JP2000039097A - 空気調和機の室外機の載置台 - Google Patents

空気調和機の室外機の載置台

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JP2000039097A
JP2000039097A JP20794198A JP20794198A JP2000039097A JP 2000039097 A JP2000039097 A JP 2000039097A JP 20794198 A JP20794198 A JP 20794198A JP 20794198 A JP20794198 A JP 20794198A JP 2000039097 A JP2000039097 A JP 2000039097A
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pair
stays
mounting table
outdoor unit
air conditioner
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JP20794198A
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Toshiaki Amino
俊明 網野
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Daikin Industries Ltd
OK Kizai Inc
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
OK Kizai Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 載置,配管作業性が良く、かつ、軽量で頑丈
な空気調和機の室外機の載置台を提供する。 【解決手段】 この空気調和機の室外機の載置台は、一
対の上段横ステー1,2の少なくとも一方の端1a,2
aがステーで接続されておらず、一対の下段横ステー
3,5の少なくとも一方の端3a,5aから一対の上段横
ステー1,2の少なくとも一方の端1a,2aを経て、一
対の上段横ステー1,2の少なくとも一方の端1a,2a
から所定寸法だけ横方向内方に入った箇所までの曲折帯
状領域22が何もないスペースになっている。したがっ
て、作業者は、曲折帯状領域22の何もないスペースの
斜め横上方から室外機を簡単に下段横ステー上に載置す
ることができる。また、一対の上段横ステー1,2の少
なくとも一方の端1a,2aを接続するステーが存在し
ていない分だけ、従来より軽量化でき、構造を簡単にで
き、コストダウンを図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、室外機を2段に
載置することができる空気調和機の室外機の載置台に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の空気調和機の室外機の載
置台としては、図6に示すものがある。この載置台は、
4本の脚101,102,103,104と、この4本の
脚101〜104の上端101a〜104aを接続する
一対の上段横ステー105,106と一対の上段縦ステ
ー99,100を備えている。また、この載置台は、上
記4本の脚101〜104の下端101b〜104bを
接続する一対の下段横ステー107,108、更には一
対の足部材97,98を備えている。
【0003】さらに、この載置台は、上記一対の下段横
ステー107,108間に掛け渡すように取り付けられ
た一対の下段ベース部材110,111を有し、上記一
対の上段横ステー105,106間に掛け渡すように取
り付けられた一対の上段ベース部材114,113を有
している。
【0004】図7(A)に示すように、上記下段ベース部
材110,111上に下段の室外機112を載置するよ
うになっており、上記上段ベース部材114,113上
に上段の室外機115を載置するようになっている。
【0005】上記下段の室外機112を下段ベース部材
110,111上に載置するときには、図7(B)に示す
ように、まず、反閉鎖弁側112bが脚103に干渉し
なくなるまで、室外機112の閉鎖弁112a側を脚1
01,102間に矢印Aで示す方向に入れる。次に、矢
印Bで示す方向に、背面方向へ室外機112を寄せる。
