JP2000032250A - フィルム画像読み取り装置及びその制御方法並びに記憶媒体 - Google Patents

フィルム画像読み取り装置及びその制御方法並びに記憶媒体

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JP2000032250A
JP2000032250A JP10200609A JP20060998A JP2000032250A JP 2000032250 A JP2000032250 A JP 2000032250A JP 10200609 A JP10200609 A JP 10200609A JP 20060998 A JP20060998 A JP 20060998A JP 2000032250 A JP2000032250 A JP 2000032250A
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film image
film
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album
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JP10200609A
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Hiroshi Matsushima
寛 松島
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルムに記録されているフィルム画像に対
する付加情報を生かして簡単にかつ自動でフィルム画像
を合成したアルバムを作成することができるようにす
る。 【解決手段】 アルバムの表紙には写真に対する付加情
報(IX情報)のうちのこま全体のタイトルを読み取っ
て101の位置にプリントし、102の位置に最初の撮
影日と最後の撮影日をプリントする。そして、次ページ
からは読み取ったIX情報により105a,106a,
107aの位置に合成された写真の周囲の105c,1
06c,107cの位置にそれぞれの写真に対する読み
取ったIX情報の時間情報に対応付けられたクリップア
ートを合成し、105d,106d,107dの位置に
IX情報の各こまごとのタイトル情報に対応付けられた
クリップアートを合成してプリント出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば磁気記録部
を有するフィルム(IX240)のフィルム画像をテレ
ビ等のモニタに表示するためのフィルム画像読み取り装
置に関し、特にプリント出力可能なフィルム画像読み取
り装置及びその制御方法並びに記憶媒体に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、撮影画像のこま全体のタイトルや
各こまごとのタイトルの情報等の付加情報(IX情報)
を記録するための磁気記録部を有するIX240フィル
ム等を使用して撮影を行うAPS(Advanced
Photo System)カメラ等が広く普及されて
いる。そして、フィルム画像読み取り装置によりフィル
ム画像を読み取ってモニタ等に表示したり、プリントア
ウトするようにしている。
【0003】従来、上記フィルム画像を合成してアルバ
ムを作成し、それをプリントアウトする場合は、パソコ
ン等にフィルム画像を取り込み、自分でレイアウトする
ようにしている。また、特開平3−第274857号公
報には、フィルムに記録された付加情報から複数こまの
配列パターンを設定するとともに、各こまの画像プリン
ト位置に対応する所定位置に各こまの文字情報を印字す
るというものが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のフィルム画像読み取り装置においては、文
字情報はプリントされても、アルバムを飾りつけるクリ
ップアートは自分で選択して配置する必要があって、子
供向けのアルバムを作成しようとした場合、意外と手間
がかかってしまうという問題点があった。
【0005】また、IX情報の特徴であるフィルム画像
のこま全体のタイトルや各こまのタイトルの情報を有効
