JP2002247493A - 電子カメラ - Google Patents

電子カメラ

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JP2002247493A
JP2002247493A JP2001039133A JP2001039133A JP2002247493A JP 2002247493 A JP2002247493 A JP 2002247493A JP 2001039133 A JP2001039133 A JP 2001039133A JP 2001039133 A JP2001039133 A JP 2001039133A JP 2002247493 A JP2002247493 A JP 2002247493A
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JP2001039133A
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Takeshi Suzuki
猛士 鈴木
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】デモンストレーション的な撮影に伴うライトワ
ンス型記録媒体の消費を抑える。 【解決手段】リライタブル型記録媒体が装着され、それ
に所定量以上の記録可能容量があるときに(S401が
Y)、記録モードとしてライトワンス型記録媒体へ記録
するモード又はリライタブル型記録媒体へ記録した後に
ライトワンス型記録媒体へ記録するモードが指定され
(S403がN)、かつデモンストレーション時などに
設定されるデモモードが設定されていたときは(S40
5がY)、ライトワンス型記録媒体へ記録するモードで
はなく、リライタブル型記録媒体へ記録するモードを設
定する(S404)。これにより、撮影画像は、リライ
タブル型記録媒体へ記録されるようになり、ライトワン
ス型記録媒体の消費が抑えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ライトワンス型記
録媒体及びリライタブル型記録媒体を装着可能に構成さ
れた電子カメラに関し、特に、店頭や展示場等にて行わ
れるデモンストレーション時等には、ライトワンス型記
録媒体への撮影画像の記録を禁止させるように構成され
た電子カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】近年における電子カメラの普及に伴い、
それに内蔵若しくは着脱自在に構成される記録媒体も様
々なものが普及している。一般的には、データの記録及
び消去が可能なリライタブル型記録媒体が、電子カメラ
の記録媒体として使用されている。例えば、スマートメ
ディア(Smart Media は、株式会社東芝の登録商標)や
コンパクトフラッシュ(CompactFlashは、サンディスク
コーポレーションの登録商標)などのメモリカード、F
D(Floppy Disk )、MO(Magneto-Optic )等のディ
スク状記録媒体、また磁気記録テープなどの記録媒体も
使用されている。このリライタブル型記録媒体は、デー
タの記録及び消去が可能であるために、撮影画像がフル
に記録されていたとしても、不要な撮影画像を消去する
等すれば、撮影画像を新たに記録することが可能にな
り、1つの記録媒体を継続して利用することができると
いう利点を有している。
【0003】一方、最近では、一度だけデータを書き込
むことが可能なライトワンス型記録媒体も、電子カメラ
の記録媒体として使用され始めている。ライトワンス型
記録媒体は、例えば、CD−R(CD-Recordable )等の
ように、基盤上に形成された薄膜にレーザービームを照
射して穴(ピット)を形成することによりデータを記録
する記録媒体である。また、その他、熱の印加により材
料の光学的性質が不可逆的に変化することを利用してデ
ータを記録するものや、色素膜系材料や多層膜異種材料
がアモルファスから合金に変化することを利用してデー
タを記録するものもある。このように、ライトワンス型
記録媒体は、記録材(記録層)を不可逆的に変質するこ
とによりデータを記録するものであるため、すなわち記
録後の状態が極めて安定な物理現象を利用してデータを
記録するものであるため、経時安定性に優れ、またデー
タの書き換えが不可能であるためにデータの改ざんも防
止でき、高い信頼性が得られるという利点を有してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように、ライトワンス型記録媒体では、一度しかデー
タを書き込むことができないために、リライタブル型記
録媒体のように、不要な撮影画像を消去する等して1つ
の記録媒体を継続して利用する、ということができな
い。
【0005】従って、例えば販売店の店頭や展示場等に
て行われるデモンストレーション時等において、ユーザ
(来店者、来場者など)によるデモンストレーション的
な撮影により継続的にライトワンス型記録媒体へ撮影画
像が記録されると、ライトワンス型記録媒体の消費量が
多くなり、その記録媒体に係る負担が増大するという問
題を生じた。また、ライトワンス型記録媒体の交換作業
も頻繁に発生し、その交換作業に係る負担も増大させ
た。この為、ライトワンス型記録媒体の消費量やその交
換作業などを削減するために、ユーザによるデモンスト
レーション的な撮影を制限する販売店等が現れる虞もあ
り、電子カメラの販売活動に悪影響を及ぼす可能性もあ
った。
【0006】本発明の課題は、上記実情に鑑み、デモン
ストレーション時に設定されるデモモードなどの特殊モ
ード時には、ライトワンス型記録媒体への撮影画像の記
録を禁止し、ライトワンス型記録媒体の消費を抑える電
子カメラを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の態様であ
る電子カメラは、電子的な撮像手段と、該撮像手段によ
