JPH10126561A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH10126561A
JPH10126561A JP8291082A JP29108296A JPH10126561A JP H10126561 A JPH10126561 A JP H10126561A JP 8291082 A JP8291082 A JP 8291082A JP 29108296 A JP29108296 A JP 29108296A JP H10126561 A JPH10126561 A JP H10126561A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は接続された情報処理装置とファクシミ
リ装置の通信機能を有効利用し高速かつ適切なファクシ
ミリ通信を行うファクシミリ装置を提供する。 【解決手段】ファクシミリ装置1は、着信があると、シ
ステム制御部7がPCI/F部11を介してパーソナル
コンピュータ20にその旨を通知し、パーソナルコンピ
ュータ20から通信能力情報とポーリング原稿有無情報
を受け取ると、ポーリング原稿の有無及びパーソナルコ
ンピュータ20とファクシミリ装置1のいずれを優先さ
せるかの優先情報に基づいて、ファクシミリ装置1とパ
ーソナルコンピュータ20の通信機能を適宜選択・設定
したDIS信号及びNSF信号を相手ファクシミリ装置
に送出する。その後の相手ファクシミリ装置から標準あ
るいは非標準の送信要求またはポーリング要求に応じ
て、パーソナルコンピュータ20あるいはファクシミリ
装置1によるファクシミリ受信、または、パーソナルコ
ンピュータ20あるいはファクシミリ装置1によるポー
リング送信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
に関し、詳細には、パーソナルコンピュータ等の情報処
理装置が接続され、情報処理装置との間で情報の交信を
行って、情報処理装置によるファクシミリ通信が可能な
ファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置は、その普及に伴っ
て、機能が向上し、ファクシミリ装置にパーソナルコン
ピュータ等の情報処理装置が接続されて、当該情報処理
装置によるファクシミリ通信を可能とするファクシミリ
装置が出現している。
【0003】このようなファクシミリ装置においては、
従来、受信時にファクシミリ装置が単独でファクシミリ
通信手順を行い、受信した受信原稿を一旦ファクシミリ
装置内の画像メモリに記憶した後、通信終了後にパーソ
ナルコンピュータに転送している。
【0004】また、従来、ファックスモデムが出現して
おり、ファックスモデムは、パーソナルコンピュータと
回線の間に接続される。この場合、パーソナルコンピュ
ータが搭載しているファクシミリソフトによりファクシ
ミリ通信手順を行い、ファックスモデムは、信号の変調
及び復調のみを行う。このようなファックスモデムの機
能をファクシミリ装置に持たせたファクシミリ装置が、
従来、提案されている(特開平3−210870号公報
参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のファクシミリ装置やファックスモデムにあっ
ては、ファクシミリ装置に接続されたパーソナルコンピ
ュータ等の情報処理装置からファクシミリ装置を利用す
る上で、なお、利用性が悪く、改良の余地があった。す
なわち、ファクシミリ装置が単独でファクシミリ通信手
順を行うファクシミリ装置にあっては、受信した受信原
稿を一旦ファクシミリ装置内の画像メモリに記憶した
後、通信終了後にパーソナルコンピュータに転送してい
たため、最終的に受信原稿がファクシミリ装置からパー
ソナルコンピュータに転送されるまでに時間を要し、フ
ァクシミリ装置の利用性が悪いという問題があった。ま
た、パーソナルコンピュータがファクシミリ通信手順を
行って、ファクシミリ装置がファックスモデムのように
信号の変調及び復調のみを行う透過的な通信処理のみを
行うファクシミリ装置にあっては、パーソナルコンピュ
ータの通信機能がファクシミリ装置の通信機能よりも劣
っている場合、不必要に通信時間が長くかかったり、通
信エラーの回復処理が不十分で適切なファクシミリ通信
を行うことができないというおそれがあった。
【0006】そこで、請求項1記載の発明は、ファクシ
ミリ着信時、情報処理装置に着信の通知を行い、当該着
信通知に応じて情報処理装置から通知される情報処理装
置のファクシミリ通信能力を取得して、相手ファクシミ
リ装置にファクシミリ装置のファクシミリ通信能力及び
情報処理装置のファクシミリ通信能力の能力宣言を行
い、その後に相手ファクシミリ装置から通知される送信
モードが標準モードであると、情報処理装置にインター
フェイスを介して直接ファクシミリ受信を行わせ、通知