に区別して利用していないという問題点があった。
【0006】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、フィルムに記録されている
フィルム画像に対する付加情報を生かして簡単にかつ自
動でフィルム画像を合成したアルバムを作成することが
できるフィルム画像読み取り装置及びその制御方法並び
に記憶媒体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のフィルム画像読
み取り装置及びその制御方法並びに記憶媒体は次のよう
に構成したものである。
【0008】(1) フィルム画像読み取り装置におい
て、フィルム画像を読み取る画像読み取り手段と、前記
フィルムに記録されたフィルム画像に対する付加情報を
読み取る付加情報読み取り手段と、前記フィルム画像を
合成してアルバムを作成するアルバム作成手段と、該作
成されたアルバムをプリント出力するプリント出力手段
と、前記それぞれの付加情報に所定のクリップアートを
対応付けるクリップアート対応手段とを備え、前記フィ
ルム画像を合成する際に該フィルム画像の周囲の所定位
置に該フィルム画像の付加情報に対応するクリップアー
トを合成するようにした。
【0009】(2) フィルム画像読み取り装置におい
て、フィルム画像を読み取る画像読み取り手段と、前記
フィルムに記録されたフィルム画像に対する付加情報を
読み取る付加情報読み取り手段と、前記フィルム画像を
合成してアルバムを作成するアルバム作成手段と、該作
成されたアルバムをプリント出力するプリント出力手段
とを備え、前記アルバムの表紙には前記付加情報のうち
のこま全体のタイトルと最初の撮影日と最終の撮影日を
プリントするようにした。
【0010】(3) 上記(2)のフィルム画像読み取
り装置において、それぞれの付加情報に所定のクリップ
アートを対応付けるクリップアート対応手段とを備え、
前記フィルム画像を合成する際に該フィルム画像の周囲
の所定位置に該フィルム画像の付加情報に対応するクリ
ップアートを合成するようにした。
【0011】(4) フィルム画像を読み取る画像読み
取り手段と、前記フィルムに記録されたフィルム画像に
対する付加情報を読み取る付加情報読み取り手段と、前
記フィルム画像を合成してアルバムを作成するアルバム
作成手段と、該作成されたアルバムをプリント出力する
プリント出力手段と、前記それぞれの付加情報に所定の
クリップアートを対応付けるクリップアート対応手段と
を有するフィルム画像読み取り装置の制御方法であっ
て、前記フィルム画像を合成する際に該フィルム画像の
周囲の所定位置に該フィルム画像の付加情報に対応する
クリップアートを合成するようにした。
【0012】(5) フィルム画像を読み取る画像読み
取り手段と、前記フィルムに記録されたフィルム画像に
対する付加情報を読み取る付加情報読み取り手段と、前
記フィルム画像を合成してアルバムを作成するアルバム
作成手段と、該作成されたアルバムをプリント出力する
プリント出力手段とを有するフィルム画像読み取り装置
の制御方法であって、前記アルバムの表紙には前記付加
情報のうちのこま全体のタイトルと最初の撮影日と最終
の撮影日をプリントするようにした。
【0013】(6) 上記(5)のフィルム画像読み取
り装置の制御方法において、フィルム画像を合成する際
に該フィルム画像の周囲の所定位置にクリップアート対
応手段により該フィルム画像の付加情報に対応付けられ
たクリップアートを合成するようにした。
【0014】(7) フィルム画像を読み取る画像読み
取り手段と、前記フィルムに記録されたフィルム画像に
対する付加情報を読み取る付加情報読み取り手段と、前
記フィルム画像を合成してアルバムを作成するアルバム
作成手段と、該作成されたアルバムをプリント出力する
プリント出力手段と、前記それぞれの付加情報に所定の
クリップアートを対応付けるクリップアート対応手段と
を有するフィルム画像読み取り装置によって、前記フィ
ルム画像を合成する際に該フィルム画像の周囲の所定位
置に該フィルム画像の付加情報に対応するクリップアー
トを合成することを実現させるためのプログラムを記憶
媒体に格納した。
【0015】(8) フィルム画像を読み取る画像読み
