JP2000041454A - 根菜収穫機の選別用コンベヤ装置 - Google Patents

根菜収穫機の選別用コンベヤ装置

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JP2000041454A
JP2000041454A JP10211031A JP21103198A JP2000041454A JP 2000041454 A JP2000041454 A JP 2000041454A JP 10211031 A JP10211031 A JP 10211031A JP 21103198 A JP21103198 A JP 21103198A JP 2000041454 A JP2000041454 A JP 2000041454A
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foliage
slats
conveyor device
sorting
ginseng
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Hideaki Kageyama
秀明 景山
Shinsuke Ozaki
慎右 尾崎
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Yanmar Agribusiness Co Ltd
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Seirei Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 茎葉部がスプロケット軸等に巻き付いて、ス
ラット表面を変形させたり、コンベヤの回転作動を阻害
しないようにする。 【解決手段】 根菜類の茎葉部を挟持して引き抜き搬送
する左右一対の挟持無端帯3,3と、該挟持無端帯3,3の
間に茎葉部を挟持させるための茎葉処理部と、回転駆動
されるスプロケット軸101にスプロケット103,103を介
して掛支された一組の無端チェン105,105間に多数の連
続するスラット46a・・を具備する選別用コンベヤ装置4
6とを備える。スプロケット103,103間で、且つ、連続
するスラット46b・・とスプロケット軸101の間の空間部
に根菜茎葉部の巻付き防止作用をするカバー板106を設
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は人参等の根菜収穫機
の選別用コンベヤ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】左右一対の挟持無端帯により圃場に植生
している根菜類を挟持して引き抜き搬送する収穫機の選
別用コンベヤ装置において、左右の挟持無端帯の間に茎
葉部を挟持させるための茎葉処理部を備えることは周知
である。また、茎葉処理部には、タインをいわるゆ横回
しさせる引き起こし装置やタインを縦回しさせる分草装
置、デバイダ等が配置され、掘り取り条と未掘り取り条
との茎葉部を分離させ、且つ、掘り取り条の茎葉部が左
右の挟持無端帯の間に挟持されるまで引き起こし保持さ
せることは周知である。また、挟持無端帯により機体後
方に搬送され、茎葉部と分離された根部を選別するため
に、選別用コンベヤ装置を設けることも特開平6−46
627号公報に開示されているように公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記選別用コンベヤ装
置の性能を適正に保持させるためには、選別用コンベヤ
装置上を搬送される根部や茎葉部が円滑にコンベヤ装置
で運ばれることが必要である。しかし、根部や茎葉部、
特に、コンベヤ装置上に落下した茎葉部が、スプロケッ
ト、スプロケット軸等に巻き付き、スラット表面のスポ
ンジを変形させたり、選別用コンベヤ装置の回転作動を
阻害するという問題がある。
【0004】したがって、本発明の課題は、選別用コン
ベヤ装置上に落下した茎葉部が駆動軸、スプロケット軸
等に巻き付いて、スラット表面のスポンジを変形させた
り、選別用コンベヤの回転作動を阻害しない根菜収穫機
の選別用コンベヤ装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題を達成
するために、請求項1記載の根菜収穫機の選別用コンベ
ヤ装置は、圃場に植生している根菜類の茎葉部を挟持し
て引き抜き搬送する左右一対の挟持無端帯3,3と、該挟
持無端帯3,3の間に茎葉部を挟持させるための茎葉処理
部と、回転駆動されるスプロケット軸101にスプロケッ
ト103,103を介して掛支された一組の無端チェン105,1
05間に多数の連続するスラット46b・・を具備する選別
用コンベヤ装置46とを備えた根菜収穫機において、上記
スプロケット103,103間で、且つ、連続するスラット46
b・・とスプロケット軸101の間の空間部に根菜茎葉部の
巻付き防止部材106を配置させたことを特徴とする。
【0006】請求項2記載の根菜収穫機の選別用コンベ
ヤ装置は、請求項1の手段において、巻付き防止部材10
6を、連続するスラット46b・・の内面に沿わせたカバー
板としたことを特徴とする。
