JP2000037802A - 大面積積層体の製造法 - Google Patents
大面積積層体の製造法Info
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Abstract
の低い基材と合成樹脂発泡体を用いる初期接着性、常態
接着性、接着強度および生産性に優れた大面積積層体の
製造法を提供するにある。 【解決手段】 表面材である大面積でかつ熱伝導率の低
い基材1と、芯材としての大面積の合成樹脂発泡体2の
一方もしくは両方に常温でタックフリータイムの長い湿
気硬化型のウレタン系反応性ホットメルト接着剤を塗布
し、圧着により接着することを特徴とする大面積積層体
の製造法。
Description
率の低い基材を表面材に用いるサンドイッチ状大面積積
層体の製造法に関し、詳しくは接着強度および生産性に
優れる大面積積層体の製造法に関する。
面積の積層パネルが使用されており、断熱性、遮音性、
軽量化を図りしかも剛性を持たせるために、木質系のボ
ードもしくは合成樹脂製板もしくはシートと、樹脂発泡
体を2層ないし3層に積層したパネルが用いられてい
る。例えば、特開平3−187444号公報には、ポリ
スチレン発泡体を芯材とし、その両面にウェハーボード
を積層したパネルが記載されている。又、特開平6−2
80326号公報には合板やオリエンテッド・ストラン
ド・ボード(以降OSBと略す)の両面にポリスチレン
発泡体を積層したパネルが記載されている。
酢酸ビニルエマルジョン接着剤、エポキシ系接着剤、ウ
レタン系接着剤、合成ゴム系接着剤、アクリル系接着
剤、水性ビニルウレタン接着剤などが用いられてきた
が、いずれも塗布してからの初期接着強度の発現が遅
く、木質ボード等の反りを抑え込むためにプレスや圧締
具で長時間圧締する工程が必要となり、広いスペースと
多くの人手がかかる上、生産性が非常に低いという問題
点があった。こうした欠点を改善するために、加熱プレ
スする方法が知られているが、上記の熱伝導率の低い基
材には適用することができない。また、プレス中に高周
波加熱を行う方法も知られているが、硬化ムラが発生す
るなどの欠点があった。
は、例えば特開平8−27454号公報および特開平8
−113770号公報に湿気硬化型ウレタン系反応性ホ
ットメルト接着剤を用いた製造方法が記載されている。
しかし、ここで記載されるホットメルト接着剤は、タッ
クフリータイムが短く、熱プレスにより一旦固化した接
着剤を再度溶融させ、室温プレスで冷却固化させるホッ
トアンドコールドプレス方式とよばれる接着方法を前提
としたものである。従って、熱伝導率の低い基材例えば
木質ボード等でこの接着剤を用いても、接着剤層に熱が
伝わらないために接着ができないという問題がある。ま
た、接着面にブロックイソシアネートを含む接着剤を予
め塗布し、加熱圧着して接着する方法が特開昭64−9
0727号公報に記載されているが、熱伝導率の低い基
材では接着剤層に熱が伝わらない、工程数が多い、ブロ
ックイソシアネートを解離させる必要から予熱温度が高
く基材の変形が起こる等の問題があった。
層パネルの接着に用いる場合には、以下のような問題が
あった。まず、接着剤の塗布工程に必然的に時間がかか
るため、その間に接着剤が固化して接着不良を起こしや
すい。さらに、基材の中には表面にミリレベルの凹凸が
ある基材があり、接着剤の粘着性が残っているうちに貼
り合わせた場合でも、接着剤が基材表面を濡らすことが
できず、所望の接着強度を得られない。湿気硬化型のウ
レタン系反応性ホットメルト接着剤を用いた大面積積層
体の製造法に関しては上記の問題があり、これらの性能
を全て満足できるような体の製造法は知られていない。
積かつ熱伝導率の低い基材を表面材に用いた優れた接着
強度を持つサンドイッチ状積層体、生産性の向上を可能
にするサンドイッチ状大面積積層体の製造法を提供する
ことである。
題を解決すべく鋭意研究を進めた結果、本発明を完成す
るに至った。
面積でかつ熱伝導率の低い基材1、芯材としての大面積
の合成樹脂発泡体2の一方又は両方に常温でタックフリ
ータイムの長い湿気硬化型のウレタン系反応性ホットメ
ルト接着剤を塗布し、圧着により接着することを特徴と
する大面積積層体の製造法、好ましくは基材1および合
成樹脂発泡体2の面積が、共に1m2以上であること、
好ましくは基材1の熱伝導率が、2W/(m・K)以下
であること、好ましくは基材1が、木質ボード、窯業系
木質ボード、無機質ボード、合成樹脂製板もしくはシー