取り手段と、前記フィルムに記録されたフィルム画像に
対する付加情報を読み取る付加情報読み取り手段と、前
記フィルム画像を合成してアルバムを作成するアルバム
作成手段と、該作成されたアルバムをプリント出力する
プリント出力手段とを有するフィルム画像読み取り装置
によって、前記アルバムの表紙には前記付加情報のうち
のこま全体のタイトルと最初の撮影日と最終の撮影日を
プリントすることを実現させるためのプログラムを記憶
媒体に格納した。
【0016】(9) 上記(8)の記憶媒体にフィルム
画像を合成する際に該フィルム画像の周囲の所定位置に
クリップアート対応手段により該フィルム画像の付加情
報に対応付けられたクリップアートを合成することを実
現させるためのプログラムを格納した。
【0017】
【発明の実施の形態】(第1の実施例)本実施例では、
アルバムの表紙をフィルム画像に対する付加情報である
IX情報により自動作成し、IX情報に対応したクリッ
プアートを自動選択し、アルバムに合成する場合につい
て説明する。
【0018】図2は、本発明を実施したフィルム画像読
み取り装置の要部構成を示すブロック図である。
【0019】同図において、1は、照明系であり、フィ
ルムに対して撮像素子部11と反対側に位置し、マイク
ロコンピュータ20の指示で、照明系駆動回路2により
駆動され点灯照明される。
【0020】給送駆動回路4はマイクロコンピュータ2
0によって、撮影済みフィルムを給送ユニットに装着さ
れたカートリッジ22より引き出し、この引き出された
フィルムを所定位置まで駆動するよう制御される。給送
位置の制御は、光学検出素子(フォトリフレクタ)23
と光学読み取り回路24によりフィルムのパーフォレー
ションを検知することにより行われる。
【0021】磁気情報読み取り/書き込み回路6はマイ
クロコンピュータ20によって制御され、ヘッド部5よ
り撮影済みフィルムに記録された磁気情報(フィルム画
像のこま全体のタイトルや各こまごとのタイトル等の付
加情報)の読み取りと書き込みを行う。
【0022】撮像素子部11としてはCCD等が用いら
れ、光学レンズ7によってその撮像素子上に結像された
フィルム像を光電変換して電気信号として取り出す。
【0023】クランプ/CDS回路12やAGC13は
A/D変換をする前の基本的アナログ処理を行う。マイ
クロコンピュータ20により、クランプレベルやAGC
基準レベルの変更も可能である。
【0024】A/D変換部14はアナログのCCD出力
信号をデジタル信号に変換する。
【0025】映像信号処理回路15は、デジタル化され
たCCD画像データに、フィルター処理、色変換処理、
ガンマー/ニー処理を行い、メモリコントローラ18に
出力する。他方、この映像信号処理回路15はD/A変
換にも内蔵されており、撮像素子部11から入力される
映像信号や、メモリコントローラ18から逆に入力され
る画像データをアナログ信号に変換し、ビデオアンプ1
6の映像出力端子17を通してモニタ等に出力すること
も可能である。これらの機能切り替えはマイクロコンピ
ュータ20とのデータ交換により行われ、必要に応じて
CCD信号の露出情報やフォーカス情報やホワイトバラ
ンスやオートフォーカス情報をマイクロコンピュータ2
0に出力可能である。その情報を基にマイクロコンピュ
ータ20はホワイトバランスやゲイン調整を行う。
【0026】メモリコントローラ18では、映像信号処
理回路15から入力されたデジタル画像データをフレー
ムメモリ19に蓄積したり、逆にフレームメモリ19か
ら画像データを映像信号処理回路15に出力したりす
る。また、本コントローラ18は、インデックス画面表
示を取り込み中は画像の情報を間引いてメモリに渡す処
理も、マイクロコンピュータ20の指示により行われ
る。また、プリンタ27にフレームメモリ19のフィル
ムから読み取った画像を合成し出力することも可能であ
る。また、データベース28に格納されているクリップ
アートを指示に従って合成することも可能である。
【0027】フレームメモリ19は少なくともインデッ
クス画面分と1画面分以上のデータを蓄積できる画像メ
モリであり、VRAM,SRAM,DRAM,SDRA
Mなどが一般に使用される。また、メモリ19において
は、データベース28から読み込んだクリップアートカ