り得られた撮影画像をライトワンス型記録媒体及びリラ
イタブル型記録媒体に記録する記録制御手段と、特殊モ
ード時に前記撮影画像を前記ライトワンス型記録媒体に
記録することを禁止させるように前記記録制御手段を制
御する制御手段とを備えるように構成される。
【0008】上記の構成によれば、例えばデモンストレ
ーション時に設定されるデモモード等の特殊モード時
は、ライトワンス型記録媒体への撮影画像の記録が禁止
されるため、ライトワンス型記録媒体に撮影画像が記録
されることはなく、ライトワンス型記録媒体の消費を抑
えることが可能になる。尚、ライトワンス型記録媒体と
は、一度だけデータを書き込むことが可能な記録媒体の
ことであり、リライタブル型記録媒体とは、データの記
録及び消去が可能な記録媒体のことである。
【0009】尚、上述した本発明の第一の態様におい
て、前期特殊モード時に前記ライトワンス型記録媒体へ
の記録指示があったとき、前記制御手段は、前記リライ
タブル型記録媒体に前記撮影画像を記録させるように前
記記録制御手段を制御するように構成しても良い。
【0010】この構成によれば、特殊モード時にライト
ワンス型記録媒体への記録指示があったときは、撮影画
像が、ライトワンス型記録媒体へ記録されるのではな
く、リライタブル型記録媒体へ記録されるようになる。
また、上述した本発明の第一の態様において、前記特殊
モード時に前記ライトワンス型記録媒体への記録指示が
あったとき、前記撮影画像を、前記ライトワンス型記録
媒体へ記録するのに要する時間と略同一の時間を要して
前記リライタブル型記録媒体へ記録させるように待機時
間を設ける待機手段を更に備えるように構成しても良
い。
【0011】この構成によれば、特殊モード時にライト
ワンス型記録媒体への記録指示があったときは、撮影画
像を、ライトワンス型記録媒体へ記録するのに要する時
間と略同一の時間を要してリライタブル型記録媒体へ記
録させることができるので、ユーザに対し、あたかも撮
影画像がライトワンス型記録媒体へ記録されたように思
わせることが可能になる。
【0012】また、上述した本発明の第一の態様におい
て、前記特殊モード時に前記ライトワンス型記録媒体へ
の記録指示によって前記リライタブル型記録媒体へ記録
された撮影画像の再生指示があったとき、前記撮影画像
を、前記ライトワンス型記録媒体から再生するのに要す
る時間と略同一の時間を要して前記リライタブル型記録
媒体から再生させるように待機時間を設ける待機手段を
更に備えるように構成しても良い。
【0013】この構成によれば、特殊モード時に、ライ
トワンス型記録媒体への記録指示によりリライタブル型
記録媒体へ記録された撮影画像の再生指示があったとき
は、この撮影画像を、ライトワンス型記録媒体から再生
するのに要する時間と略同一の時間を要してリライタブ
ル型記録媒体から再生させることができるので、ユーザ
に対し、あたかも撮影画像がライトワンス型記録媒体か
ら再生されたように思わせることが可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施の形
態を示す電子カメラのシステム構成図である。同図に示
す電子カメラは、ライトワンス(Write-Once)型記録媒
体とリライタブル(Rewritable)型記録媒体が着脱自在
に構成され、何れの記録媒体に対してもデータの記録
(書き込み)及び再生(読み出し)が可能に構成されて
いる。また、撮影モードとして、販売店の店頭や展示場
等のデモンストレーション時においてライトワンス型記
録媒体への撮影画像の記録を禁止させるモードであるデ
モモードを備えて構成されている。
【0015】同図において、レンズ1は、被写体像をC
CD(Charge Coupled Device )2に結像するための撮
影光学系である。CCD2は、レンズ1により結像され
た被写体像を光電変換して画像を示す電気信号を出力す
る撮像素子である。
【0016】撮像回路3は、CPU_A20の制御の基
に、CCD2から出力された電気信号のリセット雑音な
どを除去するCDS(Correlated Double Sampling:相
関二重サンプリング回路)と、このCDSの出力信号の
信号レベルを調節するAGC(Automatic Gain Contro
l:オートゲインコントロールアンプ)を含んで構成さ
れ、このAGCの出力信号(アナログ信号)をA/D変
換回路4へ出力する。
【0017】A/D変換回路4は、撮像回路3の出力信
号であるアナログ信号をデジタル信号に変換し、このデ
ジタル信号を補正回路5へ出力する。補正回路5は、A
/D変換回路4の出力信号であるデジタル信号(画像デ
ータ)に対し、ホワイトバランスやγ補正等の画像補正
を行い、この補正された画像データをバスライン6へ出
力する。
【0018】また、FIFO(First-In First-Out)メ
モリ7、記録バッファ8、記録バッファ9、CPU_B
10、及びフレームメモリ11は、何れもバスライン6
に接続されており、このバスライン6を介して、相互に
データの授受が行われる。FIFOメモリ7は、CPU
_B10による画像処理によって得られた表示用の画像
データを一時的に格納するためのメモリであり、格納さ
れた画像データは、その後オンスクリーン回路12へ出
力される。
【0019】オンスクリーン回路12は、画像データに
日付等のオンスクリーン情報を重畳するための回路であ
り、重畳された画像データは、その後ビデオ出力回路1
3又はTFT(Thin Film Transistor)液晶駆動回路1
4へ出力される。ビデオ出力回路13は、画像データを
ビデオ信号である画像信号に変換してビデオ出力端子3
4へ出力する。
【0020】ビデオ出力端子34は、画像信号を他の機
器へ送出するための出力端子である。TFT液晶駆動回
路14は、画像データに基づきTFTパネル(TFT液
晶)15を駆動するための回路である。
【0021】TFTパネル15は、TFT駆動回路14
の駆動に基づき画像データを表示する。記録バッファ8
