JP2000041138A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2000041138A
JP2000041138A JP10223640A JP22364098A JP2000041138A JP 2000041138 A JP2000041138 A JP 2000041138A JP 10223640 A JP10223640 A JP 10223640A JP 22364098 A JP22364098 A JP 22364098A JP 2000041138 A JP2000041138 A JP 2000041138A
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Naoto Hamada
直人 浜田
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は送信の中断を防止しつつパラレルメモ
リ送信を適切に行うファクシミリ装置を提供する。 【解決手段】ファクシミリ装置1は、スキャナ2の読み
取った原稿の画像データをSAF7に蓄積しつつ送信す
るパラレルメモリ送信において、スキャナ2の読み取っ
た原稿の画像データをバッファメモリ16を介して符号
化・復号化部13で符号化した後SAF7に蓄積する
際、符号化バッファであるバッファメモリ16にも画像
データをセットする。ファクシミリ装置1は、画像デー
タの送信タイミングにSAF7に最小ブロック分の画像
データが蓄積されていないと、所定の待ち時間だけ待っ
て、それでも最小ブロック分の画像データがSAF7に
蓄積されないと、符号化バッファであるバッファ16に
蓄積されている画像データを通信制御部10に渡すよう
に切り換えるとともに、メモリ送信の符号化・復号化部
13からSAF7に画像データを蓄積するパスを遮断し
て、パラレルメモリ送信から直接送信に切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
に関し、詳細には、送信の中断を防止しつつパラレルメ
モリ送信を適切に行うファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置においては、読
取部で原稿の画像を読み取りながら読み取った原稿の画
像データを直接送信する直接送信機能及び読取部で読み
取った原稿の画像データを一旦画像メモリに蓄積した後
送信するメモリ送信機能がある。
【0003】この直接送信においては、オペレータが、
原稿を読取部にセットし、相手先のファクシミリ番号の
入力等の送信操作を行った後、スタートキーを投入する
と、ファクシミリ装置は、相手先に接続を確認した後、
読取部に原稿の読み取りを開始させて、原稿を1枚ずつ
読み取りながら、原稿の画像データを当該相手先に直接
ファクシミリ送信する。
【0004】ところが、上記直接送信及び手動送信にお
いては、画像データのファクシミリ送信を行いながら、
原稿の画像を読み取るため、オペレータは、送信が完了
するまで、ファクシミリ装置から離れることができない
という不便があった。
【0005】また、メモリ送信においては、読取部で読
み取った原稿の画像データを順次画像メモリに蓄積し、
原稿の全ての頁の画像データを画像メモリに蓄積した
後、回線の状況や時刻指定等に応じて、所定時期に相手
先に発呼して、相手先が応答すると、画像メモリに蓄積
した画像データを順次ファクシミリ送信する。
【0006】ところが、メモリ送信においては、ファク
シミリ装置は、相手先を発呼した際、相手先が話中等に
より画像メモリ内の画像データを適切に送信することが
できないときには、予め設定された回数だけ再発呼を行
って、ファクシミリ送信を行うが、当該再発呼において
も、当該相手先へのファクシミリ送信を完了しないとき
には、画像メモリ内の画像データを消去している。
【0007】このように、メモリ送信においては、所定
回数再発呼して、ファクシミリ送信を試みて、なお、送
信を完了しないときには、画像メモリ内の画像データを
消去するようになっていたため、確実に相手先にファク
シミリ送信を行うためには、オペレータは、全ての原稿
の画像データが読み取られて画像メモリに蓄積され、そ
の後に相手先を発呼して、相手先が応答してファクシミ
リ送信が開始されるのを確認するまで、ファクシミリ装
置のそばに待機する必要があり、特に、送信原稿の枚数
が多いときには、原稿が読み取られて画像メモリに蓄積
されるのに長時間を要し、ファクシミリ装置の利用性が
悪いという問題があった。また、再発呼によっても相手
先が応答しないときには、画像メモリに蓄積した画像デ
ータが消去され、再度、原稿の読み取りを行う必要があ
り、読み取った原稿の画像データの利用性が悪いという
問題があった。
【0008】そこで、従来からパラレルメモリ送信機能
を備えたファクシミリ装置が出現している。このパラレ
ルメモリ送信においては、読取部で読み取った原稿の画
像データの画像メモリへの蓄積を開始すると同時に、送
信先への発呼を行って、画像メモリの画像データを最小
ブロックの画像データ毎に順次画像データを読み出して
送信を行う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ファクシミリ装置にあっては、パラレルメモリ送信で
