JP2000038168A - トラックの荷台における物品保管装置 - Google Patents
トラックの荷台における物品保管装置Info
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- JP2000038168A JP2000038168A JP10209569A JP20956998A JP2000038168A JP 2000038168 A JP2000038168 A JP 2000038168A JP 10209569 A JP10209569 A JP 10209569A JP 20956998 A JP20956998 A JP 20956998A JP 2000038168 A JP2000038168 A JP 2000038168A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 トラックの荷台において、必要な荷置きスペ
ースを占有することなく、荷台上に他の積載物が載って
いる状態でも保管物品の積み下ろしが可能であるだけで
なく、外部から前記保管物品の確認ができ、かつ、その
物品の取り出しに便利なトラックの荷台における物品保
管装置を提供する。 【解決手段】 トラックの荷台の前端部に立設された架
台3の上端に、掛止部としての掛止バー6、カバー部材
9、回り止め部材としての回り止めバー13およびロッ
ク装置14からなるプーラー保管装置5が設置されてい
る。カバー部材9は、物品としてのプーラー7の掛止解
除を規制する被覆位置P1と、その掛止解除を許容する
開放位置P2との間で回動可能に設けられている。即
ち、掛止バー6にプーラー7を掛止めた後、カバー部材
9を被覆位置にしてロック装置14をロックする。
ースを占有することなく、荷台上に他の積載物が載って
いる状態でも保管物品の積み下ろしが可能であるだけで
なく、外部から前記保管物品の確認ができ、かつ、その
物品の取り出しに便利なトラックの荷台における物品保
管装置を提供する。 【解決手段】 トラックの荷台の前端部に立設された架
台3の上端に、掛止部としての掛止バー6、カバー部材
9、回り止め部材としての回り止めバー13およびロッ
ク装置14からなるプーラー保管装置5が設置されてい
る。カバー部材9は、物品としてのプーラー7の掛止解
除を規制する被覆位置P1と、その掛止解除を許容する
開放位置P2との間で回動可能に設けられている。即
ち、掛止バー6にプーラー7を掛止めた後、カバー部材
9を被覆位置にしてロック装置14をロックする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、トラックの荷台
における物品保管装置に関するものである。
における物品保管装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、トラックの荷台において、プ
ーラー、ワイヤロープ、工具等の物品は直置きされて必
要に応じてその都度積み下ろしされたり、あるいはその
まま置き放されたりしていた。しかし、前記各物品の積
み下ろしをその都度行うことは作業が面倒であり、一
方、前記各物品をそのまま荷台上に置き放しにする場合
は盗難に遇うという問題があった。そこで、このような
問題を解決する手段として、近時においては例えば実公
平2−43802号公報に示されるようなトラックの荷
台の物品収納箱装置が提案されている。
ーラー、ワイヤロープ、工具等の物品は直置きされて必
要に応じてその都度積み下ろしされたり、あるいはその
まま置き放されたりしていた。しかし、前記各物品の積
み下ろしをその都度行うことは作業が面倒であり、一
方、前記各物品をそのまま荷台上に置き放しにする場合
は盗難に遇うという問題があった。そこで、このような
問題を解決する手段として、近時においては例えば実公
平2−43802号公報に示されるようなトラックの荷
台の物品収納箱装置が提案されている。
【0003】この物品収納箱装置は、トラックの荷台の
床板下に収納箱を設けるタイプのもので、収納箱が上面
開口された状態で床板下に垂設されている。収納箱の開
口縁部には、その閉止時に前記荷台の床板と整合するよ
うに外蓋の基端が蝶番をもって蝶着されている。また、
内蓋は荷台の床板と平行に摺動して開閉するとともに、
運転席でのみ遠隔解除可能な施錠装置が設けられてい
る。そして、物品を収納するときは、前記内外両蓋を開
放してその収納箱に物品を収納した後、内蓋および外蓋
を閉じることによりおこなわれる。そのため、このトラ
ックの荷台の物品収納箱装置は、必要な物品を常時収納
しておくことができ、収納物が盗難に遇うという問題も
なかった。
床板下に収納箱を設けるタイプのもので、収納箱が上面
開口された状態で床板下に垂設されている。収納箱の開
口縁部には、その閉止時に前記荷台の床板と整合するよ
うに外蓋の基端が蝶番をもって蝶着されている。また、
