JPH10289557A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JPH10289557A
JPH10289557A JP9092062A JP9206297A JPH10289557A JP H10289557 A JPH10289557 A JP H10289557A JP 9092062 A JP9092062 A JP 9092062A JP 9206297 A JP9206297 A JP 9206297A JP H10289557 A JPH10289557 A JP H10289557A
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recording
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internal
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JP9092062A
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Teppei Yokota
哲平 横田
Nobuyuki Kihara
信之 木原
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Original Assignee
Sony Corp
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    • G11B2220/25Disc-shaped record carriers characterised in that the disc is based on a specific recording technology
    • G11B2220/2525Magneto-optical [MO] discs

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録メディアの有効利用 【解決手段】 携帯性の優れた外部記録媒体10が有効
利用できるように、記録再生装置20をデータ格納に用
いることができ、その外部記録媒体を用いる機器の使用
性を大きく向上させる記録再生装置を提供する。特に記
録再生装置においては、大容量の着脱不能な内部記録媒
体21を設け、格納装置として好適なものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は所定の外部記録媒体
との間でデータ授受を行うことができる内部記録媒体を
備えた記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディスク、テープ、カード等の各種の記
録媒体を用いた電子的なデータ保存が一般化し、オーデ
ィオ機器、ビデオ機器、撮影機器、コンピュータ機器な
どで広く用いられている。一般民生用途としては、音
楽、動画映像、静止画映像などの記録に用いられること
が多いが、特にこれらの分野では、記録再生システムの
互換性が要求されることが多い。また、各種の記録媒体
はそれぞれ記録容量、形状やサイズ及びそれに伴う携帯
性、対応する記録再生装置のドライブ機構その他の構成
などが様々であり、用途に応じて設計がされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、記録媒体を
利用して電子的にデータ保存を行う各種用途の個々の機
器についてみると、必ずしも良好な利用形態が実現され
ていない場合もある。例えばデジタルスチルカメラを例
にあげる。デジタルスチルカメラは、例えば記録媒体と
してメモリーカードを用い、撮影した画像データをメモ
リーカードに保存しておき、任意の時点でメモリーカー
ドから読み出した画像データ(写真撮影した画像デー
タ)を、液晶パネルなどによる表示部に表示させたり、
家庭でテレビジョン受像器などのモニタ装置に接続して
る表示させることができるものである。
【0004】撮影した画像データを携帯性に優れた小型
のメモリーカードに保存することは、カメラ撮影を行う
際には好適である。またフロッピーディスクや光磁気デ
ィスクなどのようなディスクメディアのように複雑なロ
ーディング機構や記録再生ヘッド機構を必要とせず、デ
ジタルスチルカメラのような小型携帯性を要求される機
器に採用することで、その装置の小型化や低コスト化が
実現できる。ところが小型のメモリーカードの場合は、
ディスクメディアなどの大容量記録媒体に比べてかなり
記録容量が小さいため、大量の画像データ保存には適し
ていない。つまり撮影した画像データを保存しておくに
は多数のメモリーカードが必要になってしまう。一方、
大容量化を実現するためにメモリーカードに換えてディ
スクメディアを用いる場合は、大量の画像データ保存が
可能となる一方で、ローディング機構や記録再生ヘッド
機構の複雑化、それに伴う機器の大型化、携帯性の悪
化、コストアップ等が生じてしまう。
【0005】例えばこのデジタルスチルカメラの例のよ
うに、各種記録媒体についての長所・短所から、必ずし
も使用に最適なシステム構成をとれない場合があり、特
に低コストを要求される民生用機器では、この問題が顕
著となる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点に鑑みて、電子的なデータ保持を行う記録媒体を用い
るシステムにおいて特に大量のデータ保存に好適な記録
再生装置を実現し、例えば小容量かつ可搬性を有する記
録媒体とともに用いることで、最適な使用性を得ること
を目的とする。
【0007】まず、記録再生装置内には、脱着不可能に
収納された所定の記録容量の内部記録媒体を設け、ヘッ
ド手段及び信号処理手段により、その内部記録媒体に対
する記録再生動作を実行可能とする。さらに内部記録媒
体の容量より少ない記録容量を有する可搬性の外部記録
媒体に対してデータの読出及び書込を行うことのできる
外部記録媒体ドライブ手段を設ける。そして制御手段の
制御に基づいて、内部記録媒体と外部記録媒体の間でデ
ータの授受を行うことができるようにする。
【0008】内部記録媒体は脱着不可能な記録媒体とす
ることでローディング機構の不要化やヘッド機構の簡略
化をはかり、例えば大容量のディスク状記録媒体を採用
するにあたっての問題を解消する。また外部機器でのデ
ータを保存する外部記録媒体に対する記録再生可能と
し、内部記録媒体と外部記録媒体のデータ授受を可能と
することで、小容量の小型の外部記録媒体の利点を外部
装置で生かすことができるようにする。つまり内部記録
媒体はデータ保存に、また外部記録媒体には小型・可搬
性による利点を生かした使用形態に適用できるようにす
る。
【0009】また内部記録媒体は脱着不能であり互換性
を考慮しなくてもよいことを生かし、いわゆるデータフ
ォーマットなどに関して自由に設定できるため、大容量
データ保存に適した構成をとっていく。例えばまた内部
記録媒体に関しては、記録再生動作管理を行うための管
理情報を記憶することのできるメモリ手段を設け、内部
記録媒体自体には管理情報その他の付随的な情報を記録
しなくてもよいようにする。またローディング動作も不
要であることからヘッド機構の簡略化もはかる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の記録再生装置の実
施の形態として、デジタルスチルカメラにより撮影した
写真画像のデータを大量に格納できるデータ格納装置の