次に、矢印Cで示す方向に、室外機112を寄せる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の載
置台では、上述のように、下段の室外機112を下段ベ
ース部材110,111上に載置するのに、矢印A,B,
Cで示す3つのステップが必要なので、室外機載置作業
に手間が掛かるし、上段の上段の室外機への冷媒配管接
続も上段の縦ステー100が邪魔になってやりにくいと
いう問題がある。
【0007】そこで、この発明の目的は、載置,配管作
業性が良く、かつ、軽量で頑丈な空気調和機の室外機の
載置台を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明の空気調和機の室外機の載置台は、
所定の間隔を隔てて略平行に延びる一対の上段横ステー
と、所定の間隔を隔てて略平行に延びる一対の下段横ス
テーと、上記一対の上段横ステーの略両端部と上記一対
の下段横ステーの略両端部とを接続する4本の脚とを備
える空気調和機の室外機の載置台において、上記一対の
下段横ステーの対となる端部を接続する一対の下段縦ス
テーを備え、さらに、上記一対の上段横ステーの少なく
とも一対の端部がステーで接続されておらず、上記一対
の下段横ステーの少なくとも一対の端部から上記一対の
上段横ステーの少なくとも一対の端部を経て、上記一対
の上段横ステーの少なくとも一対の端部から所定寸法だ
け横方向内方に入った箇所までの曲折帯状領域が何もな
いスペースになっていることを特徴としている。
【0009】この請求項1の発明では、一対の下段横ス
テーの少なくとも一対の端部の下段縦ステー上の曲折帯
状領域が何もないスペースになっている。したがって、
作業者は、上記スペースの斜め横上方から下段横ステー
に向かって室外機を横方向に差し入れて、下段横ステー
に平行に載置できる。したがって、この発明によれば、
従来のように室外機を多段階に方向転換しなくても、簡
単に下段横ステー上に載置することができる上に、上段
の室外機側冷媒配管接続がやりやすくなる。また、上記
一対の上段横ステーの少なくとも一対の端部を接続する
ステーが存在していない分だけ、軽量化でき、構造を簡
単にでき、コストダウンを図れる。
【0010】また、請求項2の発明は、請求項1に記載
の空気調和機の室外機の載置台において、上記一対の下
段横ステーの少なくとも一対の端部と、上記一対の下段
縦ステーの少なくとも一方の両端部とが、互いに嵌め込
まれており、上記一対の下段横ステーの少なくとも一方
の少なくとも一方の端部と、上記一対の下段縦ステーの
少なくとも一方の少なくとも一方の端部とは、それぞ
れ、上下方向に対向して面接触する上下方向嵌合面と、
前後方向に対向して面接触する前後方向嵌合面と、左右
方向に対向して面接触する左右方向嵌合面とを有してい
ることを特徴としている。
【0011】この請求項2の発明では、上記一対の下段
横ステーの少なくとも一対の端部と、上記一対の下段縦
ステーの少なくとも一方の両端部とが、互いに嵌め込ま
れて接続されているので、下段横ステーと下段縦ステー
の接続強度を向上でき、製品全体の強度を向上できる。
さらに、一対の下段横ステーの少なくとも一方の少なく
とも一方の端部と上記一対の下段縦ステーの少なくとも
一方の少なくとも一方の端部とが、上下,前後,左右の3
方向の嵌合面でもって面接触しているから、上記下段横
ステーと下段縦ステーの接続強度を一層向上させること
ができ、製品強度を一層向上させることができる。さら
に、これらの嵌め込みと面接触での接続だけで、各一対
の下段横ステーと下段縦ステーとをネジ止めなしで仮組
み,梱包ができると共に、上記4本の脚への取りつけを
簡単にできる。
【0012】また、請求項3の発明は、請求項1に記載
の空気調和機の室外機の載置台において、上記一対の下
段横ステーが、上記4本の脚の最下端を含む少なくとも
2段の高さに取り付け可能になっていることを特徴とし
ている。
【0013】この請求項3の発明では、上記一対の下段
横ステーを4本の脚の最下端に取り付けることによっ
て、下段の室外機を地面に直置きしたときに、全体とし
ての見栄えが良く、かつ、下段横ステーが邪魔にならな
い。
【0014】また、請求項4の発明は、請求項1に記載
の空気調和機の室外機の載置台において、上記一対の下
段横ステーおよび上記一対の下段縦ステーは、上記4本
の脚の外側に取り付けることができるようになっている
ことを特徴としている。