は、記録媒体I/F(インターフェイス)16を介し
て、ライトワンス型記録媒体17への画像データの書き
込み時や、ライトワンス型記録媒体17からの画像デー
タの読み出し時に、その画像データを一時的に蓄えるメ
モリである。
【0022】記録媒体I/F16は、ライトワンス型記
録媒体17との間でデータの授受を行うためのインター
フェイス機能を提供するものであり、ライトワンス型記
録媒体17への画像データの書き込み、あるいはライト
ワンス型記録媒体17からの画像データの読み出しの処
理が行われる。
【0023】ライトワンス型記録媒体17は、一度だけ
データを書き込むことが可能な記録媒体であり、例え
ば、CD−R等である。尚、ライトワンス型記録媒体1
7は、電子カメラから着脱自在に構成されている。記録
バッファ9は、記録媒体I/F(インターフェイス)1
8を介して、リライタブル型記録媒体19への画像デー
タの書き込み時や、リライタブル型記録媒体19からの
画像データの読み出し時に、その画像データを一時的に
蓄えるメモリである。
【0024】記録媒体I/F18は、リライタブル型記
録媒体19との間でデータの授受を行うためのインター
フェイス機能を提供するものであり、リライタブル型記
録媒体19への画像データの書き込み、あるいはリライ
タブル型記録媒体19からの画像データの読み出しの処
理が行われる。
【0025】リライタブル型記録媒体19は、データの
記録及び消去が可能な記録媒体であり、例えば、スマー
トメディアやコンパクトフラッシュなどのメモリカード
や、FD、MO等のディスク状記録媒体等である。尚、
リライタブル型記録媒体19も、電子カメラから着脱自
在に構成されている。
【0026】CPU_B10は、CPU_A20の制御
の基に、CPU_B10の内部に備えられた制御プログ
ラムに従い、ライトワンス型記録媒体17又はリライタ
ブル型記録媒体19への画像データ(撮影画像)の書き
込みや、ライトワンス型記録媒体17又はリライタブル
型記録媒体19からの画像データの読み出しなどのアク
セス制御処理等を行う。また、JPEG(Joint Photog
raphic Experts Group)方式による画像データの圧縮又
は伸張処理や、フレームメモリ11の制御処理なども行
う。
【0027】フレームメモリ11は、画像データを一時
的に蓄えるバッファメモリとして使用される他、CPU
_B10による各種処理のための作業用の記憶領域とし
ても使用されるメモリである。CPU_A20は、中央
演算処理装置であり、内部に備えた制御プログラムに従
い、電子カメラを構成する各部の制御(システムコント
ロール)を行う。また、画像データの書き込み先や読み
出し元をライトワンス型記録媒体17又はリライタブル
型記録媒体19の何れかに切り換える処理や、リライタ
ブル型記録媒体19への画像データの記録を禁止させる
処理等の記録媒体管理処理なども行う。また、装着され
ている記録媒体の記録可能容量(記録可能なメモリ残
量)を検出する処理や、ライトワンス型記録媒体17と
リライタブル型記録媒体19間の画像データの転送制御
処理等も行う。
【0028】アクチュエータ21は、撮影光学系である
レンズ1を駆動するための、ズーミング用モータ或いは
AF用モータ等を含むアクチュエータである。アクチュ
エータ駆動回路22は、CPU_A20の制御の基に、
アクチュエータ21を駆動するための回路である。
【0029】EEPROM(Electrically Erasable Pr
ogrammable Read-Only Memory )23は、変数や調整デ
ータなどの各種データが格納されるメモリであり、必要
に応じて、CPU_A20により各種データの読み出し
及び書き込みが行われる。外部データI/F24は、外
部機器とCPU_A20との間でのデータの授受を行う
ためのインターフェイス機能を提供するものであり、例
えば、外部機器と接続されているUSBケーブル又はR
S232Cケーブルなどが接続される。
【0030】キーマトリクス部25は、ユーザにより操
作される、電源スイッチ、デモモードを指定するデモモ
ード指定スイッチ(デモモード設定手段)、記録モード
を指定する記録モード指定スイッチ、及び再生モードを
指定する再生モード指定スイッチ等の各種スイッチや、
その他の各種ボタンなどにより構成され、ユーザからの
各種の指示を受け取ってCPU_A20に伝えるための
ものである。尚、記録モードとは、撮影画像を何れの記
録媒体へ記録するかを指定するモードであり、撮影画像
をリライタブル型記録媒体19へ記録するか、ライトワ
ンス型記録媒体17へ記録するか、又はリライタブル型
記録媒体19へ記録した後にライトワンス型記録媒体1
7へ記録するか、の何れかを指定するモードである。ま
た、再生モードとは、再生する撮影画像を何れの記録媒
体から再生する(読み出す)かを指定するモードであ
り、撮影画像をリライタブル型記録媒体19から再生す
るか、ライトワンス型記録媒体17から再生するかの何
れかを指定するモードである。
【0031】LCDパネル26は、LCD表示回路27
により駆動され、指定(設定)されている撮影モードな
ど、各種の設定条件が表示されるものである。LCD表
示回路27は、CPU_A20の制御の基に、LCDパ
ネル26を駆動する。
【0032】電池28は、電子カメラ1へ電力を供給す
るための電源である。電源回路29は、CPU_A20
の制御の基に、電池28から供給される電圧を制御し
て、電子カメラの各部に電力を供給する。バックアップ
電源30は、電子カメラに設定された各種設定値などを
維持(保持)するための電源であり、例えばコイン電池
や、スーパーキャパシタなどである。
【0033】電池状態検出回路31は、電池31の電源
残量(電池残量)を検出し、これをCPU_A20へ通
知する。記録媒体交換検出部32は、ライトワンス型記
録媒体17又はリライタブル型記録媒体19が装着され
ているか否かを検出するためのものであり、例えば位置
センサーなどである。
