JP2000039669A - フィルム画像表示装置 - Google Patents

フィルム画像表示装置

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JP2000039669A
JP2000039669A JP10208095A JP20809598A JP2000039669A JP 2000039669 A JP2000039669 A JP 2000039669A JP 10208095 A JP10208095 A JP 10208095A JP 20809598 A JP20809598 A JP 20809598A JP 2000039669 A JP2000039669 A JP 2000039669A
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Hiroshi Matsushima
寛 松島
Yutaka Kikuchi
裕 菊池
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像済みフィルムに磁気記憶された温度・湿
度情報をフィルム画像鑑賞時に有効利用していない。 【解決手段】 フィルム上に形成された画像を再生表示
する画像表示手段(1,11,15等)と、フィルムの
磁気記録部に記録された磁気情報を読み取る磁気情報読
取手段5,6とを有するフィルム画像表示装置におい
て、磁気情報読取手段により磁気記録部に記録された温
度情報や湿度情報が読み取られたときに、上記画像表示
手段に、フィルム上の画像とともに温度情報や湿度情報
をグラフィカルに又は数値により表示させたり、フィル
ム上の画像に温度情報や湿度情報に応じた色の背景を付
けて表示させたりする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現像済みフィルム
の画像をモニターに再生表示するフィルム画像表示装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記のようなフィルム画像表示装置は、
例えばフィルム上の画像を撮像素子により撮像し、テレ
ビ等のモニターに再生表示するよう構成されており、従
来のプリントとと同様な駒ごとの画像表示のみならず、
複数駒の画像の同時表示等といった様々な表示形態をと
ることができるので、フィルム画像を新しい形で楽しむ
ための装置として最近多用されている。
【0003】また、このようなフィルム画像表示装置
は、フィルムの磁気記録部に撮影時にカメラによって記
録された撮影日時や撮影シーンのタイトル・メッセージ
をフィルム画像に合成して表示することが可能となって
いるものが多い。
【0004】ところで、最近のカメラには、撮影時にカ
メラ内の温度センサーにより温度情報や湿度情報を取得
して、オートフォーカス用センサーや測光センサー、調
光センサー等の補正に用いたり、磁気記録部への磁気情
報の書き込み容量を大きくするためにフィルム給送制御
に用いたりするものがある(特開平8−29862号公
報参照)。そして、これら温度情報や湿度情報を撮影時
にフィルムの磁気記録部に記録しておくようにしたカメ
ラもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
フィルム画像表示装置は、フィルムの磁気記録部に記録
された温度情報や湿度情報を画像鑑賞のために有効利用
していない。
【0006】そこで、本発明では、フィルムの磁気記録
部に記録された温度情報や湿度情報を画像鑑賞のために
有効利用し、画像鑑賞をより楽しめるようにしたフィル
ム画像表示装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明では、フィルム上に形成された画像を再生
表示する画像表示手段と、フィルムの磁気記録部に記録
された磁気情報を読み取る磁気情報読取手段とを有する
フィルム画像表示装置において、磁気情報読取手段によ
り磁気記録部に記録された温度情報や湿度情報が読み取
られたときに、上記画像表示手段に、フィルム上の画像
とともに温度情報や湿度情報をグラフィカルに又は数値
により表示させたり、フィルム上の画像に温度情報や湿
度情報に応じた色の背景を付けて表示させたりするよう
にしている。
【0008】これにより、画像撮影時の温度や湿度が画
像鑑賞時に認識できるようになり、撮影時の状況を思い
出し易くなる。また、例えば、暑いときは赤系統の背景
色を、寒いときは青系統の背景色を自動選択させるよう
にすることで、フィルム画像の雰囲気を高めることが可
