ
    ース部材の後端に回動自在に連結されてトーボードに続
    くフロア面上に展開されるリッド部材と、ケース部材と
    リッド部材の内側に装着された弾性材からなる第1の足
    乗せマットおよび第2の足乗せマットとを備え、これら
    第1,第2の足乗せマットをフットレストの展開状態
    で、それぞれ略後半部が弯曲した凸部で略前半部が弯曲
    した凹部となる波形面に形成して、フットレストの折畳
    み時にこれらの波形面相互が整合して重合し得るように
    したことを特徴とするフットレスト。
  2. 【請求項2】 ケース部材とリッド部材との連結部分の
    内側を、ケース部材側の第1の足乗せマットの後端部と
    リッド部材側の第2の足乗せマットの前端部とに跨って
    設けられて、フットレストの折畳み時に第1,第2の足
    乗せマットの波形面間に折り込まれる弾性材からなるシ
    ート部材で被覆したことを特徴とする請求項1に記載の
    フットレスト。
  3. 【請求項3】 第1,第2の足乗せマットと弾性シート
    部材とを着脱自在に装着したことを特徴とする請求項2
    に記載のフットレスト。
  4. 【請求項4】 第1,第2の足乗せマットを、それぞれ
    マット基材上に多数のピン状突起を立設して形成したこ
    とを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のフットレ
    スト。
  5. 【請求項5】 第1,第2の足乗せマットを、それぞれ
    マット基材上に多数のピン状突起を立設して形成すると
    共に、これら第1,第2の足乗せマットのピン状突起
    を、フットレストの折畳み時に対向するピン状突起間に
    相互に入り込むように形成したことを特徴とする請求項
    2,3に記載のフットレスト。
  6. 【請求項6】 第1,第2の足乗せマットを、それぞれ
    弾性パッド材で形成したことを特徴とする請求項1〜3
    の何れかに記載のフットレスト。
  7. 【請求項7】 第1,第2の足乗せマットを形成する弾
    性パッド材を、フットレストの折畳み時に弾性パッド材
    相互が弾接して圧縮変形する厚さに形成したことを特徴
    とする請求項6に記載のフットレスト。
  8. 【請求項8】 ケース部材とリッド部材との連結部に、
    リッド部材に展開方向の回動力を付勢するスプリングを
    配設したことを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載
    のフットレスト。
  9. 【請求項9】 ケース部材とリッド部材との連結部に、
    リッド部材の展開時に該リッド部材の回動力を減衰して
    リッド部材の展開速度を緩めるダンパ機構を設けたこと
    を特徴とする請求項8に記載のフットレスト。
  10. 【請求項10】 フットレストを、トーボード面上に敷
    設したサービスマットに止着手段により着脱自在に止着
    したことを特徴とする請求項1〜9の何れかに記載のフ
    ットレスト。
  11. 【請求項11】 止着手段が、ケース部材の前端部に設
    けられてサービスマットの上端に係着するフック部材で
    あることを特徴とする請求項10に記載のフットレス
    ト。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2421682A (en) * 2004-08-11 2006-07-05 Edwin William Smith A foot rest having a roller and studded mat
KR100813307B1 (ko) 2006-12-15 2008-03-13 김광일 의자를 이용한 하지운동장치
KR101469442B1 (ko) * 2013-07-09 2014-12-05 대원강업주식회사 충격 감쇠 구조를 갖는 차량 시트용 접이식 발받침대
GB2524236A (en) * 2014-03-10 2015-09-23 Lothian Health Board Support device
KR20220069494A (ko) * 2020-11-20 2022-05-27 주식회사다스 차량용 시트의 레그레스트

Cited By (6)

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