JP2000039166A - 湯水混合ユニットおよび該ユニットを用いた自動浴水給湯装置 - Google Patents
湯水混合ユニットおよび該ユニットを用いた自動浴水給湯装置Info
- Publication number
- JP2000039166A JP2000039166A JP10209111A JP20911198A JP2000039166A JP 2000039166 A JP2000039166 A JP 2000039166A JP 10209111 A JP10209111 A JP 10209111A JP 20911198 A JP20911198 A JP 20911198A JP 2000039166 A JP2000039166 A JP 2000039166A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water supply
- hot water
- hot
- supply side
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 設置や取り外しが容易で、給水・給湯配管や
配線の工事等、家屋や浴室への改造を伴う大掛かりな工
事をすることなく、所望温度の温水を所望の量だけ全自
動で給湯できる自動浴水給湯装置を提供することを目的
とする。 【解決手段】 混合弁3、温度センサー6、流量センサ
ー7、開閉弁8、制御器19および操作パネル12をユ
ニットボックス20に配設し、給水側コネクター16、
給湯側コネクター17および混合水流出管18とともに
湯水混合ユニット21として一体に構成するとともに、
浴室内の混合水栓15の上流の流路中に設けた給水側分
岐栓24aおよび給湯側分岐栓24bで分流された水お
よび湯をそれぞれ、給水側接続配管22および給湯側接
続配管23を介して湯水混合ユニット21に供給するよ
う構成した。
配線の工事等、家屋や浴室への改造を伴う大掛かりな工
事をすることなく、所望温度の温水を所望の量だけ全自
動で給湯できる自動浴水給湯装置を提供することを目的
とする。 【解決手段】 混合弁3、温度センサー6、流量センサ
ー7、開閉弁8、制御器19および操作パネル12をユ
ニットボックス20に配設し、給水側コネクター16、
給湯側コネクター17および混合水流出管18とともに
湯水混合ユニット21として一体に構成するとともに、
浴室内の混合水栓15の上流の流路中に設けた給水側分
岐栓24aおよび給湯側分岐栓24bで分流された水お
よび湯をそれぞれ、給水側接続配管22および給湯側接
続配管23を介して湯水混合ユニット21に供給するよ
う構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、浴槽等に所定の
温度の温水を所定量だけ自動的に給湯する湯水混合ユニ
ットおよび該ユニットを用いた自動浴水給湯装置に関す
るものである。
温度の温水を所定量だけ自動的に給湯する湯水混合ユニ
ットおよび該ユニットを用いた自動浴水給湯装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図5に、従来の一般的な浴水の給湯方法
を示す。図5において、101および105は、それぞ
れ、外部の給水源(例えば、上水道)および給湯源(例
えば、貯湯式電気温水器)から水および湯を浴室内に導
く給水配管および給湯配管であり、下流端には混合水栓
115が浴室内で接続されている。混合水栓115の給
水側および給湯側には、それぞれ、給水側蛇口栓115
aと給湯側蛇口栓115bが設けられ、この給水側蛇口
栓115aおよび給湯側蛇口栓115bをひねると、そ
れぞれ給水側および給湯側の弁が開いて給水配管101
および給湯配管105から水と湯が混合水栓115内に
流入し、内部で混合されて浴槽109内に給湯される。
なお、給湯温度の調節は、給水側蛇口栓115aおよび
給湯側蛇口栓115bによって弁の開度を手動で変化さ
せ、給水配管101および給湯配管105から流れ込む
水と湯の混合割合を変更することにより行っている。ま
た、上記のように混合水栓115を使用せず、それぞ
れ、給水配管101および給湯配管105に直接接続さ
れた別々の給水水栓と給湯水栓を用いて、水と湯を浴槽
109内に流し込み、浴槽109内で混合して温度を調
節する形態のものも良く知られている。
を示す。図5において、101および105は、それぞ
れ、外部の給水源(例えば、上水道)および給湯源(例
えば、貯湯式電気温水器)から水および湯を浴室内に導
く給水配管および給湯配管であり、下流端には混合水栓
115が浴室内で接続されている。混合水栓115の給
水側および給湯側には、それぞれ、給水側蛇口栓115
aと給湯側蛇口栓115bが設けられ、この給水側蛇口
栓115aおよび給湯側蛇口栓115bをひねると、そ
れぞれ給水側および給湯側の弁が開いて給水配管101
および給湯配管105から水と湯が混合水栓115内に
流入し、内部で混合されて浴槽109内に給湯される。
なお、給湯温度の調節は、給水側蛇口栓115aおよび
給湯側蛇口栓115bによって弁の開度を手動で変化さ
せ、給水配管101および給湯配管105から流れ込む
水と湯の混合割合を変更することにより行っている。ま
た、上記のように混合水栓115を使用せず、それぞ
れ、給水配管101および給湯配管105に直接接続さ
れた別々の給水水栓と給湯水栓を用いて、水と湯を浴槽
109内に流し込み、浴槽109内で混合して温度を調
節する形態のものも良く知られている。
【0003】しかしながら、このような従来の給湯方法
では、給湯時に使用者が手動で湯温の調節や給湯量(水
位)の監視などを行う必要があり、これに対して、別の
従来例として図6に示すような自動浴水給湯装置が開発
されている。図6は、深夜電力温水器を利用した自動浴
水給湯装置の一例であり、図において、101は上水道
等の給水源から供給される水(図中矢印A)を導く給水
配管であり、分岐部102により2つに分流された水の
一方は、直接、電動の混合弁103に供給(図中矢印A
1)されるとともに、もう一方は貯湯タンク104内に
給水(図中矢印A2)、貯えられ、深夜電力によって沸
き上げられた後、湯となって給湯配管105を経由して
混合弁103に供給(図中矢印B)される。混合弁10
3では水と湯が混合されて中間温度の温水が作られ、混
合弁103の下流に設けられた、混合後の温水の温度を
検知する温度センサー106、温水の流量を測定する流
量センサー107、温水の流路の開閉を電動で行う開閉
弁108、温水を外壁114を隔てた浴室内の浴槽10
9に導く温水導入配管110および浴槽109の側壁に
設けられ浴槽109内への温水の吐出口となるアダプタ
ー111を経由して浴槽109内に温水(図中矢印C)
が供給される。
では、給湯時に使用者が手動で湯温の調節や給湯量(水
位)の監視などを行う必要があり、これに対して、別の
従来例として図6に示すような自動浴水給湯装置が開発
されている。図6は、深夜電力温水器を利用した自動浴
