JP2000042648A - パンチプレスにおける抜きかす上がり防止方法及び装置 - Google Patents

パンチプレスにおける抜きかす上がり防止方法及び装置

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JP2000042648A
JP2000042648A JP10214272A JP21427298A JP2000042648A JP 2000042648 A JP2000042648 A JP 2000042648A JP 10214272 A JP10214272 A JP 10214272A JP 21427298 A JP21427298 A JP 21427298A JP 2000042648 A JP2000042648 A JP 2000042648A
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Takehiko Shigefuji
毅彦 重藤
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Amada Co Ltd
Amada Engineering Center Co Ltd
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Amada Co Ltd
Amada Engineering Center Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 抜きかすをダイから完全に落下させることが
可能な抜きかす上がり防止方法及び装置の提供。 【解決手段】 ラムのストローク変更手段を備えたパン
チプレスにおいて、ワーク穴あけ図形情報記憶手段33
と金型形状寸法記憶手段29とNCプログラム解読手段
25と、NCプログラム編集手段23とを設け、選択金
型の金型形状寸法とワークの位置決め座標データ情報お
よびワーク図形情報とを解読し、1プレス毎に抜かれる
ワークの形状とダイの抜き穴形状とを比較演算し、抜き
かすが前記ダイに挟まれると判別されるとき、前記加工
プラグラムのステップの直前にラムのストロークを大き
くする指令を挿入し、該挿入指令の実行後に前記加工プ
ラグラムのステップを実行することを特徴とするパンチ
プレスにおける抜きかす上がり防止装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパンチプレスにおけ
る抜きかす上がり防止方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パンチプレスにおける打ち抜き加工にお
いて、「抜きかす上がり」が発生すると、抜きかすと材
料(ワーク)とを同時にパンチして、加工中の材料(ワ
ーク)を損傷させたり、時にはパンチを破損させること
もある。また、パンチの破損に至らなくても、金型(パ
ンチ、ダイ)に「かじり」を生じさせる原因のでひとつ
でもあり、「抜きかす上がり」対策は重要な問題であ
る。
【0003】「抜きかす上がり」の原因は、「1.クリ
アランスとバリの相互関係から発生する場合。2.ダイ
に挟まった抜きかす上に落下した微細な抜きかすが材料
(ワーク)上面に浮き上がる場合(図8参照)。3.材
料または金型に付着した油により、微細な抜きかすがパ
ンチに付着して浮き上がる場合。」などが考えられる。
【0004】上述の「抜きかす上がり」現象に対して
は、従来から様々の対策がなされており、原因(1)に
対しては、図6に示す如く、ダイ101の抜き穴部分1
03(切り刃側面部分、約5mm〜7mm)に環状の突起物
105を設け、抜きかす107をこの突起物105で保
持させる様にする方法が用いられている。
【0005】原因(2)及び(3)に対しては、図7に
示す如く、パンチ109の先端にスプリング(図示省
略)で付勢された突起物111を設け、ダイ101の抜
き穴103に挟まった抜きかす107を、抜き穴部(切
り刃側面部分)103から下方に押し出して落下させる
方法が用いられている。
【0006】しかし、上述の原因(1)に対する対策に
おいては、抜きかすがパンチに付着して浮き上がるのを
防止するには有効であるが、図8に示す様に、抜きかす
がダイの抜き穴に挟まった状態で、ニブリング加工また
は追い抜き加工を行うとダイの抜き穴103に挟まらな
い微小な抜きかす113を生じ、この微小な抜きかす1