【0015】この請求項4の発明では、上記一対の下段
横ステーおよび上記一対の下段縦ステーを上記4本の脚
の外側に取り付けることで、載置台を設置する面(たと
えば地面)に下段の室外機を直置きすることができる。
【0016】また、請求項5の発明は、請求項4に記載
の空気調和機の室外機の載置台において、上記下段横ス
テーおよび下段縦ステーは、挟む角が略直角な2面を有
し、上記4本の脚の内側に取り付けられるときに、水平
な面が垂直な面から内側に延びるように取りつけられる
一方、上記4本の脚の外側に取り付けられるときに、水
平な面が垂直な面から外側に延びるように取りつけられ
るようになっていることを特徴としている。
【0017】この請求項5の発明では、下段横ステーお
よび下段縦ステーを4本の脚の外側に取り付けるときに
は、水平な面が垂直な面から外側に延びるように取り付
けられる。したがって、下段横ステーおよび下段縦ステ
ーの外側取り付け時に、内側の面積を大きくでき、下段
室外機を直置きし易くなる。
【0018】また、請求項6の発明は、請求項1に記載
の空気調和機の室外機の載置台において、上記一対の上
段横ステーの少なくとも一方の少なくとも一端部は、上
記脚の上端に被さるように4面で嵌合していることを特
徴としている。
【0019】この請求項6の発明では、横ステーの一端
部が脚の上端に被さるように4面で嵌合しているから、
横ステーと脚との結合を強固にでき、ぐらつきやゆがみ
を無くすことができる。また、脚の上端面の発錆を防止
できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図示の実施の形
態により詳細に説明する。
【0021】図1(A)に、この発明の空気調和機の室外
機の載置台の実施の形態を示す。この載置台は、所定の
間隔を隔てて略平行に延びる一対の上段横ステー1,2
と、所定の間隔を隔てて略平行に延びる一対の下段横ス
テー3,5とを備える。上記一対の上段横ステー1,2の
両端部1a,1b,2a,2bと上記一対の下段横ステー
の両端部3a,3b,5a,5bとは4本の脚6,7,8,1
0で接続されている。また、この載置台は、上記下段横
ステー3の両端3a,3bと下段横ステー5の両端5a,
5bとを接続する一対の下段縦ステー11,12を備え
ている。
【0022】また、この載置台は、上段横ステー1,2
上に所定寸法を隔てて1対のベース部材14,19が取
り付けられている。このベース部材14,19は、フラ
ンジ付きコの字形状になっていて、フランジ部14a,
19aが上段横ステー1,2に形成された横方向スリッ
ト24,29にネジ止めできるようになっている。ま
た、このベース部材14と19は、縦方向に所定間隔を
隔てて形成された一対のスリット37,38と39,40
を有し、この一対のスリット37,38,39,40上に
は、夫々、室外機載置用ゴムシート26が取り付けられ
る。また、上記下段横ステー3,5上に所定寸法を隔て
て1対のベース部材13,15が取り付けられている。
このベース部材13,15は、フランジ付きコの字形状
になっていて、フランジ部13a,15aが下段横ステ
ー3,5に形成された横方向スリット16,17にネジ止
めできるようになっている。また、このベース部材13
と15は、縦方向に所定間隔を隔てて形成された一対の
スリット18,20と23,25を有し、この一対のスリ
ット18,20,23,25上には、夫々、室外機載置用
ゴムシート26が取り付けられる。
【0023】そして、この載置台は、上記一対の上段横
ステー1,2の両端部1a,1bと2a,2bとがステー
で接続されておらず、一対の下段横ステー3,5の端部
3a,5aから一対の上段横ステー1,2の端部1a,2
aを経て、この端部1a,2aから所定寸法だけ横方向
内方に入ったベース部材14の箇所までの曲折帯状領域
22が何もないスペースになっている。
【0024】次に、図2を参照して、この載置台の接続
部分の詳細な構造を説明する。図2の上部に示すよう
に、一対の上段横ステー1と2は断面かぎ形状である。
この上段横ステー1,2の端部1a,2aは、四角い端壁
1c,2cと、この四角い端壁1c,2cの一辺から横方
向内方に延在しており、上記かぎ形状のかぎの折れ曲が
り部1f,2fに重なる折り曲げ部1d,2dとを有して
いる。そして、この折り曲げ部1d,端壁1c,上面1
h,側面1jの4面で囲まれた上段横ステー1の端部1
aを脚6の上端6aに被せるように嵌合させて、ネジ孔