【0034】バックライトユニット33は、CPU_A
20の制御の基に、必要に応じてTFTパネル15の液
晶部に、その背面から光を照射する。次に、上述した構
成の電子カメラにおいて、CPU_A20によって行な
われる、本発明に関係する各種の制御処理について説明
する。尚、これらの処理は、CPU_A20が内部に備
えられた制御プログラムを読み取り実行することにより
行われる。
【0035】図2は、電子カメラの電源スイッチがON
されたときに実行される処理の一例を示すフローチャー
トであり、特に記録媒体の初期化処理を示している。
尚、同図に示すフローは、ユーザにより撮影モードが切
り換えられたとき、例えば、撮影モードが通常撮影モー
ドからデモモードへ切り換えられたとき等にも実行され
る処理である。
【0036】同図に示すように、電子カメラの電源スイ
ッチがオンされると、まず、記録媒体交換検出部32を
介して、現在電子カメラに装着(挿入)されている記録
媒体を検出し、装着されている記録媒体の有無を検出す
る(ステップ(以下、単にSと言う201)。
【0037】続いて、その検出結果から、リライタブル
型記録媒体19が装着されているか否かを判断する(S
202)。この判断処理において、リライタブル型記録
媒体19が装着されていないと判断したときは(S20
2がN)、TFTパネル15の表示画面に、リライタブ
ル型記録媒体19が装着されていない旨の表示を行い
(S203)、撮影許可フラグをクリアする(S20
4)。尚、この撮影許可フラグは、これがセットされて
いるときには撮影が許可され、クリアされているときに
は撮影が禁止されるフラグである。
【0038】一方、S202の判断処理において、S2
01の処理の検出結果から、リライタブル型記録媒体1
9が装着されていると判断したときは(S202が
Y)、次にそのリライタブル型記録媒体19の記録可能
容量(空き容量)を検出する(S205)。
【0039】そして、検出した記録可能容量が、所定の
記録容量以上有るか否かを判断する(S206)。ここ
で、所定の記録容量とは、撮影モードの設定や画質設定
などの各種設定条件に応じて決定される記録容量のこと
であり、例えば、その設定条件により撮影された1画像
データを記録するのに要する記録容量のことである。こ
の判断処理において、記録可能容量が所定の記録容量以
上無いと判断したときは(S206がN)、TFTパネ
ル15の表示画面に、リライタブル型記録媒体19に所
定の記録容量以上の記録可能容量が無い旨の表示(リラ
イタブル型記録媒体19フルの表示)を行い(S20
7)、S204の処理へ移行して撮影許可フラグをクリ
アする。
【0040】このように、リライタブル型記録媒体19
が装着されていないか、若しくはリライタブル型記録媒
体19が装着されているが所定の記録容量以上の記録可
能容量が無いときには、撮影許可フラグがクリアされ、
撮影が禁止される。一方、S206の判断処理におい
て、記録可能容量が所定の記録容量以上有ると判断した
ときは(S206がY)、次にライトワンス型記録媒体
17が装着(挿入)されているか否かを判断する(S2
08)。この判断処理で、ライトワンス型記録媒体17
が装着されていないと判断したときは(S208が
N)、TFTパネル15の表示画面に、ライトワンス型
記録媒体17が装着されていない旨の表示を行い(S2
09)、ライトワンス型記録媒体書き込み許可フラグを
クリアし(S210)、撮影許可フラグをセットする
(S211)。尚、ライトワンス型記録媒体書き込み許
可フラグは、これがセットされているときにはライトワ
ンス型記録媒体17への書き込みが許可され、クリアさ
れているときにはライトワンス型記録媒体17への書き
込みが禁止されるフラグである。
【0041】一方、S208の判断処理において、ライ
トワンス型記録媒体17が装着されていると判断したと
きは(S208がY)、そのライトワンス型記録媒体1
7の記録可能容量(空き容量)を検出する(S21
2)。そして、検出した記録可能容量が所定の記録容量
以上有るか否かを判断する(S213)。ここで、所定
の記録容量とは、前述のS206の処理において説明し
たものと同じである。この判断処理において、記録可能
容量が所定の記録容量以上無いと判断したときは(S2
13がN)、TFTパネル15の表示画面に、ライトワ
ンス型記録媒体17に所定の記録容量以上の記録可能容
量が無い旨の表示(ライトワンス型記録媒体17フルの
表示)を行い(S214)、S210の処理へ移行し
て、ライトワンス型記録媒体書き込み許可フラグをクリ
アし(S210)、撮影許可フラグをセットする(S2
11)。
【0042】一方、S213の判断処理において、記録
可能容量が所定の記録容量以上有ると判断したときは
(S213がY)、ライトワンス型記録媒体書き込み許
可フラグをセットし(S215)、撮影許可フラグをセ
ットする(S211)。このように、リライタブル型記
録媒体19が装着され、それに所定の記録容量以上の記
録可能容量があるときには、撮影許可フラグがセットさ
れ、撮影が許可される。
【0043】撮影許可フラグをクリア(S204)又は
セット(S211)されると、続いて、撮影モードがデ
モモードであるか否かを判断する(S216)。尚、デ
モモードは、デモモード指定スイッチが押されることに
より指定される。この判断処理で、デモモードであると
判断したときは(S216がY)デモフラグをセットし
(S217)、デモモードでないと判断したときは(S
216がN)デモフラグをクリアする(S218)。そ
して当該フローを終了する。尚、デモフラグは、これが
セットされているときにはライトワンス型記録媒体17
への書き込みが禁止され、クリアされているときにはラ
イトワンス型記録媒体17への書き込みが許可されるフ
ラグである。
【0044】図3は、記録モード判定処理の一例を示す
フローチャートである。同図に示すフローは、撮影され
た画像を何れの記録媒体に記録するかを判定し設定する
処理である。同図において、まず、撮影許可フラグがセ