13がダイの抜き穴103に挟まった抜きかす107の
上に落下し、これが、打ち抜き時の振動やエアブローな
どにより、再度、材料(ワーク)Wの上面に飛び出して
しまうという問題がある。
【0007】また、原因(2)及び(3)に対する対策
においては、パンチの先端に突起物を設けるための空間
が必要なことから、パンチのサイズに制限が有り、直径
5φまたは5×5角以下のサイズのパンチに設けるのは
困難である。また、突起物がパンチ先端の中心部に設け
られているので、中心を外れた抜きかすを落下させるこ
とが出来ない。
【0008】なお、図6、図7及び図8において、同一
の部品には同一の符号を付してある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の如き問
題点を解決するために成されたものであり、本発明の課
題は、パンチサイズに関係なく、抜きかすをダイから完
全に落下させることが可能な「抜きかす上がり」防止方
法及び装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する手段
として、請求項1に記載のパンチプレスにおける抜きか
す上がり防止方法は、ラムのストローク位置またはスト
ローク量を変更する手段を備えたパンチプレスにおい
て、NC加工プログラム解読手段により選択金型の金型
形状寸法と、ワーク図形情報と、ワーク位置決め座標デ
ータ情報とを呼出して、1プレス毎に抜かれるワークの
形状とダイ(下金型)の抜き穴形状とを比較演算し、抜
きかすが前記ダイ(下金型)に挟まれるか否かを判別
し、前記抜きかすが前記ダイ(下金型)に挟まれると判
別したら、NC加工プログラム編集手段において前記加
工プラグラムのステップの直前にラムのストロークを大
きくする指令を挿入し、該挿入指令の実行後に前記加工
プラグラムのステップを実行することを要旨とするもの
である。
【0011】請求項2に記載のパンチプレスにおける抜
きかす上がり防止方法は、請求項1に記載の発明におい
て、前記ストロークを大きくする指令は、パンチ先端の
ダイに対する突っ込み量がダイの切り刃側面部から下方
に達するストロークであること要旨とするものである。
【0012】請求項3に記載のパンチプレスにおける抜
きかす上がり防止装置は、ラムのストローク位置または
ストローク量を変更する手段を備えたパンチプレスにお
いて、ワーク穴あけ図形情報記憶手段と、金型形状寸法
記憶手段と、NC加工プログラム解読手段と、NC加工
プログラム編集手段とを設け、前記NC加工プログラム
解読手段により選択金型の金型形状寸法と、ワークの位
置決め座標データ情報と、ワーク図形情報とを呼出し
て、1プレス毎に抜かれるワークの形状とダイ(下金
型)の抜き穴形状とを比較演算して抜きかすが前記ダイ
(下金型)に挟まれるか否かを判別し、前記抜きかすが
前記ダイ(下金型)に挟まれると判別したら、前記NC
加工プログラム編集手段において前記加工プラグラムの
ステップの直前にラムのストロークを大きくする指令を
挿入し、該挿入指令の実行後に前記加工プラグラムのス
テップを実行することをと要旨とするものである。
【0013】請求項4に記載のパンチプレスにおける抜
きかす上がり防止装置は、請求項3に記載の発明におい
て、前記ストロークを大きくする指令は、パンチ先端の
ダイに対する突っ込み量がダイの切り刃側面部から下方
に達するストロークであることを要旨とするものであ
る。
【0014】したがって、請求項1、請求項2に記載の
抜きかす上がり防止方法によれば、抜きかす上がりしそ
うな加工プログラムを実行前にチェックして、その直前
のステップにストロークを大きくする指令を挿入し、こ
の挿入指令の実行後に前記加工プログラムを実行するの
で、抜きかすが確実にダイから落下して、抜きかす上に
落下する微小な抜きかすが、再度ワーク上面に浮上する
抜きかす上がり現象を防止することができる。
【0015】請求項3、請求項4に記載の抜きかす上が
り防止装置によれば、請求項1、請求項2の場合と同様
に、抜きかす上に落下する微小な抜きかすが再度ワーク
上面に浮上する抜きかす上がり現象を防止することがで
きる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
によって説明する。
【0017】図1は、本発明に係わるタレットパンチプ
レスにおける抜きかす上がり防止方法のフローチャート