6c,1kを利用して脚6と上段横ステー1をネジで締
結する。同様に、上記折り曲げ部2d,端壁2c,上面2
h,側面2jの4面で囲まれた上段横ステー2の端部2
aを脚7の上端7aに被せるように嵌合させて、ネジ孔
7c,2kを利用して上段横ステー2と脚7をネジで両
者を締結する。このように、一対の上段横ステー1,2
の端部1a,2aが一対の脚6,7の上端6a,7aに4面
でかぶさるように嵌合しているので、上段横ステー1,
2と脚6,7とをしっかりと結合させることができ、ぐ
らつきやゆがみを無くすことができ、しかも、脚6,7
の上端面の発錆を防げる。なお、図には示さないが、上
記一対の上段横ステー1,2のもう一方の端部1b,2b
と脚8,10との接続構造も、上記端部1a,2aと脚
6,7との接続構造と同様の構造になっている。
【0025】次に、図2の下部を参照して、この載置台
の下段横ステー3と下段縦ステー11との接続構造を説
明する。下段横ステー3の端部3aは、上段横ステー1
と同じく断面かぎ形状であり、四角い端壁3cを有して
いる。そして、上記端壁3cには、上記一辺に対向する
一辺に相当する部分にスリット31が形成されている。
一方、下段縦ステー11は断面かぎ形状になっていて、
その一端部11aは、先端で折り曲げられた先端壁11
cと、先端壁11cの手前で折り曲げられた後端壁11
dとを有する。この先端壁11cの上辺近傍には、スリ
ット32が形成されている。このスリット32は、下段
横ステー3の端壁3cに形成されたスリット31に隣接
する上面3gに嵌合するようになっている。そして、上
記下段横ステー3の端部3aを包むように下段縦ステー
11の端部11aを嵌合させる。そして、下段横ステー
3の端部3aの上面3g,側面3h,端壁3c,折れ曲が
り部3fは、それぞれ、下段縦ステー11の端部11a
の上面11g,先端壁11c,側面11h,後端壁11d
に対して、上下,前後,左右方向に面接触している。この
ように、下段横ステー3の端部3aと下段縦ステー11
の端部11aとは、3方向に面接触して嵌合しているか
ら、接続強度を向上でき、ネジ止め無しで仮組みができ
る。そして、上記下段横ステー3の端部3aの端壁3c
に形成されたネジ孔3kと縦ステー11の側面11hに
形成されたネジ孔11kとを脚6を介してネジを螺合し
てネジ止めする。
【0026】なお、側面3hに形成されたネジ孔3jに
は脚6をネジ止めする。また、この脚6の下端部に形成
されたネジ孔35には、L字金具からなる足部材36を
ネジ止めする。
【0027】次に、図3に、上記室外機の載置台を直置
きに対応した形に組み立てた状態を示す。この直置き対
応形では、一対の下段横ステー3,5および下段縦ステ
ー11および図示しないが下段縦ステー12は、脚6,
7の外側かつ下端部にネジで固定される。また、下段の
ベース部材13は取り外される。この構造を、図4の下
部を参照して詳細に説明する。上記脚6の前面6eに
は、ネジ孔37を利用して、下段横ステー3の端部3a
の側面3hがネジ止めされる。また、内側の足部材36
と共に上記脚6の側面6dには、ネジ孔35,11kを
利用して、下段縦ステー11の端部11aの側面11h
をネジ止めする。このようにして、下段横ステー3およ
び下段縦ステー11が脚6の外側かつ下端に外向きに固
定する。同様に、脚7,8,10の外側かつ下端に外向き
に、下段横ステー3,5および下段縦ステー11,12を
ネジで締結する。この直置き形に組み立てた載置台によ
れば、この載置台を設置する面(たとえば地面)に下段の
室外機を直置きすることができる。また、下段横ステー
3,5および下段縦ステー11,12が脚6,7,8,10
の最下端に取り付けられているので、直置き時の全体と
しての見栄えが良く、かつ、下段横ステー3,5と下段
縦ステー11,12が邪魔にならない。
【0028】また、この実施の形態では、上記下段横ス
テー3および下段縦ステー11は、挟む角が略直角な2
面3g,3hおよび11g,11hを有し、上記4本の脚
6,7,8,10の内側に面3h,11hが垂直に取り付け
られ、この面3h,11hから面3g,面11gが水平内
側方向に延びるように取りつけられる。一方、直置き時
には、上記4本の脚6,7,8,10の外側に面3g,11
gが垂直に取り付けられ、この面3g,11gから面3
h,11hが水平外側方向に延びるように取り付けられ
る。なお、下段横ステー5と下段縦ステー12も同様で