された送信モードが非標準モードであると、ファクシミ
リ装置がファクシミリ受信を行うことにより、情報処理
装置で直接ファクシミリ受信して、受信原稿を情報処理
装置で速やかに利用することができるとともに、ファク
シミリ装置の通信機能を有効に利用して、高速にかつ適
切な通信処理を行うことのできるファクシミリ装置を提
供することを目的としている。
【0007】請求項2記載の発明は、相手ファクシミリ
装置に能力宣言する際、情報処理装置のファクシミリ通
信能力を標準モード用能力宣言により能力宣言し、ファ
クシミリ装置のファクシミリ通信能力を非標準モード用
能力宣言により能力宣言することにより、情報処理装置
が受信できない通信モードに、通信モードが設定される
ことを防止し、適切なファクシミリ通信を高速に行うこ
とのできるファクシミリ装置を提供することを目的とし
ている。
【0008】請求項3記載の発明は、相手ファクシミリ
装置に能力宣言する際、ファクシミリ装置のファクシミ
リ通信能力のみを標準モード用能力宣言及び非標準モー
ド用能力宣言により能力宣言し、その後相手ファクシミ
リ装置から通知される送信モードが標準モードであって
も、当該送信モードが情報処理装置のファクシミリ通信
能力を超えていると、ファクシミリ装置がファクシミリ
受信を行うことにより、情報処理装置が受信できないモ
ードであっても、通信を継続することができるようにし
て、利用性の良好なファクシミリ装置を提供することを
目的としている。
【0009】請求項4記載の発明は、ファクシミリ着信
時、情報処理装置からポーリング原稿を有している旨の
通知を受け取ると、能力宣言において、ファクシミリ装
置のファクシミリ通信能力のみを標準モード用能力宣言
により能力宣言することにより、ファクシミリ装置内の
ポーリング原稿よりも情報処理装置内のポーリング原稿
が優先的に取り扱われるようにして、相手ファクシミリ
装置から非標準モードでのポーリング要求が行われない
ようにし、情報処理装置内のポーリング原稿を送信でき
るようにして、利用性の良好なファクシミリ装置を提供
することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のフ
ァクシミリ装置は、情報処理装置とのインターフェース
を有し、当該インターフェースを介して前記情報処理装
置との間で所定の情報の交信を行って前記情報処理装置
によるファクシミリ通信を可能とするファクシミリ装置
において、ファクシミリ着信時、前記情報処理装置に着
信の通知を行い、当該着信通知に応じて前記情報処理装
置から通知される前記情報処理装置のファクシミリ通信
能力を取得するとともに、相手ファクシミリ装置に前記
ファクシミリ装置のファクシミリ通信能力及び前記情報
処理装置のファクシミリ通信能力の能力宣言を行い、そ
の後に相手ファクシミリ装置から通知される送信モード
が標準モードであると、前記情報処理装置に前記インタ
ーフェイスを介して直接ファクシミリ受信を行わせ、前
記通知された送信モードが非標準モードであると、前記
ファクシミリ装置がファクシミリ受信を行うことによ
り、上記目的を達成している。
【0011】上記構成によれば、ファクシミリ着信時、
情報処理装置に着信の通知を行い、当該着信通知に応じ
て情報処理装置から通知される情報処理装置のファクシ
ミリ通信能力を取得して、相手ファクシミリ装置にファ
クシミリ装置のファクシミリ通信能力及び情報処理装置
のファクシミリ通信能力の能力宣言を行い、その後に相
手ファクシミリ装置から通知される送信モードが標準モ
ードであると、情報処理装置にインターフェイスを介し
て直接ファクシミリ受信を行わせ、通知された送信モー
ドが非標準モードであると、ファクシミリ装置がファク
シミリ受信を行うので、情報処理装置で直接ファクシミ
リ受信して、受信原稿を情報処理装置で速やかに利用す
ることができるとともに、ファクシミリ装置の通信機能
を有効に利用して、高速にかつ適切な通信処理を行うこ
とができる。
【0012】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記能力宣言において、前記情報処理装置の前記
ファクシミリ通信能力を標準モード用能力宣言により能
力宣言し、前記ファクシミリ装置の前記ファクシミリ通
信能力を非標準モード用能力宣言により能力宣言しても
よい。
【0013】上記構成によれば、相手ファクシミリ装置
に能力宣言する際、情報処理装置のファクシミリ通信能
力を標準モード用能力宣言により能力宣言し、ファクシ
ミリ装置のファクシミリ通信能力を非標準モード用能力
宣言により能力宣言するので、情報処理装置が受信でき
ない通信モードに、通信モードが設定されることを防止
することができ、適切なファクシミリ通信を高速に行う
ことができる。
【0014】また、例えば、請求項3に記載するよう
に、前記能力宣言において、前記ファクシミリ装置の前