は、読取部で読み取った原稿の画像データの画像メモリ
への蓄積を開始すると同時に、送信先への発呼を行っ
て、画像メモリの画像データを最小ブロックの画像デー
タ毎に読み取って送信を行うようになっていたため、画
像メモリに最小ブロックの画像データが蓄積されていな
いときには、送信を行うことができず、ファクシミリ装
置は、ファクシミリ前手順を繰り返し行って、相手ファ
クシミリ装置を待たせる処理を行う。すなわち、送信側
のファクシミリ装置は、受信側ファクシミリ装置からC
FR信号(受信準備確認信号)を受信すると、通常は、
画像メモリの画像データを最小ブロック単位で読み出し
て送信するが、画像メモリに最小ブロックの画像データ
が蓄積されていないときには、DCS信号(ディジタル
命令信号)およびTCF信号(トレーニングチェック)
を受信側に送信するファクシミリ前手順を繰り返し行っ
て、少なくとも最小ブロック分の画像データが蓄積され
るのを待つ。
【0010】そして、ファクシミリ通信規格では、この
ファクシミリ前手順の繰り返しは、連続して3回までし
か許されておらず、この間に画像メモリに最小ブロック
分の画像データが蓄積されないと、ファクシミリ通信が
切断されることとなる。
【0011】ところが、パラレルメモリ送信では、画像
メモリに読み取った原稿の画像データを一旦蓄積するた
め、読み取った画像データを符号化した後、画像メモリ
に蓄積することとなるため、原稿が長尺で簡単な画像の
場合には、読み取った原稿の画像データを符号化して画
像メモリに蓄積するのに時間がかかり、上記ファクシミ
リ前手順を3回行う間に最小ブロック分の画像データが
画像メモリに蓄積されないことがある。
【0012】その結果、パラレルメモリ送信において
は、ファクシミリ送信の途中でファクシミリ送信が中断
されて、送信のやり直しを要求され、ファクシミリ装置
の利用性を向上させる上で、改良の必要があった。
【0013】そこで、請求項1記載の発明は、送信時、
原稿の読み取りを開始して、当該読み取った原稿の画像
データを画像データ記憶手段に蓄積しつつ、当該画像デ
ータ記憶手段から画像データを所定の最小ブロック単位
で読み出して相手先に送信するパラレルメモリ送信にお
いて、画像データの送信タイミングに画像データ記憶手
段に最小ブロック分の画像データが未蓄積であると、所
定の待ち時間だけ最小ブロック分の画像データが画像デ
ータ記憶手段に蓄積されるのを待ち、当該待ち時間内に
最小ブロック分の画像データが未蓄積であると、パラレ
ルメモリ送信から読み取った原稿の画像データを直接送
信する直接送信に切り換えることにより、パラレルメモ
リ送信において長尺で簡単な原稿を送信する際に、画像
データの送信タイミングまでに画像データ記憶手段に最
小ブロック分の画像データが蓄積されていないときに
も、直接送信に切り換えて確実に画像データを送信し、
従来のようにパラレルメモリ送信が切断されてファクシ
ミリ送信を再度行う手間を省くことができるとともに、
通信時間を短縮しつつ、利用性を向上させることのでき
るファクシミリ装置を提供することを目的としている。
【0014】請求項2記載の発明は、入力手段から入力
された送信先毎の待ち時間を待ち時間記憶手段に当該送
信先に対応させて記憶し、パラレルメモリ送信時、待ち
時間記憶手段に記憶されている当該パラレルメモリ送信
の送信先に応じた待ち時間だけ画像データが画像データ
記憶手段に蓄積されるのを待つことにより、送信先に適
切な待ち時間だけ待ってなお画像データが蓄積されない
と直接送信に切り換えることができ、通信時間をより一
層短縮しつつ、適切にファクシミリ送信を行って、利用
性をより一層向上させることのできるファクシミリ装置
を提供することを目的としている。
【0015】請求項3記載の発明は、送信時、原稿の読
み取りを開始して、当該読み取った原稿の画像データを
画像データ記憶手段に蓄積しつつ、当該画像データ記憶
手段から画像データを所定の最小ブロック単位で読み出
して相手先に送信するパラレルメモリ送信において、画
像データの送信タイミングに画像データ記憶手段に最小
ブロック分の画像データが未蓄積であると、所定のダミ
ー送信データを送信することにより、パラレルメモリ送
信において長尺で簡単な原稿を送信する際に、画像デー
タの送信タイミングまでに画像データ記憶手段に最小ブ
ロック分の画像データが蓄積されていないときにも、ダ
ミー送信データを送信して、その間に少なくとも最小ブ
ロック分の原稿の画像データを画像データ記憶手段に確
実に蓄積して、従来のようにパラレルメモリ送信が切断
されることを防止し、原稿の画像データをパラレルメモ
リ送信で確実に送信して、利用性を向上させることので
きるファクシミリ装置を提供することを目的としてい
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のフ
ァクシミリ装置は、相手先と所定のファクシミリ制御手
順を実行して、画像データをファクシミリ送信するファ
クシミリ通信手段と、原稿の画像を読み取る読取手段
と、前記読取手段の読み取った前記原稿の画像データを
所定の最小ブロック毎に蓄積する画像データ記憶手段