トから選択される1種以上であること、好ましくは湿気
硬化型のウレタン系反応性ホットメルト接着剤の常温で
のタックフリータイムが、20秒より長いものであるこ
と、好ましくは湿気硬化型のウレタン系反応性ホットメ
ルト接着剤の塗布量が、10〜400g/m2であることを
特徴とする大面積積層体の製造法を提供するものであ
る。
大面積でかつ熱伝導率が低ければいかなる材質の基材で
もよいが、好ましくは常温(23℃における)熱伝導率
が2W/(m・K)以下、特に好ましくは0.01〜1
(m・K)のもので、平状のもので剛性のあるものから
軟質のものである。基材1はそれ自体で表面材となり、
芯材としての合成樹脂発泡体2の上下で挟み、サンドイ
ッチ状となる。
は100mm以下のものが好ましく用いられる。特に好ま
しくは2〜50mmである。
ボード、窯業系木質ボード、無機質ボード、合成樹脂製
板もしくはシート等を用いることができる。特に好まし
くは木質ボードである。木質ボードとしては、木材を主
成分とした平板状であれば特に制限はなく、例えば合
板、二次加工合板、ランバーコア合板、ブロックボー
ド、繊維板、パーティクルボード、OSB、集成材、挽
き板、単板等いずれを用いても構わない。窯業系木質ボ
ードとは、無機材料と木材とを組み合わせボードのこと
であり、木毛セメント板、木片セメント板、木質石膏ボ
ード等があり、いずれを用いても構わない。無機質ボー
ドとは、セメントボード、石膏ボード等である。
樹脂を主成分とした板もしくはシート状物であれば特に
材質、形態に制限はなく、平板状のあらゆるものを用い
ることができる。例えば、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリスチレン、ポリエステル、ポリウレタン樹脂、
ABS、ポリ塩化ビニル、軟質塩化ビニル、不飽和ポリ
エステル樹脂製FRP、ポリカーボネート樹脂、アクリ
ル樹脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹
脂、メラミン樹脂、ポリイミド樹脂、フッ素系樹脂、ポ
リフェニレンエーテル樹脂、各種ゴム類等の板やシート
状物、:発泡体として、ポリスチレン発泡体、ポリエチ
レン発泡体、ポリウレタン発泡体、ポリプロピレン発泡
体、エチレン−プロピレン共重合体発泡体、塩化ビニル
発泡体、フェノール樹脂発泡体のシート状物等がある。
途に応じて軟質、硬質等種々の合成樹脂発泡体を使用す
ることができる。又、合成樹脂発泡体2の厚みには特に
制限はないが、通常500mm以下で、好ましくは200
mm以下のもの、より好ましくは2〜100mmである。
その比重は、0.001〜0.9である。発泡体2は、
例えば、ポリスチレン発泡体、ポリエチレン発泡体、ポ
リウレタン発泡体、ポリプロピレン発泡体、エチレン−
プロピレン共重合体発泡体、塩化ビニル発泡体、フェノ
ール樹脂発泡体、発泡ゴム等が挙げられる。発泡体は、
独立気泡でも、連続気泡でも良く、合成樹脂発泡体2の
発泡剤および発泡倍率に特に制限はない。
に制限はないが、本発明では1m2以上の面積を有する
場合に特に有効である。また、面積の上限には特に制限
はないが、生産のスペースや実際の用途を考えた場合に
は、30m2以下であることが望ましい。
平滑であることが望ましいが、材質および製造法に起因
した凹凸が残っていても構わない。また、基材の表面に
故意に窪みをつけて接着面積を減らし、接着剤の使用量
を減らすことも可能である。この窪みの大きさおよび深
さは特に制限されないが、基材1接着面に占める窪みの
面積の割合が増えれば、当然積層体としての接着強度は
低下するので注意を要する。
応性ホットメルト接着剤とは、少なくとも1種類以上の
ポリオール化合物と少なくとも1種類以上の有機ポリイ
ソシアネート化合物との反応により得られるイソシアネ
ート基を残したウレタンプレポリマーを主成分とする接
着剤である。さらに必要に応じて、粘着付与剤、ワック
ス、可塑剤、触媒、安定剤、溶剤、充填材、熱可塑性樹
脂、顔料、蛍光増白剤等が、それぞれ単独もしくは複数
添加されていても構わない。
例えば、1,2−エチレンジイソシアネート、1,3−
プロピレンジイソシアネート、1,4−ブタンジイソシ
アネート、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート、
4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(以降M