記ファクシミリ通信能力のみを標準モード用能力宣言及
び非標準モード用能力宣言により能力宣言し、その後相
手ファクシミリ装置から通知される送信モードが標準モ
ードであっても、当該送信モードが前記情報処理装置の
前記ファクシミリ通信能力を超えていると、前記ファク
シミリ装置がファクシミリ受信を行ってもよい。
【0015】上記構成によれば、相手ファクシミリ装置
に能力宣言する際、ファクシミリ装置のファクシミリ通
信能力のみを標準モード用能力宣言及び非標準モード用
能力宣言により能力宣言し、その後相手ファクシミリ装
置から通知される送信モードが標準モードであっても、
当該送信モードが情報処理装置のファクシミリ通信能力
を超えていると、ファクシミリ装置がファクシミリ受信
を行うので、情報処理装置が受信できないモードであっ
ても、通信を継続することができ、ファクシミリ装置の
利用性を向上させることができる。
【0016】さらに、請求項4に記載するように、前記
ファクシミリ着信時、前記情報処理装置からポーリング
原稿を有している旨の通知を受け取ると、前記能力宣言
において、前記ファクシミリ装置のファクシミリ通信能
力のみを標準モード用能力宣言により能力宣言してもよ
い。
【0017】上記構成によれば、ファクシミリ着信時、
情報処理装置からポーリング原稿を有している旨の通知
を受け取ると、能力宣言において、ファクシミリ装置の
ファクシミリ通信能力のみを標準モード用能力宣言によ
り能力宣言するので、ファクシミリ装置内のポーリング
原稿より情報処理装置内のポーリング原稿が優先的に取
り扱われるようにすることができ、相手ファクシミリ装
置から非標準モードでのポーリング要求が行われないよ
うにすることができる。したがって、情報処理装置内の
ポーリング原稿を適切に送信することができ、ファクシ
ミリ装置の利用性を向上させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0019】図1〜図12は、本発明のファクシミリ装
置の一実施の形態を示す図であり、図1は、本発明のフ
ァクシミリ装置の一実施の形態を適用したファクシミリ
装置1の回路ブロック図である。
【0020】図1において、ファクシミリ装置1は、読
取部2、記録部3、システムメモリ4、操作表示部5、
符号化・復号化部6、システム制御部7、画情報メモリ
8、通信制御部9、モデム10及びPC I/F(イン
ターフェース)部11等を備えており、上記各部は、バ
ス12により接続されている。
【0021】PC I/F部(インターフェイス)11
には、所定の通信線13、例えば、RS−232C等を
介してパーソナルコンピュータ(情報処理装置)20が
接続されており、PC I/F部11は、パーソナルコ
ンピュータ20との間でデータ(情報)の授受を行う。
パーソナルコンピュータ20は、ファクシミリ装置1を
介してファクシミリ通信を行うのに必要なファクシミリ
通信ソフトを備えている。
【0022】読取部2は、例えば、CCD(Charge Cou
pled Device)を利用したイメージスキャナ等が利用さ
れており、一般に、ADF(自動原稿送り装置)を備え
ている。ADFには、複数枚の原稿がセットされ、AD
Fは、セットされた原稿を1枚ずつ読取部2の原稿読取
位置に送給する。読取部2は、ADFから搬送されてき
た原稿を走査し、原稿の画像を所定の解像度で読み取
る。
【0023】記録部3は、例えば、サーマル素子を利用
したサーマル記録装置、あるいは、電子写真式記録装置
等が使用されており、記録部3は、受信した画像あるい
は読取部2で読み取った画像を記録紙に記録出力する。
【0024】システムメモリ4は、不揮発性メモリーで
構成され、ファクシミリ装置1を制御するのに必要な各
種データやプログラム等を記憶する。
【0025】操作表示部5は、テンキーやスタートキー
等の各種操作キーを備えるとともに、ディスプレイ(例
えば、液晶ディスプレイ)を備え、操作キーからは、送
信操作等の各種命令が入力され、ディスプレイには、操
作キーから入力された命令内容やファクシミリ装置1か
らオペレータに通知する各種情報が表示される。特に、
操作表示部9は、ファクシミリ装置1によるファクシミ
リ通信を優先させるか、パーソナルコンピュータ20に
よるファクシミリ通信を優先させるかの優先情報を設定
する優先キーを備えており、優先キーにより設定された
優先情報は、システムメモリ4に記憶される。この優先
情報は、例えば、「0」のとき、パーソナルコンピュー
タ20を優先させることを示し、「1」のとき、ファク
シミリ装置1を優先させることを示している。
【0026】符号化・復号化部6は、画情報の画情報メ
モリ8への蓄積の効率化及び伝送時間の短縮化を図るた
めのものであり、所定の符号化方式に従って画情報を符
号化し、また、符号化された画情報を復号化する。
【0027】システム制御部7は、システムメモリ4内
のプログラムに基づいて、ファクシミリ装置1の各部を