と、前記ファクシミリ通信手段が前記相手先の応答した
ことを検出すると、前記読取手段に前記原稿の読み取り
を開始させ、当該読取手段の読み取った前記原稿の画像
データを前記画像データ記憶手段に蓄積させつつ、当該
画像データ記憶手段から前記画像データを前記最小ブロ
ック単位で読み出して前記ファクシミリ通信手段を介し
て前記相手先に送信するパラレルメモリ送信を行う制御
手段と、を備えたファクシミリ装置において、前記制御
手段は、前記パラレルメモリ送信で、前記画像データの
送信タイミングに前記画像データ記憶手段に前記最小ブ
ロック分の画像データが未蓄積であると、所定の待ち時
間だけ前記最小ブロック分の画像データが前記画像デー
タ記憶手段に蓄積されるのを待ち、当該待ち時間内に前
記最小ブロック分の画像データが未蓄積であると、前記
パラレルメモリ送信から前記読取手段の読み取った前記
原稿の画像データを前記ファクシミリ通信手段を介して
直接送信する直接送信に切り換えることにより、上記目
的を達成している。
【0017】上記構成によれば、送信時、原稿の読み取
りを開始して、当該読み取った原稿の画像データを画像
データ記憶手段に蓄積しつつ、当該画像データ記憶手段
から画像データを所定の最小ブロック単位で読み出して
相手先に送信するパラレルメモリ送信において、画像デ
ータの送信タイミングに画像データ記憶手段に最小ブロ
ック分の画像データが未蓄積であると、所定の待ち時間
だけ最小ブロック分の画像データが画像データ記憶手段
に蓄積されるのを待ち、当該待ち時間内に最小ブロック
分の画像データが未蓄積であると、パラレルメモリ送信
から読み取った原稿の画像データを直接送信する直接送
信に切り換えているので、パラレルメモリ送信において
長尺で簡単な原稿を送信する際に、画像データの送信タ
イミングまでに画像データ記憶手段に最小ブロック分の
画像データが蓄積されていないときにも、直接送信に切
り換えて確実に画像データを送信することができ、従来
のようにパラレルメモリ送信が切断されてファクシミリ
送信を再度行う手間を省くことができるとともに、通信
時間を短縮しつつ、ファクシミリ装置の利用性を向上さ
せることができる。
【0018】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記ファクシミリ装置は、前記待ち時間を記憶す
る待ち時間記憶手段と、当該待ち時間を送信先毎に入力
操作する入力手段と、をさらに備え、前記制御手段は、
前記入力手段から入力された送信先毎の前記待ち時間を
前記待ち時間記憶手段に当該送信先に対応させて記憶さ
せ、前記パラレルメモリ送信時、前記待ち時間記憶手段
に記憶されている当該パラレルメモリ送信の送信先に応
じた待ち時間だけ前記画像データが前記画像データ記憶
手段に蓄積されるのを待つものであってもよい。
【0019】上記構成によれば、入力手段から入力され
た送信先毎の待ち時間を待ち時間記憶手段に当該送信先
に対応させて記憶し、パラレルメモリ送信時、待ち時間
記憶手段に記憶されている当該パラレルメモリ送信の送
信先に応じた待ち時間だけ画像データが画像データ記憶
手段に蓄積されるのを待つので、送信先に適切な待ち時
間だけ待ってなお画像データが蓄積されないと直接送信
に切り換えることができ、通信時間をより一層短縮しつ
つ、適切にファクシミリ送信を行って、ファクシミリ装
置の利用性をより一層向上させることができる。
【0020】請求項3記載の発明のファクシミリ装置
は、相手先と所定のファクシミリ制御手順を実行して、
画像データをファクシミリ送信するファクシミリ通信手
段と、原稿の画像を読み取る読取手段と、前記読取手段
の読み取った前記原稿の画像データを所定の最小ブロッ
ク毎に蓄積する画像データ記憶手段と、前記ファクシミ
リ通信手段が前記相手先の応答したことを検出すると、
前記読取手段に前記原稿の読み取りを開始させ、当該読
取手段の読み取った前記原稿の画像データを前記画像デ
ータ記憶手段に蓄積させつつ、当該画像データ記憶手段
から前記画像データを前記最小ブロック単位で読み出し
て前記ファクシミリ通信手段を介して前記相手先に送信
するパラレルメモリ送信を行う制御手段と、を備えたフ
ァクシミリ装置において、所定のダミー送信データを記
憶するダミー送信データ記憶手段をさらに備え、前記制
御手段は、前記パラレルメモリ送信で、前記画像データ
の送信タイミングに前記画像データ記憶手段に前記最小
ブロック分の画像データが未蓄積であると、前記ダミー
送信データ記憶手段に記憶されている前記ダミー送信デ
ータを前記ファクシミリ通信手段に送信させることによ
り、上記目的を達成している。
【0021】上記構成によれば、送信時、原稿の読み取
りを開始して、当該読み取った原稿の画像データを画像
データ記憶手段に蓄積しつつ、当該画像データ記憶手段
から画像データを所定の最小ブロック単位で読み出して
相手先に送信するパラレルメモリ送信において、画像デ
ータの送信タイミングに画像データ記憶手段に最小ブロ
ック分の画像データが未蓄積であると、所定のダミー送
信データを送信するので、パラレルメモリ送信において
長尺で簡単な原稿を送信する際に、画像データの送信タ
イミングまでに画像データ記憶手段に最小ブロック分の
画像データが蓄積されていないときにも、ダミー送信デ
