JP2000040353A - 記憶媒体カートリッジ - Google Patents

記憶媒体カートリッジ

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JP2000040353A
JP2000040353A JP10205983A JP20598398A JP2000040353A JP 2000040353 A JP2000040353 A JP 2000040353A JP 10205983 A JP10205983 A JP 10205983A JP 20598398 A JP20598398 A JP 20598398A JP 2000040353 A JP2000040353 A JP 2000040353A
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Japan
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power supply
spindle motor
magnetic field
floppy disk
input
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JP10205983A
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English (en)
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Hideki Matsuo
秀樹 松尾
Junji Takiguchi
純嗣 滝口
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 補助カセット、フロッピー型メモリの無駄な
バッテリー消費の防止。 【解決手段】 フロッピーディスクドライブに装填され
た状態で、そのドライブ装置により実際に記憶又は再生
動作が行われる期間をスピンドルモータの回転により検
出し、その間のみ主電源をオンとするようにする。つま
り主電源がオンとされるのは実際にアクセスが行われる
期間のみとする。これによりバッテリーの電力消費を必
要最小限とし、無駄なバッテリー消耗を避ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記憶装置が着脱可能
とされる記憶媒体カートリッジ、もしくは記憶手段が内
蔵された記憶媒体カートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータやワークステー
ション、さらにはオーディオ/ビジュアル機器等に内蔵
されるドライブ装置、もしくはこれらの機器に接続され
るドライブ装置として、いわゆる3.5インチのフロッ
ピーディスクに対応するフロッピーディスクドライブが
普及している。このような状況下においては、3.5イ
ンチフロッピーディスクは、記憶媒体としての汎用性、
互換性に優れたものとなっており、画像、音声、データ
ファイルなどの各種情報記憶に広く使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで近年、例えば
フラッシュメモリなどの固体記憶素子を搭載した、より
小型の記憶装置を形成し、例えばビデオカメラその他の
各種の機器に装填することで画像、音声、データファイ
ルなどを記憶できるようにするものが開発されている。
そのような記憶装置は、例えば3.5インチフロッピー
ディスクよりも小型とすることで、対応するドライブも
小型のものとなり、例えばビデオカメラや録音機器、携
帯用コンピュータ装置などへの搭載にも適するものとな
る。しかしながら、そのような記憶装置に対しては、対
応するドライブを搭載した機器でなければ記憶/再生す
ることができず汎用性に欠ける。そこで、例えば3.5
インチフロッピーディスクと概略同サイズ、同形状のカ
ートリッジを有する補助カセットを用意し、この補助カ
セット内に上記の小型の記憶装置を装填できるようにす
るものが開発されている。
【0004】即ち、小型の記憶装置を補助カセットに装
填することで、小型の記憶装置に対して、通常のフロッ
ピーディスクドライブによって記憶/再生ができるよう
にするものである。この場合、補助カセット内には、フ
ロッピーディスクドライブと小型の記憶装置の間で情報
のやりとりができるようにする必要なインターフェース
構成が備えられる。また、その処理動作のための電源と
してバッテリーが収納される。例えばボタン型電池など
が収納される。
【0005】一方、多様な使用形態を考えると、サイズ
や形状としては3.5インチフロッピーディスクのカー
トリッジと同様にし、内部に磁気ディスクではなくフラ
ッシュメモリやS−RAM等の固体記憶素子を搭載する
ようなメディアも要望がある。即ちカートリッジ内に固
体記憶素子を固定配置するとともに、上記補助カセット
と同様にカートリッジ内に、フロッピーディスクドライ
ブと記憶素子の間で情報のやりとりができるようにする
必要なインターフェース構成や、その処理動作のための
電源としてバッテリーなどが収納される。なお、このよ
うな記憶装置を説明上、フロッピー型メモリと呼ぶこと
とする。
【0006】これらのような補助カセットやフロッピー
型メモリの場合、常に電源オン状態としておくことは内
部のバッテリーを不必要に消耗させることになり、当然
ながら好ましくない。そのため、従来は補助カセットや
フロッピー型メモリがドライブ(フロッピーディスクド
ライブ)に装填された場合のみに電源をオンとするよう
な手法が考えられていた。これにより使用していないと
きの電源消費は避けられる。しかしながら実際には、補
助カセットやフロッピー型メモリがドライブに装填され
ているときであっても、これらが使用されていない期間
は長いものとなっている。即ち実際にアクセスが行われ
ている期間以外は単なる待機期間となり、通常、この待
機期間はアクセス実行期間に比べて非常に長いものとな
る。このためバッテリーは不必要に消費されてしまう。
また、ユーザーが補助カセットやフロッピー型メモリを
ドライブに装填したまま取り出すのを忘れていたような
場合は、不要なバッテリー消費は非常に大きなものとな
る。
【0007】このような不要なバッテリー消費は、頻繁
に電池交換が必要となることにつながり、ユーザーの手
間や費用の負担を大きくしてしまう。また、例えば3.
5インチフロッピーディスクと概略同サイズのカートリ
ッジとされる補助カセットやフロッピー型メモリでは、
電池の収納部をあまり強固な構造とすることが困難であ
り、頻繁な電池交換は収納部の蓋などの破損を招きやす
い。即ち装置寿命を縮めることになる。また、使用して
いない非アクセス期間において電源オンとされているこ
とは、内部の回路素子に無駄な電流を流すことにもな
り、素子の寿命に悪影響を与えることにもなる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点に鑑みて、上記補助カセットやフロッピー型メモリと
しての電源制御を適切化し、無駄なバッテリー消費を解
消することを目的とする。
【0009】このため上記補助カセットのタイプに相当
する記憶媒体カートリッジとして、着脱可能な記憶装置
を装填できる記憶装置装填手段と、所定のドライブ装置
の磁気ヘッドとの間で情報の入出力が可能とされた入出
力手段と、記憶装置装填手段に装填された記憶装置から
情報を読み出して入出力手段から出力させる動作、及び
/又は入出力手段から入力された情報を記憶装置装填手
段に装填された記憶装置に記憶させる動作を実行するこ
とができる記憶制御手段と、バッテリー手段と、バッテ
リー手段から必要な動作電源を各部に供給させる電源回
路手段と、ドライブ装置のスピンドルモータの回転を検
出するセンサ手段と、センサ手段の検出動作に応じて電
源回路手段からの主電源電圧の供給動作をオン/オフさ
せるように制御を行う電源制御手段とを備えるようにす
る。
【0010】即ち、ドライブ装置に装填された状態で、
そのドライブ装置により実際に記憶又は再生動作が行わ