内蓋は荷台の床板と平行に摺動して開閉するとともに、
運転席でのみ遠隔解除可能な施錠装置が設けられてい
る。そして、物品を収納するときは、前記内外両蓋を開
放してその収納箱に物品を収納した後、内蓋および外蓋
を閉じることによりおこなわれる。そのため、このトラ
ックの荷台の物品収納箱装置は、必要な物品を常時収納
しておくことができ、収納物が盗難に遇うという問題も
なかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
トラックの荷台の物品収納箱装置には以下のような問題
点があった。
トラックの荷台の物品収納箱装置には以下のような問題
点があった。
【0005】即ち、トラックの荷台上に他の積載物が載
っている状態において、それらの積載物が外蓋上に載っ
ている場合には、外蓋を開放できないため、その下部に
収納した物品を取り出すことができなかった。また、外
部から収納箱内の状況を把握することができないうえ
に、収納箱内において高さ方向に物品を積んで保管する
場合には、下部に保管された物品の取り出しが不便であ
った。
っている状態において、それらの積載物が外蓋上に載っ
ている場合には、外蓋を開放できないため、その下部に
収納した物品を取り出すことができなかった。また、外
部から収納箱内の状況を把握することができないうえ
に、収納箱内において高さ方向に物品を積んで保管する
場合には、下部に保管された物品の取り出しが不便であ
った。
【0006】この発明は、上記のような従来技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、必要な荷置きスペースを占有することな
く、荷台上に他の積載物が載っている状態でも保管物品
の積み下ろしが可能であるだけでなく、外部から前記保
管物品の確認ができ、かつ、その物品の取り出しに便利
なトラックの荷台における物品保管装置を提供すること
にある。
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、必要な荷置きスペースを占有することな
く、荷台上に他の積載物が載っている状態でも保管物品
の積み下ろしが可能であるだけでなく、外部から前記保
管物品の確認ができ、かつ、その物品の取り出しに便利
なトラックの荷台における物品保管装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明では、トラックの荷台におけ
る物品保管装置において、トラックの荷台に、物品を掛
止するための掛止部と、その掛止部に対する前記物品の
掛止解除を規制する被覆位置と前記掛止解除を許容する
開放位置との間で回動可能なカバー部材と、そのカバー
部材を前記被覆位置において回動不能に保持するロック
装置とを備えたことを要旨としている。
に、請求項1に記載の発明では、トラックの荷台におけ
る物品保管装置において、トラックの荷台に、物品を掛
止するための掛止部と、その掛止部に対する前記物品の
掛止解除を規制する被覆位置と前記掛止解除を許容する
開放位置との間で回動可能なカバー部材と、そのカバー
部材を前記被覆位置において回動不能に保持するロック
装置とを備えたことを要旨としている。
【0008】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載のトラックの荷台における物品保管装置において、前
記カバー部材には、そのカバー部材を前記開放位置に保
持するためのあおり止め装置が介装されていることを要
旨としている。
載のトラックの荷台における物品保管装置において、前
記カバー部材には、そのカバー部材を前記開放位置に保
持するためのあおり止め装置が介装されていることを要
旨としている。
【0009】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は請求項2に記載のトラックの荷台における物品保管装
置において、前記掛止部の近傍には、その掛止部に掛止
された物品の揺動を規制する回り止め部材が設けられて
いることを要旨としている。
は請求項2に記載のトラックの荷台における物品保管装
置において、前記掛止部の近傍には、その掛止部に掛止
された物品の揺動を規制する回り止め部材が設けられて
いることを要旨としている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明をトラックの荷台
におけるプーラーの保管装置に具体化した一実施形態に
ついて、図1〜図4に基づいて詳細に説明する。
におけるプーラーの保管装置に具体化した一実施形態に
ついて、図1〜図4に基づいて詳細に説明する。
【0011】図1に示すように、トラック1の荷台2の
前端部には、その左右方向に沿って鋼製の架台3が立設
されている。この架台3は左右一対の垂直材3a,3b
と上下二本の水平材3c,3dよりなる架構で構成さ