DIと略す)、トリレンジイソシアネート、キシリレン
ジイソシアネート、トリジンジイソシアネート、ナフタ
レンジイソシアネート、1,4−シクロヘキサンジイソ
シアネート、4,4’−ジシクロヘキシルメタンジイソ
シアネート、イソホロンジイソシアネート、水添キシリ
レンジイソシアネート等が挙げられるが、安全性の面か
ら通常はMDIが好ましく使用される。なおMDIとし
ては市販されているピュアMDI、クルードMDI、変
性MDI等、いずれを用いても構わない。
内に複数の水酸基を有する化合物の総称であるが、水酸
基の代わりにイソシアネート基と反応しうる活性水素を
有する官能基、例えばカルボキシル基、アミノ基、メル
カプト基を有しても構わない。かかるポリオールの例と
しては、ポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオ
ール、アクリルポリオール、ポリカーボネートポリオー
ル、ポリオレフィンポリオール、ひまし油ポリオールな
どが挙げられ、それぞれ単独もしくは2種以上を併せて
用いられる。
善したり、塗布時のホットタックを付与する目的で添加
され、例えばロジンおよびその誘導体、テルペン系樹
脂、石油樹脂等の公知の粘着付与剤が、それぞれ単独も
しくは2種以上を併せて用いられる。
度を調節したり、硬化時間を調整する目的で添加され、
パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、
フィッシャートロプシュワックス、低分子量ポリエチレ
ンワックス等の公知のワックスが、それぞれ単独もしく
は2種以上を併せて用いられる。
剤、溶剤、充填材、熱可塑性樹脂、顔料、蛍光増白剤
に、特に限定はなく公知のものをそれぞれ単独もしくは
2種以上を併せて用いられる。
ル化合物との合成時の比としては、好ましくはNCO/
OH比が1.2〜4.0、より好ましくは1.5〜3.
0であることが望ましい。NCO/OH比が、小さいと
ウレタンプレポリマーの分子量が大きくなり粘度が高く
なるため塗布適性が悪化するし、NCO/OH比が大き
すぎると粘度が低くなり初期接着強度が劣ることとな
る。
ト接着剤の溶融粘度は、120℃において1000〜4
0000mPa・sであることが望ましい。粘度が10
00mPa・s以下では、塗布した接着剤が垂れたり、
初期接着強度が不足しがちになる。40000mPa・
s以上だと塗布適性が悪くなり塗布ムラや糸ひきを生ず
ることがある。
型のウレタン系反応性ホットメルト接着剤とは、常温即
ち23℃におけるタックフリータイムで、好ましくは2
0秒より長いこと、より好ましくは30秒以上であるタ
ックフリータイムを有するものである。タックフリータ
イムは、外気温度が下がると少なからず短くなるため、
タックフリータイムが常温で20秒より短い接着剤では
冬場に面の接着不良を起こしやすくなる。該ホットメル
ト接着剤の溶融温度は、好ましくは100〜130℃で
ある。
体2の少なくとも一方、あるいは両方に塗布して使用す
ればよい。好ましくは基材1全面に塗布される。塗布方
法は、特に限定されないが、例を挙げれば、ロールコー
ター、押出コーター、カーテンコーター、スクリーンコ
ーター、スプレー等の方法が挙げられる。
00g/m2、より好ましくは30〜200g/m2であ
る。塗布量が、少ないと充分な接着強度が得られず、塗
布量が多いとコスト的に不利になる。塗布の速度は、1
〜100m/min、より好ましくは5〜60m/mi
nである。
影響を少なくするためには、外気温に応じて少なくとも
上下基材いずれか一方の基材を貼り合わせ直前まで予熱
することが効果的である。予熱の方法は、赤外線ヒータ
ー、熱風の吹き付け等による非接触的方法、熱盤、熱ロ
ール等による接触的方法、いずれの方法でも構わない。
予熱温度は、好ましくは15〜120℃、より好ましく
は20〜60℃である。予熱温度が低いと冬場に接着不
良を起こしやすく、高い場合には基材が熱変形したりエ
ネルギーコストがかかる上、予熱に時間がかかり生産性
を低下させてしまう問題がある。
面プレス、ベルトプレス、ロールプレス等の公知のいず
れの圧着方法を用いても良い。圧着時の温度は、任意で
あるが、本発明では熱伝導率の低い基材1を用いるた
め、室温での圧着で充分である。圧着時の圧力は、基材
1の組み合わせに応じて圧力を選択すればよいが、好ま
しくは、0.1〜20kg/cm2、より好ましくは