制御し、ファクシミリ装置1としての基本処理を実行す
るとともに、後述するファクシミリ通信切換処理を実行
する。
【0028】画情報メモリ8は、例えば、大容量のRA
M(Random Access Memory)あるいはハードディスク装
置等で構成され、主に送信用の画情報や受信した画情報
を蓄積する。
【0029】モデム10には、回線L、例えば、公衆電
話回線が接続されており、モデム10は、システム制御
部7の制御下で動作して、ファクシミリ送信信号の変調
や受信信号の復調等を行う。モデム10は、網制御部を
内蔵しており、網制御部は、回線Lからのリンギングを
検出して自動着呼し、また、回線Lへの自動発呼処理を
行う。
【0030】通信制御部9は、システム制御部7の制御
下で動作し、相手ファクシミリ装置との間でファクシミ
リ制御信号を交換して、ファクシミリ通信手順を実行す
る。
【0031】次に、本実施の形態の動作を説明する。フ
ァクシミリ装置1は、ファクシミリ着信時に、優先キー
による優先設定状態と通信モードに応じてファクシミリ
装置1によりファクシミリ通信を行うか、パーソナルコ
ンピュータ20によりファクシミリ通信を行うかのファ
クシミリ通信切換処理を行うところにその特徴がある。
以下、このファクシミリ通信切換処理について、説明す
る。
【0032】ファクシミリ装置1は、図2及び図3に示
すように、ファクシミリ着信があると(ステップS
1)、システム制御部7がPC I/F部11を介して
パーソナルコンピュータ(図2では、PCと表示)20
にその旨(ファクシミリ着信があった旨)を通知し(ス
テップS2)、パーソナルコンピュータ20からパーソ
ナルコンピュータ20のファクシミリ通信能力情報(フ
ァクシミリとしての通信能力を示す情報)とポーリング
原稿があるか否かを示すポーリング原稿有無情報がパー
ソナルコンピュータ−ファクシミリ装置間情報交換手順
により通知されるので、当該ファクシミリ通信能力情報
及びポーリング原稿有無情報を受け取る(ステップS
3)。
【0033】すなわち、図4に示すように、相手ファク
シミリ装置(発呼機)から着信(ring)があると、
ファクシミリ装置1は、パーソナルコンピュータ(P
C)20にファクシミリ着信があった旨をファクシミリ
装置1−パーソナルコンピュータ20通信手順(PC−
FAX通信手順)により通知し、パーソナルコンピュー
タ20は、この着信通知を受け取ると、自己のファクシ
ミリ通信能力(DIS)及びポーリング原稿有無情報を
ファクシミリ装置1に通知する。ファクシミリ装置1
は、以下に説明するように、パーソナルコンピュータ2
0のポーリング原稿の有無及び優先情報の設定状態に基
づいて、ファクシミリ装置1とパーソナルコンピュータ
20のいずれかの通信能力を設定したDIS信号及びN
SF信号を相手ファクシミリ装置に送出する。
【0034】すなわち、システム制御部7は、図2に示
すように、パーソナルコンピュータ20から受け取った
情報を解析して、パーソナルコンピュータ20にポーリ
ング原稿があるかチェックし(ステップS4)、パーソ
ナルコンピュータ20にポーリング原稿がないときに
は、システムメモリ4の優先情報が「1」に設定されて
いるか、すなわち、パーソナルコンピュータ20のDI
S信号(デジタル識別信号)を優先させるかどうかチェ
ックする(ステップS5)。
【0035】ステップS5で、優先情報が「0」のと
き、すなわち、ファクシミリ装置1のDIS信号を優先
させる場合には、システム制御部7は、ファクシミリ装
置(FAX)1のファクシミリ通信能力を設定したDI
S信号とファクシミリ装置1の非標準能力を設定したN
SF信号(非標準機能識別信号)を回線Lを介して相手
ファクシミリ装置に送出し(ステップS6)、相手ファ
クシミリ装置からの信号を受信する(ステップS7)。
【0036】上記ステップS4で、パーソナルコンピュ
ータ20にポーリング原稿が無く、ステップS5で、優
先情報が「1」のとき、すなわち、パーソナルコンピュ
ータ20のDIS信号を優先させる場合には、システム
制御部7は、パーソナルコンピュータ20のファクシミ
リ通信能力を設定したDIS信号とファクシミリ装置1
の非標準のファクシミリ通信能力を設定したNSF信号
を通信制御部9から回線Lを介して相手ファクシミリ装
置に送出し(ステップS9)、相手ファクシミリ装置か
らの信号を受信する(ステップS7)。
【0037】上記ステップS4で、パーソナルコンピュ
ータ20にポーリング原稿があるときには、システム制
御部7は、ファクシミリ装置1のファクシミリ通信能力
を設定したDIS信号のみを回線Lを通信制御部9から
介して相手ファクシミリ装置に送出し(ステップS
8)、相手ファクシミリ装置からの信号を受信する(ス
テップS7)。
【0038】ファクシミリ装置1が相手ファクシミリ装
置にDIS/NSF通知を行うと、相手ファクシミリ装
置は、送信要求の場合には、DCS/NSSにより送信