れ、上部水平材3cはトラック運転室4の上端とほぼ同
じ高さに位置し、その幅はトラック運転室4の幅とほぼ
同じ幅を有している。そして、このプーラー保管装置5
はこの架台3の上部水平材3cに架台3とほぼ同じ幅で
設けられている。
前端部には、その左右方向に沿って鋼製の架台3が立設
されている。この架台3は左右一対の垂直材3a,3b
と上下二本の水平材3c,3dよりなる架構で構成さ
れ、上部水平材3cはトラック運転室4の上端とほぼ同
じ高さに位置し、その幅はトラック運転室4の幅とほぼ
同じ幅を有している。そして、このプーラー保管装置5
はこの架台3の上部水平材3cに架台3とほぼ同じ幅で
設けられている。
【0012】図2および図3に示すように、架台3の垂
直材3a,3bの上部には、棒鋼よりなる掛止部として
の掛止バー6の両端が支持ブラケットを介して横架支持
されている。そして、この掛止バー6に対して物品とし
てのプーラー7が掛止可能になっている。前記掛止バー
6の上方において、架台3の水平材3cの上端には、回
動軸8を介してカバー部材9が回動可能に支持されてい
る。このカバー部材9は、図1に示すように、前記プー
ラー保管装置5の幅をほぼ二分割する幅を有する二つの
部分からなる。そして、前記各カバー部材9は、図2に
示すような、前記プーラー7の掛止解除を規制する被覆
位置P1と、図3に示すような、その掛止解除を許容す
る開放位置P2との間で回動可能に設けられている。ま
た、各カバー部材9は、鋼製の薄板で形成されるカバー
板10と側板11とにより構成されている。カバー板1
0は、掛止されるプーラー7の上部を被覆するような略
「く」字型に折曲成形され、側板11は、前記被覆位置
P1において、前記掛止バー6の各端部をそれぞれ隠蔽
し得るように前記カバー板10に接合されている。
直材3a,3bの上部には、棒鋼よりなる掛止部として
の掛止バー6の両端が支持ブラケットを介して横架支持
されている。そして、この掛止バー6に対して物品とし
てのプーラー7が掛止可能になっている。前記掛止バー
6の上方において、架台3の水平材3cの上端には、回
動軸8を介してカバー部材9が回動可能に支持されてい
る。このカバー部材9は、図1に示すように、前記プー
ラー保管装置5の幅をほぼ二分割する幅を有する二つの
部分からなる。そして、前記各カバー部材9は、図2に
示すような、前記プーラー7の掛止解除を規制する被覆
位置P1と、図3に示すような、その掛止解除を許容す
る開放位置P2との間で回動可能に設けられている。ま
た、各カバー部材9は、鋼製の薄板で形成されるカバー
板10と側板11とにより構成されている。カバー板1
0は、掛止されるプーラー7の上部を被覆するような略
「く」字型に折曲成形され、側板11は、前記被覆位置
P1において、前記掛止バー6の各端部をそれぞれ隠蔽
し得るように前記カバー板10に接合されている。
【0013】また、掛止バー6とカバー部材9のカバー
板10との間には、あおり止め部材としてのあおり止め
ヒンジ12が、鋼製のヒンジ機構により形成されてい
る。つまり、図2に示すように、前記カバー部材9がそ
の被覆位置P1にあるときは、前記あおり止めヒンジ1
2がそのヒンジ機構により折り畳まれた状態になる。一
方、図3に示すように、前記カバー部材9が開放位置P
2にあるときは、前記あおり止めヒンジ12はそのヒン
ジ機構によりカバー部材9を開放位置P2に保持するあ
おり止め状態になる。さらに、前記掛止バー6の斜め下
方において前記架台3の垂直材3a、3bには、棒鋼か
らなる回り止め部材としての回り止めバー13が、プー
ラー7の揺動を抑止できる位置に横架支持されている。
板10との間には、あおり止め部材としてのあおり止め
ヒンジ12が、鋼製のヒンジ機構により形成されてい
る。つまり、図2に示すように、前記カバー部材9がそ
の被覆位置P1にあるときは、前記あおり止めヒンジ1
2がそのヒンジ機構により折り畳まれた状態になる。一
方、図3に示すように、前記カバー部材9が開放位置P
2にあるときは、前記あおり止めヒンジ12はそのヒン
ジ機構によりカバー部材9を開放位置P2に保持するあ
おり止め状態になる。さらに、前記掛止バー6の斜め下
方において前記架台3の垂直材3a、3bには、棒鋼か
らなる回り止め部材としての回り止めバー13が、プー
ラー7の揺動を抑止できる位置に横架支持されている。
【0014】図4に示すように、前記カバー部材9を前
記被覆位置P1に回動不能に保持するロック装置14
は、突起15、嵌合孔16および南京錠17により構成
されている。前記突起15は、前記掛止バー6の所定位
置に突設されており、その先端には前記南京錠17を掛
止するための孔18が穿孔されている。また、前記嵌合
孔16は前記突起15がカバー板10に嵌合される位置
にスリット状に形成されている。そして、本実施形態で
は、前記掛止バー6、カバー部材9、回り止めバー13
およびロック装置14によりプーラー保管装置5が構成