例をあげて説明する。図1はデジタルスチルカメラ1の
使用に対して利用される本例の記録再生装置としてのデ
ータ格納装置20の使用イメージを示したものである。
【0011】デジタルスチルカメラ1は、例えば図示す
るように撮影部2、記録再生部3、表示部4、キャラク
タジェネレータ5、コントローラ6、操作部7等を有す
る。そして、このデジタルスチルカメラ1を用いて撮影
を行う際に、撮影した画像データを記録保持する記録媒
体としてメモりカード10が用いられる。
【0012】撮影部2はレンズ系やCCD(CHARGE COU
PLED DEVICE)などの撮像素子から成る撮像機構や、撮
像機構で得られた画像信号を画像データとしてエンコー
ドしたり、撮影画像モニタ信号とするための画像信号処
理回路が搭載されている。記録再生部3は装着されたメ
モリカード10に対する画像データの記録や、メモリカ
ード10に記録されている画像データの読出を行うため
の機構としてメモリカード10に対応するコネクタ部や
アドレスコントロール回路系などが搭載される。表示部
4は例えば液晶ディスプレイなどの表示パネルと、その
表示パネルの表示動作を実行させる表示ドライバなどを
有する。コントローラ6はマイクロコンピュータにより
形成され、操作部7としての各種操作キーからユーザー
が行った操作に基づいて、内部の動作プログラムにより
各部の制御を行う。
【0013】例えば操作部7からの操作により撮影モー
ドとされると、コントローラ6は撮影部2に対して撮影
画像の取込動作、モニタ画像生成動作、記録する画像デ
ータの生成動作等の実行を指示する。撮影モード時に
は、撮影部2のレンズ系から入射される被写体の画像と
してのモニタ画像が表示部4に供給される。また操作状
態や操作指示、バッテリー残量などの情報をユーザーに
提供するために、コントローラ6はキャラクタジェネレ
ータ5から必要なキャラクタデータを表示部4に供給さ
せる。表示部4の表示ドライバは、これらのモニタ画像
信号やキャラクタデータに応じて表示パネルを駆動し、
ユーザーに対して被写体側の画像や必要な情報を提示す
る。
【0014】ユーザーは表示パネルを見ながら被写体を
選択していき(カメラを向ける方向やズーム状態などを
選ぶ)、求める被写体画像が得られた時点で操作部7か
らシャッタ操作を行う。するとコントローラ6は、その
時点で撮影部2で得られている被写体画像を撮影した画
像データとして記録再生部3に送り、メモリカード10
に1枚の写真としての画像データとして記録させる。メ
モリカード1としては、例えば1枚の画像データが30
Kバイト程度とすると、30枚程度の画像データを記録
できるもの(容量が4Mバイト程度のもの)が一般的で
ある。
【0015】一方、操作部7からの操作により、このデ
ジタルスチルカメラ1が再生モードとされると、コント
ローラ6は記録再生部3に対して、装着されているメモ
リカード10からの画像データの読出を指示し、操作部
7からの操作に応じて、順次読み出される画像データを
表示部4に供給させる。表示部4では記録再生部3で再
生され供給されてきた画像データを表示パネルに表示す
ることになり、これによってユーザーはメモリカード1
0に記録した写真画像を任意に見ることができる。
【0016】このようなメモリカード10を用いるデジ
タルスチルカメラ1に対して、本例の記録再生装置とし
てのデータ格納装置20が用意される。データ格納装置
20は例えば図2のように構成される。まずメモリカー
ド10に対してデータの読出/書込を行うことのできる
メモリカードインターフェース部30が設けられる。こ
のメモリカードインターフェース部は上記したデジタル
スチルカメラ1の記録再生部3と同様に、メモリカード
10に対する記録再生機能を有し、つまりデジタルスチ
ルカメラ1で用いた(又はこれから用いる)メモリカー
ド10をデータ格納装置20に装填することで、データ
格納装置20はそのメモリカード10に対して画像デー
タ(及び後述する管理情報や付属情報等)の読出/書込
を行うことができるようにされている。
【0017】またデータ格納装置20内には、着脱不能
の記録媒体としてディスク21が設けられる。ディスク
21は例えば光磁気ディスク、磁気ディスクなどのオー
バーライト可能なディスク状記録媒体とされる。本例で
は磁界変調オーバライト方式に適合する光磁気ディスク
であるとする。具体的にはコンピュータ用途のMOディ
スクや、オーディオ用途として知られているミニディス
クとしての光磁気ディスクなどを利用してもよい。ただ
しこのディスク21は上記のようにデータ格納装置20
から着脱不能とされた固定の記録媒体とされるととも
に、少なくともメモリカード10よりも大容量とされ
る。例えば140Mバイトのディスクメディアとされ、
上記写真としての画像データであれば4600枚程度の
格納容量を有する。
【0018】ディスク21はスピンドルモータ22によ
り回転駆動されるように固定装填されている。そしてデ
ィスク21に対する記録/再生時にはスピンドルモータ
22によりディスク21がCLV方式(CONSTANT LINEA
R VEROCITY)又はCAV方式(CONSTANT ANGULAR VEROC
ITY)で回転駆動されながら、光学ヘッド23によりレ
ーザ光の照射が行われる。光学ヘッド23は、記録時に
は記録トラックをキュリー温度まで加熱するための高レ
ベルのレーザ出力を行い、また再生時には磁気カー効果
により反射光からデータを検出するための比較的低レベ
ルのレーザ出力を行う。このため光学ヘッド23には、
レーザ出力手段としてのレーザダイオード、偏光ビーム
スプリッタや対物レンズ等からなる光学系、及び反射光
を検出するためのディテクタ等が搭載されている。対物
レンズは光学ヘッド23内で2軸機構によってディスク
半径方向及びディスクに接離する方向に変位可能に保持
されている。
【0019】また、ディスク21を挟んで光学ヘッド2
3と対向する位置に磁気ヘッド25が配置されている。
磁気ヘッド25は供給されたデータによって変調された
磁界をディスク21に印加する。光学ヘッド23全体及
び磁気ヘッド25は、スレッド機構24によりディスク
半径方向に移動可能とされている。
【0020】再生動作によって、光学ヘッド23により
ディスク21から検出された情報はRFアンプ26に供
給される。RFアンプ26は供給された情報の演算処理
により、再生RF信号、トラッキングエラー信号、フォ
ーカスエラー信号等を抽出する。RFアンプ26の出力
のうちのサーボ情報はサーボ/ドライバ回路27に供給
される。
【0021】サーボ/ドライバ回路27は供給されたト
ラッキングエラー信号、フォーカスエラー信号や、マイ
クロコンピュータによって構成されるシステムコントロ
ーラ31からのトラックジャンプ指令、アクセス指令、
さらにはエンコーダ/デコーダ部28からのスピンドル
モータ2の回転速度検出情報等により、各種サーボ駆動
信号を発生させる。そしてその駆動信号に応じて光学ヘ
ッド23内の2軸機構及びスレッド機構24を駆動して
フォーカス及びトラッキング制御、アクセス制御を行な
い、またスピンドルモータ22の起動、CLVもしくは
CAV駆動、停止の制御を行う。
【0022】RFアンプ26から出力される再生RF信
号はエンコーダ/デコーダ部28に供給される。エンコ
ーダ/デコーダ部28は再生RF信号に関して2値化処
理、復調処理、エラー訂正処理等を行って再生データを
得る。また2値化した信号をPLL回路に注入してデコ
ード処理に用いる再生クロックの生成や、スピンドル回