【0007】請求項3記載の根菜収穫機の選別用コンベ
ヤ装置は、請求項1の手段において、巻付き防止部材10
6を、スプロケット軸101と一体に回転する筒状体108と
し、且つ、該筒状体108の外周面に、スラット46b・・に
係合可能な凹凸条109を形成したことを特徴とする。
【0008】請求項4記載の根菜収穫機の選別用コンベ
ヤ装置は、請求項3の手段において、該筒状体108外周
の横断面形状を、各スラット46bの外周面と略同一形状
としたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の態様】
【実施例1】以下、本発明の実施例1を図面に基づいて
詳述する。図1は人参収穫機の側面図、図2は概略平面
図、図3は正面図、図4は動力伝達系統の平面図であ
る。全体構成としては、走行機体1の下方に左右一対の
走行クローラ2a,2bを配置し、走行機体1上には、
人参Kの既掘り起こし側(図2において上側、進行方向
右側)の走行クローラ2bの外縁よりも内側(未掘り起
こし側)に、前端から操縦コラム4,運転座席5,エン
ジン6を配置する。また、走行機体1の後端側には、ト
ランスミッション7を配置し、該トランスミッション7
から前記左右一対の走行ローラ2a,2bの後端に配置
された駆動輪8(図1参照)に動力伝達される。
【0010】また、人参Kの未掘り起こし側(図2にお
いて下側、進行方向左側)の走行クローラ2aの外縁よ
り外側(未掘り起こし側)には、左右一対の挟持無端帯
3,3からなる挟持搬送手段の少なくとも先端側が位置
するように配置する。支持フレーム10は、走行機体1
の後部寄り部位の作業部回動支点9で、ブラケット10
aを介して上下回動可能に支持させる。該支持フレーム
10に装着された始端ホイール11,11及び後端ホイ
ール12,12には、前記左右一対の挟持無端帯3,3
を巻き掛け、各挟持無端帯3の前後中途部は多数の中間
ホイール13・・で略一直線上に支持させる。図2及び
図4に示すように、挟持無端帯3,3による人参Kの茎
葉部の挟持搬送ラインHが、前記人参Kの未掘り起こし
側の走行クローラ2aの外縁より外側で、平面視におい
て、走行機体1の進行方向と平行となるように配置させ
る。
【0011】前記挟持無端帯3,3のうち、人参Kの未
掘り起こし側の前方の下部には、引き抜くべき人参Kの
茎葉部を未掘り起こし側の人参Kの茎葉部と絡まないよ
うに分離するための分草装置14(図2,4参照)を設
ける。この分草装置14は、回転駆動される無端ベルト
に、基端が所定間隔で多数装着された分草タイン15・
・が走行機体1の進行方向の前面側において、略垂直面
内で圃場面19から上向きに移動するように構成する。
【0012】前記挟持無端帯3,3のうち、人参Kの既
掘り起こし側の前方の下部には、引き抜くべき人参Kの
茎葉部を引き起こすための引き起こし装置16を配置す
る。この引き起こし装置16は、回転駆動する無端ベル
トに、基端が所定間隔で多数装着されたタイン17・・
を始端ホイール11の前面側で前記分草装置14におけ
るタイン15と互いに略直交するように配置する。ま
た、上記タイン17・・が圃場面19から上向きに移動
するとき、該タイン17・・の先端が分草装置14にお
けるタイン15・・の非作用側となるタインケース側面
と対峙するように配置する。
【0013】このように、略垂直面内で上向き移動する
タイン15・・と、タインケース側面14aに直交する
ようなタイン17・・を有する引き起こし装置16とに
より、掘り起こすべき人参Kにおける垂れ下がった茎葉
部の左右両側を上向きに引き起こし掻上げることができ
るから、始端ホイール11,11に巻掛けられる挟持無
端帯3,3からなる挟持搬送手段の挟持搬送開始部で、
前記茎葉部を確実に挟持させることができる。前記挟持
無端帯3,3、引き起こし装置16及び分草装置14
は、前記作業部回動支点9を中心にして一体的に上下回
動するように、各装置部のフレーム同士は連結されてお
り、それらの前部側から前向きに突出する支持杆51の
前端に装着された接地前輪52で圃場面19に対して支
持される。
【0014】図1乃至図6に示すように、分草装置14
及び引き起こし装置16は、下部はこれら装置部のフレ
ームで支持し、上部は、これら伝達ケースに支持する基
板60と、基板60の下端部に下向きに弾圧付勢して取
り付ける従動プーリ61と、基板60の上部に伝達ケー
スから突出させる駆動軸62に係合軸支させる駆動プー
リ63と、これらプーリ61、63の間に張設するタイ
ン15・・、17・・付きの無端ベルト64と、基板6
0にボルト止めで着脱自在に取り付けてタインケース6
5を形成するカバー65aとで構成する。
【0015】上記分草装置14においては、作用側とな
るタインケース65の前面においてタイン15・・がタ
インケース65から機体進行方向に向いて突出して下か
ら上に移動し、引き起こしによる分草作用を得る。一
方、引き起こし装置16においては、作用側となるタイ
ンケース65の一側面(末掘り起こし側)において、タ
イン17・・がタインケース65から機体の側方(未掘
り起こし側)に向いて突出して下から上に移動し、引き
起こし作用を得る。
【0016】タインケース65の作用側上部でタイン1