水給湯装置の一例であり、図において、101は上水道
等の給水源から供給される水(図中矢印A)を導く給水
配管であり、分岐部102により2つに分流された水の
一方は、直接、電動の混合弁103に供給(図中矢印A
1)されるとともに、もう一方は貯湯タンク104内に
給水(図中矢印A2)、貯えられ、深夜電力によって沸
き上げられた後、湯となって給湯配管105を経由して
混合弁103に供給(図中矢印B)される。混合弁10
3では水と湯が混合されて中間温度の温水が作られ、混
合弁103の下流に設けられた、混合後の温水の温度を
検知する温度センサー106、温水の流量を測定する流
量センサー107、温水の流路の開閉を電動で行う開閉
弁108、温水を外壁114を隔てた浴室内の浴槽10
9に導く温水導入配管110および浴槽109の側壁に
設けられ浴槽109内への温水の吐出口となるアダプタ
ー111を経由して浴槽109内に温水(図中矢印C)
が供給される。
【0004】また、混合弁103、温度センサー10
6、流量センサー107および開閉弁108は浴室の壁
面に設置された操作盤112と信号線113で電気的に
接続されており、操作盤112では、これらのセンサー
により測定された温水の温度や流量にもとづいて、使用
者が設定した給湯温度や給湯量(水位)になるよう信号
線113を介して制御信号を送出し、混合弁103と開
閉弁108が自動的に操作される。
6、流量センサー107および開閉弁108は浴室の壁
面に設置された操作盤112と信号線113で電気的に
接続されており、操作盤112では、これらのセンサー
により測定された温水の温度や流量にもとづいて、使用
者が設定した給湯温度や給湯量(水位)になるよう信号
線113を介して制御信号を送出し、混合弁103と開
閉弁108が自動的に操作される。
【0005】なお、一般に上記のような自動浴水給湯装
置では、設置スペースや機器の防水(湿気)対策等の理
由から、貯湯タンク104や混合弁103、温度センサ
ー106、流量センサー107および開閉弁108が、
浴室外、場合によっては屋外に設置されているため、こ
れらの各機器と浴槽109や操作盤112を接続する温
水導入配管110および信号線113は浴室壁または外
壁114を貫通して工事されている。
置では、設置スペースや機器の防水(湿気)対策等の理
由から、貯湯タンク104や混合弁103、温度センサ
ー106、流量センサー107および開閉弁108が、
浴室外、場合によっては屋外に設置されているため、こ
れらの各機器と浴槽109や操作盤112を接続する温
水導入配管110および信号線113は浴室壁または外
壁114を貫通して工事されている。
【0006】また、実開平3−57318号公報には、
別の従来例として、止水栓、混合弁、温度センサー、開
閉弁および流量センサーから構成された自動浴水給湯装
置が開示されている。この従来例では、止水栓、混合
弁、温度センサー、開閉弁および流量センサーをユニッ
トボックス内に収納し、このユニットボックスを浴室壁
内に埋め込んで設置するとともに、浴室壁内で給水源お
よび給湯源からの配管に接続し、さらに、混合された温
水の吐出口を混合水栓の配管に浴室壁内で接続すること
により、混合された温水が混合水栓から浴槽内に給湯さ
れるよう構成している。また、この従来例では、浴室の
天井裏に制御器を設け、浴室外の操作器からの指示にも
とづいてユニットボックス内の各機器を制御することに
より、給湯温度や給湯量が自動調節されるよう構成され
ている。
別の従来例として、止水栓、混合弁、温度センサー、開
閉弁および流量センサーから構成された自動浴水給湯装
置が開示されている。この従来例では、止水栓、混合
弁、温度センサー、開閉弁および流量センサーをユニッ
トボックス内に収納し、このユニットボックスを浴室壁
内に埋め込んで設置するとともに、浴室壁内で給水源お
よび給湯源からの配管に接続し、さらに、混合された温
水の吐出口を混合水栓の配管に浴室壁内で接続すること
により、混合された温水が混合水栓から浴槽内に給湯さ
れるよう構成している。また、この従来例では、浴室の
天井裏に制御器を設け、浴室外の操作器からの指示にも
とづいてユニットボックス内の各機器を制御することに
より、給湯温度や給湯量が自動調節されるよう構成され
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
6に示された従来例では、混合弁103や温度センサー
106、流量センサー107、開閉弁108および貯湯
タンク104が浴室外や屋外に設置され、上記の各機器
と操作盤112や浴槽109とが外壁114を隔てて設
置されているため、家屋の建築後にこのような自動浴水
給湯装置を据え付けるためには、外壁を貫通する配線や
配管工事等、家屋の改造を伴う大掛かりな工事が必要
で、費用的にも高額となる欠点があった。また、装置の
取り外しも困難で、さらには、工事後の原状回復が極め
て困難なため、特に、アパートや賃貸住宅など自己所有
でない住宅の居住者にとっては、全自動の浴水給湯装置
の必要性を感じても導入できないものであった。
6に示された従来例では、混合弁103や温度センサー
106、流量センサー107、開閉弁108および貯湯
タンク104が浴室外や屋外に設置され、上記の各機器
と操作盤112や浴槽109とが外壁114を隔てて設
置されているため、家屋の建築後にこのような自動浴水
給湯装置を据え付けるためには、外壁を貫通する配線や
配管工事等、家屋の改造を伴う大掛かりな工事が必要
で、費用的にも高額となる欠点があった。また、装置の
取り外しも困難で、さらには、工事後の原状回復が極め
て困難なため、特に、アパートや賃貸住宅など自己所有
でない住宅の居住者にとっては、全自動の浴水給湯装置
の必要性を感じても導入できないものであった。
【0008】また、実開平3−57318号公報に示さ
れた自動浴水給湯装置においても、止水栓、混合弁、温
度センサー、開閉弁および流量センサーを収納したユニ
ットボックスと操作器および制御器が浴室壁を隔てて別
々に設置され、さらに、このユニットボックスを浴室壁
内に埋設して浴室壁内に敷設した配管から給水、給湯し
ているため、設置や据え付けに当たっては、専門家によ
る浴室壁内の配線工事や配管工事が必要で、費用的に
も、また、原状回復の困難性においても、上記の図6に
示した従来例と全く同様の欠点があった。
れた自動浴水給湯装置においても、止水栓、混合弁、温
度センサー、開閉弁および流量センサーを収納したユニ
ットボックスと操作器および制御器が浴室壁を隔てて別
々に設置され、さらに、このユニットボックスを浴室壁
内に埋設して浴室壁内に敷設した配管から給水、給湯し
ているため、設置や据え付けに当たっては、専門家によ
る浴室壁内の配線工事や配管工事が必要で、費用的に
も、また、原状回復の困難性においても、上記の図6に
示した従来例と全く同様の欠点があった。
【0009】この発明は、近年の、簡易な全自動浴水給
湯装置に対するニーズの高まりを背景に、従来装置の上
