JP2000038385A - ピリジン誘導体 - Google Patents

ピリジン誘導体

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JP2000038385A
JP2000038385A JP11135519A JP13551999A JP2000038385A JP 2000038385 A JP2000038385 A JP 2000038385A JP 11135519 A JP11135519 A JP 11135519A JP 13551999 A JP13551999 A JP 13551999A JP 2000038385 A JP2000038385 A JP 2000038385A
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Terukazu Sugihara
輝一 杉原
Michihiko Fujinami
道彦 藤浪
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】有害節足動物に対して優れた防除効力を有する
化合物を提供すること。 【解決手段】一般式 化1 【化1】 [式中、R1はC1〜C3ハロアルキル基を表し、Qは
一般式 化2 【化2】 で示されるQ1またはQ2のいずれかの複素環基を表し、
ここで、R2は水素原子等を表す。]で示されるピリジ
ン誘導体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はピリジン誘導体及び
それを有効成分とする有害節足動物防除剤に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】本発明は有害節足動物
に対して優れた防除効力を示す化合物を提供することを
課題とする。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意検討
した結果、下記一般式 化3で示されるピリジン誘導体
が有害節足動物に対して優れた防除効力を示すことを見
出し、本発明に至った。即ち、本発明は、一般式 化3
【化3】 [式中、R1はC1〜C3ハロアルキル基を表し、Qは
一般式 化4
【化4】 で示されるQ1またはQ2のいずれかの複素環基を表し、
ここで、R2は水素原子、ニトロ基、C1〜C6アシル
基、C1〜C6アルキル基、C1〜C6アルコキシカル
ボニル基、C1〜C6アルキル基で置換されていてもよ
いアミノ基、ハロゲン原子、C1〜C6アルコキシ基、
C1〜C6ハロアルコキシ基、C1〜C6アルキルチオ
基、C3〜C6シクロアルキル基、C3〜C6シクロア
ルコキシ基、C2〜C10アルケニル基またはC2〜C
10アルキニル基を表す。]で示されるピリジン誘導体
(以下、本発明化合物と記す。)及びそれを有効成分と
する有害節足動物防除剤を提供する。
【0004】
【発明の実施の形態】本発明において、R1で示される
C1〜C3ハロアルキル基としては、トリフルオロメチ
ル基、ジフルオロメチル基、ジフルオロクロロメチル
基、1,1−ジフルオロエチル基、1,1,2−トリフ
ルオロエチル基、ペンタフルオロエチル基、ヘプタフル
オロプロピル基等があげられ、有害節足動物に対する防
除効力の点から、C1〜C2ハロアルキル基が好まし
く、トリフルオロメチル基がより好ましい。R2で示さ
れるC1〜C6アシル基としては、アセチル基、プロパ
ノイル基等があげられ、C1〜C6アルキル基として
は、メチル基、エチル基、イソプロピル基、tert−
ブチル基等があげられ、C1〜C6アルコキシカルボニ
ル基としては、メトキシカルボニル基、エトキシカルボ
ニル基等があげられ、C1〜C6アルキル基で置換され
ていてもよいアミノ基としては、アミノ基、メチルアミ
ノ基、ジメチルアミノ基等があげられ、ハロゲン原子と
しては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子があげられ、
C1〜C6アルコキシ基としては、メトキシ基、エトキ
シ基等があげられ、C1〜C6ハロアルコキシ基として
は、ジフルオロメトキシ基、1−フルオロエトキシ基、
2−フルオロエトキシ基、トリフルオロメトキシ基等が
あげられ、C1〜C6アルキルチオ基としては、メチル
チオ基、エチルチオ基等があげられ、C3〜C6シクロ
アルキル基としては、シクロプロピル基、シクロペンチ
ル基等があげられ、C3〜C6シクロアルコキシ基とし
ては、シクロプロポキシ基、シクロペントキシ基等があ
げられ、C2〜C10アルケニル基としては、エテニル
基、プロペニル基、ブテニル基、ペンテニル基、ヘキセ
ニル基等があげられ、C2〜C10アルキニル基として
は、エチニル基、プロピニル基、ブチニル基、ペンチニ
ル基、ヘキシニル基等があげられる。
【0005】本発明化合物において、有害節足動物に対
する防除効力の点から、好ましい化合物の具体例として
は、5−(4−トリフルオロメチルピリジン−3−イ
ル)−1,2,4−オキサジアゾール、5−(4−トリ
フルオロメチルピリジン−3−イル)−3−メチル−
1,2,4−オキサジアゾール、3−アミノ−5−(4
−トリフルオロメチルピリジン−3−イル)−1,2,
4−オキサジアゾール、3−(4−トリフルオロメチル
ピリジン−3−イル)−5−メチル−1,2,4−オキ
サジアゾールがあげられる。
【0006】本発明化合物の中、一般式 化5
【化5】 [式中、R1及びR2は前記と同じ意味を表す。]で示さ
れる化合物は、一般式 化6
【化6】 [式中、R1及びR2は前記と同じ意味を表す。]で示さ
れる化合物を加熱下に、閉環反応に付することにより製
造することができる。該反応は、通常溶媒中で行われ、
反応温度の範囲は通常40℃〜200℃であり、反応時
間の範囲は通常1〜30時間である。溶媒としては、メ
タノ−ル、エタノ−ル、酢酸等のプロトン性極性溶媒、
アセトニトリル等のニトリル類、ジオキサン等の非プロ
トン性極性溶媒あるいはこれらの混合溶媒が挙げられ
る。反応終了後の反応液は、中和、有機溶媒抽出、濃縮
等の通常の後処理操作を行うことにより、一般式 化5
で示される本発明化合物を得ることができる。該化合物
は、必要に応じて再結晶、カラムクロマトグラフィ−等
によりさらに精製することも出来る。
【0007】尚、一般式 化6で示される化合物は、一
般式 化7
【化7】 [式中、R1及びR2は前記と同じ意味を表す。]で示さ
れる化合物とヒドロキシルアミンまたはその塩酸塩とを
反応させることにより製造できる。該反応は、通常溶媒
中で行われ、反応温度の範囲は通常−20℃〜30℃で