である。
【0018】図1を参照するに、パンチプレスにおける
抜きかす上がり防止方法は、プログラム解読手段におい
てプログラム解読を開始すると、ステップ1において、
加工プログラムの第1ステップのT軸指令(タレットに
おける金型ステーションの選択指令で、文字Tと3桁の
数字で指定される。)の動作指示にて、金型形状と寸法
の情報をNC装置3の「金型形状寸法」データファイル
から呼出すと同時に、X軸,Y軸の座標指令及びC軸指
令(インデックス金型の回転角度指令)から判かるワー
クに対する金型のプレス中心位置と金型の回転角度を計
算する。
【0019】ステップ2において、パンチプレスで打ち
抜かれる抜きかすが、ステップ1で選択指定した金型ス
テーションに装着されたダイ(下金型)の対向する辺
(対辺)に接してダイ(下金型)に挟まれるか否かを判
断する。
【0020】ステップ2の判断条件を満足する場合(Y
ESの場合)、ステップ3において、その加工プログラ
ムの直前のステップにプレスのラムの動作ストロークを
大きくする指令を挿入し、大きいラムストロークでのパ
ンチング加工を実行する。
【0021】次に、ステップ4で打ち抜いた図形データ
をNC装置3の「ワーク図形情報」データファイル35
に登録(ステップ5)し、ステップ7において、次の加
工プログラム指令が在るか否かの判断を行い、次の加工
プログラム指令が在る場合(YESの場合)、前記ステ
ップ1に戻ってステップ1以下を再度実行する。ステッ
プ7において、次の加工プログラム指令が無い場合(N
Oの場合)、加工プログラム解読を終了する。
【0022】また、前述のステップ2の判断条件を満足
しない場合(NOの場合)、通常のラム動作ストローク
のパンチング加工を実行する(ステップ6)。そして、
次のステップ7で、前述の次の加工プログラム指令が在
るか否かの判断を行い、YESならば前記ステップ1に
戻ってステップ1以下を再度実行し、NOならば加工プ
ログラム解読を終了する。
【0023】なお、前述のプレスのラムの動作ストロー
クを大きくする指令によって、変更されるパンチプレス
のラムの動作ストロークは、ラムによって押圧されるパ
ンチのダイに対する突っ込み量が大きくなり、抜きかす
がダイの切り刃部分から下方に落下する程度のストロー
クになる様に設定する。
【0024】図2及び図3は、前述の抜きかすがダイ
(下金型)の対向する辺(対辺)に接してダイ(下金
型)に挟まれる例を示したものである。
【0025】図2は、抜き形状が角形の場合であり、抜
きかす51の形状が相対する面に接する2辺を有する場
合はダイ(下金型)53に挟まれる。
【0026】図2(a)は、「1発抜き」の場合で、ダ
イ53の抜き形状の全面積を抜きかす51が占める場
合。図2(b)は、「追い抜き、抜き潰し」の場合で、
ダイ53の抜き形状の1部を抜きかす51が占める場
合。図2(c)は、「ニブリング、抜き潰し」の場合
で、ダイ53の抜き形状の1部を抜きかす51が占める
場合を示したものである。
【0027】図3は、抜き形状が丸形の場合であり、図
3(a)は、「1発抜き」の場合で、ダイ53の抜き形
状の全面積を抜きかす51が占める場合。図3(b)
は、「追い抜き、抜き潰し」の場合で、抜きかす51の
端部を結ぶ直線55が、ダイ53(下金型)の中心を通
過する。図3(c)は、「ニブリング、抜き潰し」の場
合で、同様に抜きかす51の端部を結ぶ直線55が、ダ
イ53(下金型)の中心を通過する。
【0028】なお、図2、図3において同一の部品には
同一の符号を付してある。
【0029】上述のパンチプレスにおける抜きかす上が
り防止方法によれば、抜きかす上がりの可能性のある加
工プログラムの指令(命令)の直前のステップにラムの
動作ストロークを大きくする指令(命令)を自動的に挿
入して、抜きかすをダイの切り刃部分から下方に落下さ
せる様にしたので、抜きかす上がりを未然に防止するこ
とができる。
【0030】図4は油圧駆動のパンチプレス1の概要を
示したものであり、図5は本発明に係わるパンチプレス
における抜きかす上がり防止装置の一実施形態を示した
ものである。
【0031】図4を参照するに、集合的に示すパンチプ
レス1は、NC装置3に加工プログラム5の指令(命
令)が入力されて、このNC装置3の制御の下にプレス
コントローラ7は、増幅器9を介してサーボ弁11を制
御して、油圧ポンプ13からの圧油を油圧シリンダー1