5・・,17・・が作用側から非作用側に反転する以前
に設けるタインケース65のタイン入口66と、タイン
ケース65の非作用側の下部でタイン15・・,17・
・が非作用側から作用側に反転する以前に設けるタイン
ケース65のタイン出口67との間に置いて、タイン1
5,17がタインケース65の内側を移動するように構
成している。また、タイン15,17は略水平方向又は
若干の上向き方向でタインケース65から突出させ、タ
イン15,17を確実に人参Kの茎葉部に引っかけ、当
該装置14,16の性能を適正に得るように構成してい
る。
【0017】図6に示すように、引き起こし装置16の
機体進行方向となる前面側下部にはデバイダ70を配置
する。このデバイダ70は、引き起こし装置16の前面
側下部に、基端を支軸71を介して上下揺動自在に機体
進行方向に突出支持させる取り付けアーム72の先端に
取り付ける。また、引き起こし装置16の機体進行方向
の前面側上部に、ブラケット73及び位置決め具74を
介して上下動自在に操作杆75を設ける。
【0018】そして、該操作杆75の下端をデバイダ7
0に連結し、操作杆75の上下操作及び操作位置の位置
決めによって、デバイダ70を、デバイダ70以外の茎
葉処理部材14,16とは別個に単独で対地高さ調節を
行うように構成する。これによって、例えば、タイン1
7・・とタイン15・・の回行軌跡68の下端を圃場面
19である畝上面に対して調節したとき、デバイダ70
の先端が畝の法面に掛かることにより、その畝の法面か
ら浮き上がってしまう場合、デバイダ70を単独でこの
先端が畝の法面に可及的に接近又は摺接させるように、
下降側に調節し、この畝の法面に倒伏した茎葉部を拾い
上げて引き起こし装置16のタイン17・・の作用範囲
内に誘導させる。このように、デバイダ70が単独で対
地高さ調節可能であると、機体が左右前後に傾いた状態
で作業する場合でも、常にデバイダ70及び引き起こし
装置16及び分草装置14の適正な対地高さが得られ
る。
【0019】さらに、図5に示すように、サブソイラを
昇降操作するための上リンク22と下リンク23の各基
端側の回動支点20,21は、前記作業部回動支点9よ
りも前方である走行機体1の内側面に配置する。上記上
下回動支点20,21を中心にして、上下回動可能な平
行リンクとしての上リンク22、下リンク23の先端側
に縦支持杆24を連結し、該縦支持杆24の下端には、
掘り起こし刃25を固定する。そして、図1及び図2に
示すように、前記上部の回動支点20の入力軸20aに
固定したプーリ28と、前記エンジン6の出力プーリ2
7とに無端帯29を巻き掛けて入力軸20aを回転さ
せ、該入力軸20aに被嵌した偏心ボス(図示せず)を
介して前記上リンク22の基端を連結し、この上リンク
22を上下方向に振動駆動させる。
【0020】この構成により、圃場面19から差し込ん
だ掘り起こし刃25を人参Kの根部より下方で上下及び
/又は前後に振動させ、走行機体1を前進移動させるこ
とで人参Kの引き抜きが容易になる。また、前記下部の
リンク23の基端と走行機体1との間に装着された油圧
シリンダ26により、前記上下リンク22,23を昇降
回動させる。
【0021】図1、図2及び図4に示す如く、前記作業
部回動支点9と同芯軸上に設けたパイプ状の動力伝達横
フレーム30の先端に前向きパイプフレーム31を連結
する。また、前向きパイプフレーム31の先端には、左
右一対の挟持無端帯3,3の長手方向中途部の上方にお
いて人参Kの既掘り起こし側に向かって延びる引き起こ
し用伝達パイプ32を連結する。更に、引き起こし用伝
達パイプ32の未掘り起こし側端部から前方向に延びる
伝達ケース33を介して、前記分草装置14の上部に分
草用伝達ケース34を連結する。
【0022】そして、前記回動支点20と同軸の入力軸
20aに固定したプーリ37から、無端帯38を介し
て、前記作業部回動支点9と同芯軸上で動力伝達横フレ
ーム30内に嵌挿される入力軸39突出端に固定のプー
リ40に動力伝達し、さらに、前向きパイプフレーム3
1、引き起こし用伝達パイプ32、伝達ケース33及び
分草用伝達ケース34内の伝達軸等の伝達機構を介し
て、引き起こし装置16及び分草装置14に各々動力伝
達される。
【0023】また、前記入力軸39に固定されたプーリ
から、チェン41を介して後部伝動ケース42に動力伝
達し、前記挟持無端帯3,3における両後端ホイール1
2,12と同軸の入力部に動力伝達して両挟持無端帯
3,3を回動駆動する。更に、前記両後端ホイール12
より下部で、人参Kの茎葉部を水平後方に搬送するため
の左右一対で上下に配置された無端搬送帯43a,43
bからなる茎葉排出装置43及び左右一対の水平回転す
る回転刃44a,44aからなる切断手段44に回転力
を伝達する。
【0024】図1において、符号82は作業部回動支点
9の前方で挟持無端帯3の中間部下方で配置する左右一
対の水平回転する回転刃83から成る切断手段である。
この切断手段82は、挟持無端帯3,3による挟持搬送
中に根部の先端を切断して切り揃える。この切断手段8
2は入力軸39からベルト伝動で動力が伝達される。
【0025】図7に示すように、前記両後端ホイール1
2,12より下部には、人参Kの根部の上端を水平後方