ータを送信して、その間に少なくとも最小ブロック分の
原稿の画像データを画像データ記憶手段に確実に蓄積し
て、従来のようにパラレルメモリ送信が切断されること
を防止することができ、原稿の画像データをパラレルメ
モリ送信で確実に送信して、ファクシミリ装置の利用性
を向上させることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0023】図1〜図6は、本発明のファクシミリ装置
の一実施の形態を示す図であり、図1は、本発明のファ
クシミリ装置の一実施の形態を適用したファクシミリ装
置1の回路ブロック図である。
【0024】図1において、ファクシミリ装置1は、ス
キャナ2、原稿センサ3、プロッタ4、用紙センサ5、
操作表示部6、SAF(Store And Forward )7、ワー
クメモリ8、管理用メモリ9、通信制御部10、モデム
11、網制御部12、符号化・復号化部13、CPU
(Central Processing Unit )14、ROM(Read Onl
y Memory)15、バッファメモリ16及びキャラクタジ
ェネレータ17等を備えており、各部は、バス18によ
り接続されている。
【0025】スキャナ(読取手段)2は、例えば、CC
D(Charge Coupled Device )を利用したラインイメー
ジスキャナ等が用いられており、スキャナ2は、原稿の
画像を所定の解像度で読み取って画像データとして出力
する。
【0026】原稿センサ3は、スキャナ2への原稿のセ
ットの有無及び原稿のジャム等を検出して、検出結果を
CPU14に出力する。
【0027】プロッタ4は、例えば、サーマル素子を利
用したサーマル記録装置あるいは電子写真式記録装置等
が用いられており、プロッタ4は、受信した画像データ
やスキャナ2の読み取った画像データに基づいて画像を
記録紙に記録出力するとともに、通信レポートやその他
の情報を記録紙に記録出力する。
【0028】用紙センサ5は、プロッタ4にセットされ
ている記録紙の有無やプロッタ4の記録紙の経路のうち
どの位置に記録紙があるかを検出し、検出結果をCPU
14に出力する。
【0029】操作表示部(入力手段)6は、テンキーや
スタートキー及びファンクションキー等の各種操作キー
を備えるとともに、ディスプレイ(例えば、液晶ディス
プレイ)を備え、操作キーからは、送信操作等の各種命
令が入力され、ディスプレイには、操作キーから入力さ
れた命令内容やファクシミリ装置1からオペレータに通
知する各種情報が表示される。
【0030】SAF(画像データ記憶手段)7は、RA
Mあるいはハードディスク等の読み/書き可能なメモリ
で構成され、主に送信用の画像データや受信した画像デ
ータを記憶する。SAF7は、画像データを所定の最小
ブロック単位毎に記憶し、CPU14は、このSAF7
内の画像データを最小ブロック単位で管理する。また、
SAF7は、後述するように、ダミー送信データとして
の通信レポートのフォーマットデータや当該通信レポー
トに記録される通信レポートデータ等を記憶している。
【0031】ワークメモリ8は、RAM等で構成され、
CPU14のワークメモリとして利用される。
【0032】管理用メモリ9は、RAM等の読み/書き
可能なメモリで構成され、送信先電話番号や名称及び自
己の電話番号や名称等の各種管理情報を記憶する。特
に、管理用メモリ9は、後述するパラレルメモリ送信制
御処理で使用する待ち時間を記憶し、この待ち時間とし
ては、予め初期設定された初期設定待ち時間、操作表示
部6から全ての送信先に対して設定入力された待ち時間
及び操作表示部6から送信先毎に設定入力された待ち時
間がある。操作表示部6から送信先毎に待ち時間が入力
されたときには、管理用メモリ9は、当該待ち時間を送
信先に対応させて記憶する。したがって、管理用メモリ
9は、待ち時間記憶手段として機能している。
【0033】通信制御部10は、CPU14の制御下で
動作して、モデム13及び網制御部12を介して相手フ
ァクシミリ装置との間でファクシミリ制御信号を交換
し、ファクシミリ通信手順を実行する。
【0034】モデム13は、網制御部12に接続されて
おり、CPU14の制御下で動作して、送信信号の変調
及び受信信号の復調を行う。
【0035】網制御部12は、回線L、例えば、公衆電
話回線あるいはISDN(Integrated Services Digita
l Network:サービス総合デジタル網)等に接続されて
おり、CPU14の制御下で動作して、回線Lからの発
呼に対して自動着呼し、また、回線Lへの自動発呼処理
を行う。
【0036】上記通信制御部10、網制御部12及びモ
デム13は、全体としてファクシミリ通信手段として機
能する。
【0037】符号化・復号化部13は、画像データのS
AF7への蓄積の効率化や伝送時間の短縮化を図るため
のものであり、所定の符号化方式に従って画像データを
符号化し、また、符号化された画像データを復号化す
る。
【0038】ROM15には、ファクシミリ装置1の基
本処理プログラム及び後述するパラレルメモリ送信制御
処理プログラム等の各種プログラムが格納されていると
ともに、これらの各処理プログラムを実行するのに必要
な各種データやシステムデータ等が格納されている。