れる期間をスピンドルモータの回転により検出する。こ
こでいうスピンドルモータとは、例えば通常のフロッピ
ーディスクカートリッジ内の磁気ディスクを回転させる
ためのものである。ドライブ装置は、当該記憶媒体カー
トリッジに対してアクセスを行う場合は、通常のフロッ
ピーディスクに対する場合と特に動作上の区別をしない
ため、同様にスピンドルモータを回転させることにな
る。従ってスピンドルモータの回転中がアクセス期間と
判別でき、その間のみ主電源をオンとすれば、補助カセ
ットとして最低限必要な期間のみ主電源オン状態とする
ことができる。
【0011】また上記フロッピー型メモリのタイプに相
当する記憶媒体カートリッジとして、記憶手段と、所定
のドライブ装置の磁気ヘッドとの間で情報の入出力が可
能とされた入出力手段と、記憶手段から情報を読み出し
て入出力手段から出力させる動作、及び/又は入出力手
段から入力された情報を記憶手段に記憶させる動作を実
行することができる記憶制御手段と、バッテリー手段
と、バッテリー手段から必要な動作電源を各部に供給さ
せる電源回路手段と、ドライブ装置のスピンドルモータ
の回転を検出するセンサ手段と、センサ手段の検出動作
に応じて電源回路手段からの主電源電圧の供給動作をオ
ン/オフさせるように制御を行う電源制御手段とを備え
るようにする。即ちこの場合も、スピンドルモータの回
転によりアクセス期間を判別し、その間のみ主電源をオ
ンとする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の記憶媒体カートリ
ッジとしての各種の実施の形態(補助カセット、フロッ
ピー型メモリ)を次の順序で説明していく。 1.フロッピーディスクドライブ 2.第1の実施の形態 2−1 板状メモリ 2−2 補助カセットの構造 2−3 補助カセットの回路構成 2−4 補助カセットの電源制御動作 3.第2の実施の形態 3−1 補助カセットの回路構成及び電源制御動作 4.第3の実施の形態 4−1 補助カセットの回路構成 4−2 補助カセットの電源制御動作 5.第4の実施の形態 5−1 補助カセットの構造 5−2 補助カセットの回路構成及び電源制御動作 6.第5の実施の形態 6−1 フロッピー型メモリの構造 6−2 フロッピー型メモリの回路構成及び電源制御動
作 7.第6の実施の形態 7−1 フロッピー型メモリの構造 7−2 フロッピー型メモリの回路構成及び電源制御動
作 8.変形例
【0013】1.フロッピーディスクドライブ 後に実施の形態として説明する補助カセット10(10
A)やフロッピー型メモリ50(50A)は、従来より
普及している3.5インチフロッピーディスクに対応す
るフロッピーディスクドライブによって情報の記憶又は
再生が可能となるものとしている。
【0014】補助カセット10(10A)やフロッピー
型メモリ50(50A)の説明に先立って、まず、フロ
ッピーディスクドライブの構造例について図24で簡単
に説明する。図24はパーソナルコンピュータその他の
機器において装備されるフロッピーディスクドライブの
ドライブ機構を示している。公知の通り、フロッピーデ
ィスクカートリッジを記録/再生するドライブ機構に
は、スピンドルモータ110によって回転駆動されるデ
ィスクテーブル101や、先端の上下対向面に取り付け
られた上下一対の磁気ヘッド109を有するヘッドアー
ム106などが設けられている。
【0015】ディスクテーブル101上にはチャッキン
グ用のマグネット102やフロッピーディスクの回転駆
動ピン104、軸ピン103等が取り付けられている。
そしてフロッピーディスクが装填された際には、フロッ
ピーディスクカートリッジ内の磁気ディスクの中心部に
取り付けられた円形金属のセンタープレートがマグネッ
ト102によって引きつけられるとともに、回転駆動ピ
ン104、軸ピン103がセンタープレートの駆動ピン
孔、軸ピン孔に嵌入される。この状態において、磁気デ
ィスクはスピンドルモータ110によって回転駆動され
ることになる。
【0016】ヘッドアーム106はベースプレートとし
てのキャリッジ111上に配されている。キャリッジ1
11はガイド軸108のギア溝に係合された状態で支持
され、ガイド軸108に沿ってキャリッジ111に配さ
れたヘッドアーム106等が移動可能とされる。つまり
ガイド軸112がステッピングモータ107によって回
転されることで、キャリッジ111がガイド軸112に
沿って移動される。
【0017】フロッピーディスクが挿入された際には、
シャッタ用レバー105によってフロッピーディスクの
シャッタが開けられ、カートリッジ内部の磁気ディスク
が表出される。表出され、かつ上記のようにスピンドル
モータ110によって回転されている磁気ディスクに対
しては磁気ヘッド109が接触し、記録再生を行うこと
になる。もちろん記録再生のための磁気ディスクの半径
方向に対する磁気ヘッドの位置の移動は上記ステッピン
グモータ107の動作により行われる。
【0018】2.第1の実施の形態 2−1 板状メモリ 図1〜図8で本発明の第1の実施の形態を説明する。図
1に示す本例の補助カセット10は、その内部に板状メ
モリ1を収納することができ、板状メモリ1に対する情
報の記録再生動作を、従来より知られているフロッピー
ディスクドライブによって可能とするための補助装置と
なる。
【0019】例えば板状メモリ1を装填可能に構成され
たビデオカメラ装置、録音装置、情報処理装置などを考
える。これらの装置では撮影した画像データ、録音した
音声データ、所要の情報処理により生成したファイルデ
ータなどを板状メモリ1に記憶させる。一方、現在普及
しているパーソナルコンピュータやワークステーション
などの機器では、フロッピーディスクドライブを装備し
ていることが一般的であるが、板状メモリ1に対して直
接記録再生を行うドライブを装備しているものは少な
い。しかしながら本例の補助カセット10に板状メモリ
1を装填した状態で、補助カセット10をパーソナルコ
ンピュータ等のフロッピーディスクドライブに装着する
と、そのフロッピーディスクドライブによって補助カセ
ット10を介して板状メモリ1に対する記録再生が実行
できるものである。即ち補助カセット10を用いること
によって板状メモリ1を汎用的に利用できるものであ
る。
【0020】まず図3で板状メモリ1の形状を説明す
る。板状メモリ1は、例えば図3に示すような板状の筐
体内部に例えば32Mbyteの容量のフラッシュメモ
リ等のメモリ素子を備える。図3に平面図、正面図、側
面図、底面図として示す筐体は例えばプラスチックモー
ルドにより形成され、サイズの具体例としては、図に示
す幅W11、W12、W13のそれぞれが、W11=6
0mm、W12=20mm、W13=2.8mmとな
る。
【0021】筐体の正面下部から底面側にかけて例えば
9個の電極を持つ端子部2が形成されており、この端子
部2から、内部のメモリ素子に対する読出又は書込動作
が行われる。筐体の平面方向の左上部は切欠部3とされ
る。この切欠部3は、この板状メモリ1を後述する補助
カセット10へ装填する際(もしくは専用ドライブへ装
填する際)に、挿入方向を誤ることを防止するためのも
のとなる。また筐体底面側には使用性の向上のため滑り
止めを目的とした凹凸部4が形成されている。さらに底
面側には、記憶内容の誤消去を防止する目的のスライド
スイッチ5が形成されている。
【0022】2−2 補助カセットの構造 上記の板状メモリ1が装填可能な補助カセット1の構造
を図1、図2で説明する。図1は上面方向から見た斜視
図、図2は底面方向から見た斜視図である。従来から直
径が3.5インチの磁気ディスクシートを収納したフロ
ッピーディスクが知られているが、本例の補助カセット
10は、その外筐サイズ及び形状はフロッピーディスク
カートリッジと概略同一とされている。即ち図1からわ
かるように外観はほぼフロッピーディスクと同様とな
り、図に示す外筐サイズW1、W2、W3は、それぞれ
W1=約94mm、W2=約90mm、W3=約3mm
となる。
【0023】そして、この補助カセット10は、合成樹
脂によって成形された上下シェル11a、11bによっ