あり、反応時間の範囲は通常0.2〜5時間である。溶
媒としては、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエ−
テル類、塩化メチレン、クロロホルム等のハロゲン化炭
化水素類、メタノ−ル、エタノ−ル、酢酸、水等のプロ
トン性極性溶媒、アセトニトリル等のニトリル類あるい
はこれらの混合溶媒が挙げられる。反応に供される試剤
の量は、一般式 化7で表される化合物1モルに対し、
ヒドロキシルアミンまたはその塩酸塩は1〜3モルの割
合である。該塩酸塩を反応に供する場合は、一般に該塩
酸塩に対しほぼ等モルの塩基を使用する。かかる塩基と
しては、例えばトリメチルアミン、トリエチルアミン、
ピリジン等の3級アミン、水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム等のアルカリ金属水酸化物、炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム等のアルカリ金属炭酸化物、ナトリウムメト
キシド、ナトリウムエトキシド等のアルカリ金属アルコ
キシド等があげられる。反応終了後の反応液は中和、有
機溶媒抽出、濃縮等の通常の後処理操作を行うことによ
り、一般式 化6で示さる化合物を得ることができる。
該化合物は、必要に応じて再結晶、カラムクロマトグラ
フィ−等により精製することも出来る。
【0008】一般式 化7で示される化合物は、一般式
化8
【化8】 [式中、R1は前記と同じ意味を表す。]で示される化
合物と、N,N−ジメチルアミドのアセタール、即ち一
般式 化9
【化9】Me2N−C(R2)(OMe)2 [式中、R2は前記と同じ意味を表わす。]で示される
化合物とを反応させることにより製造することができ
る。該反応は、通常無溶媒あるいは溶媒中で行われ、反
応温度の範囲は通常10℃〜180℃であり、反応時間
の範囲は通常1〜30時間である。溶媒としてはジエチ
ルエ−テル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエ−
テル類、塩化メチレン、クロロホルム等のハロゲン化炭
化水素類、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類、
アセトニトリル等のニトリル類あるいはこれらの混合溶
媒があげられる。反応に供される試剤の比は、一般式
化8で表される化合物1モルに対し、一般式 化9で示
される化合物は1〜3モルの割合である。反応終了後の
反応液は、濃縮等の通常の後処理操作を行うことによ
り、一般式化7で示される化合物を得ることができる。
該化合物は、必要に応じて再結晶、カラムクロマトグラ
フィ−等によりさらに精製することも出来る。
【0009】一般式 化8で示される化合物は、マロン
酸モノエチルエステルとハロゲン置換脂肪族酸クロリド
とからハロゲン置換β−ケトエステルを製造し(Org.S
ynth.,61,5〜8(1982)に記載の方法に準ず
る)、ついで、該ハロゲン置換β−ケトエステルとα−
シアノアセトアミドとから4段階を経て製造することが
できる(J.Org.Chem.,25,560〜564(19
68)あるいはJ.Medicinal Chem10,149−15
4(1967)に記載の方法に準ずる)。具体的には、
一般式 化10
【化10】 [式中、R1は前記と同じ意味を表し、R10はC1−C
5アルキル基を表す。]で示される化合物とα−シアノ
アセトアミドとを塩基の存在下に反応させて一般式 化
11
【化11】 [式中、R1は前記と同じ意味を表す。]で示される化
合物を得(工程1)、次いで一般式 化11で示される
化合物と塩素化剤とを反応させて一般式 化12
【化12】 [式中、R1は前記と同じ意味を表す。]で示される化
合物を得(工程2)、次いで一般式 化12で示される
化合物を加水分解することにより一般式 化13
【化13】 [式中、R1は前記と同じ意味を表す。]で示される化
合物を得(工程3)、次いで一般式 化13で示される
化合物を水素化触媒の存在下、水素雰囲気下に反応させ
る(工程4)ことにより、一般式化8で示される化合物
を製造することができる。また、一般式 化12で示さ
れる化合物を水素化触媒の存在下、水素雰囲気下に反応
させ一般式 化14
【化14】 [式中、R1は前記と同じ意味を表す。]で示される化
合物を得、加水分解することによっても、一般式 化8
で示される化合物を製造することもできる。(工程1)
は、通常溶媒中で行われ、反応温度の範囲は通常20℃
〜200℃であり、反応時間の範囲は通常0.5〜48
時間である。塩基としては、ピペリジン、ピロリジン等
の有機塩基、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、アン
モニアなどの無機塩基があげられる。溶媒としては、反
応条件下で安定であり、かつ一般式 化10で示される
化合物およびα−シアノアセトアミドを溶解しうるもの
であればよく、例えば水、メタノール、エタノールなど
の低級アルコール、ジメチルホルムアミド(DMF)、
ジメチルスルホキシド(DMSO)等の極性有機溶媒が
挙げられる。反応に供される試剤の量は、一般式 化1
0で示される化合物1モルに対し、α−シアノアセトア
ミドは1〜2モルの割合であり、塩基は0.1〜2モル
の割合である。反応終了後の反応液は、濃縮後の残渣を
水洗する等の通常の後処理を行うことにより、一般式
化11で示される化合物を得ることがてきる。該化合物
は必要に応じて再結晶等により精製することも出来る。
(工程2)は、無溶媒または溶媒中で行われ、必要に応
じて密閉容器を用いて行われ、反応温度の範囲は通常2
0℃〜200℃であり、反応時間の範囲は通常0.5〜
48時間である。塩素化剤としては、塩化ホスホリル、
ホスゲン、トリホスゲン、五塩化リン等があげられる。
必要に応じて用いられる溶媒としては、塩素化剤と反応
しないものであればよく、例えばベンゼン、トルエン、
クロロベンゼン、ヘキサン、クロロホルム等が挙げられ
る。反応に供される試剤の量は、一般式 化11で示さ
れる化合物1モルに対して、塩素化剤は理論量の当量〜
過剰量の割合である。反応終了後の反応液は、水に注加
して、これを有機溶媒抽出、濃縮する等の通常の後処理
操作を行うことにより、一般式 化12で示される化合
物を得ることができる。該化合物は必要に応じてクロマ
トグラフィー、再結晶等により精製することも出来る。
(工程3)は、酸性、中性または塩基性条件下で行わ
れ、反応温度の範囲は通常0℃〜100℃であり、反応
時間の範囲は通常0.5〜48時間である。酸性条件下