【0039】CPU(制御手段)14は、ROM15内
のプログラムに基づいてワークメモリ8を利用しながら
ファクシミリ装置1の各部を制御し、ファクシミリ装置
1としての基本処理を実行するとともに、後述するパラ
レルメモリ送信制御処理を実行する。
【0040】バッファメモリ16は、RAM等で構成さ
れ、送信画像データの一時蓄積や受信画像データの一時
蓄積に使用される。
【0041】キャラクタジェネレータ17は、英字、数
字、カナ字、記号、かな字及び漢字等の各文字フォント
データを記憶し、CPU14は、このキャラクタジェネ
レータ17の記憶する文字フォントデータを使用して、
操作表示部6への文字データの表示や上記通信レポート
の文字変換等を行う。
【0042】次に、本実施の形態の作用を説明する。フ
ァクシミリ装置1は、相手先の応答を確認した後、画像
データをSAF7に蓄積しつつSAF7内の画像データ
を送信するパラレルメモリ送信を通信が中断されること
なく、適切に行うところにその特徴がある。
【0043】すなわち、ファクシミリ装置1は、スキャ
ナ2で読み取った原稿の画像データをSAF7に蓄積す
ることなく直接送信先に送信する直接送信機能、スキャ
ナ2で読み取った原稿の画像データを全て一旦SAF7
に蓄積した後、所定時期に送信先を発呼してSAF7内
の画像データを順次送信するメモリ直接送信機能及びス
キャナ2で原稿の画像データを読み取ってSAF7に蓄
積しつつ送信先に発呼してSAF7に蓄積を行うととも
に送信先に送信するパラレルメモリ送信機能を備えてい
る。
【0044】この直接送信では、ファクシミリ装置1
は、図2に示すように、スキャナ2で読み取った原稿の
画像データをバッファメモリ16、すなわち、ラインバ
ッファ(LB)を介して符号化・復号化部13の符号化
部に転送して、所定の符号化方式で符号化した後、バッ
ファメモリ16、すなわち、符号化バッファを介して通
信制御部10に転送し、網制御部12から回線Lを介し
て送信先に送信する。また、メモリ直接送信では、ファ
クシミリ装置1は、図3に示すように、スキャナ2で読
み取った原稿の画像データをバッファメモリ16を介し
て符号化・復号化部13の符号化部に転送して、所定の
符号化方式で符号化した後、SAF7に転送して、SA
F7に順次蓄積し、全ての原稿の画像データをSAF7
に蓄積すると、所定時期に送信先を発呼して、SAF7
から原稿の画像データを順次読み出し、符号化・復号化
部13の復号化部に転送して、復号化する。ファクシミ
リ装置1は、この復号化した画像データをバッファメモ
リ16を介して符号化・復号化部13の符号化部に転送
して、所定の符号化方式で符号化した後、バッファメモ
リ16、すなわち、符号化バッファを介して通信制御部
10に転送し、網制御部12から回線Lを介して送信先
に送信する。
【0045】ファクシミリ装置1は、パラレルメモリ送
信では、送信先を発呼して、当該送信先が応答すると、
スキャナ2で原稿の読み取って当該読み取った原稿の画
像データのSAF7への蓄積とSAF7内の画像データ
を送信先に送信する動作とを平行して行う。
【0046】そして、パラレルメモリ送信においては、
通常、図4に示す手順によりファクシミリ通信が行われ
る。すなわち、送信側であるファクシミリ装置1は、原
稿の画像データのSAF7への蓄積を開始すると、受信
側を発呼し、受信側は、この発呼に応じて着信を行っ
て、CED信号(被呼端末識別信号)、NSF信号(非
標準機能識別信号)及びDIS信号(デジタル識別信
号)を送信する。送信側であるファクシミリ装置1は、
これらのファクシミリ制御信号を受信すると、DCS信
号(ディジタル命令信号)及びTCF信号を送信し、受
信側は、これらの信号を受信し受信準備が完了している
と、CFR信号(受信準備確認信号)を送信する。送信
側であるファクシミリ装置1は、受信側からCFR信号
を受信すると、SAF7に蓄積されている画像データ量
をチェックし、最小ブロック分の画像データがSAF7
に蓄積されていると、最小ブロック分の画像データをS
AF7から読み出して符号化した後、送信を行う。
【0047】ところが、SAF7に最小ブロック分の画
像データが蓄積されていないと、図3に示したメモリ送
信の手順を示すブロック図においてSAF7から符号化
・復号化部13の復号化部に画像データを引用すること
ができない。
【0048】そのため、通常のパラレルメモリ送信で
は、ファクシミリ装置1は、図6に示すように、DCS
信号及びTCF信号を再度受信側に送信して、SAF7
に少なくとも最小ブロック分の画像データが蓄積される
のを待つ。そして、このDCS信号及びTCF信号の送
信を繰り返し行える回数としては、ファクシミリ通信規
格では、3回までとなっているため、このファクシミリ
前手順を3回繰り返す間にSAF7に少なくとも最小ブ
ロック分の画像データが蓄積されると、図6に示すよう
に、SAF7から画像データを符号化・復号化部13の
復号化部に転送して、上述のように当該画像データをフ
ァクシミリ送信することができる。
【0049】ところが、ファクシミリ前手順を3回繰り
返す間にSAF7に最小ブロック分の画像データが蓄積
されないときには、画像データの送信を行うことができ
ないため、ファクシミリ通信が中断されることとなる。