て扁平で、ほぼ方形状のカートリッジ11を構成し、そ
のカートリッジ11内に、上述した板状メモリ1が収納
できるとともに、板状メモリ1に対する記憶又は再生を
例えば図24で説明したようなフロッピーディスクドラ
イブによって可能とするためのインターフェース構成が
とられている。
【0024】まず板状メモリ1を装填する空間として、
カートリッジ11の内部にはメモリ収納部17が設けら
れ、そのメモリ収納部17の最奥部にはコネクタ20が
配置されている。ユーザーは板状メモリ1をカートリッ
ジ背面側からメモり収納部17に押し込むようにして挿
入する。すると、最も奥まで押し込んだ状態で板状メモ
リ1の端子部2がコネクタ20に接合される状態とな
る。なお、メモリ収納部17としての開口部分の上端、
下端に相当する上下シェル11a、11bの一部は切欠
部16とされ、ユーザーが、カートリッジ11内に収納
されている板状メモリ1を容易に取り出すことができる
ようにされている。
【0025】カートリッジ11には、上下一対のヘッド
挿入穴14が形成されている。そして、これら上下一対
のヘッド挿入穴14を開閉するために断面形状がコ字状
に形成されたシャッター12が取り付けられている。シ
ャッター12はカートリッジ上下平面から一段落ち込ん
だスライド用凹所13内において矢印SL方向にスライ
ド自在に取り付けられている。なお、図1、図2ではシ
ャッター12がヘッド挿入穴14を露出させる開蓋位置
にある状態を示しているが、シャッター12はカートリ
ッジ11内に内蔵された図示しないシャッターバネによ
って閉蓋方向に付勢されており、従って通常はシャッタ
ー12によってヘッド挿入穴14は閉じられた状態とな
っている。そしてこの補助カセット10が図24のよう
なフロッピーディスクドライブに装着される際には、上
述したシャッタ用レバー105によってシャッタ12が
開けられ、ヘッド挿入穴14が露出される。
【0026】この補助カセット10ではヘッド挿入穴1
4からは入出力部15が表出される。入出力部15は磁
気的相互作用によりフロッピーディスクドライブの磁気
ヘッド109との間で情報の入出力を行うことのできる
部位とされる。即ちフロッピーディスクドライブ内にお
いてヘッド挿入穴14から表出されることになる入出力
部15に対しては、磁気ヘッド109が当接することに
なり、これによってフロッピーディスクドライブ側と補
助カセット10側での磁気信号としての情報の受け渡し
が可能となる。
【0027】図2からわかるように補助カセット10の
底面側には、通常のフロッピーディスクと同様に、フロ
ッピーディスクドライブ内での装填時の位置決め孔18
a、18bや、誤消去防止用のライトプロテクトスイッ
チ19などが設けられている。ただしこの補助カセット
10の場合は、内部に磁気ディスクを有するものではな
く、スピンドルモータによって回転されることになる部
位は存在しない。このためターンテーブル101上での
マグネット102、軸ピン103、回転駆動ピン104
に対して、磁着/嵌合するような部位は設けられず、単
にターンテーブル101が空回りするための凹部28が
形成されている。なおこの場合、凹部28は下シェル1
1bの一部として樹脂成形されるものであるが、凹部2
8を構成する別部品を取り付けるような構造としてもよ
い。但し、その部材は、磁気をシールドしない材質とさ
れることが必要である。
【0028】また、例えばカートリッジ11の底面側に
図示するようにバッテリー収納部29が設けられ、蓋を
開けることによりバッテリー(例えばボタン型電池)を
取り替えることが可能となる。なお、バッテリー収納部
29は図2に示す位置以外に設けられてもよい。
【0029】2−3 補助カセットの回路構成 図4に補助カセット10の内部構成を模式的に示す。上
述したようにメモリ収納部17に板状メモリ1が装填さ
れると、板状メモリ1の端子部2がコネクタ20と接合
される。これによって補助カセット10と板状メモリ1
が電気的に接続される。また、入出力部15はフロッピ
ーディスクドライブの磁気ヘッド109が当接されるこ
とになるが、この入出力部15とコネクタ20が、必要
なインターフェース構成をとる回路部22を介して接続
される。
【0030】内部に収納されるバッテリー21は回路部
22の動作に対して必要な電源電圧を供給するための電
源となる。また凹部28のカートリッジ内部側近傍には
磁界検出手段としてのホール素子23が配される。な
お、ホール素子に代えてコイルやMR素子など他の磁界
検出手段を用いてもよい。この点は後述する各種実施の
形態の場合も同様である。
【0031】また補助カセット10の内部には、上述し
たシャッタ12に連動してオン/オフされるシャッタ連
動スイッチ24が設けられる。これは、シャッタ12が
開けられた状態でオンとなり、閉じられた状態でオフと
なるような機械的なスイッチとして形成されている。
【0032】このような補助カセット10の内部の回路
構成を図5に詳しく示す。回路部22としては、例えば
メインプロセッサ31、電源回路32、センサ制御部3
3、インターフェース部34が設けられる。メインプロ
セッサ31は例えばマイクロコンピュータなどで形成さ
れる。そしてコネクタ20を介して板状メモリ1内の例
えばフラッシュメモリなどのメモリ素子6と接続され、
メモリ素子6に対して情報の読出・書込動作を行う部位
となる。
【0033】インターフェース部34は、メインプロセ
ッサ31で処理される電気信号としての情報を、入出力
部15側から入出力部15に当接されている磁気ヘッド
109側に磁気信号として受け渡すため、もしくは磁気
ヘッド109側から入出力部15に印加された磁気信号
としての情報を電気信号としてメインプロセッサ31に
受け渡すためのインターフェース処理を行う。即ち動作
に応じて必要な磁気−電気変換や、入出力部15の駆動
(磁界発生駆動)を行う。また、このメインプロセッサ
31と入出力部15の間の情報の伝送に際しての調整処
理として、情報形式の変換や伝送タイミングの制御も行
う。
【0034】この、入出力部15、インターフェース部
34、メインプロセッサ31、コネクタ20という情報
伝送系により、板状メモリ1のメモリ素子6に対して、
図24のような通常のフロッピーディスクドライブによ
って情報の読出/書込が可能となる。
【0035】もちろんこのような動作処理を行うための
電源が必要になるが、このため電源回路32はバッテリ
ー21を電源として主電源電圧VMPを発生させ、メイン
プロセッサ31,インターフェース部34に供給する。
但し、主電源電圧VMPを常時オン状態で供給しているの
ではなく、電源回路32は、電源制御信号SPWに応じ
て主電源電圧VMPをオン/オフすることになる。
【0036】この電源制御信号SPWはセンサ制御部3
3によって発生される。センサ制御部33は、上記した
シャッタ連動スイッチ24を介して電源回路32からス
タンバイ電源電圧VSTが供給されることにより動作状態
となる。上述のようにシャッタ連動スイッチ24はシャ
ッタ12が開けられている期間のみオンとされるため、
通常は、補助カセット10がフロッピーディスクドライ
ブに装填されている期間に、スタンバイ電源電圧VSTに
よってセンサ制御部33が動作状態とされることにな
る。なお、スタンバイ電源電圧VSTは主電源電圧VMPに
比べて微弱な電力レベルとされている。
【0037】図4で説明したようにホール素子23は凹
部28の近傍に配置される。そして補助カセット10が
フロッピーディスクドライブに装填された際には、凹部
28内にターンテーブル101及びターンテーブル10
1上のマグネット102、軸ピン103、回転駆動ピン
104が位置され、ターンテーブル101が開店された
際にはこれらが空回り状態で回転することになる。即ち
ホール素子23は、カートリッジ11の下シェル11b
を隔てて空回り回転されるマグネット102に近接した
位置に配されていることになり、スピンドルモータ11
0によってターンテーブル101が回転されている期間
は、マグネット102による磁界変動に応じた信号を出
力することになる。
【0038】図6にセンサ制御部33及びホール素子2