で反応を行う場合は、硫酸、塩酸、臭化水素、りん酸、
ポリリン酸(PPA)、ギ酸等の酸の存在下に水と反応
させる。中性条件下で反応を行う場合は、二酸化マンガ
ン、銅、ニッケル等の触媒存在下に水と反応させる。塩
基性条件下で反応を行う場合は、水酸化カリウム、塩基
性イオン交換樹脂、アルカリ性過酸化水素等の存在下に
水と反応させる。また、溶媒を使用することもでき、溶
媒としてメタノール、エタノール、イソプロパノール、
2−ブタノール等の低級アルコール、ジメチルスルホキ
シド(DMSO)等が挙げられる。反応終了後の反応液
は、ろ過後、水に注加し、これを有機溶媒抽出、濃縮す
る等の通常の後処理操作を行うことにより、一般式 化
13で示される化合物を得ることができる。該化合物は
必要に応じてクロマトグラフィー、再結晶等により精製
することも出来る。(工程4)は、水素雰囲気下に通常
溶媒中、中性〜塩基性の条件下に密閉容器を用いて行わ
れ、反応温度の範囲は通常常温〜100℃であり、反応
時間の範囲は通常1〜48時間である。水素化触媒とし
ては、塩化パラジウム、酸化パラジウム、パラジウム−
カーボン、パラジウム−炭酸バリウム、酸化白金、塩化
白金、ラネーニッケル等があげられる。溶媒としては、
イソプロパノール、メタノール、エタノール等の低級ア
ルコール、ジメチルホルムアミド(DMF)等が挙げら
れる。系内を中性〜塩基性に保つために酸化カルシウ
ム、酢酸カリウム、酢酸ナトリウム等の無機塩基、トリ
エチルアミン等の有機塩基等の塩基が用いられる。反応
に供される試剤の量は、一般式 化13で示される化合
物1モルに対して、水素化触媒は0.05〜10モルパ
ーセントの割合であり、水素は2モル〜過剰量の割合で
あり、塩基は2モル〜過剰量の割合である。反応終了後
の反応液は、ろ過後、水に注加し、これを有機溶媒抽
出、濃縮する等の通常の後処理操作を行うことにより、
一般式 化8で示される化合物を得ることができる。該
化合物は必要に応じてクロマトグラフィー、再結晶等に
より精製することも出来る。
【0010】一般式 化3において、QがQ2である本
発明化合物は一般式 化15で示される化合物
【化15】 と一般式 化16
【化16】(R2C=O)2O [式中、R2は前記と同じ意味を表す。]で示される化合
物とを反応させることにより製造できる。該反応は、無
溶媒或いは溶媒中で行われ、反応温度の範囲は通常20
℃〜200℃であり、反応時間の範囲は通常1〜30時
間である。溶媒としては、テトラヒドロフラン、ジオキ
サン等のエ−テル類、塩化メチレン、クロロホルム等の
ハロゲン化炭化水素類あるいはこれらの混合溶媒が挙げ
られる。反応に供される試剤の量は、一般式 化15で
表される化合物1モルに対し、一般式 化16で表され
る化合物は1.0〜50モルの割合である。反応終了後
の反応液は中和、有機溶媒抽出、濃縮等の通常の後処理
操作を行うことにより、一般式 化3において、QがQ
2である本発明化合物を得ることができる。該化合物
は、必要に応じて再結晶、カラムクロマトグラフィ−等
によりさらに精製することも出来る。一般式 化15で
示される化合物は、該当する3−シアノピリジン誘導体
とヒドロキシアミン或いはその塩酸塩から製造すること
ができる(J.Heterocycl.Chem.,26,125(1
989)に記載の方法に準ずる)。尚、4−(トリフル
オロメチル)ピリジン−3−カルボキサミドオキシムは
市販のものを用いることもできる。
【0011】本発明化合物が防除効力を示し得る有害節
足動物としては、例えば下記の有害昆虫類等があげられ
る。 半翅目害虫:ヒメトビウンカ(Laodelphax striatellu
s)、トビイロウンカ(Nilaparvata lugens)、セジロ
ウンカ(Sogatella furcifera)等のウンカ類、ツマグロ
ヨコバイ(Nephotettix cincticeps)、タイワンツマグ
ロヨコバイ(Nephotettix virescens)等のヨコバイ
類、ワタアブラムシ(Aphis gossypii)、モモアカアブ
ラムシ(Myzus persicae)等のアブラムシ類、カメムシ
類、オンシツコナジラミ(Trialeurodes vaporarioru
m)、タバココナジラミ(Bemisia tabaci)、シルバ−
リ−フコナジラミ(Bemisia argentifolli)等のコナジ
ラミ類、カイガラムシ類、グンバイムシ類、キジラミ類
等 鞘翅目害虫:ウエスタンコ−ンル−ムワ−ム(Diabroti
ca virgifera virgifera)、サザンコ−ンル−トワ−ム
(Diabrotica undecimpunctata howardi)等のコ−ンル
−トワ−ム類、ドウガネブイブイ(Anomala cuprea)、
ヒメコガネ(Anomala rufocuprea)等のコガネムシ類、
メイズウィ−ビル(Sitophilus zeamais)、イネミズゾ
ウムシ(Lissorhoptrus oryzophilus)、アルファルフ
ァタコゾウムシ(Hypera pastica)、アズキゾウムシ
(Callosobruchuys chienensis)等のゾウムシ類、チャ
イロコメノゴミムシダマシ(Tenebrio molitor)、コク
ヌストモドキ(Tribolium castaneum)等のゴミムシダマ
シ類、ウリハムシ(Aulacophora femoralis)、キスジノ
ミハムシ(Phyllotreta striolata)、コロラドハムシ
(Leptinotarsa decemlineata)等のハムシ類、シバン
ムシ類、ニジュウヤホシテントウ(Epilachna vigintio
ctopunctata)等のエピラクナ類、ヒラタキクイムシ
類、ナガシンクイムシ類、カミキリムシ類、アオバアリ
ガタハネカクシ(Paederus fuscipes)等の網翅類害虫 アザミウマ目害虫:ミナミキイロアザミウマ(Thrips p
almi)、ネギアザミウマ(Thrips tabaci)、ハナアザ
ミウマ(Thrips hawaiiensis)等のスリップス属、ヒラ
ズハナアザミウマ(Frankliniella intonsa)、ミカン
キイロアザミウマ(Frankliniella occidentalis)等の
Frankliniella属 膜翅目害虫:アリ類、スズメバチ類、アリガタバチ類、
ニホンカブラバチ(Athalia japonica)等のハバチ類等 直翅目害虫:ケラ類、バッタ類等 隠翅目害虫:ヒトノミ(Pulex irritans)等 シラミ目害虫:コロモジラミ(Pediculus humanus corp