レンダー枠画像が必要に応じて蓄積され、メモリコント
ローラ18によりフィルム画像を合成される。
【0028】絞り駆動回路10は、例えばオートアイリ
ス等によって構成され、マイクロコンピュータ20の制
御によって光学的な絞り値を絞り9を駆動させることに
より変化させる。
【0029】AF(オートフォーカス)駆動回路部8
は、例えばステッピングモータによって構成され、マイ
クロコンピュータ20の制御によってレンズ7内のフォ
ーカスレンズ位置を変化させることによりフィルムにピ
ントを合わせる。
【0030】電源部21は、各ICや駆動系に必要な電
源を供給する。
【0031】操作部材25は、マイクロコンピュータ2
0に操作部材の状態を伝え、マイクロコンピュータ20
はその操作部材の変化に応じて各部をコントロールす
る。また、不図示のリモコンからの情報を受信し、その
情報をマイクロコンピュータ20に送る。
【0032】操作部材25からの指示でメモリコントロ
ーラ18により一旦プリントアウトする画像をフレーム
メモリ19に保存し、プリンタ出力用の信号に変換した
後にプリンタドライバ26に出力する。
【0033】そして、プリンタドライバ26により画像
信号処理回路15から受け取った画像データをプリンタ
27で出力できる形に加工し、プリンタ27に出力す
る。
【0034】28はクリップアートが記録されたデータ
ベースである。
【0035】上記構成において、光学レンズ7,AF駆
動回路8,絞り9,絞り駆動回路10,撮像素子部1
1,クランプ/CDS回路12,AGC13,A/D変
換部14,映像信号処理回路15はフィルム画像を読み
取る画像読み取り手段、ヘッド部5,磁気情報読み取り
/書き込み回路6はフィルム画像に対するこま全体のタ
イトルや各こまのタイトル等の付加情報(IX情報)を
読み取る付加情報読み取り手段、映像信号処理回路1
5,メモリコントローラ18,マイクロコンピュータ2
0はフィルム画像を合成してアルバムを作成するアルバ
ム作成手段、プリンタドライバ26,プリンタ27はプ
リント出力するプリント出力手段、マイクロコンピュー
タ20,データベース28はそれぞれのIX情報を所定
のクリップアートに対応付けるクリップアート対応手段
をそれぞれ構成している。
【0036】以上が本発明の各構成と実施形態の各構成
の対応関係であるが、本発明はこれら実施形態の構成に
限られるものではなく、請求項に示す機構または実施形
態の構成が持つ機能が達成できる構成であればどのよう
なものであってもよい。
【0037】次に図3のフローチャートを用いて上記フ
ィルム画像読み取り装置の動作について簡単に説明す
る。なお、本動作(図6の処理動作も含む。)はマイク
ロコンピュータ20内のROMに格納されているプログ
ラムに基づいてマイクロコンピュータ20内のCPUの
指示により実行される。
【0038】まず、ステップS301において、IX2
40フィルムが本装置に装填されたかどうかの確認を行
い、装填されていない場合は本動作を終了し、装填され
ている場合は、再生動作を行うために、ステップS30
2に進む。
【0039】そして、ステップS302において、図4
のデータディスクbや現像済み表示つめaをチェック
し、現像済みであるかどうか、カラーネガであるか、カ
ラースライドであるか、白黒であるか、クリーニングカ
ートリッジであるかどうかの判定を行う。ここでのチェ
ックは不図示のスイッチやフォトリフレクターなどを用
いる。
【0040】ステップS303において、ステップS3
02でチェックした結果、未現像フィルムの場合は再生
動作を禁止して、本動作を終了し、現像済みフィルムの
場合はステップS304に進む。
【0041】ステップS304において、給送駆動回路
4を用いて、フィルムのふたを開け、フィルムを引き出
し、すべてのこまの画像を撮像素子部11で読み込むと
同時に、磁気情報読み取り/書き込み回路6を用いて、
すべてのこまのIXデータを読み込む。ここで撮像素子
部11で読み込まれた画像データは、インデックス画面
に用いるため、荒いデータで構わないので間引いてデー
タ数を減らしフレームメモリ19に格納する。この際、
フレームメモリ19内にインデックス画面を記憶してお
く専用のエリアを確保しておく。ここで専用のエリアを