転情報の抽出等も行う。
【0023】エンコーダ/デコーダ部28、バッファメ
モリ29、メモリカードインターフェース部30、コン
トローラ31、及び後述する外部インターフェース部4
0は、データ/制御バスBにより接続され、画像データ
やその他のデータ、各種制御信号の授受が可能とされ
る。例えばディスク21から読み出されてエンコーダ/
デコーダ部28でデコードされたデータ(画像データ)
は、バッファメモリ29に取り込まれる。そして後述す
るようにディスク21から読み出されたデータをメモリ
カード10に書き込む場合は、ディスク21から読み出
されてバッファメモリ29に取り込まれたデータがメモ
りカードインターフェース部30に転送されて、装着さ
れているメモリカード10に書き込まれる。
【0024】一方、後述するようにメモリカード10に
記録されている画像データをディスク21に記録する場
合は、メモリカードインターフェース30でメモリカー
ド10から取り込まれた画像データがバッファメモリ2
9に蓄積され、所定タイミングでエンコーダ/デコーダ
部28に供給される。
【0025】そしてエンコーダ/デコーダ部28で、デ
ィスク21で採用される所定のフォーマットに適合する
エラー訂正方式やデータ方式に応じたエンコード処理さ
れてディスク21に対する記録データが形成され、その
記録データが磁気ヘッドドライバ35に供給される。磁
気ヘッドドライバ35は記録データに応じて、磁気ヘッ
ド25に磁気ヘッド駆動信号を供給する。つまり、ディ
スク21に対して磁気ヘッド25によるN又はSの磁界
印加を実行させる。また、このときシステムコントロー
ラ31は光学ヘッド23に対して、記録レベルのレーザ
光を出力するように制御信号を供給する。
【0026】外部インターフェース部40は、例えば図
1に示した、当該データ格納装置20とは別体の専用表
示装置80やパーソナルコンピュータ90などの外部機
器とのデータ授受のために設けられる。即ち外部インタ
ーフェース40としてRS232CやSCSIなどのイ
ンターフェース規格に応じたインターフェース機能が与
えられ、ディスク21に記録された画像データの外部機
器に対する出力や、外部機器から供給される画像データ
のディスク21やメモリカード10への記録を行うこと
ができるようにされる。
【0027】表示部33は例えば液晶ディスプレイなど
によって構成され、コントローラ31の制御に基づい
て、ユーザーに対するメッセージ表示などを行う。な
お、この例のデータ格納装置20では、ディスク21に
記録された画像データを表示する表示部は設けておら
ず、画像データについてはメモリーカード10を介して
デジタルスチルカメラ1における表示部4で表示させる
か、もしくは外部インターフェース部40から専用表示
装置80に転送して、その専用表示装置80で表示させ
るようにしているが、このデータ格納装置20に画像表
示部を設けてディスク21に格納している画像データを
表示させるようにしてもよい。
【0028】操作部33は、ユーザーがデータ格納装置
20に対する動作指示を行うための操作キー等が設けら
れており、操作部33からユーザーの操作が行われるこ
とに応じてコントローラ31は所要の動作制御を行い、
必要な動作を実行させる。本例では、メモリカード10
の画像データをディスク21に取り込むセーブ操作、デ
ィスク21の画像データをメモリカード10に記録する
ロード操作、ディスク21の画像データを外部インター
フェース部40から他の機器へ転送する転送操作、ディ
スク21内の画像データの削除を行うデリート操作、後
述するようにロード動作時などにおいて画像データに付
属されるメモ情報を入力するためのモード設定を行うた
めなどのモード操作、メモ情報等を入力するための情報
入力操作、などが可能とされるように各種操作キー、操
作ダイヤル等が設けられている。
【0029】データ格納装置20の電源回路37はDC
−DCコンバータなどの回路系を有し、各部に対して電
源電圧VDD及びグランドラインGNDを提供する。電源
としては内蔵のバッテリー(充電池、乾電池)39や、
電源アダプタ38を介して商用交流電源を用いることが
できる。
【0030】カード検出部36はメモリカードインター
フェース30にメモリカード10が装填されているか否
かを検出し、その検出情報をコントローラ31に供給す
る。コントローラ31はメモリカード10の装填検出な
どに応じて後述するように所定の処理を行う。
【0031】メモリ34は例えばフラッシュROMなど
の不揮発性メモリとされる。このメモリ34には、主に
ディスク21に記録される画像データに関する管理情報
や、各画像データのブロックに関するカード属性情報、
画像付属情報などが記憶される。本例の場合、ディスク
21における記録再生領域は図3に示すように、データ
領域と退避領域に区分されている。退避領域は後述する
ヘッド退避のための領域とされ、データ記録は行われな
い。一方、データ領域には主にメモリカード10から読
み込まれた画像データが例えばブロック単位で記録され
ることになる。このブロックとは1枚のメモリカード1
0に記録されている全画像データで構成されるデータ単
位であり、つまり、或る1枚のメモリカード10から取
り込まれた全画像データが、ディスク21では1ブロッ
クの画像データ群としてデータ領域内に記録されること
になる。
【0032】そしてデータ領域には、各ブロックの画像
データ群を管理する管理情報は記録されず、ディスク2
1上でのブロック毎のアドレス、ブロック長、各ブロッ
クに付属する情報などは、メモリ34に記録されること
になる。
【0033】デジタルスチルカメラ1で画像データが記
録されるメモリカード10には図4に示すような内容の
情報が記録される。即ち、撮影された画像データとして
例えば30枚程度の撮影画像が記録されるとともに、メ
モリカード内の或る領域は、カード属性情報が記録され
る。即ちメモリカード10の記録データフォーマットや
領域(アドレス)設定情報その他の、そのメモリカード
10の属性が記録されている。また画像付属情報とし
て、そのメモリカード10に記録した画像データに関す
る情報、例えば日付/時刻情報や、ユーザーの入力した
メモ情報その他を記録できる領域が用意されている。な
お、画像付属情報は、画像データとしてメモリカード3
0内に記録した個別の画像データ毎に記録できるように
する場合もある。
【0034】このようなデータ内容のメモリカード10
がメモリカードインターフェース部30に装填された場
合、コントローラ31は画像データとともに、カード属
性情報、画像付属情報も読み込むことができる。そし
て、セーブ動作の際には、メモリカード10内の全画像
データに関しては、1ブロックの画像データ群としてデ
ィスク21のデータ領域に記録させるとともに、その記
録に伴って発生される管理情報(ディスク21上でのア
ドレスやブロックナンバ等)や、メモリカード10から
読み込まれるカード属性情報、画像付属情報を、メモリ
34に記憶させる。即ちディスク21には管理情報を記
録しないことで、より多量の画像データの記録ができる
ように、ディスク21上のデータ領域が有効利用され
る。
【0035】メモリ34には例えば図5のような形態で
管理情報等が記憶される。図示するようにメモリ34内
にはまずブロック管理領域が確保され、ディスク21に
記録されている各ブロックについてのアドレスやブロッ
クサイズ等が記憶される。メモリカード10の最小単位
を仮に1Mバイトとし、またディスク21には最大14
0個のメモリカード10の内容(つまり140ブロッ