oris)、ケジラミ (Phthirus pubis)等 シロアリ目害虫:ヤマトシロアリ(Reticulitermes spe
ratus)、イエシロアリ(Coptotermes formosanus)等 また、本発明化合物は有機リン剤、カ−バメ−ト剤、ピ
レスロイド剤などの市販殺虫剤に抵抗性を示す上記有害
節足動物類に対しても有効である。
【0012】本発明化合物を有害節足動物防除剤(殺
虫、殺ダニ剤等)の有効成分として用いる場合は、他の
何らの成分を加えず、そのまま使用してもよいが、通常
は、固体担体、液体担体、ガス状担体、餅等と混合し、
必要あれば界面活性剤、その他の製剤用補助剤を添加し
て、油剤、乳剤、水和剤、水中懸濁剤・水中乳濁剤等の
フロアブル剤、粒剤、粉剤、エアゾ−ル、自己燃焼型燻
煙剤・化学反応型燻煙剤・多孔セラミック板燻煙剤等の
加熱燻煙剤、ULV剤、毒餌等に製剤して使用する。こ
れらの製剤には、有効成分として本発明化合物を通常、
重量比で0.01%〜95%含有する。
【0013】かかる製剤化の際に用いられる固体担体と
しては、たとえば粘土類(カオリンクレ−、珪藻土、合
成含水酸化珪素、ベントナイト、フバサミクレ−、酸性
白土等)、タルク類、セラミック、その他の無機鉱物
(セリサイト、石英、硫黄、活性炭、炭酸カルシウム、
水和シリカ等)、化学肥料(硫安、燐安、硝安、尿素、
塩安等)等の微粉末あるいは粒状物等があげられ、液体
担体としては、たとえば水、アルコ−ル類(メタノ−
ル、エタノ−ル等)、ケトン類(アセトン、メチルエチ
ルケトン等)、芳香族炭化水素類(ベンゼン、トルエ
ン、キシレン、エチルベンゼン、メチルナフタレン
等)、脂肪族炭化水素類(ヘキサン、シクロヘキサン、
灯油、軽油等)、エステル類(酢酸エチル、酢酸ブチル
等)、ニトリル類(アセトニトリル、イソブチロニトリ
ル等)、エ−テル類(ジイソプロピルエ−テル、ジオキ
サン等)、酸アミド類(N,N−ジメチルホルムアミ
ド、N,N−ジメチルアセトアミド等)、ハロゲン化炭
化水素類(ジクロロメタン、トリクロロエタン、四塩化
炭素等)、ジメチルスルホキシド、大豆油、綿実油等の
植物油等があげられ、ガス状担体、すなわち噴射剤とし
ては、たとえばフロンガス、ブタンガス、LPG(液化
石油ガス)、ジメチルエ−テル、炭酸ガス等があげられ
る。界面活性剤としては、たとえばアルキル硫酸エステ
ル塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルアリ−ルスルホ
ン酸塩、アルキルアリ−ルエ−テル類およびそのポリオ
キシエチレン化物、ポリエチレングリコ−ルエ−テル
類、多価アルコ−ルエステル類、糖アルコ−ル誘導体等
があげられる。固着剤や分散剤等の製剤用補助剤として
は、たとえばカゼイン、ゼラチン、多糖類(でんぷん
粉、アラビアガム、セルロ−ス誘導体、アルギン酸
等)、リグニン誘導体、ベントナイト、糖類、合成水溶
性高分子(ポリビニルアルコ−ル、ポリビニルピロリド
ン、ポリアクリル酸類等)等があげられ、安定剤として
は、たとえばPAP(酸性りん酸イソプロピル)、BH
T(2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノ−
ル)、BHA(2−tert−ブチル−4−メトキシフェノ
−ルと3−tert−ブチル−4−メトキシフェノ−ルとの
混合物)、植物油、鉱物油、界面活性剤、脂肪酸または
そのエステル等があげられる。自己燃焼型燻煙剤の基材
としては、たとえば硝酸塩、亜硝酸塩、グアニジン塩、
塩素酸カリウム、ニトロセルロ−ス、エチルセルロ−
ス、木粉などの燃焼発熱剤、アルカリ金属塩、アルカリ
土類金属塩、重クロム酸塩、クロム酸塩などの熱分解刺
激剤、硝酸カリウムなどの酸素供給剤、メラミン、小麦
デンプンなどの支燃剤、硅藻土などの増量剤、合成糊料
などの結合剤等があげられる。化学反応型燻煙剤の基材
としては、たとえばアルカリ金属の硫化物、多硫化物、
水硫化物、含水塩、酸化カルシウム等の発熱剤、炭素質
物質、炭化鉄、活性白土などの触媒剤、アゾジカルボン
アミド、ベンゼンスルホニルヒドラジド、ジニトロソペ
ンタメチレンテトラミン、ポリスチレン、ポリウレタン
等の有機発泡材、天然繊維片、合成繊維片等の充填剤等
があげられる。毒餌の基材としては、たとえば穀物粉、
植物油、糖、結晶セルロ−ス等の餌成分、ジブチルヒド
ロキシトルエン、ノルジヒドログアイアレチン酸等の酸
化防止剤、デヒドロ酢酸等の保存料、トウガラシ粉末等
の誤食防止剤、チ−ズ香料、タマネギ香料、ピ−ナッツ
オイルなどの誘引剤等があげられる。フロアブル剤(水
中懸濁剤または水中乳濁剤)の製剤は、一般に1〜75
%の本発明化合物を0.5〜15%の分散剤、0.1〜
10%の懸濁助剤(たとえば、保護コロイドやチクソト
ロピ−性を付与する化合物)、0〜10%の適当な補助
剤(たとえば、消泡剤、防錆剤、安定化剤、展着剤、浸
透助剤、凍結防止剤、防菌剤、防黴剤等)を含む水中で
微小に分散させることによって得られる。水の代わりに
化合物がほとんど溶解しない油を用いて油中懸濁剤とす
ることも可能である。保護コロイドとしては、たとえば
ゼラチン、カゼイン、ガム類、セルロ−スエ−テル、ポ
リビニルアルコ−ル等が用いられる。チクソトロピ−性
を付与する化合物としては、たとえばベントナイト、ア
ルミニウムマグネシウムシリケ−ト、キサンタンガム、
ポリアクリル酸等があげられる。
【0014】このようにして得られる製剤は、そのまま
であるいは水等で希釈して用いる。また、本発明化合物
またはその製剤は、他の殺虫剤、殺線虫剤、殺ダニ剤、
殺菌剤、除草剤、植物生長調節剤、共力剤、肥料、土壌
改良剤、動物用飼料等と混用または併用することもでき
る。かかる殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤としては、例え
ばフェニトロチオン〔O,O−ジメチル O−(3−メ
チル−4−ニトロフェニル)ホスホロチオエ−ト〕、フ
ェニチオン〔O,O−ジメチル O−(3−メチル−4
−(メチルチオ)フェニル)ホスホロチオエ−ト〕、ダ
イアジノン〔O,O−ジエチル−O−2−イソプロピル
−6−メチルピリミジン−4−イルホスホロチオエ−
ト〕、クロルピリホス〔O,O−ジエチル−O−3,
5,6−トリクロロ−2−ピリジルホスホロチオエ−
ト〕、アセフェ−ト〔O,S−ジメチル−N−アセチル
ホスホロアミドチオエ−ト〕、メチダチオン〔S−2,
3−ジヒドロ−5−メトキシ−2−オキソ−1,3,4
−チアジアゾ−ル−3−イルメチル O,O−ジメチル
ホスホロジチオエ−ト〕、エチルチオメトン〔O,O−