ットされているか否かを判断する(S301)。この判
断処理で、撮影許可フラグがセットされていないと判断
したときは(S301がN)、TFTパネル15の表示
画面に、撮影を禁止する旨の表示を行うと共に撮影を禁
止し(S302)、当該フローを終了する。
【0045】このように、撮影許可フラグがセットされ
ていないとき、すなわち、リライタブル型記録媒体が装
着されていないか、又はリライタブル型記録媒体が装着
されているが所定の記録容量以上の記録可能容量がない
ときには、撮影が禁止される。従って、この場合は、ラ
イトワンス型記録媒体17へ撮影画像が記録されること
はない。
【0046】一方、S301の判断処理において、撮影
許可フラグがセットされていると判断したときは(S3
01がY)、前述の記録モード指定スイッチにより指定
されている記録モードが何れの記録モードであるかを判
断する。すなわち、まず、記録モードが、リライタブル
型記録媒体19へ記録する記録モードであるか否かを判
断する(S303)。この判断処理で、リライタブル型
記録媒体19へ記録する記録モードであると判断したと
きは(S303がY)、リライタブル型記録媒体19へ
記録する記録モードを設定し(S304)、撮影画像が
リライタブル型記録媒体19へ記録されるようにする。
【0047】一方、S303の判断処理において、リラ
イタブル型記録媒体19へ記録する記録モードでないと
判断したとき、すなわち、ライトワンス型記録媒体17
へ記録する記録モードであるか、又はリライタブル型記
録媒体19へ記録した後にライトワンス型記録媒体17
へ記録する記録モードであると判断したときは(S30
3がN)、次にデモフラグがセットされているか否かを
判断する(S305)。この判断処理で、デモフラグが
セットされていると判断したときは(S305がY)、
TFTパネル15の表示画面に、撮影モードがデモモー
ドである旨の警告表示を行い(S306)、S302の
処理へ移行して、TFTパネル15の表示画面に、更に
撮影を禁止する旨の表示を行うと共に撮影を禁止する。
【0048】このように、所定の記録容量以上の記録可
能容量を有するリライタブル型記録媒体19が装着され
ているときに、ライトワンス型記録媒体17へ記録する
記録モード、又はリライタブル型記録媒体19へ記録し
た後にライトワンス型記録媒体17へ記録する記録モー
ドが指定され、かつデモフラグがセットされていたとき
にも、撮影が禁止される。従って、この場合もライトワ
ンス型記録媒体17へ撮影画像が記録されることはな
い。
【0049】一方、S305の判断処理において、デモ
フラグがクリアされていると判断したときは(S305
がN)、次に、上述の記録モード指定スイッチにより指
定されている記録モードが、ライトワンス型記録媒体1
7へ記録する記録モードであるか否かを判断する(S3
07)。この判断処理で、ライトワンス型記録媒体17
へ記録する記録モードであると判断したときは(S30
7がY)、ライトワンス型記録媒体17へ記録する記録
モードを設定し(S308)、撮影画像がライトワンス
型記録媒体17へ記録されるようにする。
【0050】一方、S307の判断処理において、ライ
トワンス型記録媒体17へ記録する記録モードでないと
判断したとき、すなわち、リライタブル型記録媒体19
へ記録した後にライトワンス型記録媒体17へ記録する
記録モードであると判断したときは、この記録モードを
設定し(S309)、撮影画像がリライタブル型記録媒
体19へ記録された後にライトワンス型記録媒体17へ
記録されるようにする。
【0051】このようにして記録モードが設定され(S
304、S308、又はS309)、撮影画像の記録先
となる記録媒体が設定されると、ユーザによるレリーズ
操作を受け付けるなどの撮影待機処理(S310)へ移
行し、当該フローを終了する。
【0052】尚、図3に示したフローでは、S305の
処理においてデモフラグがセットされていたときには、
撮影を禁止するように処理していたが、このときに、撮
影を禁止せずに、撮影画像をリライタブル型記録媒体1
9へ記録するように処理しても良い。
【0053】図4は、このような処理の一例を示すフロ
ーチャートである。尚、同図に示すフローは、図3のS
305の判断処理においてデモフラグがセットされてい
ると判断した後の処理が異なるだけで、その他の処理に
ついては、図3に示した処理と同様であるので、ここで
はその説明を省略する。
【0054】図4において、デモフラグがセットされて
いると判断したときは(S405がY)、TFTパネル
15の表示画面に、デモモードである旨の表示を行い
(S406)、リライタブル型記録媒体19へ記録する
記録モードを設定し(S404)、撮影画像がリライタ
ブル型記録媒体19へ記録されるようにする。
【0055】これにより、デモモード時において、装着
されているリライタブル型記録媒体19に所定量以上の
記録可能容量があるときには、ユーザ(来店者、来場者
など)が、撮影画像の記録先としてライトワンス型記録
媒体17を指定したとしても、その撮影画像は、ライト
ワンス型記録媒体17へ記録されることはなく、リライ
タブル型記録媒体19へ記録されるようになる。従っ
て、デモモード時におけるライトワンス型記録媒体17
の消費を抑えることが可能になる。
【0056】図5は、図4に示したフローに基づくリラ
イタブル型記録媒体19への撮影画像の記録処理の一例
を示すフローチャートである。同図に示すフローでは、
まず、デモフラグがセットされているか否かを判断する
(S501)。この判断処理で、デモフラグがセットさ
れていないと判断したときは(S501がN)、通常
の、リライタブル型記録媒体19への撮影画像(画像デ
ータ)の書き込み処理を実行する。すなわち、まず、撮
影画像の1単位データを書き込む(S502)。尚、1
単位データとは、1クラスターや1バイトなどの所定の
単位データ量を示している。
【0057】続いて、撮影画像の書き込みが終了したか
否かを判断し(S503)、まだ終了していなければ