3の部位の構成例を示す。センサ制御部33には、ホー
ル素子23を駆動するためのドライブアンプ33aを有
するとともに、ホール素子23の出力に基づいて電源制
御信号SPWを生成するための差動アンプ33b、波形
処理部33c、比較器33dが設けられている。
【0039】スタンバイ電源電圧VSTが印加されて動作
状態となると、センサ制御部33はドライブアンプ33
aによってホール素子23を駆動する。即ちホール素子
23の端子Ta、端子Tb間に駆動電流を流す。この状
態でターンテーブル101が回転し、マグネット102
の影響で磁界変動が生じると、ホール効果によりホール
素子の端子Tcと端子Tdの間に電位差が生じる。この
ような端子Tcと端子Tdの電位が、例えば抵抗R1、
R2、R3、アンプA1により構成される差動アンプ3
3bに入力されると、差動アンプ33bからは端子Tc
と端子Tdの電位差に応じた電圧が出力されることにな
る。
【0040】差動アンプ33bの出力は波形処理部33
cで比較動作に必要な波形処理が行われた後、比較器3
3dで所定のスレッショルドレベルThと比較処理され
る。そしてその比較結果が電源制御信号SPWとなる。
波形処理部33cの処理は特に限定されるものではない
が、比較器33dにおける比較動作及びその結果として
の電源制御信号SPWの生成に好適な処理が行われれば
よい。例えばエンベロープ検波を行い、そのエンベロー
プを比較器33dに供給するような方式も考えられる。
いづれにしても、スピンドルモータ110によってター
ンテーブル101が回転されている時に発生する磁界変
動を検出した信号としての電源制御信号SPWが出力さ
れるようにするのであれば、どのような構成でもよい。
【0041】例えばこの図6のような構成のセンサ制御
部33から電源制御信号SPWが供給される電源回路3
2では、その電源制御信号SPWによってスピンドルモ
ータ110の回転状態が検出されている期間は、主電源
電圧VMPをオン状態とする。一方、スピンドルモータ1
10の回転が行われていない期間は、主電源電圧VMPを
オフ状態とする。なお本例では、電源制御信号SPW
は、回転期間と停止期間をそれぞれ所定の異なるレベル
(L/H)で示すパルス信号とするが、例えば回転開始
時点と回転停止時点を検出するトリガ的な信号パルスと
されてもよい。
【0042】2−4 補助カセットの電源制御動作 以上のように構成される補助カセット10の電源制御動
作を図7、図8で説明する。まず図7は、補助カセット
10がフロッピーディスクドライブに装填されていない
時点から、装填された後、主電源がオンとなるまでの期
間を示したタイミングチャートである。
【0043】フロッピーディスクドライブは、例えば接
続されたホスト機器(ホストコンピュータなど)もしく
はそのフロッピーディスクドライブが内蔵された機器の
システム制御部からのアクセス指示により、装填された
フロッピーディスクに対する読出又は書込動作を行う。
【0044】例えばホスト機器がフロッピーディスクド
ライブに対するアクセス指示を行う場合は、まず図7
(a)に示すようにフロッピーディスクドライブを制御
対象としてセレクトすることを行う。この状態で図7
(c)のようにホスト機器がフロッピーディスクドライ
ブに対してアクセス指示ACを行うと、フロッピーディ
スクドライブは装填されているフロッピーディスクに対
して指示されたアクセス動作を行う。即ち、図7(d)
のようにスピンドルモータ110の回転を実行させると
ともに、図7(e)のように磁気ヘッド109による情
報の読出又は書込のためのアクセス動作を実行すること
になる。このような動作は、フロッピーディスクではな
く、本例の補助カセット10が装填された場合も同様と
なる。
【0045】このタイムチャートでは、例えばt0時点
では、フロッピーディスクドライブにフロッピーディス
クもしくは補助カセット10が装填されていない状態を
示している。ここで、例えばt1時点においてユーザー
が、板状メモリ10を装着した状態の補助カセット10
をフロッピーディスクドライブに装填したとする。この
時点でフロッピーディスクドライブはメディア装填状態
を検出し、図7(b)のようにメディア装着検出信号を
メディアイン状態とする。この検出信号は例えばホスト
機器側に対してメディア装着状況を伝える信号となる。
【0046】また、補助カセット10がt1時点でフロ
ッピーディスクドライブに装着されると、その時点でシ
ャッタ12が開かれることになる。従ってt1時点でシ
ャッタ連動スイッチがオンとなり、図7(f)のよう
に、センサ制御部33及びホール素子23によるセンス
動作が開始される。即ちスタンバイ状態となる。このス
タンバイ状態においては、主電源はオフのままである。
【0047】このように補助カセット10は、フロッピ
ーディスクドライブ内でスタンバイ状態で実際のアクセ
スを待機することになる。ここでホスト機器からのアク
セス要求によりフロッピーディスクドライブのアクセス
動作がt2時点から開始されるとすると、t2時点から
スピンドルモータ110が回転駆動されることで、ター
ンテーブル101上のマグネット102の回転により、
ホール素子23において磁界変動が検出され、ホール素
子23から図7(g)のような検出信号が得られる。こ
れがセンサ制御部33内における例えば図6に示した構
成でスレッショルドレベルthと比較され、ホール素子
23の出力レベル(電位差)が或る程度大きくなった時
点t3で、図7(h)のように電源制御信号SPWは主
電源のオンを指示する状態となる。これに応じて図7
(i)のように電源回路32は、t3時点で主電源をオ
ンとする。つまり主電源電圧VMPをメインプロセッサ3
1、インターフェース部34に供給する。
【0048】このように主電源がオンとなった状態で、
メインプロセッサ31はメモリ素子6からの情報の読
出、インターフェース部34を介しての入出力部15へ
の転送を行う。そしてこの間は、フロッピーディスクド
ライブは読出アクセス実行期間であるため磁気ヘッド1
09により、入出力部15へ磁気信号としてあらわれる
読出情報を読み込むことになる。
【0049】もしくはフロッピーディスクドライブが書
込アクセスを実行する場合は、メインプロセッサ31
は、磁気ヘッド109により印加される磁界信号を、入
出力部15から取り込まれ、インターフェース部34を
介して電気信号として受け取った情報をメモリ素子6に
書き込む処理を行う。
【0050】図8は補助カセット10が主電源オンとさ
れている時点から、フロッピーディスクドライブから抜
き取られるまでの期間を示したタイミングチャートであ
る。図7のt3時点以降、主電源オンとされてアクセス
実行状態となっているが、例えば図8のt10時点でア
クセスが終了されるとする。即ちフロッピーディスクド
ライブ側では図8(d)(e)のようにスピンドルモー
タ110の回転を停止させるとともに磁気ヘッド109
による読出又は書込アクセス動作を終了させる。
【0051】このとき、実際にスピンドルモータ110
がt10時点で回転駆動が停止されて減速されていき、
その後停止に至ったとすると、図8(g)のようにホー
ル素子23によって検出される磁界変動レベルは徐々に
小さくなり、例えばt11時点で停止状態と判断される
レベルに至る。このとき、そのホール素子23の出力に
基づいて生成される電源制御信号SPWは図8(h)に
示すように主電源オフを指示する信号状態となり、これ
に応じて図8(i)のように電源回路32は、t11時
点で主電源をオフとし、主電源電圧VMPのメインプロセ
ッサ31、インターフェース部34への供給を停止す
る。つまりこの時点でスタンバイ状態に戻ることにな
る。そしてその後再びアクセスが行われる場合には、ス
ピンドルモータ110の回転が検出され、図7のt3時
点の場合と同様に主電源がオンとされる。
【0052】図8のt11時点以降、スタンバイ状態と
なるが、その後t12時点で補助カセット10がフロッ
ピーディスクドライブからイジェクトされたとすると、
その時点でシャッタ12が閉まることになる。従ってシ
ャッタ連動スイッチ24がオフとなり、スタンバイ電源
もオフとなる。即ちセンサ制御部33及びホール素子2