記のような不具合点を解消するためになされたもので、
この発明の第1の目的は、据え付けや取り外しが容易
で、配管や配線の工事等、家屋や浴室への改造を伴う大
掛かりな工事をすることなく、所望温度の温水を所望の
量だけ全自動で給湯できる簡易型の湯水混合ユニットと
該ユニットを用いた自動浴水給湯装置を提供することを
目的とする。
湯装置に対するニーズの高まりを背景に、従来装置の上
記のような不具合点を解消するためになされたもので、
この発明の第1の目的は、据え付けや取り外しが容易
で、配管や配線の工事等、家屋や浴室への改造を伴う大
掛かりな工事をすることなく、所望温度の温水を所望の
量だけ全自動で給湯できる簡易型の湯水混合ユニットと
該ユニットを用いた自動浴水給湯装置を提供することを
目的とする。
【0010】また、この発明の第2の目的は、予め設定
された時刻に自動給湯を開始することが可能な湯水混合
ユニットおよび該ユニットを用いた自動浴水給湯装置を
提供することを目的とする。
された時刻に自動給湯を開始することが可能な湯水混合
ユニットおよび該ユニットを用いた自動浴水給湯装置を
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に関わる湯水混
合ユニットは、上記の目的を達成するために、自動給湯
に必要な、混合弁、温度センサー、流量センサー、開閉
弁、制御器および操作パネルをユニットボックスに配設
するとともに、外部との接続等に必要な、給水側コネク
ター、給湯側コネクターおよび混合水流出管を、その一
端を上記ユニットボックス外に開口しつつ、もう一端を
上記ユニットボックスに配設した機器に接続し、全体と
して一体の湯水混合ユニットとして構成したものであ
る。
合ユニットは、上記の目的を達成するために、自動給湯
に必要な、混合弁、温度センサー、流量センサー、開閉
弁、制御器および操作パネルをユニットボックスに配設
するとともに、外部との接続等に必要な、給水側コネク
ター、給湯側コネクターおよび混合水流出管を、その一
端を上記ユニットボックス外に開口しつつ、もう一端を
上記ユニットボックスに配設した機器に接続し、全体と
して一体の湯水混合ユニットとして構成したものであ
る。
【0012】また、この発明に関わる湯水混合ユニット
は、上記制御器によって、上記操作パネルで設定された
給湯開始時刻に自動的に給湯を開始できるよう構成した
ものである。
は、上記制御器によって、上記操作パネルで設定された
給湯開始時刻に自動的に給湯を開始できるよう構成した
ものである。
【0013】さらに、この発明に関わる自動浴水給湯装
置は、それぞれ、浴室外の給水源および給湯源から浴室
内に供給される水および湯の浴室内に露出した配管中
に、それぞれ、給水側分岐栓と給湯側分岐栓を設け、上
記給水側分岐栓および上記給湯側分岐栓によって分流さ
れた水および湯を、それぞれ、浴室内に設けた給水側接
続配管および給湯側接続配管を介して上記湯水混合ユニ
ットの上記給水側コネクターと上記給湯側コネクターに
供給するよう構成したものである。
置は、それぞれ、浴室外の給水源および給湯源から浴室
内に供給される水および湯の浴室内に露出した配管中
に、それぞれ、給水側分岐栓と給湯側分岐栓を設け、上
記給水側分岐栓および上記給湯側分岐栓によって分流さ
れた水および湯を、それぞれ、浴室内に設けた給水側接
続配管および給湯側接続配管を介して上記湯水混合ユニ
ットの上記給水側コネクターと上記給湯側コネクターに
供給するよう構成したものである。
【0014】また、この発明に関わる自動浴水給湯装置
は、上記給水側接続配管および上記給湯側接続配管を可
撓性を有するフレキシブル配管で構成したものである。
は、上記給水側接続配管および上記給湯側接続配管を可
撓性を有するフレキシブル配管で構成したものである。
【0015】さらに、この発明に関わる自動浴水給湯装
置は、上記湯水混合ユニットを上記給水側分岐栓または
上記給湯側分岐栓に近接して配置したものである。
置は、上記湯水混合ユニットを上記給水側分岐栓または
上記給湯側分岐栓に近接して配置したものである。
【0016】また、この発明に関わる自動浴水給湯装置
は、上記給水側接続配管と上記給湯側接続配管のどちら
か、または、両方を断熱部材で被覆したものである。
は、上記給水側接続配管と上記給湯側接続配管のどちら
か、または、両方を断熱部材で被覆したものである。
【0017】さらに、この発明に関わる自動浴水給湯装
置は、上記給水側接続配管と上記給湯側接続配管のどち
らか、または、両方を接触防止用の配管カバーで覆った
ものである。
置は、上記給水側接続配管と上記給湯側接続配管のどち
らか、または、両方を接触防止用の配管カバーで覆った
ものである。
【0018】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1である湯水混合ユニットと該ユニットを用
いた自動浴水給湯装置の構成を示した概念図である。図
において、3は電動の混合弁であり、その上流側には、
それぞれ、外部の給水源および給湯源から水(図中矢印
D)および湯(図中矢印E)を導入する給水側コネクタ
ー16および給湯側コネクター17が接続されている。
また、混合弁3の下流には、混合後の温水の温度を測定
する温度センサー6(この実施の形態では、サーミスタ
温度センサーを使用)、温水の流量を測定する流量セン
サー7、温水の流路の開閉を電動で行う開閉弁8および
温水(図中矢印F)を外部に吐出する混合水流出管18
が接続されている。
実施の形態1である湯水混合ユニットと該ユニットを用
いた自動浴水給湯装置の構成を示した概念図である。図
において、3は電動の混合弁であり、その上流側には、
それぞれ、外部の給水源および給湯源から水(図中矢印
D)および湯(図中矢印E)を導入する給水側コネクタ
ー16および給湯側コネクター17が接続されている。
また、混合弁3の下流には、混合後の温水の温度を測定
する温度センサー6(この実施の形態では、サーミスタ
温度センサーを使用)、温水の流量を測定する流量セン
サー7、温水の流路の開閉を電動で行う開閉弁8および
温水(図中矢印F)を外部に吐出する混合水流出管18
が接続されている。
【0019】また、混合弁3、温度センサー6、流量セ
ンサー7および開閉弁8は、操作パネル12と電気的に
接続された制御器19に信号線13により電気的に接続
されており、制御器19では、操作パネル12から使用
者が設定した給湯温度や給湯量(水位)と上記の各セン
サーによって測定され信号線13によって伝達された温
水の温度や流量にもとづいて、混合弁3や開閉弁8に制
御信号が送られ、水と湯の混合割合や弁の開閉が自動的
に操作される。また、これらの全ての機器は、箱型のユ
ニットボックス20内に水密に一体に収納されるととも
に、使用者が所望の給湯温度や給湯量を入力する操作パ
ネル12の操作部12aがユニットボックス20の表面
に露出するよう配置され、さらに、給水側コネクター1
6、給湯側コネクター17および混合水流出管18は、
その一端をユニットボックス20外に開口しつつ、もう