(S503がN)、S502の処理に戻り、撮影画像の
残りのデータの内の次の1単位データの書き込みを行
う。このようにして、撮影画像を全て書き込むまで、1
単位データ毎の書き込み処理(S502)を繰り返す。
【0058】そして、リライタブル型記録媒体19への
撮影画像の書き込みを終了すると(S503がY)、当
該フローを終了する。一方、S501の判断処理におい
て、デモフラグがセットされていたときは(S501が
Y)、撮影画像を、ライトワンス型記録媒体17へ書き
込むのに要する時間と略同一の時間を要してリライタブ
ル型記録媒体19へ書き込ませるように処理を行う。
【0059】すなわち、まず、撮影画像の1単位データ
を書き込む(S504)。続いて、Wait処理(待機
処理)を行う(S505)。このWait処理は、例え
ば、カウンター等を使用して所定時間待機する処理であ
る。続いて、撮影画像の書き込みが終了したか否かを判
断し(S506)、まだ終了していなければ(S506
がN)、S504の処理に戻り、撮影画像の残りのデー
タの内の次の1単位データの書き込みを行う。このよう
にして、撮影画像を全て書き込むまで、1単位データの
書き込み処理(S504)とWait処理(S505)
を繰り返す。このように、1単位データを書き込む毎に
Wait処理を行うことにより、撮影画像の書き込みに
要する時間を通常時よりも長くさせることが可能にな
る。
【0060】そして、リライタブル型記録媒体19への
撮影画像の書き込みを終了すると(S506がY)、当
該フローを終了する。尚、上記Wait処理における待
機時間(S505の処理で説明した所定時間)は、撮影
画像をライトワンス型記録媒体17へ書き込むのに要す
る時間と略同一の時間を要してリライタブル型記録媒体
19へ書き込ませることが可能になるような時間が設定
される。
【0061】このような時間を設定する理由は、一般的
にライトワンス型記録媒体はリライタブル型記録媒体に
比べて記録/再生速度が遅い(記録/再生に係る時間が
長い)場合が多く、特にライトワンス型記録媒体がディ
スクタイプでリライタブル型記録媒体が半導体タイプの
場合には、その差が顕著であり、実際の使用時より記録
に係る時間が短い印象をユーザに与えてしまう虞がある
ためである。
【0062】これにより、デモモード時において、撮影
画像の記録先としてライトワンス型記録媒体17が指定
されたときは、撮影画像が、ライトワンス型記録媒体1
7への書き込みに要する時間と略同一の時間を要してリ
ライタブル型記録媒体19へ書き込まれるようになるの
で、ユーザ(来場者、来店者など)に対し、あたかも撮
影画像がライトワンス型記録媒体17へ記録されたよう
に思わせることが可能になる。
【0063】尚、デモモードがセットされていたときに
撮影画像をリライタブル型記録媒体19へ記録するとき
は、デモモード時においてライトワンス型記録媒体17
への記録指示により書き込まれた旨を示す情報(フラグ
など)も一緒に付加して記録する。従って、後の再生処
理において、撮影画像に付加されたその情報を読み出す
ことによって、その撮影画像が、デモモード時において
ライトワンス型記録媒体17への記録指示により書き込
まれたものであることを判断することが可能になる。
【0064】次に、電子カメラの再生処理について説明
する。図6は、図4のフローで記録された撮影画像につ
いての再生モード判定処理の一例を示すフローチャート
である。同図に示すフローは、再生モード時に、ライト
ワンス型記録媒体17又はリライタブル型記録媒体19
の何れかから撮影画像(画像データ)を再生するか(読
み出すか)を判定し設定するフローである。
【0065】同図において、再生モード指定スイッチに
より撮影画像の読み出し元となる記録媒体が指定されて
再生指示が行われると(S601)、まず、デモフラグ
がセットされているか否かを判断する(S602)。こ
の判断処理で、デモフラグがセットされていないと判断
したときは(S602がY)、次に再生モード指定スイ
ッチにより指定された再生モードが、リライタブル型記
録媒体19から再生するモードであるか否かを判断する
(S603)。この判断処理で、リライタブル型記録媒
体19から再生するモードであると判断したときは(S
603がY)、リライタブル型記録媒体19から再生す
るモードを設定し(S604)、撮影画像がリライタブ
ル型記録媒体19から再生されるようにする。
【0066】一方、S603の判断処理において、リラ
イタブル型記録媒体19から再生するモードでないと判
断したとき、すなわちライトワンス型記録媒体17から
再生するモードであると判断したときは(S603が
N)、ライトワンス型記録媒体17から再生するモード
を設定し(S605)、撮影画像がライトワンス型記録
媒体17から再生されるようにする。
【0067】このように、デモフラグがセットされてい
ないときは、再生モード指定スイッチにより指定された
再生モードに従い再生モードが設定される。一方、S6
02の判断処理において、デモフラグがセットされてい
ると判断したときは(S602がY)、次に、リライタ
ブル型記録媒体19に記録されている撮影画像の中に、
デモモード時においてライトワンス型記録媒体17への
記録指示により書き込まれた旨を示す情報が付加された
撮影画像があるか否かを判断する(S606)。この判
断処理で、その情報が付加された撮影画像があると判断
したときは(S606がY)、TFTパネル15の表示
画面に、デモモードである旨の表示を行い(S60
7)、S604の処理に移行してリライタブル型記録媒
体19から再生するモードを設定する。
【0068】これにより、再生モード指定スイッチによ
り、ライトワンス型記録媒体17から再生するモードが
指定されても、リライタブル型記録媒体19に、デモモ
ード時においてライトワンス型記録媒体17への記録指
示により書き込まれた旨を示す情報が付加された撮影画
像が記録されていたときには、リライタブル型記録媒体
19から再生するモードが設定される。