ク)の画像データを記録できるとする。そしてメモリ3
4のブロック管理領域としては何ブロック目が何単位を
使用しているかなどの情報が記述される。またディスク
21のデータ領域において画像データをまだ記録してい
ない領域のアドレスや領域サイズなども管理する情報も
記憶される。
【0036】ブロック管理領域に続いて、各ブロック#
0〜#nのそれぞれについての属性記憶領域がxバイト
づつ用意される。この各xバイトの領域には、それぞれ
メモリカード10から読み込んだカード属性情報が記憶
される。さらに、各yバイトづつの領域として各ブロッ
ク#0〜#nのそれぞれについての付属情報を記憶する
付属情報記憶領域が確保される。付属情報としては、各
部ロックに対してユーザーが入力したメモ情報や、ブロ
ックの分類に用いる情報などを記憶させることができ
る。
【0037】ところで、ディスク21はデータ格納装置
20から取り出し不可能のものとされることで、ディス
ク21に関するローディング機構等は設けられない。そ
して、ディスク21に対して光学ヘッド23及び磁気ヘ
ッド25により記録再生が行われるわけであるが、その
ヘッド機構のイメージを図8、図9に示す。図8(a)
はヘッド周辺の上面方向から見た場合のイメージを、ま
た図8(b)(c)はそれぞれ前面方向、側面方向から
見た断面イメージである。なお、各図はあくまでも説明
のためのイメージ図であり実際のヘッド機構を示してい
るものではない。また図8(b)(c)は、それぞれ図
8(a)の構造の一部のみに対応して示している。
【0038】図8のように、ディスク21は、例えばデ
ィスクカートリッジ42に収納された状態のメディアが
用いられる。例えばミニディスクやMOディスクとして
知られているメディアをそのまま利用すればよい。そし
てこれらの既存のメディアを使用するにあたってデータ
格納装置20は、そのメディアの属するシステムで設定
されている記録フォーマットやデータ形式を考慮する必
要はなく、データ格納装置20は独自にディスク21上
での記録フォーマットやデータ形式を設定できる。なぜ
ならディスク21はデータ格納装置20から取り出すこ
とができないため、他の機器との互換性は全く考慮しな
くてよいためである。なお、もちろん既存のメディアで
なく、データ格納装置20に専用のメディアとしてディ
スク21を用意してもよく、また図8のようにディスク
カートリッジに収納された状態である必要はない。
【0039】図8の例の場合、ディスク21はディスク
カートリッジ42に収納された状態でスピンドルモータ
22によって回転されるものとされるが、ディスクカー
トリッジ42のシャッタ43は常にあけられた状態とさ
れ、ディスク41がディスクカートリッジ42から露出
されている。そしてこのようなディスク21(ディスク
カートリッジ42)が、フローティング機構41によっ
て支持されているシャーシ50上に固定載置されてい
る。
【0040】磁気ヘッド25はアーム45によってディ
スク21の上面側からディスク21に接触した状態に配
される。ディスク21に対する記録時は、図9(a)の
ように磁気ヘッド25が上面側からディスク21に接触
して磁界印加を行い、またその下面側から光学ヘッド2
3によるレーザ照射が行われるわけであって、記録時以
外は磁気ヘッド25は用いられないが、本例の場合、磁
気ヘッド25は常にディスク21に接触しており、つま
り図9(a)のような状態に保たれている。そしてこの
ように磁気ヘッド25が常時ディスク21に接触してい
ることは、磁気ヘッド25の昇降機構は不要とされるこ
とを意味し、これによってヘッド機構が簡略化されてい
る。
【0041】磁気ヘッド25と光学ヘッド23はアーム
45を介して機械的に連結されており、スレッド機構2
4となるスレッドモータ24a、スレッド軸24bによ
り、ディスク半径方向に移動可能とされる。つまり光学
ヘッド23がスレッド軸24bに支持されており、スレ
ッド軸24bがスレッドモータ24aによって回転され
ることで光学ヘッド23が移動され、また連結されてい
る磁気ヘッド25も移動されることになる。なお、実際
には光学ヘッド23を移動させるスレッド機構24は、
ラック/ピニオンギアによるものや、リニアモータによ
るものなどが考えられる。
【0042】また本例の場合磁気ヘッド25が常にディ
スク21に接触した状態であることは、ディスク記録面
の傷や消耗のおそれがある。このため図3で示したよう
にディスク21の例えば最内周側に退避領域が設定さ
れ、コントローラ31はディスク21に対する記録再生
を実行していない期間は、サーボ/ドライバ回路27に
支持を与え、スレッド機構24を駆動させて、磁気ヘッ
ド25が退避領域において接触している状態とする。こ
れにより、記録再生を行っていない期間に、データ領域
内で常に磁気ヘッドが接触している部位に悪影響が発生
し、データの記録再生に支障ができるようなことが回避
できる。
【0043】なお、磁気ヘッド25の昇降機構を設ける
例も考えられる。図9(b)は昇降機構46により磁気
ヘッド25が実線の接触位置と、破線の非接触位置に移
動されるようにしたものである。そして例えばメモリカ
ード10がメモリカードインターフェース部30に装着
されていることをメモリカード検出機構47が検出し、
装着状態が検出された際に昇降機構46が磁気ヘッド2
5を接触位置に、また非装着状態となったことが検出さ
れたら、昇降機構46が磁気ヘッド25を非接触位置に
退避させるようにすればよい。
【0044】この昇降機構46及びメモリカード検出機
構47は電気的に構成してもよいし機械的に構成しても
よい。例えば電気的に構成する場合は、メモリカード検
出機構47を上述したカード検出部36とし、スイッチ
機構や光学センサなどによるカード検出部36からの情
報に応じてコントローラ31が昇降機構46のモータを
駆動するような方式が考えられる。また機械的には、メ
モリカード10の装着に応じて移動されるカム機構など
により、磁気ヘッド25のアーム45が昇降するような
機構を配する構成が考えられる。このように昇降機構4
6を設ける場合、ディスク21に図3のような退避領域
を設定する必要はなく、その領域もデータ記録に用いる
ことで、ディスク21の画像データの記録容量を拡大で
きる。
【0045】以上のような構成のデータ格納装置20に
おいては、主にメモリカード10との間でのデータ授受
の動作が行われることになる。この動作のためのコント
ローラ31の処理を図6、図7により説明していく。図
6はデータ格納装置20の電源オフ状態からの処理を示
している。なお、電源オフ状態でもコントローラ31に
はスタンバイ電源VSTが供給されており、カード検出部
36による検出情報の対応処理を行うことができる。電
源オフ時においてコントローラ31はステップF101
で、カード検出部36からの情報を監視している。そし
てメモリカードインターフェース部30にメモリカード
10が装着されたことが検出されたら、ステップF10
2に進んで電源オンとする。即ち電源回路37から各部
への電源電圧VDDの供給を開始させる。
【0046】なお、メモリカード10の挿入に応じて自
動的に電源オンとされるものとしたが、操作部32に電
源操作キーを設けて、その操作に応じて電源オン/オフ
を行うようにすることも当然考えられる。またこれらの
自動電源オン/オフと操作による電源オン/オフを併用
することも考えられる。もちろん自動電源オンを採用し
ない場合は、電源オンの状態でステップF101の監視
処理が行われ、メモリカード10の装着に応じてステッ