確保しておくことにより、インデックス画面を表示する
たびに、毎回すべての画像を読み取る必要がなくなる。
【0042】続いて、ステップS305において、ステ
ップS304で読み込んだ画像をインデックス画像とし
てビデオアンプ16に出力する。図5にその一例を示
す。図5は各アスペクト比のイメージが25画面テレビ
モニタに映し出されている様子を示す図である。
【0043】その後、ステップS306において操作部
材25の入力をここでチェックする。
【0044】そして、ステップS307において、ステ
ップS306のチェックで再生モードが選択されている
場合はステップS308に進み、そうでない場合はステ
ップS309に進む。
【0045】ステップS308において、操作部材25
の変化に応じて、撮像素子部11から画像を読み込み、
再生モードを切り替える。たとえば、前もってプログラ
ムされていた自動再生や、一こまずつの再生やアニメ合
成再生などを切り替え、一こま再生時はこま送りなどを
行う。ここで、スキップが設定されているこまは再生せ
ず飛ばす。また、インデックス画面表示要求時はステッ
プS311で確認される。また、ここでは、要求に応じ
てIXデータ表示の撮影データ表示やタイトル表示やデ
ート表示を行うとともに、スキップ、向きの変更、アス
ペクト切り替え変更に応じた表示の切り替えを行う。
【0046】また、ステップS309において、ステッ
プS306のチェックでプリントモードが選択されてい
る場合はステップS310に進み、そうでない場合はス
テップS311に進む。
【0047】そして、ステップS310において、図1
及び図6で説明するプリント動作を行う。
【0048】また、ステップS311において、インデ
ックス画面表示要求があったかどうかの確認を行い、要
求があった場合は、インデックス画面表示のために、ス
テップS305に戻り、要求がなかった場合はステップ
S312に進む。
【0049】ステップS312では、フィルム取り出し
要求があったかどうかの確認を行い、要求がなかった場
合は、ステップS306に戻り、要求があった場合は、
フィルムを巻き込むためにステップS313に進む。
【0050】ステップS313では、フィルムを取り出
し可能にするために給送駆動回路4を用いて、フィルム
を巻き込み、データディスクbの位置を、現像済み位置
にセットして、カートのふたを閉める。また、フィルム
巻き戻し中は必要に応じて、磁気情報読み込み/書き込
み回路6とヘッド部5を用いて、磁気情報を書き込む。
【0051】次に図6のフローチャートを用いて本実施
例の特徴であるアルバムのプリント動作について説明す
る。ここで説明するプリント動作は図3のフローチャー
トのステップS310の中の処理動作である。
【0052】まず、ステップS601において、アルバ
ム出力の表紙印刷を行う。表紙印刷の際、図1(a)に
示すように、101に例えば「思い出」といったIX情
報の全こまタイトル(こま全体のタイトル)を印字す
る。そして、102にIX情報より、例えば「199
6.08.01から09.21」というように一こま目
の年月日と最終こまの年月日を印字する。
【0053】次に、ステップS602において、読み取
った写真を自動レイアウトする。そのアルゴリズムは後
で説明する。
【0054】続いて、ステップS603において、写真
にIX情報のタイトルがある場合は、そのタイトルに対
応したクリップアートをデータベース28から参照し、
写真の周囲に合成する。例えば、図1(b)にその例を
示すように、105a,106a,107aにレイアウ
トされた写真のそれぞれの周囲の105d,106d,
107dの位置に例えばタイトルが「夏休み」なら「す
いか」の絵、「I Love You」なら「ハートマ
ーク」の絵、「旅行」なら「新幹線」の絵等のクリップ
アートを合成する。
【0055】そして、ステップS604において、写真
にIX情報の時間情報がある場合は、その時間に対応し
たクリップアートをデータベース28から参照し、写真
の周囲に合成する。例えば、図1(b)に示すように1
05c,106c,107cの位置に例えば時間情報が
「昼間」なら「太陽」の絵、「夜」なら「月と星」の絵
などを合成する。
【0056】ステップS605では、写真にIX情報の