3の動作も停止され、補助カセット10は完全なオフ状
態となる。
【0053】以上の図7、図8のタイムチャートからわ
かるように、本例の補助カセット10は、フロッピーデ
ィスクドライブに装填されシャッター12が開けられた
状態になった際に、スタンバイ電源がオンとなり、スピ
ンドルモータ110の回転を検出するセンス動作が開始
される。そして、フロッピーディスクドライブが実際に
アクセス動作を開始し、スピンドルモータ110が回転
された際には、それを検出して主電源をオンとするよう
にしている。従って、メインプロセッサ31などの主要
回路部がアクティブとなるのは、実際にアクセスが行わ
れている期間のみとなる。
【0054】このようにしているため、フロッピーディ
スクドライブに装填されているときであっても、実際に
アクセスがない期間に消費される電力は、電源回路32
の一部とセンサ制御部33及びホール素子23に必要と
される微弱な電力のみとなる。つまり無駄な電力消費を
避けることができる。
【0055】そして実用上は、補助カセット10がフロ
ッピーディスクドライブ内に装填されている期間におい
て、実際にアクセスが実行される期間長はわずかな期間
となり、ほとんどの期間は図7の時点t1〜t2のよう
なアクセス待機期間となる。このため本例のようにアク
セス待機期間中に主電源をオフとしておくことは、電力
消費の削減にとって非常に有効なものとなり、バッテリ
ー21の長寿命化が実現できる。そしてそれによって、
頻繁な電池交換が不要となってユーザーの手間やコスト
が低減され、また電池交換回数が少ないことはカートリ
ッジの長寿命化にも寄与する。さらに不要時にメインプ
ロセッサ31等に電流が流れないことで、回路素子の消
耗を防止できるという効果がある。
【0056】なお、スピンドルモータ110の回転を磁
界変動で検出する場合、ホール素子23の出力として
は、回転停止時はゼロレベルであり、回転時にはほぼ完
全な2値波形となる。従って素子にさほどの精度は要求
されない。
【0057】3.第2の実施の形態 3−1 補助カセットの回路構成及び電源制御動作 次に第2の実施の形態としての補助カセット10につい
て図9及び図10で説明する。なお基本的な形状、構造
は第1の実施の形態の補助カセット10と同様であるた
め、重複説明を避け、異なる部位のみを説明することと
する。
【0058】図9に補助カセット10の内部構成を示す
が、上述した図4の例と異なるのは、装填連動スイッチ
25が設けられている点で或る。この装填連動スイッチ
25は、板状メモリ1がメモリ収納部17に挿入され、
コネクタ20に接続された状態となったときにオンとな
るスイッチとされている。そして回路構成を図10に示
すが、装填連動スイッチ25は、シャッタ連動スイッチ
24と直列に、スタンバイ電源電圧ライン上に配されて
いる。即ちこの第2の実施の形態の場合は、シャッタ1
2が開けられることと、コネクタ20に板状メモリ1が
接続されることという2つの条件が満たされた場合のみ
にスタンバイ電源電圧VSTがセンサ制御部33に供給さ
れ、スタンバイ状態とされるものとなる。
【0059】基本的な電源制御動作は上記図7、図8の
例と同様となるが、図7のt1時点、即ち補助カセット
10がフロッピーディスクドライブに装填されシャッタ
ー12が開かれる時点で、板状メモリ1が装着されてい
ることが、スタンバイ状態となる条件となる。従っても
しユーザーが板状メモリ1を装着していない補助カセッ
ト10をフロッピーディスクドライブに装填し、シャッ
ター12が開かれたとしても、スタンバイ電源電圧VST
はセンサ制御部33に供給されず、完全オフ状態のまま
となる。
【0060】板状メモリ1が装着されていない補助カセ
ット10に対しては、当然ながらフロッピーディスクド
ライブからは情報の読出/書込はできない。このような
アクセス不能期間には、スタンバイ電源をオンとしてお
くことも無駄なものとなる。つまりアクセス不能な状態
である補助カセット10に対しては、アクセス実行を検
出する動作は元々無用である。そこで本例では、板状メ
モリ1が装着されていない場合は、例えばシャッタ12
が開かれたとしても常に完全オフ状態とするようにし、
これによって無駄なバッテリー消費をより完全に防止す
るようにしている。
【0061】4.第3の実施の形態 4−1 補助カセットの回路構成 第3の実施の形態としての補助カセット10の内部構成
を図11、図12に示す。この例はスピンドルモータ1
10が回転された際にマグネット102による磁界変化
を検出するセンサ構成、及び上述してきたようなスタン
バイ期間を設けないことが、上記各例と異なるものとな
る。
【0062】この例では図11に示すように、ホール素
子ではなくコイル26が凹部28の近傍に配置され、こ
のコイル26が、磁界の変化に応じた電流を発生させる
ことを利用して電源制御を行うようにするものである。
また例えば上記各例のようにシャッタ12が開けられる
ことでスタンバイ状態となるようにすることは行わない
ため、シャッタ連動スイッチは設けられない。さらに、
そのことから、カートリッジ11にシャッタ12自体が
設けられないようにしてもよい。
【0063】内部の回路構成としては、図12に示すよ
うに検出信号生成部35が設けられる。この検出信号生
成部35は、スピンドルモータ110の回転時にコイル
26で発生される電流を利用して、所要の電源制御信号
SPWを発生させる部位とされる。また電源回路32と
してはスタンバイ電源電圧の出力系は不要となる。その
他の部位は、上記第1の実施の形態の場合と同様とな
る。
【0064】4−2 補助カセットの電源制御動作 この第3の実施の形態の補助カセット10についての電
源制御動作のタイムチャートを図13、図14に示す。
【0065】図13は、補助カセット10がフロッピー
ディスクドライブに装填されていない時点から、装填さ
れた後、主電源がオンとなるまでの期間を示したタイミ
ングチャートである。
【0066】図13(a)(b)(c)(d)(e)
は、上記図7(a)(b)(c)(d)(e)と同様の
状態として示しており説明を省略する。この例におい
て、例えばt20時点では、フロッピーディスクドライ
ブに補助カセット10が装填されていない状態を示して
おり、例えばt21時点においてユーザーが、板状メモ
リ10を装着した状態の補助カセット10をフロッピー
ディスクドライブに装填したとする。この場合補助カセ
ット10が装填され、シャッタ12が存在する場合はシ
ャッタ12が開かれても、補助カセット10の内部回路
としては主電源はオフのままである。つまり補助カセッ
ト10は、電源オフのまま、フロッピーディスクドライ
ブ内で実際のアクセスを待機することになる。
【0067】ここでホスト機器からのアクセス要求によ
りフロッピーディスクドライブのアクセス動作がt22
時点から開始されるとすると、t22時点からスピンド
ルモータ110が回転駆動されることで、ターンテーブ
ル101上のマグネット102の回転により、コイル2
6で電流が発生され、図13(f)のような信号が得ら
れる。この発生電流に対して検出信号生成部35におい
て、波形成形/パルス化などの所要の処理が行われ、図
13(g)のように主電源のオンを指示する電源制御信
号SPWが生成される。この電源制御信号SPWは電源
回路32に供給されることになるが、これに応じて図1
3(h)のように電源回路32は、t22時点で主電源
をオンとする。つまり主電源電圧VMPをメインプロセッ
サ31、インターフェース部34に供給する。
【0068】このように主電源がオンとなった状態で、
メインプロセッサ31はメモリ素子6からの情報の読
出、インターフェース部34を介しての入出力部15へ
の転送を行う。そしてこの間は、フロッピーディスクド
ライブは読出アクセス実行期間であるため磁気ヘッド1
09により、入出力部15へ磁気信号としてあらわれる
読出情報を読み込むことになる。もしくはフロッピーデ
ィスクドライブが書込アクセスを実行する場合は、メイ
ンプロセッサ31は、磁気ヘッド109により印加され
る磁界信号を、入出力部15から取り込まれ、インター