0.3〜10kg/cm2である。プレス圧力が低いと
接着不良が起きやすく、プレス圧力が高いと合成樹脂発
泡体の不可逆的な変形が起こり好ましくない。圧着時間
は0.1〜100秒、より好ましくは0.5〜60秒で
ある。圧着時間が短い場合には接着不良が起きやすく、
圧着時間が長い場合には生産性を悪くする原因となる。
トメルト接着剤を用い、かかる方法により製造した大面
積積層体は、プレス解圧直後から高い接着強度を有する
ため、直ちにカッティング等の二次工程に移ることがで
きる。それに加え、数日間養生することにより、ウレタ
ンプレポリマーに残存していたイソシアネート基が、基
材表面あるいは基材中の水分と反応することで、より強
固な接着強度を示す積層体が得られる。
である大面積でかつ熱伝導率の低い基材1例えば木質ボ
ード等と芯材としての大面積の合成樹脂発泡体2例えば
ポリスチレン発泡体のいずれか一方、あるいは両方の接
着面に、溶融された常温でタックフリータイムの長い湿
気硬化型のウレタン系反応性ホットメルト接着剤を好ま
しくは塗布量10〜400g/m2となるように塗布装置で
塗布するか、上下2つの基材1の接着面の両方に同時に
もしくは別々に塗布する、或いは合成樹脂発泡体2の上
下接着面に該ホットメルト接着剤を同時にもしくは別々
に該塗布量で塗布し、時間を置かず好ましくは圧力0.
1〜20kg/cm2で圧着により接着する。
に要する時間は、積層体の大きさ、特に長さにもよる
が、幅910mm、長さ1820mmの基材で10〜1
20秒程度であり、従来の製造法に比べ大幅に生産性が
向上する。
土木建築材料、電子電気部材、自動車部材、木工家具材
料(天板)、船舶部材、鉄道部材、車輌部材、遮音材、
床材、断熱材、家屋内装材、人工木材等が挙げられる。
はこれら実施例のみに限定されるものではない。
アジピン酸を反応させて得た分子量3000のポリエス
テルポリオールに、MDI(日本ポリウレタン工業社
製、MILLIONATE MT)をNCO/OH比が
2.0となるように加え、120℃で2時間反応させ接
着剤1を得た。この接着剤1の120℃溶融粘度をIC
I社製のコーンプレート型粘度計を用い測定したとこ
ろ、12000mPa・sであった。また、23℃に調
温された室内において、ロールコーターを用いて接着剤
を120℃で100g/m2、ポリスチレン発泡体に塗
布し、指触にてタックフリーとなるまでの時間を測定し
たところ1.0分であった。
た以外は接着剤1と同様に合成を行い接着剤2を得た。
溶融粘度およびタックフリータイムを同様に測定したと
ころ、それぞれ37000mPa・s、1.9分であっ
た。
アジピン酸を反応させて得た分子量2000のポリエス
テルポリオール30重量部と、1,6−ヘキサンジオー
ルとセバチン酸を反応させて得た分子量2000のポリ
エステルポリオール70重量部に、MDIをNCO/O
H比が1.6となるように加え、120℃で2時間反応
させ接着剤3を得た。溶融粘度およびタックフリータイ
ムを同様に測定したところ、それぞれ16000mPa
・s、1.6分であった。
アジピン酸を反応させて得た分子量2000のポリエス
テルポリオール30重量部と、1,6−ヘキサンジオー
ルとドデカン二酸を反応させて得た分子量2000のポ
リエステルポリオール70重量部に、MDIをNCO/
OH比が1.6となるように加え、120℃で2時間反
応させ接着剤4を得た。溶融粘度およびタックフリータ
イムを同様に測定したところ、それぞれ18000mP
a・s、1.2分であった。
−135A/B(大日本インキ化学工業社製:二液混合
タイプ)
ンドCU−3(コニシ社製:二液混合タイプ)
長さ1820mm、厚み11mmのOSBを、合成樹脂
発泡体2として幅910mm長さ1820mm厚み50
mmのポリスチレン発泡体(以降PSFと略す)を用い
た。室温23℃、相対湿度65%に調温調湿された室内
で、接着剤1を120℃にてPSFにロールコーターで
塗布し(塗布速度20m/min、塗布量100g/m
2)、塗布し始めてから20秒後(以降、この時間をオ
ープンタイムという)にOSBを重ね合わせ、その10
秒後に平面プレス(圧力0.7kg/cm2、20秒
間)した。
用いた以外は実施例1に従った。
用いた以外は実施例1に従った。
用いた以外は実施例1に従った。
た以外は実施例1に従った。
外は実施例1に従った。
mm、長さ1820mm、厚み50mmのポリエチレン
発泡体(以降PEF)とした以外は実施例1に従った。