一端をユニットボックス20内の機器に接続し、全体と
して一体の湯水混合ユニット21を構成し、浴槽9の上
部に設置されている。
ンサー7および開閉弁8は、操作パネル12と電気的に
接続された制御器19に信号線13により電気的に接続
されており、制御器19では、操作パネル12から使用
者が設定した給湯温度や給湯量(水位)と上記の各セン
サーによって測定され信号線13によって伝達された温
水の温度や流量にもとづいて、混合弁3や開閉弁8に制
御信号が送られ、水と湯の混合割合や弁の開閉が自動的
に操作される。また、これらの全ての機器は、箱型のユ
ニットボックス20内に水密に一体に収納されるととも
に、使用者が所望の給湯温度や給湯量を入力する操作パ
ネル12の操作部12aがユニットボックス20の表面
に露出するよう配置され、さらに、給水側コネクター1
6、給湯側コネクター17および混合水流出管18は、
その一端をユニットボックス20外に開口しつつ、もう
一端をユニットボックス20内の機器に接続し、全体と
して一体の湯水混合ユニット21を構成し、浴槽9の上
部に設置されている。
【0020】一方、この実施の形態においては、給水側
コネクター16および給湯側コネクター17には、それ
ぞれ、外周を断熱部材(図示せず)で被覆された給水側
接続配管22および給湯側接続配管23が接続され、こ
の給水側接続配管22および給湯側接続配管23の上流
端は、それぞれ、浴室外の給水源および給湯源から供給
される水および湯の浴室内に露出した配管中、具体的に
は浴室内の混合水栓15の上流、に設けられた給水側分
岐栓24aおよび給湯側分岐栓24bに接続されてい
る。
コネクター16および給湯側コネクター17には、それ
ぞれ、外周を断熱部材(図示せず)で被覆された給水側
接続配管22および給湯側接続配管23が接続され、こ
の給水側接続配管22および給湯側接続配管23の上流
端は、それぞれ、浴室外の給水源および給湯源から供給
される水および湯の浴室内に露出した配管中、具体的に
は浴室内の混合水栓15の上流、に設けられた給水側分
岐栓24aおよび給湯側分岐栓24bに接続されてい
る。
【0021】図2には、この実施の形態の混合水栓15
付近の詳細な構成図を示す。図2において、1および5
は、浴室壁内に埋設され、それぞれ、上流を上水道等の
給水源および貯湯タンク等の給湯源に接続された給水配
管および給湯配管であり、25aおよび25bは、それ
ぞれ、給水配管1および給湯配管5の下流端に接続され
浴室壁外に突出して設置された給水側アダプターおよび
給湯側アダプターであり、15は浴室内に設置され浴槽
9内に温水を供給する混合水栓である。
付近の詳細な構成図を示す。図2において、1および5
は、浴室壁内に埋設され、それぞれ、上流を上水道等の
給水源および貯湯タンク等の給湯源に接続された給水配
管および給湯配管であり、25aおよび25bは、それ
ぞれ、給水配管1および給湯配管5の下流端に接続され
浴室壁外に突出して設置された給水側アダプターおよび
給湯側アダプターであり、15は浴室内に設置され浴槽
9内に温水を供給する混合水栓である。
【0022】さらに、この実施の形態では、混合水栓1
5と給水側アダプター25aおよび給湯側アダプター2
5bとの間に、それぞれ、T字形の給水側分岐栓24a
および給湯側分岐栓24bが設けられ、流路の一方が混
合水栓15に、もう一方が給水側接続配管22および給
湯側接続配管23に接続されている。こうして、給水配
管1および給湯配管5から供給される水および湯は給水
側分岐栓24aおよび給湯側分岐栓24bによって分流
され、一方を混合水栓15に供給するとともに、もう一
方を、浴室内の給水側接続配管22および給湯側接続配
管23を介して上述した湯水混合ユニット21の給水側
コネクター16および給湯側コネクター17に、同時に
供給するよう構成されている。
5と給水側アダプター25aおよび給湯側アダプター2
5bとの間に、それぞれ、T字形の給水側分岐栓24a
および給湯側分岐栓24bが設けられ、流路の一方が混
合水栓15に、もう一方が給水側接続配管22および給
湯側接続配管23に接続されている。こうして、給水配
管1および給湯配管5から供給される水および湯は給水
側分岐栓24aおよび給湯側分岐栓24bによって分流
され、一方を混合水栓15に供給するとともに、もう一
方を、浴室内の給水側接続配管22および給湯側接続配
管23を介して上述した湯水混合ユニット21の給水側
コネクター16および給湯側コネクター17に、同時に
供給するよう構成されている。
【0023】なお、上記した給水側アダプター25aお
よび給湯側アダプター25bと混合水栓15間への給水
側分岐栓24aおよび給湯側分岐栓24bの取り付け工
事は、プライヤー等の一般的な工具で、しかも専門家で
なくても簡単にできるものであり、取り外しについても
全く同様である。
よび給湯側アダプター25bと混合水栓15間への給水
側分岐栓24aおよび給湯側分岐栓24bの取り付け工
事は、プライヤー等の一般的な工具で、しかも専門家で
なくても簡単にできるものであり、取り外しについても
全く同様である。
【0024】図3には、この実施の形態1による湯水混
合ユニットと該ユニットを用いた自動浴水給湯装置の制
御系のブロック図を示す。図において、19aは給湯開
始時刻、給湯温度、給湯量等に関する設定値が操作パネ
ル12から入力、記憶される記憶部であり、19bは記
憶部19aが記憶する設定値と温度センサー6や流量セ
ンサー7からの測定値を比較し、混合弁3や開閉弁8に
制御信号を送出する判断部であり、19cは時間を計時
する時計部である。図に示したように、記憶部19a、
判断部19bおよび時計部19cの各機能ブロックは制
御器19として一体に構成されている。
合ユニットと該ユニットを用いた自動浴水給湯装置の制
御系のブロック図を示す。図において、19aは給湯開
始時刻、給湯温度、給湯量等に関する設定値が操作パネ
ル12から入力、記憶される記憶部であり、19bは記
憶部19aが記憶する設定値と温度センサー6や流量セ
ンサー7からの測定値を比較し、混合弁3や開閉弁8に
制御信号を送出する判断部であり、19cは時間を計時
する時計部である。図に示したように、記憶部19a、
判断部19bおよび時計部19cの各機能ブロックは制
御器19として一体に構成されている。
【0025】以下、この実施の形態の動作について、制
御フローチャートを表わす図4を中心に、図1、図3を
用いて、図4の各ステップに沿って説明する。
御フローチャートを表わす図4を中心に、図1、図3を
用いて、図4の各ステップに沿って説明する。
【0026】まず、ステップS1で使用者が操作パネル
12により、給湯開始時刻や所望の給湯温度、給湯量を
入力すると、操作パネル12からの情報は制御器19に
伝達され、制御器19内の記憶部19aに記憶される。
次に、ステップS2では、記憶部19aに記憶された設
定時刻と時計部19cの時刻が制御器19内の判断部1
9bで比較され、給湯開始時刻になると、ステップS3