フェース部34を介して電気信号として受け取った情報
をメモリ素子6に書き込む処理を行う。
【0069】図14は補助カセット10が主電源オンと
されている時点から、フロッピーディスクドライブから
抜き取られるまでの期間を示したタイミングチャートで
ある。図13のt22時点以降、主電源オンとされてア
クセス実行状態となっているが、例えば図14のt30
時点でアクセスが終了されるとする。即ちフロッピーデ
ィスクドライブ側では図14(d)(e)のようにスピ
ンドルモータ110の回転を停止させるとともに磁気ヘ
ッド109による読出又は書込アクセス動作を終了させ
る。
【0070】スピンドルモータ110がt30時点で回
転駆動が停止されて減速されていき、その後停止に至っ
たとすると、図14(f)のようにコイル26によって
発生される電流信号は徐々に小さくなり、例えばt31
時点でほとんどゼロレベルとなる。このとき、その発生
電流に基づいて生成されていたる電源制御信号SPWは
図14(g)に示すように主電源オフを指示する信号状
態となり、これに応じて図14(h)のように電源回路
32は、t31時点で主電源をオフとし、主電源電圧V
MPのメインプロセッサ31、インターフェース部34へ
の供給を停止する。つまりこの時点で電源オフ状態に戻
ることになる。その後再びアクセスが行われる場合に
は、スピンドルモータ110の回転によってコイル26
から発生される電流に基づいて、図13のt31時点の
場合と同様に主電源がオンとされる。
【0071】図14のt31時点以降、例えばt32時
点で補助カセット10がフロッピーディスクドライブか
らイジェクトされるが、この間は継続して電源オフのま
まである。
【0072】以上の図13、図14のタイムチャートか
らわかるように、本例の補助カセット10は、フロッピ
ーディスクドライブに装填された後、実際にアクセスが
行われる期間のみ主電源がオンとされ、つまりメインプ
ロセッサ31などの主要回路部がアクティブとなるの
は、実際にアクセスが行われている期間のみとなる。そ
してそれ以外の期間は、常に電源オフ状態となる。従っ
て上記第1、第2の実施の形態と比較して、スタンバイ
電源をオンとすることもないため、より一層のバッテリ
ー電力消費の削減をはかることができ、バッテリー21
の長寿命化を実現できる。
【0073】5.第4の実施の形態 5−1 補助カセットの構造 次に第4の実施の形態としての補助カセット10Aの構
造について図15(a)(b)で説明する。上方から見
た斜視図である図15(a)については、第1の実施の
形態としての図1に示したものと同様となる。ところが
下方からみた斜視図である図15(b)からわかるよう
に、カートリッジ11の下面中央部位は凹部ではなく、
回転体27が配されている。
【0074】この回転体27は、通常のフロッピーディ
スクにおける磁気ディスクのセンタープレートと概略同
様の形状とされ、即ち駆動ピン孔27a、軸孔27bが
設けられている。そしてフロッピーディスクドライブに
装填され、スピンドルモータ110が回転される際に
は、軸ピン103が軸孔27bに、回転駆動ピン104
が駆動ピン孔27aに挿入される状態となり、また金属
により形成される回転体27の表面がマグネット102
によって吸着される。つまり、回転体27はアクセス時
にスピンドルモータ110によって回転されることにな
る。
【0075】この回転体27には、カートリッジ内部側
にマグネット27cが露出されるようにして固定配置さ
れている。もしくは回転体27cが扁平な円筒形状とさ
れる場合は、その円筒内部にマグネット27cが配され
る。従って、回転体27が回転されている期間は、カー
トリッジ11の内部側ではマグネット27cによる磁界
変動が観測されることになる。
【0076】5−2 補助カセットの回路構成及び電源
制御動作 この第4の実施の形態の補助カセット10Aの内部構成
を図16、図17に示す。図16、図17からわかるよ
うに、回転体27が設けられることを除いては、上記第
1の実施の形態の図4、図5の構成と同様となる。ホー
ル素子23は図4の場合と同様の位置、つまりこの場合
は回転体27の近傍となる位置に形成され、ホール素子
23は回転体27が回転した際にマグネット27cによ
って発生する磁界変動を検出するものとなる。
【0077】そして電源制御動作としては図7、図8で
説明したものと同様となる。即ち本例の補助カセット1
0Aは、フロッピーディスクドライブに装填されシャッ
ター12が開けられた状態になった際に、スタンバイ電
源がオンとなり、スピンドルモータ110の回転を検出
するセンス動作が開始される。但しこの場合はスピンド
ルモータ110によって回転される回転体27上のマグ
ネット27cによる磁界変動を検出するものとなる。そ
して、フロッピーディスクドライブが実際にアクセス動
作を開始し、スピンドルモータ110が回転された際に
は、それを検出して主電源をオンとするようにしてい
る。従って、メインプロセッサ31などの主要回路部が
アクティブとなるのは、実際にアクセスが行われている
期間のみとなる。
【0078】このようにしているため第1の実施の形態
と同様の効果を得ることができる。さらにこの例の場合
は、マグネット27cがより近い位置で回転されること
になるため、ホール素子23によって磁界変動を検出し
やすく、アクセス期間であるか否かをより確実に判別
し、主電源のオン/オフ制御を行うことができる。
【0079】6.第5の実施の形態 6−1 フロッピー型メモリの構造 図18〜図20で本発明の第5の実施の形態を説明す
る。この例は、上述してきたような板状メモリ1を装着
可能とした補助カセット10,10Aではなく、通常の
フロッピーディスクと概略同様のサイズ、形状のメディ
アであり、それ自体に内部にメモリ素子が内蔵されてい
るものである。即ち、通常のフロッピーディスクでは内
蔵された磁気ディスクが実際の記録メディアとなるが、
この例のフロッピー型メモリ50は、内蔵する固体メモ
リ素子、例えばフラッシュメモリやS−RAMが記録メ
ディアとなるものである。
【0080】例えばフロッピー型メモリ50を装填可能
に構成されたビデオカメラ装置、録音装置、情報処理装
置などを考え、これらの装置では撮影した画像データ、
録音した音声データ、所要の情報処理により生成したフ
ァイルデータなどを内部のメモリ素子に記憶させる。一
方、現在普及しているパーソナルコンピュータやワーク
ステーションなどの機器に内蔵もしくは接続されるフロ
ッピーディスクドライブにおいても、本例のフロッピー
型メモリ50を装着させ、記録再生が実行できるものと
している。
【0081】フロッピー型メモリ50の外観を図18に
示す。図18(a)は上面方向から見た斜視図、図18
(b)は底面方向から見た斜視図である。図からわかる
ように外観は図1に示した補助カセット10とほぼ同様
となる。カートリッジ11のサイズも同様である。但
し、この場合は板状メモリ1の収納、接続に関する部位
は設けられない。
【0082】そして、このフロッピー型メモリ50は、
合成樹脂によって成形された上下シェル11a、11b
によるカートリッジ11内に、メモリ素子を内蔵すると
ともに、そのメモリ素子に対する記憶又は再生を図24
で説明したようなフロッピーディスクドライブによって
可能とするためのインターフェース構成がとられてい
る。なお、シャッタ12、スライド用凹所13、ヘッド
挿入穴14、入出力部15、位置決め孔18a、18
b、ライトプロテクトスイッチ19、凹部28、バッテ
リー収納部29などの構成は、上記第1の実施の形態の
補助カセット10と同様としている。
【0083】6−2 フロッピー型メモリの回路構成及
び電源制御動作 この第5の実施の形態のフロッピー型メモリ50の内部
構成を図19、図20に示す。図19、図20からわか
るように、板状メモリ1に対する収納・接続のための構
成がとられず、代わりにメモリ素子29が設けられてい
ることを除いて、上記第1の実施の形態の図4、図5の
構成と同様となる。
【0084】そして電源制御動作としては図7、図8で
説明したものと同様となる。即ち本例のフロッピー型メ
モリ50は、フロッピーディスクドライブに装填されシ