【0069】一方、S606の判断処理において、その
情報が付加された撮影画像がないと判断したときは(S
606がN)、次に、再生モード指定スイッチにより指
定されている再生モードが、リライタブル型記録媒体1
9から再生するモードであるか否かを判断する(S60
8)。この判断処理で、リライタブル型記録媒体19か
ら再生するモードであると判断したときは(S608が
Y)、リライタブル型記録媒体19から再生するモード
を設定し(S604)、リライタブル型記録媒体19か
ら再生されるようにする。一方、リライタブル型記録媒
体19から再生するモードでないと判断したとき、すな
わちライトワンス型記録媒体17から再生するモードで
あると判断したときは(S608がN)、ライトワンス
型記録媒体17から再生するモードを設定し(S60
5)、ライトワンス型記録媒体17から再生されるよう
にする。
【0070】このように、デモフラグがセットされてお
り、リライタブル型記録媒体19に記録されている撮影
画像の中に、デモモード時においてライトワンス型記録
媒体17への記録指示により書き込まれた旨を示す情報
が付加された撮影画像があるときには、リライタブル型
記録媒体19から再生するモードが設定され、その情報
が付加された撮影画像がないときには、再生モード指定
スイッチにより指定された再生モードに従った再生モー
ドが設定される。
【0071】そして、再生モードが設定されると(S6
04又はS605)、その設定された再生モードに基づ
き、設定された記録媒体から撮影画像が再生される再生
処理が行われ(S609)、当該フローを終了する。図
7は、図6に示したフローに基づくリライタブル型記録
媒体19からの撮影画像の再生(読み出し)処理の一例
を示すフローチャートである。同図に示すフローでは、
まず、デモフラグがセットされているか否かを判断する
(S701)。この判断処理で、デモフラグがセットさ
れていないと判断したときは(S701がN)、通常
の、リライタブル型記録媒体19からの撮影画像(画像
データ)の再生(読み出し)処理を実行する。すなわ
ち、まず、再生しようとする撮影画像の1単位データを
読み出す(S702)。尚、1単位データとは、前述し
たように1クラスターや1バイトなどの所定の単位デー
タ量を示している。
【0072】続いて、撮影画像の読み出しが終了したか
否かを判断し(S703)、まだ終了していなければ
(S703がN)、S702の処理に戻り、再生しよう
とする撮影画像の残りのデータの内の次の1単位データ
を読み出す。このようにして、再生しようとする撮影画
像を全て読み出すまで、1単位データ毎の読み出し処理
(S502)を繰り返す。
【0073】そして、リライタブル型記録媒体19から
の撮影画像の読み出しを終了すると(S703がY)、
当該フローを終了する。一方、S701の判断処理にお
いて、デモフラグがセットされていたときは(S701
がY)、撮影画像を、ライトワンス型記録媒体17から
読み出すのに要する時間と略同一の時間を要してリライ
タブル型記録媒体19から読み出させるように処理を行
う。
【0074】すなわち、まず、再生しようとする撮影画
像の1単位データを読み出す(S704)。続いて、W
ait処理(待機処理)を行う(S705)。このWa
it処理は、例えば、カウンター等を使用して所定時間
待機する処理である。
【0075】続いて、撮影画像の読み出しが終了したか
否かを判断し(S706)、まだ終了していなければ
(S706がN)、S704の処理に戻り、再生しよう
とする撮影画像の残りのデータの内の次の1単位データ
を読み出す。このようにして、撮影画像を全て読み出す
まで、1単位データの読み出し処理(S704)とWa
it処理(S705)を繰り返す。このように1単位デ
ータを読み出す毎にWait処理を行うことにより、再
生しようとする撮影画像の読み出しに要する時間を通常
時よりも長くさせることが可能になる。
【0076】そして、リライタブル型記録媒体19から
の撮影画像の読み出しを終了すると(S706がY)、
当該フローを終了する。尚、上記Wait処理における
待機時間(S705の処理で説明した所定時間)は、撮
影画像をライトワンス型記録媒体17から読み出すのに
要する時間と略同一の時間を要してリライタブル型記録
媒体19から読み出させることが可能になるような時間
が設定される。
【0077】これにより、デモモード時においてライト
ワンス型記録媒体17への記録指示によりリライタブル
型記録媒体19へ書き込まれた撮影画像を再生するとき
には、ライトワンス型記録媒体17から読み出すのに要
する時間と略同一の時間を要してリライタブル型記録媒
体19から読み出されるようになるので、ユーザ(来場
者、来店者など)に対し、あたかも撮影画像がライトワ
ンス型記録媒体17から読み出されたように思わせるこ
とが可能になる。
【0078】以上、本実施形態によれば、店頭や展示場
などで行われるデモンストレーション時などにおいて、
デモモードを設定しておけば、ユーザ(来店者、来場者
等)が、撮影画像をライトワンス型記録媒体17へ記録
するように指定したとしても、ライトワンス型記録媒体
17への記録は禁止され、例えば、撮影自体が禁止され
るか(図3)、又は撮影画像をライトワンス型記録媒体
17へ記録したように見せかけて、実際にはリライタブ
ル型記録媒体19へ記録されるようになる(図4、図
5)。これにより、デモンストレーション時におけるラ
イトワンス型記録媒体17の消費を抑えることが可能に
なる。
【0079】また、その記録のときには、撮影画像をラ
イトワンス型記録媒体17へ記録するのに要する時間と
略同一の時間を要してリライタブル型記録媒体19へ記
録させることができるので、ユーザに対し、あたかも撮
影画像をライトワンス型記録媒体17へ記録したように
思わせることが可能になる。
【0080】また、再生処理においても、デモモード時
においてライトワンス型記録媒体17への記録指示によ
り書き込まれた旨を示す情報が付加された撮影画像を読