5に送り、油圧シリンダー15のラム(ピストンロッ
ド)17のストローク長さを可変制御することができる
様に設けてある。
【0032】上述のラム(ピストンロッド)17の動作
ストローク長さの制御は、例えば、通常のパンチング動
作時の「通常ストローク」から、抜きかすがダイ19の
切り刃側面部分から下方に落下する程度にパンチ21の
ダイに対する突っ込み量が大きくなる「大ストローク」
になる様に制御される。
【0033】図5は、前記NC装置3における抜きかす
上がり防止装置部を示したものであり、抜きかす上がり
防止装置は、NC加工プログラム編集手段23と、NC
加工プログラム解読手段25及びこれらの二つの手段に
付属するNC加工プログラムデータファイル27と、金
型形状寸法記憶手段29及びこれに付属する金型形状寸
法データファイル31と、ワーク穴あけ図形情報記憶手
段33及びこれに付属するワーク図形情報データファイ
ル35などから構成されている。
【0034】上述のNC加工プログラム解読手段25
は、スタートボタン37をおせば、プログラム解読を開
始し、金型形状寸法記憶手段29の「金型形状寸法」情
報と、X軸、Y軸及びT軸(金型のインデックス角度)
指令(または命令)から解読できるワークに対する金型
の加工中心(プレス中心)位置と、金型角度(金型のイ
ンデックス角度)及び「ワーク穴あけ図形情報記憶手
段」の現在まで(解読対象の指令の実行直前まで)に打
ち抜かれた「ワーク図形情報」とから、今回の加工プロ
グラム指令(命令)により加工される「抜きかす形状」
がダイに挟まるか否かを判別する。
【0035】上述のNC加工プログラム解読手段25に
よって判別した結果、「抜きかす形状」がダイに挟まる
と判断された場合には、次の加工プログラムのステップ
の直前にラムのストロークを大きくする指令(命令)を
NC加工プログラム編集手段23において挿入し、その
指令を前記プレスコントローラ7に出力する。
【0036】図4において説明した如く、プレスコント
ローラ7は、増幅器9を介してサーボ弁11を制御し
て、油圧ポンプ13からの圧油を油圧シリンダー15に
送り、パンチプレス1の油圧シリンダー15のラム(ピ
ストンロッド)17の動作ストローク量を大ストローク
で作動させることになる。
【0037】本発明のパンチプレスにおける抜きかす上
がり防止手段が適用可能なパンチプレスの形態は、図4
の如き油圧駆動のパンチプレスに限定されるものではな
く、例えば図9または図10に示す様なものでも構わな
い。
【0038】図9は、ラムのストローク量を変更する手
段を備えたパンチプレス示したものであり、メカニカル
プレスのコネクチングロッド39の下に油圧シリンダ4
1を設け、このシリンダ41のピストンロッド43の先
端部をラム45とし、ストロークを大きくする場合にの
み油圧シリンダ41を作動させ、ピストンロッド43を
下降させる様にしたものである。
【0039】図10は、ラムのストローク位置を変更す
る手段を備えたパンチプレス示したものであり、メカニ
カルプレスのコネクチングロッド39の下端部にラム4
5を設け、このラム45とパンチ19のヘッドとの間
へ、ラム45のストロークを大きくする場合にのみ、例
えば、シリンダー47のピストンロッド49に装着した
スペーサ57を進退自在に設けたものである。
【0040】
【発明の効果】請求項1〜請求項4に記載の発明によれ
ば、抜きかす上がりしそうな加工プログラムを実行前に
チェックして、その直前のステップにストロークを大き
くする指令を挿入し、この挿入指令の実行後に前記加工
プログラムを実行するので、抜きかすが確実にダイから
落下して、抜きかす上に落下する微小な抜きかすが再度
ワーク上面に浮上する抜きかす上がり現象を防止するこ
とができる。
【0041】したがって、加工中のワークを損傷したり
金型が破損することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるタレットパンチプレスにおける
抜きかす上がり防止方法のフローチャート。
【図2】抜き形状が角形のダイの対向する辺(対辺)に
抜きかすが挟まれる例。
【図3】抜き形状が丸形のダイに抜きかすが挟まれる
例。
【図4】油圧駆動のパンチプレスの概要図。
【図5】本発明に係わるパンチプレスにおける抜きかす
上がり防止装置の一実施形態を示す図。
【図6】従来の抜きかす上がり防止手段の一例。
【図7】従来の抜きかす上がり防止手段の別例。