プF102として示した処理を行わずにステップF10
3に進むことになる。
【0047】ステップF103では、メモリカードイン
ターフェース部30に対して装着されたメモリカード1
0からカード属性情報を読み込むことを指示し、その読
み込まれたカード属性情報の内容を判別する。メモリカ
ード10としては、デジタルスチルカメラ1のメーカー
や機種の違いなどにより、各種のフォーマットが並存し
ている可能性がある。このためデータ格納装置20が対
応できないフォーマットで画像データ等が記録されてい
るメモリカード10も存在し、もしそのようなメモリカ
ードであり、データ受け入れ条件が満たされていないこ
とが読み込んだカード属性情報から判断された場合は、
ステップF104からF105に進み、表示部33に受
入拒絶のメッセージを表示する。つまりその装填された
メモリカード10には本データ格納装置20が対応でき
ないことをユーザーに伝える。
【0048】カード属性情報から受け入れ条件を満たす
ことが確認されたら、ステップF106、F107でユ
ーザーの操作を判別する。ユーザーは操作部32から、
メモリカード10の画像データをディスク21に記録し
て保存したい場合はセーブ操作、逆にディスク21の画
像データをっM10に取り込みたい場合はロード操作を
行う。ロード操作が行われたことが検出されたら、ステ
ップF107からで示すように図7の処理に進む。ま
たセーブ操作が行われたことが検出されたら、ステップ
F106からF109以降の処理に進む。それ以外の操
作が行われた場合は、ステップF108として、その操
作に対応した処理を行う。
【0049】セーブ操作が行われ、つまりユーザーがメ
モリカード10の画像データをディスク21に保存する
ように指示が行われた場合は、コントローラ31は処理
をステップF109に進め、まずディスク21の画像デ
ータ記録可能な空き容量を確認する。この空き容量の確
認はメモリ34に記憶されているブロック管理領域内の
情報により行う。もし装填されているメモリカード10
に記録されている全画像データを記録するだけの空き容
量がディスク21に残されていないと判断した場合は、
ステップF110で、表示部33に容量不足の旨の表示
を行い、セーブ実行不能であることをユーザーに伝え、
次の操作を待つことになる。
【0050】ディスク空き容量が十分であった場合は、
ステップF111に進み、まずメモリカードインターフ
ェース部30に対してメモリカード10から画像付属情
報の読出を指示する。そしてコントローラ31はステッ
プF112で、読み込んだ画像付属情報もしくは既に読
み込まれているカード属性情報からそのメモリカード1
0(メモリカード10に画像データを記録したデジタル
スチルカメラ)のメーカーを判別する。
【0051】続いてステップF113で、メモリカード
インターフェース部30によってメモリカード10から
全画像データの読込を開始させ、その画像データを順次
バッファメモリ29に取り込んでいくとともに、バッフ
ァメモリ29に取り込まれた画像データを順次エンコー
ダ/デコーダ部28に供給させ、エンコード処理を実行
させて磁気ヘッドドライバ35に供給させ、磁気ヘッド
25からの磁界印加動作を実行させる。同時にサーボ/
ドライバ回路27に対してはディスク21の回転駆動、
光学ヘッド23の記録レーザ出力を指示する。これによ
ってメモリカード10に記録されていた画像データがデ
ィスク21に記録されていく。
【0052】メモリカード10の全画像データのディス
ク21への記録が終了したら、次にステップF114で
ベリファイ動作を行う。即ちステップF113で記録し
た画像データを読み出してメモリカード10内に記録さ
れている画像データ(例えばメモリカード10から読み
込まれてバッファメモリ29に保持されている画像デー
タ)と比較していき、正しく記録が行われたか否かのデ
ータチェックを行う。ベリファイ動作によって記録エラ
ーが検出された場合は、ステップF115からF116
に進み、記録リトライを行うか否かを判断する。例えば
記録エラーに対してN回まではリトライを行うと設定さ
れているとすると、ステップF116に進んだ回数がN
+1回目まではリトライを行うと判断され、ステップF
113に戻る。一方、N回の記録動作を行っても記録エ
ラーが検出された場合は、ステップF116からF11
7に進み、エラーの旨を表示部33に表示してユーザー
に伝え、セーブ動作を中止する。
【0053】ステップF114のベリファイ動作の結果
正常な記録完了が確認されたら、ステップF118で、
既に読み込んであったカード属性情報、及びステップF
112の判別によるメーカー識別コードを付加した画像
付属情報をメモリ34に記憶させるとともに、ディスク
21に記録した全画像データを1ブロックの画像データ
群として管理すべく、ブロック管理領域の管理情報内容
を更新する。以上の処理により、メモリカード10から
ディスク21へのセーブ動作が完了するため、ステップ
F119で表示部33にセーブ動作終了の旨を表示し、
ステップF120で電源回路37に対して電源オフ制御
を行う。なお上述したように電源オン/オフが操作部3
2の操作のみに応じて実行されるものである場合は、ス
テップF120の処理が行われないことはいうまでもな
い。
【0054】メモリカード10が装填されてステップF
102以降の処理が行われた後、ステップF107にお
いて、或るブロック画像データ群を指定してそれをロー
ドすべきことを指示するユーザーの操作が検出された場
合は、上述したように図7のステップF121に進む。
この場合はディスク21に記録されている或るブロック
としての画像データ群をメモリカード10に記録する処
理を開始する。まずステップF121では、装填されて
いるメモリカード10の画像データの記録状況を判別す
る。
【0055】ここでは、メモリカード10が画像データ
が記録されていない(もしくは過去に記録されていたが
既に消去された)ブランクカードであるか否かの判断を
行う。ブランクカードでなかった場合は、ステップF1
22からF123に進み、表示部33にブランクカード
ではないためロードを実行しない旨の表示を行い、処理
を終える。つまり、ブランクカードでない場合に、ロー
ド実行によってメモリカード10内に記録されている画
像データを消去してしまうことがないようにするための
処理である。
【0056】ブランクカードであった場合は、ステップ
F124で、それ以前のステップF103で読み込まれ
ているカード属性情報と、ロード対象となっているブロ
ックの属性情報を比較する。ロード対象のブロックの属
性情報とは、図5に示したメモリ34の属性記録領域に
おいて、そのブロックに対応して記憶されている属性情
報である。
【0057】属性情報比較により、その装填されている
メモリカード10に対してロード対象ブロックがフォー
マットやデータ形式等の点で適合するものではないと判
断された場合は、ステップF125からF126に進
み、表示部33に属性が適合しないためロードを実行し
ない旨の表示を行い、処理を終える。
【0058】ロード対象ブロックとメモリカード10の
属性が適合するものであった場合はステップF127に
進み、ロードを実行する。即ちサーボ/ドライバ回路2
7に対してディスク21の回転駆動、光学ヘッド23の
再生レーザ出力を指示するとともに、光学ヘッド23に
よって読み出され、エンコーダ/デコーダ部28でデコ
ードされた画像データをバッファメモリ29に取り込ん
でいく。そして所定タイミングでバッファメモリ29か