モードの指定を行い、ポーリング要求のときには、非標
準であるか標準であるかにより、NSC/DTCにより
ポーリング要求を行ってくる。
【0039】そこで、システム制御部7は、図3に示す
ように、相手ファクシミリ装置から受信したファクシミ
リ制御信号が、標準モードのポーリング要求(DTC信
号)、非標準モードのポーリング要求(NSC信号)、
標準モードの送信要求(DCS信号)あるいは非標準モ
ードの送信要求(NSS信号)であるかをチェックする
(ステップS10〜ステップS13)。
【0040】ステップS13で、非標準モードの送信要
求(NSS信号)であると、システム制御部7は、ファ
クシミリ装置1のみで受信を行うものと判断して、後述
するように、ファクシミリ装置1による受信処理を行う
(ステップS14)。
【0041】ステップS12で、標準モードの送信要求
(DCS信号)であると、システム制御部7は、相手フ
ァクシミリ装置が通知してきた通信能力が、パーソナル
コンピュータ20のファクシミリ通信能力を超えている
かチェックし(ステップS15)、パーソナルコンピュ
ータ20のファクシミリ通信能力を超えていると、ファ
クシミリ装置1による受信処理を行う(ステップS1
4)。ステップS15で、パーソナルコンピュータ20
のファクシミリ通信能力を超えていないときには、シス
テム制御部7は、後述するように、パーソナルコンピュ
ータ20によるファクシミリ受信処理を行わせる(ステ
ップS16)。
【0042】ステップS11で、非標準モードのポーリ
ング要求(NSC信号)であると、システム制御部7
は、後述するファクシミリ装置1によるポーリング送信
処理を行い(ステップS17)、ステップS10で、標
準モードのポーリング要求(DTC信号)であると、パ
ーソナルコンピュータ20にポーリング原稿があるかチ
ェックする(ステップS18)。ステップS18で、パ
ーソナルコンピュータ20にポーリング原稿がないとき
には、システム制御部7は、ファクシミリ装置1による
ポーリング送信処理を行い(ステップS17)、パーソ
ナルコンピュータ20にポーリング原稿があるときに
は、後述するパーソナルコンピュータ20によるポーリ
ング送信処理を行う(ステップS19)。
【0043】次に、図3のステップS14のファクシミ
リ装置1によるファクシミリ受信処理について、図5に
基づいて説明する。すなわち、相手ファクシミリ装置
(発呼機)からDCS/NSSを受信し、上述のよう
に、当該DCS/NSSが非標準の送信要求(NSS信
号)であると、システム制御部7は、図5に示すよう
に、PC−FAX情報交換手順により、パーソナルコン
ピュータ20に切断のための手順(DCN信号)を行
い、以降、ファクシミリ装置1単独によるファクシミリ
通信手順を行って、ファクシミリ受信処理を行う。すな
わち、ファクシミリ装置1は、トレーニングチェック
(TCF信号)を行って、トレーニングチェックを正常
に終了すると、CFR信号(受信準備確認信号)を送出
し、その後、相手ファクシミリ装置から送信されてくる
画情報(PIX)を受信する。ファクシミリ装置1は、
EOP信号(手順終了信号)を受信すると、画情報を正
常受信したときには、MCF信号(メッセージ確認信
号)を送出し、相手ファクシミリ装置からDCN信号
(切断命令信号)を受信すると、回線を切断して、ファ
クシミリ受信処理を終了する。
【0044】ファクシミリ装置1は、この受信処理にお
いては、即時に記録出力処理を行うことなく、受信した
画情報を一旦画情報メモリ8に蓄積して、パーソナルコ
ンピュータ20に受信した画情報を転送するために待機
する。
【0045】すなわち、ファクシミリ装置1は、図6に
示すように、受信時、通信制御部9を介して受信した画
情報を符号化された状態のまま画情報メモリ7に順次蓄
積するとともに、符号化・復号化部6に転送し、符号化
・復号化部6で復号化して、エラーチェックを行う。こ
の符号化・復号化部6での画情報の復号化においてエラ
ーがあると、システム制御部7は、ファクシミリ通信手
順におけるエラー通知手順あるいはエラー回復手順を実
行する。
【0046】そして、システム制御部7は、画情報の受
信時、図7に示すように、システムメモリ4に図7に示
すような原稿情報ファイルを作成し、受信して画情報メ
モリ8に蓄積した画情報の管理を行う。この原稿情報フ
ァイルは、受信時刻、送信局TSI、受信画情報のペー
ジ数及び受信原稿のページ毎の画情報の格納されている
画情報メモリ8の先頭アドレスで構成され、この先頭ア
ドレスで指定された画情報メモリ8には、図8に示すよ
うに、当該画情報の大きさであるデータバイト数、時ペ
ージの画情報の格納されている画情報メモリ8の先頭ア
ドレス、線密度、符号化モード(例えば、MMR)、原
稿幅(例えば、B4幅)及び画情報が順次格納されてい
る。
【0047】システム制御部7は、上記ファクシミリ受