向に案内することにより、前記茎葉排出装置43へ茎葉
部を受け継がせるための左右一対の案内杆45を配置す
る。図7に示すように、前記切断手段44で切断されて
落下する人参Kの根部が、選別用コンベヤ装置46にお
ける隣接するスラット46b,46bの隙間に刺さり込
まないように、寝かせた状態に姿勢変更させると共に、
落下する根部がスラット46bに直接激突しないよう
に、ゴム板製の緩衝材50を根部の落下経路に配置す
る。
【0026】また、選別用コンベヤ装置46上に落下す
る人参Kが倒れる側のコンベヤフレーム80の上面の所
定範囲には、ゴム板製の緩衝材81を配置することで、
根部がコンベヤフレーム80の金属面に倒伏して当接
し、この根部が損傷するのを防止する。
【0027】前記切断手段44の下方には、茎葉部を切
除分離された人参Kの根部を受け止め、走行機体1の後
端の側方(人参Kの既掘り起こし側)に搬送するため
の、選別用コンベヤ装置46を配置する。該選別用コン
ベヤ装置46への動カ伝達機構として、トランスミッシ
ョン7(図1)のPTO出力軸36(図1)から、プー
リ、チェン47a、47b(図1,2)を介して選別用
コンベヤ装置46への入力部46aを構成させる。この
選別用コンベヤ装置46は、図1,2に示すように、一
対の無端チェン間に多数の棒状のスラット46bが一定
間隔で張り渡されているものであり、走行機体1の後端
で歩行する作業者が、選別用コンベヤ装置46上の人参
Kの内、不良品を選り分ける。
【0028】本実施例1の特徴は、この選別用コンベヤ
装置46にあるので、図7〜12を用いて、更に詳細に
説明する。選別用コンベヤ46装置は、コンベヤフレー
ム80に支持される。該コンベヤフレーム80は、全体
として横長の枠体として形成し、作業機体1の中心側に
は、前記入力部46aに連結した駆動ケース100から
作業機体1後方側に駆動軸101aを突出させ、該駆動
軸101aに駆動側のスプロケット軸101を一体に設
ける。一方、コンベヤフレーム80の他方側(機体側方
側)には、従動側のスプロケット軸102を水平状態で
軸支する。
【0029】上記駆動側のスプロケット軸101及び従
動側のスプロケット軸102には、それぞれ駆動側スプ
ロケット103,103及び従動側スプロケット10
4,104を固着し、両スプロケット103,104間
には平行に無端チェン105,105を掛止し、該無端
チェン105,105間には一定間隔で連結したスラッ
ト46b・・を設ける。上記連結したスラット46b・
・は、それぞれ金属製のスラットパイプ46cとスポン
ジの筒状体を素材とするスラット弾性体46dとから形
成する。
【0030】更に、スプロケット軸101の外周部で且
つスラット46b・・の内側の空間部には、特に、図1
1に示すような、人参の茎葉部等の巻付き防止部材、即
ちカバー板106を配置する。カバー板106は、スラ
ット46b・・内周の空間部に配置する湾曲部106a
と、端部に形成する折曲部106b,106bと、コン
ベヤフレーム80の前後両側壁に当接する取付部106
c,106cと、該取付部106cに穿設される取付孔
106d・・とからなり、主として一枚板の鉄板で形成
する。一方、スプロケット軸102側にも、巻付き防止
部材としてのカバー板107を設ける。該カバー板10
7も、前記カバー板106同様に、湾曲部107a、折
曲部107bと、取付部107c,107cと、該取付
部107cに穿設された取付孔107d・・とから形成
する。上記両カバー板106,107の外周面は、連続
して移動するスラット46b・・の内面に近接させるこ
とが望ましい。
【0031】図2に示すように、上記選別用コンベヤ装
置46の排出側端には、良品の人参Kを受け止め、蓄積
するためのコンテナ48を載置する前後長手のコンテナ
台49を配置する。該コンテナ台49は、走行機体1の
側面に対して基端が蝶番を介して上下回動可能に連結
し、非作業時には上向きに回動し、作業時にはコンテナ
台49が略水平姿勢となるように保持させる。
【0032】図7及び図8に示す如く、選別用コンベヤ
装置46の搬送側下方の走行機体1上に、コンテナ載置
台76を介して不良品の人参を収容するための屑コンテ
ナ77を載置する。そして、該屑コンテナ77に、選別
用コンベヤ装置46上で作業者によって選り分けた不良
品の人参を収容する。また、屑コンテナ77には作業部
回動支点9の上方を覆い、作業部回動支点9の回動を阻
害するのを防止するための屋根形の支点カバー78を設
ける。この支点カバー78の頂上部から後下がりに傾斜
するカバー78のカバー後面79の先端を、前記屑コン
テナ77の前側上方に延設する。
【0033】そして、前記カバー後面79の上方に位置
する挟持無端帯3,3から茎葉排出装置43への受継ぎ
部において、未成熟で茎葉部が短いために受継ぎミスで
落下する未成熟の人参をカバー後面79で受け止め、屑
コンテナ77に案内して投入する。上記手段により、不
良品や未成熟の屑人参を圃場に放出することなく回集
し、作業後の圃場に屑人参が散乱し、収穫後の圃場の体
裁を悪化させるのを防止する。また、前記カバー後面7
9の途中から先部を篩線79aで構成し、泥土のみをカ
バー後面79の下側に篩い落とし、カバー後面79に泥
土が堆積し、屑人参の流下を阻害するのを防止する。