されている。
記被覆位置P1に回動不能に保持するロック装置14
は、突起15、嵌合孔16および南京錠17により構成
されている。前記突起15は、前記掛止バー6の所定位
置に突設されており、その先端には前記南京錠17を掛
止するための孔18が穿孔されている。また、前記嵌合
孔16は前記突起15がカバー板10に嵌合される位置
にスリット状に形成されている。そして、本実施形態で
は、前記掛止バー6、カバー部材9、回り止めバー13
およびロック装置14によりプーラー保管装置5が構成
されている。
【0015】次に、前記プーラー保管装置5の作用につ
いて説明する。まず、プーラー7をトラック1の荷台2
に保管する場合、前記プーラー保管装置5において、前
記カバー部材9をあおり止めヒンジ12を介して前記開
放位置P2まで回動する。そして、前記カバー部材9が
前記開放位置P2に保持された状態で、前記掛止バー6
にプーラー7を掛止する。その後、カバー部材9はプー
ラー7の掛止解除を規制する被覆位置P1まで回動され
るとともに、前記突起15がカバー部材9に穿孔された
嵌合孔16に嵌合され、前記突起15の先端にある孔1
8において南京錠17で施錠される。以上のようにし
て、プーラー7はトラック1の荷台2における所定の位
置に保管される。
いて説明する。まず、プーラー7をトラック1の荷台2
に保管する場合、前記プーラー保管装置5において、前
記カバー部材9をあおり止めヒンジ12を介して前記開
放位置P2まで回動する。そして、前記カバー部材9が
前記開放位置P2に保持された状態で、前記掛止バー6
にプーラー7を掛止する。その後、カバー部材9はプー
ラー7の掛止解除を規制する被覆位置P1まで回動され
るとともに、前記突起15がカバー部材9に穿孔された
嵌合孔16に嵌合され、前記突起15の先端にある孔1
8において南京錠17で施錠される。以上のようにし
て、プーラー7はトラック1の荷台2における所定の位
置に保管される。
【0016】従って、本実施形態のプーラー保管装置5
によれば、次のような効果がある。 (1) 本実施形態では、プーラー保管装置5には、ロ
ック装置14により被覆位置P1で開放不能とされるカ
バー部材9を有している。そのため、前記被覆位置P1
にカバー部材9をロック保持した場合には、高価なプー
ラー7が盗難に遇うことを防止できる。
によれば、次のような効果がある。 (1) 本実施形態では、プーラー保管装置5には、ロ
ック装置14により被覆位置P1で開放不能とされるカ
バー部材9を有している。そのため、前記被覆位置P1
にカバー部材9をロック保持した場合には、高価なプー
ラー7が盗難に遇うことを防止できる。
【0017】(2) 本実施形態では、プーラー7はそ
の非使用時において、前記プーラー保管装置5に掛止状
態で保管しておくことができる。そのため、トラック1
の荷台2における整理整頓が可能となる。
の非使用時において、前記プーラー保管装置5に掛止状
態で保管しておくことができる。そのため、トラック1
の荷台2における整理整頓が可能となる。
【0018】(3) 本実施形態では、カバー部材9が
二個に分割形成されている。そのため、必要に応じて一
方のみのカバー部材9を開閉すればよく、その作業は手
軽である。
二個に分割形成されている。そのため、必要に応じて一
方のみのカバー部材9を開閉すればよく、その作業は手
軽である。
【0019】(4) 本実施形態では、前記プーラー保
管装置5はトラック1の荷台2の前端部に立設される架
台3に設けられている。そのため、前記プーラー保管装
置5はトラック1の荷台2における積載物の有無とは無
関係に取扱うことができるとともに、その保管状況を外
部から確認することもできる。
管装置5はトラック1の荷台2の前端部に立設される架
台3に設けられている。そのため、前記プーラー保管装
置5はトラック1の荷台2における積載物の有無とは無
関係に取扱うことができるとともに、その保管状況を外
部から確認することもできる。
【0020】(5) 本実施形態では、掛止状態のプー
ラー7は回り止め部材としての回り止めバー13により
カバー部材9と逆方向への移動が抑止されている。その
ため、トラック1の走行時におけるプーラー7の揺動お
よび不快音の発生等を減少させることができる。
ラー7は回り止め部材としての回り止めバー13により
カバー部材9と逆方向への移動が抑止されている。その
ため、トラック1の走行時におけるプーラー7の揺動お
よび不快音の発生等を減少させることができる。
【0021】なお、前記実施形態は、次のように変更し
て構成することもできる。 ・ 前記実施形態では、プーラー保管装置5はプーラー
7のみを保管する構成とされていたが、このプーラー保
管装置5に懸吊用フックを設けたり、カバー部材9の丈
を長くする等、プーラー7だけでなく、ワイヤロープ、
縄等も同時に保管できるように各部材の構成を変更して