能になる。したがって、より楽しくフィルム画像鑑賞を
行えるようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)まず図2には、
本発明の第1実施形態であるフィルム画像表示装置の概
略構成を示している。20は以下に説明する本装置の各
回路の動作を司るマイクロコンピュータである。
【0010】1は照明系であり、照明系駆動回路2によ
り点灯駆動され、フィルムを背後から照明する。
【0011】4は給送駆動回路であり、現像済みフィル
ムをカートリッジ22から引き出して所定の観察位置
(照明系1によりバックライト照明される位置)まで駆
動する。フィルムの給送位置の制御は、光学検出素子2
3と光学読み取り回路24によりフィルムのパーフォレ
ーションを検知することにより行われる。
【0012】6は磁気情報読み取り/書き込み回路であ
り、磁気ヘッド5を通じて現像済みフィルムの磁気記録
部に記録された磁気情報を読み取ったり、磁気記録部に
対して新たな情報を書き込んだりする。なお、これら磁
気情報読み取り/書き込み回路6および磁気ヘッド5
が、請求の範囲にいう磁気情報読取手段に相当する。
【0013】7は光学レンズ、9は絞り、11はCCD
(撮像素子)である。光学レンズ7は、AF駆動回路8
内のステッピングモータによってフォーカスレンズ位置
が制御されることにより、照明系1によってバックライ
ト照明されたフィルム上の画像をピントが合った状態で
CCD11上に結像させる。CCD11は結像したフィ
ルム画像を光電変換して電気信号として出力する。絞り
9はオートアイリス等によって構成され、フィルム画像
の明るさに応じて絞り駆動回路10によって制御されて
適正光量をCCD11に入射させる。
【0014】12はクランプ/CDS回路、13はAG
C回路であり、これらはCCD11からの電気信号をA
/D変換をする前に基本的アナログ処理を行う。なお、
これら回路におけるクランプレベルやAGC基準レベル
の変更は、後述する映像処理回路15からの信号により
行われる。
【0015】14はA/D変換回路であり、クランプ/
CDS回路12およびAGC回路13により処理された
CCD出力信号をデジタル信号に変換する。
【0016】映像信号処理回路15は、A/D変換回路
14によりデジタル化されたCCD画像データに対し
て、フィルター処理、色変換処理およびガンマー/ニー
処理を行い、メモリーコントローラ18に出力する。こ
の映像信号処理回路15には不図示のD/A変換回路も
内蔵されており、CCD11から入力される映像信号や
メモリーコントローラ18から逆に入力される画像デー
タをアナログ信号に変換し、ビデオアンプ16の映像出
力端子17を通してモニタ等に出力することも可能とな
っている。これらの機能切り替えは、後述するマイクロ
コンピュータ20とのデータ交換により行われ、必要に
応じてCCD信号の露出情報やフォーカス情報やホワイ
トバランスやオートフォーカス情報をマイクロコンピュ
ータ20に出力する。これら情報を基に、マイクロコン
ピュータ20はホワイトバランスやゲイン調整を行う。
【0017】メモリーコントローラ18は、映像信号処
理回路15から入力されたデジタル画像データをフレー
ムメモリー19に蓄積したり、逆にフレームメモリー1
9から画像データを映像信号処理回路部15に出力した
りする。また、このコントローラ18は、インデックス
画面表示を取り込み中は、マイクロコンピュータ20の
指示にしたがって画像の情報を間引いてメモリーに渡す
処理も行う。また、マイクロコンピュータ20の指示に
したがって、メモリーに格納されている画像を合成した
り、画像に指定された背景色を合成したりする機能も持
ち合わせている。
【0018】フレームメモリー19は少なくともインデ
ックス画面分と1画面分以上のデータを蓄積出来る画像
メモリーであり、VRAM,SRAM、DRAM、SD
RAMなどにより構成されている。また、このメモリー
19には、CCD11から読み取った画像データ以外
に、数値やキャラクター等の固定画像データの蓄積も可
能である。
【0019】なお、照明系1、レンズ7、絞り9、CC
D11、映像信号処理回路15等、フィルム画像の表示
に関係する構成要素が、請求の範囲にいう画像表示手段
に相当する。
【0020】21は電源であり、マイクロコンピュータ
20、各回路および駆動系に必要な電源を供給する。
【0021】25は操作部材であり、マイクロコンピュ
ータ20はその操作状態の変化に応じて各部をコントロ
ールする。また、操作部材25は不図示のリモコンから
の情報を受信し、その情報をマイクロコンピュータ20
に送る。