ジエチル S−2−エチルチオエチルホスホロチオエ−
ト〕、DDVP〔2,2−ジクロロビニルジメチルホス
フェ−ト〕、スルプロホス〔O−エチル O−4−(メ
チルチオ)フェニル S−プロピルホスホロジチオエ−
ト〕、シアノホス〔O−4−シアノフェニル O,O−
ジメチルホスホロチオエ−ト〕、ジオキサベンゾホス
〔2−メトキシ−4H−1,3,2−ベンゾジオキサホ
スフィニン−2−スルフィド〕、ジメトエ−ト〔O,O
−ジメチル−S−(N−メチルカルバモイルメチル)ジ
チオホスフェ−ト〕、フェントエ−ト〔エチル 2−ジ
メトキシホスフィノチオイルチオ(フェニル)アセテ−
ト〕、マラチオン〔ジエチル(ジメトキシホスフィノチ
オイルチオ)サクシネ−ト〕、トリクロルホン〔ジメチ
ル 2,2,2−トリクロロ−1−ヒドロキシエチルホ
スホネ−ト〕、アジンホスメチル〔S−3,4−ジヒド
ロ−4−オキソ−1,2,3−ベンゾトリアジン−3−
イルメチル O,O−ジメチルホスホロジチオエ−
ト〕、モノクロトホス〔ジメチル(E)−1−メチル−
2−(メチルカルバモイル)ビニルホスフェ−ト〕、エ
チオン〔O,O,O’,O’−テトラエチル S,S’
−メチレンビス(ホスホロジチオエ−ト)〕ホスチアゼ
−ト〔N−(O−メチル−S−sec−ブチル)ホスホリ
ルチアゾリンジ−2−オン〕等の有機リン系化合物、B
PMC(2−sec−ブチルフェニル−N−メチルカ−バ
メ−ト〕、ベンフラカルブ〔エチル N−(2,3−ジ
ヒドロ−2,2−ジメチルベンゾフラン−7−イルオキ
シカルボニル(メチル)アミノチオ〕−N−イソプロピ
ル−β−アラニネ−ト〕、プロポキスル〔2−イソプロ
ポキシフェニル N−メチルカルバメ−ト〕、カルボス
ルファン〔2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−7−
ベンゾ〔b〕フラニル N−ジブチルアミノチオ−N−
メチルカ−バメ−ト〕、カルバリル〔1−ナフチル−N
−メチルカ−バメ−ト〕、メソミル〔S−メチル−N−
〔(メチルカルバモイル)オキシ〕チオアセトイミデ−
ト〕、エチオフェンカルブ〔2−(エチルチオメチル)
フェニルメチルカ−バメ−ト〕、アルジカルブ〔2−メ
チル−2−(メチルチオ)プロピオンアルデヒド O−
メチルカルバモイルオキシ〕、オキサミル〔N,N−ジ
メチル−2−メチルカルバモイルオキシイミノ−2−
(メチルチオ)アセタミド〕、フェノチオカルブ〔S−
4−フェノキシブチル)−N,N−ジメチルチオカ−バ
メ−ト等のカ−バメ−ト系化合物、エトフェンプロック
ス〔2−(4−エトキシフェニル) 2−メチルプロピ
ル−3−フェノキシベンジル エ−テル〕、フェンバレ
レ−ト〔(RS)−α−シアノ−3−フェノキシベンジ
ル (RS)−2−(4−クロロフェニル)−3−メチ
ルブチレ−ト〕、エスフェンバレレ−ト〔(S)−α−
シアノ−3−フェノキシベンジル (S)−2−(4−
クロロフェニル)−3−メチルブチレ−ト〕、フェンプ
ロパトリン〔(RS)−α−シアノ−3−フェノキシベ
ンジル 2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパン
カルボキシレ−ト〕、シペルメトリン〔(RS)−α−
シアノ−3−フェノキシベンジル (1RS,3RS)
−(1RS,3RS)−3−(2,2−ジクロロビニ
ル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレ−
ト〕、ペルメトリン〔3−フェノキシベンジル (1R
S,3RS)−(1RS,3RS)−3−(2,2−ジ
クロロビニル)−2,2−メチルシクロプロパンカルボ
キシレ−ト〕、シハロトリン〔(RS)−α−シアノ−
3−フェノキシベンジル (Z)−(1RS,3RS)
−3−(2−クロロ−3,3,3−トリフロオロプロペ
ニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレ
−ト〕、デルタメトリン〔(S)−α−シアノ−m−フ
ェノキシベンジル (1R,3R)−3−(2,2−ジ
ブロモビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカル
ボキシレ−ト〕、シクロプロトリン〔(RS)−α−シ
アノ−3−フェノキシベンジル (RS)−2,2−ジ
クロロ−1−(4−エトキシフェニル)シクロプロパン
カルボキシレ−ト〕、フルバリネ−ト〔(RS)−α−
シアノ−3−フェノキシベンジル N−(2−クロロ−
α,α,α−トリフルオロ−p−トリル)−D−バリネ
−ト〕、ビフェントリン〔2−メチルビフェニル−3−
イルメチル (Z)−(1RS)−cis−3−(2−ク
ロロ−3,3,3−トリフルオロプロパ−1−エニル)
−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシラ−
ト〕、アクリナトリン〔(S)−α−シアノ−3−フェ
ノキシベンジル (Z)−(1R、3S)−2,2−ジ
メチル−3−〔2−(2,2,2−トリフルオロメチル
エトキシカルボニル)ビニル〕シクロプロパンカルボキ
シラ−ト〕、ハルフェンプロックス〔2−メチル−(4
−ブロモジフルオロメトキシフェニル)−2−メチルプ
ロピル 3−フェノキシベンジル エ−テル〕、トラロ
メトリン〔(S)−α−シアノ−3−フェノキシベンジ
ル (1R,3S)−2、2−ジメチル−3−(1,
2,2,2−テトラブロモエチル)〕シクロプロパンカ
ルボキシラ−ト〕、シラフルオフェン〔4−エトキシフ
ェニル(3−(4−フルオロ−3−フェノキシフェニ
ル)プロピル)ジメチルシラン〕等のピレスロイド化合
物、ブプロフェジン〔2−tert−ブチルイミノ−3−イ
ソプロピル−5−フェニル−3、4、5、6−テトラヒ
ドロ−2H−1,3,5−チアジアジン−4−オン〕等
のチアジアジン誘導体、アセタミプリド〔(E)−N−
〔(6−クロロ−3−ピリジル)メチル〕−N−2−シ
アノ−N−メチルアセトアミジン〕、ニテンピラム
〔(E)−N−(6−クロロ−3−ピリジルメチル)−
N−エチル−N′−メチル−2−ニトロビニリデンジア
ミン〕等のネオニコチノイド類、カルタップ(S,S’
−(2−ジメチルアミノトリメチレン)ビス(チオカ−
バメ−ト)〕、チオシクラム〔N,N−ジメチル−1,
2,3−トリチアン−5−イルアミン〕、ベンスルタッ
プ〔S,S’−2−ジメチルアミノトリメチレン ジ
(ベンゼンチオスルホナ−ト)〕等のネライストキシン
誘導体、N−シアノ−N’−メチル−N’−(6−クロ
ロ−3−ピリジルメチル)アセトアミジン等のN−シア
ノアミジン誘導体、エンドスルファン〔6,7,8,