らメモリカードインターフェース部30に画像データを
転送し、メモリカード10に記録していく。
【0059】指定されたブロックとしての全画像データ
のメモリカード10への記録が終了したら、次にステッ
プF128でベリファイ動作を行う。即ちステップF1
27で記録した画像データをメモリカード10から読み
出して、指定ブロックの画像データ(例えばディスク2
1から読み込まれてバッファメモリ29に保持されてい
る画像データ)と比較していき、正しく記録が行われた
か否かのデータチェックを行う。
【0060】ベリファイ動作によって記録エラーが検出
された場合は、ステップF129からF130に進み、
記録リトライを行うか否かを判断する。例えば上述のセ
ーブ動作時と同様に記録エラーに対してN回まではリト
ライを行うと設定されているとすると、ステップF13
0に進んだ回数がN+1回目まではリトライを行うと判
断され、ステップF127に戻る。一方、N回の記録動
作を行っても記録エラーが検出された場合は、ステップ
F130からF131に進み、エラーの旨を表示部33
に表示してユーザーに伝え、ロード動作を中止する。
【0061】ステップF128のベリファイ動作の結果
正常な記録完了が確認されたら、ステップF129から
F132に進み、ユーザーに対してメモ情報を追加する
か否かの選択をさせる。即ちメモ追加の有無を尋ねる表
示を表示部33に実行し、ユーザーの操作を待つ。そし
てメモ情報を追加するための操作があった場合は、ステ
ップF133で、メモ情報の入力を待ち、入力が行われ
たらそのメモ情報を、メモリ34に記憶されているその
ブロックに対応した付属情報の内容に追加して、メモリ
カードインターフェース部30に転送し、メモリカード
10に記録させる。一方、メモ情報の追加の操作がなか
った場合はステップF132からF134に進み、その
ブロックに対応してメモリ34に記憶されている付属情
報の内容をメモリカードインターフェース部30に転送
し、メモリカード10に記録させる。
【0062】以上の処理により、ディスク21からメモ
リカード10へのロード動作が完了するため、ステップ
F135で表示部33にロード動作終了の旨を表示し、
ステップF130で電源回路37に対して電源オフ制御
を行う。この場合も、電源オン/オフが操作部32の操
作のみに応じて実行されるものである場合は、ステップ
F130の処理は行われない。
【0063】以上ような図6、図7の処理により、デー
タ格納装置20とメモリカード10の間でのセーブ動
作、ロード動作が実現され、このようなデータ格納装置
20により、例えばデジタルスチルカメラ1に関して良
好な使用形態が実現される。まずユーザーは、デジタル
スチルカメラ1を用いてメモリカード10に撮影した画
像データを保存することができるが、これは例えば30
枚程度の画像データである。そこで30枚程度の撮影を
行った時点で、そのメモリカード10をデータ格納装置
20に装填し、セーブ動作を実行させることで、その撮
影した30枚前後の画像データをディスク21に保存し
ておくことができる。そして次にデジタルスチルカメラ
を使用する際には、メモリカード10の初期化を行うこ
とで、同一のメモリカード10を用いて撮影を行うこと
ができる。即ちメモリカード10に記録した撮影画像は
逐次データ格納装置20にセーブしていくことで、メモ
リカードは少なくとも1枚あればよく、多数のメモリカ
ード10を購入し用意しておく必要はない。
【0064】データ格納装置20では例えばディスク2
1の容量にもよるが、かなり膨大な画像データを収納で
きるため、例えば民生用の機器としては、本例のように
ディスク21が脱却不能であっても容量的には全く問題
ない。ただし、長期の使用によってはデータ格納装置2
0の容量がフルに使用されてしまうこともあり、即ち上
記図6のステップF110に進む可能性もある。ディス
ク21は入れ換えることができないため、そのままでは
その後セーブ動作ができないことになるが、このような
場合は外部インターフェース部40を用いて外部機器
(例えばパーソナルコンピュータのハードディスク等)
に、ディスク21に記録されている全部又は一部の画像
データを転送して、その外部機器においてデータ格納を
行うことで対処すればよい。
【0065】そして外部機器にコピーした画像データに
ついては、デリート操作によりディスク21から削除さ
せ、ディスク21に空き容量を確保することになる。な
お、このような処置は外部インターフェース部40がな
くても可能である。即ちメモリカード10を用いて画像
データを外部機器にコピーしていき、コピーした画像デ
ータはディスク21から削除していけばよい。また、も
ちろんデリート操作により、保存が不要になった画像デ
ータを削除していくことで、空き容量を確保する方法も
ある。
【0066】またディスク21は脱却不能とすることか
ら、データ格納装置20ではディスク90の挿入/排出
のためのローディング機構が不要となり、ディスクドラ
イブ機構の簡略化及びそれに伴ってデータ格納装置20
としての低価格化も実現できる。またローディング機構
は一般に、ディスクの搬送を行うための複雑な移動機構
部を有するためにどうしても故障や動作不良の多い部位
となるが、ディスクローディング機構を有さないデータ
格納装置20ではこのような心配もなくなる。
【0067】データ格納装置20に格納した画像データ
は、メモリカード10にロードすることで、デジタルス
チルカメラ1の表示部4を用いて見ることができる。ま
た外部インターフェース40を介してパーソナルコンピ
ュータ90や専用表示装置80などの外部機器にロード
することで、ディスク21に格納してある画像データを
表示させることも可能である。つまりユーザーはディス
ク21に格納してある画像データを任意に見ることがで
きる。もちろんパーソナルコンピュータなどへロードす
ることで画像データの編集等も実行できる。
【0068】また、メモリ34にはディスク21に記録
された各ブロックについて管理情報とともに付属情報も
記録できるようにしている。この付属情報としてはセー
ブ後にユーザーが任意に追加入力できるようにしてもよ
い。そして、例えば家庭内で家族の各人がデータ格納装
置20を共用する場合などは、各ブロックに対応して使
用者名を付属情報として追加しておいたり、またあるユ
ーザーがブロック毎に、仕事用、趣味用などのインデッ
クスを付属情報として追加することも考えられる。もち
ろん使用者個人が、さらに多様な分類のためのインデッ
クス情報をブロック毎に付加していけばよい。
【0069】そしてメモリカード10や外部機器にデー
タをロードする場合に、コントローラ31はユーザーか
ら、ロード対象となるブロックの指示を待機することに
なるが、この際にユーザーが付属情報として与えている
インデックスや、メーカーコード、その他を指定するこ
とで、それに相当するブロックをメモリ34を検索して
抽出し、その抽出されたブロックをロード対象ブロック
としてロード実行するという動作方式も考えられる。こ
れにより、ディスク21に大量の画像データが格納され
た場合でも、ユーザーは容易に必要な画像データをメモ
リカード10や外部機器にロードさせることができる。
【0070】またコントローラ31はメモリ34に記憶
された、各ブロックについての付属情報によりファイリ
ング、分類を行い、その分類状況を表示部33に表示さ
せることで、ユーザーがディスク21の内容を容易に確
認できるようになる。
【0071】なお、図6、図7の処理例はあくまでも一
例であり、これ以外にも多様な処理例が考えられる。図