み出すときには、ユーザ(来店者、来場者等)が、再生
モードとして、撮影画像をライトワンス型記録媒体17
から再生するモードを指定したとしても、ライトワンス
型記録媒体17から読み出したように見せかけて、実際
にはリライタブル型記録媒体19から読み出されるよう
になる。
【0081】また、その読み出しのときには、撮影画像
をライトワンス型記録媒体17から読み出すのに要する
時間と略同一の時間を要してリライタブル型記録媒体1
9から読み出させることができるので、ユーザに対し、
あたかもライトワンス型記録媒体17から読み出したよ
うに思わせることが可能になる。
【0082】尚、本実施形態において、図5のS504
〜S506の処理では、1単位データを書き込む毎にW
ait処理(S505)を設けているが、その他、例え
ば複数単位データを書き込む毎に設けるようにしても良
く、最終的に撮影画像をライトワンス型記録媒体17へ
記録するのに要する時間と略同一の時間を要してリライ
タブル型記録媒体19へ記録させるように構成すれば良
い。
【0083】また、図7のS704〜S706の処理も
同様に、その他、例えば複数単位データを読み込む毎に
Wait処理(S705)を設けるようにしても良く、
最終的に撮影画像をライトワンス型記録媒体17から再
生するのに要する時間と略同一の時間を要してリライタ
ブル型記録媒体19から再生させるように構成すれば良
い。
【0084】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、店頭や展示場等にて行われるデモンストレーシ
ョン時に設定されるデモモードなどの特殊モードが設定
されたときは、ライトワンス型記録媒体への撮影画像の
記録を禁止し、ライトワンス型記録媒体の消費を抑える
ことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す電子カメラのシス
テム構成図である。
【図2】電子カメラの電源スイッチがONされたときに
実行される処理の一例を示すフローチャートである。
【図3】記録モード判定処理の一例を示すフローチャー
トである。
【図4】記録モード判定処理の別例を示すフローチャー
トである。
【図5】図4に示したフローに基づくリライタブル型記
録媒体への撮影画像の記録処理の一例を示すフローチャ
ートである。
【図6】再生モード判定処理の一例を示すフローチャー
トである。
【図7】図6に示したフローに基づくリライタブル型記
録媒体からの撮影画像の再生処理の一例を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 レンズ 2 CCD 3 撮像回路 4 A/D変換回路 5 補正回路 6 バスライン 7 FIFOメモリ 8、9 記録バッファ 10 CPU_B 11 フレームメモリ 12 オンスクリーン回路 13 ビデオ出力回路 14 TFT液晶駆動回路 15 TFTパネル 16 記録媒体I/F 17 ライトワンス型記録媒体 18 記録媒体I/F 19 リライタブル型記録媒体 20 CPU_A 21 アクチュエータ 22 アクチュエータ駆動回路 23 EEPROM 24 外部データI/F 25 キーマトリクス部 26 LCDパネル 27 LCD表示回路 28 電池 29 電源回路 30 バックアップ電源 31 電池状態検出回路 32 記録媒体交換検出部 33 バックライトユニット 34 ビデオ出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/907 H04N 5/907 B // H04N 101:00 101:00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子的な撮像手段と、 該撮像手段により得られた撮影画像をライトワンス型記
    録媒体及びリライタブル型記録媒体に記録する記録制御
    手段と、 特殊モード時に前記撮影画像を前記ライトワンス型記録
    媒体に記録することを禁止させるように前記記録制御手
    段を制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする電子カメラ。
  2. 【請求項2】 前記特殊モード時に前記ライトワンス型
    記録媒体への記録指示があったとき、 前記制御手段は、前記リライタブル型記録媒体に前記撮
    影画像を記録させるように前記記録制御手段を制御す
    る、ことを特徴とする請求項1記載の電子カメラ。
  3. 【請求項3】 前記特殊モード時に前記ライトワンス型
    記録媒体への記録指示があったとき、前記撮影画像を、
    前記ライトワンス型記録媒体へ記録するのに要する時間
    と略同一の時間を要して前記リライタブル型記録媒体へ
    記録させるように待機時間を設ける待機手段、 を更に備えたことを特徴とする請求項2記載の電子カメ
    ラ。
  4. 【請求項4】 前記特殊モード時に前記ライトワンス型
    記録媒体への記録指示によって前記リライタブル型記録
    媒体へ記録された撮影画像の再生指示があったとき、前
    記撮影画像を、前記ライトワンス型記録媒体から再生す
    るのに要する時間と略同一の時間を要して前記リライタ
    ブル型記録媒体から再生させるように待機時間を設ける
    待機手段、 を更に備えたことを特徴とする請求項2記載の電子カメ
    ラ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007260364A (ja) * 2006-03-30 2007-10-11 Pentax Corp 電子内視鏡システム、及び、電子内視鏡システムにおける画像保存方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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