月日の情報がある場合は、その月日に対応したクリップ
アートをデータベース28から参照し、写真の周辺に合
成する。
【0057】ステップS606では、写真にIX情報の
年情報がある場合は、その年に対応したクリップアート
をデータベース28から参照し、写真の周囲に合成す
る。例えば、図1(b)に示すように103の位置に例
えばその年の干支の絵などが考えられる。
【0058】そして、ステップS607では合成した画
像をプリンタドライバ26に出力し、プリンタ27から
プリントアウトする。なお、IX情報により104の位
置には、年情報に対応する年、105b,106b,1
07bの位置には月日情報に対応する月日、105e,
106e,107eの位置にはタイトルをプリントす
る。なお、図1(c)にも図1(b)と同様にアルバム
を作成する。
【0059】それが終了すると、ステップS608にお
いて、最終こままで印刷したかどうかの確認を行い、最
終こままで行っていない場合はステップS602に戻
り、最終こままで行った場合は本動作を終了する。
【0060】最後に図7を用いて、自動レイアウトにつ
いて説明する。なお、この自動レイアウトはアルバム作
成手段である映像信号処理回路15,メモリコントロー
ラ18,マイクロコンピュータ20によって行われる。
【0061】ここで、APSカメラではアスペクト切り
換えが可能でクラッシュタイプC(2:3)、ハイビジ
ョンタイプH(9:16)、パノラマタイプP(1:
3)の写真がフィルムの中で混在している。
【0062】700が示すものは、縦位置C/横位置C
/縦位置H/横位置Hが画像の中心を一致させて描いた
もので、本レイアウト基本が図7(a)であり、700
を6枚固定の位置に配置したものである。ここで図7
(a)では 701には1枚目の写真がレイアウトされその写真が横
位置C、702には2枚目の写真がレイアウトされその
写真が縦位置H、703には3枚目の写真がレイアウト
されその写真が横位置H、704には4枚目の写真がレ
イアウトされその写真が縦位置C、705には5枚目の
写真がレイアウトされその写真が縦位置H、706には
6枚目の写真がレイアウトされその写真が横位置C、で
あった例である。次に図7(a)(b)(c)でパノラ
マPが出てきた例を示す。基本的には、パノラマPは7
00 2つ分で配置し、図7(b)は3枚目に横位置P
が出てきた例であり、図7(c)は1枚目に縦位置Pが
出てきた例であり、図7(d)は3枚目、4枚目に横位
置Pが出てきた例である。
【0063】また6枚目に横位置Pが出てきたり、5枚
目、6枚目に縦位置Pが出た場合はそのPは次のページ
に送る。
【0064】このように本実施例では、フィルム画像を
読み取る手段とフィルムのIX情報を読み取る手段と写
真を合成したアルバム作成手段とプリント出力手段と該
IX情報に対応したクリップアートを対応付ける手段を
備え、写真の合成の際に、IX情報から年月日やタイト
ルを周囲をも合成する場合に該クリップアート対応手段
により検出されたクリップアートも写真の周囲に合成す
るようにしたので、より簡単に楽しいアルバム作りが自
動で可能となる。
【0065】また、アルバムの表紙には、IX情報の全
こまタイトルと最初の撮影日と最終の撮影日を印字する
ようにしたので、IX情報を生かしたアルバムの表紙を
自動生成可能とする。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フィルム画像を読み取る画像読み取り手段と、前記フィ
ルムに記録されたフィルム画像に対する付加情報を読み
取る付加情報読み取り手段と、前記フィルム画像を合成
してアルバムを作成するアルバム作成手段と、該作成さ
れたアルバムをプリント出力するプリント出力手段と、
前記それぞれの付加情報に所定のクリップアートを対応
付けるクリップアート対応手段とを備え、前記フィルム
画像を合成する際に該フィルム画像の周囲の所定位置に
該フィルム画像の付加情報に対応するクリップアートを
合成するようにしたため、より簡単に楽しいアルバム作
りが自動で可能となるという効果がある。
【0067】また、アルバムの表紙には前記付加情報の
うちのこま全体のタイトルと最初の撮影日と最終の撮影
日をプリントするようにしたため、IX情報を生かして