に移行して制御器19から信号線13を介して制御信号
が送出され、開閉弁8が開かれる。
12により、給湯開始時刻や所望の給湯温度、給湯量を
入力すると、操作パネル12からの情報は制御器19に
伝達され、制御器19内の記憶部19aに記憶される。
次に、ステップS2では、記憶部19aに記憶された設
定時刻と時計部19cの時刻が制御器19内の判断部1
9bで比較され、給湯開始時刻になると、ステップS3
に移行して制御器19から信号線13を介して制御信号
が送出され、開閉弁8が開かれる。
【0027】こうして、混合弁3には、混合水栓15の
上流に設置された給水側分岐栓24aおよび給湯側分岐
栓24b、給水側接続配管22および給湯側接続配管2
3、給水側コネクター16および給湯側コネクター17
を介して水(図中矢印D)と湯(図中矢印E)が流入、
混合され、下流に設置された温度センサー6、流量セン
サー7、開閉弁8を通って混合水流出管18より温水
(図中矢印F)が浴槽9内に供給される。
上流に設置された給水側分岐栓24aおよび給湯側分岐
栓24b、給水側接続配管22および給湯側接続配管2
3、給水側コネクター16および給湯側コネクター17
を介して水(図中矢印D)と湯(図中矢印E)が流入、
混合され、下流に設置された温度センサー6、流量セン
サー7、開閉弁8を通って混合水流出管18より温水
(図中矢印F)が浴槽9内に供給される。
【0028】次に、温水が供給され始めると、ステップ
S4a〜ステップS4cでは、記憶部19aに記憶され
た設定給湯温度と信号線13を介して温度センサー6か
ら送られてくる温水の温度が判断部19bで比較され、
設定温度より高い場合には水の量を増やすよう(ステッ
プS4d)、また、設定温度より低い場合には湯の量を
増やすよう(ステップS4e)信号線13を介して混合
弁3に制御信号が送られ、設定温度になるまで湯と水の
混合割合が増減され、給湯温度が自動調節される。一
方、ステップS5では、信号線13を介して送られてく
る流量センサー7のデータに基づいて、逐次、判断部1
9bで全給湯量が算出され、記憶部19aに記憶された
設定値と比較され、給湯量(水位)が予め操作パネル1
2で設定された給湯量になったところでステップS6に
移行し、信号線13を介して開閉弁8を閉じ、給湯を終
了する。
S4a〜ステップS4cでは、記憶部19aに記憶され
た設定給湯温度と信号線13を介して温度センサー6か
ら送られてくる温水の温度が判断部19bで比較され、
設定温度より高い場合には水の量を増やすよう(ステッ
プS4d)、また、設定温度より低い場合には湯の量を
増やすよう(ステップS4e)信号線13を介して混合
弁3に制御信号が送られ、設定温度になるまで湯と水の
混合割合が増減され、給湯温度が自動調節される。一
方、ステップS5では、信号線13を介して送られてく
る流量センサー7のデータに基づいて、逐次、判断部1
9bで全給湯量が算出され、記憶部19aに記憶された
設定値と比較され、給湯量(水位)が予め操作パネル1
2で設定された給湯量になったところでステップS6に
移行し、信号線13を介して開閉弁8を閉じ、給湯を終
了する。
【0029】なお、上記の動作の説明では、給湯開始時
刻を操作パネル12で予め設定する例を示したが、足し
湯等で手動により給湯したい場合は、操作パネル12上
に給湯開始および給湯停止のボタンを設け、手動で給湯
を開始、停止できるよう構成してもよい。また、この実
施の形態では、従来と全く同様に混合水栓15を使用す
ることが可能であり、混合水栓15を操作し、水と湯の
混合割合を手動で調整して給湯することもできる。
刻を操作パネル12で予め設定する例を示したが、足し
湯等で手動により給湯したい場合は、操作パネル12上
に給湯開始および給湯停止のボタンを設け、手動で給湯
を開始、停止できるよう構成してもよい。また、この実
施の形態では、従来と全く同様に混合水栓15を使用す
ることが可能であり、混合水栓15を操作し、水と湯の
混合割合を手動で調整して給湯することもできる。
【0030】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、混合弁3、温度センサー6、流量センサー7、開閉
弁8、制御器19および操作パネル12をユニットボッ
クス20に配設するとともに、給水側コネクター16、
給湯側コネクター17および混合水流出管18とともに
自動給湯に係る機能を1つの湯水混合ユニット21とし
て集約したため、各機器と制御器19および操作パネル
12間の配線工事が不要となり、設置や取り外しが容易
な湯水混合ユニットおよび自動浴水給湯装置が得られる
効果がある。また、設置や取り外しの容易性に加えて、
一体の湯水混合ユニット21として可搬性が向上したた
め、引越し等の場合において、この湯水混合ユニット2
1を持参すれば転居先でも全く同様に使用することがで
き、特に、これまで新たな自動浴水給湯装置の設置が困
難であった賃貸住宅等の居住者にとっても利用可能な湯
水混合ユニットおよび自動浴水給湯装置が得られる点で
大きな効果がある。
ば、混合弁3、温度センサー6、流量センサー7、開閉
弁8、制御器19および操作パネル12をユニットボッ
クス20に配設するとともに、給水側コネクター16、
給湯側コネクター17および混合水流出管18とともに
自動給湯に係る機能を1つの湯水混合ユニット21とし
て集約したため、各機器と制御器19および操作パネル
12間の配線工事が不要となり、設置や取り外しが容易
な湯水混合ユニットおよび自動浴水給湯装置が得られる
効果がある。また、設置や取り外しの容易性に加えて、
一体の湯水混合ユニット21として可搬性が向上したた
め、引越し等の場合において、この湯水混合ユニット2
1を持参すれば転居先でも全く同様に使用することがで
き、特に、これまで新たな自動浴水給湯装置の設置が困
難であった賃貸住宅等の居住者にとっても利用可能な湯
水混合ユニットおよび自動浴水給湯装置が得られる点で
大きな効果がある。
【0031】また、この実施の形態1によれば、湯水混
合ユニット21への給水、給湯を浴室内の混合水栓15
の上流の流路中に設けた給水側分岐栓24aおよび給湯
側分岐栓24bから分流して供給するよう構成したた
め、配管工事が簡単で工事費用が大幅に安くなるととも
に、家屋の建築後でも容易に設置できる自動浴水給湯装
置が得られる効果がある。また、装置の取り外しも簡単
で、壁面を貫通するような配管工事が不要となるため、
原状回復が可能となり、アパートや賃貸住宅等でも設置
可能な自動浴水給湯装置が得られる効果がある。さら
に、従来と全く同様に混合水栓15を使用できるだけで
なく、湯水混合ユニット21とともに、混合水栓15か
らも同時に異なった温度の給湯が可能なため、湯水混合
ユニット21で足し湯をしながら、混合水栓15で洗い
湯等を利用できるといった効果もある。
合ユニット21への給水、給湯を浴室内の混合水栓15
の上流の流路中に設けた給水側分岐栓24aおよび給湯
側分岐栓24bから分流して供給するよう構成したた
め、配管工事が簡単で工事費用が大幅に安くなるととも