【0034】本実施例1の人参収穫機の選別用コンベヤ
装置は、上記構成により下記の作用・効果を有する。非
作業時や路上走行時には、前記掘り起こし刃25や、前
記左右一対の挟持無端帯3,3、引き起こし装置16及
び分草装置14の下端が地面に干渉しないよう、これら
の部分を上昇位置に保持する。そのために、油圧シリン
ダ26を駆動させ、昇降リンク機構である平行状の上・
下リンク22,23の前端側を上向き回動させる。
【0035】このとき、下リンク23の側面に設けた押
し上げ用の回転可能なローラ53の上面が、前記挟持無
端帯3,3の支持フレーム10の下面側等に設けた側面
視「ヘ」字状のガイドレール54の下面に沿って移動す
る構成とすれば、1つの油圧シリンダ26のピストンロ
ッド突出動の作動で、掘り起こし刃25と共に挟持無端
帯3,3、引き起こし装置16及び分草装置14の下端
を一体的に圃場面19より上方に大きく持ち上げること
が可能となる。
【0036】次に、前記の構成による人参Kの収穫作業
について説明する。実施例では、圃場に列状に植生され
た人参等の人参Kをその1列毎に収穫する場合であっ
て、オペレータは運転座席5に座ってエンジン6を駆動
し、走行機体1を前進させながら、油圧シリンダ26の
ピストンロッドを後退させると、収穫すべき列の位置の
地面に掘り起こし刃25を押し込み、オペレータは操向
ハンドルを操作して走行機体1の向きを調節し、左右一
対の挟持無端帯3,3を巻掛けている左右一対の始端ホ
イール11,11の間が前記未掘り起こし側の人参Kの
列に位置するように位置合わせする。
【0037】走行機体1の前進につれて、分草装置14
の下端のタイン15・・の上昇移動で、掘り起こすべき
人参Kの茎葉部と、それより未掘り起こし側の人参Kの
茎葉部とを絡まないように分離する。また、前記上部の
リンク22の基部の偏心回転ボスにより上下揺動する掘
り起こし刃25が芯土をほぐして収穫すべき列の人参K
の根部より下方を掘り起こす。
【0038】次いで、引き起こし装置16のタイン17
・・の回動で、茎葉部が挟持無端帯3,3の上縁よりも
上方に引き起こされる。挟持無端帯3,3の始端ホイー
ル11,11の箇所で、前記引き起こされた茎葉部の挟
持を開始し、前記挟持無端帯3,3が走行機体1の後方
に行くに従って上昇するように配置されているので、茎
葉部が挟持された人参Kの根部は圃場から軽い力で引き
抜かれる。
【0039】一対の挟持無端帯3,3の挟持搬送ライン
Hに沿って走行機体1の後方に向けて揚上させられる人
参Kの根部の上端は、案内杆45の下面筒所で拘束さ
れ、略水平後方に移動し、それより上方の茎葉部は、茎
葉排出装置43の左右一対、上下の搬送帯43a,43
bで挟持されながら走行機体1の後方に移動させられ
る。
【0040】その途次、切断手段44の左右一対の回転
刃44a,44aで、人参Kの根部と茎葉部との間が切
断されるから、その人参Kの根部は自由落下し、緩衝材
50に一且受け止められ緩衝された後、選別用コンベヤ
装置46に載って横移動し、コンテナ台49後部のコン
テナ48に集積されて収穫される。前記切断された茎葉
部は、茎葉排出装置43の後端から圃場面19に放出さ
れるが、そのとき、未掘り起こし側の圃場面19に落下
しないように湾曲したガイド板55で案内される。
【0041】また、スラット46b・・上に落下した人
参Kの根部は、円滑に機体側外方のコンテナ台49側に
搬送されるが、スラット46b・・の隙間より小さい茎
葉部はスラット46b・・の隙間より下方に落下する。
しかし、カバー板106及びカバー板107が存在する
ために、上記茎葉部が駆動側のスプロケット軸101、
及び従動側のスプロケット軸102に巻き付くことが避
けられる。なお、カバー板106,107は、素材とし
て一枚板の鉄板を示したが、他の素材、例えば鋼板、ア
ルミ合金、硬質合成樹脂板の一枚板或いはこれらの組合
せ板を素材としてもよい。
【0042】
【実施例2】次に、上記実施例1と選別用コンベヤ装置
46のみが相違する実施例2について、図13〜15を
用いて説明する。選別用コンベヤ装置46の、コンベヤ
フレーム80、駆動ケース100、駆動軸101a、駆
動側のスプロケット軸101、従動側のスプロケット軸
102、駆動側のスプロケット103,103、従動側
のスプロケット104,104、無端チェン105,1
05、スラット46b・・等で構成されている点は実施
例1と基本的には同じである。
【0043】実施例2は、図13に示す駆動側のスプロ
ケット軸101に、図14に示すように、スプロケット
軸101と一体に回転する筒状体108を設ける。そし
て、該筒状体108外周面に、各スラット46bに係合
可能な凹凸条109・・を形成する。そのために、筒状
体108外周の横断面形状を、スラット46b・・の外
周面と噛み合い可能な形状とする。結果として、スプロ
ケット103,103の外周形状と略同一形状とする。
【0044】したがって、砂、泥が駆動側スプロケット
103,103に付着して、軟化し、その結果、スプロ
ケット飛びが発生しても、スプロケット103,103
に加えて、凹凸条109は、前記スラット46b・・の
弾性体部分が嵌合するピッチとなっているから、駆動側
スプロケット103,103と筒状体108との両方で