アルバムの表紙を自動で作成することが可能となるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施例のアルバム作成の概念を示す説明図
【図2】 本発明に係るフィルム画像読み取り装置の要
部構成を示すブロック図
【図3】 一実施例の基本動作を示すフローチャート
【図4】 フィルムカートリッジの状態を示す説明図
【図5】 一実施例のインデックス画面を示す図
【図6】 一実施例のプリント動作を示すフローチャー
【図7】 一実施例のアルバムプリント概念を示す説明
【符号の説明】
5 ヘッド部(付加情報読み取り手段) 6 磁気読み取り/書き込み回路(付加情報読み取り手
段) 7 光学レンズ(画像読み取り手段) 8 AF駆動回路(画像読み取り手段) 9 絞り(画像読み取り手段) 10 絞り駆動回路(画像読み取り手段) 11 撮像素子部(画像読み取り手段) 12 クランプ/CDS回路(画像読み取り手段) 13 AGC(画像読み取り手段) 14 A/D変換部(画像読み取り手段) 15 映像信号処理回路(画像読み取り手段,アルバム
作成手段) 18 メモリコントローラ(アルバム作成手段) 19 フレームメモリ 20 マイクロコンピュータ(アルバム作成手段,クリ
ップアート対応手段) 25 操作部材 26 プリンタドライバ(プリント出力手段) 27 プリンタ(プリント出力手段) 28 データベース(クリップアート対応手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H109 BA03 BA11 5B047 AA05 BA01 BB01 BB10 CA23 CB25 DC09 5C052 AA11 AA17 AB03 AB04 AC08 DD02 FA01 FA03 FA04 FB01 FB05 FB06 FB07 FC01 FC08 FD01 FD07 FD08 FD09 FE04 GA01 GA03 GA05 GA07 GA09 GB01 GB09 GB10 GC03 GE04 5C053 FA04 FA27 JA16 JA21 KA04 KA24 LA01 LA03 LA06 LA11 5C076 AA16 AA17 AA19 AA22 BB06

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルム画像を読み取る画像読み取り手
    段と、前記フィルムに記録されたフィルム画像に対する
    付加情報を読み取る付加情報読み取り手段と、前記フィ
    ルム画像を合成してアルバムを作成するアルバム作成手
    段と、該作成されたアルバムをプリント出力するプリン
    ト出力手段と、前記それぞれの付加情報に所定のクリッ
    プアートを対応付けるクリップアート対応手段とを備
    え、前記フィルム画像を合成する際に該フィルム画像の
    周囲の所定位置に該フィルム画像の付加情報に対応する
    クリップアートを合成することを特徴とするフィルム画
    像読み取り装置。
  2. 【請求項2】 フィルム画像を読み取る画像読み取り手
    段と、前記フィルムに記録されたフィルム画像に対する
    付加情報を読み取る付加情報読み取り手段と、前記フィ
    ルム画像を合成してアルバムを作成するアルバム作成手
    段と、該作成されたアルバムをプリント出力するプリン
    ト出力手段とを備え、前記アルバムの表紙には前記付加
    情報のうちのこま全体のタイトルと最初の撮影日と最終
    の撮影日をプリントすることを特徴とするフィルム画像
    読み取り装置。
  3. 【請求項3】 それぞれの付加情報に所定のクリップア
    ートを対応付けるクリップアート対応手段とを備え、前
    記フィルム画像を合成する際に該フィルム画像の周囲の
    所定位置に該フィルム画像の付加情報に対応するクリッ
    プアートを合成することを特徴とする請求項2記載のフ
    ィルム画像読み取り装置。
  4. 【請求項4】 フィルム画像を読み取る画像読み取り手
    段と、前記フィルムに記録されたフィルム画像に対する
    付加情報を読み取る付加情報読み取り手段と、前記フィ
    ルム画像を合成してアルバムを作成するアルバム作成手