信が完了すると、図9に示すように、画情報をパーソナ
ルコンピュータ20に転送する。すなわち、システム制
御部7は、PC I/F部11にパーソナルコンピュー
タ20へ画情報の受信起動をかけさせ(C_rin
g)、パーソナルコンピュータ20から引き取り能力
(符号化モード、原稿幅、線密度)が通知されると(R
_dis)、画情報メモリ8から画情報をページ毎に読
み出して、符号化・復号化部6で当該引き取り能力に応
じた画情報に変換した後、PC I/F部11を介して
パーソナルコンピュータ20に転送する(data)。
このとき、システム制御部7は、ページ毎に、ヘッダー
情報を付加して、画情報をパーソナルコンピュータ20
に転送する。このヘッダー情報は、送信側(ファクシミ
リ装置1)のTSI、ページ番号、符号化モード、線密
度及び原稿幅で構成されている。
【0048】全ての画情報の転送を完了すると、システ
ム制御部7は、原稿の受信の完了を問い合わせるための
C_eopを発行し、パーソナルコンピュータ20から
原稿の受信確認の返答R_mcfを受け取ると、パーソ
ナルコンピュータ20に切断通知C_dcmを発行し
て、転送処理を終了する。システム制御部7は、転送処
理を正常終了すると、システムメモリ4の原稿情報ファ
イル及び画情報メモリ8内の画情報を削除する。
【0049】次に、図3のステップS16のパーソナル
コンピュータ20によるファクシミリ受信処理につい
て、図10に基づいて説明する。すなわち、システム制
御部7は、相手ファクシミリ装置(発呼機)からDCS
/NSSを受信し、上述のように、当該DCS/NSS
が標準の送信要求(DCS信号)であると、図10に示
すように、当該DCS信号の内容を、PC I/F部1
1によるPC−FAX情報交換手順によりパーソナルコ
ンピュータ20にそのまま通知し、以降、パーソナルコ
ンピュータ20と相手ファクシミリ装置との間でファク
シミリ通信手順が実行可能なように、通信制御部9及び
PC I/F部11で透過的に情報の転送を行わせる。
【0050】さらに、図3のステップS17のファクシ
ミリ装置1によるポーリング送信処理について、図11
に基づいて説明する。すなわち、相手ファクシミリ装置
(発呼機)からDTC/NSCを受信し、上述のよう
に、当該DTC/NSCが非標準のポーリング要求(N
SC信号)であると、システム制御部7は、図11に示
すように、パーソナルコンピュータ20にPC−FAX
情報交換手順により、パーソナルコンピュータ20との
通信の切断手順(DCN信号)を実行し、以降、ファク
シミリ装置1単独によるファクシミリ通信手順を行っ
て、ポーリング送信処理を行う。すなわち、ファクシミ
リ装置1は、DCS/NSS信号を相手ファクシミリ装
置に送信した後、トレーニングチェック(TCF信号)
を行い、CFR信号を受信すると、ポーリング原稿の画
情報(PIX)を相手ファクシミリ装置に送信する。フ
ァクシミリ装置1は、全てのポーリング原稿の画情報を
送信すると、EOP信号(手順終了信号)を相手ファク
シミリ装置に送出し、相手ファクシミリ装置からMCF
信号(メッセージ確認信号)を受信すると、正常にポー
リング原稿の画情報を送信できたと判断して、相手ファ
クシミリ装置にDCN信号(切断命令信号)を送出した
後、回線を切断して、ポーリング送信処理を終了する。
【0051】また、図3のステップS19のパーソナル
コンピュータ20によるポーリング送信処理について、
図12に基づいて説明する。すなわち、システム制御部
7は、相手ファクシミリ装置(発呼機)からDTCを受
信し、上述のように、当該DTCが標準のポーリング要
求(DTC信号)であると、図12に示すように、当該
DTC信号の内容を、PC I/F部11によるPC−
FAX情報交換手順によりパーソナルコンピュータ20
にそのまま通知し、以降、パーソナルコンピュータ20
と相手ファクシミリ装置との間でファクシミリ通信手順
が実行可能なように、通信制御部9及びPC I/F部
11で透過的に情報の転送を行わせる。したがって、以
降、通信制御部9及びPC I/F部11を介して、図
12に示すように、パーソナルコンピュータ20と相手
ファクシミリ装置との間でポーリング送信処理を行う。
【0052】このように、本実施の形態によれば、ファ
クシミリ着信時、パーソナルコンピュータ20に着信の
通知を行い、当該着信通知に応じてパーソナルコンピュ
ータ20から通知されるパーソナルコンピュータ20の
ファクシミリ通信能力を取得して、相手ファクシミリ装
置にファクシミリ装置1のファクシミリ通信能力とパー
ソナルコンピュータ20のファクシミリ通信能力の能力
宣言を行い、その後に相手ファクシミリ装置から通知さ
れる送信モードが標準モードであると、パーソナルコン
ピュータ20にPC I/F部11を介して直接ファク
シミリ受信を行わせ、通知された送信モードが非標準モ
ードであると、ファクシミリ装置1がファクシミリ受信