に、家屋の建築後でも容易に設置できる自動浴水給湯装
置が得られる効果がある。また、装置の取り外しも簡単
で、壁面を貫通するような配管工事が不要となるため、
原状回復が可能となり、アパートや賃貸住宅等でも設置
可能な自動浴水給湯装置が得られる効果がある。さら
に、従来と全く同様に混合水栓15を使用できるだけで
なく、湯水混合ユニット21とともに、混合水栓15か
らも同時に異なった温度の給湯が可能なため、湯水混合
ユニット21で足し湯をしながら、混合水栓15で洗い
湯等を利用できるといった効果もある。
【0032】なお、給水側接続配管22および給湯側接
続配管23として可撓性を有するフレキシブル配管を利
用すれば、湯水混合ユニット21の据え付けや取り外し
および移動が一層容易になる効果がある。
続配管23として可撓性を有するフレキシブル配管を利
用すれば、湯水混合ユニット21の据え付けや取り外し
および移動が一層容易になる効果がある。
【0033】また、この実施の形態によれば、湯水混合
ユニット21と給水側分岐栓24aおよび給湯側分岐栓
24b間の給水側接続配管22および給湯側接続配管2
3を断熱部材で被覆したため、入浴中に給水側接続配管
22や給湯側接続配管23に身体が接触してやけどをし
たり、冷たく感じたりするなどの不快感を防止できる効
果がある。なお、上記の目的を達成するための別の手段
としては、給水側接続配管22および給湯側接続配管2
3を断熱部材で形成したり、給水側接続配管22および
給湯側接続配管23を、例えば合成樹脂等の板をコの字
形に形成した接触防止用の配管カバーで覆って直接身体
が触れないようにする等の他、給水側接続配管22およ
び給湯側接続配管23の長さを最短にすべく、湯水混合
ユニット21を給水側分岐栓24aおよび給湯側分岐栓
24bに近接して(望ましくは、やけどの心配がある給
湯側接続配管23の長さを最短にするよう、給湯側分岐
栓24bに隣接して)配置してもよい。
ユニット21と給水側分岐栓24aおよび給湯側分岐栓
24b間の給水側接続配管22および給湯側接続配管2
3を断熱部材で被覆したため、入浴中に給水側接続配管
22や給湯側接続配管23に身体が接触してやけどをし
たり、冷たく感じたりするなどの不快感を防止できる効
果がある。なお、上記の目的を達成するための別の手段
としては、給水側接続配管22および給湯側接続配管2
3を断熱部材で形成したり、給水側接続配管22および
給湯側接続配管23を、例えば合成樹脂等の板をコの字
形に形成した接触防止用の配管カバーで覆って直接身体
が触れないようにする等の他、給水側接続配管22およ
び給湯側接続配管23の長さを最短にすべく、湯水混合
ユニット21を給水側分岐栓24aおよび給湯側分岐栓
24bに近接して(望ましくは、やけどの心配がある給
湯側接続配管23の長さを最短にするよう、給湯側分岐
栓24bに隣接して)配置してもよい。
【0034】また、この実施の形態によれば、制御器1
9内に時計部19cを設け、操作パネル12であらかじ
め給湯開始時刻を設定しておくことにより、全自動で給
湯が行われるよう構成したため、従来の手動での温度調
節やお湯はり完了までの監視が不要となるだけでなく、
使用者の不在時でも所定の給湯温度、給湯量のお湯はり
が可能な自動浴水給湯装置が得られる効果がある。
9内に時計部19cを設け、操作パネル12であらかじ
め給湯開始時刻を設定しておくことにより、全自動で給
湯が行われるよう構成したため、従来の手動での温度調
節やお湯はり完了までの監視が不要となるだけでなく、
使用者の不在時でも所定の給湯温度、給湯量のお湯はり
が可能な自動浴水給湯装置が得られる効果がある。
【0035】なお、上記の実施の形態1では、給水側分
岐栓24aおよび給湯側分岐栓24bを混合水栓15の
上流に設けた例を示したが、給水用の給水水栓と給湯用
の給湯水栓が別々に設置されている場合には、それぞれ
の水栓の上流に給水側分岐栓24aおよび給湯側分岐栓
24bを設けてもよい。
岐栓24aおよび給湯側分岐栓24bを混合水栓15の
上流に設けた例を示したが、給水用の給水水栓と給湯用
の給湯水栓が別々に設置されている場合には、それぞれ
の水栓の上流に給水側分岐栓24aおよび給湯側分岐栓
24bを設けてもよい。
【0036】また、上記の図1では、流量センサー7の
下流に開閉弁8を設けた例を示したが、流量センサー7
を開閉弁8の下流に設置してもよく、この場合、流量セ
ンサー7の耐圧性能を低くできるため、流量センサー7
の重量が軽くなって湯水混合ユニット21の可搬性が向
上するとともに、コストの低減が図られ、加えて、流量
センサー7が壊れにくくなるため、メンテナンスの回数
が減るとともに信頼性が高まる効果がある。また、温度
センサー6についても、混合弁3の下流であれば、流量
センサー7や開閉弁8の下流に設けてもよく、さらに
は、給水側コネクター16、給湯側コネクター17およ
び混合水流出管18としてパイプ型のものを例示した
が、それぞれ、混合弁3や開閉弁8内に流路を形成した
雌型のものであってもよい。
下流に開閉弁8を設けた例を示したが、流量センサー7
を開閉弁8の下流に設置してもよく、この場合、流量セ
ンサー7の耐圧性能を低くできるため、流量センサー7
の重量が軽くなって湯水混合ユニット21の可搬性が向
上するとともに、コストの低減が図られ、加えて、流量
センサー7が壊れにくくなるため、メンテナンスの回数
が減るとともに信頼性が高まる効果がある。また、温度
センサー6についても、混合弁3の下流であれば、流量
センサー7や開閉弁8の下流に設けてもよく、さらに
は、給水側コネクター16、給湯側コネクター17およ
び混合水流出管18としてパイプ型のものを例示した
が、それぞれ、混合弁3や開閉弁8内に流路を形成した
雌型のものであってもよい。
【0037】また、上記の図1では、操作パネル12を
ユニットボックス20内に水密に収納し、操作部12a
のみがユニットボックス20の表面に露出するよう配置
した例を示したが、操作パネル12や制御器19を信号
線13が外部に露出しないよう水密性を確保しながらユ
ニットボックス20の外側の表面上に配設してもよい。
ユニットボックス20内に水密に収納し、操作部12a
のみがユニットボックス20の表面に露出するよう配置
した例を示したが、操作パネル12や制御器19を信号
線13が外部に露出しないよう水密性を確保しながらユ
ニットボックス20の外側の表面上に配設してもよい。
【0038】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0039】混合弁、温度センサー、流量センサー、開
閉弁、制御器および操作パネルをユニットボックスに配
設し、給水側コネクター、給湯側コネクターおよび混合
水流出管とともに一体の湯水混合ユニットとして構成し
たため、上記混合弁、上記温度センサー、上記流量セン
サーおよび上記開閉弁と上記制御器や上記操作パネル間
の配線工事が不要となり、設置や取り外しが容易で、可
搬性の高い湯水混合ユニットが得られる効果がある。