7のステップF123では、ブランクカードでなかった
場合にはロードを中止するようにしたが、この時点で表
示部33にブランクカードでない旨の警告表示を行い、
ユーザーがそれでもロード実行を指示した場合は、ステ
ップF124以降に進んでロード処理を開始するように
してもよい。
【0072】また挿入されたメモリカード10に応じて
ロード/セーブを自動実行することも考えられる。即ち
メモリカード10がブランクカードでなければ、そのメ
モリカード10の挿入はセーブ動作をも止めたものであ
ると判断して、セーブ操作がなくともセーブ動作を開始
するようにし、一方、ブランクカードが挿入された場合
は、それをロード指示とみなして、ロード対象となるブ
ロックの指定を求め、指定操作に応じてロード動作を開
始するようにしてもよい。
【0073】なお、図9(b)のように磁気ヘッド25
の昇降機構46を備えた場合で、昇降動作をコントロー
ラ31が制御する場合は、図6のステップF102の次
のタイミングなどで、磁気ヘッド25をディスク21に
接触させる動作制御を行えばよい。
【0074】なお本例はデジタルスチルカメラに対応す
るデータ格納装置20としての例を説明したが、本発明
の記録再生装置は、各種機器に対応してデータ格納に用
いる記録再生装置として適用できることはいうまでもな
い。また内部記録媒体として光磁気ディスクの例をあげ
たが、例えば、いわゆるコンピュータ用途で用いられて
いるハードディスクなどの磁気ディスクや、データスト
レージ用途の磁気テープ、ライトワンス型の光ディスク
などのメディアを用いてもよい。
【0075】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように本発明
では次のような効果が得られる。請求項1の発明によれ
ば、携帯性の優れた外部記録媒体が有効利用できるよう
に、記録再生装置をデータ格納に用いることができ、そ
の外部記録媒体を用いる機器の使用性を大きく向上させ
ることができる。また記録再生装置においては、内部記
録媒体は着脱しない機構とするためローディング機構等
の複雑な機構が不要であり、低コストかつ信頼性の高い
データ格納機器として提供できるという効果がある。
【0076】請求項2の発明によれば、内部記録媒体に
関する記録再生動作管理を行う管理情報をメモリ手段に
記憶させるため、管理情報領域を設けない分だけ内部記
録媒体のデータ記録可能容量を拡大できる。また管理情
報を検索する際にディスク等の内部記録媒体のアクセス
を行わなくてもよいため、編集や検索など、管理情報の
みを用いて実現できる処理は迅速化される。もちろん管
理情報に基づいて実行させる内部記録媒体へのアクセス
動作も迅速化される。
【0077】請求項3の発明によれば、磁気ヘッドは常
に内部記録媒体としてのディスクに接触しているように
するため、ヘッド機構は非常に簡易な構成とすることが
でき、機器の低コスト化や機械的信頼性の向上を得るこ
とができる。またディスクに対する記録又は再生動作を
実行していない期間は、磁気ヘッドがディスクの退避領
域において記録面に接触している状態となるようにする
ことで、ヘッド接触によるデータ記録面の消耗等を避け
ることができる。
【0078】請求項4の発明によれば、磁気ヘッド移動
手段により、外部記録媒体が装填されたことに応じて磁
気ヘッドを記録面に接触させ、外部記録媒体が脱却され
たことに応じて磁気ヘッドを記録面から離間させること
で、磁気ヘッド接触による記録面の消耗や、それを避け
るための退避領域の設定は不要となり、その分データ記
録に用いる容量を拡大できる。
【0079】請求項5の発明によれば、制御手段が外部
記録媒体に記録されているデータに関する管理情報を用
いて、外部記録媒体のデータを内部記録媒体に記録する
際に分類を行って記録すること、つまり外部記録媒体で
の付属情報や属性情報をメモリに取り込むことで、内部
記録媒体に記録されたデータの分類や検索管理を行うこ
とができ、例えば内部記録媒体からのロードの際にユー
ザーにスムースなロード対象の選択等を実行させること
ができるようになる。
【0080】請求項6の発明によれば、メモリ手段に記
憶された管理情報には内部記録媒体に記録されているデ
ータに関する分類情報が含まれており、制御手段は、そ
の分類情報に基づいて内部記録媒体からの再生動作を実
行させることで、分類に応じたロード動作などが可能と
なり、これもユーザーの操作性/利便性を大きく向上さ
せる。
【0081】請求項7の発明によれば、制御手段がメモ
リ手段に記憶された管理情報に基づいて、内部記録媒体
に記録されているデータ内容に関する表示を実行させる
ことで、ユーザーが内部記録媒体でのデータ格納状況や
データ内容等を容易に判別できる。
【0082】請求項8の発明によれば、制御手段は、或
る外部記録媒体が装填された際に、その外部記録媒体に
記録されている管理情報に基づいて、その外部記録媒体
から内部記録媒体へのセーブ動作の実行可否判断を行う
ことで、セーブ不可能なデータの実行が回避され、不適
切なデータ格納等が行われることはない。またその状況
を表示すれば、ユーザーに外部記録媒体の適応状況を伝
えることができる。
【0083】請求項9の発明によれば、外部記録媒体の
記録状態が初期状態でなければ、その外部記録媒体への
ロード動作を拒否又は警告することで、その外部記録媒
体のデータを不要に消去してしまうことを防止できる。
【0084】請求項10の発明によれば、制御手段は、
外部記録媒体の記録状態が初期状態であるか否かで、そ
の外部記録媒体の装填動作がロード動作を求めたかセー
ブ動作を求めたのかを判断し、必要な処理を開始するこ
とで、ユーザーのロード指示、セーブ指示のための操作
を簡略化できる。
【0085】請求項11の発明によれば、外部記録媒体
へのロード動作時に付加情報の追加を行う機会が得られ
るため、ユーザーは必要に応じて付加情報を追加し、そ
の後の利用に役立てることができる。
【0086】請求項12の発明によれば、外部記録媒体
ドライブ手段における外部記録媒体の装填の有無に応じ
て、当該記録再生装置の電源オン/オフ制御が行なわれ
るため、ユーザーの電源操作を簡略化できるとともに、
不要時には電源オフとなっているため省電効果も得られ
る。
【0087】請求項13の発明によれば、内部記録媒体
に記録された全部又は一部のデータを外部機器に転送出
力することができるインターフェース手段を有すること
で、効率的に内部記録媒体のデータを外部機器に転送す
ることができ、データの表示出力や、内部記録媒体の空
き容量確保などのために有効に利用できる。
【0088】請求項14の発明によれば、外部記録媒体
ドライブ手段は、外部記録媒体としてのメモリーカード
に対してデータの書込及び読出を実行できるように構成
されていることで、ディスクやテープなどの記録メディ
アに対応する場合に比べて簡易な機構でよく、記録再生
装置の構造の簡易化を促進できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のデータ格納装置を利用す
るシステムの説明図である。
【図2】実施の形態のデータ格納装置のブロック図であ
る。
【図3】実施の形態のデータ格納装置内のディスクのエ
リア構造例の説明図である。
【図4】実施の形態のデータ格納装置が対応するメモリ
カードのデータ例の説明図である。
【図5】実施の形態のデータ格納装置内のメモリの内容
例の説明図である。
【図6】実施の形態のデータ格納装置のセーブ/ロード
動作処理のフローチャートである。