【図8】ダイに挟まった抜きかす上に落下した微小な抜
きかすがワーク表面に浮上する状態を説明する図。
【図9】本発明のパンチプレスにおける抜きかす上がり
防止手段が適用可能なパンチプレスのラム駆動部の例。
【図10】本発明のパンチプレスにおける抜きかす上が
り防止手段が適用可能なパンチプレスのラム駆動部の別
例。
【符号の説明】
1 パンチプレス 3 NC装置 5 加工プログラム 7 プレスコントローラ 9 増幅器 11 サーボ弁 13 油圧ポンプ 15 油圧シリンダー 17 ラム(ピストンロッド) 19 ダイ 21 パンチ 23 NC加工プログラム編集手段 25 NC加工プログラム解読手段 27 NC加工プログラムデータファイル 29 金型形状寸法記憶手段 31 金型形状寸法データファイル 35 ワーク図形情報データファイル 37 スタートボタン 39 コネクチングロッド 41 油圧シリンダ 43 ピストンロッド 45 ラム 47 シリンダー 49 ピストンロッド 51 抜きかす 53 ダイ(下金型) 57 スペーサ W 材料(ワーク)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラムのストローク位置またはストローク
    量を変更する手段を備えたパンチプレスにおいて、NC
    加工プログラム解読手段により選択金型の金型形状寸法
    と、ワーク図形情報と、ワーク位置決め座標データ情報
    とを呼出して、1プレス毎に抜かれるワークの形状とダ
    イ(下金型)の抜き穴形状とを比較演算し、抜きかすが
    前記ダイ(下金型)に挟まれるか否かを判別し、前記抜
    きかすが前記ダイ(下金型)に挟まれると判別したら、
    NC加工プログラム編集手段において前記加工プラグラ
    ムのステップの直前にラムのストロークを大きくする指
    令を挿入し、該挿入指令の実行後に前記加工プラグラム
    のステップを実行することを特徴とするパンチプレスに
    おける抜きかす上がり防止方法。
  2. 【請求項2】 前記ストロークを大きくする指令は、パ
    ンチ先端のダイに対する突っ込み量がダイの切り刃側面
    部から下方に達するストロークであることを特徴とする
    請求項1に記載のパンチプレスにおける抜きかす上がり
    防止方法。
  3. 【請求項3】 ラムのストローク位置またはストローク
    量を変更する手段を備えたパンチプレスにおいて、ワー
    ク穴あけ図形情報記憶手段と、金型形状寸法記憶手段
    と、NC加工プログラム解読手段と、NC加工プログラ
    ム編集手段とを設け、前記NC加工プログラム解読手段
    により選択金型の金型形状寸法と、ワークの位置決め座
    標データ情報と、ワーク図形情報とを呼出して、1プレ
    ス毎に抜かれるワークの形状とダイ(下金型)の抜き穴
    形状とを比較演算して抜きかすが前記ダイ(下金型)に
    挟まれるか否かを判別し、前記抜きかすが前記ダイ(下
    金型)に挟まれると判別したら、前記NC加工プログラ
    ム編集手段において前記加工プラグラムのステップの直
    前にラムのストロークを大きくする指令を挿入し、該挿
    入指令の実行後に前記加工プラグラムのステップを実行
    することを特徴とするパンチプレスにおける抜きかす上
    がり防止装置。
  4. 【請求項4】 前記ストロークを大きくする指令は、パ
    ンチ先端のダイに対する突っ込み量がダイの切り刃側面
    部から下方に達するストロークであることを特徴とする
    請求項3に記載のパンチプレスにおける抜きかす上がり
    防止装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020116606A (ja) * 2019-01-23 2020-08-06 株式会社ハルツ 金型のダイ
CN113385577A (zh) * 2020-03-12 2021-09-14 株式会社Harz 模具的冲模

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JP2020116606A (ja) * 2019-01-23 2020-08-06 株式会社ハルツ 金型のダイ
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