閉弁、制御器および操作パネルをユニットボックスに配
設し、給水側コネクター、給湯側コネクターおよび混合
水流出管とともに一体の湯水混合ユニットとして構成し
たため、上記混合弁、上記温度センサー、上記流量セン
サーおよび上記開閉弁と上記制御器や上記操作パネル間
の配線工事が不要となり、設置や取り外しが容易で、可
搬性の高い湯水混合ユニットが得られる効果がある。
【0040】また、上記制御器により、上記操作パネル
から設定された給湯開始時刻に自動的に給湯を開始する
ことができるよう構成したため、使用者の不在時でも所
定の給湯温度、給湯量のお湯はりが可能な湯水混合ユニ
ットが得られる効果がある。
から設定された給湯開始時刻に自動的に給湯を開始する
ことができるよう構成したため、使用者の不在時でも所
定の給湯温度、給湯量のお湯はりが可能な湯水混合ユニ
ットが得られる効果がある。
【0041】また、浴室外の給水源および給湯源から浴
室内に供給される水および湯の浴室内に露出した配管中
に、それぞれ、給水側分岐栓と給湯側分岐栓を設け、上
記給水側分岐栓および上記給湯側分岐栓によって分流し
た水および湯を、それぞれ、給水側接続配管と上記給水
側コネクターおよび給湯側接続配管と上記給湯側コネク
ターを介して上記湯水混合ユニットに供給するよう構成
したため、据え付け工事が簡単で工事費用が大幅に安く
なるとともに、家屋の建築後にも容易に設置できる自動
浴水給湯装置が得られる効果がある。さらに、装置の取
り外しも簡単で、原状回復が可能なため、アパートや賃
貸住宅等でも設置可能な自動浴水給湯装置が得られる効
果がある。加えて、上記湯水混合ユニットとともに、浴
室内の混合水栓、または、給水水栓と給湯水栓にも水お
よび湯を同時に供給するよう構成したため、浴室内の2
個所で同時に異なった温度の温水が利用できる効果があ
る。
室内に供給される水および湯の浴室内に露出した配管中
に、それぞれ、給水側分岐栓と給湯側分岐栓を設け、上
記給水側分岐栓および上記給湯側分岐栓によって分流し
た水および湯を、それぞれ、給水側接続配管と上記給水
側コネクターおよび給湯側接続配管と上記給湯側コネク
ターを介して上記湯水混合ユニットに供給するよう構成
したため、据え付け工事が簡単で工事費用が大幅に安く
なるとともに、家屋の建築後にも容易に設置できる自動
浴水給湯装置が得られる効果がある。さらに、装置の取
り外しも簡単で、原状回復が可能なため、アパートや賃
貸住宅等でも設置可能な自動浴水給湯装置が得られる効
果がある。加えて、上記湯水混合ユニットとともに、浴
室内の混合水栓、または、給水水栓と給湯水栓にも水お
よび湯を同時に供給するよう構成したため、浴室内の2
個所で同時に異なった温度の温水が利用できる効果があ
る。
【0042】また、上記給水側接続配管と上記給湯側接
続配管を可撓性を有するフレキシブル配管で構成したた
め、据え付けや取り外しが一層容易な自動浴水給湯装置
が得られる効果がある。
続配管を可撓性を有するフレキシブル配管で構成したた
め、据え付けや取り外しが一層容易な自動浴水給湯装置
が得られる効果がある。
【0043】さらに、上記湯水混合ユニットを上記給水
側分岐栓または上記給湯側分岐栓に近接して配置したた
め、外部に露出した上記給水側接続配管や上記給湯側接
続配管の長さが短くなり、入浴中に上記給水側接続配管
や高温の上記給湯側接続配管に身体が接触してやけどを
したり、冷たく感じたりするなどの不快感を減少できる
効果がある。
側分岐栓または上記給湯側分岐栓に近接して配置したた
め、外部に露出した上記給水側接続配管や上記給湯側接
続配管の長さが短くなり、入浴中に上記給水側接続配管
や高温の上記給湯側接続配管に身体が接触してやけどを
したり、冷たく感じたりするなどの不快感を減少できる
効果がある。
【0044】また、上記給水側接続配管と上記給湯側接
続配管のどちらか、または、両方を断熱部材で被覆した
ため、入浴中に上記給水側接続配管や上記給湯側接続配
管に身体が接触してやけどをしたり、冷たく感じたりす
るなどの不快感を防止できる効果がある。
続配管のどちらか、または、両方を断熱部材で被覆した
ため、入浴中に上記給水側接続配管や上記給湯側接続配
管に身体が接触してやけどをしたり、冷たく感じたりす
るなどの不快感を防止できる効果がある。
【0045】さらに、上記給水側接続配管と上記給湯側
接続配管のどちらか、または、両方を接触防止用の配管
カバーで覆ったため、入浴中に上記給水側接続配管や上
記給湯側接続配管に身体が接触してやけどをしたり、冷
たく感じたりするなどの不快感を防止できる効果があ
る。
接続配管のどちらか、または、両方を接触防止用の配管
カバーで覆ったため、入浴中に上記給水側接続配管や上
記給湯側接続配管に身体が接触してやけどをしたり、冷
たく感じたりするなどの不快感を防止できる効果があ
る。
【図1】 この発明の実施の形態1の構成を示す概念
図。
図。
【図2】 この発明の実施の形態1における混合水栓近
傍の構成を詳細に示す組立図。
傍の構成を詳細に示す組立図。
【図3】 この発明の実施の形態1の制御系の構成を示
すブロック図。
すブロック図。
【図4】 この発明の実施の形態1の動作の流れを示す
フローチャート。
フローチャート。
【図5】 従来の一般的な浴水の給湯方法を示す説明
図。
図。
【図6】 別の従来の自動浴水給湯装置を示すシステム
概念図。
概念図。
3 混合弁 6 温度センサー 7 流量センサー 8 開閉弁 12 操作パネル 15 混合水栓 16 給水側コネクター 17 給湯側コネクター 18 混合水流出管 19 制御器 19a 記憶部 19b 判断部 19c 時計部 20 ユニットボックス 21 湯水混合ユニット 22 給水側接続配管 23 給湯側接続配管 24a、24b 給水側分岐栓、給湯側分岐栓
Claims (7)
- 【請求項1】 ユニットボックスと、上記ユニットボッ
クスに配設された混合弁、温度センサー、流量センサ
ー、開閉弁、制御器および操作パネルと、上流端を上記
ユニットボックス外に開口した給水側コネクターおよび
給湯側コネクターと、下流端を上記ユニットボックス外
に開口した混合水流出管とを備え、上記給水側コネクタ
ーおよび上記給湯側コネクターは下流端において上記混
合弁と接続され、また、上記温度センサー、上記流量セ
ンサー、上記開閉弁および上記混合水流出管は、上記混
合弁の下流に接続され、さらに、上記制御器は上記温度
センサーおよび上記流量センサーからの情報と上記操作
パネルにより設定された給湯温度および給湯量に基づい
て上記混合弁と上記開閉弁を自動的に制御することを特
徴とする湯水混合ユニット。 - 【請求項2】 上記制御器は、時間を計時する時計部
と、上記操作パネルから入力された給湯開始時刻を記憶
する記憶部と、上記時計部と上記記憶部のデータから給
湯開始時刻を判断する判断部とを備え、上記制御器によ
って上記開閉弁を制御することにより上記操作パネルで
設定された給湯開始時刻に自動的に給湯開始可能に構成
したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の湯水
混合ユニット。 - 【請求項3】 ユニットボックスと、上記ユニットボッ
クスに配設された混合弁、温度センサー、流量センサ
ー、開閉弁、制御器および操作パネルと、上流端を上記
ユニットボックス外に開口した給水側コネクターおよび
給湯側コネクターと、下流端を上記ユニットボックス外
に開口した混合水流出管とを備え、上記給水側コネクタ
ーおよび上記給湯側コネクターは下流端において上記混
合弁と接続され、また、上記温度センサー、上記流量セ
ンサー、上記開閉弁および上記混合水流出管は、上記混
合弁の下流に接続され、さらに、上記制御器は上記温度
センサーおよび上記流量センサーからの情報と上記操作
パネルにより設定された給湯温度および給湯量に基づい
て上記混合弁と上記開閉弁を自動的に制御するよう構成
された湯水混合ユニットを浴室内に設置するとともに、
浴室外の給水源および給湯源から浴室内に供給される水
および湯の浴室内に露出した配管中には、それぞれ、給
水側分岐栓と給湯側分岐栓を設け、上記給水側分岐栓お
よび上記給湯側分岐栓によって分流された上記給水源お
よび上記給湯源からの水および湯を、それぞれ、浴室内
に設けた給水側接続配管および給湯側接続配管を介して
上記湯水混合ユニットの上記給水側コネクターと上記給
湯側コネクターに供給するよう構成したことを特徴とす
る自動浴水給湯装置。 - 【請求項4】 上記給水側接続配管と上記給湯側接続配
管を可撓性を有するフレキシブル配管で構成したことを
特徴とする特許請求の範囲第3項記載の自動浴水給湯装
置。 - 【請求項5】 上記湯水混合ユニットを上記給水側分岐
栓または上記給湯側分岐栓に近接して配置したことを特
徴とする特許請求の範囲第3項または第4項記載の自動
浴水給湯装置。 - 【請求項6】 上記給水側接続配管と上記給湯側接続配
管のどちらか、または、両方を断熱部材で被覆したこと
を特徴とする特許請求の範囲第3項ないし第5項のいず
れかに記載の自動浴水給湯装置。 - 【請求項7】 上記給水側接続配管と上記給湯側接続配
管のどちらか、または、両方を接触防止用の配管カバー
で覆ったことを特徴とする特許請求の範囲第3項ないし
第5項のいずれかに記載の自動浴水給湯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10209111A JP2000039166A (ja) | 1998-07-24 | 1998-07-24 | 湯水混合ユニットおよび該ユニットを用いた自動浴水給湯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10209111A JP2000039166A (ja) | 1998-07-24 | 1998-07-24 | 湯水混合ユニットおよび該ユニットを用いた自動浴水給湯装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000039166A true JP2000039166A (ja) | 2000-02-08 |
Family
ID=16567479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10209111A Pending JP2000039166A (ja) | 1998-07-24 | 1998-07-24 | 湯水混合ユニットおよび該ユニットを用いた自動浴水給湯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000039166A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002048392A (ja) * | 2000-05-24 | 2002-02-15 | Chubu Electric Power Co Inc | 給湯装置 |
JP2013250037A (ja) * | 2012-06-04 | 2013-12-12 | Gastar Corp | 熱源システム |
JP2016194407A (ja) * | 2016-06-10 | 2016-11-17 | 株式会社ガスター | 熱源システム |
-
1998
- 1998-07-24 JP JP10209111A patent/JP2000039166A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002048392A (ja) * | 2000-05-24 | 2002-02-15 | Chubu Electric Power Co Inc | 給湯装置 |
JP2013250037A (ja) * | 2012-06-04 | 2013-12-12 | Gastar Corp | 熱源システム |
JP2016194407A (ja) * | 2016-06-10 | 2016-11-17 | 株式会社ガスター | 熱源システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH052892B2 (ja) | ||
KR101523628B1 (ko) | 샤워수전 외부 컨트롤 시스템 | |
JP2000039166A (ja) | 湯水混合ユニットおよび該ユニットを用いた自動浴水給湯装置 | |
JP2897565B2 (ja) | 給湯機の制御装置 | |
JP2897564B2 (ja) | 貯湯式温水器の給排水装置 | |
JP3101164B2 (ja) | 風呂給湯装置付き貯湯式電気温水器 | |
KR101198590B1 (ko) | 냉온수 공급 시스템 | |
JP2005156053A (ja) | 給湯装置 | |
KR100562416B1 (ko) | 홈 워터 시스템 | |
JPS6231813Y2 (ja) | ||
JP3579491B2 (ja) | 湯張り栓ユニット | |
JP3579490B2 (ja) | 湯張り栓ユニット | |
JP5050641B2 (ja) | 貯湯式給湯機 | |
JP2001165459A (ja) | 給湯システム | |
KR100266295B1 (ko) | 실내온도의 최적 제어방법 | |
JPS62116850A (ja) | 流体供給装置 | |
RU2009407C1 (ru) | Водонагреватель | |
JPH11337175A (ja) | 電気温水器 | |
CN114688743A (zh) | 一种室内热水供水辅助加热装置、加热方法及计算机可读存储介质 | |
JPH0722349U (ja) | 給湯器による自動湯張りシステム装置 | |
JPH0522722Y2 (ja) | ||
JPH05733Y2 (ja) | ||
JPH11132561A (ja) | 給湯装置 | |
JP3720742B2 (ja) | 給湯器用湯水混合ユニット | |
JP2003139387A (ja) | 給湯システム |