コンベヤを駆動する方式となっているから、スプロケッ
トが砂で詰まっても軸全体が詰まらない限り駆動はで
き、チェン飛びの発生が少なくなり、選別用コンベヤ装
置の寿命が伸びる効果がある。更に、結果として駆動部
が長大となり、且つ、凹凸条に弾性体部分がはまること
になるから、スラット46b・・に巻き付いてくる茎葉
部を押し出す作用もある。更に、スラット46b・・の
それぞれの回転により、湿材時の人参の泥を落す効果も
ある。
【0045】更に、選別用コンベヤ装置46の別例1に
ついて、 図16,17を用いて説明する。別例1にお
いても、コンベヤフレーム80、駆動ケース100、ス
プロケット軸101、駆動側スプロケット103,10
3、無端チェン105,105及びスラットパイプやス
ラット弾性体を構成要件とするスラット46b・・につ
いては上記実施例1,2と基本的には同じである。この
別例1の特徴は、各スラット46bの間隔を近接配置す
ると共に、各スラットパイプをコンベヤフレーム80に
軸支させ、且つ、各スラット46b・・の前後両端部の
スラットスプロケット111・・・を、それぞれ無端チ
ェン105,105により、同方向に回転駆動させる
(自転させる)ものである。そして、更に、上記各スラ
ット46bの位置を階段状に下流ほど徐々にコンテナ台
の高さに合うように低く配置する。
【0046】したがって、スラット46b・・の人参K
は、各スラット46b・・の回転(自転)力により、下
流側(機体側方)に搬送されることになる。そしてこの
間に、人参Kに回転力及び上下の振動を作用させ、人参
Kの根部に付着している茎葉部や泥を除去させる。ま
た、スラット46b・・の位置を、階段状に下流ほど徐
々にコンテナ台の高さに合うように低く配置したこと
で、茎葉部・泥が落下が促進され、人参の回転と搬送が
促進されて泥の落ちが一層円滑となる。上記別例1は、
スラット46b・・の位置を階段状に下流ほど徐々に低
く配置したが、この傾斜角度を徐々に高くすることを含
めて可変設定を可能とすることにより、茎葉部・泥の落
下の最適調整、人参の回転・搬送の最適調整を可能とす
る。
【0047】更に、選別用コンベヤ装置46の別例2に
ついて、図18、19を用いて説明する。この別例2に
おいても、コンベヤフレーム80、駆動ケース100、
従動側のスプロケット軸102、駆動側スプロケット1
03、従動側スプロケット104,104、無端チェン
105,105、及び、スラットパイプやスラット弾性
体を構成要件とするスラット46b・・については、上
記実施例と基本的には同じ構成となっている。
【0048】別例2の特徴は、コンベヤフレーム80内
に、駆動側のスプロケット軸を設けず、駆動側スプロケ
ット103に対峙した位置で、コンベヤフレーム80に
軸支した従動スプロケット112を設け、駆動側スプロ
ケット103と一方の従動側スプロケット104を一方
の無端チェン105により連動させると共に、他方の従
動側スプロケット104と従動スプロケット112を他
方の無端チェン105により連動させる。そして、無端
チェン105,105には、上記実施例同様スラットパ
イプやスラット弾性体を構成要件とするスラット46b
・・の連結体を設ける。
【0049】したがって、駆動側スプロケット103の
回転により、一方の無端チェン105を介して、一方の
従動側スプロケット104、従動側のスプロケット軸1
02、他方の無端チェン105、従動スプロケット11
2と伝わり、無端チェン105,105を介してスラッ
ト46b・・を回転・移動させる。上記構成において、
従動側のスプロケット軸102の外周部で連続するスラ
ット46b・・の内部空間には、巻付き防止部材として
のカバー板107を付設する。このカバー板107の構
成は、実施例1のカバー板107と同一で、湾曲部、折
曲部、取付部及び取付孔からなる。
【0050】この別例2によれば、実施例1と比較すれ
ば理解できるように、駆動側のスプロケット軸が省略さ
れていることから、茎葉類の巻き付き等が発生しないと
いう有利点がある。更に、スラット46b,46b間に
はまった人参は、ゴムタレに落下したとき折れるが、カ
バー板107を付設することにより、人参がはまり込む
スペースがなくなって折れが減少する。即ち、カバー板
107はスプロケット軸102への茎葉の巻付き防止だ
けでなく、従動側の人参の折れ防止にもつながる。
【0051】更に、選別用コンベヤ装置46の別例3に
ついて図20を用いて説明する。この別例2において
も、選別用コンベヤ装置46は、コンベヤフレーム8
0、駆動ケース100、駆動側のスプロケット軸10
1、従動側のスプロケット軸102、従動側スプロケッ
ト104,104、無端チェン105,105、及び、
スラットパイプやスラット弾性体を構成要件とするスラ
ット46b・・連結体の構成要件については、上記実施
例と変わるものではない。
【0052】この実施例の特徴は、スラット46b・・
の移動範囲、換言すれば、人参類の搬送範囲から離して
駆動軸101aを配置した点にある。即ち、駆動軸10
1aの前後に、駆動軸ギヤ113,113を固設し、各
駆動軸ギヤ113,113の噛み合う従動軸ギヤ11
4,114をコンベヤフレーム80に軸支し、各従動軸