もよい。このようにすれば、トラック荷台の荷締め作業
に伴う道具類を一緒に保管できる。
て構成することもできる。 ・ 前記実施形態では、プーラー保管装置5はプーラー
7のみを保管する構成とされていたが、このプーラー保
管装置5に懸吊用フックを設けたり、カバー部材9の丈
を長くする等、プーラー7だけでなく、ワイヤロープ、
縄等も同時に保管できるように各部材の構成を変更して
もよい。このようにすれば、トラック荷台の荷締め作業
に伴う道具類を一緒に保管できる。
【0022】・ 前記実施形態において、プーラー保管
装置5は保管箱等を併設する構成に変更してもよい。こ
のようにすれば、工具等を整理して一緒に保管できる。 ・ 前記実施形態では、カバー部材9をプーラー保管装
置5に2個設けていたが、これを1個のみまたは3個以
上に分けて設ける構成に変更してもよい。このようにす
れば、トラック1の荷台2において、その用途に応じた
保管場所を提供することができる。
装置5は保管箱等を併設する構成に変更してもよい。こ
のようにすれば、工具等を整理して一緒に保管できる。 ・ 前記実施形態では、カバー部材9をプーラー保管装
置5に2個設けていたが、これを1個のみまたは3個以
上に分けて設ける構成に変更してもよい。このようにす
れば、トラック1の荷台2において、その用途に応じた
保管場所を提供することができる。
【0023】・ 前記実施形態では、カバー部材9のあ
おり止め装置としてあおり止めヒンジ12を採用した
が、これをその一端が例えば掛止バー6等に回動可能に
支持されるとともに、他端の自由端が前記カバー部材9
を支持する「つっかい棒」のような構成に変更してもよ
い。このようにすれば、あおり止め装置はカバー部材9
に対して、より簡単に設置できる。
おり止め装置としてあおり止めヒンジ12を採用した
が、これをその一端が例えば掛止バー6等に回動可能に
支持されるとともに、他端の自由端が前記カバー部材9
を支持する「つっかい棒」のような構成に変更してもよ
い。このようにすれば、あおり止め装置はカバー部材9
に対して、より簡単に設置できる。
【0024】・ 前記実施形態では、ロック装置14と
して、突起15と嵌合孔16との嵌合に南京錠17を施
錠する構成としたが、これを他の施錠機構によるロック
装置として構成してもよい。このようにすれば、前記ロ
ック装置14は本実施形態に示すものに限らず、他の構
成によっても実現できる。
して、突起15と嵌合孔16との嵌合に南京錠17を施
錠する構成としたが、これを他の施錠機構によるロック
装置として構成してもよい。このようにすれば、前記ロ
ック装置14は本実施形態に示すものに限らず、他の構
成によっても実現できる。
【0025】・ 前記実施形態では、カバー部材9は鋼
製による薄板のみで形成されていたが、これをカバー部
材9の裏面に軟質ウレタン等のクッション材を被着する
構成に変更してもよい。このようにすれば、カバー部材
9はプーラー7等の保管物との接触により傷つけられる
ことがない。
製による薄板のみで形成されていたが、これをカバー部
材9の裏面に軟質ウレタン等のクッション材を被着する
構成に変更してもよい。このようにすれば、カバー部材
9はプーラー7等の保管物との接触により傷つけられる
ことがない。
【0026】次に、前記実施形態から把握できる請求項
に記載した発明以外の技術的思想についてその効果とと
もに以下に記載する。 (1) 請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の物品
保管装置おいて、カバー部材を複数個に分けて設けたト
ラックの荷台における物品保管装置。このようにすれ
ば、トラックの荷台において、保管する物品の用途に応
じた保管場所を提供することができる。
に記載した発明以外の技術的思想についてその効果とと
もに以下に記載する。 (1) 請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の物品
保管装置おいて、カバー部材を複数個に分けて設けたト
ラックの荷台における物品保管装置。このようにすれ
ば、トラックの荷台において、保管する物品の用途に応
じた保管場所を提供することができる。
【0027】(2) 請求項1〜3のうちいずれか一項
に記載の物品保管装置おいて、カバー部材の裏面に軟質
ウレタン等のクッション材を被着したトラックの荷台に
おける物品保管装置。このようにすれば、カバー部材は
保管物との接触により傷つけられることがない。
に記載の物品保管装置おいて、カバー部材の裏面に軟質
ウレタン等のクッション材を被着したトラックの荷台に
おける物品保管装置。このようにすれば、カバー部材は
保管物との接触により傷つけられることがない。
【0028】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、荷台に
おける積載物の有無に係わらず物品の保管作業が可能で