ャッター12が開けられた状態になった際に、スタンバ
イ電源がオンとなり、センサ制御部33及びホール素子
23による、スピンドルモータ110の回転を検出する
センス動作が開始される。そして、フロッピーディスク
ドライブが実際にアクセス動作を開始し、スピンドルモ
ータ110が回転された際には、それを検出して主電源
をオンとするようにしている。従ってこのフロッピー型
メモリ50でも、メインプロセッサ31などの主要回路
部がアクティブとなるのは、実際にアクセスが行われて
いる期間のみとなり、第1の実施の形態の場合と同様な
効果を得ることができる。
【0085】7.第6の実施の形態 7−1 フロッピー型メモリの構造 第6の実施の形態としてのフロッピー型メモリ50Aの
構造について図21(a)(b)で説明する。上方から
見た斜視図である図15(a)については、第5の実施
の形態としての図18(a)に示したものと同様とな
る。ところが下方からみた斜視図である図15(b)か
らわかるように、カートリッジ11の下面中央部位は凹
部ではなく、回転体27が配されている。
【0086】この回転体27は、上記第4の実施の形態
の補助カセット10Aと同様のものとされ、通常のフロ
ッピーディスクにおける磁気ディスクのセンタープレー
トと概略同様の形状とされる。即ち駆動ピン孔27a、
軸孔27bが設けられている。そしてフロッピーディス
クドライブに装填され、スピンドルモータ110が回転
される際には、軸ピン103が軸孔27bに、回転駆動
ピン104が駆動ピン孔27aに挿入される状態とな
り、また金属により形成される回転体27の表面がマグ
ネット102によって吸着される。つまり、回転体27
はアクセス時にスピンドルモータ110によって回転さ
れることになる。
【0087】この回転体27には、カートリッジ内部側
にマグネット27cが露出されるようにして固定配置さ
れている。もしくは回転体27cが扁平な円筒形状とさ
れる場合は、その円筒内部にマグネット27cが配され
る。従って、回転体27が回転されている期間は、カー
トリッジ11の内部側ではマグネット27cによる磁界
変動が観測されることになる。
【0088】7−2 フロッピー型メモリの回路構成及
び電源制御動作 この第6の実施の形態のフロッピー型メモリ50Aの内
部構成を図22、図23に示す。図22、図23からわ
かるように、回転体27が設けられることを除いては、
上記第5の実施の形態の図19、図20の構成と同様と
なる。ホール素子23は回転体27の近傍となる位置に
配置され、このホール素子23は回転体27が回転した
際にマグネット27cによって発生する磁界変動を検出
するものとなる。
【0089】そして電源制御動作としては図7、図8で
説明したものと同様となる。即ち本例のフロッピー型メ
モリ50Aは、フロッピーディスクドライブに装填され
シャッター12が開けられた状態になった際に、スタン
バイ電源がオンとなり、スピンドルモータ110の回転
を検出するセンス動作が開始される。但しこの場合はス
ピンドルモータ110によって回転される回転体27上
のマグネット27cによる磁界変動を検出するものとな
る。そして、フロッピーディスクドライブが実際にアク
セス動作を開始し、スピンドルモータ110が回転され
た際には、それを検出して主電源をオンとするようにし
ている。従って、メインプロセッサ31などの主要回路
部がアクティブとなるのは、実際にアクセスが行われて
いる期間のみとなる。
【0090】このようにしているため第1の実施の形態
と同様の効果を得ることができる。さらにこの例の場合
は第4の実施の形態と同様に、マグネット27cがより
近い位置で回転されることになるため、ホール素子23
によって磁界変動を検出しやすく、アクセス期間である
か否かをより確実に判別し、主電源のオン/オフ制御を
行うことができる。
【0091】8.変形例 以上各種実施の形態としての例を説明してきたが、本発
明としてはさらに多様な変形例が考えられる。まず上述
したとおり、スピンドルモータ110の回転に伴う磁界
変動を検出する手段としては、ホール素子以外に、MR
素子やコイルを用いてもよい。また、あくまでもスピン
ドルモータ110の回転期間を、主電源オンとすべきア
クセス期間と判断するものであるが、スピンドルモータ
110が回転していることを検出する方式は、必ずしも
磁界変動検出方式によらなくてもよい。例えばスピンド
ルモータ110の回転に伴う振動を検出して主電源をオ
ンとするようにしてもよい。
【0092】さらに、第4、第6の実施の形態のように
回転体27が設けられるものの場合において、特にマグ
ネット27cを設けず、その回転体27が回転されるこ
と自体がトリガとされて主電源がオンとされるようにし
てもよい。この場合は例えばスタンバイ期間を不要とす
ることもできる。
【0093】また、上述した補助カセット10,10A
では、図3のような板状メモリ1を装着可能とするタイ
プで説明したが、もちろん他の形状/サイズの外部メモ
リを装着して使用する補助カセットでも本発明は適用で
きる。
【0094】
【発明の効果】以上の説明からわかるように本発明の記
憶媒体カートリッジでは、次のような効果が得られる。
請求項1又は請求項7にかかる記憶媒体カートリッジ
(例えば補助カセットやフロッピー型メモリのような記
憶媒体カートリッジ)では、ドライブ装置(フロッピー
ディスクドライブ)に装填された状態で、そのドライブ
装置により実際に記憶又は再生動作が行われる期間をス
ピンドルモータの回転により検出し、その間のみ主電源
をオンとするようにしているため、主電源がオンとされ
るのは実際にアクセスが行われる期間のみとなる。従っ
てバッテリー手段の電力消費は必要最小限とすることが
でき、無駄なバッテリー消耗を避けることができる。こ
れによってバッテリーの長寿命化、ユーザーのバッテリ
ー交換の手間やコストの低減、記憶媒体カートリッジの
長寿命化、無駄な電流による回路素子の消耗の防止とい
う各効果を得ることができる。
【0095】請求項2又は請求項8の発明によれば、シ
ャッタ手段が開かれることで第1のスイッチがオンとさ
れ、検出用電源電圧(スタンバイ電源電圧)を供給させ
てスピンドルモータの回転検出のためのセンサ系を動作
状態とすることができる。従って、回転検出系が動作電
源を必要とする構成の場合であった場合において、最低
限必要な時のみ、つまりドライブ装置に装填されてシャ
ッタ手段が開けられている期間のみ(アクセスの可能性
がある期間のみ)、スタンバイ電源をオンとすることに
なり、それ以外ではスタンバイ電源もオフとなるため、
無駄なバッテリー消費を避けることができる。これによ
りバッテリー消費の削減とともに、適切な回転検出(回
転検出に伴う主電源オン/オフ制御)が可能となる。
【0096】請求項3の発明によれば、補助カセット形
態であって記憶装置(板状メモリ)が装填される形態の
ものである場合に、記憶装置が装填されていない期間は
検出用電源はオンとされない。即ち補助カセットの場合
は記憶装置が装填されていない期間は使用されない期間
であり、たとえドライブ装置に装填されていたとしても
アクセスされるものではない(アクセス不能である)。
従って記憶装置が装填されていない場合は、ドライブ装
置によりシャッタ手段が開けられていても、検出用電源
をオンとすることは無駄であり、この請求項3の発明で
はそのような無駄なバッテリー消費を解消でき、より長
寿命化がはかられる。
【0097】請求項4又は請求項9の発明によれば、セ
ンサ手段が、ドライブ装置のスピンドルモータの回転に
応じて発生する磁界変動を検出する磁界センサ手段とさ
れていることで、簡易な構成でかつ正確にスピンドルモ
ータの回転を検出できる。特にこの場合、請求項5又は
請求項10の発明のように、磁界センサ手段が、スピン
ドルモータ上に設けられているチャッキングマグネット
により発生する磁界変動を検出できるようにされている
ことで、記憶媒体カートリッジとしての構成の簡略化が
促進できる。一方、請求項6又は請求項11の発明のよ
うに、磁界センサ手段が、ドライブ装置のスピンドルモ
ータにより回転される回転体に配されているマグネット