ギヤ114,114により、上流側の従動側スプロケッ
ト104,104を回転させる。
【0053】したがって、駆動軸101aの回転は、駆
動軸ギヤ113,113と噛み合う従動軸ギヤ114,
114を回転させ、各従動軸ギヤ114,114によ
り、上流側の従動側スプロケット104,104、無端
チェン105,105、下流側の従動側スプロケット1
04,104を回転させる。上記構成において、従動側
のスプロケット軸102の外周部で連続するスラット4
6b・・の内部空間には、巻付き防止部材としてのカバ
ー板107を付設する。このカバー板107の構成は、
実施例1のカバー板107と同一で、湾曲部、折曲部、
取付部及び取付孔から構成されている。
【0054】この別例3によれば、実施例1と比較すれ
ば理解できるように、駆動軸101aがスラット46b
・・の移動範囲外やコンベヤフレーム80外にも配置で
きるから、駆動軸101a及び従動側のスプロケット軸
102への茎葉部の巻き付き等が発生しない。また、前
後の無端チェン105,105にそれぞれ別個に駆動力
を伝達するから、コンベヤフレーム80の前後の側板に
均等に荷重が作用し、側板が変形するようなことがな
く、また、上流側の従動側スプロケット104,10
4、無端チェン105,105、及び、下流側の従動側
スプロケット104,104の噛み合いが前後同じにな
ることから、荷重の伝達に無理がないという効果もあ
る。
【0055】なお、上記実施例等は選別用コンベヤ装置
が機体進行方向と直角方向に人参を搬送する装置の場合
を例示したが、機体進行方向と平行方向に人参を搬送す
る装置に適用してもよい。また、上記実施例等は人参収
穫機を例示したが、人参と近似する他の根菜類にも適用
できる。更に、本発明は、選別用コンベヤ装置に関する
ものであるが、根菜収穫機における他のコンベヤ装置に
も援用できることは言うまでもない。また、上記特許請
求の範囲の項には、実施例との対応関係を理解し易くす
るために図面符号を付したが、本発明はこれに限定され
るものではない。
【0056】
【発明の効果】本発明は上記構成により、下記の効果を
奏する。 1.請求項1に記載の発明によれば、スプロケット軸へ
の茎葉の巻付きを確実に防止することができる。 2.請求項2に記載の発明によれば、上記請求項1記載
の発明の効果に加えて、簡単な構成で上記効果を実現で
きる。
【0057】3.請求項3に記載の発明によれば、上記
請求項1記載の発明の効果に加えて、スラットへの茎葉
部の巻き付きを防止できるばかりでなく、仮に、スプロ
ケットに茎葉部が絡んで回転力の伝達が円滑に行われな
くなっても、スラットが凹凸条に係合していることか
ら、筒状体を介しての動力伝達か行われて、搬送ベルト
が円滑に作動する。更に、結果として駆動部が長大とな
り、且つ、凹凸条にスラットがはまることになるから、
スラットに巻き付いてくる茎葉部を押し出す作用もあ
る。 4.請求項4に記載の発明によれば、上記請求項3記載
の発明の効果に加えて、駆動側スプロケットと筒状体と
の両方で、コンベヤ(スラット群)を駆動するから、駆
動側スプロケットが砂で詰まっても、軸全体が詰まらな
い限り駆動はでき、無端チェン飛びの発生が少なくな
り、選別用コンベヤ装置の寿命が伸びる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る人参収穫機の側面図
【図2】同人参収穫機の概略平面図
【図3】同人参収穫機の正面図
【図4】同人参収穫機の動力伝達系統の平面図
【図5】同人参収穫機の昇降機構の側面図
【図6】同人参収穫機の茎葉処理部の正面図
【図7】同人参収穫機の選別用コンベヤ装置の側面図
【図8】同選別用コンベヤ装置の背面図
【図9】同選別用コンベヤ装置の一部切欠きの概略平面
【図10】同選別用コンベヤ装置の概略側面図
【図11】同選別用コンベヤ装置の巻付き防止部材(駆
動軸側)の斜視図
【図12】同選別用コンベヤ装置の巻付き防止部材(従
動軸側)の斜視図
【図13】本発明の実施例2に係る選別用コンベヤ装置
の説明図
【図14】同選別用コンベヤ装置の要部平面図
【図15】同選別用コンベヤ装置の要部縦断面図
【図16】本発明の実施例に関連する別例1の概略平面
【図17】同別例1の作用説明図
【図18】本発明の実施例に関連する別例2の概略平面
【図19】同別例2の作用説明図
【図20】本発明の実施例に関連する別例3の概略平面
【符号の説明】
H・・・・挟持搬送ライン K・・・・人参(根菜) 1・・・・走行機体 2a,2b・・・・走行クローラ 3・・・・挟持無端帯 4・・・・操縦コラム 5・・・・運転座席 6・・・・エンジン 7・・・・トランスミッション 8・・・・駆動輪 9・・・・作業部回動支点 10・・・支持フレーム 10a・・・ブラケット 11・・・始端ホイール 12・・・後端ホイール 13・・・中間ホイール 14・・・分草装置 14a・・・タインケース側面 15・・・(分草)タイン 16・・・引き起こし装置 17・・・タイン 19・・・圃場面 20,21・・・回動支点 20a・・・入力軸 22・・・上リンク 23・・・下リンク 24・・・縦支持杆 25・・・掘り起こし刃 26・・・油圧シリンダ 27・・・出力プーリ 28・・・プーリ 29・・・無端帯 30・・・動力伝達横フレーム 