【0022】次に上記のように構成されたフィルム画像
表示装置の動作について図3のフローチャートを用いて
説明する。
【0023】電源21に接続された不図示のメインスイ
ッチがONされると、ステップ300にて本フローの実
行を開始する。そして、ステップ301では、フィルム
カートリッジが本装置に装填されたかどうかの確認を行
い、装填されてない場合はステップ313に進みそのま
ま本フローを終了する(ステップ312)。一方、装填
されている場合は再生動作を行うためにステップ302
に進む。
【0024】ステップ302では、図4に示すようにフ
ィルムカートリッジに設けられた現像済み表示つめ4
(a)やデータディスク4(b)をチェックして、装填
されたフィルムが現像済みであるかどうか、カラーネガ
であるか、カラースライドであるか、白黒であるか、ク
リーニングカートリッジであるかどうかの判定を行う。
ここでのチェックは不図示のスイッチやフォトリフレク
ターなどを用いる。
【0025】次に、ステップ303では、ステップ30
2で未現像フィルムであることを確認した場合は、再生
動作を禁止してステップ312に進み、現像済みフィル
ムであることを確認した場合はステップ304に進む。
【0026】ステップ304では、給送駆動回路4にフ
ィルムカートリッジにおけるフィルム排出口の蓋(カー
ト遮光蓋)を開けさせ、フィルムを引き出し、すべての
駒の画像をCCD11で読み込む。これと同時に、磁気
情報読み取り書き込み回路6にすべての駒の磁気データ
を読み込ませる。
【0027】ここでCCD11で読み込まれた画像デー
タは、インデックス画面に用いるため、荒いデータでか
まわないので間引いてデータ数を減らしフレームメモリ
ー19に格納する。この際、フレームメモリ19内にイ
ンデックス画面を記憶しておく専用のエリアを確保して
おく。これにより、インデックス画面を表示するたび
に、毎回すべての画像を読み取る必要がなくなる。
【0028】続いてステップ305では、ステップ30
4で読み込んだ画像を、図5に示すようにインデックス
画像としてビデオアンプ16に出力し、これをモニター
表示させる。
【0029】さらに、ステップ306では、操作部材2
5の入力状態をチェックする。そして、ステップ307
では、鑑賞者による操作が行われていないとき(操作部
材25の入力状態に変化がないとき)はステップ306
に戻り、再生操作がなされたとき(操作部材25の入力
状態に変化があったとき)はステップ308に進む。ス
テップ308では、操作部材25の入力状態の変化に従
って各設定を行う。また、操作部材25の状態変化に応
じて、CCD11に画像を読み込ませ、再生モードを切
り替える。例えば前もってプログラムされている自動再
生モードに設定したり一駒ずつの再生モードに設定した
りし、1駒再生モード設定時は駒送りなどを行う。ここ
で、スキップが設定されている駒は再生せずに飛ばす。
また、ユーザーの要求に応じてフィルム撮影時のデータ
表示やタイトル表示やデート表示を行うとともに、スキ
ップ、向きの変更、アスペクト切り替え変更に応じた表
示の切り替えを行う。
【0030】さらに、このステップ308では、後述す
る温度情報表示サブルーチンが実行される。
【0031】次に、ステップ309では、インデックス
画面の表示要求があったか否かを確認する。ここでイン
デックス画面の表示要求があったときは、インデックス
画面表示のためにステップ305に戻り、要求がなかっ
た場合はステップ310に進む。
【0032】ステップ310では、フィルム(カートリ
ッジ)の取り出し要求があったかどうかを確認し、要求
がなかった場合はステップ306に戻り、要求があった
場合はまずフィルムをカートリッジ内に巻き込むために
ステップ312に進む。
【0033】ステップ312では、フィルムを取り出し
可能にするために給送駆動回路4を通じてフィルムをカ
ートリッジ内に巻き込み、データディスクの位置を現像
済み位置にセットして、カート遮光蓋を閉める。また、
フィルム巻き戻し中は必要に応じて、磁気情報読み込み
書き込み回路6と磁気ヘッド5とを用いて、フィルムの
磁気記録部に磁気情報を書き込む。こうしてステップ3
13で、本フローを終了する。
【0034】次に、上記ステップ308にて実行される
温度情報表示サブルーチンについて図1のフローチャー
トを用いて説明する。
【0035】ステップ100にて本サブルーチンに入る
と、ステップ101で、操作部材25により温度情報な
どを画面表示する情報再生モードが設定されているかど
うかを判定する。ここで情報再生モードでないと判定し
た場合は、図6(a)に示すようにフィルム画像のみモ