により発生する磁界変動を検出できるように構成されて
いることで、より正確な回転検出が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1〜第3の実施の形態の補助カセッ
ト及び板状メモリの斜視図である。
【図2】第1〜第3の実施の形態の補助カセットの斜視
図である。
【図3】第1〜第4の実施の形態の板状メモリの平面
図、正面図、側面図、底面図である。
【図4】第1の実施の形態の補助カセットの内部構成の
ブロック図である。
【図5】第1の実施の形態の補助カセットの回路構成の
ブロック図である。
【図6】第1の実施の形態の補助カセットのセンサ制御
部のブロック図である。
【図7】第1、第2、第4〜第6の実施の形態の電源制
御タイミングの説明図である。
【図8】第1、第2、第4〜第6の実施の形態の電源制
御タイミングの説明図である。
【図9】第2の実施の形態の補助カセットの内部構成の
ブロック図である。
【図10】第2の実施の形態の補助カセットの回路構成
のブロック図である。
【図11】第3の実施の形態の補助カセットの内部構成
のブロック図である。
【図12】第3の実施の形態の補助カセットの回路構成
のブロック図である。
【図13】第3の実施の形態の電源制御タイミングの説
明図である。
【図14】第3の実施の形態の電源制御タイミングの説
明図である。
【図15】第4の実施の形態の補助カセットの斜視図で
ある。
【図16】第4の実施の形態の補助カセットの内部構成
のブロック図である。
【図17】第4の実施の形態の補助カセットの回路構成
のブロック図である。
【図18】第5の実施の形態のフロッピー型メモリの斜
視図である。
【図19】第5の実施の形態のフロッピー型メモリの内
部構成のブロック図である。
【図20】第5の実施の形態のフロッピー型メモリの回
路構成のブロック図である。
【図21】第6の実施の形態のフロッピー型メモリの斜
視図である。
【図22】第6の実施の形態のフロッピー型メモリの内
部構成のブロック図である。
【図23】第6の実施の形態のフロッピー型メモリの回
路構成のブロック図である。
【図24】フロッピーディスクドライブのドライブ機構
の斜視図である。
【符号の説明】
1 板状メモリ、2 端子部、10,10A 補助カセ
ット、12 シャッタ、15 入出力部、17 メモリ
収納部、20 コネクタ、21 バッテリー、22 回
路部、23 ホール素子、24 シャッタ連動スイッ
チ、25 装填連動スイッチ、26 コイル、27 回
転体、27c マグネット、28 凹部、50,50A
フロッピー型メモリ、31 メインプロセッサ、32
電源回路、33 センサ制御部、34 インターフェ
ース、35 検出信号生成部、101 ターンテーブ
ル、102 マグネット、110 スピンドルモータ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着脱可能な記憶装置を装填できる記憶装
    置装填手段と、 所定のドライブ装置の磁気ヘッドとの間で情報の入出力
    が可能とされた入出力手段と、 前記記憶装置装填手段に装填された記憶装置から情報を
    読み出して前記入出力手段から出力させる動作、及び/
    又は前記入出力手段から入力された情報を前記記憶装置
    装填手段に装填された記憶装置に記憶させる動作を実行
    することができる記憶制御手段と、 バッテリー手段と、 前記バッテリー手段を電源として必要な動作電源を各部
    に供給させる電源回路手段と、 ドライブ装置のスピンドルモータの回転を検出するセン
    サ手段と、 前記センサ手段の検出動作に応じて、前記電源回路手段
    からの主電源電圧の供給動作をオン/オフさせるように
    制御を行う電源制御手段と、 を備えたことを特徴とする記憶媒体カートリッジ。
  2. 【請求項2】 ドライブ装置によって開かれることで、
    ドライブ装置のヘッドに対して前記入出力手段を露出さ
    せるシャッタ手段と、 前記電源回路手段からの検出用電源電圧の供給系に配さ
    れるとともに、前記シャッタ手段が開かれることでオン
    となる第1のスイッチを備え、 前記第1のスイッチを介して前記電源制御手段及び前記
    センサ手段に検出用電源電圧が供給されるように構成さ
    れたことを特徴とする請求項1に記載の記憶媒体カート
    リッジ。
  3. 【請求項3】 前記電源回路手段からの検出用電源電圧
    の供給系に配されるとともに、前記記憶装置装填手段に
    記憶装置が装填されたことに応じてオンとなる第2のス
    イッチを備え、前記第1のスイッチ及び前記第2のスイ
    ッチを介して前記電源制御手段及び前記センサ手段に検
    出用電源電圧が供給されるように構成されたことを特徴
    とする請求項2に記載の記憶媒体カートリッジ。
  4. 【請求項4】 前記センサ手段は、ドライブ装置のスピ
    ンドルモータの回転に応じて発生する磁界変動を検出す
    る磁界センサ手段とされていることを特徴とする請求項
    1に記載の記憶媒体カートリッジ。
  5. 【請求項5】 前記磁界センサ手段は、前記スピンドル
    モータ上に設けられているチャッキングマグネットによ
    り発生する磁界変動を検出できるように構成されている
    ことを特徴とする請求項4に記載の記憶媒体カートリッ
    ジ。
  6. 【請求項6】 ドライブ装置の前記スピンドルモータに
    より回転される回転体を備え、 前記磁界センサ手段は、前記回転体に配されているマグ
    ネットにより発生する磁界変動を検出できるように構成
    されていることを特徴とする請求項4に記載の記憶媒体
    カートリッジ。
  7. 【請求項7】 記憶手段と、 所定のドライブ装置の磁気ヘッドとの間で情報の入出力
    が可能とされた入出力手段と、 前記記憶手段から情報を読み出して前記入出力手段から
    出力させる動作、及び/又は前記入出力手段から入力さ
    れた情報を前記記憶手段に記憶させる動作を実行するこ
    とができる記憶制御手段と、 バッテリー手段と、 前記バッテリー手段を電源として必要な動作電源を各部
    に供給させる電源回路手段と、 ドライブ装置のスピンドルモータの回転を検出するセン
    サ手段と、 前記センサ手段の検出動作に応じて、前記電源回路手段
    からの主電源電圧の供給動作をオン/オフさせるように
    制御を行う電源制御手段と、 を備えたことを特徴とする記憶媒体カートリッジ。
  8. 【請求項8】 ドライブ装置によって開かれることで、
    ドライブ装置のヘッドに対して前記入出力手段を露出さ
    せるシャッタ手段と、 前記電源回路手段からの検出用電源電圧の供給系に配さ
    れるとともに、前記シャッタ手段が開かれることでオン
    となる第1のスイッチを備え、 前記第1のスイッチを介して前記電源制御手段及び前記
    センサ手段に検出用電源電圧が供給されるように構成さ
    れたことを特徴とする請求項7に記載の記憶媒体カート
    リッジ。
  9. 【請求項9】 前記センサ手段は、ドライブ装置のスピ
    ンドルモータの回転に応じて発生する磁界変動を検出す
    る磁界センサ手段とされていることを特徴とする請求項
    7に記載の記憶媒体カートリッジ。
  10. 【請求項10】 前記磁界センサ手段は、スピンドルモ
    ータ上に設けられているチャッキングマグネットにより
    発生する磁界変動を検出できるように構成されているこ
    とを特徴とする請求項9に記載の記憶媒体カートリッ
    ジ。
  11. 【請求項11】 ドライブ装置のスピンドルモータによ
    り回転される回転体を備え、 前記磁界センサ手段は、前記回転体に配されているマグ
    ネットにより発生する磁界変動を検出できるように構成
    されていることを特徴とする請求項9に記載の記憶媒体
    カートリッジ。
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