mm、長さ1820mm、厚み50mmの硬質塩化ビニ
ル発泡体(以降PVCF)とした以外は実施例1に従っ
た。
さ1820mm、厚み5mmの構造用合板(積層数3)
とした以外は実施例1に従った。
長さ1820mm、厚み2mmの塩化ビニル製シート
(以降PVCシート)とした以外は実施例1に従った。
0重量部に対し 硬化剤(B液)50重量部の割合で混
合し、室温23℃、相対湿度65%に調温調湿された室
内で、接着剤温度23℃にてPSFにロールコーターで
塗布し(塗布速度20m/min、塗布量100g/m
2)、オープンタイム20秒後にOSBを重ね合わせ、
平面プレス(圧力0.7kg/cm2、20秒間)し
た。
/m2とした以外は比較例1に従った。
に対し 硬化剤15重量部の割合で混合し、室温23
℃、相対湿度65%に調温調湿された室内で、接着剤温
度23℃にてPSFにロールコーターで塗布し(塗布速
度20m/min、塗布量100g/m2)、オープン
タイム20秒後にOSBを重ね合わせ、平面プレス(圧
力0.7kg/cm2、20秒間)した。
/m2とした以外は比較例3に従った。
00mm、長さ100mmの試験片を切り出し、手で剥
離を行いOSBとポリスチレン発泡体の接着状態を調べ
た。
100mm、長さ100mmの試験片を切り出し、23
℃、相対湿度65%に調温調湿された室内においてオー
トグラフを用いて面に対して垂直な方向に40mm/m
inで引張り、接着強度を測定した。
較例)に示す。表1〜3から明らかなように、実施例1
〜10はいずれも本発明の条件を満たしているので、高
い接着強度が得られ樹脂発泡体の材料破壊が起こった。
しかし、表4から分かるように比較例1〜4は本発明の
用件を満たしていないため所定の時間内には接着剤が固
化せずに接着できなかった。
材を用いる初期接着性、常態接着性、接着強度および生
産性に優れた大面積積層体の製造法を提供することがで
きるものである。
Claims (6)
- 【請求項1】 表面材である大面積でかつ熱伝導率の低
い基材1と、芯材としての大面積の合成樹脂発泡体2の
一方もしくは両方に常温でタックフリータイムの長い湿
気硬化型のウレタン系反応性ホットメルト接着剤を塗布
し、圧着により接着することを特徴とする大面積積層体
の製造法。 - 【請求項2】 基材1および合成樹脂発泡体2の面積
が、共に1m2以上であることを特徴とする請求項1記
載の大面積積層体の製造法。 - 【請求項3】 基材1の熱伝導率が、2W/(m・K)
以下であることを特徴とする請求項1〜2いずれか記載
の大面積積層体の製造法。 - 【請求項4】 基材1が、木質ボード、窯業系木質ボー
ド、無機質ボード、合成樹脂製板もしくはシートから選
択される1種以上であることを特徴とする請求項1〜3
いずれか記載の大面積積層体の製造法。 - 【請求項5】 湿気硬化型のウレタン系反応性ホットメ
ルト接着剤の常温でのタックフリータイムが、20秒よ
り長いものであることを特徴とする請求項1〜4いずれ
か記載の大面積積層体の製造法。 - 【請求項6】 湿気硬化型のウレタン系反応性ホットメ
ルト接着剤の塗布量が、10〜400g/m2であることを
特徴とする請求項1〜5いずれか記載の大面積積層体の
製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10209566A JP2000037802A (ja) | 1998-07-24 | 1998-07-24 | 大面積積層体の製造法 |
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JP10209566A JP2000037802A (ja) | 1998-07-24 | 1998-07-24 | 大面積積層体の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Country Status (1)
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JP (1) | JP2000037802A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1998
- 1998-07-24 JP JP10209566A patent/JP2000037802A/ja active Pending
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