ニター表示させて、本サブルーチンを終了する(ステッ
プ102)。一方、情報再生モードであると判定した場
合はステップ103に進む。
【0036】ステップ103では、ステップ304で読
み取った磁気情報に撮影時の温度情報が含まれているか
否かを判定し、含まれていると判定した場合はステップ
104に進み、含まれていない判定した場合はステップ
102に進む。
【0037】ステップ104では、メモリ19に格納さ
れているいろいろな温度を示す温度計グラフィックの中
から、読み取った温度情報に対応する温度計グラフィッ
クを選択する。
【0038】さらに、ステップ105では、CCD11
により撮像したフィルム画像とステップ104で選択し
た温度計グラフィックとをメモリーコントローラ15で
合成して、図6(b)に示すようにモニター表示させ
る。そして、本フローを終了する(ステップ102)。
【0039】このように、本実施形態によれば、フィル
ム画像ととともに撮影時の温度を鑑賞者が認識すること
ができるので、フィルム画像内に含まれている鑑賞者に
とっては撮影時の状況を思い出し易い。このため、より
楽しくフィルム画像を鑑賞することができる。
【0040】なお、本実施形態では、温度情報に対応し
た温度計グラフィックを表示する場合について説明した
が、温度情報に対応した数字キャラクターを表示するよ
うにしてもよい。
【0041】(第2実施形態)図7には、本発明の第2
実施形態であるフィルム画像表示装置における背景色表
示サブルーチンを示している。このサブルーチンは、第
1実施形態にて説明した温度情報表示サブルーチンに代
えて又はこれとともに実行されるものである。ステップ
600にて本サブルーチンに入ると、ステップ601
で、操作部材25により温度情報などを画面表示する情
報再生モードが設定されているかどうかを判定する。こ
こで情報再生モードでないと判定した場合は、フィルム
画像のみモニター表示させて、本サブルーチンを終了す
る(ステップ602)。一方、情報再生モードであると
判定した場合はステップ603に進む。
【0042】ステップ603では、ステップ304で読
み取った磁気情報に撮影時の温度情報が含まれているか
否かを判定し、含まれていると判定した場合はステップ
605に進み、含まれていない判定した場合はステップ
604に進む。
【0043】ステップ604では、磁気情報のタイトル
や日付け情報に基づいてフィルム画像に加えられる背景
の色を選択し、この背景とフィルム画像とをメモリーコ
ントローラ18で合成してモニター表示する。そして、
本フローを終了する(ステップ602)。
【0044】ステップ605では、読み取った温度情報
に対応する背景色を選択する。例えば、温度情報が高い
温度を示すときには赤系統の色を、低い温度を示すとき
には青系統の色を選択する。そして、この背景とフィル
ム画像とをメモリーコントローラ18で合成してモニタ
ー表示する。そして、本フローを終了する(ステップ6
02)。
【0045】このように、本実施形態によれば、フィル
ム画像とともに撮影時の温度に対応した色の背景が表示
されるので、撮影時の状況が鑑賞者に雰囲気で伝わり、
より楽しくフィルム画像を鑑賞することができる。
【0046】(第3実施形態)図8には、本発明の第2
実施形態であるフィルム画像表示装置における湿度情報
表示サブルーチンを示している。このサブルーチンは、
第1実施形態にて説明した温度情報表示サブルーチンに
代えて又はこれとともに実行されるものである。
【0047】ステップ800にて本サブルーチンに入る
と、ステップ801で、操作部材25により湿度情報な
どを画面表示する情報再生モードが設定されているかど
うかを判定する。ここで情報再生モードでないと判定し
た場合は、ステップ802に進んで、フィルム画像のみ
モニター表示させて、本サブルーチンを終了する(ステ
ップ802)。一方、情報再生モードであると判定した
場合はステップ803に進む。
【0048】ステップ803では、ステップ304で読
み取った磁気情報に撮影時の湿度情報が含まれているか
否かを判定し、含まれていると判定した場合はステップ
804に進み、含まれていない判定した場合はステップ
802に進む。
【0049】ステップ804では、メモリ19に格納さ
れているいろいろな湿度を示す温度計グラフィックの中
から、読み取った湿度情報に対応する湿度計グラフィッ
クを選択する。
【0050】そして、ステップ805では、CCD11
により撮像したフィルム画像とステップ804で選択し
た湿度計グラフィックとをメモリーコントローラ15で
合成してモニター表示させる。そして、本フローを終了
する(ステップ802)。