あるだけでなく、外部から物品の保管状況が確認できる
とともに、保管した物品の盗難防止を確実に図ることが
できる。
おける積載物の有無に係わらず物品の保管作業が可能で
あるだけでなく、外部から物品の保管状況が確認できる
とともに、保管した物品の盗難防止を確実に図ることが
できる。
【0029】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加え、カバー部材はあおり止め装
置により開放位置に保持することができるため、物品収
納時および物品取り出し時における作業性は向上する。
に記載の発明の効果に加え、カバー部材はあおり止め装
置により開放位置に保持することができるため、物品収
納時および物品取り出し時における作業性は向上する。
【0030】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
または請求項2に記載の発明の効果に加え、前記掛止部
の近傍には掛止される物品の揺動を規制する回り止め部
材が設けられているため、トラック走行時の揺れに対し
て保管物品がグラついたり、不快音を発したりすること
を防止できる。
または請求項2に記載の発明の効果に加え、前記掛止部
の近傍には掛止される物品の揺動を規制する回り止め部
材が設けられているため、トラック走行時の揺れに対し
て保管物品がグラついたり、不快音を発したりすること
を防止できる。
【図1】 本実施形態のプーラー保管装置を備えたトラ
ックを示す外形図。
ックを示す外形図。
【図2】 同じく、プーラー保管装置の被覆位置を示す
側断面図。
側断面図。
【図3】 同じく、プーラー保管装置の開放位置を示す
側断面図。
側断面図。
【図4】 同じく、ロック装置を示す部分拡大図。
1…トラック、2…荷台、5…プーラー保管装置、6…
掛止部としての掛止バー、7…物品としてのプーラー、
8…回動軸、9…カバー部材、12…あおり止め装置と
してのあおり止めヒンジ、13…回り止め部材としての
回り止めバー、14…ロック装置、P1…物品としての
プーラーの掛止解除を規制する被覆位置、P2…物品と
してのプーラーの掛止解除を許容する開放位置。
掛止部としての掛止バー、7…物品としてのプーラー、
8…回動軸、9…カバー部材、12…あおり止め装置と
してのあおり止めヒンジ、13…回り止め部材としての
回り止めバー、14…ロック装置、P1…物品としての
プーラーの掛止解除を規制する被覆位置、P2…物品と
してのプーラーの掛止解除を許容する開放位置。
Claims (3)
- 【請求項1】 トラックの荷台に、物品を掛止するため
の掛止部と、その掛止部に対する前記物品の掛止解除を
規制する被覆位置と前記掛止解除を許容する開放位置と
の間で回動可能なカバー部材と、そのカバー部材を前記
被覆位置において回動不能に保持するロック装置とを備
えたトラックの荷台における物品保管装置。 - 【請求項2】 前記カバー部材には、そのカバー部材を
前記開放位置に保持するためのあおり止め装置が介装さ
れている請求項1に記載のトラックの荷台における物品
保管装置。 - 【請求項3】 前記掛止部の近傍には、その掛止部に掛
止された物品の揺動を規制する回り止め部材が設けられ
ている請求項1または請求項2に記載のトラックの荷台
における物品保管装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10209569A JP2000038168A (ja) | 1998-07-24 | 1998-07-24 | トラックの荷台における物品保管装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10209569A JP2000038168A (ja) | 1998-07-24 | 1998-07-24 | トラックの荷台における物品保管装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000038168A true JP2000038168A (ja) | 2000-02-08 |
Family
ID=16575012
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10209569A Pending JP2000038168A (ja) | 1998-07-24 | 1998-07-24 | トラックの荷台における物品保管装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000038168A (ja) |
-
1998
- 1998-07-24 JP JP10209569A patent/JP2000038168A/ja active Pending
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