ある。したがって、この実施形態によれば、下段横ステ
ー3,5および下段縦ステー11,12を4本の脚6,7,
8,10の外側に取り付ける直置き時には、水平な面3
g,11gが垂直な面3h,11hから外側に延びるよう
に取り付けられる。したがって、下段横ステー3,5お
よび下段縦ステー11,12の外側取り付け時に、内側
の面積を大きくでき、下段室外機を直置きし易くなる。
【0029】次に、略図である図5を参照して、この実
施形態の載置台の梱包荷姿を説明する。まず、4本の脚
6,7,8,10を、一対の上段横ステー1,2および下段
横ステー3,5から取り外す。この取り外しは、ネジの
螺合を緩めるだけで簡単に行える。なお、このとき、足
部材36はネジ止めされたままでよい。次に、脚6と脚
7の前面6eと前面を対向させて背中合わせにし、脚8
と脚10の前面と前面とを対向させて背中合わせにす
る。一方、上段横ステー1,2は、一対のベース部材1
4,19が使用時と反対側の下側に仰向けにねじ止めさ
れた状態で梱包時の上段枠組体41となる。このベース
部材14,19は、上段枠組体41において、上段横ス
テー1,2に対する横方向調整範囲において最も外方寄
りに位置させておく。また、下段横ステー3,5は一対
のベース部材13,15が使用時と同じ上向きにネジ止
めされた状態で梱包時の下段枠組体42となる。このベ
ース部材13,15は、下段枠組体42において下段横
ステー3,5に対する横方向調整範囲において最も内方
寄りに位置させておく。次に、この下段枠組体42を、
ベース部材13,15を上側に位置させた上向きにし、
上段枠組体41を、ベース部材13,15を下側に位置
させた下向きにして、重ね合わせる。このとき、内方よ
りのベース部材13,15は外方よりのベース部材14,
19と横方向位置がずれているので、ぶつかり合うこと
なく横方向に並列に配列されることになり、梱包荷姿を
コンパクト化できる。また、上記4本の脚6,7,8,1
0は足部材36の折曲接地部36Aを下向きにした状態
で、上段枠組体41の上から重ね合わす。この実施形態
の載置台は、このような手順で、迅速かつコンパクトに
梱包することができるから、運搬費用や倉庫代を節約で
き、かつ、梱包後の組立作業も簡単にできる。
【0030】尚、図1(A)に示す上記実施の形態のベー
ス部材13,15および14,19に代えて、図1(B)に
示すベース部材51を用いてもよい。このベース部材5
1は、断面コの字形状の一側は全長にわたって折り曲げ
フランジ52が形成され、他方は両端部51a,51b
にのみ折曲フランジ53が形成されていて、両端部51
aと51bの間の部分では、凸形状の側面をなす側壁5
4は折曲フランジ52を越えて真っ直ぐに延在してい
る。このベース部材51によれば、折曲フランジ52に
ネジ孔を形成して各横ステー1,2,3,5にねじで締結
でき、かつ、横ステー1と2,3と5が側壁54を両側
から挟み込む構造となる。このため、このベース部材5
1によれば、組立後の強度を一層向上させることができ
る。
【0031】尚、上記実施形態において、下段横ステー
3,5および下段縦ステー11,12のためのネジ孔を4
本の脚6,7,8,10の上下方向の中央よりも下方の上,
中,下3段に形成して、下段の室外機を地面に直置きす
る場合に、下段の室外機の下端部周囲に下段横ステー
3,5および下段縦ステー11,12を位置させてもよ
い。
【0032】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明の空気調和機の室外機の載置台は、一対の上段横ステ
ーの少なくとも一対の端部がステーで接続されておら
ず、一対の下段横ステーの少なくとも一対の端部から一
対の上段横ステーの少なくとも一対の端部を経て、一対
の上段横ステーの少なくとも一対の端部から所定寸法だ
け横方向内方に入った箇所までの曲折帯状領域が何もな
いスペースになっている。したがって、作業者は、上記
曲折帯状領域の何もないスペースの斜め横上方から室外
機を、簡単に下段横ステー上に載置することができる。
また、上記一対の上段横ステーの少なくとも一対の端部
を接続するステーが存在していない分だけ、軽量化で
き、構造を簡単にでき、コストダウンを図れる。
【0033】また、請求項2の発明は、一対の下段横ス
テーの少なくとも一対の端部と、一対の下段縦ステーの
少なくとも一方の両端部とが、互いに嵌め込まれて接続
されているので、下段横ステーと下段縦ステーの接続強