また、このように、SAF7に最小ブロック分の画像デ
ータが蓄積されていない状態が発生する度に、ファクシ
ミリ前手順を繰り返し行うと、その分ファクシミリ通信
時間が長くなり、通信料金が高くつく。
【0050】そこで、本実施の形態のファクシミリ装置
1は、パラレルメモリ送信においては、スキャナ2の読
み取った原稿の画像データをラインバッファであるバッ
ファメモリ16を介して符号化・復号化部13で符号化
した後、SAF7に蓄積する際、符号化バッファである
バッファメモリ16にも当該画像データをセットする。
そして、ファクシミリ装置1は、上記ファクシミリ前手
順が完了して、画像データの送信タイミングにSAF7
に最小ブロック分の画像データが蓄積されていないと、
所定の待ち時間だけ待ってなお最小ブロック分の画像デ
ータがSAF7に蓄積されないと、パラレルメモリ送信
から直接送信に切り換えてファクシミリ送信を続行す
る。
【0051】すなわち、ファクシミリ装置1は、パラレ
ルメモリ送信において、CPU14の制御下で、スキャ
ナ2の読み取った原稿の画像データをSAF7に蓄積す
る際、符号化バッファであるバッファメモリ16にも画
像データをセットする。CPU14は、画像データの送
信タイミングにSAF7に最小ブロック分の画像データ
が蓄積されていないと、管理用メモリ9に記憶されてい
る待ち時間だけ待って、その間にSAF7に最小ブロッ
ク分の画像データがSAF7に蓄積されると、パラレル
メモリ送信を継続するが、当該待ち時間にSAF7に最
小ブロック分の画像データが蓄積されないと、符号化バ
ッファであるバッファ16に蓄積されている画像データ
を通信制御部10に渡すように切り換えるとともに、メ
モリ送信の符号化・復号化部13からSAF7に画像デ
ータを蓄積するパスを遮断して、メモリ送信(パラレル
メモリ送信)から直接送信に切り換える。
【0052】すなわち、ファクシミリ装置1では、SA
F7にメモリ送信の画像データだけでなく受信時の画像
データも蓄積するため、SAF7内の画像データは、C
PU14により最小ブロック単位で管理されているが、
直接送信時の符号化バッファであるバッファメモリ16
は、一時的なバッファでFIFO(First-In First-Ou
t)となっているため、画像データが存在すれば、順
次、通信制御部10に渡すことができる。そこで、ファ
クシミリ装置1は、上記待ち時間にSAF7に最小画像
データが蓄積されないと、このSAF7への画像データ
の蓄積に平行して画像データをセットしているバッファ
メモリ16から通信制御部10に画像データを渡して、
パラレルメモリ送信から直接送信に切り換え、以降、直
接送信により画像データを送信する。
【0053】そして、上記待ち時間は、管理用メモリ9
に格納されており、予め初期設定待ち時間が管理用メモ
リ9に記憶されているとともに、操作表示部6のキー操
作によりファクシミリ装置1のオペレータが適宜設定す
ることができ、また、ファクシミリ送信の送信先(宛
先)毎に設定することができる。CPU14は、この管
理用メモリ9に記憶されている待ち時間を読み出して、
当該待ち時間の間だけ上述のようにSAF7に画像デー
タが蓄積されるのを待ち、当該待ち時間の間にSAF7
に最小ブロック分の画像データが蓄積されないと、パラ
レルメモリ送信から直接送信に切り換える。なお、この
待ち時間は、上記ファクシミリ前手順であるDCS信
号、TCF信号の送信とCFR信号の受信を3回行う時
間よりも短い時間である。
【0054】このように、本実施の形態のファクシミリ
装置1によれば、送信時、原稿の読み取りを開始して、
当該読み取った原稿の画像データをSAF7に蓄積しつ
つ、当該SAF7から画像データを所定の最小ブロック
単位で読み出して相手先に送信するパラレルメモリ送信
において、画像データの送信タイミングにSAF7に最
小ブロック分の画像データが未蓄積であると、所定の待
ち時間だけ最小ブロック分の画像データがSAF7に蓄
積されるのを待ち、当該待ち時間内に最小ブロック分の
画像データが未蓄積であると、パラレルメモリ送信から
読み取った原稿の画像データを直接送信する直接送信に
切り換えている。
【0055】したがって、パラレルメモリ送信において
長尺で簡単な原稿を送信する際に、画像データの送信タ
イミングまでにSAF7に最小ブロック分の画像データ
が蓄積されていないときにも、直接送信に切り換えて確
実に画像データを送信することができ、従来のようにパ
ラレルメモリ送信が切断されてファクシミリ送信を再度
行う手間を省くことができるとともに、通信時間を短縮
しつつ、ファクシミリ装置1の利用性を向上させること
ができる。
【0056】また、操作表示部6から入力された送信先
毎の待ち時間を管理用メモリ9に当該送信先に対応させ
て記憶し、パラレルメモリ送信時、管理用メモリ9に記
憶されている当該パラレルメモリ送信の送信先に応じた
待ち時間だけ画像データがSAF7に蓄積されるのを待
つので、送信先に適切な待ち時間だけ待ってなお画像デ
ータが蓄積されないと直接送信に切り換えることがで
き、通信時間をより一層短縮しつつ、適切にファクシミ
リ送信を行って、ファクシミリ装置1の利用性をより一
層向上させることができる。
【0057】また、ファクシミリ装置1は、上記画像デ