【0051】このように、本実施形態によれば、フィル
ム画像ととともに撮影時の湿度を鑑賞者が認識すること
ができるので、フィルム画像内に含まれている鑑賞者に
とっては撮影時の状況を思い出し易い。このため、より
楽しくフィルム画像を鑑賞することができる。
【0052】なお、本実施形態では、湿度情報に対応し
た湿度計グラフィックを表示する場合について説明した
が、湿度情報に対応した数字キャラクターを表示するよ
うにしてもよい。
【0053】(第4実施形態)図9には、本発明の第4
実施形態であるフィルム画像表示装置における背景色表
示サブルーチンを示している。このサブルーチンは、第
1実施形態にて説明した温度情報表示サブルーチンに代
えて又はこれとともに実行されるものである。ステップ
900にて本サブルーチンに入ると、ステップ901
で、操作部材25により湿度情報などを画面表示する情
報再生モードが設定されているかどうかを判定する。こ
こで情報再生モードでないと判定した場合は、フィルム
画像のみモニター表示させて、本サブルーチンを終了す
る(ステップ902)。一方、情報再生モードであると
判定した場合はステップ903に進む。
【0054】ステップ903では、ステップ304で読
み取った磁気情報に撮影時の湿度情報が含まれているか
否かを判定し、含まれていると判定した場合はステップ
905に進み、含まれていない判定した場合はステップ
904に進む。
【0055】ステップ904では、磁気情報のタイトル
や日付け情報に基づいてフィルム画像に加えられる背景
の色を選択し、この背景とフィルム画像とをメモリーコ
ントローラ18で合成してモニター表示する。そして、
本フローを終了する(ステップ902)。
【0056】ステップ905では、読み取った湿度情報
に対応する背景色を選択する。例えば、湿度情報が高い
湿度を示すときには 色を、低い湿度を示すときには
色を選択する。そして、この背景とフィルム画像とをメ
モリーコントローラ18で合成してモニター表示する。
そして、本フローを終了する(ステップ902)。
【0057】このように、本実施形態によれば、フィル
ム画像とともに撮影時の湿度に対応した色の背景が表示
されるので、撮影時の状況が鑑賞者に雰囲気で伝わり、
より楽しくフィルム画像を鑑賞することができる。
【0058】なお、本発明は、これら実施形態の構成に
限られるものではなく、請求項に示した機構または実施
形態の構成が持つ機能が達成できる構成であればどのよ
うなものにも適用することができる。例えば、上記各実
施形態では、CCDによってフィルム画像を撮像してモ
ニター表示させる装置について説明したが、フィルム画
像を空間光変調素子に投影して記憶させ、これを背後か
ら照明することにより記憶画像を表示するタイプの画像
表示装置にも適用することができる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フィルム上の画像とともにフィルムの磁気記録部に記録
された温度情報や湿度情報を表示したり、フィルム上の
画像に温度情報や湿度情報に応じた色の背景を付けて表
示したりするので、画像撮影時の温度や湿度が画像鑑賞
時に認識できるようになり、撮影時の状況を思い出し易
くしたりフィルム画像の雰囲気を高めたりすることがで
きる。したがって、より楽しくフィルム画像鑑賞を行え
るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態であるフィルム画像表示
装置の温度情報表示サブルーチンのフローチャートであ
る。
【図2】上記フィルム画像表示装置のブロック図であ
る。
【図3】上記フィルム画像表示装置の動作フローチャー
トである。
【図4】上記フィルム画像表示装置に装填されるフィル
ムカートリッジの説明図である。
【図5】上記フィルム画像表示装置によるインデックス
表示状態を示す説明図である。
【図6】上記フィルム画像表示装置による表示説明図で
ある。
【図7】本発明の第2実施形態であるフィルム画像表示
装置の背景表示サブルーチンのフローチャートである。
【図8】本発明の第3実施形態であるフィルム画像表示
装置の湿度情報表示サブルーチンのフローチャートであ
る。
【図9】本発明の第4実施形態であるフィルム画像表示
装置の背景表示サブルーチンのフローチャートである。
【符号の説明】
1:照明系 2:照明系駆動回路 3:給送ユニット 4:給送駆動回路 5:磁気ヘッド 6:磁気情報読み取り/書き込み回路 7:レンズ 8:AF駆動回路 9:絞り 10:絞り駆動回路 11:CCD 12:クランプCDS 13:AGC 14:A/D変換 15:映像信号処理回路 16:ビデオアンプ 17:映像出力端子 18:メモリーコントロール 19:フレームメモリー 20:マイクロコンピューター 21:電源 22:フィルムカートリッジ 23:フォトリフレクター 24:光学読み取り回路 25:操作部材