を行うので、パーソナルコンピュータ20で直接ファク
シミリ受信して、受信原稿をパーソナルコンピュータ2
0で速やかに利用することができるとともに、ファクシ
ミリ装置1の通信機能を有効に利用して、高速にかつ適
切な通信処理を行うことができる。
【0053】また、相手ファクシミリ装置に能力宣言す
る際、パーソナルコンピュータ20のファクシミリ通信
能力を標準モード用能力宣言により能力宣言し、ファク
シミリ装置1のファクシミリ通信能力を非標準モード用
能力宣言により能力宣言しているので、パーソナルコン
ピュータ20が受信できない通信モードに、通信モード
が設定されることを防止することができ、適切なファク
シミリ通信を高速に行うことができる。
【0054】さらに、相手ファクシミリ装置に能力宣言
する際、ファクシミリ装置1のファクシミリ通信能力の
みを標準モード用能力宣言及び非標準モード用能力宣言
により能力宣言し、その後相手ファクシミリ装置から通
知される送信モードが標準モードであっても、当該送信
モードがパーソナルコンピュータ20のファクシミリ通
信能力を超えていると、ファクシミリ装置1がファクシ
ミリ受信を行うので、パーソナルコンピュータ20が受
信できないモードであっても、通信を継続することがで
き、ファクシミリ装置1の利用性を向上させることがで
きる。
【0055】また、ファクシミリ着信時、パーソナルコ
ンピュータ20からポーリング原稿を有している旨の通
知を受け取ると、能力宣言において、ファクシミリ装置
1のファクシミリ通信能力のみを標準モード用能力宣言
により能力宣言するので、ファクシミリ装置1内のポー
リング原稿よりパーソナルコンピュータ20内のポーリ
ング原稿が優先的に取り扱われるようにすることがで
き、相手ファクシミリ装置から非標準モードでのポーリ
ング要求が行われないようにすることができる。したが
って、パーソナルコンピュータ20内のポーリング原稿
を適切に送信することができ、ファクシミリ装置1の利
用性を向上させることができる。
【0056】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0057】
【発明の効果】請求項1記載の発明のファクシミリ装置
によれば、ファクシミリ着信時、情報処理装置に着信の
通知を行い、当該着信通知に応じて情報処理装置から通
知される情報処理装置のファクシミリ通信能力を取得し
て、相手ファクシミリ装置にファクシミリ装置のファク
シミリ通信能力及び情報処理装置のファクシミリ通信能
力の能力宣言を行い、その後に相手ファクシミリ装置か
ら通知される送信モードが標準モードであると、情報処
理装置にインターフェイスを介して直接ファクシミリ受
信を行わせ、通知された送信モードが非標準モードであ
ると、ファクシミリ装置がファクシミリ受信を行うの
で、情報処理装置で直接ファクシミリ受信して、受信原
稿を情報処理装置で速やかに利用することができるとと
もに、ファクシミリ装置の通信機能を有効に利用して、
高速にかつ適切な通信処理を行うことができる。
【0058】請求項2記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、相手ファクシミリ装置に能力宣言する際、情報
処理装置のファクシミリ通信能力を標準モード用能力宣
言により能力宣言し、ファクシミリ装置のファクシミリ
通信能力を非標準モード用能力宣言により能力宣言する
ので、情報処理装置が受信できない通信モードに、通信
モードが設定されることを防止することができ、適切な
ファクシミリ通信を高速に行うことができる。
【0059】請求項3記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、相手ファクシミリ装置に能力宣言する際、ファ
クシミリ装置のファクシミリ通信能力のみを標準モード
用能力宣言及び非標準モード用能力宣言により能力宣言
し、その後相手ファクシミリ装置から通知される送信モ
ードが標準モードであっても、当該送信モードが情報処
理装置のファクシミリ通信能力を超えていると、ファク
シミリ装置がファクシミリ受信を行うので、情報処理装
置が受信できないモードであっても、通信を継続するこ
とができ、ファクシミリ装置の利用性を向上させること
ができる。
【0060】請求項4記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、ファクシミリ着信時、情報処理装置からポーリ
ング原稿を有している旨の通知を受け取ると、能力宣言
において、ファクシミリ装置のファクシミリ通信能力の
みを標準モード用能力宣言により能力宣言するので、フ
ァクシミリ装置内のポーリング原稿より情報処理装置内
のポーリング原稿が優先的に取り扱われるようにするこ
とができ、相手ファクシミリ装置から非標準モードでの
ポーリング要求が行われないようにすることができる。
したがって、情報処理装置内のポーリング原稿を適切に