ータの送信タイミングにSAF7に最小ブロック分の画
像データが蓄積されていないと、予めSAF7、管理用
メモリ9あるいはROM15等に格納されているダミー
送信データとしての所定の通信レポートのデータを送信
するようにしてもよい。
【0058】すなわち、ファクシミリ装置1は、通常の
ファクシミリ通信手順を行って、受信側の受信準備が完
了すると、SAF7に蓄積されている画像データを読み
出して、復号化した後、再度符号化して送信するが、こ
のとき、SAF7内に最小ブロック分の画像データが蓄
積されていないと、図3に示したように、SAF7から
画像データを符号化・復号化部の符号化部13に渡すこ
とができない。
【0059】そこで、ファクシミリ装置1は、画像デー
タの送信タイミングにSAF7に最小ブロック分の画像
データが蓄積されていないと、図7に示すように、予め
SAF7等に格納されている所定の符号化された通信レ
ポートの画像データをキャラクタジェネレータ17を介
して符号化・復号化部13の復号化部に渡し、この通信
レポートの画像データを復号化してラインバッファであ
るバッファメモリ16を介して再度符号化・復号化部1
3の符号化部に転送し、符号化した後、符号化バッファ
であるバッファメモリ16を介して通信制御部10に渡
して、回線Lを介して送信先に送信する。
【0060】このダミー送信データである通信レポート
の画像データを送信している間に、SAF7には少なく
とも最小ブロック分以上の画像データが蓄積され、ファ
クシミリ装置1は、以降、SAF7内に蓄積された送信
原稿の画像データをパラレルメモリ送信により送信す
る。
【0061】このように、パラレルメモリ送信におい
て、画像データの送信タイミングにSAF7に最小ブロ
ック分の画像データが未蓄積であると、所定のダミー送
信データを送信するようにすると、パラレルメモリ送信
において長尺で簡単な原稿を送信する際に、画像データ
の送信タイミングまでにSAF7に最小ブロック分の画
像データが蓄積されていないときにも、ダミー送信デー
タを送信して、その間に少なくとも最小ブロック分の原
稿の画像データをSAF7に確実に蓄積して、従来のよ
うにパラレルメモリ送信が切断されることを防止するこ
とができ、原稿の画像データをパラレルメモリ送信で確
実に送信して、ファクシミリ装置1の利用性を向上させ
ることができる。
【0062】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0063】
【発明の効果】請求項1記載の発明のファクシミリ装置
によれば、送信時、原稿の読み取りを開始して、当該読
み取った原稿の画像データを画像データ記憶手段に蓄積
しつつ、当該画像データ記憶手段から画像データを所定
の最小ブロック単位で読み出して相手先に送信するパラ
レルメモリ送信において、画像データの送信タイミング
に画像データ記憶手段に最小ブロック分の画像データが
未蓄積であると、所定の待ち時間だけ最小ブロック分の
画像データが画像データ記憶手段に蓄積されるのを待
ち、当該待ち時間内に最小ブロック分の画像データが未
蓄積であると、パラレルメモリ送信から読み取った原稿
の画像データを直接送信する直接送信に切り換えている
ので、パラレルメモリ送信において長尺で簡単な原稿を
送信する際に、画像データの送信タイミングまでに画像
データ記憶手段に最小ブロック分の画像データが蓄積さ
れていないときにも、直接送信に切り換えて確実に画像
データを送信することができ、従来のようにパラレルメ
モリ送信が切断されてファクシミリ送信を再度行う手間
を省くことができるとともに、通信時間を短縮しつつ、
ファクシミリ装置の利用性を向上させることができる。
【0064】請求項2記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、入力手段から入力された送信先毎の待ち時間を
待ち時間記憶手段に当該送信先に対応させて記憶し、パ
ラレルメモリ送信時、待ち時間記憶手段に記憶されてい
る当該パラレルメモリ送信の送信先に応じた待ち時間だ
け画像データが画像データ記憶手段に蓄積されるのを待
つので、送信先に適切な待ち時間だけ待ってなお画像デ
ータが蓄積されないと直接送信に切り換えることがで
き、通信時間をより一層短縮しつつ、適切にファクシミ
リ送信を行って、ファクシミリ装置の利用性をより一層
向上させることができる。
【0065】請求項3記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、送信時、原稿の読み取りを開始して、当該読み
取った原稿の画像データを画像データ記憶手段に蓄積し
つつ、当該画像データ記憶手段から画像データを所定の
最小ブロック単位で読み出して相手先に送信するパラレ
ルメモリ送信において、画像データの送信タイミングに
画像データ記憶手段に最小ブロック分の画像データが未
蓄積であると、所定のダミー送信データを送信するの
で、パラレルメモリ送信において長尺で簡単な原稿を送
信する際に、画像データの送信タイミングまでに画像デ
ータ記憶手段に最小ブロック分の画像データが蓄積され
ていないときにも、ダミー送信データを送信して、その
間に少なくとも最小ブロック分の原稿の画像データを画