    段と、該作成されたアルバムをプリント出力するプリン
    ト出力手段と、前記それぞれの付加情報に所定のクリッ
    プアートを対応付けるクリップアート対応手段とを有す
    るフィルム画像読み取り装置の制御方法であって、前記
    フィルム画像を合成する際に該フィルム画像の周囲の所
    定位置に該フィルム画像の付加情報に対応するクリップ
    アートを合成することを特徴とするフィルム画像読み取
    り装置の制御方法。
  5. 【請求項5】 フィルム画像を読み取る画像読み取り手
    段と、前記フィルムに記録されたフィルム画像に対する
    付加情報を読み取る付加情報読み取り手段と、前記フィ
    ルム画像を合成してアルバムを作成するアルバム作成手
    段と、該作成されたアルバムをプリント出力するプリン
    ト出力手段とを有するフィルム画像読み取り装置の制御
    方法であって、前記アルバムの表紙には前記付加情報の
    うちのこま全体のタイトルと最初の撮影日と最終の撮影
    日をプリントすることを特徴とするフィルム画像読み取
    り装置の制御方法。
  6. 【請求項6】 フィルム画像を合成する際に該フィルム
    画像の周囲の所定位置にクリップアート対応手段により
    該フィルム画像の付加情報に対応付けられたクリップア
    ートを合成することを特徴とする請求項5記載のフィル
    ム画像読み取り装置の制御方法。
  7. 【請求項7】 フィルム画像を読み取る画像読み取り手
    段と、前記フィルムに記録されたフィルム画像に対する
    付加情報を読み取る付加情報読み取り手段と、前記フィ
    ルム画像を合成してアルバムを作成するアルバム作成手
    段と、該作成されたアルバムをプリント出力するプリン
    ト出力手段と、前記それぞれの付加情報に所定のクリッ
    プアートを対応付けるクリップアート対応手段とを有す
    るフィルム画像読み取り装置によって、前記フィルム画
    像を合成する際に該フィルム画像の周囲の所定位置に該
    フィルム画像の付加情報に対応するクリップアートを合
    成することを実現させるためのプログラムを格納したこ
    とを特徴とする記憶媒体。
  8. 【請求項8】 フィルム画像を読み取る画像読み取り手
    段と、前記フィルムに記録されたフィルム画像に対する
    付加情報を読み取る付加情報読み取り手段と、前記フィ
    ルム画像を合成してアルバムを作成するアルバム作成手
    段と、該作成されたアルバムをプリント出力するプリン
    ト出力手段とを有するフィルム画像読み取り装置によっ
    て、前記アルバムの表紙には前記付加情報のうちのこま
    全体のタイトルと最初の撮影日と最終の撮影日をプリン
    トすることを実現させるためのプログラムを格納したこ
    とを特徴とする記憶媒体。
  9. 【請求項9】 フィルム画像を合成する際に該フィルム
    画像の周囲の所定位置にクリップアート対応手段により
    該フィルム画像の付加情報に対応付けられたクリップア
    ートを合成することを実現させるためのプログラムを格
    納したことを特徴とする請求項8記載の記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005266384A (ja) * 2004-03-19 2005-09-29 Sanyo Electric Co Ltd 画像形成装置
US7545521B2 (en) 2001-05-14 2009-06-09 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and method utilized to generate cover image
US7844115B2 (en) 2006-03-27 2010-11-30 Sony Corporation Information processing apparatus, method, and program product

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