度を向上でき、製品全体の強度を向上できる。さらに、
一対の下段横ステーの少なくとも一方の少なくとも一方
の端部と上記一対の下段縦ステーの少なくとも一方の少
なくとも一方の端部とが、上下,前後,左右の3方向の嵌
合面でもって面接触しているから、下段横ステーと下段
縦ステーの接続強度を一層向上させることができ、製品
強度を一層向上させることができる。さらに、これらの
嵌め込みと面接触での接続だけで、各一対の下段横ステ
ーと下段縦ステーとをネジ止めなしで仮組み,梱包がで
きると共に、上記4本の脚への取りつけを簡単にでき
る。
【0034】また、請求項3の発明は、請求項1に記載
の空気調和機の室外機の載置台において、上記一対の下
段横ステーが、上記4本の脚の最下端を含む少なくとも
2段の高さに取り付け可能になっている。この請求項3
の発明では、上記一対の下段横ステーを4本の脚の最下
端に取り付けることによって、下段の室外機を地面に直
置きしたときに、全体としての見栄えが良く、かつ、下
段横ステー,下段縦ステーが邪魔にならない。
【0035】また、請求項4の発明は、請求項1に記載
の空気調和機の室外機の載置台において、上記一対の下
段横ステーおよび上記一対の下段縦ステーは、上記4本
の脚の外側に取り付けることができるようになってい
る。この請求項4の発明では、上記一対の下段横ステー
および上記一対の下段縦ステーを上記4本の脚の外側に
取り付けることで、載置台を設置する面(たとえば地面)
に下段の室外機を直置きすることができる。
【0036】また、請求項5の発明は、請求項4に記載
の空気調和機の室外機の載置台において、上記下段横ス
テーおよび下段縦ステーは、水平な面と垂直な面を有
し、上記下段横ステーおよび下段縦ステーは、上記4本
の脚の内側に、水平な面が垂直な面から内側に延びるよ
うに取りつけられる一方、上記4本の脚の外側に、水平
な面が垂直な面から外側に延びるように取りつけられる
ようになっている。この請求項5の発明では、下段横ス
テーおよび下段縦ステーを4本の脚の外側に取り付ける
ときには、水平な面が垂直な面から外側に延びるように
取り付けられる。したがって、下段横ステーおよび下段
縦ステーの外側取り付け時に、内側の面積を大きくで
き、下段室外機を直置きし易くなる。
【0037】また、請求項6の発明は、横ステーの一端
部が脚の上端に被さるように4面で嵌合しているから、
横ステーと脚との結合を強固にでき、ぐらつきやゆがみ
を無くすことができる。また、脚の上端面の発錆を防止
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1(A)はこの発明の空気調和機の室外機の
載置台の実施形態の組立状態を示す斜視図であり、図1
(B)は上記実施形態のベース部材の変形例を示す斜視図
である。
【図2】 図1(A)に示す上記実施形態を組み立てる工
程を説明する模式図である。
【図3】 直置き形に組み立てられた上記実施形態の斜
視図である。
【図4】 上記実施形態の載置台を図3に示す直置き形
状に組み立てる工程を説明する模式図である。
【図5】 上記実施形態の梱包荷姿を説明する模式図で
ある。
【図6】 従来の空気調和機の室外機の載置台を示す斜
視図である。
【図7】 図7(A)は上記従来例の使用状態を示す斜視
図であり、図7(B)は図7(A)の使用例において下段に
室外機を配置するやり方を説明する模式図である。
【符号の説明】
1,2…上段横ステー、1a,2a…端部、1c,2c…
端壁、1d,2d…折り曲げ部、1f,2f…折れ曲がり
部、1h,2h…上面、1j,2j…側面、1k,2k…
ネジ孔、3,5…下段横ステー、3a,5a…端部、3c
…端壁、3f…折れ曲がり部、3g…上面、3h…側
面、3j…ネジ孔、3k…ネジ孔、6,7,8,10…
脚、6a,7a…上端、6c,7c…ネジ孔、11,12
…下段縦ステー、11a,11a´…一端部、11c…
先端壁、11d…後端壁、11g…上面、11h…側
面、11k…ネジ孔、13,15,14,19…ベース部
材、13a,15a…フランジ部、22…折曲帯状領
域、16,17,18,20,23,25,31,32,37,
38,39,40…スリット、26…室外機載置用ゴムシ
ート、35…ネジ孔、36…足部材、37,38…ネジ
孔、41…上段枠組体、42…下段枠組体。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の間隔を隔てて略平行に延びる一対