9,10,10−ヘキサクロロ−1,5,5a,6,
9,9a−ヘキサヒドロ−6,9−メタノ−2,4,3
−ベンゾジオキサチエピン 3−オキサイド〕、γ−B
HC〔1,2,3,4,5,6−ヘキサクロロシクロヘ
キサン〕、1,1−ビス(クロロフェニル)−2,2,
2−トリクロロエタノ−ル等の塩素化炭化水素化合物、
クロルフルアズロン〔1−(3,5−ジクロロ−4−
(3−クロロ−5−トリフルオロメチルピリジン−2−
イルオキシ)フェニル)−3−(2,6−ジフルオロベ
ンゾイル)ウレア〕、テフルベンズロン〔1−(3,5
−ジクロロ−2,4−ジフルオロフェニル)−3−
(2,6−ジフルオロベンゾイル)ウレア〕、フルフェ
ノクスロン〔1−(4−(2−クロロ−4−トリフルオ
ロメチルフェノキシ)−2−フルオロフェニル〕−3−
(2,6−ジフルオロベンゾイル)ウレア〕等のベンゾ
イルフェニルウレア系化合物、アミトラズ〔N−メチル
−ビス(2,4−キシリイミノメチル)アミン〕、クロ
ルジメホルム〔N’−(4−クロロ−2−メチルフェニ
ル)−N,N−ジメチルホルムアミジン〕等のホルムア
ミジン誘導体、ジアフェンチウロン〔N−(2,6−ジ
イソプロピル−4−フェノキシフェニル)−N’−tert
−ブチルカルボジイミド〕等のチオ尿素誘導体、N−フ
ェニルピラゾ−ル誘導体、テブフェノジド〔N−tert−
ブチル−N’−(4−エチルベンゾイル)−3,5−ジ
メチルベンゾヒドラジド〕、クロルフェナピル〔4−ブ
ロモ−2−(4−クロロフェニル)−1−エトキシメチ
ル−5−(トリフルオロメチル)ピロ−ル−3−カルボ
ニル〕、ブロモプロピレ−ト〔イソプロピル 4,4’
−ジブロモベンジレ−ト〕、テトラジホン〔4−クロロ
フェニル 2,4,5−トリクロロフェニルスルホ
ン〕、キノメチオネ−ト〔S,S−6−メチルキノキサ
リン−2,3−ジイルジチオカルボネ−ト〕、プロパル
ゲイト〔2−(4−tert−ブチルフェノキシ)シクロヘ
キシル−2−プロピニル スルファイト〕、フェンブタ
ティン オキシド〔ビス〔トリス(2−メチル−2−フ
ェニルプロピル)ティン〕オキシド〕、ヘキシチアゾク
ス〔(4RS,5RS)−5−(4−クロロフェニル)
−N−クロロヘキシル−4−メチル−2−オキソ−1,
3−チアゾリジン−3−カルボキサミド〕、クロフェン
テジン〔3,6−ビス(2−クロロフェニル)−1,
2,4,5−テトラジン〕、ピリダベン〔2−tert−ブ
チル−5−(4−tert−ブチルベンジルチオ)−4−ク
ロロピリダジン−3(2H)−オン〕,フェンピロキシ
メ−ト〔tert−ブチル(E)−4−〔(1,3−ジメチ
ル−5−フェノキシピラゾ−ル−4−イル)メチレンア
ミノオキシメチル〕ベンゾエ−ト〕、テブフェンピラド
〔N−4−tert−ブチルベンジル)−4−クロロ−3−
エチル−1−メチル−5−ピラゾ−ルカルボキサミ
ド〕、ポリナクチンコンプレックス〔テトラナクチン、
ジナクチン、トリナクチン〕、ミルベメクチン、アベル
メクチン、イバ−メクチン、アザジラクチン〔AZA
D〕、ピリミジフェン〔5−クロロ−N−〔2−{4−
(2−エトキシエチル)−2,3−ジメチルフェノキ
シ}エチル〕−6−エチルピリミジン−4−アミン〕、
ピメトロジン〔2,3,4,5−テトラヒドロ−3−オ
キソ−4−〔(ピリジン−3−イル)−メチレンアミ
ノ〕−6−メチル−1,2,4−トリアジン〕等があげ
られる。
【0015】本発明化合物を農園芸用の有害節足動物防
除剤として用いる場合、その施用量は、10ア−ルあた
り、通常1gから1000gの範囲であり、好ましくは
10gから100gの範囲であり、乳剤、水和剤、フロ
アブル剤等を水で希釈して用いる場合は、その施用濃度
は通常、10ppm〜1000ppmであり、粒剤、粉剤等は
そのまま施用する。本発明化合物を農園芸用の有害節足
動物防除剤として用いる場合、これらの製剤を有害節足
動物から保護すべき作物等の植物に茎葉散布してもよい
が、本発明化合物は浸透移行性を示すことから、これら
の製剤を土壌に処理することにより、土壌に棲息する有
害節足動物を防除することができるとともに、作物等の
植物の茎葉部の有害節足動物をも同時に防除することが
できる。また、本発明化合物を防疫用の有害節足動物防
除剤として用いる場合には、乳剤、水和剤、フロアブル
剤等は通常水で0.01ppm〜10000ppmに希釈して
施用し、油剤、エアゾ−ル、燻煙剤、ULV剤、毒餌等
はそのまま施用する。これらの施用量、施用濃度は、い
ずれも製剤の種類、施用時期、施用場所、施用方法、有
害節足動物の種類、被害程度等の状況によって異なり、
上記の範囲にかかわることなく増減させることができ
る。
【0016】
【実施例】以下、本発明を製造例、製剤例及び試験例等
により、さらに詳しく説明するが、本発明はこれらの例
に限定されるものではない。まず、本発明化合物の製造
例を示す。尚、化合物番号は後記表1における化合物番
号で示す。
【0017】製造例1 N2−ヒドロキシ−N1−(4−トリフルオロメチルピリ
ジン−3−カルボニル)ホルムアミジンを室温でジオキ
サン15mlに懸濁し、酢酸15mlを滴下した。この
混合溶液を100℃にて約4時間加熱攪拌した。ジオキ
サンを減圧下に留去し、残渣に水50mlを加えた後、
氷水バス冷却下、炭酸カリウム粉末を加え、液性をpH
8〜pH7に調整した。これをクロロホルムにて2回抽
出し、有機層を10%食塩水で洗浄した後、減圧下に溶
媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(展開溶媒:クロロホルム/メタノール=40/1)
に付し、5−(4−トリフルオロメチルピリジン−3−
イル)−1,2,4−オキサジアゾール(化合物番号
1)0.885g(収率42.4%)を得た。
【0018】製造例2 氷水バスで冷却した無水酢酸4mlに、4−(トリフル
オロメチル)ピリジン−3−カルボキサミドオキシム
0.308g(1.50mmol)を加え、この混合物
を2時間還流攪拌した。減圧下過剰の無水酢酸を留去
し、残渣に水20mlを加えた後、氷水バス冷却下炭酸
カリウム粉末を加え、液性をpH8〜pH7に調整し
た。これをクロロホルムにて2回抽出し、有機層を減圧
下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(展開溶媒:クロロホルム/メタノール=40/1)
に付し、3−(4−トリフルオロメチルピリジン−3−
イル)−5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール
(化合物番号4)0.213g(収率62.0%)を得