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルム上に形成された画像を再生表示
    する画像表示手段と、前記フィルムの磁気記録部に記録
    された磁気情報を読み取る磁気情報読取手段とを有する
    フィルム画像表示装置において、 前記画像表示手段は、前記磁気情報読取手段により前記
    磁気記録部に記録された温度情報が読み取られたとき
    に、前記フィルム上の画像とともに前記温度情報を表示
    することを特徴とするフィルム画像表示装置。
  2. 【請求項2】 前記磁気記録部に記録された温度情報
    が、前記フィルムへの画像撮影時の温度情報であること
    を特徴とする請求項1に記載のフィルム画像表示装置。
  3. 【請求項3】 前記画像表示手段は、前記温度情報をグ
    ラフィック表示することを特徴とする請求項1又は2に
    記載のフィルム画像表示装置。
  4. 【請求項4】 前記画像表示手段は、前記温度情報を数
    値表示することを特徴とする請求項1又は2に記載のフ
    ィルム画像表示装置。
  5. 【請求項5】 フィルム上に形成された画像を再生表示
    する画像表示手段と、前記フィルムの磁気記録部に記録
    された磁気情報を読み取る磁気情報読取手段とを有する
    フィルム画像表示装置において、 前記画像表示手段は、前記磁気情報読取手段により前記
    磁気記録部に記録された温度情報が読み取られたとき
    に、前記フィルム上の画像に前記温度情報に応じた色の
    背景を付けて表示することを特徴とするフィルム画像表
    示装置。
  6. 【請求項6】 前記磁気記録部に記録された温度情報
    が、前記フィルムへの画像撮影時の温度情報であること
    を特徴とする請求項5に記載のフィルム画像表示装置。
  7. 【請求項7】 フィルム上に形成された画像を再生表示
    する画像表示手段と、前記フィルムの磁気記録部に記録
    された磁気情報を読み取る磁気情報読取手段とを有する
    フィルム画像表示装置において、 前記画像表示手段は、前記磁気情報読取手段により前記
    磁気記録部に記録された湿度情報が読み取られたとき
    に、前記フィルム上の画像とともに前記湿度情報を表示
    することを特徴とするフィルム画像表示装置。
  8. 【請求項8】 前記磁気記録部に記録された温度情報
    が、前記フィルムへの画像撮影時の湿度情報であること
    を特徴とする請求項7に記載のフィルム画像表示装置。
  9. 【請求項9】 前記画像表示手段は、前記湿度情報をグ
    ラフィック表示することを特徴とする請求項7又は8に
    記載のフィルム画像表示装置。
  10. 【請求項10】 前記画像表示手段は、前記湿度情報を
    数値表示することを特徴とする請求項7又は8に記載の
    フィルム画像表示装置。
  11. 【請求項11】 フィルム上に形成された画像を再生表
    示する画像表示手段と、前記フィルムの磁気記録部に記
    録された磁気情報を読み取る磁気情報読取手段とを有す
    るフィルム画像表示装置において、 前記画像表示手段は、前記磁気情報読取手段により前記
    磁気記録部に記録された湿度情報が読み取られたとき
    に、前記フィルム上の画像に前記湿度情報に応じた色の
    背景を付けて表示することを特徴とするフィルム画像表
    示装置。
  12. 【請求項12】 前記磁気記録部に記録された湿度情報
    が、前記フィルムへの画像撮影時の湿度情報であること
    を特徴とする請求項11に記載のフィルム画像表示装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011076189A1 (de) * 2009-12-22 2011-06-30 Metallbau & Schweisstechnologie Zentrum Gmbh Blankenburg Automat zur erstellung von individuellen, standortbezogenen bildern, grusskarten und dergleichen

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