像データ記憶手段に確実に蓄積して、従来のようにパラ
レルメモリ送信が切断されることを防止することがで
き、原稿の画像データをパラレルメモリ送信で確実に送
信して、ファクシミリ装置の利用性を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置の一実施の形態を適
用したファクシミリ装置の回路ブロック図。
【図2】図1のファクシミリ装置による直接送信時の送
信手順を示すブロック図。
【図3】図1のファクシミリ装置によるメモリ送信時の
送信手順を示すブロック図。
【図4】パラレルメモリ送信の通常のファクシミリ通信
手順を示す図。
【図5】パラレルメモリ送信において最小ブロック分の
画像データがSAFに蓄積されていないときの通常のフ
ァクシミリ通信手順を示す図。
【図6】図1のファクシミリ装置によるパラレルメモリ
送信で最小ブロック分の画像データがSAFに蓄積され
ていないときに通信レポートデータを送信する際のファ
クシミリ通信手順を示す図。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 スキャナ 3 原稿センサ 4 プロッタ 5 用紙センサ 6 操作表示部 7 SAF 8 ワークメモリ 9 管理用メモリ 10 通信制御部 11 モデム 12 網制御部 13 符号化・復号化部 14 CPU 15 ROM 16 バッファメモリ 17 キャラクタジェネレータ 18 バス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相手先と所定のファクシミリ制御手順を実
    行して、画像データをファクシミリ送信するファクシミ
    リ通信手段と、原稿の画像を読み取る読取手段と、前記
    読取手段の読み取った前記原稿の画像データを所定の最
    小ブロック毎に蓄積する画像データ記憶手段と、前記フ
    ァクシミリ通信手段が前記相手先の応答したことを検出
    すると、前記読取手段に前記原稿の読み取りを開始さ
    せ、当該読取手段の読み取った前記原稿の画像データを
    前記画像データ記憶手段に蓄積させつつ、当該画像デー
    タ記憶手段から前記画像データを前記最小ブロック単位
    で読み出して前記ファクシミリ通信手段を介して前記相
    手先に送信するパラレルメモリ送信を行う制御手段と、
    を備えたファクシミリ装置において、前記制御手段は、
    前記パラレルメモリ送信で、前記画像データの送信タイ
    ミングに前記画像データ記憶手段に前記最小ブロック分
    の画像データが未蓄積であると、所定の待ち時間だけ前
    記最小ブロック分の画像データが前記画像データ記憶手
    段に蓄積されるのを待ち、当該待ち時間内に前記最小ブ
    ロック分の画像データが未蓄積であると、前記パラレル
    メモリ送信から前記読取手段の読み取った前記原稿の画
    像データを前記ファクシミリ通信手段を介して直接送信
    する直接送信に切り換えることを特徴とするファクシミ
    リ装置。
  2. 【請求項2】前記ファクシミリ装置は、前記待ち時間を
    記憶する待ち時間記憶手段と、当該待ち時間を送信先毎
    に入力操作する入力手段と、をさらに備え、前記制御手
    段は、前記入力手段から入力された送信先毎の前記待ち
    時間を前記待ち時間記憶手段に当該送信先に対応させて
    記憶させ、前記パラレルメモリ送信時、前記待ち時間記
    憶手段に記憶されている当該パラレルメモリ送信の送信
    先に応じた待ち時間だけ前記画像データが前記画像デー
    タ記憶手段に蓄積されるのを待つことを特徴とする請求
    項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】相手先と所定のファクシミリ制御手順を実
    行して、画像データをファクシミリ送信するファクシミ
    リ通信手段と、原稿の画像を読み取る読取手段と、前記
    読取手段の読み取った前記原稿の画像データを所定の最
    小ブロック毎に蓄積する画像データ記憶手段と、前記フ
    ァクシミリ通信手段が前記相手先の応答したことを検出
    すると、前記読取手段に前記原稿の読み取りを開始さ
    せ、当該読取手段の読み取った前記原稿の画像データを
    前記画像データ記憶手段に蓄積させつつ、当該画像デー
    タ記憶手段から前記画像データを前記最小ブロック単位
    で読み出して前記ファクシミリ通信手段を介して前記相
    手先に送信するパラレルメモリ送信を行う制御手段と、
    を備えたファクシミリ装置において、所定のダミー送信
    データを記憶するダミー送信データ記憶手段をさらに備
    え、前記制御手段は、前記パラレルメモリ送信で、前記
    画像データの送信タイミングに前記画像データ記憶手段
    に前記最小ブロック分の画像データが未蓄積であると、
    前記ダミー送信データ記憶手段に記憶されている前記ダ
    ミー送信データを前記ファクシミリ通信手段に送信させ
    ることを特徴とするファクシミリ装置。
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