た。
【0019】本発明化合物の例を化合物番号及び物性値
(融点または屈折率)と共に表1に記す。 で示される化合物
【0020】
【表1】 (表中、Q1及びQ2は前記と同じ意味を表わす。)
【0021】本発明化合物の製造中間体の製造例を以下
に、中間体製造例として記載する。まず、一般式 化7
で示される化合物の製造例を記す。 中間体製造例1(一般式 化7で示される化合物におい
て、R1がトリフルオロメチル基、R2が水素原子である
化合物の製造例) 4−トリフルオロメチルピリジン−3−カルボキサミド
1.90g(10.0mmol)をクロロホルム25m
lに懸濁させ、これに室温でN,N−ジメチルホルムア
ミド ジメチルアセタ−ル2.18g(18.3mmo
l)を滴下し、3時間攪拌した。クロロホルムを減圧下
に留去し、残渣をヘキサン−クロロホルム溶液にて晶析
し、N1,N1−ジメチル−N2−(4−トリフルオロメ
チルピリジン−3−カルボニル)ホルムアミジン2.3
7g(収率96.8%)を得た。1 H-NMR (CDCl3/TMS) δ(ppm): 9.18(1H,s), 8.80(1H,
d), 8.65(1H,s), 7.58(1H,d), 3.24(3H,s), 3.19(3H,s)
【0022】次に、一般式 化6で示される化合物の製
造例を記す。 中間体製造例2(一般式 化6で示される化合物におい
て、R1がトリフルオロメチル基、R2が水素原子である
化合物の製造例) ヒドロキシルアミン塩酸塩0.265g(3.82mm
ol)を1規定水酸化ナトリウム水溶液3.82ml
(3.82mmol)に溶解させ、これにN1,N1−ジ
メチル−N2−(4−トリフルオロメチルピリジン−3
−カルボニル)ホルムアミジン0.46g(1.91m
mol)のジオキサン4ml溶液を加えた。氷水バス冷
却下に該溶液に酢酸5mlを滴下した後、これを室温に
て約1時間攪拌した。ジオキサンを減圧下に留去し、残
渣に、水10mlを加えた後、氷水バス冷却下に炭酸カ
リウム粉末を加え、液性をpH8〜pH7に調製した。
これを酢酸エチルにて2回抽出し、有機層を10%食塩
水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥した。硫酸マ
グネシウムを濾別後、減圧下に溶媒を留去し、N2−ヒ
ドロキシ−N1−(4−トリフルオロメチルピリジン−
3−カルボニル)ホルムアミジン0.357g(収率8
0.2%)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6/TMS) δ(ppm): 11.14(1H,bs), 10.84
(1H,bs), 8.92(1H,d),8.86(1H,s), 7.81(1H,d), 7.60(1
H,s)
【0023】次に、一般式 化8で示される化合物の製
造例を記す。 中間体製造例3(一般式 化8で示される化合物におい
て、R1がトリフルオロメチル基である化合物の製造
例) α−シアノアセトアミド94.0gとピペリジン95.
3gを無水エタノール700ml中に加え、80〜85
℃にて加熱攪拌した。均一溶液になっていることを確認
した後、トリフルオロアセト酢酸エチル200gを1時
間かけて滴下し、更に還流条件下に12時間加熱攪拌し
た。反応液を5℃まで冷却し、固体の析出を確認した
後、ろ過し、得られたウエットケーキを温水400ml
にいれ、加熱溶解し、該溶液中にpH2になるまで35
%塩酸水を加えた。その後、溶液を5℃まで冷却し、懸
濁液を得た。該懸濁液をろ過し、得られたウエットケー
キを減圧オーブン(5mmHg、80℃)中にて、10
hr乾燥することで粗2,6−ジヒドロキシ−4−トリ
フルオロメチルニコチノニトリル172.1gを得た。
次に、この粗2,6−ジヒドロキシ−4−トリフルオロ
メチルピリジン−3−カルボニトリルを氷冷下に、塩化
ホスホリル284.4g中に加え、さらにモノクロルベ
ンゼン200gを加え、オートクレーブ容器を用いて1
80〜185℃で5時間加熱攪拌した。反応液を室温ま
で冷却し、氷水に注加し、分液した。該水層を150m
lのヘキサンで抽出し、該有機層と併せ、無水硫酸ナト
リウムで乾燥、ろ過後、該ろ液を減圧条件下に濃縮し
た。得られた残さを濃硫酸(96wt%)380.0g
に溶解し、80〜85℃で3hr加熱攪拌した。その
後、反応液を氷3.0kgに注ぎ入れ、氷が溶解した後
に、酢酸エチル4000ml(×2回)にて抽出した。
該有機層を併せ、無水硫酸ナトリウムにて乾燥、ろ過
後、該ろ液を減圧条件下に濃縮した。得られた残さをカ
ラムクロマトグラフィーに付し、2,6−ジクロロ−4
−トリフルオロメチルピリジン−3−カルボキサミド1
50.2gを得た(通算収率53.4%)。 mp.194〜196℃、1 H-NMR (DMSO-d6/TMS) δ(ppm): 8.14(1H,s), 8.15(1H,
brs), 8.21(1H,brs) この2,6−ジクロロ−4−トリフルオロメチルピリジ
ン−3−カルボキサミドをメタノール1000ml中に
加え、さらに酸化カルシウム206.5g、10%パラ
ジウム−カーボン5.4gを加え、マーゲン容器を用い
て水素雰囲気下、常温常圧下にて4時間振とうした。反
応懸濁液をセライトろ過後、該ろ液を減圧条件下に濃縮
し、得られた残さをカラムクロマトグラフィーに付し、
4−トリフルオロメチルピリジン−3−カルボキサミド
70.2gを得た(収率63.3%)。 mp165〜167℃、1 H-NMR (DMSO-d6/TMS) δ(ppm): 8.90(1H,s), 8.84(1H,
s), 8.22(1H,brs), 7.89(1H,brs), 7.81(1H,d)
【0024】次に、製剤例を示す。化合物番号は表1に
記載の番号であり、部は重量部を表わす。 製剤例1 乳剤 本発明化合物1〜4の各々10部をキシレン35部およ
びジメチルホルムアミド35部に溶解し、ポリオキシエ
チレンスチリルフェニルエ−テル14部およびドデシル
ベンゼンスルホン酸カルシウム6部を加え、よく攪拌混
合して各々の10%乳剤を得る。 製剤例2 水和剤 本発明化合物1〜4の各々20部をラウリル硫酸ナトリ
ウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含
水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した
中に加え、ジュ−スミキサ−で攪拌混合して各々の20
%水和剤を得る。
【0025】製剤例3 粒剤 本発明化合物1〜4の各々5部にドデシルベンゼンスル