【図7】実施の形態のデータ格納装置のセーブ/ロード
動作処理のフローチャートである。
【図8】実施の形態のデータ格納装置のヘッド機構の説
明図である。
【図9】実施の形態のデータ格納装置のヘッド機構の説
明図である。
【符号の説明】
1 デジタルスチルカメラ、2 メモリカード、20
データ格納装置、21ディスク、23 光学ヘッド、2
4 スレッド機構、25 磁気ヘッド、28エンコーダ
/デコーダ部、29 バッファメモリ、30 メモリカ
ードインターフェース部、31 コントローラ、32
操作部、33 表示部、34 メモリ、36 カード検
出部、37 電源回路、40 外部インターフェース部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 当該記録再生装置内に脱着不可能に収納
    された、所定の記録容量を有する内部記録媒体と、 前記内部記録媒体に対して記録再生動作を実行するため
    のヘッド手段と、 前記ヘッド手段による前記内部記録媒体に関する記録デ
    ータ及び再生データのエンコード及びデコードを行う信
    号処理手段と、 前記内部記録媒体における前記所定の容量より少ない記
    録容量を有する可搬性の外部記録媒体に対してデータの
    読出及び書込を行うことのできる外部記録媒体ドライブ
    手段と、 前記信号処理手段及び前記ヘッド手段による前記内部記
    録媒体に対する記録再生動作を制御するとともに、前記
    外部記録媒体ドライブ手段による前記外部記録媒体への
    データの書込及び読出を制御することで、前記外部記録
    媒体と前記内部記録媒体の間でのデータ授受を実行させ
    ることのできる制御手段と、 を備えたことを特徴とする記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記内部記録媒体に関する記録再生動作
    管理を行うための管理情報を記憶することのできるメモ
    リ手段を有することを特徴とする請求項1に記載の記録
    再生装置。
  3. 【請求項3】 前記内部記録媒体は光磁気ディスクとさ
    れ、かつ該光磁気ディスクには、データ記録を行わない
    退避領域が設定され、 前記ヘッド手段は、光学ヘッドと、前記内部記録媒体の
    記録面に常時接触している磁気ヘッドを有し、 前記制御手段は、前記内部記録媒体に対して記録又は再
    生動作を実行していない期間は、前記磁気ヘッドが前記
    退避領域において前記記録面に接触している状態となる
    ように、前記ヘッド手段を移動制御することを特徴とす
    る請求項1に記載の記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記内部記録媒体は光磁気ディスクとさ
    れ、 前記ヘッド手段は、光学ヘッドと、前記内部記録媒体の
    記録面に接触して記録動作を行う磁気ヘッドを有すると
    ともに、 前記外部記録媒体が前記外部記録媒体ドライブ手段に装
    填されたことに応じて前記磁気ヘッドを前記記録面に接
    触させ、前記外部記録媒体が前記外部記録媒体ドライブ
    手段から脱却されたことに応じて前記磁気ヘッドを前記
    記録面から離間させる磁気ヘッド移動手段を備えたこと
    を特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記外部記録媒体に記
    録されているデータに関する管理情報を用いて、前記外
    部記録媒体のデータを前記内部記録媒体に記録する際に
    分類を行って記録することができるように構成されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  6. 【請求項6】 前記メモリ手段に記憶された前記管理情
    報には前記内部記録媒体に記録されているデータに関す
    る分類情報が含まれており、 前記制御手段は、前記分類情報に基づいて、前記内部記
    録媒体からの再生動作を実行させることができるように
    構成されていることを特徴とする請求項2に記載の記録
    再生装置。
  7. 【請求項7】 表示手段を備えるとともに、 前記制御手段は、前記メモリ手段に記憶された前記管理
    情報に基づいて、前記内部記録媒体に記録されているデ
    ータ内容に関する表示を実行させることができるように
    構成されていることを特徴とする請求項2に記載の記録
    再生装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、或る外部記録媒体が前
    記外部記録媒体ドライブ手段に装填された際に、その外
    部記録媒体に記録されている管理情報に基づいて、その
    外部記録媒体のデータを前記内部記録媒体に記録する動
    作の実行可否判断を行うことを特徴とする請求項1に記
    載の記録再生装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、或る外部記録媒体が前
    記外部記録媒体ドライブ手段に装填された際に、その外
    部記録媒体の記録状態が初期状態か否かを判別し、初期
    状態でなければ、その外部記録媒体へ前記内部記録媒体
    から読み出したデータを記録する動作を拒否又は警告す
    ることを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、或る外部記録媒体が
    前記外部記録媒体ドライブ手段に装填された際に、その
    外部記録媒体の記録状態が初期状態でなければ自動的に
    その外部記録媒体に記録されているデータを前記内部記
    録媒体に記録させる動作制御を開始し、一方その外部記
    録媒体の記録状態が初期状態であれば前記内部記録媒体
    に記録されているデータをその外部記録媒体に記録させ
    る動作の指示があったと判断することを特徴とする請求
    項1に記載の記録再生装置。
  11. 【請求項11】 付加情報入力手段を備え、 前記制御手段は、前記内部記録媒体に記録されているデ
    ータを外部記録媒体に記録させる動作を実行した際に、
    前記付加情報入力手段から入力された付加情報を前記外
    部記録媒体に記録させることができるように構成されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  12. 【請求項12】 前記制御手段は、前記外部記録媒体ド
    ライブ手段における外部記録媒体の装填の有無に応じ
    て、当該記録再生装置の電源オン/オフ制御を行うこと
    ができるように構成されていることを特徴とする請求項
    1に記載の記録再生装置。
  13. 【請求項13】 前記内部記録媒体に記録された全部又
    は一部のデータを外部機器に転送出力することができる
    インターフェース手段を有することを特徴とする請求項
    1に記載の記録再生装置。
  14. 【請求項14】 前記外部記録媒体ドライブ手段は、前
    記外部記録媒体としてのメモリーカードに対してデータ
    の書込及び読出を実行できるように構成されていること
    を特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
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