31・・・前向きパイプフレーム 32・・・引き起こし用伝達パイプ 33・・・伝達ケース 34・・・分草用伝達ケース 36・・・(トランスミッション7の)PTO出力軸 37・・・プーリ 38・・・無端帯 39・・・入力軸 40・・・プーリ 41・・・チェン 42・・・後部伝動ケース 43・・・茎葉排出装置 43a,43b・・・無端搬送帯 44・・・切断手段 44a・・・回転刃 45・・・案内杆 46・・・選別用コンベヤ装置 46a・・・入力部 46b・・・スラット 46c・・・スラットパイプ 46d・・・スラット弾性体 47a,47b・・・チェン 48・・・コンテナ 49・・・コンテナ台 50・・・緩衝材 51・・・支持杆 52・・・接地前輪 53・・・ローラ 54・・・ガイドレール 55・・・ガイド板 60・・・基板 61・・・従動プーリ 62・・・駆動軸 63・・・駆動プーリ 64・・・無端ベルト 65・・・タインケース 65a・・・カバー 66・・・タイン入口 67・・・タイン出口 68・・・回行軌跡 69・・・飛散防止板 70・・・デバイダ 71・・・支軸 72・・・取り付けアーム 73・・・ブラケット 74・・・位置決め具 75・・・操作杆 76・・・コンテナ載置台 77・・・屑コンテナ 78・・・支点カバー 79・・・カバー後面 79a・・・篩線 80・・・コンベヤフレーム 81・・・緩衝材 82・・・切断手段 83・・・回転刃 100・・駆動ケース 101・・(駆動側の)スプロケット軸 101a・・駆動軸 102・・(従動側の)スプロケット軸 103・・駆動側スプロケット 104・・従動側スプロケット 105・・無端チェン 106・・(駆動軸側の)巻付き防止部材(カバー板) 106a・・湾曲部 106b・・折曲部 106c・・取付部 106d・・取付孔 107・・(従動軸側の)巻付き防止部材(カバー板) 107a・・湾曲部 107b・・折曲部 107c・・取付部 107d・・取付孔 108・・筒状体 109・・凹凸条 111・・スラットスプロケット 112・・従動スプロケット 113・・駆動軸ギヤ 114・・従動軸ギヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B072 AA10 BA02 BA14 BA21 BA28 BA30 CA11 CA12 CA15 CA20 DA02 DA05 DA08 DA12 DA19 EA06 FA04 FA08 GA00 GA14 GA18

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圃場に植生している根菜類の茎葉部を挟
    持して引き抜き搬送する左右一対の挟持無端帯3,3と、
    該挟持無端帯3,3の間に茎葉部を挟持させるための茎葉
    処理部と、回転駆動されるスプロケット軸101にスプロ
    ケット103,103を介して掛支された一組の無端チェン10
    5,105間に多数の連続するスラット46b・・を具備する
    選別用コンベヤ装置46とを備えた根菜収穫機において、 上記スプロケット103,103間で、且つ、連続するスラッ
    ト46b・・とスプロケット軸101の間の空間部に根菜茎葉
    部の巻付き防止部材106を配置させたことを特徴とする
    根菜収穫機の選別用コンベヤ装置。
  2. 【請求項2】 巻付き防止部材106を、連続するスラッ
    ト46b・・の内面に沿わせたカバー板としたことを特徴
    とする請求項1記載の根菜収穫機の選別用コンベヤ装
    置。
  3. 【請求項3】 巻付き防止部材106を、スプロケット軸1
    01と一体に回転する筒状体108とし、且つ、該筒状体108
    の外周面に、スラット46b・・に係合可能な凹凸条109を
    形成したことを特徴とする請求項1記載の根菜収穫機の
    選別用コンベヤ装置。
  4. 【請求項4】 該筒状体108外周の横断面形状を、各ス
    ラット46bの外周面と略同一形状としたことを特徴とす
    る請求項3記載の根菜収穫機の選別用コンベヤ装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008048642A (ja) * 2006-08-23 2008-03-06 Sasaki Corporation 地下茎作物の収穫装置
JP2010098964A (ja) * 2008-10-21 2010-05-06 Yoka Ind Co Ltd 野菜収穫機の搬送装置
JP2012205524A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Iseki & Co Ltd 根菜類収穫機
JP2012249583A (ja) * 2011-06-03 2012-12-20 Toyo Noki Kk 土砂排出用従動ローラ装置、およびこれを用いたロッドコンベヤ、ならびにこれを備えた根菜類収穫機
JP2015082997A (ja) * 2013-09-18 2015-04-30 オサダ農機株式会社 収穫機及び装着式収穫装置

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