    の上段横ステー(1,2)と、所定の間隔を隔てて略平行
    に延びる一対の下段横ステー(3,5)と、上記一対の上
    段横ステー(1,2)の略両端部と上記一対の下段横ステ
    ー(3,5)の略両端部とを接続する4本の脚(6,7,8,
    10)とを備える空気調和機の室外機の載置台におい
    て、 上記一対の下段横ステー(3,5)の対となる端部を接続
    する一対の下段縦ステー(11,12)を備え、 さらに、上記一対の上段横ステー(1,2)の少なくとも
    一対の端部(1a,2a)がステーで接続されておらず、 上記一対の下段横ステー(3,5)の少なくとも一対の端
    部(3a,5a)から上記一対の上段横ステー(1,2)の少
    なくとも一対の端部(1a,2a)を経て、上記一対の上
    段横ステー(1,2)の少なくとも一対の端部(1a,2a)
    から所定寸法だけ横方向内方に入った箇所までの曲折帯
    状領域(22)が何もないスペースになっていることを特
    徴とする空気調和機の室外機の載置台。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の空気調和機の室外機の
    載置台において、 上記一対の下段横ステー(3,5)の少なくとも一対の端
    部(3a,5a)と、上記一対の下段縦ステー(11,12)
    の少なくとも一方の両端部(11a,11a´)とが、互
    いに嵌め込まれており、 上記一対の下段横ステー(3,5)の少なくとも一方の少
    なくとも一方の端部(3a)と、上記一対の下段縦ステー
    (11,12)の少なくとも一方の少なくとも一方の端部
    (11a)とは、それぞれ、上下方向に対向して面接触す
    る上下方向嵌合面(3g,11g)と、前後方向に対向し
    て面接触する前後方向嵌合面(3h,11c,3f,11
    d)と、左右方向に対向して面接触する左右方向嵌合面
    (3c,11h)とを有していることを特徴とする空気調
    和機の室外機の載置台。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の空気調和機の室外機の
    載置台において、 上記一対の下段横ステー(3,5)が、上記4本の脚(6,
    7,8,10)の最下端を含む少なくとも2段の高さに取
    り付け可能になっていることを特徴とする空気調和機の
    室外機の載置台。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の空気調和機の室外機の
    載置台において、 上記一対の下段横ステー(3,5)および上記一対の下段
    縦ステー(11,12)は、上記4本の脚(6,7,8,10)
    の外側に取り付けることができるようになっていること
    を特徴とする空気調和機の室外機の載置台。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の空気調和機の室外機の
    載置台において、 上記下段横ステー(3,5)および下段縦ステー(11,1
    2)は、挟む角が略直角な2面(3g,3h,11g,11
    h)を有し、上記4本の脚(6,7,8,10)の内側に取り
    付けられるときに、水平な面(3g,11g)が垂直な面
    (3h,11h)から内側に延びるように取りつけられる
    一方、上記4本の脚(6,7,8,10)の外側に取り付け
    られるときに、水平な面(3h,11g)が垂直な面(3
    g,11h)から外側に延びるように取りつけられるよう
    になっていることを特徴とする空気調和機の室外機の載
    置台。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の空気調和機の室外機の
    載置台において、 上記一対の上段横ステー(1,2)の少なくとも一方の少
    なくとも一端部(1a,2a)は、上記脚(6,7)の上端
    (6a,7a)に被さるように4面(1j,1h,1c,1d,
    2j,2h,2c,2d)で嵌合していることを特徴とする
    空気調和機の室外機の載置台。
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