ホン酸ナトリウム5部、ベントナイト30部およびクレ
−60部を加え、充分攪拌混合する。次いで、これらの
混合物に適量の水を加え、さらに攪拌し、造粒機で製粒
し、通風乾燥して各々の5%粒剤を得る。 製剤例4 粉剤 本発明化合物1〜4の各々の1部を適当量のアセトンに
溶解し、これに合成含水酸化珪素微粉末5部、PAP
0.3部およびクレ−93.7部を加え、ジュ−スミキ
サ−で攪拌混合し、アセトンを蒸発除去して各々の1%
粉剤を得る。
【0026】製剤例5 フロアブル剤(水中乳濁剤) 本発明化合物1〜4の各々の10部をポリビニルアルコ
−ル6部を含む水溶液40部中に加え、ミキサ−で攪拌
し、分散剤を得る。この中に、キサンタンガム0.05
部およびアルミニウムマグネシウムシリケ−ト0.1部
を含む水溶液40部を加え、さらに、プロピレングリコ
−ル10部を加えて緩やかに攪拌混合して各々の10%
水中乳濁剤を得る。 製剤例6 油剤 本発明化合物1〜4の各々の0.1部をキシレン5部お
よびトリクロロエタン5部に溶解し、これを脱臭灯油8
9.9部に混合して各々の0.1%油剤を得る。
【0027】製剤例7 油性エアゾ−ル 本発明化合物1〜4の各々の0.1部、テトラメスリン
0.2部、d−フェノスリン0.1部、トリクロロエタ
ン10部および脱臭灯油59.6部を混合溶解し、エア
ゾ−ル容器に充填し、バルブ部分を取り付けた後、該バ
ルブ部分を通じて噴射剤(液化石油ガス)30部を加圧
充填して各々の油性エアゾ−ルを得る。 製剤例8 水性エアゾ−ル 本発明化合物1〜4の各々の0.2部、d−アレスリン
0.2部、d−フェノスリン0.2部、キシレン5部、
脱臭灯油3.4部および乳化剤{アトモス300(アト
ラスケミカル社登録商標名)}1部を混合溶解したもの
と、純水50部とをエアゾ−ル容器に充填し、バルブ部
分を取り付け、該バルブ部分を通じて噴射剤(液化石油
ガス)40部を加圧充填して各々の水性エアゾ−ルを得
る。
【0028】製剤例9 毒餌 本発明化合物1〜4の各々10mgをアセトン0.5m
lに溶解し、この溶液を動物用固型飼料粉末(飼育繁殖
用固型飼料粉末CE−2,日本クレア株式会社商品名)
5gに処理し、均一に混合する。ついでアセトンを風乾
し、各々の0.2%毒餌を得る。
【0029】次に、本発明化合物が有害節足動物防除剤
の有効成分として有用であることを試験例により示す。 試験例1 ワタアブラムシに対する殺虫試験(茎葉散布
試験) 製剤例1に準じて得られた供試化合物の乳剤を、有効成
分濃度が500ppmになるように水で希釈した。第1
本葉が展開したポリエチレンカップ植えのキュウリの第
1本葉にワタアブラムシを20頭接種した。1日後、ワ
タアブラムシの寄生したカップ植えのキュウリに上記希
釈液を20ml/カップの割合で散布した。散布6日後
に、虫数を調査し、数1により防除価を求めた。
【数1】 ここで、 Cb :無処理区の処理前の虫数 Cai:無処理区の観察時の虫数 Tb :実験区の処理前の虫数 Tai:実験区の観察時の虫数 である。その結果、本発明化合物1、2、4は各々防除
価90%以上を示した。
【0030】試験例2 ワタアブラムシに対する殺虫試
験(浸透移行性試験) 製剤例1に準じて得られた供試化合物の乳剤を、有効成
分濃度が500ppmになるように水で希釈した。ポリ
エチレンカップ植えのキュウリの株元に、該希釈液を5
ml/1ポットの割合でかん注した。薬剤処理5日後
に、ワタアブラムシを20頭本葉上に放飼し、放飼7日
後に上記 数1により防除価を求めた。その結果、本発
明化合物1、2、3、4は各々防除価90%以上を示し
た。
【0031】
【発明の効果】本発明化合物は優れた有害節足動物防除
効力を有する。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 化1 【化1】 [式中、R1はC1〜C3ハロアルキル基を表し、Qは
    一般式 化2 【化2】 で示されるQ1またはQ2のいずれかの複素環基を表し、
    ここで、R2は水素原子、ニトロ基、C1〜C6アシル
    基、C1〜C6アルキル基、C1〜C6アルコキシカル
    ボニル基、C1〜C6アルキル基で置換されていてもよ
    いアミノ基、ハロゲン原子、C1〜C6アルコキシ基、
    C1〜C6ハロアルコキシ基、C1〜C6アルキルチオ
    基、C3〜C6シクロアルキル基、C3〜C6シクロア
    ルコキシ基、C2〜C10アルケニル基またはC2〜C
    10アルキニル基を表す。]で示されるピリジン誘導
    体。
  2. 【請求項2】上記一般式 化1において、R2が水素原
    子、アミノ基またはC1〜C6アルキル基である請求項
    1に記載のピリジン誘導体。
  3. 【請求項3】上記一般式 化1において、R2が水素原
    子またはメチル基である請求項1に記載のピリジン誘導
    体。
  4. 【請求項4】上記一般式 化1において、R2が水素原
    子である請求項1に記載のピリジン誘導体。
  5. 【請求項5】上記一般式 化1において、R1がC1〜
    C2ハロアルキル基である請求項1〜4のいずれかに記
    載のピリジン誘導体。
  6. 【請求項6】上記一般式 化1において、R1がトリフ
    ルオロメチル基であり、QがQ1である請求項1〜4の
    いずれかに記載のピリジン誘導体。
  7. 【請求項7】上記一般式 化1において、R1がトリフ
    ルオロメチル基であり、QがQ2である請求項1〜4の
    いずれかに記載のピリジン誘導体。
  8. 【請求項8】5−(4−トリフルオロメチルピリジン−
    3−イル)−1,2,4−オキサジアゾール。
  9. 【請求項9】請求項1〜8のいずれかに記載のピリジン
    誘導体を有効成分として含有することを特徴とする有害
    節足動物防除剤。
  10. 【請求項10】4−トリフルオロメチルピリジン−3−
    カルボキサミドとN,N−ジメチルホルムアミド ジメ
    チルアセタ−ルとを反応させてN1,N1−ジメチル−N
    2−(4−トリフルオロメチルピリジン−3−カルボニ
    ル)ホルムアミジンを得た後、これとヒドロキシルアミ
    ンとを反応させてN2−ヒドロキシ−N1−(4−トリフ
    ルオロメチルピリジン−3−カルボニル)ホルムアミジ
    ンを得た後、これを加熱条件下に反応させることを特徴
    とする5−(4−トリフルオロメチルピリジン−3−イ
    ル)−1,2,4−オキサジアゾールの製造法。
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