送信することができ、ファクシミリ装置の利用性を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置の一実施の形態を適
用したファクシミリ装置の回路ブロック図。
【図2】図1のファクシミリ装置によるファクシミリ通
信切換処理を示すフローチャート。
【図3】図2のファクシミリ通信切換処理の続きの処理
を示すフローチャート。
【図4】図1のファクシミリ装置(FAX)による着信
時のパーソナルコンピュータ、ファクシミリ装置及び相
手ファクシミリ装置との間の通信手順を示すタイムチャ
ート。
【図5】図3のファクシミリ装置による受信処理をパー
ソナルコンピュータ、ファクシミリ装置及び相手ファク
シミリ装置との間の通信手順により示すタイムチャー
ト。
【図6】図1のファクシミリ装置による受信時の画情報
の流れを示すブロック図。
【図7】受信時にシステムメモリに格納される原稿情報
ファイルの一例を示す図。
【図8】画情報メモリに格納される受信画情報及び管理
情報の一例を示す図。
【図9】画情報メモリ内の受信画情報のパーソナルコン
ピュータへの転送処理の流れを示す図。
【図10】図3のパーソナルコンピュータ(PC)によ
る受信処理をパーソナルコンピュータ、ファクシミリ装
置及び相手ファクシミリ装置との間の通信手順により示
すタイムチャート。
【図11】図3のファクシミリ装置(FAX)によるポ
ーリング処理をパーソナルコンピュータ、ファクシミリ
装置及び相手ファクシミリ装置との間の通信手順により
示すタイムチャート。
【図12】図3のパーソナルコンピュータ(PC)によ
るポーリング処理をパーソナルコンピュータ、ファクシ
ミリ装置及び相手ファクシミリ装置との間の通信手順に
より示すタイムチャート。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 読取部 3 記録部 4 システムメモリ 5 操作表示部 6 符号化・復号化部 7 システム制御部 8 画情報メモリ 9 通信制御部 10 モデム 11 PC I/F部 12 バス 13 通信線 20 パーソナルコンピュータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報処理装置とのインターフェースを有
    し、当該インターフェースを介して前記情報処理装置と
    の間で所定の情報の交信を行って前記情報処理装置によ
    るファクシミリ通信を可能とするファクシミリ装置にお
    いて、ファクシミリ着信時、前記情報処理装置に着信の
    通知を行い、当該着信通知に応じて前記情報処理装置か
    ら通知される前記情報処理装置のファクシミリ通信能力
    を取得するとともに、相手ファクシミリ装置に前記ファ
    クシミリ装置のファクシミリ通信能力及び前記情報処理
    装置のファクシミリ通信能力の能力宣言を行い、その後
    に相手ファクシミリ装置から通知される送信モードが標
    準モードであると、前記情報処理装置に前記インターフ
    ェイスを介して直接ファクシミリ受信を行わせ、前記通
    知された送信モードが非標準モードであると、前記ファ
    クシミリ装置がファクシミリ受信を行うことを特徴とす
    るファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】前記能力宣言において、前記情報処理装置
    の前記ファクシミリ通信能力を標準モード用能力宣言に
    より能力宣言し、前記ファクシミリ装置の前記ファクシ
    ミリ通信能力を非標準モード用能力宣言により能力宣言
    することを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装
    置。
  3. 【請求項3】前記能力宣言において、前記ファクシミリ
    装置の前記ファクシミリ通信能力のみを標準モード用能
    力宣言及び非標準モード用能力宣言により能力宣言し、
    その後相手ファクシミリ装置から通知される送信モード
    が標準モードであっても、当該送信モードが前記情報処
    理装置の前記ファクシミリ通信能力を超えていると、前
    記ファクシミリ装置がファクシミリ受信を行うことを特
    徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】前記ファクシミリ着信時、前記情報処理装
    置からポーリング原稿を有している旨の通知を受け取る
    と、前記能力宣言において、前記ファクシミリ装置のフ
    ァクシミリ通信能力のみを標準モード用能力宣言により
    能力宣言することを特徴とする請求項1から請求項3の
    いずれかに記載のファクシミリ装置。
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